JPS6334173A - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野） 本発明は、連続用紙及び単票用紙の２種類の印字用紙に
選択的に印字を行い得るようにしたプリンタに関する。

［従来技術］ 従来、この種のプリンタは、例えば特公昭４９−４７５
２４号に記載されているように、給送される用紙の種類
に応じて切換操作される切換レバーを有し、切換レバー
の切換操作により第２０−ラがプラテンに対し接触位置
と離間位置とに切換配置されるが、連続用紙を給送する
スプロケットホイールと、連続用紙及び単票用紙を給送
する第１０−ラとは、切換レバーの切換操作にかかわら
ず常にプラテンの回転に伴いギヤを介して回転されるよ
うに構成されていた。従って、切換レバーを操作する毎
に連続用紙をスプロケットホイールに対して着脱する必
要があった。そして、単票用紙の選択時に連続用紙がス
プロケットホイールに装着されている場合、または連続
用紙の選択時に連続用紙が装着されていない場合、警報
を発して操作者にその旨を知らせる装置が必要であった
。

［発明が解決しようとする問題点］ ところで、切換レバーを操作する毎に連続用紙をスプロ
ケットホイールに＠脱することは非常に面倒な作業であ
り、この作業がなされないと、プリンタが警報を発する
が、特に、単票用紙の選択時に連続用紙をスプロケット
ホイールから取り外さなかった場合には、操作者がこの
警報に気付いてプリンタの動作を停止させない限り、連
続用紙が印字位置に給送されて印字が行われてしまう。

従って、必要でない連続用紙に印字がなされると同時に
印字データが消滅するという問題があった。

しかも、消滅した印字データを再入力するのは非常に面
倒な作業であった。

［発明の目的］ 本発明は従来のプリンタの問題点を解決するためになさ
れたものであり、切換レバー操作時の面倒な作業が不要
であり、単票用紙の選択時に連続用紙が誤って給送され
、必要のない連続用紙に印字がなされて印字データが消
滅することのないブリンクを提供することを目的とする
。

［問題点を解決するための手段］ 本発明におけるプリンタは、印字手段と対向する印字位
置に対して用紙の給送方向における上流側に設けられ、
連続用紙を印字位置まで給送する第１の紙送り手段と、
印字位置に対して給送方向における下流側に設けられ、
印字がされた連続用紙及び重訳用紙を引出すための第２
の紙送り装置と、連続用紙と単票用紙とのどちらの用紙
を給送するかを選択し、選択結果に応じた信号を出力す
る選択手段と、選択手段の出力信号に基づいて、選択手
段による連続用紙の選択時には第１及び第２の紙送り装
置を駆動し、選択手段による単票用紙の選択時には第２
の紙送り装置のみを駆動する紙送り装＠制御手段とを備
えている。

［作用］ 上記構成において、切換スイッチにより連続用紙が選択
された時、第１及び第２の紙送り装置が駆動され、連続
用紙が第１の紙送り装置により印字位置に送られた後、
第２の紙送り装置により印字位置から引出される。また
、単票用紙が選択されたとき、第２の紙送り装置のみが
駆動され、単票用紙が印字位置に挿入された後、引出さ
れる。

この時、第１の紙送り装置は駆動されず、連続用紙は印
字位置に給送されない。

［実施例］ 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。印字装置としてのプリンタのフレーム１には
プラテン２が固定され、その前面が印字面３になってい
る。プラテン２と平行に延びるように、フレーム１には
ガイド軸４が架設されており、そのガイド軸４にはキャ
リッジ５が左右動可能に支持されている。キャリッジ５
上には印字ヘッド６が載置固定されている。そして、そ
のキャリッジ５が左右動する間に前記印字ヘッド６に内
蔵された印字リイヤ（図示しない）により、印字面３上
の連続用紙７及び単票用紙８にドツトマトリックスにて
印字が行われる。

前記プラテン２の下方には左右一対のビントラクタ９が
配置されており、そのビントラクタ９は前記連続用紙７
の両側の小孔（図示しない）に係合して、その連続用紙
７を前記印字面３と印字ヘッド６との間の印字位＠］０
へ給送するようになっている。そして、このビントラク
タ９、そのビンクラフタ９を駆動するための駆動モータ
（図示しない）等により、第４図に示す第１の紙送り装
置２８が構成されている。前記プラテン２とビントラク
タ９との間には連続用紙７を案内するための用紙案内板
１１．１２が設けられている。

前記印字位置１０の上方には一対の引出しローラ１３．
１４が配置されており、それらの両日−ラ１３．１４の
協働により前記連続用紙７及び単票用紙８を上方へ引出
すようになっている。又、両ローラ１３，１４はそれら
のＩＱ働により単票用紙８を下方の印字位置１０へ挿入
し得るようになっている。そして、この両引出しローラ
１３．１４、それらを駆動するための駆動モータ（図示
しない）等により、第４図に示す第２の紙送り装置２９
が構成されている。

前記ビントラクタ９の前方において、印字位置１０の下
方にはペーパーパン１５が配置固定され、そのほぼ中間
部には後部下方に向かって斜上に延びる複数個のガイド
片１６が折曲形成されている。

ペーパーパン１５の後面には単票案内板１７が上下動可
能に配置され、第１図に示す下方位置と、第３図に示す
上方位■との間を移動可能になっている。そして、この
単票案内板１７は下方位置に配置されたときに連続用紙
７の給送範囲外に位置し、上方位置に配置されたときに
前記印字位１１０を通って上端が前記引出しローラ１３
の直下に位置する。単票案内板１７のほぼ中央部には左
右方向に所定間隔をおいて複数個の位置決め片１８が折
曲形成されており、単票案内板１７が下方位置に配置さ
れたときには、この位置決め片１８が前記ガイド片１６
の下方に位置し、単票案内板１７が下方位置に配置され
たときには、位置決め片１８がガイド片１６の上方に位
置して、前記両引出しローラ１３，１４問から挿入され
る単票用紙８の下端を受止め得るようになっている。

前記引出しローラ１３の上方には用紙カッター１９が配
置固定され、その先端刃先２０が両ローラ１３．１４間
の直上に臨んでおり、連続用紙７をそのミシン口（図示
しない）部分において切断し得るようになっている。引
出しローラ１４の上方にｔまセンサー２１が設置され、
前記連続用紙７及び単票用紙８の上端が前記用紙カッタ
ー１９の刃先２０に位置したときにそれを検出して検出
信号を出力するようになっている。

前記フレーム１の一側には軸２２により切換レバー２３
が回動操作可能に支持され、その基端部外周には切換カ
ム面２４が形成されている。その切換カム面２４には、
前記引出しローラ１３及び前記単票案内板１７と作動的
に連結された作動ピン２５が係合しており、切換レバー
２３が第１図。

第２図に示す■位置及び■位置にあるときには、前記切
換カム面２４のカム作用により前記引出しローラ１３が
他方の引出しローラ１４に圧接されるとともに、単票案
内板１７が下方位置に配置される。又、切換レバー２３
が第３図に示す■位置に配置されたときには、前記カム
作用により引出しローラ１３が他方の引出しローラ１４
から離間するとともに、単票案内板１７が上方位置に配
置されるようになっている。この場合、引出しローラ１
３の離間動作は単票案内板１７の上昇動作に先行し、又
、切換レバー２３のｍ位置から■位置への切換時には、
引出しローラ１３の他方のローラ１４方向への復帰動作
が単票案内板１７の下方への復帰動作に先行するように
なっている。なお、切換レバー２３と両引出しローラ１
３，１４との間の詳細な機構は、同一出願人による特願
昭５５−９４１４４号、特願昭５５−９４１４５号に記
載されたものと同様である。

切換レバー２３の近傍には切換スイッチ２６が設けられ
ている。その切換スイッチ２６は切換レバー２３が■位
置にあるときには第４図のａ位置に切換えられ、切換レ
バー２３が■及び■位置にあるときにはｂ位置に切換え
られるようになっている。

さらに、第４図に示すようにこのプリンタにおいては前
記センサー２１及び切換スイッチ２６からの信号が入力
され、それらの信号に基づいて前記第１及び第２の紙送
り装置２８．２９へ駆動信号を出力する制御回路２７が
設けられている。すなわら、制御回路２７は前記切換ス
イッチ２６がａ位置に切換えられたときに前記第１及び
第２の紙送り装置２８．２９に駆動信号を出力し、切換
スイッチ２６がｂ位置に切換えられたときに第２の紙送
り装置２９のみに駆動信号を出力するようになっている
。

次に、このように構成されたプリンタの作用を説明する
。まず、連続用紙７に印字を行うには、その連続用紙７
の前端部をビントラクタ９にセットし、切換レバー２３
を第１図に示す■位置に切換える。このようにすると、
引出しロー５１３が他方の引出しローラ１４に圧接され
るとともに、単票案内板１７が下方位置に配置される。

又、制御回路２７が第１及び第２の紙送り装置２８．２
９に駆動信号を出力し、その両紙送り装置２８゜２９の
ビントラクタ９及び引出しローラ１３，１４が用紙給送
方向に回転される。従って、ピン１〜ラクタ９にぜンｉ
〜された連続用紙７はそのビントラクタ９の部分から印
字位置１０を通って両引出しローラ１３．１４間に至り
、その両ローラ１３゜１４によって上方へ所定の速度で
引上げられる。

そして、その前端が用紙カッター１９の刃先２０の部分
に１１ｊ遅すると、センサー２１がそれ８検出して、面
記制御回路２７に検出信号が出力され、前記両紙送り装
着２８．２９による用紙給送動作が停止される。従って
、装着された連続用紙７の前端が用紙カッター１９にて
切断された別の連続用紙の前端と同−位置に正確かつ自
動的に設定され、この９２定に引続く印字を連続用紙７
上の所定の位置に正確に行うことができる。そして、こ
の印字時には、１つの印字行に対する印字が終了するご
とに両引出し−ラ１３．１４及びビントラクタ９が所定
量ずつ回転されて、連続用紙７が１印字行分上方へ給送
される。なお、連続用紙７を上方へ給送する場合、両引
出しローラ１３．１４の回転速度はビントラクタ９の給
送速度よりも速い。

このため両引出しローラ１３．１４は、連続用紙７を給
送速度よりも速い速度でスリップしながら引出そうとし
、連続用紙７は常に張設状態に保１４される。

次に、単票用紙８に印字を行うには、第３図に承りよう
に切換、レバー２３を■位置に切換える。

このようにすると、引出しローラ１３が使方の引出しロ
ーラ］４から離間するとともに、単票案内板１７が下方
位置に配置される。又、この状態では切換スイッチ２６
が第４図のａ位置からｂ位置に切換えられて、制御回路
２７が第２の紙送り装置２９のみに駆動信号を出力する
。従って、ビントラクタ９は駆動されずビントラクタ９
にセットされた連続用紙７が誤って給送されることはな
い。

次に、単票用紙８を両引出しローラ１３．１４間の間隙
から下方へ挿入し、その下端を単票案内板１７の位置決
め片１８上に載置する。その後、切換レバー２３を第２
図に示す■位置に切換えると、引出しローラ１３が復帰
して両引出しローラ１３．１４間に単票用紙８が挟持さ
れた後に、単票案内板１７が下方位置に復帰する。この
時、切換スイッチ２６が前記ｂ（Ｑ置に保持されている
ため、制御回路２７からの駆動信号に基づいて両引出し
ローラ１３．１４のみが駆動され、それにより、単票用
紙８は下方に送られる。そして、単票用紙８の前端が用
紙カッター１９の刃先２０の部分にさしかかるとセンサ
ー２１がそれを検出して検出信号を出力する。その検出
信号に基づいて両口−５１３，１４が単票用紙８をさら
４こ所定量だ（〕下方へわずか（こ送る。

単票用紙８が前記刃先２０の位置から所定８だけ下方へ
送られると、第２の紙送り装着２９への駆動信号が切換
えられて、両引出しローラ１３゜１４の回転方向が逆転
し、単票用紙８は逆に上方へ送られる。そして、その単
票用紙８の前端が用紙カッターコ９の刃先２０の位置に
到達すると、センサー２１がそれを検出して検出信号を
出力し、それに基づいて両引出しローラ１３．１４が停
止し、単票用紙８はその前端が刃先２０と相対した位置
で停止されろ。従って、前記連続用紙７の場合と同様に
、この単票用紙８は所定の印字開始位置１こ自動的かつ
正確に５２足され、それに引続く印字を単票用紙上の所
定の位置に正確に行うことができる。その後、この単票
用紙８は１印字行の印字が終了するごとに両引出しロー
ラ１３．１４により上方へ送られる。なお、この場合、
単票用紙８が前記連続用紙７と同速度で送られるように
両引出しローラ１３．１４はその回転速度がダウンする
。

又、前記のように単票用紙８の装着時に、その１１１票
用紙８が上方へ引上げられた後に位置決めされるので、
］印字１１の印字終了にともなう上方への紙送りシＪ作
において、駆動系及びその駆！ＩＪ系と両ローラとの間
の連結機構部分のバックラッシュによる悪影響を防ぐこ
とができる。すなわち、単票用紙８を印字時の紙送り方
向と同方向へ引上げて位置決めするので、この位置決め
前において前記駆＋ｈ系及びの連結Ｌ１横部分のバック
ラッシュが吸収されるのでおる。

［発明のり］宋］ 以上詳述したように、本発明のプリンタは、切換スイッ
チによる連続用紙選択時に第１及び第２の紙送り装置へ
駆動信号を出力して連続用紙を給送し、また、切換スイ
ッチによる単票用紙選択時に第２の紙送り装置のみへ駆
動信号を出力して単票用紙を挿入するように構成したこ
とにより、切換スイッチによる単票用紙選択時に誤って
連続用紙用の第１の紙送り装置が作動されることがなく
、連続用紙が第１の紙送り装置に装着されていても連続
用紙は印字位置に給送されることがない。

従って、切換レバーを操作する毎に連続用紙を第１の紙
送り装置に着脱する作業が不要であり、必要のない連続
用紙に印字がなされると共に消滅した印字データを再入
力するという面倒な作業を行う必要もない。

また、単票用紙の給送時には不用な第１の紙送り装置が
作動されないので、電力消費量が減少すると共に紙送り
装置の作動に供う騒音が減少し、電力消費量の少ない静
かなプリンタになる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明を具体化したプリンタを示すもので必っ
て、第１図は連続用紙装着時における側断面図、第２図
は単票用紙装着時における側断面図、第３図は単票用紙
挿入時における側断面図、第４図はこのプリンタの電気
的構成を示すブロック図である。 連続用紙７、単票用紙８、センサー２１、切換スイッチ
２６、制御回路２７、第１の紙送り装置２８、第２の紙
送り装置２つ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 印字手段と対向する印字位置に対して用紙の給送方向に
   おける上流側に設けられ、連続用紙を印字位置まで給送
   する第１の紙送り手段と、 前記印字位置に対して前記給送方向における下流側に設
   けられ、印字がなされた連続用紙及び単票用紙を引出す
   ための第２の紙送り装置と、連続用紙と単票用紙とのど
   ちらの用紙を給送するかを選択し、選択結果に応じた信
   号を出力する選択手段と、 選択手段の出力信号に基づいて、選択手段による連続用
   紙の選択時には前記第１及び第２の紙送り装置を駆動し
   、選択手段による単票用紙の選択時には第２の紙送り装
   置のみを駆動する紙送り装置制御手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。