JPS6333972B2 - - Google Patents

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JPS6333972B2
JPS6333972B2 JP56160991A JP16099181A JPS6333972B2 JP S6333972 B2 JPS6333972 B2 JP S6333972B2 JP 56160991 A JP56160991 A JP 56160991A JP 16099181 A JP16099181 A JP 16099181A JP S6333972 B2 JPS6333972 B2 JP S6333972B2
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JP
Japan
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robot
work
control device
traveling device
traveling
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JP56160991A
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JPS5866637A (ja
Inventor
Toyohide Hamada
Hisaaki Hirabayashi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5866637A publication Critical patent/JPS5866637A/ja
Publication of JPS6333972B2 publication Critical patent/JPS6333972B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P21/00Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control
    • B23P21/008Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control the assembling machines or tools moving synchronously with the units while these are being assembled
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P21/00Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control
    • B23P21/004Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control the units passing two or more work-stations whilst being composed

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多品種部品を加工または組立てる加工
または組立装置に関するものである。
多品種生産の組立工程では少品種多量生産の場
合と異なり生産品種切換えの頻度が高く、また生
産量の変動が大きいため従来種々の問題が生じて
いた。つまり、品種切換えに伴なう部品・装置・
作業の変更、またそのために段取作業が発生し、
稼動率の低下、不良の発生などを招いていた。
このため、従来の多品種生産工程においては、
効率的な生産方式、自動化設備の開発が困難で多
くの場合自動化が遅れていた。
一部自動化されているところもあり、第1図に
その例を示す。第1図はインライン組立方式で、
組立コンベア1上を移送・停止・位置決めされる
プラテン2に対し、組立コンベア1の両側に組付
装置3,4,5及びそれぞれの組付装置が組付け
るべき部品の部品供給装置6,7,8,9,10
を配設してある。
したがつて、プラテン2が矢印の方向に移送さ
れ、各組付装置3,4,5の前で停止・位置決め
されて部品供給装置6,7,8,9,10により
供給される部品を各組付装置3,4,5がピツク
アツプし、プラテン2に組付けて、部品が組立て
られる。
以上のような従来用いられてきた組立方式では
部品1個に対し組付装置1台が受けもつており、
品種数が多いと、組付装置・部品供給装置もその
数に対応した台数だけ必要となり、経済性・占有
空間などの点で問題があつた。
また、第1図において、プラテン2が組付装置
3,4および4〜5の間を移送する場合には、プ
ラテン2上の部品に対して組付作業は行なわれな
い。つまり、移送時間は製品に対し何ら付加価値
をもたないのである。このように従来の組立方式
では多品種組立工程の場合、組立に対する移送時
間の比率が増大し、サイクルタイムが長くなるな
どの問題があつた。特に、製品に対し付加価値を
もたない移送時間が増大するというのは問題であ
つた。
さらに、従来方式では、生産量の変動、特に生
産量が増加した場合の対処方法が難しい。すなわ
ち、第1図において、組立装置3〜5はそれぞれ
組立能力に限界をもつており、生産量を増加する
場合、特に生産量の増加が組立能力の限界を超え
ると、第1図に示すような組立ラインを増設しな
ければならない。したがつて経済性および占有空
間などの面で不具合を生じていた。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、全組立または加工時間に対する移送時間の比
率を減少させ、サイクルタイムの短縮を図り、生
産量の変動に対して容易に追従できるようにし、
多品種製品の組立または加工工程の経済性向上と
かつ生産工程の自動化を考慮した加工または組立
装置を提供するにある。
即ち、本発明は、上記目的を達成するために、
閉ループに形成された無端軌道を設け、該無端軌
道に沿つて電源ケーブルを配設し、上記無端軌道
上を走行させる走行装置を設け、ロボツトの作業
経路と製品の種類に応じた作業データを教示する
教示手段と該教示手段によつて教示されたロボツ
トの作業経路と作業データを記憶する記憶手段と
該記憶手段に記憶された情報に基いてロボツトの
速度や軌跡を演算する演算手段とこれら教示手
段、記憶手段、及び演算手段に接続されてロボツ
ト及び走行装置の動作プログウラムを処理し、ロ
ボツト及び走行装置を制御するマイクロプロセツ
サユニツトとを有し、製品の種類に応じた作業内
容をロボツトに実行させる制御装置と、加工また
は組立作業を行うロボツトと、上記電源ケーブル
と摺動可能に接続されて電源の供給を受ける電源
接続手段とを上記走行装置上に搭載し、上記無端
軌道の少なくとも一部分に沿つて搬送経路を有
し、且つ上記走行装置と係合して同期走行されて
被加工物または部品を載置して搬送する供給搬送
手段を設け、上記走行装置上に加工または組立す
る治具を設け、上記ロボツトを走行装置と共に走
行させて上記ロボツトは、上記制御装置に記憶さ
れた製品の種類に応じた動作プログラムにより、
同期走行する上記供給搬送手段から被加工物また
は部品を持ち上げて上記治具のところへ持ち来
し、上記治具を使つて加工または組立作業を行
い、更に上記無端軌道に沿つて複数の個所に加工
または組立作業をする複数の周辺装置を設け、上
記走行装置及びロボツトの起動・停止信号等の授
受を上記軌道に沿つた位置と上記制御装置との間
で行えるようにした信号授受装置を設け、該信号
授受装置の内、軌道側の部分と上記周辺装置とに
接続されて周辺装置の動作と走行装置及びロボツ
トの動作との同期をとるべく制御信号を出力する
集中制御装置を設けたことを加工または組立装置
である。
以下、本発明の一実施例を説明する。
第2図は本発明による加工(組立)ラインの全
体構成を示すものである。第3図は第2図におけ
るロボツトの部分を拡大した図である。
第2図において、5自由度をもつ関節形ロボツ
ト11は走行装置12a上に設けてあり、閉ルー
プの軌道13上を走行する。走行装置12a上に
は走行中でもロボツト11が組立作業をできるよ
う組立治具14a,14bを具備してある。ロボ
ツトが閉ループの軌道上を走行するため、電源の
供給は通常行なわれているように有線では供給で
きない。そこで電源は、第2図及び第3図に示す
ように軌道13と同様電源供給電線15を閉ルー
プ状に配設し、走行装置12bに設けてある集電
装置16により取込まれる。
また制御装置17は、走行装置12aと連結さ
れた走行装置12b上に設けてあり、集電装置1
6により取り込まれた電源によつてロボツト11
及び走行装置12a,12bを制御するものであ
る。
部品18a,18a′,18b,18b′は、トレ
イコンベア19上を容易に移送できるトレイ20
上にあらかじめ配膳されてあり、このトレイ20
と走行装置12aとは容易に脱着できるようにな
つている。これにより、走行中においてもロボツ
ト11はトレイ20上の部品18a,18a′,1
8b,18b′を取扱うことができる。
また第2図に示してある周辺装置21,22,
23,24,25とは、ロボツト11でできない
作業、例えばこの実施例の場合には、寸法測定、
給油、ねじ締め、圧入、焼ばめなどの作業を行な
うものである。
ところで、集中制御装置70から指令されるロ
ボツトの組立(加工)動作の開始指令信号及びロ
ボツトの組立(加工)作業の種類の指示信号は第
3図に示す信号授受装置26a〜26g,27a
〜27g,28,29によつて取込まれ、制御装
置17を介してロボツト11は起動され、各位置
に対応した所定の種類の組立(加工)作業を行な
う。そしてロボツト11の組立(加工)作業が終
了した信号が制御装置17より発せられ、信号授
受装置26a〜26g,27a〜27g,28,
29を介して制御装置17に走行装置12a,1
2bの走行開始信号と、どの位置まで走行させる
かの信号とを送り、制御装置17の駆動信号によ
つて走行モータ38が駆動され、走行装置12
a,12bは走行して所定の位置まで移動して停
止する。またトレイ20とロボツト11との同期
走行運転が必要な場合、例えば第2図に示すA〜
Bの区間には集中制御装置70よりトレイとの同
期運転指令が発せられ、信号授受装置26a,2
8,29を介して制御装置17に入力され、電動
シリンダ41が作動して(a作業)、トレイ20
とロボツト11とは同期走行運転(b作業)さ
れ、ロボツト11は制御装置17からの指令でト
レイ20上に異なる位置に載置された部品18a
または18a′を保持して組立治具14aまで移行
させて載置(C1またはC2作業)し、さらにトレ
イ20上に異なる位置にある他の部品18bまた
は18b′を保持して組立治具14aの位置まで移
行させて、上記部品18aに組立てる(d1または
d2作業)。組立後走行装置12a,12bが周辺
装置21の対向位置に来ると、信号授受装置26
b,28,27b,29から制御装置17への入
力信号及び制御装置17からの応答信号で走行装
置12a,12bは停止し、ロボツト11は組立
治具から組立部品18aまたは18a′,18bま
たは18b′を保持して周辺装置21まで運ぶ(e1
またはe2作業)。運ばれた組立部品18aまたは
18a′,18bまたは18b′は周辺装置21によ
つて寸法測定、ねじ締め等が行なわれる。その
後、周辺装置21によつて寸法測定等が完了され
ると集中制御装置70からのロボツトの起動指令
信号が信号授受装置26b,28,27b,29
を介して制御装置17に入力されると共に制御装
置17からの応答信号が出され、起動がかけられ
ると共に制御装置17内のメモリ72に記憶され
たプログラムに従つてロボツト11は上記周辺装
置21から組立部品18aまたは18a′,18b
または18b′をつかむ(f1またはf2作業)。同時に
集中制御装置70からの走行開始指令信号が信号
授受装置26b,27b,28,29を介して制
御装置17に入力され、走行装置12a,12b
の走行モータ38が駆動され、走行装置12a,
12bは周辺装置22の対向位置まで走行して停
止する(b作業)と共に、集中制御装置70から
のロボツト起動指令が信号授受装置26c,27
c,28,29を介して制御装置17に入力さ
れ、ロボツト11は起動がかけられると共に、制
御装置17内のメモリ72に記憶されたプログラ
ムに従つてロボツト11はつかんだ組立部品18
a、または18a′,18bまたは18b′を周辺装
置22まで運び(g1またはg2作業)、周辺装置2
2によつて給油が行なわれる。給油が完了する
と、集中制御装置70からのロボツト起動指令に
よりロボツト11は動作してトレイ20上の異な
つた位置にある部品18cまたは18c′を組立治
具14bに搭載する(h1またはh2作業)。そして
ロボツト11は周辺装置22にある組立部品18
aまたは18a′,18bまたは18b′をつかむ
(i1またはi2作業)と同時に走行装置12a,12
bは走行を開始する(b作業)。同時にロボツト
11は組立部品18aまたは18a′,18bまた
は18b′を上記組立治具14bまで運ぶと共に上
記部品18cまたは18c′に組立てる(j1または
j2作業)。そして走行装置12a,12bが周辺
装置23の対向位置に来ると停止し、ロボツト1
1は制御装置17内のメモリ72に記憶されたプ
ログラムに従つて上記組立治具14b上に組立て
られた組立部品18aまたは18a′,18bまた
は18b′,18cまたは18c′をつかんで周辺装
置23上まで運び(k1またはk2作業)、周辺装置
23はねじ締め作業等を行なう。
なお、信号授受装置26a〜26g,27a〜
27g,28,29の構造は投光体である発光ダ
イオード26a〜26g,29と受光体であるフ
オトトランジスタ27a〜27g,28から成
り、発光ダイオード26a〜26g,29とフオ
トトランジスタ27a〜27g,28を接触する
ことなく、お互いの面を向い合わせるだけで、複
数個で構成される発光ダイオード26a〜26
g,29列のON,OFFの組合せにより、種々の
信号授受が可能である。したがつて走行中におい
ても、信号授受装置28,29が信号授受装置2
7a〜27gを通過することにより信号授受が可
能である。この信号授受装置26a〜26g,2
7a〜27gは所定の場所に設けてあり、信号授
受装置28,29が信号授受装置26a〜26
g,27a〜27gを通過するごとに信号授受を
行ない、ロボツト11及び走行装置12a,12
bは所定の動作を行なう。すなわち信号授受装置
26a〜26g,28は集中制御装置70からの
指令信号の授受を行ない、信号授受装置29,2
7a〜27gは制御装置17からの応答信号の授
受を行なう。
以上説明してきた組立ラインの構成要素の構造
について説明する。
ロボツトは第4図、第5図に示す構造となつて
いる。すなわち、両側に設置されたレール30の
各各の上を滑走する車輪31と、各レール30の
側面に配設したV溝レール32と係合滑走するサ
イド車輪33とを備え、走行台34と軸35を中
心に回転自在に係合された2台のボギー台車36
と上記走行台34とから形成される走行装置12
aは、レール30内側に配設したラツク37と走
行モータ38の入力を伝達するピニヨン39との
かみ合いによつて走行する。走行する際、車輪3
1により走行装置12a及びロボツト11の自重
を受け、サイド車輪33により走行装置12aの
左右の振れと浮上がりを防止している。
電源の供給は、市販のトロリ線47とコレクタ
40によつて行なわれる。
次にトレイ20の搬送について説明する。走行
台34に固定された市販の電動シリンダ41の前
後運動は、リンク42のピボツト43を中心とす
る回転運動を介してピン44の前後運動として伝
達され、トレイ20の側面に設けた穴45とピン
44とは摺動嵌合を行なう。電動シリンダ41が
前進すると、トレイ20の他方の側面はピン44
によつてサイドガイド46に押しつけられ、走行
台34とトレイ20とは一体となる。すなわち、
ロボツト11とトレイ20とが一体となる。この
状態で走行装置を走行させれば、ロボツト11と
トレイ20とは同期走行が可能となる。
そして、電動シリンダ41の後退運動によりピ
ン44と穴45とは嵌合状態を解除され、トレイ
20のサイドガイド46への押しつけも解除され
る。これによつて、トレイ20とロボツト11と
は分離する。
次にロボツト11について説明する。第4図、
第5図に示してあるように、ロボツト11はハン
ド49、手首50、上腕52、ベース53とから
成り、前腕51はモータ54aにより関節55a
を中心に矢印62に示すような回転運動を行な
う。上腕52はモータ54bに示すような回転運
動を行なう。また手首50はモータ54c,54
dにより関節55cを中心に矢印63に示す6
4,65に示すような回転を行なう。モータ54
a,54b,54c,54d及び上腕52を搭載
したベース53はハンガ56に回転自在に吊り下
げられ、モータ54eにより垂直軸を中心に旋回
運動を行なう。ロボツト11を吊るしているハン
ガ56は走行台34に固定されており、ロボツト
11は上記走行装置12aにより走行することが
できる。
また手首50に設けたハンド49はモータ54
fによりグリツパ57を開閉し、部品の着脱を行
なう。
以上のように、ロボツト11は前腕1自由度、
上腕1自由度、旋回1自由度、手首2自由度の計
5自由度をもつ汎用性のあるロボツトである。
次に制御装置17について説明する。制御装置
17は、コレクタ40から取込んだ電源によつ
て、電動シリンダ41、走行モータ38、モータ
54a〜54fの各々を駆動するサーボ電源98
及びその演算制御を行なうマイクロプロセツサユ
ニツト71や動作プログラムを格納したメモリ7
2等を搭載したもので、ロボツト11及び走行装
置12a,12bの制御並びにトレイ20との同
期走行運転制御を行なう。
すなわち、制御装置17は製品種類A,B,
C,Dに応じたロボツトの作業データ(シーケン
スデータ、ポイントデータ等)(a、b、c1
d1e1、f1、b、g1、h1、i1、b、j1、k1、l、m、
b、n1、o1、b、p1、b)、(a、b、c2、d1
e2、f2、b、g2、h2、i2、b、j2、k2、l、m2
b、n2、o2、b、p2、b)、(a、b、c1、d2
e1、f1、b、g1、h1、i1、b、j1、k1、l、m1
b、n1、o1、b、p1、b)、(a、b、c2、d2
e2、f2、b、g2、h2、i2、b、j2、k1、l、m2
b、n2、o2、b、p2、b)を記憶しているメモリ
72と信号授受装置28,29により外部との信
号授受を司る入出力インターフエース75とデイ
ジタル信号からアナログ信号に変換するD/A変
換器79a〜79f,91,99、速度や軌跡等
の計算を司る演算器73及び関数テーブル74
と、ロータリーエンコーダ81a〜81c,93
からのパルス信号を計数するカウンタ94a〜9
4e,97と、ロータリーエンコーダ81a〜8
1e,93のパルス信号から速度信号を得るため
のF/V変換器78a〜78e,90と、ロボツ
ト及び走行装置の動作プログラムを処理し、制御
を司るMPU(マイクロプロセツサユニツト)71
と、各DCサーボモータ55a〜55f,38を
駆動するDCサーボアンプ80a〜80f,92
と、電動シリンダ41を駆動する駆動アンプ41
と、上記各種の要素に供給する電源78と、ロボ
ツト11の手先をX、Y、Z方向に移動させてテ
イーチング(教示)を行なわせるテイーチングボ
ツクス77とによつて構成されている。したがつ
て、集中制御装置70からの信号授受装置26
a,27a,28,29を介して製造する製品種
類名A、B、C、Dが入力され、メモリ72に記
憶されたプログラムの選定が行なわれる。そして
各信号授受装置26a〜26g,27a〜27
g,28,29により走行装置12a,12bの
停止信号と選定されたプログラムA(a、b、c1
d1〜、b)、またはB(a、b、c2、d1〜、b)、
またはC(a、b、c1、d2〜、b)、またはD(a、
b、c2、d2〜、b)の各プログラム要素の起動指
令信号とが入力され、MPU71は走行装置12
a,12bを各ステーシヨンで停止させると共
に、a、b、c1、c2……p1、p2のプログラム要素
をカウンタ94a〜94e,97からフイードバ
ツクされる現座標値に基づいて、演算器73及び
関数テーブル74を用いて施行し、ロボツト11
の各軸のDCモータ55a〜55fを駆動する。
この結果、上記作業a、b、c1、……p1、p2の作
業が行なわれ、製品A、B、C、Dが製作され
る。なお、F/V変換器78a〜78e,90よ
り速度フイードバツクがかかり、D/A変換器7
9a〜79e,91に入力される速度指令に合う
ようにDCサーボアンプ80a〜80eからの指
令によつてDCモータ55a〜55eは駆動され、
カウンタ94a〜94e,97が所定の座標値を
示すまで駆動される。
またテイチングボツクス77はロボツト11に
各作業要素を行なわせるために、ロボツト11を
所定の作業点に位置づけ、その作業点の座標をメ
モリ72に記憶させるために用いるものである。
ところで、制御装置17もロボツト11と同
様、レール30上を走行できるよう上記ロボツト
11を搭載している走行装置12aと同じ構造の
走行装置12bに固定してある。ただし、この走
行装置には走行モータ38及びピニヨン39等の
駆動部はなく、駆動部を有するロボツト11の走
行装置12aと連結棒61によつて連結され、制
御装置17とロボツト11とは一体となり走行す
る。
このようにロボツト11は走行装置12a,1
2bにより、第2図に示すA〜Bの区間トレイ2
0と同期走行運転され、制御装置17に記憶され
た動作プログラムに従つてトレイ20上に載置さ
れた部品18aまたは18a′,18bまたは18
b′,18cまたは18c′等を組立治具14a,1
4bに順次移載して組立作業を行ない、組立部品
18aまたは18a′,18bまたは18b′,18
cまたは18c′を寸法測定、注油、ねじ締付作業
等を行なう周辺装置21,22,23への部品の
受渡しを行なう。トレイ20はB位置でロボツト
11と分離し(1作業)、各々異なつた位置に新
たに部品18aまたは18a′,18bまたは18
b′、18cまたは18c′等を載置するためにコン
ベア19によつて搬送回収された後、再びA位置
へと供給される。一方ロボツト11は周辺装置2
3から組立部品18aまたは18b′,18bまた
は18b′,18cまたは18c′を取上げ(m1また
はm2作業)、軌道13に沿つて走行し、周辺装置
24の対向位置で停止(b作業)する。ここで、
ロボツト11は保持していた組立部品18aまた
は18a′,18bまたは18b′,18cまたは1
8c′を周辺装置24へ供給(n1またはn2作業)す
る。周辺装置24では供給された他の部品を上記
組立部品18aまたは18a′,18bまたは18
b′,18cまたは18c′に圧入する作業が行なわ
れる。この作業が終了すると集中制御装置70か
らの起動指令で信号授受装置26f,27f,2
8,29を介して制御装置17が起動され、ロボ
ツト11は制御装置17の動作プログラムによつ
て、すでに上記圧入作業の終了した組立部品を保
持する(o1またはo2作業)と共に走行装置12
a,12bが走行開始され、周辺装置25の対向
位置で停止(b作業)する。ここでロボツト11
はこの組立部品を周辺装置25へ供給する(p1
たはp2)。周辺装置25は供給された他の部品を
焼ばめして製品AまたはBまたはCまたはDを完
成させる。その後、走行装置12a,12bは走
行し、信号授受装置26a,27aの位置で停止
する。ここで集中制御装置70から信号授受装置
26a,28を介して制御装置17に次に製造す
る製品の種類AまたはBまたはCまたはDの情報
が入力され、制御装置17はメモリ72に書込ま
れている作業プログラムAまたはBまたはCまた
はDの選定が行なわれる。
なお、制御装置17にはMPU71、メモリ7
2、演算器73、関数テーブル74及びテイーチ
ングボツクス77を内蔵したが、これをすべて集
中制御装置と同様に走行装置12b上に設けず、
外部に静止させて設け、外部に静止させて設けた
制御装置のMPUをD/A変換器79a〜79f,
99,91及びカウンタ94a〜94e,97を
無線信号授受装置によつて接線することも可能で
ある。すなわち、制御装置17には、各モータ5
5a〜55f,38を駆動するアンプ80a〜8
0f,92と各モータの駆動電源98とを設ける
必要がある。
また上記組立治具14a,14bとしては、例
えば、米国出願第184915号に記載されたものが用
いられる。第8図は、上記発明によるはめあい装
置の一実施例を示すものである。はめあい装置
は、ベース119とそれに固定されている摺動案
内軸123a,123b,123cとストツパ1
24a,124b,124cとそれにより、摺動
案内軸123a,123b,123cに沿つた直
進運動のみを行なう摺動体118a,118b,
118cとから成り、摺動体118a,118
b,118cはそれぞれ、ストツパ124a,1
24b,124cの片側へスプリング122a,
122b,122cの力により押付けられてい
る。
したがつて、摺動体118a,118b,11
8cに、ある値以上の力が作用しないと、摺動体
118a,118b,118cは摺動しない。す
なわち、摺動体118a,118b,118cの
動きは非線形であり、このようにスプリング12
2a,122b,122cの動きを非線形とする
ことにより、はめあいの動作領域を拡大すること
ができる。
摺動体118a,118b,118cはそれぞ
れ球面軸受117a,117b,117cを有
し、上方に位置する可動ベース114と球面軸受
115a,115b,115cにより係合されて
おり、下方の球面軸受117a,117b,11
7cと上方の球面軸受115a,115b,11
5cとはリンク116a,116b,116cに
よつて連結されている。またベース119には可
動ベース114と連結された上側スプリング12
0a,120b,120cをそれぞれ保持するス
プリング保持板121a,121b,121cが
固定されている。そして可動ベース114の中央
部には動作規制軸125が取付けてあり、ベース
119には、動作規制穴126が設けてあるた
め、可動ベース114は動作規制軸125と動作
規制穴126との間げきの領域だけ動作すること
ができるよう動きが規制されている。
上記した弾性を有するはめあい装置の支持系
は、ベース119と可動ベース114との間を係
合する摺動体118a,118b,118cとリ
ンク116a,116b,116cと上側スプリ
ング120a,120b,120cおよびスプリ
ング122a,122b,122cの各々を1個
ずつ含む3個の支持部から構成されており、6自
由度をもつ3次元空間機構を構成している。上記
はめあい装置を用いることにより、穴部品18
a,18a′,18c,18c′を穴部品支持部11
3を介して可動ベース114上に載置し、軸18
b,18b′、(18a+18b、18a′+18b、
18a+18b′、18a′+18b′)を上方より下
降さるだけで、可動ベース114にならい機構が
発生し軸18b,18b′、(18a+18b、1
8a′+18b、18a+18b′、18a′+18b′)
を穴部品18a,18a′、18c,18c′にはめ
あわせることができる。
なお、穴部品支持部113は、各部品に応じて
変えなければならないため、手作業で交換しても
良いし、ロボツト11で交換させても良いことは
明らかである。
以上説明したように本発明によれば、製品の種
類に応じてロボツトに実行させる作業プログラム
を制御装置に設けられた教示手段によつて記憶手
段に記憶させることにより、集中制御装置からの
指令で制御装置のマイクロプロセツサユニツトが
各種作業プログラムから選択してロボツトに製品
の種類に対応した作業をさせることができ、更に
ロボツトを走行させながら供給搬送手段からの被
加工物または部品等のロボツトへの供給と走行装
置上に設けられた治具を用いて加工または組立を
実行でき、加工または組立のサイクルタイムの短
縮を図り、能率の良い加工または組立のシステム
を得ることができる効果を奏する。
また、本発明によれば多種少量生産工程に発生
しやすい生産量の変動に対しても、ロボツトの台
数を増減するだけで即応可能となつた。
さらに、本発明はロボツトを閉ループ軌道上を
一方向に走行させるようにしたので、複数台のロ
ボツトを軌道上を互いのロボツトが干渉すること
なく一周させることによつて製品を完成すること
ができ、非常に能率よく生産することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の組立装置を示す斜視図、第2図
は本発明による加工または組立装置の一実施例を
示す斜視図、第3図は第2図に示す走行装置、ロ
ボツト及び制御装置等を拡大して示した斜視図、
第4図は第2図に示すロボツトの側面図、第5図
は第4図の正面図、第6図は制御装置、集中制御
装置及び周辺装置等の相互関係を示す図、第7図
は制御装置の具体的構成と制御装置、ロボツト及
び走行装置等の駆動系との関係を示すブロツク
図、第8図は走行装置上に設けられた組立治具の
一例を示す斜視図である。 11……ロボツト、12a,12b……走行装
置、13……軌道、14a,14b……組立治
具、15……電源供給電線、16……集電装置、
17……制御装置、18a,18a′,18b,1
8b′……部品、19……トレイコンベア、20…
…トレイ、21,22,23,24,25……周
辺装置、26a〜26g,27a〜27g,2
8,29……信号授受装置、49……ハンド、7
0……集中制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 閉ループに形成された無端軌道を設け、該無
    端軌道に沿つて電源ケーブルを配設し、上記無端
    軌道上を走行させる走行装置を設け、ロボツトの
    作業経路と製品の種類に応じた作業データを教示
    する教示手段と該教示手段によつて教示されたロ
    ボツトの作業経路と作業データを記憶する記憶手
    段と該記憶手段に記憶された情報に基いてロボツ
    トの速度や軌跡を演算する演算手段とこれら教示
    手段、記憶手段、及び演算手段に接続されてロボ
    ツト及び走行装置の動作プログウラムを処理し、
    ロボツト及び走行装置を制御するマイクロプロセ
    ツサユニツトとを有し、製品の種類に応じた作業
    内容をロボツトに実行させる制御装置と、加工ま
    たは組立作業を行うロボツトと、上記電源ケーブ
    ルと摺動可能に接続されて電源の供給を受ける電
    源接続手段とを上記走行装置上に搭載し、上記無
    端軌道の少なくとも一部分に沿つて搬送経路を有
    し、且つ上記走行装置と係合して同期走行されて
    被加工物または部品を載置して搬送する供給搬送
    手段を設け、上記走行装置上に加工または組立す
    る治具を設け、上記ロボツトを走行装置と共に走
    行させて上記ロボツトは、上記制御装置に記憶さ
    れた製品の種類に応じた動作プログラムにより、
    同期走行する上記供給搬送手段から被加工物また
    は部品を持ち上げて上記治具のところへ持ち来
    し、上記治具を使つて加工または組立作業を行
    い、更に上記無端軌道に沿つて複数の個所に加工
    または組立作業をする複数の周辺装置を設け、上
    記走行装置及びロボツトの起動・停止信号等の授
    受を上記軌道に沿つた位置と上記制御装置との間
    で行えるようにした信号授受装置を設け、該信号
    授受装置の内、軌道側の部分と上記周辺装置とに
    接続されて周辺装置の動作と走行装置及びロボツ
    トの動作との同期をとるべく制御信号を出力する
    集中制御装置を設けたことを特徴とする加工また
    は組立装置。
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