JPS6333842B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333842B2 JPS6333842B2 JP4804082A JP4804082A JPS6333842B2 JP S6333842 B2 JPS6333842 B2 JP S6333842B2 JP 4804082 A JP4804082 A JP 4804082A JP 4804082 A JP4804082 A JP 4804082A JP S6333842 B2 JPS6333842 B2 JP S6333842B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- velvet fastener
- velvet
- fastener
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベルベツトフアスナの固定方法に関す
るものである。
るものである。
ベルベツトフアスナはループ状に形成された係
着部を多数有する雌型とこれに係着されるフツク
を多数有する雄型の1組からなり、通常は雌型側
が固定部側に固定されるが雄型側が固定部側に固
定される場合もある。
着部を多数有する雌型とこれに係着されるフツク
を多数有する雄型の1組からなり、通常は雌型側
が固定部側に固定されるが雄型側が固定部側に固
定される場合もある。
雌雄いずれの側を固定する場合においても、相
手方に対する固定方法は接着剤、あるいは高周波
ウエルダまたは超音波ウエルダなどによつて行な
われることもある。
手方に対する固定方法は接着剤、あるいは高周波
ウエルダまたは超音波ウエルダなどによつて行な
われることもある。
接着剤によつて固定する場合にはまだよいが、
高周波ウエルダなどにより固定される場合にはウ
エルダ部分が溶解してしまい、その部分が露出し
ていると、外観上きわめて体裁が悪いため、ほと
んどの場合周縁部で行なわれ、しかもその溶着部
を合成樹脂製の枠体によつて覆い、この枠体をも
一諸に溶着する構造が採用されている。
高周波ウエルダなどにより固定される場合にはウ
エルダ部分が溶解してしまい、その部分が露出し
ていると、外観上きわめて体裁が悪いため、ほと
んどの場合周縁部で行なわれ、しかもその溶着部
を合成樹脂製の枠体によつて覆い、この枠体をも
一諸に溶着する構造が採用されている。
第1図〜第3図はモツプの柄にベルベツトフア
スナを取り付けモツプ側に設けられたベルベツト
フアスナを係着し汚れたモツプの着脱を自由に行
なえるように構成した場合のベルベツトフアスナ
の固定構造を示している。
スナを取り付けモツプ側に設けられたベルベツト
フアスナを係着し汚れたモツプの着脱を自由に行
なえるように構成した場合のベルベツトフアスナ
の固定構造を示している。
すなわち、符号1で示すモツプの柄の先端部に
形成された長円形状のモツプ支持部2の下面には
支持枠3を介してベルベツトフアスナ4,5が取
り付けられる。
形成された長円形状のモツプ支持部2の下面には
支持枠3を介してベルベツトフアスナ4,5が取
り付けられる。
すなわち、第3図の断面図に示すように支持部
2は下方に向つて開いた枠体状に形成されてお
り、その側壁2a,2aの内側には突条2bが1
段低くなつた状態で全周にわたつて形成されてい
る。この突条2bを利用して底板6が圧入固定さ
れる。すなわち、底板6の両端部には段部を有す
る係合部6aが形成され、この係合部6aを突条
2bと側壁2aとの間に圧入して底板6が固定さ
れる。
2は下方に向つて開いた枠体状に形成されてお
り、その側壁2a,2aの内側には突条2bが1
段低くなつた状態で全周にわたつて形成されてい
る。この突条2bを利用して底板6が圧入固定さ
れる。すなわち、底板6の両端部には段部を有す
る係合部6aが形成され、この係合部6aを突条
2bと側壁2aとの間に圧入して底板6が固定さ
れる。
そして、この底板6aの下面側にベルベツトフ
アスナ4あるいは5を重ね合わせて配置し、その
周縁部を支持枠3によつて押さえ、この支持枠3
を介してベルベツトフアスナ4,5の周縁部およ
び支持部2の側壁2aとの間を溶着している。
アスナ4あるいは5を重ね合わせて配置し、その
周縁部を支持枠3によつて押さえ、この支持枠3
を介してベルベツトフアスナ4,5の周縁部およ
び支持部2の側壁2aとの間を溶着している。
ところが、このような方法を採用すると支持枠
3が必要であり、この支持枠3を必要とする分だ
けベルベツトフアスナ4,5の面積が小さくな
る。ベルベツトフアスナ4,5の面積が小さくな
ると比較的小型の係着機構の場合には係着力が弱
まり、すぐはずれてしまうという不都合が生じ
る。また、支持枠3という余分な部品も必要で、
このため支持枠3の成形工程、取り付け工程も増
加し、どうしてもコスト高となる欠点がある。
3が必要であり、この支持枠3を必要とする分だ
けベルベツトフアスナ4,5の面積が小さくな
る。ベルベツトフアスナ4,5の面積が小さくな
ると比較的小型の係着機構の場合には係着力が弱
まり、すぐはずれてしまうという不都合が生じ
る。また、支持枠3という余分な部品も必要で、
このため支持枠3の成形工程、取り付け工程も増
加し、どうしてもコスト高となる欠点がある。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するた
めになされたもので、ベルベツトフアスナの面積
をほとんど狭めず確実にベルベツトフアスナを固
定でき、しかも別部品である支持枠なども必要と
せずに安価で、しかも外観を優美に固定できるベ
ルベツトフアスナの固定方法を提供することを目
的としている。
めになされたもので、ベルベツトフアスナの面積
をほとんど狭めず確実にベルベツトフアスナを固
定でき、しかも別部品である支持枠なども必要と
せずに安価で、しかも外観を優美に固定できるベ
ルベツトフアスナの固定方法を提供することを目
的としている。
本発明においては上記の目的を達成するために
ベルベツトフアスナが固定されるベースと、これ
と同一の形状に打ち抜かれたベルベツトフアスナ
とを重ねてその周縁部を熱溶着したのち金型中に
位置させ、その周縁部に樹脂を充填してベルベツ
トフアスナとベースとを一体化する方法を採用し
た。
ベルベツトフアスナが固定されるベースと、これ
と同一の形状に打ち抜かれたベルベツトフアスナ
とを重ねてその周縁部を熱溶着したのち金型中に
位置させ、その周縁部に樹脂を充填してベルベツ
トフアスナとベースとを一体化する方法を採用し
た。
以下図面とともに本発明方法の詳細を説明す
る。
る。
図において符号11で示すものはベースで、所
定の形状に成形されており、その上面の周縁部に
は1段低くなつた段部12が形成されている。こ
の段部12の段差はベルベツトフアスナ13の肉
厚の2〜3倍程度である。ベース11の裏面には
第9図に示すように環状の溝によつて囲まれた状
態で円形の突出部14が形成されており、突出部
14には複数個の透孔14aが形成されている。
これら透孔14aはたとえばモツプの柄などの他
の部材にベース11を固定するのに用いられる。
定の形状に成形されており、その上面の周縁部に
は1段低くなつた段部12が形成されている。こ
の段部12の段差はベルベツトフアスナ13の肉
厚の2〜3倍程度である。ベース11の裏面には
第9図に示すように環状の溝によつて囲まれた状
態で円形の突出部14が形成されており、突出部
14には複数個の透孔14aが形成されている。
これら透孔14aはたとえばモツプの柄などの他
の部材にベース11を固定するのに用いられる。
一方、ベルベツトフアスナ13はベース11て
全く同一の形状と大きさをもつてあらかじめ打ち
抜かれている。このようにして形成されたベース
11とベルベツトフアスナ13を重ね第6図に示
すようにその周縁部に熱溶着を行ない所定幅の熱
溶着部13aを形成して一体化したのち、第10
図に示すように下型15と上型16との間にその
周縁部をはさんで位置させる。この時、ベルベツ
トフアスナ13の周縁部のフツクやループは熱溶
着により押圧されて寝ている。
全く同一の形状と大きさをもつてあらかじめ打ち
抜かれている。このようにして形成されたベース
11とベルベツトフアスナ13を重ね第6図に示
すようにその周縁部に熱溶着を行ない所定幅の熱
溶着部13aを形成して一体化したのち、第10
図に示すように下型15と上型16との間にその
周縁部をはさんで位置させる。この時、ベルベツ
トフアスナ13の周縁部のフツクやループは熱溶
着により押圧されて寝ている。
このとき下型15と上型16との間で、かつ重
ねられた固定11とベルベツトフアスナ13の周
縁部の熱溶着部13aとの間には樹脂が充填され
る金型空間17が形成されている。
ねられた固定11とベルベツトフアスナ13の周
縁部の熱溶着部13aとの間には樹脂が充填され
る金型空間17が形成されている。
このようにして下型15と上型16によりベー
ス11およびベルベツトフアスナ13の周縁部を
はさむと同時に、周縁部を金型空間17中に臨ま
せる。この状態でベース11と同一の材質からな
る樹脂あるいは異つた材質からなつた樹脂18を
金型空間17中に注入し、一体成形を行なう。す
ると、樹脂18は金型空間17中を満たし、その
上面をベルベツトフアスナ13の基布の上面と面
一の状態とし、金型空間17の大きさに応じた枠
体状の支持部材19となつて固化する。この状態
を第8図および第10図に示す。
ス11およびベルベツトフアスナ13の周縁部を
はさむと同時に、周縁部を金型空間17中に臨ま
せる。この状態でベース11と同一の材質からな
る樹脂あるいは異つた材質からなつた樹脂18を
金型空間17中に注入し、一体成形を行なう。す
ると、樹脂18は金型空間17中を満たし、その
上面をベルベツトフアスナ13の基布の上面と面
一の状態とし、金型空間17の大きさに応じた枠
体状の支持部材19となつて固化する。この状態
を第8図および第10図に示す。
この支持部材19は一体成形されたものであ
り、第8図に示すようにベルベツトフアスナ13
の全周を囲んで支持部材19が形成されたことに
なり、ベース11とベルベツトフアスナ13とは
確実に固定され、はがれることがない。また、こ
の支持部材19の上面は第8図に示すようにベル
ベツトフアスナ13のフツク13aよりも引込ん
だ位置にあり、フツク13aによる相手方のベル
ベツトフアスナとの係着のじやまにはならない。
り、第8図に示すようにベルベツトフアスナ13
の全周を囲んで支持部材19が形成されたことに
なり、ベース11とベルベツトフアスナ13とは
確実に固定され、はがれることがない。また、こ
の支持部材19の上面は第8図に示すようにベル
ベツトフアスナ13のフツク13aよりも引込ん
だ位置にあり、フツク13aによる相手方のベル
ベツトフアスナとの係着のじやまにはならない。
以上の説明から明らかなように本発明によれば
同一の形状に形成されたベルベツトフアスナとベ
ースとを重ねその周縁部を熱溶着したのち、金型
中に保持させ、周縁部に溶融した樹脂を注入する
ことにより一体化させる構造を採用しているた
め、ベースとベルベツトフアスナとの固定は完全
であり別体に形成された支持枠などを用いていな
いため周縁部の支持部材で囲まれた部分の幅をき
わめてわずかとすることができ、ベルベツトフア
スナの面積を減少させることがなく、係着力を弱
めることはない。また外観はすつきりと仕上がり
体裁がよく固定部分に液体が進入することもな
い。
同一の形状に形成されたベルベツトフアスナとベ
ースとを重ねその周縁部を熱溶着したのち、金型
中に保持させ、周縁部に溶融した樹脂を注入する
ことにより一体化させる構造を採用しているた
め、ベースとベルベツトフアスナとの固定は完全
であり別体に形成された支持枠などを用いていな
いため周縁部の支持部材で囲まれた部分の幅をき
わめてわずかとすることができ、ベルベツトフア
スナの面積を減少させることがなく、係着力を弱
めることはない。また外観はすつきりと仕上がり
体裁がよく固定部分に液体が進入することもな
い。
第1図〜第3図は従来方法を説明するもので、
第1図はモツプの柄の側面図、第2図はモツプの
柄の底面図、第3図は第2図のA−A線断面図、
第4図〜第10図は本発明方法を説明するもの
で、第4図はベースの斜視図、第5図はベルベツ
トフアスナの斜視図、第6図はベースとベルベツ
トフアスナを重ねてその周縁部を熱溶着した状態
の斜視図、第7図はベルベツトフアスナを固定し
た状態の斜視図、第8図は第7図のB−B線拡大
断面図、第9図はベルベツトフアスナを固定した
状態の背面から見た斜視図、第10図は固定方法
を説明する縦断側面図である。 11……ベース、12……段部、13……ベル
ベツトフアスナ、13a……熱溶着部、15……
下型、16……上型、17……金型空間、18…
…樹脂、19……支持部材。
第1図はモツプの柄の側面図、第2図はモツプの
柄の底面図、第3図は第2図のA−A線断面図、
第4図〜第10図は本発明方法を説明するもの
で、第4図はベースの斜視図、第5図はベルベツ
トフアスナの斜視図、第6図はベースとベルベツ
トフアスナを重ねてその周縁部を熱溶着した状態
の斜視図、第7図はベルベツトフアスナを固定し
た状態の斜視図、第8図は第7図のB−B線拡大
断面図、第9図はベルベツトフアスナを固定した
状態の背面から見た斜視図、第10図は固定方法
を説明する縦断側面図である。 11……ベース、12……段部、13……ベル
ベツトフアスナ、13a……熱溶着部、15……
下型、16……上型、17……金型空間、18…
…樹脂、19……支持部材。
Claims (1)
- 1 所定の形状に形成されその周縁部に1段低く
なつた段部を全周にわたつて形成された平板状の
ベースと、このベースと同一の形状に抜ち抜かれ
たベルベツトフアスナとを重ねてその周縁部を熱
溶着したのち上下の金型間にはさみ、周縁部を金
型空間中に臨ませ、樹脂を注入することにより前
記ベースの段部の上方からベースの下面にわたつ
て支持部材を一体成形することによりベルベツト
フアスナをベースに対し一体的に固定することを
特徴とするベルベツトフアスナの固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4804082A JPS58165804A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | ベルベツトフアスナの固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4804082A JPS58165804A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | ベルベツトフアスナの固定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58165804A JPS58165804A (ja) | 1983-09-30 |
JPS6333842B2 true JPS6333842B2 (ja) | 1988-07-07 |
Family
ID=12792201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4804082A Granted JPS58165804A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | ベルベツトフアスナの固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58165804A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61254141A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-11 | Yamani Nousan:Kk | ウリ漬物 |
JPH0358109U (ja) * | 1989-03-06 | 1991-06-05 | ||
US7153461B2 (en) * | 2004-05-26 | 2006-12-26 | Universal Trim Supply Co., Ltd. | Adhesive tape enabling patterns and marks to be formed thereon and manufacturing method |
-
1982
- 1982-03-25 JP JP4804082A patent/JPS58165804A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58165804A (ja) | 1983-09-30 |
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