JPS6333756B2 - - Google Patents

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JPS6333756B2
JPS6333756B2 JP55004856A JP485680A JPS6333756B2 JP S6333756 B2 JPS6333756 B2 JP S6333756B2 JP 55004856 A JP55004856 A JP 55004856A JP 485680 A JP485680 A JP 485680A JP S6333756 B2 JPS6333756 B2 JP S6333756B2
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JP
Japan
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recording
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signal
audio
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JP55004856A
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Mitsunobu Furumoto
Takehiko Yano
Hiroshi Taniguchi
Kanji Kubo
Masamitsu Ootsu
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP485680A priority Critical patent/JPS56102176A/ja
Publication of JPS56102176A publication Critical patent/JPS56102176A/ja
Publication of JPS6333756B2 publication Critical patent/JPS6333756B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転ヘツドにより映像信号を磁気テ
ープの長手方向に対して傾斜した記録跡として順
次記録あるいは再生する磁気録画再生方式に関す
るものであり、映像信号に関連する音声信号の記
録再生方式に特徴を有するものである。
映像信号と音声信号を同時に記録し再生する装
置として回転磁気ヘツドを用いたビデオテープレ
コーダーがよく知られており、映像信号は回転磁
気ヘツドを用いて記録再生し、音声信号は固定ヘ
ツドを用いて記録再生する方式が一般に用いられ
ている。
このようなビデオテープレコーダーにおいて、
磁気テープおよびヘツドの改良、信号処理技術の
進歩、機構精度の向上及び制御技術の進歩等によ
つてビデオ信号の記録密度は著るしく向上した。
例えばVHS方式(4時間記録)のビデオテー
プレコーダー(VTR)を例に取れば、放送用
VTR(2インチテープ、4ヘツド型)に対して約
92倍、EIAJ統一I型VTRに対して約11倍という
記録密度に達している。なお上記VHS−VTRに
おいては、1/2インチ巾のテープを使用し、テー
プ走行速度は1.65cm/Sとなつている。このよう
に高密度記録化されたビデオテープレコーダーに
おいても、テープ、ヘツドの特性向上が進んでお
り、今後さらに高密度記録化が進む方向にある。
仮に今より2倍記録密度を向上させることがで
きたとすると、1/2インチテープを使用した場合、
テープ速度は約0.8cm/Sという低速になつてし
まう。このように極めて低速になつてくると音声
信号の記録は従来の固定ヘツド記録方式では次の
ような理由により良い音質を得ることが極めて困
難になる。
(a) 低速になると記録波長が短かくなり高周波記
録再生が困難になり、十分な音声帯域(10kHz
以上)が取れなくなる(テープ速度1cm/Sで
は5KHz程度が現状技術の限界である)。
(b) 低速になるに従つて再生ヘツド出力が減少し
S/Nが劣化し、ハムの影響も受けやすくな
る。
(c) 低速になるに従つて信号記録レベルのダイナ
ミツクレンジが狭くなり歪が発生しやすくな
る。
(d) 機構精度に限界があり、ワウ・フラツターが
大きくなる。
以上のような種々の条件より、ビデオ信号に対
しては高密度化がさらに進む余地が十分あるのに
対して、音声信号記録の面で高密度化が妨げられ
る要因が発生してきていることがわかる。
ビデオ信号の記録密度を上げてもテープ速度を
かせぐ方法としては、テープ巾を1/4インチある
いは1/8インチ等と狭くする方法が考えられるが、
テープ巾を例えば1/4インチと狭くすると、テー
プ長は1/2インチテープの場合の2倍の長さにな
り(記録密度一定として)、テープカセツトの形
状は、厚さは若干薄くなるが(ケースの厚さ、リ
ールハブの厚さ、リールとケースの空間等は変ら
ないため厚さは半分にはならず2/3程度になる)
表面積が大きくなり、2時間記録を考えたカセツ
トでは1/2インチテープ使用時のカセツト形状に
対して非常に大きくなりバランスの悪いものにな
つてしまうという欠点がある。テープ巾を1/8イ
ンチとさらに狭くすればテープ速度はかせげる
が、表面積がさらに大きくなりカセツト形状は極
めてバランスの悪いものとなつてくる。このよう
な形状の問題とは別に、ビデオ信号記録再生時の
問題として、テープ巾を狭くすると、テープの伸
縮によるスキユー歪(ヘツド切換位置の信号の時
間的不連続)が発生しやすくなること、ビデオト
ラツクの傾き角度(テープ走行方向に対する)が
小さくなり、テープ走行時のウエービングの影響
を受けやすく互換再生がむつかしくなること、さ
らに回転シリンダーとテープとの間のエヤーフイ
ルム形成が不十分となつてテープ走行の安定度が
悪くなり、ジツター発生の原因となるなどの問題
があり、テープ巾は広いほうがビデオ信号記録再
生の観点からは有利であることがよく知られてい
る。
以上述べたようにビデオテープレコーダーの記
録密度をさらに向上させ、カセツトの形状を好ま
しい形状に保とうとする場合のネツクポイントは
音声信号の記録再生にあり、従来の固定ヘツド記
録再生方式では解決できないことがわかつた。
このような問題を解決する方法としては、例え
ばビデオデイスクで採用されているように、FM
変調したビデオ信号の帯域外の低周波側に音声信
号をFM変調して多重して記録し再生する方法が
考えられる。ビデオ信号と周波数多重して記録す
ると、音声信号のみ再記録(アフターレコーデイ
ング以後アフレコと称す)することが不可能にな
る。ビデオデイスクのように再生専用の機器では
よいが、ビデオテープレコーダの様に、記録再生
のできる機器で、アフレコができないことは致命
的欠陥である。
この欠陥を改良し、高密度化に適し、アフレコ
可能な音声信号の記録方式として、映像信号を記
録する回転ヘツドで、時間圧縮して記録する方法
が、提案されているが、この音声信号の圧縮記
録、再生伸長は、回路部品が多数必要となり、据
置用のV.T.Rでは問題ないが、戸外で使用するポ
ータブルV.T.Rでは、上記回路部品の多さが、装
置を大きくし消費電流の増加等により、使用づら
い形体になる。
本発明は、この様な問題点にかんがみ、音声信
号を、回転ヘツドでも、固定ヘツドでも記録可能
な方式を提供するものである。
すなわち、小型軽量化が特に望まれるポータプ
ルV.T.Rにおいては固定ヘツドにより記録再生
し、据置用V.T.Rにおいては回転ヘツドでも記録
再生可能であるし、固定ヘツドでも記録再生でき
る方式を提供することにある。
以下図面を用いて、一実施例を説明する。
第1図は回転2ヘツド方式ヘリカルスキヤン
V.T.Rに応用した実施例である。
1は供給リール、2は巻取リールであり、キヤ
プスタン8、ピンチローラ7でもつて、テープ1
0は、シリンダ3のまわりに巻きつきながら矢印
方向11に走行している。
4,5,9はポストであり、上記テープ10が
無理なく走行する様に規制するものである。6は
オーデイオ及びコントロール信号を記録再生する
複合ヘツドである。
磁気テープ10は回転ヘツドシリンダ3のまわ
りに、ほぼ180度(180度+α+θ1+θ2)巻き付け
られ、回転ヘツドHA,HBによつて、ビデオ信号
が、第2図に示すように、順次テープに斜めの不
連続な記録軌跡として記録される。
次に第2図を用いて、テープ10に記録され
る、テープパターンについて説明する。
シリンダヘツドは第1図矢印12で示す方向
に、回転しているものとする。すなわちテープ走
行方向11とシリンダ回転方向12と同一の場合
を例にとつて説明する。又第2図は、矢印方向を
第1図と同様にする為に、シリンダの外観から見
たフオーマツトで示してある。すなわち磁気テー
プのベース側から見たパターンであり、磁性面側
から見た場合は、第2図を裏面より見た図とな
る。
第2図を説明すると、Aは、テープ幅であり、
Bはオーバーラツプ分を含んだビデオ信号記録帯
の全幅、Wは180゜ビデオヘツドが、接触するビデ
オ幅である。Cはオーデイオトラツク幅、Fはオ
ーデイオビデオガード幅、Gは、コントロールビ
デオガード幅、Dはコントロールトラツク幅であ
る。
又Mは前オーバーラツプ幅、Nは後オーバーラ
ツプ幅、CA,CG,CBは、オーデイオ信号を2
チヤンネル化した場合の、CAが第1オーデイオ
チヤンネル記録幅、CGがオーデイオ−オーデイ
オガード幅、CBが第2オーデイオチヤンネル記
録幅である。
次に、本発明の様に、オーデイオトラツクに固
定ヘツドでも、回転ヘツドでも記録する方法につ
いて説明する。
Aは、テープ全幅であるので、例えば、1/2イ
ンチ(≒12.65mm)テープという様に、決められ
る寸法であり、コントロールトラツク幅Dも、コ
ントロール信号記録再生可能な幅ということで、
決められる。又、オーデイオトラツク幅Cも、ポ
ータブル仕様の際に、周波数特性は十分(10KHz
程度)に出ないまでも、S/Nが、通常、聞ける
程度ということより、決めることができる。ビデ
オ−オーデイオガードF、コントロールビデオガ
ードGも決めることができる。
故に、 B=A−(D+G+F+C) (1) となる。
通常回転2ヘツドの場合、1フイールドを一本
のトラツクに記録する場合、Wの期間に、nH/2分 の(nH:水平走査本数、NTSC信号では525本、
PAL信号では625本)信号を記録する。
又、通常前オーバーラツプと後オーバーラツプ
は等しくとり、8水平走査期間(以後8Hと記す)
分程度をとるので、Wの幅は下記の様になる。
W=nH/2/nH/2+8×2×B=nHB/nH+32
(2) 次にシリンダの巻付け角(第1図θ1,θ2,α)
について説明する。
第1図と第2図よりわかる様に、 θ1=M/W×180゜ (3) θ2=N/W×180゜ (4) α=C+F/W×180゜ (5) となり、本方式の装置を作るには、(3)、(4)、(5)式
で計算した角度を180゜に加算した値だけ、テープ
10をシリンダー3に巻付け、回転ヘツドをテー
プ10に接触できる様にする必要がある。
又、前オーバーラツプ、後オーバーラツプは、
回転シリンダを構成し、記録再生した場合、シリ
ンダ入口および出口の出力が少ないという為と、
再生時ヘツドスイツチングのドリフト及び変動を
カバーする為に設けられたものであるので、本発
明の場合には、後オーバーラツプ部分以後も、シ
リンダーに巻き付けてあるので、再生時のヘツド
スイツチングのドリフト及び変動をカバーするだ
けで良いことになり、2〜3H程度で良く、θ1
θ2の値を同一にする必要がないのはもちろんのこ
とである。
次に上記の様な方法で記録する具体的回路を示
し説明する。
第3図において、SW1〜SW4は記録再生切
換用のスイツチであり、Rは記録時、Pは再生時
に、接続される。SW5〜SW8は、音声信号を、
回転ヘツドで記録するか、固定ヘツドで記録する
かの切換スイツチであり、Vは回転ヘツド時、A
は固定ヘツド時に接続される。
端子15には、ビデオ信号が入力され、周波数
変調器(FM変調器)16でFM波に変換される。
このFM波は、ゲート回路17及び18におい
て、ゲートパルス発生器19のパルスによつてゲ
ートされる。このゲートパルス発生器19は、回
転ヘツドHA,HBの、回転位相に応じたパルスを
出力する回転位相検出器20の出力信号を入力と
して、種々のタイミングパルスを発生すると共
に、回転ヘツド用モーター21の回転速度を制御
する回転ヘツドモーター制御回路22に回転位相
信号として入力される。
回転ヘツドモーター制御回路22は、ゲートパ
ルス発生器19からの出力と、記録時には同期信
号分離回路23からの出力、再生時には、基準信
号発生器24からの出力がSW3を介して、入力
される。回転ヘツドモーター制御回路22では、
前記の2入力を位相比較し、その誤差信号に応じ
て、モーター21に駆動電流を与えており、記録
時には、第2図Wの下端にヘツドが、きてから5
±2Hに垂直同期信号が、記録される様に、すな
わち、第5図イの入力ビデオ信号中の垂直同期信
号の前縁と、ホの再生ヘツドスイツチング信号と
のタイミングの間が、5±2Hとなる様に制御さ
れる。
再生時には、同期信号分離回路23からの信号
と同じ周波数の信号を基準信号発生器24より得
て、記録時と同じ様に制御される。
ゲート回路17及び18に送られるゲートパル
ス発生器19からの信号は、第5図ヘ及びチの様
になつており、ホのパルスを基準として、互いに
前オーバーラツプ及び後オーバーラツプ部に記録
できる様に、ゲートを開く時間が長くなつてい
る。
ゲート回路17及び18のゲートされたFM波
は、それぞれ加算回路25,26に入力される。
次に音声信号の記録について説明する。
まず回転ヘツドで記録する場合について説明す
る。端子27に記録された音声信号は、SW5の
Vを介して、時間圧縮回路28に入力され、時間
圧縮された信号となり、その出力がFM変調器2
9に入力される。又時間圧縮回路28には、先の
同期信号分離回路23から水平同期信号が入力さ
れ、時間圧縮の為の基準信号となつている。
このようにして時間軸圧縮された後、FM波に
変換された音声信号は、ゲート回路30,31に
入力される。ゲート回路30,31に入力される
ゲートパルスは、ゲートパルス発生器19より供
給され、SW7が今V側に接続されているので、
それぞれ、第5図ト及びリという波形である。ゲ
ート回路30,31でゲートされた、圧縮された
FM波は、加算回路25及び26に供給され、先
のビデオ信号のFM波と加算され記録アンプ3
2,33に入力される。加算回路25及び26の
出力信号は、第5図ヌ,ルの様になる。
加算回路25,26の出力は、記録アンプ3
2,33に入力され、記録アンプ32,33の出
力信号は、スイツチSW1,SW2のR側を介し
て、回転磁気ヘツドHA,HBにより、テープ10
に、第2図のフオーマツトの様に記録される。
上述のようにして、記録された合成信号を再生
する場合、磁気ヘツドHA,HBによつて再生され
た信号は、SW1,SW2のP側を介して、前置
増幅器34,35に入力される。前置増幅器34
の出力はゲート回路36,38に入力され、前置
増幅器35の出力は、ゲート回路37,39に入
力される。
ゲート回路36には、ゲートパルス発生器19
より第5図ホの信号が入力され、再生されたFM
信号(略第5図ヌ)が、第5図オの様な信号とし
て、加算回路40に入力される。ゲート回路37
には、ゲートパルス発生器19より、第5図ホの
逆極性の信号が入力され、再生されたFM信号
(略第5図ル)が、第5図ワの様な信号として、
加算回路40に入力される。加算回路40で加算
された信号は、第5図カの様な連続した再生FM
ビデオ信号が得られる。加算回路40の出力であ
るFMビデオ信号はFM復調器41に入力され、
再生ビデオ信号として、ビデオ出力端子46に出
力される。
一方、ゲート回路38には、ゲートパルス発生
器19より第5図トの信号が入力され、再生され
たFM信号(略第5図ヌ)のオーデイオ信号部分
のみがゲートされ、加算回路42に入力される。
ゲート回路39には、ゲートパルス発生器19よ
り、第5図リの信号が入力され、再生されたFM
信号(略第5図ル)のオーデイオ信号部分のみが
ゲートされ、加算回路42に入力される。加算回
路42で、加算されたFM音声信号は第5図ヨと
なり、FM復調回路43に入力される。
FM復調回路43によつて復調された圧縮音声
信号は、時間伸長回路45に入力される。一方再
生ビデオ信号は、出力端子46に出力すると共
に、同期信号分離回路44に入力され、同期分離
回路44で分離された、同期信号は、時間伸長回
路45に入力され、同期信号を基準として時間伸
長され、時間伸長回路45の出力として、連続し
た再生音声信号が得られ、SW6のV側を介し
て、出力端子47に出力される。又SW8は、V
側に接続され、記録電流は流れず、回転ヘツドで
記録した所に2重記録するのを防止している。
次に音声信号を固定ヘツドで、同じ場所に記録
する方法について説明する。また説明を簡単にす
るために第2図のCの部分をCA,CG,CBと分
離せず、ひとつのトラツクとして記録する場合を
説明する。
まず、回転ヘツドHA,HBでオーデイオトラツ
クに記録しない様にしなければいけない。その為
に、SW7が、A側に接続されると、ゲートパル
ス発生器19から、ゲート回路30,31に送ら
れるゲートパルスは、それぞれ第5図ト及びリの
様なパルスではなく、第5図ソの様になり、ゲー
トは開かない。それ故、記録増幅器32,33の
出力信号は、第5図タ,レとなり、回転ヘツド
が、オーデイオトラツク上を通過する場合には、
記録電流が流れない様になつている。又、音声信
号入力端子27より、入力した信号は、SW5の
A側を介して、音声信号記録処理回路48に入力
する。音声信号記録処理回路48の出力は、SW
4のR側、SW8のA側を介してオーデイオコン
トロール複合ヘツドのオーデイオヘツドを介し
て、テープ10のオーデイオトラツク部(第2図
C)に記録される。再生時には、ヘツド6で再生
された信号を、SW8のA側、SW4のP側を介
して、音声信号再生回路49に入力される。音声
信号再生回路49の出力は、SW6のA側を介し
て、音声信号出力端子47に再生音声信号が出力
される。又固定ヘツドで記録する場合には、オー
デイオアフレコイレースヘツド(図示せず)で
A/C複合headの手前に設け、記録前にイレー
スすることとし、回転ヘツドには先の様なゲート
信号をかえる様にしなくても良い。
次に第6図、第7図を用いて、ゲートパルス発
生器19をくわしく説明する。
第6図、第7図は、第3図ゲートパルス発生器
19を説明する為の図である。
今第6図では一方のビデオヘツドに着目して、
説明すると、180゜と記してある部分は、先に説明
した様に、第2図Wの部分を記録するに必要な部
分である。ビデオヘツドHAが第6図56の位置
にきた際、第7図71の正極性のパルスを、回転
位相検出器20が検出し、62の位置にきたとき
に、負極性のパルスを回転位相検出器20が検出
する。71の信号は、正負おのおの分離独立し
て、増幅され、72,73の出力を得る。74は
正極性パルスを検出してから、ヘツドHAが、前
オーバーラツプ部の開始点に到るまでの時間を設
定するモノマルチの出力であり、75は、再生時
のレツドスイツチングの位置を調整するモノマル
チの出力であり、TCは、ヘツドHBが、後オーバ
ーラツプ部を記録した終端を決める為のモノマル
チの出力であり、77はヘツドHBが、オーデイ
オビデオガード間、記録しない様にする為のモノ
マルチの出力であり、78は、ヘツドHBが、オ
ーデイオ信号を回転ヘツドで記録する時間を設定
するモノマルチの出力である。
同様に79はヘツドHBが、前オーバーラツプ
部の開始点に到るまでの時間を設定する為のモノ
マルチの出力であり、80は再生時のヘツドスイ
ツチングの位置を調整するモノマルチの出力であ
る。81は、ヘツドHAの後オーバーラツプの記
録時間を調整するモノマルチの出力であり、82
はヘツドHAが、オーデイオビデオガードを通過
する時間を調整する為のモノマルチの出力であ
り、83はヘツドHAが、回転ヘツドで、オーデ
イオ信号を記録する時間を設定するモノマルチの
出力である。この様なモノマルチの出力を用い
て、84〜88の様なゲートパルスを作成する。
今、説明する際には、第6図の様に、シリンダ
3に360゜巻き付いた説明をしたが、実際には回転
ヘツドHA,HBが、略180゜の位置に取り付けてあ
るので、第1図の様な位置でのみ、回転ヘツドと
テープが接触することになる。
次に、モノマルチの遅延時間の設定であるが、
TA,TA′については、先にも説明した様に、回
転検出器20で、パルスを検出した位置と、前オ
ーバーラツプ記録始めの位置までの時間であるの
で、第1図の記録装置毎に調整する必要がある。
TB,TB′は、前オーバーラツプまでの時間を設
定するものであるので、Vを入力ビデオ信号の垂
直同期信号周波数とすると、 TB=θ1/360×1/fr/2 (6) で設定できる。
同様に、 TC=θ2/360×1/V/2 (7) TD=F/W×180/360×1/V/2=F/W×
1/V(8) TE=C/W×180/360×1/V/2=C/W×
1/V(9) で時間は設定できる。
又、本発明では、遅延量の設定をモノマルチを
用いたゲートパルス発生器29を説明したが、ク
ロツクパルスをカウントする、パルスカウント方
式の遅延手段を用いても、ゲートパルス発生器1
9を構成できるのはもちろんのことである。
又、各モノマルチを、前のモノマルチの出力で
トリガーした構成としているが、TA及びTA′を
基準に、すべて74及び79の出力で他のモノマ
ルチをトリガーした構成にすることももちろん可
能である。
又本説明には、1回転に、2ケの略180゜はなれ
た位置で、パルスを検出する様になつているが、
1回転に1ケのパルスを検出しても、TA′〜TE
の遅延時間さえ、180゜分を考慮して長くしておけ
ば、ゲートパルス発生器を構成できるのは、もち
ろんのことである。
又、第(9)式のごとく、TEを設定するのではな
く、TEを短かくして、テープ端ぎりぎりまで、
オーデイオ信号を記録するのではなく、再生信号
エンベロープが十分でる位置までに記録する様に
する方がより実際的である。
次に、全体構成で示した時間圧縮回路28、時
間伸長回路45について説明する。
第8図は圧縮回路の説余図であり、音声入力端
子27に入力された信号はSW5のV側を介して
2系統のメモリー回路90,91に入力される。
一方、同期信号分離回路23より同期信号が、
端子92に入力される。端子92より入力された
水平同期信号は、書込みクロツク発生器95及び
読み出しクロツク発生器96に入力する。書込み
クロツク発生器95では、例えば、水平同期信号
周波数Hの2倍、即ちNTSC方式テレビジヨン信
号の場合は約W=32KHzのクロツク信号を発生さ
せる。
この書込みクロツク発生器95の出力で、入力
音声信号をサンプリングし、メモリー90,91
に書き込む。この様にW=32KHzのクロツクでサ
ンプリングすれば、約15KHzの信号までは、復元
することができる。
一方第3図のゲートパルス発生器19より、書
込み、読み出し切換用ゲート信号がゲート回路9
8,99に入力される。この入力信号としては、
第7図77,82の立上りでトリガーされる。
FFの出力、第7図88であり、シリンダーが半
回毎に交互に、メモリー90及び91に、前記書
込みクロツクが送られる様な構成になつている。
それ故先に記した様な2HWのクロツクであれ
ば、メモリー90,91としては、NTSCの場合
525のサンプリングデータを記憶する容量のもの
でよい。
この様にして記憶された信号は、読み出しクロ
ツク発生器96のクロツクにより読み出される。
この読み出しクロツクパルス周波数Rは、例え
ば、水平同期信号周波数Hの40倍、R=40Hに選
べば、 RW=40H/2H=20 (10) となり、略一垂直走査期間内に、書込まれた音声
信号は、1/20の期間で読み出されることになる。
読出しの方法は、ゲートパルス発生器19より
の信号が、ゲート回路100,101に入力さ
れ、ゲート回路100,101の出力クロツク
で、メモリー90,91の内容が交互に読み出さ
れ、加算回路102で加算され、FM変調器29
に入力される。
又この説明においては、1/20倍の圧縮の場合を
説明したが、本発明の方法をとる場合には、第2
図の図面からいくと、C/Wに圧縮すれば良い。
又、先にも記した様に、テープ端が、記録されに
くいということもあるので、C/2W圧縮して、オー デイオトラツクの半分程度に記録して良いのはも
ちろんである。
さて、次に、伸長回路45について説明する。
再生側伸長回路も記録側圧縮回路の構成とする
ことができる。ただ、異なるところは、記録時の
書込みクロツク発生器を再生時の読出しクロツク
発生器として用い、記録時の読み出しクロツク発
生器を書込みクロツク発生器とすることにより達
成できる。
この様な方法で、オーデイオ信号を記録すれば
第1垂直同期期間遅れた連続信号が再生されるこ
とになる。
ビデオ信号と音声信号の遅延時間差は、一般に
50msec程度以下であれば、検知されないから
NTSC方式の場合の約16.6msec、PAL方式の場
合の約20.0msec程度は、全く問題にならない。
メモリー素子としては、BBD、コンデンサー
メモリーの様なアナログメモリー素子を想定して
説明してきたが、前記説明における、サンプリン
グしたデータをA/Dコンバータで、デイジタル
化し、RAM等に記憶させる様にしてもよい。た
だし、この場合、読み出しデータの後にD/A変
換器を設けて、圧縮したアナログ信号にもどすこ
とにより、後の処理は全く同様となる。
次に圧縮したときの音声信号の周波数帯域につ
いて、言及すると、約15KHzの音声信号を上述の
ように、1/20に時間圧縮すると、その周波数帯域
は、300KHzとなる(本説明によると圧縮率は
W/C倍でよく、VHS規格からいくとW=
10.07、C=1.00であるので、圧縮率は約10倍)。
300KHzの周波数帯域は、ビデオ信号帯域のお
よそ3KHzに対して、まだ十分狭く、FMする場合
のキヤリヤーとしては、数百KHzから数MHzの間
に任意に設定でき、十分S/Nの良い記録再生で
きる。
このことは、音声の圧縮比を1/20に留まらず、
1/100程度まで圧縮しても記録できることを示し
ており、また2つ以上の信号で、異なるキヤリヤ
ーを周波数変調して、周波数分割記録することも
できることを示している。
以上、本発明の骨子を十分に説明する為に、固
定ヘツド1チヤンネル記録、回転オーデイオ1チ
ヤンネル記録の場合について説明してきたが、現
在の磁気記録再生装置の様に、固定ヘツド2チヤ
ンネル、回転ヘツド2チヤンネルの場合も当然可
能である。
ただしこの場合、時間圧縮回路及び時間伸長回
路が、2ケ必要となり、又ゲートパルス発生器1
9の構成も少く追加しなければいけないのはもち
ろんである。
しかも圧縮比もCA/W、CB/Wとなる。
(VHS規格でいくと、W=10.07mm、CA=CB=
0.35mmであるのでCA/W=CB/W≒1/28.8倍と
なる。) 第9図は、第2図のオーデイオ部だけ抜き出し
たものであり、第9図イは2チヤンネル記録した
場合の、テープエツジ部に記録されにくいという
ことを考慮して、固定ヘツドで記録するトラツク
CB、CAのうち、テープ中心方向のCA′、CB′に
のみ記録した場合の図である。
(VHS規格の場合、CA=2CA′とすると、圧
縮率は CA′/W≒1/57.6 となる。しかしこの場合でも、十分先に説明した
様に記録できる。) 又第9図ロは、第9図イの様に記録した場合に
は、CA′とCB′に、未使用の部分が生じるので、
CAを、CA1、CAG、CA2と分割して記録した場
合のパターンである。
この場合でもVHS規格を例にとり、考えてみ
ると、例えば、CA=CA1+CA2+CAGとし、先
に記したようにCA=0.35であるので、CA1=
CA2=0.12mm、CAG=0.11mmとしても圧縮比は CA1/W=CA2/W=1/83.9 となり、先の説明により、十分に記録できる。
この様にすれば、固定ヘツドオーデイオ帯1チ
ヤンネル(CB部)及び、回転オーデイオ2チヤ
ンネルの記録をすることも可能である。
第4図は、第2図より回転ヘツドで、オーデイ
オ信号を記録しない場合すなわち、従来の固定ヘ
ツドのみで記録再生する場合のブロツク図であ
り、第2図と同じ動作をするものには同じ番号が
付与してある。説明は、第2図の説明と重複する
ので省略する。
又、VHS規格でいえばW/C≒10であるが、
テープ幅を狭くすれば、Wは狭くできるが、固定
ヘツドを使うという条件では、Cの幅は狭くでき
ないので、必然的に、W/Cの比は小さくなる。
それ故、圧縮率が下がり、よりオーデイオ信号
の多チヤンネル化も可能なことはもちろんであ
る。
以上、音声記録の方法としては、アナログFM
記録について説明したが。PCM記録とすること
ももちろん可能である。
この場合には、先に少し説明した様に、入力オ
ーデイオ信号をサンプリングして、A/D変換し
たものを、RAMに一担記憶させ、RAMの信号
を読み出し、D/A変換してFM変調するとして
いたが、RAMより読み出した数〜十数bitの信号
を、並列に一直列変換し、その信号をMFM等の
方法でコード化して記録し、再生時には、再生信
号をデコードして、直列並列変換し、RAMに一
時記憶させるという方法でも記録再生できること
ももちろんである。
次に音声記録信号が、回転ヘツドで記録したも
のか固定ヘツドで、記録したものの検出法につい
て説明する。この場合、オーデイオトラツクの信
号をどちらが先に再生するかということがあるの
で別のところに識別信号を入れておけばよい。
例えば、コントロール信号トラツクに、コント
ロール信号と分離できる様な形で、バースト信号
を記録し、その有無で切換えるとか、バースト信
号の周波数を、回転と固定と違えておき、その違
いでもつて切換えるとか、又記録場所もコントロ
ールトラツクではなしに、ビデオ信号の垂直同期
信号部でもよい。又この際には、記録信号検出回
路が検出し、切換わる時間は、音声信号出力部
に、ミユーテイング回路を設けておくことも必要
である。
以上のように本発明によると装置を小型軽量に
する場合には、固定ヘツド記録、装置が大きくな
つても、音声記録信号の特性を重視する場合に
は、回転ヘツド記録と、選択して記録できるパタ
ーンになつている。
第9図の様なパターンにしておけば、固定ヘツ
ドオーデイオチヤンネルと、回転ヘツドチヤンネ
ルと設けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概要を示す平面
図、第2図は同実施例による記録パターン図、第
3図および第4図は同要部の電気的ブロツク図、
第5図は同動作説明波形図、第6図および第7図
はゲートパルス発生器の動作説明図、第8図は圧
縮回路の1例を示すブロツク図、第9図は本発明
の他の実施例における記録パターン図である。 1……供給リール、2……巻取リール、3……
シリンダー、6……複合ヘツド、10……磁気テ
ープ、15……映像入力端子、16,29……
FM変調器、17,18,30,31……ゲート
回路、19……ゲートパルス発生器、20……回
転位相検出器、23……同期信号分離回路、24
……基準信号発生器、25,26……加算回路、
27……音声信号入力端子、28……時間圧縮回
路、32,33……記録アンプ、HA,HB……回
転磁気ヘツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転磁気ヘツドによつて映像信号を磁気テー
    プの長手方向に対して傾斜した不連続な記録軌跡
    として磁気テープ上に順次記録再生する方式であ
    つて、磁気テープを前記回転磁気ヘツドを内包す
    るシリンダの回りに巻き付ける角度を通常映像信
    号を記録再生するに要する巻き付け角度よりも余
    分に多く巻きつけ、前記余分に多く巻き付けた部
    分に相当する前記不連続な記録軌跡に音声信号を
    時間圧縮して、前記回転ヘツドにより記録再生す
    る音声信号の第1の記録再生モードと、音声信号
    を固定ヘツドにより前記第1の記録再生モードに
    おける磁気テープ上の前記回転磁気ヘツドによる
    音声信号の記録軌跡領域に磁気テープの長手方向
    に伸びる記録軌跡として記録再生する音声信号の
    第2の記録再生モードとを有し、その第1と第2
    の記録再生モードを選択的に動作可能としたこと
    を特徴とする磁気録画再生方式。 2 回転ヘツドによる音声信号の第1の記録再生
    モードの記録領域よりも、固定ヘツドによる音声
    信号の第2の記録再生モードの記録領域の方が広
    いことを特徴とする特許請求の範囲第1項の磁気
    録画再生方式。 3 固定ヘツドによる音声信号の第2の記録再生
    モードの記録領域に、回転ヘツドによる第1の記
    録再生モードで記録再生する際には、複数入力の
    音声信号を記録再生することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項の磁気録画再生方式。 4 固定ヘツドによる音声信号の第2の記録再生
    モードで記録再生可能な2つの領域を有し、磁気
    テープの中心側の前記記録領域の一方の領域に回
    転ヘツドによる第1の記録再生モードで記録する
    場合に複数入力の音声信号を記録再生することを
    特徴とする特許請求の範囲第3項の磁気録画再生
    方式。
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