JPS6333560Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6333560Y2 JPS6333560Y2 JP1980022679U JP2267980U JPS6333560Y2 JP S6333560 Y2 JPS6333560 Y2 JP S6333560Y2 JP 1980022679 U JP1980022679 U JP 1980022679U JP 2267980 U JP2267980 U JP 2267980U JP S6333560 Y2 JPS6333560 Y2 JP S6333560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- cover
- spring
- seat
- locking portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車、航空機、船舶などの乗物およ
び家屋に用いられる張込み式座席の構造に関す
る。
び家屋に用いられる張込み式座席の構造に関す
る。
従来の座席1は、第1図に示すようにフレーム
2と、スプリング3と、パツド4と、カバー5と
よりなる。前記フレーム2は方形枠状で断面L字
状に形成され、上端部6には前記スプリング3の
端部を係止する係止部たる穴7が開設され、フレ
ーム2の外方端部8にはフレーム2強度を上げる
ためのフランジ9が下方に突設し、内方端部10
にはカバー5の係止部たるフランジ11および穴
12が開設されている。前記スプリング3はフレ
ーム2に懸架されれば図のようなS字状スプリン
グに限らず線材とコイルスプリングとこよりとの
組合せによるもちあみ式スプリング体でもよい。
パツド4はフレーム2に載置され且つスプリング
3に支持される部材で発泡性合成樹脂、天然繊
維、ゴムなど、フレーム2の硬さをやわらげ、着
座感を向上する材料なら限定されない。カバー5
はパツド4を覆い且つフレーム2に係止されるも
のならばクロスでも、又塩化ビニルフイルムでも
よい。尚13はカバー5をフレーム2に係止する
クリツプである。
2と、スプリング3と、パツド4と、カバー5と
よりなる。前記フレーム2は方形枠状で断面L字
状に形成され、上端部6には前記スプリング3の
端部を係止する係止部たる穴7が開設され、フレ
ーム2の外方端部8にはフレーム2強度を上げる
ためのフランジ9が下方に突設し、内方端部10
にはカバー5の係止部たるフランジ11および穴
12が開設されている。前記スプリング3はフレ
ーム2に懸架されれば図のようなS字状スプリン
グに限らず線材とコイルスプリングとこよりとの
組合せによるもちあみ式スプリング体でもよい。
パツド4はフレーム2に載置され且つスプリング
3に支持される部材で発泡性合成樹脂、天然繊
維、ゴムなど、フレーム2の硬さをやわらげ、着
座感を向上する材料なら限定されない。カバー5
はパツド4を覆い且つフレーム2に係止されるも
のならばクロスでも、又塩化ビニルフイルムでも
よい。尚13はカバー5をフレーム2に係止する
クリツプである。
かかる座席1によれば、着座者の体重がスプリ
ング3を介してフレーム2の上端部6に内側への
引張り荷重として作用するため、フレーム2が二
点鎖線で示すように内側へ倒れ込むような変形を
生じやすい。変形すればスプリング3の張力が減
少することになる。又、フレーム2のフランジ9
の下端部とカバー5とが接しやすく、離着座によ
るカバー5の上下動でフランジ9にこすられ経時
変化が生じやすい。又、フレーム2のフランジ1
1は平板であるため変形が生じやすく、下方に変
形すれば、カバー5の張力が減少して、カバー5
にシワが生じやすくなる。
ング3を介してフレーム2の上端部6に内側への
引張り荷重として作用するため、フレーム2が二
点鎖線で示すように内側へ倒れ込むような変形を
生じやすい。変形すればスプリング3の張力が減
少することになる。又、フレーム2のフランジ9
の下端部とカバー5とが接しやすく、離着座によ
るカバー5の上下動でフランジ9にこすられ経時
変化が生じやすい。又、フレーム2のフランジ1
1は平板であるため変形が生じやすく、下方に変
形すれば、カバー5の張力が減少して、カバー5
にシワが生じやすくなる。
本考案は従来のかかる点に鑑み、フレームの断
面構造を逆U字状にし且つ内外端部にガイド部お
よびカバー係止部を夫々形成して従来の欠点が解
消されることを目的として提供された。
面構造を逆U字状にし且つ内外端部にガイド部お
よびカバー係止部を夫々形成して従来の欠点が解
消されることを目的として提供された。
次に第2図乃至第7図を用いて本考案の一実施
例の構造を提供する。第1図の構造又は部品と同
一あるいは均等の部位、部品は同一番号を用いて
重複する説明を省略する。
例の構造を提供する。第1図の構造又は部品と同
一あるいは均等の部位、部品は同一番号を用いて
重複する説明を省略する。
図中20は座席で、21は該座席20を構成す
るフレームである。このフレーム21は、断面逆
U字状に形成され、フレーム21の上端部22に
は前記スプリング3の係止部たるフツク23が固
設され、スプリング3の端部が係止されている。
又、フレーム21の外方端部24には前記カバー
5の上下動を滑らかなるよう案内する中空円筒状
のガイド部25が形成されている。又、フレーム
21の内方端部26には更に内方に逆U字状に形
成され、且つカバー5の端部が係止されるカバー
係止部たる穴27が形成されている。
るフレームである。このフレーム21は、断面逆
U字状に形成され、フレーム21の上端部22に
は前記スプリング3の係止部たるフツク23が固
設され、スプリング3の端部が係止されている。
又、フレーム21の外方端部24には前記カバー
5の上下動を滑らかなるよう案内する中空円筒状
のガイド部25が形成されている。又、フレーム
21の内方端部26には更に内方に逆U字状に形
成され、且つカバー5の端部が係止されるカバー
係止部たる穴27が形成されている。
前記スプリング3の係止部たるフツク23の代
りに、第8図に示すようにフレーム21の上端部
22に切りおこし部28を形成して挿入係止して
もよい。
りに、第8図に示すようにフレーム21の上端部
22に切りおこし部28を形成して挿入係止して
もよい。
本考案は、かかる構造よりなるから、このフレ
ーム21にスプリング3を係止し、フレーム21
およびスプリング3でパツド4が支持され、パツ
ド4を覆うカバー5の端部をクリツプ13で穴2
7を介し取付けて座席20を構成させるので、ガ
イド部25でカバー5は張設され、しかもガイド
部25がカールされているのでカバー5の上下動
がスムーズである。又、内方端部26は逆U字状
をしているので強く、容易に変形しない構造であ
る。
ーム21にスプリング3を係止し、フレーム21
およびスプリング3でパツド4が支持され、パツ
ド4を覆うカバー5の端部をクリツプ13で穴2
7を介し取付けて座席20を構成させるので、ガ
イド部25でカバー5は張設され、しかもガイド
部25がカールされているのでカバー5の上下動
がスムーズである。又、内方端部26は逆U字状
をしているので強く、容易に変形しない構造であ
る。
第9図および第10図はスプリング3の変形例
を示す。即ち、スプリング29は金属枠線30…
…とばね鋼線31とを格子状に形成し、外側の金
属枠線30をコイルスプリング32で切りおこし
部28に係止した例である。
を示す。即ち、スプリング29は金属枠線30…
…とばね鋼線31とを格子状に形成し、外側の金
属枠線30をコイルスプリング32で切りおこし
部28に係止した例である。
従つて本考案によれば、着座によりスプリング
を引張つてもフレームは内側に倒れることがない
ので、フレーム変形によるスプリング張力減少な
どの不具合発生のおそれがない。又、フレームの
カール部でカバーがこすれてもカバーは上下にス
ムーズに滑動するので、経時変化が生じにくい。
又、カバーを取付けているフレームの内方端部は
逆U字状に形成されて強いので下方に変形するお
それがなく、そのため、カバーの張力の減少する
おそれがないなどの効果を有する。
を引張つてもフレームは内側に倒れることがない
ので、フレーム変形によるスプリング張力減少な
どの不具合発生のおそれがない。又、フレームの
カール部でカバーがこすれてもカバーは上下にス
ムーズに滑動するので、経時変化が生じにくい。
又、カバーを取付けているフレームの内方端部は
逆U字状に形成されて強いので下方に変形するお
それがなく、そのため、カバーの張力の減少する
おそれがないなどの効果を有する。
第1図は従来の座席の断面説明図、第2図は本
考案の一実施例に係る座席の斜視説明図、第3図
乃至第5図は第2図の夫々−線、−線そ
して−線断面説明図、第6図は本考案のフレ
ーム21の斜視説明図、第7図は第6図の部拡
大説明図、第8図は第7図のスプリング係止部の
他の実施例説明図、第9図は第6図のスプリング
の他の実施例説明図、第10図は第9図のX部拡
大説明図である。 1,20……座席、2,21……フレーム、
3,29……スプリング、4……パツド、5……
カバー、13……クリツプ、22……フレーム上
端部、23……スプリング係止部たるフツク、2
4……フレームの外方端部、25……ガイド部、
26……フレームの内方端部、27……カバー係
止部たる穴、28……スプリング係止部たる切り
おこし部。
考案の一実施例に係る座席の斜視説明図、第3図
乃至第5図は第2図の夫々−線、−線そ
して−線断面説明図、第6図は本考案のフレ
ーム21の斜視説明図、第7図は第6図の部拡
大説明図、第8図は第7図のスプリング係止部の
他の実施例説明図、第9図は第6図のスプリング
の他の実施例説明図、第10図は第9図のX部拡
大説明図である。 1,20……座席、2,21……フレーム、
3,29……スプリング、4……パツド、5……
カバー、13……クリツプ、22……フレーム上
端部、23……スプリング係止部たるフツク、2
4……フレームの外方端部、25……ガイド部、
26……フレームの内方端部、27……カバー係
止部たる穴、28……スプリング係止部たる切り
おこし部。
Claims (1)
- 方形枠状に形成されたフレームと、該フレーム
に懸架されたスプリングと、フレームに載置され
且つスプリングで支持されたパツドと、パツドを
覆い且つ前記フレームに係止されたカバーとより
なる座席において、前記フレームは、断面逆U字
状に形成され、該フレームの上端部には前記スプ
リングの係止部が設けられ、フレームの外方端部
には前記カバーの上下動を滑らかなるよう案内す
る中空円筒状のガイド部が形成され、又フレーム
の内方端部には更に内方に逆U字状に形成され且
つカバーの端部を係止可能としたカバー係止部が
形成されたことを特徴とする座席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980022679U JPS6333560Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980022679U JPS6333560Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56125753U JPS56125753U (ja) | 1981-09-25 |
JPS6333560Y2 true JPS6333560Y2 (ja) | 1988-09-07 |
Family
ID=29618796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980022679U Expired JPS6333560Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6333560Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57177170A (en) * | 1981-04-24 | 1982-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | Developing device of electrophotographic copying machine |
JP2002283891A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Johnson Controls Automotive Systems Corp | 車両用シートにおけるシートバックフレーム |
-
1980
- 1980-02-22 JP JP1980022679U patent/JPS6333560Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56125753U (ja) | 1981-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN204452140U (zh) | 交通工具用座椅 | |
US5015036A (en) | Apparatus for use as headrest | |
JPS6333560Y2 (ja) | ||
US5338098A (en) | Seat back of an automotive seat | |
US20100148560A1 (en) | Head support structure | |
JP2001353041A (ja) | シートバック用背当て | |
JPH033275Y2 (ja) | ||
JPH0510695Y2 (ja) | ||
JPS5938959Y2 (ja) | 車両用座席等のシ−ト | |
JPH0130921Y2 (ja) | ||
JPS6144483B2 (ja) | ||
JPH0247899Y2 (ja) | ||
US2224371A (en) | Door closing device for automotive vehicles | |
US3397914A (en) | Listing material for upholstered furniture | |
JP2005237471A (ja) | 椅子の座又は背もたれ | |
JPS5918924Y2 (ja) | シ−トベルト装置 | |
JPS6335679Y2 (ja) | ||
JPH03147Y2 (ja) | ||
JPH0515799Y2 (ja) | ||
JPH0111098Y2 (ja) | ||
JPH0540762Y2 (ja) | ||
JPH0511802Y2 (ja) | ||
JPH0627345U (ja) | 自動車用シートのポケット構造 | |
JPS643407Y2 (ja) | ||
JPH0327518Y2 (ja) |