JPS6333263A - 複合容器蓋 - Google Patents

複合容器蓋

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JPS6333263A
JPS6333263A JP61164680A JP16468086A JPS6333263A JP S6333263 A JPS6333263 A JP S6333263A JP 61164680 A JP61164680 A JP 61164680A JP 16468086 A JP16468086 A JP 16468086A JP S6333263 A JPS6333263 A JP S6333263A
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JP
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inner stopper
composite container
wall
lid
container lid
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今仁 延孝
修 石井
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Japan Crown Cork Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、中栓と外蓋との組合せから成る複合容器蓋に
関する。
〈従来技術〉 飲料用瓶の如き容器のための容器蓋として、実開昭57
−186357号公報、実公昭41−17428号公報
、及び実公昭4(1−27112号公報Gこ開示されて
いる如く、中栓と外蓋との組合せから成る複合容器蓋が
提案され実用に供されている。合成樹脂から形成される
中栓は、略円筒状嵌入壁、この嵌入壁の上端部から半径
方向外方に延びる環状フランジ、及び周方向に間隔を置
し1て配設された複数個の橋絡部を介して上記フランジ
の外周縁部に接続され且つ上記フランジの半径方向外側
に位置すると共に上記フランジの上面を越えて上方に突
出している係止リングを有する。中栓における上記嵌入
壁内には、一般に、複数個の排出口が形成されている遮
壁が設けられている。
一方、金属又は合成樹脂から形成される外蓋は、略円形
天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する略円筒形スカ
ート壁を有する。スカート壁の上部には、半径方向内方
に突出せしめられた環状突条が形成されている。この環
状突条の内径は、中栓の上記係止リングの外径より小さ
い。上記の通りの中栓と外蓋は、外蓋内に中栓を挿入す
ることによって組合される。
上記の通りの複合容器蓋を容器の口頚部に装着して口頚
部を密封する際には、口頚部に複合容器蓋を被嵌して下
降せしめる。かくすると、中栓の嵌入壁が口頚部内に挿
入せしめられると共に、中栓のフランジが口頚部頂面に
密接せしめられる。
加えて、中栓において係止リングがフランジに対して下
降せしめられ、これに起因して複数個の橋絡部が破断さ
れ、係止リングが分離される。
容器の口頚部を開封する際には、口頭部から外蓋を離脱
せしめる。かくすると、橋絡部の破断によってフランジ
から分離された係止リングは外蓋と共に口頚部からU脱
される。一方、中栓のその他の部分は口頚部に残留し、
口頚部から内容物を排出する際に所期の作用(排出量の
制御、所謂液だれの防止等)を遂行する。
〈従来技術の問題〉 然るに、従来の複合容器蓋には、次の通りの問題がある
。即ち、口頚部に複合容器蓋を装着する際には、中栓に
おける複数個の橋絡部の全てが破断されて係止リングが
フランジから分離されることが重要であるが、1個又は
複数個の橋絡部が破断されることなく残留する傾向があ
る。かくすると、口頚部を開封するために外蓋を口頚部
から離脱せしめても、中栓のその他の部分と共に破断さ
れることなく残留している橋絡部によってフランジに接
続されている係止リングも口頚部に残留するという不都
合が発生する。或いは、口頚部を開封するために外蓋を
口頚部から離脱せしめると、外蓋と共に中栓の全体も口
頚部から離脱されてしまうという不都合が発生する。
かような問題を解決するためには、中栓における複数個
の橋絡部の強度を著しく小さくすることが考えられる。
しかしながら、かくすると、中栓と外蓋とを組合すため
に中栓を外蓋内に挿入し、中栓の係止リングが外蓋の突
条を弾性的に乗越えるようにせしめる時に、複数個の橋
絡部が破断されてしまって、中栓における係止リング以
外の部分が外蓋から脱落してしまうという別個の問題が
発生する。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、中栓における複数個の橋絡部の強度を過剰に小
さくせしめる必要なくして、容器の口頚部に複合容器蓋
を装着する際に、中栓における複数個の橋絡部の全てが
所期の通りに確実に破断せしめられる、改良された複合
容器蓋を提供することである。
〈発明の要約〉 本発明者等は、鋭意研究の結果、外蓋の天面壁に、下方
に突出して中栓の複数個の橋絡部に接触乃至近接する破
断用環状突起を形成すれば、容器の口頚部に複合容器蓋
を装着する際に、上記破断用環状突起が中栓の複数個の
橋絡部に作用して下方へ強制し、これによって複数個の
橋絡部が確実に破断されることを見出した。
即ち、本発明によれば、略円筒形嵌入壁、該嵌入壁の上
端部から半径方向外方へ延びる環状フランジ、及び周方
向に間隔を置いて配設された橋絡部を介して該フランジ
の外周縁部に接続され且つ該フランジの半径方向外側に
位置する係11ニリングを有する合成樹脂製中栓と、 略円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する略円筒形
スカート壁を有し、該スカート壁の上部には半径方向内
方に突出せしめられた環状突条が形成されており、該突
条の内径は該中栓の該係止リングよりも小さい外蓋と、 を具備し、該中栓を該外蓋内に挿入し、該中栓の該係止
リングが該外蓋の該突条を弾性的に乗越えることによっ
て該外蓋内に該中栓が保持されるようにせしめられてい
る複合容器蓋において;該外蓋の該天面壁には、下方に
突出して該中栓の該複数個の橋絡部に接触乃至近接する
破断用環状突起が形成されている、ことを特徴とする複
合容器蓋が提供される。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
複合容器蓋の好適具体例について詳細に説明する。
第1図を参照して説明すると、全体を番号2で示す図示
の複合容器蓋は、中栓4と外蓋6とを具備している。
第2図及び第3図を参照して説明すると、ポリプロピレ
ン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から射出又は
圧縮成形によって一体に成形することができる中栓4は
、嵌入壁8、環状フランジ10、係止リング12及び遮
壁14を有する。嵌入壁8は略円筒形状である。更に詳
しくは、嵌入壁8は実質上円筒形状の上部と下方に向っ
て半径方向内方へ幾分傾斜した逆円錐台形状の傾斜部と
実質上円筒形状の下端部とを有する。嵌入壁8の上部外
周面には、3本の密封用環状突条15が形成されている
。環状フランジ10は、嵌入壁8の上端から半径方向外
方に延びている。環状フランジ10の下面はその全体が
実質上水平であるが、上面においては、内側部は半径方
向外方に向って上方へ傾斜せしめられ、その外側部は実
質上水平である。係止リング12は、環状フランジ】0
の半径方向外側に配設されている。第2図に明確に図示
する如く、環状フランジ10と係止リング12との間に
は、周方向に間隔を置いて複数個(図示の場合は8個)
の橋絡部16が設けられており、係止リング12は橋絡
部16を介して環状フランジ10に接続されている。係
止リング12は、環状フランジ10のに面を越えて上方
に突出せしめられているのが好都合である。嵌入壁8の
下端に配設されている遮壁14は、実質上水平な外側部
と半径方向内方に向って上方に傾斜する円錐形状の内側
部とを有する。第2図に明確に図示する如く、遮壁14
の外側部には、周方向に間隔を置いて複数個(図示の場
合は3個)の排出開口18が形成されている。所望なら
ば、遮壁14を省略することもできる。
次に、第4図を参照して外蓋6について説明すると、図
示の外蓋6は、アルミニウム薄板、クロム酸処理鋼薄板
又はブリキ薄板の如き金属薄板から形成される金属製シ
ェル20を具備している。
このシェル20は、略円形の天面壁22及びこの天面壁
22の周縁から垂下する略円筒形のスカート壁24を有
する。必ずしも必要ではないが、所謂ピルファープルー
フ特性を生成するために、スカート壁24には周方向に
延びる周方向弱化ライン26が形成されており、スカー
ト壁24は弱化ライン26よりも上方の主部28と周方
向弱化ライン26よりも下方のピルファープルーフ裾部
3゜とに区画されているのが好都合である。周方向弱化
ライン26自体は、周方向に間隔を置いて周方向に延び
る複数個のスリット32とががるスリット32間に位置
する複数個の橋絡部34とから構成することができる。
橋絡部34の1個は、周方向幅が他の橋絡部34よりも
大きい高強度非破断橋絡部34aである。かかる高強度
非破断橋絡部34aの周方向片端に関連せしめて、ピル
ファープルーフ裾部30には軸線方向に延びる軸線方向
弱化ライン36が形成されている。この軸線方向弱化ラ
イン36は、材料厚さを低減することによって形成され
るスコアでよい。所望ならば、当業者には周知の如く、
周方向弱化ライン26における全ての橋絡部34を開封
の際に破断されるものにせしめて、軸線方向弱化ライン
36を省略することもできる。また、周方向弱化ライン
26における全ての橋絡部34を高強度非破断橋絡部に
せしめて、ピルファープルーフ裾部30に開封の際に破
断される多数の軸線方向弱化ラインを形成することもで
きる。スカート壁24の主部28における上端部には、
滑り防止用の凹凸乃至ローレット38が形成されている
。そしてまた、この凹凸乃至ローレット38の直ぐ下方
には、半径方向内方に突出せしめられた環状突条40が
形成されている。この環状突条40の内径d1は、上述
した、中栓4における係止リング12の外径d2よりも
若干小さく設定されている(a+<at)。
更に、図示の外蓋6は、シェル20の天面壁22の内面
に配設されたライナ42を具備している。
適宜の合成樹脂製であるのが好ましいライナ42は、シ
ェル20の天面壁22の内面上に溶融状態の合成樹脂素
材を供給し、かかる合成樹脂素材を成形パンチによって
型押成形することによって、好都合に成形することがで
きる。この場合、シェル20の天面壁22の内面上に適
宜の接着層を予め施しておき、これによってライナ42
を天面壁22の内面所要位置に接合せしめることができ
る。
全体として円板形状のライナ42の周縁部には、下方に
突出した破断用環状突起44が形成されている。
上述した通りの中栓4と外蓋6とは、第1図に図示する
通りに組合されて複合容器蓋2を構成する。更に詳述す
ると、中栓4は外蓋6内に挿入されて、第1図に図示す
る位置に位置付けられる。
この際には、中栓4における係止リング12は、弾性的
に変形せしめられて外蓋6における環状突条40を下方
から上方に乗越え、従って、第1図に図示する位置まで
挿入されると、係止リング12が環状突条40に干渉す
ることによって外蓋6内に中栓4が保持される。第1図
に明確に図示する如く、外蓋6と中栓4とが所要通りに
組合されると、外蓋6のライナ42に形成されている環
状突起44の突出下端は、中栓4における複数個の橋絡
部I6の上面に接触乃至近接する。
中栓4と外蓋6との組合せから構成された複合容器蓋2
は、第5図に全体を番号46で示す口頚部を備えた、ガ
ラス又は適宜の合成樹脂製でよい容器に適用される。そ
れ自体は周知の形態でよい口頭部46は、頂面が開口さ
れた略円筒形状であり、その外周面には、雄螺条48と
この雄螺条48の下方に位置する環状係止突条50とが
形成されている。
口頚部46に複合容器蓋2を装着して口頭部46を密封
するためには、最初に、第5図に図示する如く、口頚部
42に複合容器蓋2を被嵌せしめる。
この際には、中栓4における嵌入壁8の比較的小径の下
端部が口頚部46内に進入し、かくして口頚部46に対
して複合容器蓋2が所要通りに位置付けられる。
次いで、屏降自在に装着された、それ自体は周知の形態
でよい押圧工具52が下降せしめられ、第6図に図示す
る如く、複合容器蓋2に作用してこれを下方に押圧する
。かくすると、外蓋6が下降され、そしてまた、外蓋6
のライナ42を介して、更に詳しくは中栓4における橋
絡部16に当接する環状突起44を介して、中栓4にも
押圧力が伝えられ、中栓4も下降される。そして、これ
によって、中栓4の嵌入壁8が口頚部46内に嵌入され
る。第6図に図示する位置、即ち中栓4の環状フランジ
10の下面が口頚部46の頂面に当接する位置まで中栓
4が下降されると、中栓4のそれ以上の下降が阻止され
る。
而して、中栓4が下降されてその嵌入壁8が口頚部46
内に嵌入される際には、中栓4の下降に対して相当な抵
抗が作用し、また中栓4の環状フランジ10の下面が口
頚部46の頂面に当接した後には、中栓4の下降が阻止
される。それ故に、押圧工具52が第6図に図示する所
定位置まで下降される間には、外蓋6のライナ42に形
成されている環状突起44から中栓4における橋絡部1
6に直接的に相当大きな押圧力が加えられ、これによっ
て、橋絡部16の全てが確実に破断され、そして橋絡部
16の破断によって中栓4の他の部分から切離された係
止リング12が中栓4の他の部分に対して幾分下降され
る。
中栓4における橋絡部16の破断に関しては、次の事実
が注目されるべきである。即ち、本発明者等は、5始、
ライナ42に特に環状突起44を形成しなくても、上述
した通りにして複合容器蓋2に押圧力を加えると、中栓
4に対して外蓋6が下降することによってライナ42が
中栓4の係止リング12に当接し、係止リング12を強
制的に下降せしめる故に、橋絡部16の全てを確実に破
断せしめることができる、と考えていた。しかしながら
、本発明者等の実験によれば、橋絡部16の少なくとも
一部が破断されることなく残留することが少なくないこ
とが判明した。この理由は、中栓4における係止リング
12、橋絡部16自体、環状フランジ10、そしてまた
外蓋6のライナ42等の弾性的変形によって、係止リン
グ12の上記強制的下降が許容されてしまうことにある
、と推察される。他方、橋絡部16の全てを確実に破断
するためには、橋絡部16の断面積を過剰に小さくする
ことが考えられるが、かくすると、上述した通りにして
外蓋6内に中栓4を挿入して両者を組合せるときに橋絡
部16が破断されてしまって、中栓4における係止リン
グ12以外の部分が外蓋6から脱落してしまうという問
題が発生する。
図示の具体例においては、更に、押圧工具52を第6図
に図示した状態に維持している間に、それ自体は周知の
形態でよい螺条形成工具(図示していない)の作用によ
って、口頚部46の雄螺条48に沿って外蓋6のスカー
ト壁24における主部28が変形されて雌螺条54が形
成される。そしてまた、それ自体は周知の形態でよい係
止工具(図示していない)の作用によって、外蓋6のス
カート壁24におけるピルファープルーフ裾部30の下
端部が半径方向内方に折曲げられて、口頭部46の環状
係!1−突条50の下面に係止される。かくして、口頚
部46への複合容器蓋2の装着が終了し、口頚部46が
密封される。
口頭部42を開封するためには、外蓋6を第6図におい
て上方から見て反時計方向に回転せしめる。かくすると
、外蓋6の雌螺条54が口頚部46の雄螺条48に沿っ
て移動する故に、外蓋6は回転と共に上方へ移動せんと
する。然るに、外蓋6のスカート壁24におけるピルフ
ァープルーフ裾部30の下端部は、口頭部46の環状係
止突条50に係止されている故に、上方へ移動すること
ができない。かくして、周方向弱化ライン26の橋絡部
34に相当な応力が生成されて橋絡部34が破断される
と共に、軸線方向弱化ライン36にも相当な応力が生成
されて軸線方向弱化ライン36が破断される。かくして
、ピルファープルーフ裾部30は、無端環状から有端帯
状に開かれ、従って口頭部46の環状係止突条50に対
する係止が解除される。他方、周方向弱化ライン26に
おける高強度非破断橋絡部34aは破断されることなく
維持される。しかる後においては、外蓋6は回転と共に
自由に一ヒ方へ移動することができ、第7図に図示する
如く、口頚部46から構成される装着の際の橋絡部16
の破断によって環状フランジ10から切離されたところ
の中栓4における係止リング12は、外蓋6の環状突条
40の干渉によって外蓋6と共に上方せしめられて、口
頚部46から離脱される。他方、第7図に図示する如く
、中栓4における係止リング12以外の部分は、口頚部
46に残留せしめられる。かようにして口頭部46を開
封した後においては、容器内に収容されている内容物を
、中栓4の遮壁14に形成されている排出開口18を通
して排出することができる。
而して、図示の具体例においては、外蓋6のシェル20
を金属薄板から形成しているが、所望ならば適宜の合成
樹脂から形成することもできる。
特に、外蓋6のシェル20を合成樹脂から形成する場合
には、シェル20の天面壁22の内面に、破断用環状突
起44を一体に形成することもできる。
また、図示の具体例においては、口頚部46に複合容器
蓋2を装着する際に、外蓋6のシェル2゜におけるスカ
ート壁24の主部28に雌螺条54を形成しているが、
所望ならば、スカート壁24の主部28に予め雌螺条5
4を形成することもできる。この場合には、外蓋6に押
圧力を加えることに代えて、外蓋6を螺合方向に回転せ
しめて外蓋6の雌螺条54を口頚部46の雄螺条4Bに
螺合せしめることによって、外蓋6及び中栓4が口頚部
46に対して下降される。
〈発明の効果〉 本発明に従って構成された複合容器蓋2によれば、口頚
部46に複合容器蓋2を装着する際に、外蓋6に形成さ
れている破断用環状突起44が中栓4における橋絡部1
6に直接的に作用して相当大きな押圧力を加え、これに
よって橋絡部16の全てが確実に破断される。従って、
橋絡部16を過剰に弱くせしめて外蓋6に中栓4を組合
せる際に橋絡部16が破断されてしまうという問題を生
成せしめることなく、口頚部46に複合容器蓋2を装着
する際に、中栓4における橋絡部16の全てを所期通り
に破断せしめて、中栓4の係止リング12を環状フラン
ジ10から確実に分離することができ、かくして係止リ
ング12の分離不良に関する問題を確実に回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された複合容器蓋の好適
具体例を、一部を断面で示す側面図。 第2図は、第1図の複合容器蓋における中栓の平面図。 第3図は、第1図の複合容器蓋における中栓を、一部を
断面で示す側面図。 第4図は、第1図の複合容器蓋における外蓋を、一部を
断面で示す側面図。 第5図及び第6図は、第1図の複合容器蓋を容器の口頚
部に装着して口頚部を密封する方法を説明するための、
一部を断面で示す側面図及び半断面図。 第7図は、第1図の複合容器蓋で密封した容器の口頚部
を開封した状態を、一部を断面で示す側面図。 2・・・複合容器蓋 4・・・中栓 6・・・外蓋 8・・・中栓の嵌大壁 10・・・中栓の環状フランジ 12・・・中栓の係止リング 16・・・中栓の橋絡部 20・・・外蓋のシェル 22・・・シェルの天面壁 24・・・シェルのスカート壁 40・・・シェルの環状突条 42・・・外蓋のライナ 44・・・破断用環状突起 特許出願人  日本クラウンコルク株式会社代理人 弁
理士  小   野   尚   純量  弁理士  
岸    本    忠    昭1第1図 第4図 第2図 第3図 旧    141 第5図 茅6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、略円筒形嵌入壁、該嵌入壁の上端部から半径方向外
    方へ延びる環状フランジ、及び周方向に間隔を置いて配
    設された橋絡部を介して該フランジの外周縁部に接続さ
    れ且つ該フランジの半径方向外側に位置する係止リング
    を有する合成樹脂製中栓と、 略円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する略円筒形
    スカート壁を有し、該スカート壁の上部には半径方向内
    方に突出せしめられた環状突条が形成されており、該突
    条の内径は該中栓の該係止リングよりも小さい外蓋と、 を具備し、該中栓を該外蓋内に挿入し、該中栓の該係止
    リングが該外蓋の該突条を弾性的に乗越えることによっ
    て該外蓋内に該中栓が保持されるようにせしめられてい
    る複合容器蓋において; 該外蓋の該天面壁には、下方に突出して該中栓の該複数
    個の橋絡部に接触乃至近接する破断用環状突起が形成さ
    れている、ことを特徴とする複合容器蓋。 2、該外蓋は、該天面壁及び該スカート壁を有する金属
    製シェルと、該シェルの該天面壁の内面に配設された合
    成樹脂製ライナとを含み、該破断用環状突起は該ライナ
    に形成されている、特許請求の範囲第1項記載の複合容
    器蓋。 3、該中栓の該係止リングは該フランジの上面を越えて
    上方に突出せしめられている、特許請求の範囲第2項記
    載の複合容器蓋。 4、該外蓋は合成樹脂製である、特許請求の範囲第1項
    記載の複合容器蓋。 5、該外蓋の該スカート壁の内周面には雌螺条が形成さ
    れている、特許請求の範囲第4項記載の複合容器蓋。
JP61164680A 1986-07-15 1986-07-15 複合容器蓋 Granted JPS6333263A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030073313A (ko) * 2002-03-11 2003-09-19 허균 완충부재가 병 입구부에 형성된 음료 병

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030073313A (ko) * 2002-03-11 2003-09-19 허균 완충부재가 병 입구부에 형성된 음료 병

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