JPS6322390A - 複合容器蓋によつて容器口頚部を密封する方法 - Google Patents
複合容器蓋によつて容器口頚部を密封する方法Info
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- JPS6322390A JPS6322390A JP16199386A JP16199386A JPS6322390A JP S6322390 A JPS6322390 A JP S6322390A JP 16199386 A JP16199386 A JP 16199386A JP 16199386 A JP16199386 A JP 16199386A JP S6322390 A JPS6322390 A JP S6322390A
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Landscapes
- Sealing Of Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は、容器口頚部を密封する方法、更に詳しくは、
合成樹脂製中栓と金属製外蓋とを具備する複合容器蓋に
よって容器口頚部を密封する方法に関する。
合成樹脂製中栓と金属製外蓋とを具備する複合容器蓋に
よって容器口頚部を密封する方法に関する。
〈従来技術〉
飲料用瓶の如き容器のための容器蓋として、実開昭57
−186357号公報に開示されている如く、合成樹脂
製中栓と金属製外蓋とを具備する複合容器蓋が提案され
実用に供されている。中栓は、略円筒形嵌入壁、この嵌
入壁の」二重部から半径方向外方に延びる環状フランジ
、及び周方向に間隔を置いて配置された複数個の橋絡部
を介して上記フランジの外周縁部に接続され且つ上記フ
ランジの半径方向外側に位置すると共に−J二記フラン
ジの上面を越えて上方に突出している係止リングを有す
る。中栓における上記嵌入壁内には、一般に、複数個の
排出口が形成されている遮壁が設けられている。一方、
外蓋は、略円形天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下す
る略円筒形スカート壁を有する。スカート壁の上部には
、半径方向内方に突出せしめられた環状突条が形成され
ている。
−186357号公報に開示されている如く、合成樹脂
製中栓と金属製外蓋とを具備する複合容器蓋が提案され
実用に供されている。中栓は、略円筒形嵌入壁、この嵌
入壁の」二重部から半径方向外方に延びる環状フランジ
、及び周方向に間隔を置いて配置された複数個の橋絡部
を介して上記フランジの外周縁部に接続され且つ上記フ
ランジの半径方向外側に位置すると共に−J二記フラン
ジの上面を越えて上方に突出している係止リングを有す
る。中栓における上記嵌入壁内には、一般に、複数個の
排出口が形成されている遮壁が設けられている。一方、
外蓋は、略円形天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下す
る略円筒形スカート壁を有する。スカート壁の上部には
、半径方向内方に突出せしめられた環状突条が形成され
ている。
この環状突条の内径は、中栓の」二記係止リングの外径
より小さい。かような外蓋内に中栓を挿入ず的に外蓋の
突条を乗越え、これによって外蓋内に中栓が保持される
。
より小さい。かような外蓋内に中栓を挿入ず的に外蓋の
突条を乗越え、これによって外蓋内に中栓が保持される
。
上記の通りの複合容器蓋は、例えば外周面に雌螺条が形
成されている口頚部を備えた容器に適用される。口頚部
に複合容器蓋を装着して口頚部を密封するには、最初に
、口頚部に複合容器蓋を被嵌する。次いで、外蓋の天面
壁を押圧せしめて複合容器蓋を下降せしめる。かくする
と、中栓の嵌入壁が口頚部内に挿入せしめられると共に
、中栓のフランジが口頚部頂面に密接せしめられる。加
えて、中栓において係止リングがフランジに対して下降
せしめられ、これに起因して複数個の橋絡部が破断され
、係止リングが分離される。更に、外蓋の天面壁を押圧
している間に、外蓋のスカート壁を口頚部の雌螺条に沿
って変形せしめて雌螺条を形成する。
成されている口頚部を備えた容器に適用される。口頚部
に複合容器蓋を装着して口頚部を密封するには、最初に
、口頚部に複合容器蓋を被嵌する。次いで、外蓋の天面
壁を押圧せしめて複合容器蓋を下降せしめる。かくする
と、中栓の嵌入壁が口頚部内に挿入せしめられると共に
、中栓のフランジが口頚部頂面に密接せしめられる。加
えて、中栓において係止リングがフランジに対して下降
せしめられ、これに起因して複数個の橋絡部が破断され
、係止リングが分離される。更に、外蓋の天面壁を押圧
している間に、外蓋のスカート壁を口頚部の雌螺条に沿
って変形せしめて雌螺条を形成する。
容器の口頚部を開封するには、外蓋を回転せしめてその
雌螺条と口頚部の雄螺条との螺合を解除し、口頚部から
外蓋を離脱せしめる。かくすると、橋絡部の破断によっ
てフランジから分離された係止リングは外蓋と共に口頭
部から離脱される。−方、中栓のその他の部分は口頭部
に残留し、口頚部から内容物を排出する際に所期の作用
(排出量の制御、所謂液だれの防止等)を遂行する。
雌螺条と口頚部の雄螺条との螺合を解除し、口頚部から
外蓋を離脱せしめる。かくすると、橋絡部の破断によっ
てフランジから分離された係止リングは外蓋と共に口頭
部から離脱される。−方、中栓のその他の部分は口頭部
に残留し、口頚部から内容物を排出する際に所期の作用
(排出量の制御、所謂液だれの防止等)を遂行する。
〈従来技術の問題〉
然るに、上記複合容器蓋を口頭部に装着して口頚部を密
封する従来の方法には、次の通りの問題がある。即ち、
口頚部に複合容器蓋を装着する際には、中栓におLJる
複数個の橋絡部の全てが破断されて係止リングがフラン
ジから分離されることが重要であるが、1個又は複数個
の橋絡部か破断されることなく残留する傾向がある。か
くすると、口頚部を開封するために外蓋を口頚部から離
脱せしめても、中栓のその他の部分と共に破断されるこ
となく残留している橋絡部によ2てフランジに接続され
ている係止リングも口頚部に残留するという不都合が発
生ずる。或いは、1コ頚部を開封するために外蓋を口頚
部から離脱せしめると、外蓋と共に中栓の全体も口頚部
から離脱されてしまうという不都合が発生する。
封する従来の方法には、次の通りの問題がある。即ち、
口頚部に複合容器蓋を装着する際には、中栓におLJる
複数個の橋絡部の全てが破断されて係止リングがフラン
ジから分離されることが重要であるが、1個又は複数個
の橋絡部か破断されることなく残留する傾向がある。か
くすると、口頚部を開封するために外蓋を口頚部から離
脱せしめても、中栓のその他の部分と共に破断されるこ
となく残留している橋絡部によ2てフランジに接続され
ている係止リングも口頚部に残留するという不都合が発
生ずる。或いは、1コ頚部を開封するために外蓋を口頚
部から離脱せしめると、外蓋と共に中栓の全体も口頚部
から離脱されてしまうという不都合が発生する。
かような問題を解決するためには、中栓における複数個
の橋絡部の強度を著しく小さくすることが考えられる。
の橋絡部の強度を著しく小さくすることが考えられる。
しかしながら、かくすると、中栓と外蓋とを組合すため
に中栓を外蓋内に挿入し、中栓の係止リングが外蓋の突
条を弾性的に乗越えるようにせしめる時に、複数個の橋
絡部が破断されてしまって、中栓における係止リング以
外の部分が外蓋から脱落してしまうという別個の問題が
発生する。
に中栓を外蓋内に挿入し、中栓の係止リングが外蓋の突
条を弾性的に乗越えるようにせしめる時に、複数個の橋
絡部が破断されてしまって、中栓における係止リング以
外の部分が外蓋から脱落してしまうという別個の問題が
発生する。
〈発明の目的〉
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、中栓における複数個の橋絡部の強度を過剰に小
さくせしめる必要なくして、中栓における複数個の橋絡
部の全てを所期の通りに確実に破断せしめることができ
る、複合容器蓋によって容器口頚部を密封する改良され
た方法を提供することである。
目的は、中栓における複数個の橋絡部の強度を過剰に小
さくせしめる必要なくして、中栓における複数個の橋絡
部の全てを所期の通りに確実に破断せしめることができ
る、複合容器蓋によって容器口頚部を密封する改良され
た方法を提供することである。
〈発明の要約〉
本発明者等は、鋭意研究の結果、口頚部に複合容器蓋を
装着する際に、外蓋の天面壁の外周縁部を下方に変形せ
しめ、これによって中栓における係止リングを比較的大
きく下降せしめれば、複数個の橋絡部の強度を過剰に小
さくする必要なくして、複数個の橋絡部の全てを所期の
通りの確実に破断せしめることができることを見出した
。
装着する際に、外蓋の天面壁の外周縁部を下方に変形せ
しめ、これによって中栓における係止リングを比較的大
きく下降せしめれば、複数個の橋絡部の強度を過剰に小
さくする必要なくして、複数個の橋絡部の全てを所期の
通りの確実に破断せしめることができることを見出した
。
即ち、本発明によれば、合成樹脂製中栓と金属製外蓋と
を具備し、該中栓は略円筒形の嵌入壁、該嵌入壁の上端
部から半径方向外方に延びる環状フランジ、及び周方向
に間隔を置いて配設された橋絡部を介して該フランジの
外周縁部に接続され且つ該フランジの半径方向外側に位
置する係止リングを有し、該金属製外蓋は略円形天面壁
及び該天面壁の周縁から垂下する略円筒形スカート壁を
有し、該スカート壁の上部には半径方向内方に突出せし
められた環状突条が形成されており、該突条の内径は該
中栓の該係止リングの外径より小さく、該中栓を該外蓋
内に挿入し、該中栓の該係止リングが該外蓋の該突条を
弾性的に乗越えることによって該外蓋内に該中栓が保持
されるようにせしめられている複合容器蓋によって、容
器の口頚部を密封する方法にして; 該口頚部に該複合容器蓋を被嵌すること、次いで、該複
合容器蓋を下鋒セしめて、該中栓の該嵌入壁を該口頚部
内に嵌入せしめると共に該中栓の該フランジを該口頚部
の頂面に密接せしめること、 及び該外蓋の該天面壁の外周縁部を下方に変形せしめ、
これによって該中栓の該係止リングを該フランジに対し
て下降せしめて該複数個の橋絡部の全てを確実に破断せ
しめること、 を含むことを特徴とする方法が提供される。
を具備し、該中栓は略円筒形の嵌入壁、該嵌入壁の上端
部から半径方向外方に延びる環状フランジ、及び周方向
に間隔を置いて配設された橋絡部を介して該フランジの
外周縁部に接続され且つ該フランジの半径方向外側に位
置する係止リングを有し、該金属製外蓋は略円形天面壁
及び該天面壁の周縁から垂下する略円筒形スカート壁を
有し、該スカート壁の上部には半径方向内方に突出せし
められた環状突条が形成されており、該突条の内径は該
中栓の該係止リングの外径より小さく、該中栓を該外蓋
内に挿入し、該中栓の該係止リングが該外蓋の該突条を
弾性的に乗越えることによって該外蓋内に該中栓が保持
されるようにせしめられている複合容器蓋によって、容
器の口頚部を密封する方法にして; 該口頚部に該複合容器蓋を被嵌すること、次いで、該複
合容器蓋を下鋒セしめて、該中栓の該嵌入壁を該口頚部
内に嵌入せしめると共に該中栓の該フランジを該口頚部
の頂面に密接せしめること、 及び該外蓋の該天面壁の外周縁部を下方に変形せしめ、
これによって該中栓の該係止リングを該フランジに対し
て下降せしめて該複数個の橋絡部の全てを確実に破断せ
しめること、 を含むことを特徴とする方法が提供される。
〈発明の好適具体例〉
以下、添付図面を参照して、本発明に従う好適具体例に
ついて詳細に説明する。
ついて詳細に説明する。
第1図は、本発明の方法の好適具体例に使用される複合
容器蓋の一例を図示している。全体を番号2で示す複合
容器蓋は、中栓4と外蓋6との組合せから構成されてい
る。
容器蓋の一例を図示している。全体を番号2で示す複合
容器蓋は、中栓4と外蓋6との組合せから構成されてい
る。
第2図及び第3路を参照して説明すると、ポリプロピレ
ン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から射出又は
圧縮成形によって一体に成形することができる中栓4は
、嵌入壁8、環状フランジ10、係止リング12及び遮
壁14を有する。嵌入壁8は略円筒形状である。更に詳
しくは、嵌入壁8は実質上円筒形状の上部と下方に向っ
て半径方向内方へ幾分傾斜した逆円錐台形状の傾斜部と
実質上円筒形状の下端部とを有する。嵌入壁8の上部外
周面には、3本の密封用環状突条15が形成されている
。環状フランジ10は、嵌入壁8の上端から半径方向外
方に延びている。環状フランジ10の下面はその全体が
実質上水平であるが上面においては、内側部は半径方向
外方に向って上方へ傾斜せしめられ、その外側部は実質
上水平である。係止リング12は、環状フランジ10の
半径方向外側に配設されている。第3図に明確に図示す
る如く、環状フランジ10と係止リング12との間には
、周方向に間隔を置いて複数個(図示の場合は8個)の
橋絡部16が設けられており、係止リング12は橋絡部
16を介して環状フランジ10に接続されている。係止
リング12は、環状フランジ10の上面を越えて上方に
突出せしめられているのが好都合である。嵌入壁8の下
端に配設されている遮壁14は、実質上水平な外側部と
半径方向内方に向って上方に傾斜する円錐形状の内側部
とを有する。第3図に明確に図示する如く、遮壁14の
外側部には、周方向に間隔を置いて複数個(図示の場合
は3個)の排出開口18が形成れている。所望ならば遮
壁14を省略することもできる。
ン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から射出又は
圧縮成形によって一体に成形することができる中栓4は
、嵌入壁8、環状フランジ10、係止リング12及び遮
壁14を有する。嵌入壁8は略円筒形状である。更に詳
しくは、嵌入壁8は実質上円筒形状の上部と下方に向っ
て半径方向内方へ幾分傾斜した逆円錐台形状の傾斜部と
実質上円筒形状の下端部とを有する。嵌入壁8の上部外
周面には、3本の密封用環状突条15が形成されている
。環状フランジ10は、嵌入壁8の上端から半径方向外
方に延びている。環状フランジ10の下面はその全体が
実質上水平であるが上面においては、内側部は半径方向
外方に向って上方へ傾斜せしめられ、その外側部は実質
上水平である。係止リング12は、環状フランジ10の
半径方向外側に配設されている。第3図に明確に図示す
る如く、環状フランジ10と係止リング12との間には
、周方向に間隔を置いて複数個(図示の場合は8個)の
橋絡部16が設けられており、係止リング12は橋絡部
16を介して環状フランジ10に接続されている。係止
リング12は、環状フランジ10の上面を越えて上方に
突出せしめられているのが好都合である。嵌入壁8の下
端に配設されている遮壁14は、実質上水平な外側部と
半径方向内方に向って上方に傾斜する円錐形状の内側部
とを有する。第3図に明確に図示する如く、遮壁14の
外側部には、周方向に間隔を置いて複数個(図示の場合
は3個)の排出開口18が形成れている。所望ならば遮
壁14を省略することもできる。
次に、第4図を参照して外蓋6について説明すると、ア
ルミニウム薄板、クロム酸処理薄板又はブリキ薄板の如
き金属薄板から形成される外蓋6は、略円形の天面壁2
0及びこの天面壁20の周縁から垂下する略円筒形のス
カート壁22を有する。必ずしも必要ではないが、所謂
ピルファープルーフ特性を生成するために、スカート壁
22には周方向に延びる周方向弱化ライン24が形成さ
れており、スカート壁22は弱化ライン24よりも上方
の主部26と同方向弱化ライン26よりも下方のピルフ
ァープルーフ裾部28とに区画されているのが好都合で
ある。周方向弱化ライン26自体は、周方向に間隔を置
いて周方向に延びる複数個のスリット30とかかるスリ
ット30間に位置する複数個の橋絡部32とから構成す
ることができる。橋絡部3201個は、周方向幅が他の
橋絡部32よりも大きい高強度非破断橋絡部32aであ
る。かかる高強度非破断橋絡部32aの周方向片端に関
連せしめて、ピルファープルーフ裾部28には軸線方向
に延びる軸線方向弱化ライン34が形成されている。こ
の軸線方向弱化ライン34は、材料厚さを低減すること
によって形成されるスコアでよい。所望ならば、当業者
には周知の如く、周方向弱化ライン24における全ての
橋絡部32を開封の際に破断されるものにせしめて、軸
32を高強度非破断橋絡部にせしめて、ピルファープル
ーフ裾部28に開封の際に破断される多数の軸線方向弱
化ラインを形成することもできる。
ルミニウム薄板、クロム酸処理薄板又はブリキ薄板の如
き金属薄板から形成される外蓋6は、略円形の天面壁2
0及びこの天面壁20の周縁から垂下する略円筒形のス
カート壁22を有する。必ずしも必要ではないが、所謂
ピルファープルーフ特性を生成するために、スカート壁
22には周方向に延びる周方向弱化ライン24が形成さ
れており、スカート壁22は弱化ライン24よりも上方
の主部26と同方向弱化ライン26よりも下方のピルフ
ァープルーフ裾部28とに区画されているのが好都合で
ある。周方向弱化ライン26自体は、周方向に間隔を置
いて周方向に延びる複数個のスリット30とかかるスリ
ット30間に位置する複数個の橋絡部32とから構成す
ることができる。橋絡部3201個は、周方向幅が他の
橋絡部32よりも大きい高強度非破断橋絡部32aであ
る。かかる高強度非破断橋絡部32aの周方向片端に関
連せしめて、ピルファープルーフ裾部28には軸線方向
に延びる軸線方向弱化ライン34が形成されている。こ
の軸線方向弱化ライン34は、材料厚さを低減すること
によって形成されるスコアでよい。所望ならば、当業者
には周知の如く、周方向弱化ライン24における全ての
橋絡部32を開封の際に破断されるものにせしめて、軸
32を高強度非破断橋絡部にせしめて、ピルファープル
ーフ裾部28に開封の際に破断される多数の軸線方向弱
化ラインを形成することもできる。
スカート壁22の主部26における上端部には、滑り防
止用の凹凸乃至ローレット36が形成されている。そし
てまた、この凹凸乃至ローレット36の直ぐ下方には、
半径方向内方に突出せしめられた環状突条38が形成さ
れている。この環状突条38の内径d、は、上述した中
栓4における係止リング12の外径d2よりも若干小さ
く設定されている。(dt <d、)。更に、図示の具
体例においては、天面壁20の内面に、適宜の合成樹脂
から成形することができる略円板形状のライナ40が配
設されている。
止用の凹凸乃至ローレット36が形成されている。そし
てまた、この凹凸乃至ローレット36の直ぐ下方には、
半径方向内方に突出せしめられた環状突条38が形成さ
れている。この環状突条38の内径d、は、上述した中
栓4における係止リング12の外径d2よりも若干小さ
く設定されている。(dt <d、)。更に、図示の具
体例においては、天面壁20の内面に、適宜の合成樹脂
から成形することができる略円板形状のライナ40が配
設されている。
上述した通りの中栓4と外蓋6とは、第1図に図示する
通りに組合されて複合容器蓋2を構成する。更に詳述す
ると、中栓4は外蓋6内に挿入されて、第1図に図示す
る位置に位置付けられる。
通りに組合されて複合容器蓋2を構成する。更に詳述す
ると、中栓4は外蓋6内に挿入されて、第1図に図示す
る位置に位置付けられる。
この際には、中栓4における係止リング12は、弾性的
に変形せしめられて外蓋6における環状突条38を下方
から上方に乗越え、従って、第1図に図示する位置まで
挿入されると、係止リング12が環状突条38に干渉す
ることによって外M6内に中栓4が保持される。
に変形せしめられて外蓋6における環状突条38を下方
から上方に乗越え、従って、第1図に図示する位置まで
挿入されると、係止リング12が環状突条38に干渉す
ることによって外M6内に中栓4が保持される。
中栓4と外蓋6との組合せから構成された複合容器蓋2
は、第5図に全体を番号42で示す口頚部を備えた、ガ
ラス又は適宜の合成樹脂製でよい容器に適用される。そ
れ自体は周知の形態でよい口頭部42は、頂面が開口さ
れた略円筒形状であり、その外周面には、雄螺条44と
この雄螺条44の下方に位置する環状係止突条46とが
形成されている。
は、第5図に全体を番号42で示す口頚部を備えた、ガ
ラス又は適宜の合成樹脂製でよい容器に適用される。そ
れ自体は周知の形態でよい口頭部42は、頂面が開口さ
れた略円筒形状であり、その外周面には、雄螺条44と
この雄螺条44の下方に位置する環状係止突条46とが
形成されている。
口頭部42を複合容器蓋2にって密封する、本発明に従
う方法の好適具体例について詳述すると、次の通りであ
る。
う方法の好適具体例について詳述すると、次の通りであ
る。
最初に、第5図に図示する如く、口頚部42に複合容器
蓋2を被嵌せしめる。この際には、中栓4における嵌入
壁8の比較的小径の下端部が[]頚部42内に進入し、
かくして口頭部42に対して複合容器蓋2が所要通りに
位置付けられる。
蓋2を被嵌せしめる。この際には、中栓4における嵌入
壁8の比較的小径の下端部が[]頚部42内に進入し、
かくして口頭部42に対して複合容器蓋2が所要通りに
位置付けられる。
次いで、押圧工具48が下降せしめられて複合容器蓋2
に作用せしめられる。押圧工具48の構成について説明
すると、図示の押圧工具48は、外側部材50と内側部
材52とを具備している。
に作用せしめられる。押圧工具48の構成について説明
すると、図示の押圧工具48は、外側部材50と内側部
材52とを具備している。
外側部材50は、円形上壁54、この上壁54の周縁か
ら垂下する比較的小径の上部円筒壁56、この上部円筒
壁56の下端から半径方向外方へ延びる環状壁58、及
びこの環状壁58の周縁から覧 垂下する比較的大径の下部円裔扉Oを有する。下部円筒
壁60の内面下端部には、環状凹部62が形成されてお
り、かかる環状凹部62よりも半径方向外側の領域にお
いては、下部円筒壁60の下面は下方に向って半径方向
外方へ傾斜せしめられている。上記環状凹部62の外径
d3は、複合容器蓋2における外蓋6の外径d4と実質
上同一乃至それより若干小さく (d3≦d4)、下部
円筒壁60の内径d、は外蓋6の外径d4よりも所定値
(例えば211程度)小さく (as <d4)せし
められている。下部円筒壁60には、更に、周方向に間
隔を置いて上下方向に延びる複数個(例えば3個)の開
口64が形成されている。かような外側部材50の上端
部は、力l、機構成いは油圧シリンダ機構等から構成す
ることができる適宜の4降動機構(図示していない)に
連結されており、所要通りに昇降動せしめられる。一方
、内側部材52は、上記外側部材50内に昇降動自在に
収容されている。この内側部材52は、円盤形状の主部
66とこの主部66の上面から上方に突出する円柱状突
部68とを有する。主部66の外径は、外側部材50に
おける下部円筒壁60の内径に対応せしめられている。
ら垂下する比較的小径の上部円筒壁56、この上部円筒
壁56の下端から半径方向外方へ延びる環状壁58、及
びこの環状壁58の周縁から覧 垂下する比較的大径の下部円裔扉Oを有する。下部円筒
壁60の内面下端部には、環状凹部62が形成されてお
り、かかる環状凹部62よりも半径方向外側の領域にお
いては、下部円筒壁60の下面は下方に向って半径方向
外方へ傾斜せしめられている。上記環状凹部62の外径
d3は、複合容器蓋2における外蓋6の外径d4と実質
上同一乃至それより若干小さく (d3≦d4)、下部
円筒壁60の内径d、は外蓋6の外径d4よりも所定値
(例えば211程度)小さく (as <d4)せし
められている。下部円筒壁60には、更に、周方向に間
隔を置いて上下方向に延びる複数個(例えば3個)の開
口64が形成されている。かような外側部材50の上端
部は、力l、機構成いは油圧シリンダ機構等から構成す
ることができる適宜の4降動機構(図示していない)に
連結されており、所要通りに昇降動せしめられる。一方
、内側部材52は、上記外側部材50内に昇降動自在に
収容されている。この内側部材52は、円盤形状の主部
66とこの主部66の上面から上方に突出する円柱状突
部68とを有する。主部66の外径は、外側部材50に
おける下部円筒壁60の内径に対応せしめられている。
内側部材52の主部66の上面と外側部材50の上壁5
4の下面との間には、内側部材52を下方に弾性的に偏
倚するためのコイルばねでよい弾性手段70が介在せし
められている。
4の下面との間には、内側部材52を下方に弾性的に偏
倚するためのコイルばねでよい弾性手段70が介在せし
められている。
更に、内側部材52の主部66には、周方向に間隔を置
いて半径方向外方へ突出する複数本(例えば3本)のビ
ン72が植設されている。ががるビン72の各々の突出
部は、外側部材5oの下部円筒壁60に形成されている
上記開口64の各々内に挿入されており、ビン72が開
口64の下端に当接することによって、外側部材50に
対する内側部材52の下方への移動が制限される。
いて半径方向外方へ突出する複数本(例えば3本)のビ
ン72が植設されている。ががるビン72の各々の突出
部は、外側部材5oの下部円筒壁60に形成されている
上記開口64の各々内に挿入されており、ビン72が開
口64の下端に当接することによって、外側部材50に
対する内側部材52の下方への移動が制限される。
上記の通りの押圧工具48の作用は次の通りである。昇
降動機構(図示していない)によって押圧工具48の外
側部材50が下降せしめられると、外側部材50に付随
して内側部材52と下降せしめられ、第6図に図示する
如く、内側部材52の下面と共に外側部材52の環状凹
部62の底面が、複合容器蓋2の外蓋6における天面壁
20の外面に当接する。しかる後においては、押圧工具
48の下降に応じて外蓋6も下降せしめられ、そして外
蓋6が若干下降せしめられると、その天面壁20の内面
に配設されているライナ40が中栓4、更に詳しくはそ
の係止リング12に当接し、従って外蓋6と共に中栓4
も下降せしめられる。かくすると、第6図に図示する如
く、中栓4の嵌入壁8が口頚部42内に嵌入される。そ
して、第6図に図示する如く、中栓4の環状フランジ1
0の下面が口頭部42の頂面に当接する位置まで中栓4
が下降されると、中栓4のそれ以上の下降が阻止される
。
降動機構(図示していない)によって押圧工具48の外
側部材50が下降せしめられると、外側部材50に付随
して内側部材52と下降せしめられ、第6図に図示する
如く、内側部材52の下面と共に外側部材52の環状凹
部62の底面が、複合容器蓋2の外蓋6における天面壁
20の外面に当接する。しかる後においては、押圧工具
48の下降に応じて外蓋6も下降せしめられ、そして外
蓋6が若干下降せしめられると、その天面壁20の内面
に配設されているライナ40が中栓4、更に詳しくはそ
の係止リング12に当接し、従って外蓋6と共に中栓4
も下降せしめられる。かくすると、第6図に図示する如
く、中栓4の嵌入壁8が口頚部42内に嵌入される。そ
して、第6図に図示する如く、中栓4の環状フランジ1
0の下面が口頭部42の頂面に当接する位置まで中栓4
が下降されると、中栓4のそれ以上の下降が阻止される
。
而して、中栓4が下降されてその嵌入壁8が口頚部42
内に嵌入される際には、中栓4の下降に対して相当な抵
抗が作用し、また中栓4の環状フランジ10が下面が口
頚部42の頂面に当接した後には、中栓4の下降が阻止
さるが、外蓋6の天面壁20の外面には押圧工具48の
弾性手段70によって規定される押圧力が付加される。
内に嵌入される際には、中栓4の下降に対して相当な抵
抗が作用し、また中栓4の環状フランジ10が下面が口
頚部42の頂面に当接した後には、中栓4の下降が阻止
さるが、外蓋6の天面壁20の外面には押圧工具48の
弾性手段70によって規定される押圧力が付加される。
それ故に、中栓4が下降されてその嵌入壁8が口頚部4
2内に嵌入される際或いは中栓4の下降が阻止された後
においては、中栓4に対して外蓋6が更に幾分か下降さ
れて、第6図に図示する如く、外蓋6のライナ40が中
栓4における係止リング12を押圧して中栓4における
環状フランジ10に対して相対的に下降(初期下降)せ
しめる。本発明者等は、当始、嵌入壁8に対する係止リ
ング12の上述した通りの相対的下降によって、中栓4
において環状フランジ10に係止リング12を接続して
いる橋絡部16の全てが充分確実に破断することができ
る、と考えていた。しかしながら、本発明者等の実験に
よれば、橋絡部16の少なくとも一部が破断されること
なく残留することが少なくないことが判明した。この理
由は、中栓4における係止リング12、橋絡部16自体
、環状フランジ10、そしてまた外蓋6のライナ40等
の弾性的変形によって、環状フランジ10に対する係止
リング12の上記相対的移動が許容されてしまうことに
ある、と推察される。他方、橋絡部16の全てを確実に
破断するためには、橋絡部16の断面積を過剰に小さく
することが考えられるが、かくすると、上述した通りに
して外蓋6内に中栓4を挿入して両者を組合せるときに
橋絡部16が破断されてしまって、中栓4における係止
リング12以外の部分が外蓋6から脱落してしまうとい
う問題が発生する。
2内に嵌入される際或いは中栓4の下降が阻止された後
においては、中栓4に対して外蓋6が更に幾分か下降さ
れて、第6図に図示する如く、外蓋6のライナ40が中
栓4における係止リング12を押圧して中栓4における
環状フランジ10に対して相対的に下降(初期下降)せ
しめる。本発明者等は、当始、嵌入壁8に対する係止リ
ング12の上述した通りの相対的下降によって、中栓4
において環状フランジ10に係止リング12を接続して
いる橋絡部16の全てが充分確実に破断することができ
る、と考えていた。しかしながら、本発明者等の実験に
よれば、橋絡部16の少なくとも一部が破断されること
なく残留することが少なくないことが判明した。この理
由は、中栓4における係止リング12、橋絡部16自体
、環状フランジ10、そしてまた外蓋6のライナ40等
の弾性的変形によって、環状フランジ10に対する係止
リング12の上記相対的移動が許容されてしまうことに
ある、と推察される。他方、橋絡部16の全てを確実に
破断するためには、橋絡部16の断面積を過剰に小さく
することが考えられるが、かくすると、上述した通りに
して外蓋6内に中栓4を挿入して両者を組合せるときに
橋絡部16が破断されてしまって、中栓4における係止
リング12以外の部分が外蓋6から脱落してしまうとい
う問題が発生する。
然るに、本発明に従う方法においては、昇降動機構(図
示していない)によって押圧工具48の外側部材50は
、第6図に図示する位置から更に第7図に図示する位置
まで下降せしめられる。そして、これによって、第7図
に図示する如く、外側部材50の環状凹部62の底面か
ら外蓋6の天面壁20の外面外周縁部に過剰押圧力が加
えられ、かくして外蓋6の天面壁20の外周縁部が下方
に変形せしめられる。かくすると、ライナ40を介して
中栓4の係止リング12は更に第7図に図示する位置ま
で下降せしめられ、これによって橋絡部16の全てが確
実に破断され、かくして、中栓4における係止リング1
2が環状フランジ10から分離される。この際には、押
圧工具48の内側部JFA52は、外側部材50に付随
して下降されることなく静止状態に維持され、従って、
第6図と第7図とを比較参照することによって容易に理
解される如く、内側部材52は弾性手段70の弾性偏倚
作用に抗して、外側部材50に対して所定量だけ上方へ
相対的に移動せしめられる。
示していない)によって押圧工具48の外側部材50は
、第6図に図示する位置から更に第7図に図示する位置
まで下降せしめられる。そして、これによって、第7図
に図示する如く、外側部材50の環状凹部62の底面か
ら外蓋6の天面壁20の外面外周縁部に過剰押圧力が加
えられ、かくして外蓋6の天面壁20の外周縁部が下方
に変形せしめられる。かくすると、ライナ40を介して
中栓4の係止リング12は更に第7図に図示する位置ま
で下降せしめられ、これによって橋絡部16の全てが確
実に破断され、かくして、中栓4における係止リング1
2が環状フランジ10から分離される。この際には、押
圧工具48の内側部JFA52は、外側部材50に付随
して下降されることなく静止状態に維持され、従って、
第6図と第7図とを比較参照することによって容易に理
解される如く、内側部材52は弾性手段70の弾性偏倚
作用に抗して、外側部材50に対して所定量だけ上方へ
相対的に移動せしめられる。
図示の具体例においては、更に、押圧工具48を第7図
に図示した状態に維持している間に、それ自体は周知の
形態でよい螺条形成工具(図示していない)の作用によ
って、口頚部42の雄螺条44に沿って外蓋6のスカー
ト壁22における主部26が変形されて雌螺条74が形
成される。そしてまた、それ自体は周知の形態でよい係
止工具(図示していない)の作用によって、外蓋6のス
カート壁22におけるピルファープルーフ裾部28の下
端部が半径方向内方に折曲げられて、口頭部42の環状
係止突条46の下面に係止される。しかる後に、昇降動
機構(図示していない)によって押圧工具48の外側工
具50が上昇され、これに付随して内側工具52も上昇
される。かくして、口頭部42への複合容器蓋2の装着
が終了し、口頭部42が密封される。
に図示した状態に維持している間に、それ自体は周知の
形態でよい螺条形成工具(図示していない)の作用によ
って、口頚部42の雄螺条44に沿って外蓋6のスカー
ト壁22における主部26が変形されて雌螺条74が形
成される。そしてまた、それ自体は周知の形態でよい係
止工具(図示していない)の作用によって、外蓋6のス
カート壁22におけるピルファープルーフ裾部28の下
端部が半径方向内方に折曲げられて、口頭部42の環状
係止突条46の下面に係止される。しかる後に、昇降動
機構(図示していない)によって押圧工具48の外側工
具50が上昇され、これに付随して内側工具52も上昇
される。かくして、口頭部42への複合容器蓋2の装着
が終了し、口頭部42が密封される。
口頚部42を開封するためには、外蓋6を第7図におい
て上方から見て反時計方向に回転せしめる。かくすると
、外蓋6の雌螺条74が口頚部42の雄螺条44に沿っ
て移動する故に、外M6は回転と共に上方へ移動せんと
する。然るに、外蓋6のスカート壁22におけるピルフ
ァープルーフ化部28の下端部は、口頭部42の環状係
止突条46に係止されている故に、上方へ移動すること
ができない。かくして、周方向弱化ライン26の橋絡部
32に相当な応力が生成されて橋絡部32が破断される
と共に、軸線方向弱化ライン34にも相当な応力が生成
されて軸線方向弱化ライン34が破断される。かくして
、ピルファープルーフ裾部28は、無端環状から有端帯
状に開かれ、従って口頚部42の環状係止突条46に対
する係止が解除される。他方、周方向弱化ライン26に
おける高強度非破断橋絡部32aは破断されることなく
維持される。しかる後においては、外蓋6は回転と共に
自由に上方へ移動することができ、第8図に図示する如
く、口頚部42から構成される装着の際の橋絡部16の
破断によって環状フランジ10から切離されたところの
中栓4における係止リング12は、外蓋6の環状突条3
8の干渉によって外蓋6と共に上方せしめられて、口頭
部42から離脱される。他方、第8図に図示する如く、
中栓4における係止リング12以外の部分は、口頭部4
2に残留せしめら糺る。かようにして口頭部42を開封
した後においては、容器内に収容されている内容物を、
中栓4の遮壁14に形成されている排出開口18を通し
て排出することができる。
て上方から見て反時計方向に回転せしめる。かくすると
、外蓋6の雌螺条74が口頚部42の雄螺条44に沿っ
て移動する故に、外M6は回転と共に上方へ移動せんと
する。然るに、外蓋6のスカート壁22におけるピルフ
ァープルーフ化部28の下端部は、口頭部42の環状係
止突条46に係止されている故に、上方へ移動すること
ができない。かくして、周方向弱化ライン26の橋絡部
32に相当な応力が生成されて橋絡部32が破断される
と共に、軸線方向弱化ライン34にも相当な応力が生成
されて軸線方向弱化ライン34が破断される。かくして
、ピルファープルーフ裾部28は、無端環状から有端帯
状に開かれ、従って口頚部42の環状係止突条46に対
する係止が解除される。他方、周方向弱化ライン26に
おける高強度非破断橋絡部32aは破断されることなく
維持される。しかる後においては、外蓋6は回転と共に
自由に上方へ移動することができ、第8図に図示する如
く、口頚部42から構成される装着の際の橋絡部16の
破断によって環状フランジ10から切離されたところの
中栓4における係止リング12は、外蓋6の環状突条3
8の干渉によって外蓋6と共に上方せしめられて、口頭
部42から離脱される。他方、第8図に図示する如く、
中栓4における係止リング12以外の部分は、口頭部4
2に残留せしめら糺る。かようにして口頭部42を開封
した後においては、容器内に収容されている内容物を、
中栓4の遮壁14に形成されている排出開口18を通し
て排出することができる。
〈発明の効果〉
本発明に従う方法によれば口頭部42に複合容器蓋2を
装着する際に、外M6の天面壁20の外周縁部を強制的
に下方に変形せしめ、これによって中栓4の係止リング
12を環状フランジ10に対して充分に下降せしめ、か
くして環状フランジ10に係止リング12を接続してい
る橋絡部16の全てを確実に破断している。従って、橋
絡部16を過剰に弱くせしめて外蓋6に中栓4をfal
1合せる際に橋絡部16が破断されてしまうという問題
を生成せしめることなく、口頚部42に複合容器蓋2を
装着する際に、中栓4における橋絡部16の全てを所期
通りに破断せしめて、中栓4の係止リング12を環状フ
ランジ10から確実に分離することができ、かくして係
止リング12の分離不良に関する問題を確実に回避する
ことができる。
装着する際に、外M6の天面壁20の外周縁部を強制的
に下方に変形せしめ、これによって中栓4の係止リング
12を環状フランジ10に対して充分に下降せしめ、か
くして環状フランジ10に係止リング12を接続してい
る橋絡部16の全てを確実に破断している。従って、橋
絡部16を過剰に弱くせしめて外蓋6に中栓4をfal
1合せる際に橋絡部16が破断されてしまうという問題
を生成せしめることなく、口頚部42に複合容器蓋2を
装着する際に、中栓4における橋絡部16の全てを所期
通りに破断せしめて、中栓4の係止リング12を環状フ
ランジ10から確実に分離することができ、かくして係
止リング12の分離不良に関する問題を確実に回避する
ことができる。
第1図は、本発明の方法の好適具体例に使用される複合
容器蓋の一例を、一部を断面で示す側面図。 第2図は、第1図の複合容器蓋における中栓の平面図。 第3図は、第1図の複合容器蓋における中栓を、一部を
断面で示す側面図。 第4図は、第1図の複合容器蓋における外蓋を、一部を
断面で示す側面図。 第5図、第6図及び第7図は、第1図の複合容器蓋を口
頚部に装着して口頚部を密封する、本発明の方法の好適
具体例を説明するための一部を断面で示す側面図乃至半
断面図。 第8図は、第1図の複合容器蓋で密封した口頚部を開封
した状態を、一部を断面で示す側面図。 2・・・複合容器蓋 4・・・中栓 6・・・外蓋 8・・・中栓の嵌入壁 10・・・中栓の環状フランジ 12・・・中栓の嵌入壁 16・・・中栓の橋絡部 20・・・外蓋の天面壁 22・・・外蓋のスカート壁 38・・・外蓋の環状突条 42・・・口頭部 48・・・押圧工具 50・・・押圧工具の外側部材 52・・・押圧工具の内側部材 70・・・押圧工具の弾性手段 一部 T71 ”1 旬 第1図 第4ワ 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図
容器蓋の一例を、一部を断面で示す側面図。 第2図は、第1図の複合容器蓋における中栓の平面図。 第3図は、第1図の複合容器蓋における中栓を、一部を
断面で示す側面図。 第4図は、第1図の複合容器蓋における外蓋を、一部を
断面で示す側面図。 第5図、第6図及び第7図は、第1図の複合容器蓋を口
頚部に装着して口頚部を密封する、本発明の方法の好適
具体例を説明するための一部を断面で示す側面図乃至半
断面図。 第8図は、第1図の複合容器蓋で密封した口頚部を開封
した状態を、一部を断面で示す側面図。 2・・・複合容器蓋 4・・・中栓 6・・・外蓋 8・・・中栓の嵌入壁 10・・・中栓の環状フランジ 12・・・中栓の嵌入壁 16・・・中栓の橋絡部 20・・・外蓋の天面壁 22・・・外蓋のスカート壁 38・・・外蓋の環状突条 42・・・口頭部 48・・・押圧工具 50・・・押圧工具の外側部材 52・・・押圧工具の内側部材 70・・・押圧工具の弾性手段 一部 T71 ”1 旬 第1図 第4ワ 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、合成樹脂製中栓と金属製外蓋とを具備し、該中栓は
略円筒形嵌入壁、該嵌入壁の上端部から半径方向外方に
延びる環状フランジ、及び周方向に間隔を置いて配設さ
れた橋絡部を介して該フランジの外周縁部に接続され且
つ該フランジの半径方向外側に位置する係止リングを有
し、該金属製外蓋は略円形天面壁及び該天面壁の周縁か
ら垂下する略円筒形スカート壁を有し、該スカート壁の
上部には半径方向内方に突出せしめられた環状突条が形
成されており、該突条の内径は該中栓の該係止リングの
外径より小さく、該中栓を該外蓋内に挿入し、該中栓の
該係止リングが該外蓋の該突条を弾性的に乗越えること
によって該外蓋内に該中栓が保持されるようにせしめら
れている複合容器蓋によって、容器の口頚部を密封する
方法にして; 該口頚部に該複合容器蓋を被嵌すること、 次いで、該複合容器蓋を下降せしめて、該中栓の該嵌入
壁を該口頚部内に嵌入せしめると共に該中栓の該フラン
ジを該口頚部の頂面に密接せしめること、 及び該外蓋の該天面壁の外周縁部を下方に変形せしめ、
これによって該中栓の該係止リングを該フランジに対し
て下降せしめて該複数個の橋絡部の全てを確実に破断せ
しめること、 を含むことを特徴とする方法。 2、該外蓋の該天面壁に押圧力を加えて該複合容器蓋を
下降せしめる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、該中枠の該係止リングは該フランジの上面を越えて
上方に突出せしめられており、該外蓋の該天面壁に押圧
力を加えることによって該係止リングが該フランジに対
して初期下降される、特許請求の範囲第2項記載の方法
。 4、該口頚部の外周面には雄螺条が形成されており、該
外蓋の該天面壁に押圧力を加えている間に、該外蓋の該
スカート壁を該雄螺条に沿って変形せしめて雌螺条を形
成する、特許請求の範囲第2項又は第3項記載の方法。 5、該外蓋の該天面壁に押圧力を加える時に、該外蓋の
該天面壁の該外周縁部に過剰押圧力を加えて下方に変形
せしめる、特許請求の範囲第2項乃至第4項のいずれか
に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61161993A JPH0649519B2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 複合容器蓋によつて容器口頚部を密封する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61161993A JPH0649519B2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 複合容器蓋によつて容器口頚部を密封する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6322390A true JPS6322390A (ja) | 1988-01-29 |
JPH0649519B2 JPH0649519B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=15745995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61161993A Expired - Fee Related JPH0649519B2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 複合容器蓋によつて容器口頚部を密封する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649519B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4117428Y1 (ja) * | 1965-01-18 | 1966-08-12 | ||
JPS5613390A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-09 | Sawada Kogyosho Yuugen | Method and device for sealing up rolllon pilferrproof cap |
-
1986
- 1986-07-11 JP JP61161993A patent/JPH0649519B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4117428Y1 (ja) * | 1965-01-18 | 1966-08-12 | ||
JPS5613390A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-09 | Sawada Kogyosho Yuugen | Method and device for sealing up rolllon pilferrproof cap |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0649519B2 (ja) | 1994-06-29 |
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Legal Events
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