JPH06549B2 - 容器不正表示閉蓋具およびその適用方法 - Google Patents
容器不正表示閉蓋具およびその適用方法Info
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- JPH06549B2 JPH06549B2 JP1115271A JP11527189A JPH06549B2 JP H06549 B2 JPH06549 B2 JP H06549B2 JP 1115271 A JP1115271 A JP 1115271A JP 11527189 A JP11527189 A JP 11527189A JP H06549 B2 JPH06549 B2 JP H06549B2
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- Japan
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- band
- container
- closure
- bead
- tamper
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3442—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with rigid bead or projections formed on the tamper element and coacting with bead or projections on the container
- B65D41/3447—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with rigid bead or projections formed on the tamper element and coacting with bead or projections on the container the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Cartons (AREA)
- Sealing Of Jars (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は不正表示閉蓋具(ふた類)、および容器に対
するその利用に関する。
するその利用に関する。
閉蓋具スカート部の自由下端部に、閉蓋具と一体の弱化
部片により不正開封表示バンド部を設け、適用された閉
蓋具が容器の完成首部上でねじをゆるめられるか、また
は持ち上げられた時に前記バンドが切断されるようにし
たプラスチック閉蓋具が利用されている。容器はその完
成首部上で、容器の開口に隣接してスクリューねじが設
けられ、またねじ部分の下側に環状外部リングまたはビ
ードが設けられる。このタイプの従来の閉蓋具において
は、バンドはその内面に沿って可撓性部分、たとえば翼
部片を包含し、これは容器のビード上でたわみを生じ、
最終的にビードの下方に位置されるようになっている。
閉蓋具をねじ込む場合はたわみが生じるが、閉蓋具のね
じをゆるめる場合は、たわみを生じることなくビードと
係合し、バンドが閉蓋具の残りの部分から切断され、こ
の切断により、閉蓋体が最初に開封されたことが表示さ
れる。この種の不正表示閉蓋具の例は、米国特許第4,
497,765号、第4,520,939号および第
4,592,476号明細書に開示される従来技術に見
られる。容器の首部において口部を閉鎖する場合は、閉
蓋具のねじはねじ込み回転において、完成首部のねじ上
を移行する。上記柔軟性部分は所定角度を有し、容器の
ビード上に乗ると共に、その下方へ移動して容器上の閉
鎖位置まで到達するように構成される。ねじをゆるめる
方向に回転すると、柔軟性部分は内方へ延びて、容器の
首部のビード上へたわむことがなく、したがってバンド
の上方移動は上記柔軟性部分の存在により妨げられる。
不正バンドは閉蓋具と共に上方へ移動することができ
ず、妨害により生じる応力によりバンドがスカート部か
ら破断される。
部片により不正開封表示バンド部を設け、適用された閉
蓋具が容器の完成首部上でねじをゆるめられるか、また
は持ち上げられた時に前記バンドが切断されるようにし
たプラスチック閉蓋具が利用されている。容器はその完
成首部上で、容器の開口に隣接してスクリューねじが設
けられ、またねじ部分の下側に環状外部リングまたはビ
ードが設けられる。このタイプの従来の閉蓋具において
は、バンドはその内面に沿って可撓性部分、たとえば翼
部片を包含し、これは容器のビード上でたわみを生じ、
最終的にビードの下方に位置されるようになっている。
閉蓋具をねじ込む場合はたわみが生じるが、閉蓋具のね
じをゆるめる場合は、たわみを生じることなくビードと
係合し、バンドが閉蓋具の残りの部分から切断され、こ
の切断により、閉蓋体が最初に開封されたことが表示さ
れる。この種の不正表示閉蓋具の例は、米国特許第4,
497,765号、第4,520,939号および第
4,592,476号明細書に開示される従来技術に見
られる。容器の首部において口部を閉鎖する場合は、閉
蓋具のねじはねじ込み回転において、完成首部のねじ上
を移行する。上記柔軟性部分は所定角度を有し、容器の
ビード上に乗ると共に、その下方へ移動して容器上の閉
鎖位置まで到達するように構成される。ねじをゆるめる
方向に回転すると、柔軟性部分は内方へ延びて、容器の
首部のビード上へたわむことがなく、したがってバンド
の上方移動は上記柔軟性部分の存在により妨げられる。
不正バンドは閉蓋具と共に上方へ移動することができ
ず、妨害により生じる応力によりバンドがスカート部か
ら破断される。
上記の角度付きの翼部片は、バンドと容器との間に薄片
部材、たとえばくさび片を挿入し、翼部分を反対方向に
操作することにより、その通常の機能が無効化されてし
まう。その後、閉蓋具のねじをゆるめると、閉蓋具をね
じ込む場合に通常生ずる作用が生じ、すなわち翼部片
は、不正バンドが破断されることなく、容器の環状ビー
ド上でたわみを生じるようになる。したがって、容器の
不正に対する保証が失われてしまう。
部材、たとえばくさび片を挿入し、翼部分を反対方向に
操作することにより、その通常の機能が無効化されてし
まう。その後、閉蓋具のねじをゆるめると、閉蓋具をね
じ込む場合に通常生ずる作用が生じ、すなわち翼部片
は、不正バンドが破断されることなく、容器の環状ビー
ド上でたわみを生じるようになる。したがって、容器の
不正に対する保証が失われてしまう。
最下部不正バンドがその内面に下方に延びる突起を有し
ている閉蓋具を容器首部に適用する場合、ねじ込み回転
中に閉蓋具上への下方押圧力を要しこの突起が完成容器
の首部ねじ上を移動して、最終的に閉蓋具のねじと容器
のねじとが確実に係合させる必要がある。このような頂
部負荷が必要であることが、不正表示閉蓋具を適用する
キャップ適用装置に複雑性を付加することになる。
ている閉蓋具を容器首部に適用する場合、ねじ込み回転
中に閉蓋具上への下方押圧力を要しこの突起が完成容器
の首部ねじ上を移動して、最終的に閉蓋具のねじと容器
のねじとが確実に係合させる必要がある。このような頂
部負荷が必要であることが、不正表示閉蓋具を適用する
キャップ適用装置に複雑性を付加することになる。
この発明の主目的は、容器の不正開栓に対する保証を無
効にすることができない不正表示閉蓋具を提供すること
である。
効にすることができない不正表示閉蓋具を提供すること
である。
この発明の別の目的は、不正表示閉蓋具を提供すると共
に、閉蓋具を完成容器首部に適用する間、閉蓋具に頂部
押圧力負荷を必要としないで適用する方法を提供するこ
とである。
に、閉蓋具を完成容器首部に適用する間、閉蓋具に頂部
押圧力負荷を必要としないで適用する方法を提供するこ
とである。
この発明の別の目的は、これらの目的において製造が容
易であると共に、現在得られる不正表示閉蓋具に対して
経済的に匹敵する閉蓋具を提供することである。
易であると共に、現在得られる不正表示閉蓋具に対して
経済的に匹敵する閉蓋具を提供することである。
また、この発明の別の目的は、ねじの下側に2重の移送
(トランスファー)ビードを有する標準ねじ付首部を有
するボトルを利用し、閉蓋具の不正表示バンドに設けた
多水準または多段のビードを有する閉蓋具を提供するこ
とにより、不正開栓に対する保証をさらに増大すること
である。
(トランスファー)ビードを有する標準ねじ付首部を有
するボトルを利用し、閉蓋具の不正表示バンドに設けた
多水準または多段のビードを有する閉蓋具を提供するこ
とにより、不正開栓に対する保証をさらに増大すること
である。
この発明の別の目的は、不正表示バンドを閉蓋具スカー
ト部の自由縁部に設け、このバンドの自由下縁部を厚肉
断面にしたことにより、容器首部に閉蓋具を最初に嵌め
込むのに助けとなるようにすることである。
ト部の自由縁部に設け、このバンドの自由下縁部を厚肉
断面にしたことにより、容器首部に閉蓋具を最初に嵌め
込むのに助けとなるようにすることである。
この発明の別の目的および特徴は、以下の説明および図
面に示されている。
面に示されている。
第1および2図において、一部片(からなる)閉蓋具1
0はプラスチック、たとえばポリプロピレンから形成さ
れると共に、頂部壁11および周縁スカート部12から
構成される。スカート部および頂部壁は上端半径部13
において結合されている。スカート部12の内側には内
ねじ14のような装置が設けられ、この装置14は、容
器15の完成円形頂部17に沿うねじ16のような、容
器15上の対応装置と相互に係合するようになってい
る。
0はプラスチック、たとえばポリプロピレンから形成さ
れると共に、頂部壁11および周縁スカート部12から
構成される。スカート部および頂部壁は上端半径部13
において結合されている。スカート部12の内側には内
ねじ14のような装置が設けられ、この装置14は、容
器15の完成円形頂部17に沿うねじ16のような、容
器15上の対応装置と相互に係合するようになってい
る。
不正表示バンド部18は、破断可能な装置によりスカー
ト部12の下端部に結合されており、この破断可能な装
置の一形態は第1、2および4図に示されるように、周
縁部に対して部分的深さまで切込まれた刻み線を設ける
か、またはバンド部18の上部で、スカート部の下縁の
直下の材料に、部分的厚さに切断した部分と完全にその
厚さに亘り切断した部分を交互に隣接して設けた環状弱
化部としての形態を有している。こうして、バンド18
は弱化線に沿うもろい装置により、閉蓋具に取付けられ
る。
ト部12の下端部に結合されており、この破断可能な装
置の一形態は第1、2および4図に示されるように、周
縁部に対して部分的深さまで切込まれた刻み線を設ける
か、またはバンド部18の上部で、スカート部の下縁の
直下の材料に、部分的厚さに切断した部分と完全にその
厚さに亘り切断した部分を交互に隣接して設けた環状弱
化部としての形態を有している。こうして、バンド18
は弱化線に沿うもろい装置により、閉蓋具に取付けられ
る。
バンド部18の内部に沿って、一連の内方に向くビード
状突起20が形成されており、この突起はここでは「ビ
ード状突起」と呼ばれると共に、内周縁の回りに多段ま
たは多水準にわたって配置されている。ビード状突起2
0はそれぞれバンド内の異なる水準位置に複数の連続列
として配置されている。その連続列の形態の一つが第3
図に示され、20a、20bおよび20cとして表示さ
れている。一つの連続列中の最上部ビード状突起20a
は次の連続列中においても現われ、一つの連続列の最終
または最下部ビード状突起20cは次の連続列の最上部
ビード状突起20aに隣接して配置される。各連続列の
ビード状突起20a〜20cは、第3図上で水平半径線
か角度「P」だけ傾斜するピッチ線に沿って配置され
る。角度「P」は完成容器のねじのピッチと同一であ
る。一例として、容器ねじのねじピッチ角度は、閉蓋体
を完成容器首部上に適用する場合の回転方向に見て20
°である。第4図に示されるように、このピッチ角度
「P」はビード状突起20の上面21に設けられる。面
21の下方の複合面はバンドの壁内へ延びてカム面22
を提供しており、カム面22は面21から下方へ傾斜し
て、バンド壁に出合うようになっている。この複合面2
2は容器のねじ14表面と接触すると、水平面20に対
して急傾斜角度を形成する。閉蓋体が容器から取除かれ
る時、最上部ビード状突起20aはボルト首部の最下部
に位置し円周方向に配置された下部トランスファービー
ド23と接触する。下部トランスファービード23は、
閉蓋具の不正表示バンドの容器上での下部ロックリング
を提供する。閉蓋具が第5図の完全「オン(on)」位
置からねじをゆるめられる時、最上部ビード20aはそ
れぞれ、下部トランスファービード23に対してその下
面に係合する。容器のトランスファービードに対してビ
ード状突起20aが把持されることにより、閉蓋具10
のバンド18の上昇が阻止される。第1〜3および5図
の実施例に示される環状の弱化刻み線が、バンドとスカ
ート部を分離する刻み線に沿いバンド18とスカート部
12との間を破壊させる。閉蓋具10は容器15からね
じをゆるめられ、そしてバンド18はロックリングを構
成するトランスファービード23の下側で首部17上に
保持される。
状突起20が形成されており、この突起はここでは「ビ
ード状突起」と呼ばれると共に、内周縁の回りに多段ま
たは多水準にわたって配置されている。ビード状突起2
0はそれぞれバンド内の異なる水準位置に複数の連続列
として配置されている。その連続列の形態の一つが第3
図に示され、20a、20bおよび20cとして表示さ
れている。一つの連続列中の最上部ビード状突起20a
は次の連続列中においても現われ、一つの連続列の最終
または最下部ビード状突起20cは次の連続列の最上部
ビード状突起20aに隣接して配置される。各連続列の
ビード状突起20a〜20cは、第3図上で水平半径線
か角度「P」だけ傾斜するピッチ線に沿って配置され
る。角度「P」は完成容器のねじのピッチと同一であ
る。一例として、容器ねじのねじピッチ角度は、閉蓋体
を完成容器首部上に適用する場合の回転方向に見て20
°である。第4図に示されるように、このピッチ角度
「P」はビード状突起20の上面21に設けられる。面
21の下方の複合面はバンドの壁内へ延びてカム面22
を提供しており、カム面22は面21から下方へ傾斜し
て、バンド壁に出合うようになっている。この複合面2
2は容器のねじ14表面と接触すると、水平面20に対
して急傾斜角度を形成する。閉蓋体が容器から取除かれ
る時、最上部ビード状突起20aはボルト首部の最下部
に位置し円周方向に配置された下部トランスファービー
ド23と接触する。下部トランスファービード23は、
閉蓋具の不正表示バンドの容器上での下部ロックリング
を提供する。閉蓋具が第5図の完全「オン(on)」位
置からねじをゆるめられる時、最上部ビード20aはそ
れぞれ、下部トランスファービード23に対してその下
面に係合する。容器のトランスファービードに対してビ
ード状突起20aが把持されることにより、閉蓋具10
のバンド18の上昇が阻止される。第1〜3および5図
の実施例に示される環状の弱化刻み線が、バンドとスカ
ート部を分離する刻み線に沿いバンド18とスカート部
12との間を破壊させる。閉蓋具10は容器15からね
じをゆるめられ、そしてバンド18はロックリングを構
成するトランスファービード23の下側で首部17上に
保持される。
ビード状突起20は中実形態を有し、したがって包装体
を不正開口しようとする場合に、それがバンドによって
つぶされることを防止するようになっている。ビード状
突起がセットをなしてバンド12上で円周方向に、千鳥
状に段をなして分配配置されていることにより、この発
明の不正表示形態を不能にするいかなる努力も困難にし
ている。ビード状突起20の配置構成により、くさび状
装置をバンドと容器との間に挿入し、続いてビード状突
起を容器の保持面を越えて移動させることにより、バン
ドをボトル上の円形ビードを通り抜けさせるような不正
操作が防止される。この「不正操作」はある種の不正表
示閉蓋具において、バンドを閉蓋具から分離することな
く閉蓋具を除去するために広く利用されている。
を不正開口しようとする場合に、それがバンドによって
つぶされることを防止するようになっている。ビード状
突起がセットをなしてバンド12上で円周方向に、千鳥
状に段をなして分配配置されていることにより、この発
明の不正表示形態を不能にするいかなる努力も困難にし
ている。ビード状突起20の配置構成により、くさび状
装置をバンドと容器との間に挿入し、続いてビード状突
起を容器の保持面を越えて移動させることにより、バン
ドをボトル上の円形ビードを通り抜けさせるような不正
操作が防止される。この「不正操作」はある種の不正表
示閉蓋具において、バンドを閉蓋具から分離することな
く閉蓋具を除去するために広く利用されている。
図示されるように、4セットのビード状突起20が使用
され、バンド18の内面に総数12のビード状突起20
が設けられている。この構成において、これらのビード
状突起は中心から中心まで、30°の角度間隔で配置さ
れている。ビード状突起はその数、および各段または各
セットにおけるその数を変更することができる。閉蓋具
の適用を容易にするため、ビード状突起をバンドの回り
に等角度間隔で配置することが好ましい。
され、バンド18の内面に総数12のビード状突起20
が設けられている。この構成において、これらのビード
状突起は中心から中心まで、30°の角度間隔で配置さ
れている。ビード状突起はその数、および各段または各
セットにおけるその数を変更することができる。閉蓋具
の適用を容易にするため、ビード状突起をバンドの回り
に等角度間隔で配置することが好ましい。
この発明は容器にキャップを適用するにあたって、利点
を提供している。現在利用されているほとんどの不正表
示閉蓋具においては、キャップ適用装置は閉蓋具をねじ
付き容器に適用するために、回転運動と共に軸心方向頂
部圧力を利用しなければならない。頂部圧力は、不正バ
ンド装置または突起を、各ねじを越えて通過させるため
に必要である。この発明においては、ビード状突起が容
器ねじに対応するねじピッチ線に沿って配置されている
ことから、キャップ適用ヘッドにより頂部圧力を維持す
ることは、もはや不要になる。本質的には、ビード状突
起20はねじの端部を通過するまで、その面21が容器
ねじ16の下側に載置された状態でねじ移行するように
配置構成されている。この点において、閉蓋具のスカー
ト部のねじ14は容器ねじ16と係合し、閉蓋具を完全
「オン」位置へ駆動する(第5図参照)。閉蓋具の下方
回転移動において、ビード状突起20の下面22は容器
上の単一または複数の円周トランスファービード上を乗
り超える(第8〜10図参照)。ここに開示される好ま
しい構成は、容器に設けられる2つの前述のような環状
ビードを提供している。最下部環状ビード23は容器首
部に沿って、そのねじ16の下方で、最上部環状ビード
24の下方に隔置されている。円周ビード23および2
4間の環状空間は円滑な移行溝25を提供しており、溝
25の基部はビード23の下方の容器首部より少し大き
い径を有している。実際には、容器上のビード23およ
び24は容器の成形において、移送ビードとしての機能
を有しており、すなわち首成形型はこれらビードを包含
し、これらのビードが容器製造工程において容器をトラ
ンスファーするのに利用される。ここでは完成容器17
は不正表示包装体を提供する便利のために、2つのトラ
ンスファービード23および24を包含しなければなら
ない。閉蓋具のバンド上のビード20の一つの水準線が
下部容器ビード23の上方にもたらされるように操作さ
れた場合は、この水準のビード20はビード24の下方
に隔離され、実質的に最上部ビード24を事実上通過す
ることができないよう保証される。
を提供している。現在利用されているほとんどの不正表
示閉蓋具においては、キャップ適用装置は閉蓋具をねじ
付き容器に適用するために、回転運動と共に軸心方向頂
部圧力を利用しなければならない。頂部圧力は、不正バ
ンド装置または突起を、各ねじを越えて通過させるため
に必要である。この発明においては、ビード状突起が容
器ねじに対応するねじピッチ線に沿って配置されている
ことから、キャップ適用ヘッドにより頂部圧力を維持す
ることは、もはや不要になる。本質的には、ビード状突
起20はねじの端部を通過するまで、その面21が容器
ねじ16の下側に載置された状態でねじ移行するように
配置構成されている。この点において、閉蓋具のスカー
ト部のねじ14は容器ねじ16と係合し、閉蓋具を完全
「オン」位置へ駆動する(第5図参照)。閉蓋具の下方
回転移動において、ビード状突起20の下面22は容器
上の単一または複数の円周トランスファービード上を乗
り超える(第8〜10図参照)。ここに開示される好ま
しい構成は、容器に設けられる2つの前述のような環状
ビードを提供している。最下部環状ビード23は容器首
部に沿って、そのねじ16の下方で、最上部環状ビード
24の下方に隔置されている。円周ビード23および2
4間の環状空間は円滑な移行溝25を提供しており、溝
25の基部はビード23の下方の容器首部より少し大き
い径を有している。実際には、容器上のビード23およ
び24は容器の成形において、移送ビードとしての機能
を有しており、すなわち首成形型はこれらビードを包含
し、これらのビードが容器製造工程において容器をトラ
ンスファーするのに利用される。ここでは完成容器17
は不正表示包装体を提供する便利のために、2つのトラ
ンスファービード23および24を包含しなければなら
ない。閉蓋具のバンド上のビード20の一つの水準線が
下部容器ビード23の上方にもたらされるように操作さ
れた場合は、この水準のビード20はビード24の下方
に隔離され、実質的に最上部ビード24を事実上通過す
ることができないよう保証される。
第8〜10図に示されるように、閉蓋具のねじ14は容
器のねじ16に沿って移動し、バンド18上の各下部ビ
ード状突起20cは上部ロックリング24に係合する。
ビードの下面22は上部ロックリング24の面を乗り超
え、その下方に位置される。続いて、中間水準位置にあ
るビード状突起20bが同一作動を行ない、最後に上部
ビード状突起20aがこれにならう。この過程は容器の
下部ロックリング23においても同様に繰返される。閉
蓋具10が完全に容器上に適用されると、ビード状突起
20はすべて第5および6図に示されるように、下部ロ
ックリング23の下方に位置される。この完全「オン」
位置において、閉蓋具の頂部壁11のガスケット28が
容器のリム29に対してシールされる。リム29の頂部
30がたわみを生じるガスケット材料内に圧入されて、
内容物の漏出を防止するように完全な環状シールがもた
らされる。
器のねじ16に沿って移動し、バンド18上の各下部ビ
ード状突起20cは上部ロックリング24に係合する。
ビードの下面22は上部ロックリング24の面を乗り超
え、その下方に位置される。続いて、中間水準位置にあ
るビード状突起20bが同一作動を行ない、最後に上部
ビード状突起20aがこれにならう。この過程は容器の
下部ロックリング23においても同様に繰返される。閉
蓋具10が完全に容器上に適用されると、ビード状突起
20はすべて第5および6図に示されるように、下部ロ
ックリング23の下方に位置される。この完全「オン」
位置において、閉蓋具の頂部壁11のガスケット28が
容器のリム29に対してシールされる。リム29の頂部
30がたわみを生じるガスケット材料内に圧入されて、
内容物の漏出を防止するように完全な環状シールがもた
らされる。
第5図の実施例において、閉蓋具のスカート部12およ
びバンド18の内壁は連続していると共に、軸心方向に
直線状になっている。弱化線26は、バンド壁の外側に
形成されたV字形溝とされている。この溝は閉蓋具が形
成された後で、既知の技術により、連続切断ホイールま
たはこの歯状切断ホイールを用いて形成される。シール
された閉蓋具が容器ねじ上でねじをゆるめられると、上
方水準位置のビード状突起20aは上昇して、下部ロッ
クリング23の下面に係合する。バンド18が拡径する
と、他の水準位置にあるビード状突起20bおよび20
cも同様に、下部トランスファーリング23に係合す
る。これによりバンド12は、さらに軸心方向に移動し
ないように保持され、閉蓋具のねじをさらにゆるめるこ
とにより付与される応力により、バンド壁は環状溝26
における弱化線において破段される。
びバンド18の内壁は連続していると共に、軸心方向に
直線状になっている。弱化線26は、バンド壁の外側に
形成されたV字形溝とされている。この溝は閉蓋具が形
成された後で、既知の技術により、連続切断ホイールま
たはこの歯状切断ホイールを用いて形成される。シール
された閉蓋具が容器ねじ上でねじをゆるめられると、上
方水準位置のビード状突起20aは上昇して、下部ロッ
クリング23の下面に係合する。バンド18が拡径する
と、他の水準位置にあるビード状突起20bおよび20
cも同様に、下部トランスファーリング23に係合す
る。これによりバンド12は、さらに軸心方向に移動し
ないように保持され、閉蓋具のねじをさらにゆるめるこ
とにより付与される応力により、バンド壁は環状溝26
における弱化線において破段される。
第2のタイプの破段可能な装置が、第6図に開示されて
いる。この実施例の不正表示バンドはスカート部壁の内
面より外側に配置され即ち、スカート部の壁の内面から
少し外側に片寄って配置されており、したがって一連の
円周方向に相互に隔離された環状に並列した複数のブリ
ッジ32が、スカート部の下端部12aとバンド18と
の間に形成されている。各ブリッジ32は薄肉断面の軸
心方向柱体またはポストとして成形されると共に、破断
可能に構成されている。第8〜10図に示されるよう
に、各ブリッジ32は、閉蓋具が適用された時に外方へ
屈曲し、幾つかのビード状突起20が容器上のロックリ
ング23および24上を超えて下方に移動できるように
なる。閉蓋具が容器からねじをゆるめられる反対方向に
おいては、ブリッジはビード状突起20が容器のロック
リングの下方にある状態で、張力およびねじれ状態を失
なう。
いる。この実施例の不正表示バンドはスカート部壁の内
面より外側に配置され即ち、スカート部の壁の内面から
少し外側に片寄って配置されており、したがって一連の
円周方向に相互に隔離された環状に並列した複数のブリ
ッジ32が、スカート部の下端部12aとバンド18と
の間に形成されている。各ブリッジ32は薄肉断面の軸
心方向柱体またはポストとして成形されると共に、破断
可能に構成されている。第8〜10図に示されるよう
に、各ブリッジ32は、閉蓋具が適用された時に外方へ
屈曲し、幾つかのビード状突起20が容器上のロックリ
ング23および24上を超えて下方に移動できるように
なる。閉蓋具が容器からねじをゆるめられる反対方向に
おいては、ブリッジはビード状突起20が容器のロック
リングの下方にある状態で、張力およびねじれ状態を失
なう。
この発明の別の実施例が第7図に示されており、ここで
は成形されたブリッジ32は厚肉化バンド32と一体に
形成される。各ブリッジから外方へバンド33の上端部
まで達する断面肉厚部が設けられる。このバンドは下部
環状部分34を包含し、環状部分34はバンド33の壁
より実質的に厚肉であると共に、円周方向に連続してい
る。バンドの下部における厚肉の円形下部分34は、容
器に閉蓋具を最初にキャップ留めすることを助ける。び
ん詰め業者にとってこの部分を熱収縮性を有する特別の
材料にすることもできる。バンド部分34に局部的に熱
を適用することにより、それが円周方向に収縮して、包
装体において不正表示の保証がさらに付加される。
は成形されたブリッジ32は厚肉化バンド32と一体に
形成される。各ブリッジから外方へバンド33の上端部
まで達する断面肉厚部が設けられる。このバンドは下部
環状部分34を包含し、環状部分34はバンド33の壁
より実質的に厚肉であると共に、円周方向に連続してい
る。バンドの下部における厚肉の円形下部分34は、容
器に閉蓋具を最初にキャップ留めすることを助ける。び
ん詰め業者にとってこの部分を熱収縮性を有する特別の
材料にすることもできる。バンド部分34に局部的に熱
を適用することにより、それが円周方向に収縮して、包
装体において不正表示の保証がさらに付加される。
この発明は、閉蓋具がねじをゆるめられる際に、容器の
首部に環状に配置された単一または複数のロックリング
と、閉蓋具の不正バンドのビード状突起とがだんだんに
係合を深める構成を提供している。さらにゆるめられる
と、より多くのビードが容器と接触するようになると、
バンドはその弱化線に沿って閉蓋具から分離されて、バ
ンドが容器上に残り、容器が開封された証拠を構成す
る。バンドの内径は下部ロックリングの下方における容
器首部の外径より大きい。バンドは、閉蓋具のスカート
部から切断または分離された時に落下し再び元に戻せ
ず、閉蓋具を再び適用しても所定位置に保持させること
は不可能である。
首部に環状に配置された単一または複数のロックリング
と、閉蓋具の不正バンドのビード状突起とがだんだんに
係合を深める構成を提供している。さらにゆるめられる
と、より多くのビードが容器と接触するようになると、
バンドはその弱化線に沿って閉蓋具から分離されて、バ
ンドが容器上に残り、容器が開封された証拠を構成す
る。バンドの内径は下部ロックリングの下方における容
器首部の外径より大きい。バンドは、閉蓋具のスカート
部から切断または分離された時に落下し再び元に戻せ
ず、閉蓋具を再び適用しても所定位置に保持させること
は不可能である。
図示の容器はガラス容器であるが、この発明の原理がプ
ラスチック容器または他の材料からなる容器に利用でき
ることは明らかであろう。これまでの説明は例示的なも
のであり、この発明の原理を適用するのに最良の形態を
教示するものを構成するものである。この発明の範囲を
特許請求の範囲に示されるものより広範なものに限定す
ることを目的とすることではない。
ラスチック容器または他の材料からなる容器に利用でき
ることは明らかであろう。これまでの説明は例示的なも
のであり、この発明の原理を適用するのに最良の形態を
教示するものを構成するものである。この発明の範囲を
特許請求の範囲に示されるものより広範なものに限定す
ることを目的とすることではない。
第1図はこの発明の閉蓋具と、この閉蓋具が取付けられ
る容器のねじ部との分解斜視図、第2図は閉蓋具の底平
面図、第3図は第2図の3−3線に沿う、閉蓋具の下部
と不正表示バンドの部分断立面図、第4図は不正表示バ
ンドの内面上の半径方向に突出するビードの一つの拡大
斜視図、第5図は弱化刻み線が閉蓋具スカート部と不正
表示バンドとの間の破壊可能な連結部を形成している、
閉蓋具の一形態の断面立面図、第6図は成形ブリッジが
バンドと閉蓋具スカート部との間に、破壊可能な連結部
を提供するように形成されている第2実施例を示す、第
5図と同様の断立面図、第7図は第6図と同様に閉蓋具
スカート部に対して破壊可能な連結部を有する、不正表
示バンドの厚肉化形態の第3実施例の概略断立面図、第
8〜10図は完成容器に閉蓋具を適用する場合の過程を
示し、かつ完成容器のトランスファーリングに係合する
閉蓋具の不正表示バンド上の連続する3段ビード状突起
を示す断立面図である。 10……不正表示閉蓋具、11……頂壁部分、 12……スカート部、18……不正表示バンド、 20……ビード状突起。
る容器のねじ部との分解斜視図、第2図は閉蓋具の底平
面図、第3図は第2図の3−3線に沿う、閉蓋具の下部
と不正表示バンドの部分断立面図、第4図は不正表示バ
ンドの内面上の半径方向に突出するビードの一つの拡大
斜視図、第5図は弱化刻み線が閉蓋具スカート部と不正
表示バンドとの間の破壊可能な連結部を形成している、
閉蓋具の一形態の断面立面図、第6図は成形ブリッジが
バンドと閉蓋具スカート部との間に、破壊可能な連結部
を提供するように形成されている第2実施例を示す、第
5図と同様の断立面図、第7図は第6図と同様に閉蓋具
スカート部に対して破壊可能な連結部を有する、不正表
示バンドの厚肉化形態の第3実施例の概略断立面図、第
8〜10図は完成容器に閉蓋具を適用する場合の過程を
示し、かつ完成容器のトランスファーリングに係合する
閉蓋具の不正表示バンド上の連続する3段ビード状突起
を示す断立面図である。 10……不正表示閉蓋具、11……頂壁部分、 12……スカート部、18……不正表示バンド、 20……ビード状突起。
Claims (20)
- 【請求項1】容器の首部に取り付けるように適応したプ
ラスチックキヤップを含む不正表示閉蓋具であって、前
記容器の首部は外方に突出したねじ付き部分および該ね
じ付き部分の下方に位置する外方に突出する環状ロック
リングとを有し、上記プラスチックキャップは、頂壁部
分と、前記頂壁部分から垂下する総体的に円筒形のスカ
ート部、および内方に突出するねじ付部分とからなるプ
ラスチックキャップであり、 不正表示バンドが前記スカート部から垂下しており、該
バンドは環状バンド部と、前記バンド部と一体化して形
成され、そのバンドの内方に延びる円周方向に離隔配置
された複数のビード状突起とを包含しており、かつ前記
突起が多段に配置されると共に、ある段の突起が隣接段
の突起から片寄って配置され、上記複数のビード状突起
における相連らなるビード状突起は水平半径線から一定
角度傾斜したピッチ線に沿って相互に配置され、該ビー
ド状突起は、上記閉蓋具が容器に適用された時に上記外
方に突出する環状ロックリングの下方に位置しそして容
器から該閉蓋具を除去する間上記環状ロックリングと係
合するようになっており、該不正表示バンドと該スカー
ト部とを連絡する破断可能な手段を有することを特徴と
する不正表示閉蓋具。 - 【請求項2】前記不正表示バンドと前記スカート部とを
結合する、複数のもろいブリッジからなる破断可能な装
置、 を包含する請求項1記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項3】前記各突起がカム面部とロック面部とを包
含している、 請求項1記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項4】上記容器の首部は更に前記環状ロックリン
グから離隔した第2の環状ロックリングを有し 不正表示バンドが破断可能な装置によりスカート部から
区別されており、前記円周方向に離隔配置された複数の
ビード状突起がバンドと一体であると共に、前記バンド
部の内方に延設されており、前記各突起が、前記閉蓋具
が前記容器に適用される間、前記ロックリングを通過し
て移動するようになっており、前記突起が、前記閉蓋具
が前記容器から除去される間、前記ロックリングの一つ
に係合して、前記破断可能な装置が破断されて、バンド
および閉蓋具が分離されるような寸法を有している、 請求項1記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項5】前記破断可能な装置が、前記スカート部の
下端部と前記バンド部との間に延びる複数の円周方向に
隔置された破断可能なブリッジを包含している、 請求項4記載の閉蓋具。 - 【請求項6】上記キャップが一つのもろい弱化線に沿っ
て前記スカート部から垂下する不正表示バンド上に相互
係合するようにされた装置を有しており、前記各突起
が、キャップ付けを可能にするように容器の首部のねじ
付き部に対応するようにされた面を包含し、前記面は閉
蓋具が除去される時、容器上のビード面に係合するよう
になっており、上記複数のビード状突起にある突起は閉
蓋具の除去中に弱化線に沿って閉蓋具からバンドを切断
する間、前記バンドを容器に保持することを保証してい
る、 請求項1記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項7】前記多段の各段における前記一連の突起が
等間隔を有すると共に、一つの段の突起が隣接段の突起
から円周方向に片寄って配置されている、 請求項6記載の閉蓋具。 - 【請求項8】弱化線が円周方向の刻み線からなる、 請求項6記載の閉蓋具。
- 【請求項9】弱化線が、バンドの横断面より小さい横断
面形状を有するブリッジからなる、 請求項6記載の閉蓋具。 - 【請求項10】バンドの内壁に3段からなる突起が設け
られている、 請求項6記載の閉蓋具。 - 【請求項11】ねじ付き首部と、ねじの軸心方向下方に
配置される環状ロックリングとを有する容器と組合され
るようにされると共に、 前記頂部壁に設けられると共に一体に成形された周縁ス
カート部、および 前記スカート部の内面上のねじであって、閉蓋具を容器
に適用し、かつそこから除去するために前記首部のねじ
に係合可能なねじ、を備えており、 前記不正表示バンドがもろい弱化線に沿ってスカート部
に結合されており、かつ 前記バンド内面上の複数のビード状突起がバンドの軸心
方向に配置された前記複数段内に配列されており、各ビ
ード状突起が第1面、すなわち容器の首部ねじのピッチ
と実質的に類似の角度ピッチを有する前記第1面と、前
記第1面の下方に軸心方向および外方に傾斜する第2カ
ム面とを包含しており、前記第1面が、ねじ付き閉蓋具
を適用する間、ねじ込み状態で前記ねじと共働すること
ができ、かつ前記第2面が前記突起を、容器の環状ビー
ドを通過させるようにカム操作させるようになっている
と共に、この面が、閉蓋具を除去する場合に前記バンド
が容器のトランスファービードを通過して除去されるこ
とに抵抗をもたらし、それにより前記バンドがもろい弱
化線に沿って分離されるようにした、 請求項1記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項12】上記プラスチックキャップは成形された
ものでありそして容器の首部分は更に上記首部のねじ付
き部分の軸心方向下方に環状ロックリングを有し、ここ
において、 キャップ頂部壁が円筒形ねじ付きスカート部に結合され
て、容器の首部のねじ付き部と共働してキャップを適用
および除去するようになっており、 前記不正表示バンドが手で破断できる弱化領域によりス
カート部に連結されており、 前記不正表示バンドが前記複数の内向きビード状突起を
包含しており、その最内部面が、容器の前記ロックリン
グの径より小さい径を有する円を画定していると共に、
容器の首部のねじ付き部の角度ピッチと実質的に同一の
第1角度面と、前記第1面の下方に軸心方向および半径
方向に延びる第2カム面とを包含しており、前記第1角
度面が、閉蓋具をねじ込む場合に容器の首部のねじ付き
部と共働すると共にそれに従動し、かつ前記第2面が上
記ビード状突起をロックリングの軸心方向下方にカム操
作するようになっており、前記ビード状突起が、ロック
リングより下方に配置される時は、閉蓋具のねじをゆる
める場合に、前記第1面が前記リング部に妨げられて、
バンドが前記破断可能な弱化領域においてスカート部か
ら切断されるようになっている、 請求項1記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項13】ロックリングを包含する首部を有する容
器のための不正表示閉蓋具であって、 頂部壁部分と、そこから一体に垂下するスカート部とを
有するキャップ、および 前記スカート部に結合される不正表示バンド装置であっ
て、複数の内方へ延びる断続ビード状突起を包含してお
り、前記断続ビード状突起が、前記閉蓋具を前記容器上
に適用する間、前記ロックリングの下方へ移動されると
共に、前記閉蓋具を前記容器から除去する間は前記ロッ
クリングに係合し、それにより前記不正表示バンド装置
が、前記容器からの前記閉蓋具の除去に抵抗をもたらす
ようになっており、前記断続ビード状突起が前記バンド
装置の内面に円周方向に配列されると共に多段状態で配
置されており、かつ前述に一つの段に配置されるビード
状突起が隣接する段におけるビード状突起から片寄り配
置されている前記不正表示バンド装置、 を備える不正表示閉蓋具。 - 【請求項14】前記各ビード状突起が下部カム部を包含
し、このカム部が前記閉蓋具を前記容器上に相対軸心方
向移動させる間、前記ロックリングに係合して、前記ビ
ード状突起が外方へ強制されると共に、前記ロックリン
グを通過するようにされた、 請求項13記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項15】前記各ビード状突起が所定面を包含し、
この面が、前記閉蓋具が前記容器からの除去にあたり軸
心方向に移動される間、前記ロックリングに係合し、前
記バンド装置が前記容器上での回転に抵抗をもたらすよ
うになっている、 請求項14記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項16】前記各ビード状突起が前記閉蓋具の半径
方向内方に延びている、 請求項13または14記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項17】ねじの下方に環状ロックリングを有する
ねじ付き首部を包含し、前記プラスチックキャップが、
前記頂部壁部分から垂下すると共に内ねじを有する総体
的に円筒形のスカート部を備えており、かつ 不正表示バンド装置が、前記スカート部から垂下すると
共にそこに連結された環状バンド部を包含し、前記バン
ドがそれ自体から一体に内方に延びる複数の円周方向に
隔置されたビード状突起を包含し、前記突起がバンド部
上に複数の段にわたって配置されると共に、前記各突起
が、前記容器への前記閉蓋具の適用中は前記ロックリン
グを通過して移動するようになっており、かつ前記突起
が、前記容器から前記閉蓋具を除去する間は、前記ロッ
クリングおよび前記ロックリングに隣接する前記容器首
部の部分に係合する寸法を有している、 請求項13記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項18】前記不正表示バンドが、前記容器から前
記閉蓋具を除去する間に破断するようにされた相対的に
強度を低下された少なくとも一つの領域を包含する、 請求項17記載の不正表示閉蓋具。 - 【請求項19】閉蓋具に実質的に頂部負荷を作用させる
ことなく、主として回転力により容器のねじ付首部にね
じ付き不正表示閉蓋具を適用する方法において、該閉蓋
具は破断可能な装置によりスカート部の下端部に取付け
られた不正表示バンドを有する閉蓋具を有するものであ
り、上記方法は容器首部にピッチ角度を画定するねじ
と、ねじの下方の環状ロックリングとを設け、 閉蓋具のスカート部に、前記容器ねじのピッチ角度に対
応するピッチ角度を有するねじを設け、 不正表示バンドの内側に、円周方向に配置された複数の
隔置された一体ビード状突起を設け、 前記ビード状突起は、前記ピッチ角度に対応して傾斜す
る角度付上面を有し、 前記閉蓋具のねじが容器のねじに係合して該一体ビード
状突起を環状ロックリングの下方へと駆動して容器を閉
鎖する位置までもたらす工程からなり、それにより容器
の開封時には前記一体化ビード状突起が前記ロックリン
グに係合して、破断可能な部分によって不正表示バンド
をスカート部から切断できるようにした方法。 - 【請求項20】閉鎖された容器上の不正表示バンドの下
端部分に局部的に熱を適用し、前記部分を不正リングの
下方の容器上で円周方向に収縮させて、閉蓋具の不正表
示機能を増進させる工程を包含する、 請求項19記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US226,496 | 1988-08-01 | ||
US07/226,496 US4846361A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Tamper-indicating closure for a container and improved capping without top loading |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257570A JPH0257570A (ja) | 1990-02-27 |
JPH06549B2 true JPH06549B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=22849146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1115271A Expired - Lifetime JPH06549B2 (ja) | 1988-08-01 | 1989-05-10 | 容器不正表示閉蓋具およびその適用方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4846361A (ja) |
EP (1) | EP0367369B1 (ja) |
JP (1) | JPH06549B2 (ja) |
AT (1) | ATE116246T1 (ja) |
AU (2) | AU603511B2 (ja) |
CA (1) | CA1322186C (ja) |
DE (1) | DE68920280T2 (ja) |
ES (1) | ES2067537T3 (ja) |
GR (1) | GR3015640T3 (ja) |
MX (1) | MX168452B (ja) |
ZA (1) | ZA893139B (ja) |
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