JPH0526055Y2 - - Google Patents

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JPH0526055Y2
JPH0526055Y2 JP1990077485U JP7748590U JPH0526055Y2 JP H0526055 Y2 JPH0526055 Y2 JP H0526055Y2 JP 1990077485 U JP1990077485 U JP 1990077485U JP 7748590 U JP7748590 U JP 7748590U JP H0526055 Y2 JPH0526055 Y2 JP H0526055Y2
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JP
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band
container
cap
protrusion
ridge
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D41/00Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
    • B65D41/32Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
    • B65D41/34Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
    • B65D41/3442Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with rigid bead or projections formed on the tamper element and coacting with bead or projections on the container
    • B65D41/3447Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with rigid bead or projections formed on the tamper element and coacting with bead or projections on the container the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器の蓋を無断で開けたり取つたり
したことを表示することの可能な開封表示閉蓋部
材(ダンパー・エヴイデント・クロージヤー)に
関する。
〔従来の技術〕
容器の閉蓋部材の技術分野に於ては、容器が予
め開けられているかどうかを検査時に表示するこ
とを目的とした開封表示閉蓋部材を用いることは
周知である。鎮痛剤その他の医薬品や食料品の様
な大衆向け製品を意図的に開封していたづらをす
る事件が多々生じたので、この様な開封またはい
たづらを表示するというパツケージング上の配慮
は今日では極めて重要であるとともに大きな注目
を集めている。
広く使用されている開封表示閉蓋装置はびんま
たはジヤーの様な容器の口を閉じるためのねじキ
ヤツプ式閉蓋部材を備えており、このねじキヤツ
プのスカート部の下端には破壊可能なブリツジに
よつてまたは引き裂き目(ミシン目)に沿つて環
状のバンドが付着してある。一般的にはこのバン
ドはびん又ははジヤーを最初に開ける時にびんま
たはジヤーと協働して破壊可能ブリツジまたは引
き裂き目を破壊してバンドをキヤツプのスカート
部から分離し得る様に形成されている。破壊され
た引き裂き目または破壊されたブリジはその後で
容器を閉じた時に、その容器が予め既に開けられ
ているということを表示することを目的としたも
のである。
従来のこの種の閉蓋装置は通常はその初期の目
的を達成するものではあるが、以下に述べる様な
或る種の改良点による利点、即ち、バンドをキヤ
ツプから分離することを一層確実に行なうという
利点、ならびに視覚的開封表示を一層向上させる
という利点を有するものではない。特に、従来の
開封表示閉蓋部材の1つの欠点は、破壊可能部分
が均一に、即ちほぼ同時に破壊しないということ
である。キヤツプとバンドとの間の破壊可能な連
結手段としての複数のブリツジが互いに同一であ
るならば、これらのブリツジはほぼ均一に破壊す
るものと期待することができる。しかしながら、
一般的にはこれらの破壊可能なブリツジは断面積
の小さなものであるから、モールド成形の際のご
く僅かなバラツキによつても一以上のブリツジと
残りのブリツジとの間に断面積および強度の大き
な差が生ずる惧れがある。従つて、1つの開封表
示閉蓋部材に於て一以上のブリツジが残りのブリ
ツジよりもかなり強くまたは弱くなることもまれ
ではない。従つて、より弱い方のブリツジが優先
的に破断することがあり、その様な場合には残り
のブリツジは予定通りに破断しないことがある。
もし残りのブリツジがバンドとびんとの間の所定
の協働作業により破壊されなかつた場合には、バ
ンドはキヤツプから切り離されず、キヤツプとと
もに外れるという好ましくないことが起こるであ
ろう。
例えば米国特許4109814号および4206851号に開
示された様な従来の開封防止閉蓋部材ではキヤツ
プとバンドとの間に少なくとも1本のブリツジま
たは連結部がわざと設けてあり、キヤツプを容器
から取り外した時にバンドがキヤツプに付着した
ままとなる様になつている。しかし、この様な閉
蓋部材はそれが使用されるあらゆる用途に適した
または好ましいものではない。
即ち、仮にブリツジの様な全ての破壊可能脆弱
部が期待通りに破断したとしても、従来の閉蓋部
材は開封の証拠を提供する点に於て更に別の欠点
を備えている。前述した様に、破壊可能な脆弱部
の破断はバンドの一部が容器の一部と協働してバ
ンドの運動を拘束するとにより行なわれる。この
様な協働作用は容器の切り欠きに係合する突起を
バンドに設けてバンドの回転運動およびまたは垂
直運動を拘束することにより行なうことができ
る。協働作用を行なわせるための他の一般的な方
法は、内向きに延長した唇状部分または突起をバ
ンドに設け、これに対応して容器に設けた外向き
に突出した突条または段部に衝当させることによ
りバンドの垂直運動を拘束して破壊可能部分を破
断させるというものである。破壊可能部分を破断
させるために用いる手段がどの様なものであれ、
従来、破断を行なわせるための容器の部分にバン
ドが抑留されるという問題があつた。破壊可能部
分が破断した時にバンドが容器に抑留されれば、
キヤツプを容器に再び係合させた時にはキヤツプ
とバンドとは破壊可能部分を破断する前の関係と
ほぼ同じ様な空間的関係にあるであろう。この様
な事態が生じた場合には、閉蓋部材を目に近づけ
て検査しなければいたづらまたは開封の証拠を発
見することができないであろう。従つて、バンド
がキヤツプから分離した後にキヤツプと容器とを
再び係合させた時には、キヤツプとバンドとの間
の間隔はいたづらまたは開封したことを示す証拠
を明確に提供するに十分なものであることが望ま
しい。米国特許3329295号はバンドからキヤツプ
が切り離された時にバンドが容器首部のまわりを
自由に落下し得る様に閉蓋部材および容器の寸法
を適合させることによつて前記問題点を解決する
ことを提案している。しかし、閉蓋部材を製造す
る際の公差と容器を製造する際の公差は互いに相
容れないので、この様な寸法管理は困難である。
更に、バンドは期待通りに自由に落下するよりも
むしろ傾斜して容器にひつかかることがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の目的は、キヤツプを容器から最初に離
脱させる際にバンドとキヤツプとの間の破壊可能
連結手段が完全に破断する前にキヤツプとバンド
とを同軸的関係に維持し得る様にバンドを制御す
る様になつた閉蓋部材を提供することにあり、も
つてバンドをキヤツプから完全に分離することを
より確実に行なうことを目的とするものである。
本考案の他の目的は容器を最初に開き次に再び
閉じた時にキヤツプのスカート部と分離されたバ
ンドとの間にかなりの軸方向開きが生じる様な改
良された開封表示閉蓋部材を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は改良された開封表示閉蓋部材を提供す
るもので、そのキヤツプはねじ付き容器の口部を
選択的に閉開する様になつている。キヤツプのス
カート部の下端には円周方向に離間された複数の
破壊可能な脆弱なブリツジその他の手段によつて
環状の分離可能なバンドが同軸的な並設関係で固
定されている。このバンドは容器を最初に開けた
時に容器の外向きに突出した突条と係合して破壊
可能ブリツジを破断させキヤツプから切り離すも
のである。このバンドは、また、容器を最初に開
ける時に、ブリツジが破断する前に容器と協働し
てバンドをキヤツプに対して同軸的整列関係に維
持して全てのブリツジを破断させるとともにバン
ドをキヤツプから完全に分離させ得る様になつて
いる。また、この閉蓋部材は、その後でキヤツプ
を再び嵌合して容器を閉じる時に、容器の突条の
まわりに抑留された位置からキヤツプのスカート
部がバンドを駆逐する様に構成されており、この
様なバンドの抑留はキヤツプを容器から最初に離
脱させる際にバンドを制御することにより生ずる
惧れがあるものである。この様にバンドが駆逐さ
れた後には、バンドはその最小内径よりも小さな
直径を有する容器首部のまわりに自由に落下し、
キヤツプとバンドとの間に破壊可能手段が破断す
る前の距離よりもかなり大きな間隔を形成する。
従つて、容器を開放したことまたはいたづらした
ことを示す容易に観察可能な証拠が提供される。
更に他の開封表示証拠として、この閉蓋部材が
組合わされる容器には視覚的な開封インジケータ
を設けることができ、このインジケータはバンド
の下側に設けた対照的な色または形状によつて構
成することができる。この様に開封インジケータ
はバンドをキヤツプから分離してバンドを容器突
条から駆逐して容器首部のまわりに自由に落下さ
せた時にのみ見える様になつている。
本考案のこれらの目的および利点ならびに他の
目的および利点は図面を参照した以下の記載に従
い明らかとなるであろう。
〔実施例〕
本考案の好ましい実施例の以下の説明に於て
は、閉蓋部材と容器とは図面に示された様なも
の、即ち夫々垂直な中心軸線を有するものとして
説明する。
第1図には本考案の閉蓋部材の好ましい実施態
様10を示した。閉蓋部材10はキヤツプ12を
備えており、このキヤツプ12は好ましくはモー
ルド成形プラスチツクで形成されている。このキ
ヤツプ12は第2図に示した様に例えばびんの様
な容器16のほぼ円筒形の首部14と協働して容
器16を選択的に開閉するものである。
周知の様に、容器16の首部14は容器16の
最上方軸方向端部のところのびん口部18とねじ
山20の様な外側のキヤツプ保持手段とを備えて
おり、このキヤツプ保持手段によつてキヤツプ1
2を首部14に着脱することにより容器16を閉
開することができる。前述した構成要素は当業者
に周知のもので、それらの詳細な説明は必要でな
いであろう。従つて、以下には、これら構成要素
の説明は本考案の理解に必要な程度に留める。
キヤツプ12は上部端壁32とほぼ円筒形の下
方スカート34を有する。スカート34の内側に
はねじ山30が形成してあり、このねじ山30は
前述したねじ山20と協働してキヤツプ12を首
部14に固定するものである。端壁32はキヤツ
プ12の軸方向一端部を閉鎖しており、従つてキ
ヤツプ12を取り付けた時に容器16のびん口部
18を閉鎖する役目をもつている。端壁32とス
カート34との接合部の所には内向きに突出した
肩部24が設けてある。この肩部24はこの閉蓋
部材を容器に係合させた時にキヤツプ12内に配
置されたプラスチツクライナー26の周辺部を薄
くしかつぴつたりと圧縮することによつてキヤツ
プ12と首部14との間の側方シールを行なうも
のである。ここで注記するに、本考案の閉蓋部材
は特定のシール形態に限定されるものでもなく、
また、シールの必要な容器と使用することに限定
されるものでもない。
キヤツプ12と同軸的に整列したほぼ円筒形の
分離可能なバンド36が適当な破壊可能な、即ち
脆弱な手段によつてスカート34の最下端部38
に隣接して付着してある。この破壊可能な手段は
例えば限られた断面積をもつた一体的で破壊可能
な複数のブリツジ部材40から成り、これらの破
壊可能なブリツジ部材40はスカート34および
バンド36の互いに隣接した円筒形周辺部に沿つ
て円周方向に離間されている。バンド36をスカ
ート34から分離するために必要な脆弱機能(破
壊可能であるという特性)を提供するためには、
前記ブリツジ部材40の代わりに引き裂き線、即
ちミシン目(図示せず)の様な他の適当な破壊可
能手段を用いることもできる。破壊可能な脆弱手
段が破断する前にはこのバンドは閉蓋部材のスカ
ートに接しているか或は少なくともごく近接して
いる。
バンド36はその上部エツジ41から下向きに
延長したほぼ円筒形の第1の部分42を備えてお
り、この円筒部42は閉蓋部材が組合わされる容
器のうち外側に向かつて突出した突条44の外径
にほぼ等しい内径を有する。第1の円筒部42か
らほぼ円筒形の第2の円筒部48まで段部46が
内向きかつ下向きに傾斜している。この第2円筒
部48から環状の突起50が閉蓋部材の内側に突
出している。この突起50の上面52は容器の突
条44の下面54にほぼ適合する様な形状にして
あり、キヤツプ12を容器から外した時にこの上
面52が容器の突条44と相互に作用しあう様に
なつている。この好ましい実施態様に於ては第1
段部46と突起50とは連続環状のものとして示
してあるが、本考案の適用上はそれ等は円周方向
に離間された複数の段部および突起として構成す
ることも可能である。
以下に述べる様に、本考案の閉蓋部材は、キヤ
ツプ12を容器から最初に離脱させる時にバンド
をキヤツプに対して同軸的整列関係に維持するべ
くバンド36を制御するための手段を提供するも
ので、この手段はバンドがキヤツプから完全に分
離されることをより確実に保証することを目的と
している。ここで、「最初の離脱」とは閉蓋部材
を、キヤツプとバンドとを連結する脆弱部が手つ
かずの状態で、容器に最初に係合させた後でキヤ
ツプを容器から最初に取り外すことを意味するも
のとする。
第2図を参照するに、閉蓋部材と容器は適当な
冠着方法により組合わされて初期係合状態にある
ところが示されている。この様な冠着方法によれ
ば、閉蓋部材を容器にねじ込むとキヤツプのねじ
山30が容器のねじ山20に係合しバンド36は
容器の突条44を乗り越えてスナツプ嵌合する。
閉蓋部材が完全に係合した位置にある時には、突
起50は容器の突条44の下面54から軸方向に
離れている。好ましくは、傾斜部56の表面は、
後述する理由により閉蓋部材の材料と容器の材料
との間の摩擦係数を実質的に越えることのない正
切をもつた所定の角度(垂直線に対する角度)を
もつて、突条44の下面54から下向きかつ内向
きに傾斜している。また、バンドの上部エツジ4
1は突条44の最も外側の領域を通る半径方向面
よりも容器首部上で実質的に高くない平面内に位
置することが好ましいが、後述する理由によりこ
れは不可欠ではない。
容器の内容物を取り出すためには、キヤツプ1
2を回転させてキヤツプおよびそれに連結された
バンド36を軸方向上方に移動させる。バンドの
第1円筒部42は突条44とほぼ均一に円周方向
すべり係合しながら上方に移動する。それから、
傾斜した段部46が容器の突条44に当接して、
第2円筒部48への案内を果たす。この第2円筒
部48は突条44の最も外側の領域の外径よりも
やや小さな内径を有する。この第2円筒部48と
突条44とは比較的ぴつたりと係合しているの
で、突条とバンドの第2円筒部との間の接線に沿
つたバンドの移動に対し均一な円周方向抵抗力が
提供されることとなり、キヤツプを離脱させよう
とする時にはキヤツプ12とバンド36は同軸的
整列関係に維持される。容器からキヤツプを離脱
する際にバンドを制御してキヤツプとバンドとの
同軸的整列関係を維持することは重要である。何
故ならば、バンドのミスアライメントまたは傾き
により好ましくない結果が生ずることがあるから
である。理論的には、キヤツプの取り外しに当り
キヤツプとバンドとを回転させる時には、それら
は一体的に軸方向上方に移動しミスアライメント
は生じないであろう。しかし、容器および閉蓋部
材の製造には一般に公差が伴なうので、容器と閉
蓋部材との相互作用が定格寸法の図面に正確に一
致することは滅多にないであろう。例えば、ガラ
ス製容器の製造に於ては容器の仕上げに関する公
差、即ち、容器の外径を管理する寸法、は比較的
大きい。従つて、キヤツプを外す際に容器の外径
がバンドの均一な軸方向運動を妨げようとするこ
とがある、バンド制御手段を設けない場合にはバ
ンドを傾斜させることがある。バンドの傾斜はブ
リツジに作用する荷重のアンバランスを生じさ
せ、一以上のブリツジに残りのブリツジよりも大
きな荷重を与える。また容器の仕上げ面と傾いた
バンドとの間の干渉は一以上のブリツジを早期に
破断させる惧れがある。
たとえ閉蓋部材および容器が定格寸法に製造さ
れ、かつ、容器およびまたは閉蓋部材の公差のバ
ラツキがバンドを傾けるに十分な程度の閉蓋部材
と容器との間の相互作用を生じさせないとして
も、ブリツジの強度のバラツキはバンドを傾斜さ
せることがある。これらのブリツジは破断される
様に設計されておりかつ比較的小さな断面積を有
するのであるから、ブリツジ相互間に断面積の僅
かなバラツキでもあればブリツジの相対強度に影
響を与える。一以上のブリツジが残りのブリツジ
よりも弱ければ、弱い方のブリツジは優先的に破
壊され、そのブリツジに作用していた荷重は破断
していない残りのブリツジに再分配されることと
なる。バンドを制御するための何らかの手段を講
じなければ、この様に再分配された荷重はバンド
の傾斜を生じさせ、前述した様にブリツジの優先
破壊を更に生じさせることとなるであろう。前述
したブリツジの優先破壊現象は、それがバンドの
傾斜の結果であるとブリツジの強度の不均一性に
よるものであるとを問わず、ブリツジに作用する
荷重を毀れていない残りのブリツジに再分配させ
る結果となり、2つの不本意な結果のいずれかを
生じさせる。即ち、一以上のブリツジが優先破断
したことの結果として増大した荷重が夫々のブリ
ツジに作用することにより残りの全てのブリツジ
が破断した場合には、傾いたバンドは全てのブリ
ツジが破断した後にも容器の突条にひつかかつた
ままとなる傾向があるであろう。また、一以上の
ブリツジが破断しなかつた場合には、傾いたバン
ドは容器の突条に乗り上がろうとし、キヤツプを
取り外した後にもキヤツプに付着したままとな
る。
この好ましい実施態様に於ては、前述した様
に、第2円筒部48と突条44との間の比較的き
つい嵌め合いはバンドが傾くのを防止することを
助勢するもので、全てのブリツジがほぼ均一な強
度のものである場合にはバンドの傾きを防止する
に十分であろう。キヤツプ12との同軸的整列か
らバンド36が傾斜するのを更に防止するため、
バンドは容器の傾斜部56に当接する突起50に
よつて支持される。この好ましい実施様態に於て
は、この閉蓋部材は突起50が容器傾斜部56の
終端部にほぼ隣接して内向きに突出する様になつ
ている。キヤツプ12を僅かに回転させれば突起
50と傾斜部56とはすべり係合し、キヤツプを
容器から最初に離脱させるにあたりバンドを垂直
方向上方に移動させる時には突起50は傾斜部5
6に乗り上がる。従つて、突起50が容器傾斜部
56に当接するので、ブリツジの優先破壊により
バンドのまわりに円周方向に生ずるアンバランス
な荷重がバンドをキヤツプとの同軸的整列関係か
ら傾斜させることが防止される。前述した様に、
傾斜部56の表面は閉蓋部材の材料と容器の材料
との間の摩擦係数よりも実質的に大きくない正切
をもつた角度(垂直線に対する角度)をもつて突
条44の下面54から下向きかつ内向きに傾斜し
ている。傾斜部の表面をこの様に配置することが
好ましい理由は、ブリツジの優先破壊が生じた場
合にバンドの傾斜防止を助勢するためである。閉
蓋部材の一方の側に於て一以上のブリッジが破壊
した時には、ブリツジに加わる全荷重は残る未破
断ブリツジに再分配される。バンドの垂直方向上
向き運動はバンドと傾斜部との間の摩擦抵抗力の
関数であるから、バンドの領域のうち少なくとも
ブリツジの早期破断が生じた領域に於て前記摩擦
抵抗を最小限にすることが望ましい。即ち、垂直
線に対する傾斜部の角度がバンドと傾斜部との間
の摩擦抵抗の影響を受けない様なものであれば、
バンドが垂直方向上向きに更に進む時のバンドが
傾斜しようとする傾向を減少させることができる
であろう。バンド36の回転運動と軸方向運動と
が継続するにつれて、突起50の上面52は突条
44の下面54に接触する。この様にバンドが突
条と相互作用することによりバンドが更に軸方向
運動するのが阻止され、この結果第3図に示した
様に全てのブリツジまたは残る未破壊の全てのブ
リツジ40の破断を生じさせる。この時にはキヤ
ツプ12は容器から取り外すことができ、バンド
36は突条44に摩擦係合したままとなる。
次に、キヤツプ12を容器に最初に再係合させ
第3図に示す様な位置に持ち来した時には、キヤ
ツプを更に下方に移動させればバンド36も同様
に下方に押される。第4図にはキヤツプ12が容
器に完全に再係合した位置にあるところが示して
あり、キヤツプ12はバンド36が突条44から
離脱する点までバンド36を下方に押し下げてい
る。この時にはバンド36は容器首部に沿つて自
由に落下するのであり、第4図に破線で示した様
に容器の拡大部に着座する。従つて、最初の開封
によつて本考案の開封表示閉蓋部材のバンドをキ
ヤツプから最初に分離した時には、容器にキヤツ
プを最初に再係合させればバンドはブリツジ破断
前の距離よりも実質的に大きな距離だけキヤツプ
から分離されることとなる。
必要に応じ、容器首部のうちバンドより下側の
部分に識別マークを設けることにより追加的な開
封表示証拠を提供することもできる。例えば、び
んの色に対し鋭いコンストラストをもつた色の塗
料またはテープの円周方向リボンを適用すること
もできるし、或は、首部のまわりに明確な識別パ
ターンが形成される様に容器をモールド成形する
こともできる。この様なマークを持つた容器から
キヤツプを最初に取り外しかつ再び取り付けた時
には、容器の識別マークは視野に露出されること
となり、容易に視認可能な開封表示証拠を更に提
供する。
以上には内側に傾斜した段部46と内側に突出
した突起50とを有するバンドを備えた本考案の
好ましい実施態様について説明したが、本考案の
範囲がこの様なバンドに限定されることを意図し
たものではない。例えば、第5図は本考案の閉蓋
部材の他の実施態様にかかるバンド構造の断面を
示すもので、このバンドが容器の突条部と最初に
係合したところが示されている。第5図の実施態
様に於ては、バンド36は破壊可能なブリツジ4
0によつてキヤツプのスカートの底部38に連結
されている。このバンドはほぼ円筒形であり突起
50を備えている。この突起50は容器に設けた
外向きに突出した突条44と係合し得る様に内向
きに突出しており、キヤツプを容器から最初に離
脱させる時にブリツジ40を破断させかつバンド
36をキヤツプから分離し得る様になつている。
この実施態様に於ては、段部46はバンドの頂部
からほぼ円筒形の部分48まで内向きかつ下向き
に傾斜しており、円筒部48は突起50の上面5
2につながつている。突起50の上面52は突条
44の下面54と係合するべく成形されており、
下面54と係合してブリツジ40を破壊させると
ともにバンドをキヤツプから分離させ得る様にな
つている。前述した好ましい実施態様の場合と同
様に、この突起50は容器の傾斜部と当接し得る
様になつており、この傾斜部56は閉蓋部材の材
料と容器の材料との間の摩擦係数より小さな正切
を持つた角度を持つて傾斜している。この実施態
様に於ても、この閉蓋部材は容器に最初に係合さ
せた時にバンドの上部エツジ41が突条44の最
も外側の端部を通る半径方向平面よりも容器首部
上で実質的に高くない平面内に位置する様に構成
されている。第5図の実施態様に於ける閉蓋部材
の開封ならびにブリツジ破断後の突条44からの
バンドの落下の態様は本考案の好ましい実施態様
について前述したところと同様である。
第6図は本考案の閉蓋部材のバンドの更に他の
実施態様を示す。この実施態様に於ては、バンド
36は破壊可能なブリツジ40によつてキヤツプ
のスカート部の底部38に連結されている。バン
ドのうちその上部エツジに隣接した部分からリブ
43が内向きに突出しており、バンドの上部エツ
ジは閉蓋部材が容器と最初に係合した時の容器突
条44の最も外側の領域を通る半径方向面よりも
容器首部上で実質的に高くない平面内に位置す
る。突起50はバンド36から内向きに突出して
いる。この突起50は容器に設けた傾斜部56に
当接し得る様になつており、この傾斜部56は閉
蓋部材の材料と容器の材料との間の摩擦係数より
も小さな正切を有する角度を持つて突条44の下
面から下向きかつ内向きに傾斜している。突起5
0の上面52は突条44の下面54と協働する様
になつており、容器からキヤツプを外す時にブリ
ツジ40を破断させる様になつている。ほぼ円筒
形の部分55はリブ43に連絡している。
リブ43は下側の突起50よりも実質的に短い
距離だけ内向きに突出しており、このリブ43に
は第5図に示した上面46と同様の傾斜した上面
を設けることもできるし、或は、リブ43の上面
は第6図に示した様にほぼ彎曲させることもでき
る。いずれの場合に於ても、リブ43の上部はキ
ヤツプを容器から最初に離脱する時に突条44に
乗り上がりかつ乗り越える様になつている。リブ
43が上方移動する時にはこのリブが突条44を
通過するまでバンド36は外側に撓み、次にバン
ドは内向きにスナツプ嵌合する。この状態では、
びんの突条44は実質的にリブ43と突起50と
の間に規制されているので、バンドが傾くのを積
極的に防止する。第6図にはリブ43は連続的な
環状突起として示したが、本考案の適用上はこの
リブは連続的である必要はない。即ち、第7図に
示した様に、リブ43は円周方向に離間した複数
のリブ部分として構成することができる。このリ
ブ部分43の上下面は成形を容易にするため彎曲
させてある。成形が容易になることに加えて、リ
ブ43を円周方向に離間された複数のリブ部分で
構成すればブリツジの早期破壊が最小限になると
いう利点がある。これらのリブ部分の間にスペー
スを設ければバンドの輪部強度が低下するので、
リブが容器の突条を乗り越える際にバンドを容易
に撓ませることができブリツジの早期破壊の可能
性が低減する。
キヤツプを容器に最初に再係合させる時には、
バンドは前述した様に突条から払い落とされる
(即ち、駆逐される)。
第8図には本考案の閉蓋部材のバンド36の更
に他の実施態様を示す。このバンドはほぼ円筒形
の部分42を有し、この円筒形42の内径は突条
44の外径より大きくなく締り嵌めを提供する。
円筒部42はバンドの上部エツジ41から下向き
に延長しており、内向きに突出した突起50の上
面と連絡している。突起50の上面はブリツジ4
0を破段させるべく突条44の下面54と協働し
得る様になつている。
第8図に示した実施態様のバンドを備えた閉蓋
部材のキヤツプを最初に容器から離脱させる時に
は、円筒部42と突条44との間の締り嵌め合い
はバンドの移動に対して均一な円周方向抵抗力を
作用させ、キヤツプとバンドとが同軸整列関係に
維持される様にバンドを制御する。この実施態様
のバンドに於ては、突条50はキヤツプを容器か
ら最初に離脱させる時に容器から半径方向に離れ
ており従つて容器の傾斜部に当接しない様になつ
ている。従つて、この実施態様のバンドは前述し
た実施態様の様にはバンドの傾斜防止機能を提供
するものではない。しかしながら、この差異は容
器および閉蓋部材の商業的製造公差の範囲内で円
筒部42の長さを可能な限り短くすることにより
減少させることができる。円筒部42の長さを短
くすれば、上面が容器突条44の下面54に係合
してブリツジ40を破断させる前に突起50が動
く垂直方向距離がより短くなる。突条44に係合
する前に突起50が動く垂直距離が短くなれば、
バンドが傾いて突条に乗り上げる可能性が減少す
る。
本考案の閉蓋部材の前述した全ての実施態様の
特徴は、この閉蓋部材を容器に最初に係合させた
時にバンドの頂部が容器突条の最も外側の領域を
通る半径方向面よりも容器首部上で実質的に高く
ない平面内に位置する様に閉蓋部材を構成したこ
とである。理論的には、キヤツプを容器に最初に
再係合させる時にバンドがキヤツプによつて容器
の突条から駆逐される様にするためには、閉蓋部
材を容器に最初に係合させた時にバンドが突条に
係合しないことが必須である。しかしながら、次
に述べる理由により、閉蓋部材と容器とを最初に
係合させる時の容器突条に対するバンドのこの様
な理論的な関係は本考案の閉蓋部材には欠くこと
のできないものではない。周知の様に、閉蓋部材
を形成するプラスチツクは降伏可能であり変形す
ることができる。例えば、開封表示閉蓋部材のブ
リツジその他の脆弱部は破断に先立つて、降伏し
または伸長するのであり、この様な伸びの少なく
とも或る部分は脆弱手段が破断した後にも恒久的
なゆがみまたは変形として残るのである。従つ
て、脆弱手段がその破断前に恒久的に伸長する程
度に於て、キヤツプおよびバンドに残つている剪
断された部分はキヤツプを容器に再び係合させる
時に互いに干渉し、閉蓋部材を最初に容器に係合
させた時にバンドが突条と僅かに係合していたと
してもバンドを突条から駆逐するのである。
前述した理由により、本考案の適用上の閉蓋部
材を最初に容器に係合させた時にバンドが突条か
ら完全に自由に開放されていることは必要ではな
い。閉蓋部材を容器に最初に係合させる時の容器
に対するバンドの関係について、閉蓋部材はバン
ドの上部エツジが容器突条の最も外側の領域を通
る半径方向面よりも容器首部上で実質的に高くな
い平面内に位置する様に構成しなければならない
と述べたことは、最初の係合の際ならびにその後
の最初の離脱の際に起こり得るプラスチツクの恒
久的な変形を可能にすることを意図したものであ
る。
以上に説明した様に、本考案は開封表示閉蓋部
材用の視覚的な開封インジケータを提供するもの
で、この開封インジケータはこの閉蓋部材を取り
付けた容器を最初に開けかつその後に閉じた時に
閉蓋部材のスカート部とこれに隣接した分離可能
なバンド部との間に大きなギヤツプを生じさせる
ことにより表示されまたは露呈されるのである。
この閉蓋部材は容器を閉じた時に容器のバンド保
持部と協働してバンドがこの保持部から駆逐され
る様に構成することが好ましい。更に、この閉蓋
部材はバンドが容器の保持部から駆逐された時に
容器と協働してバンドをキヤツプのスカート部か
ら自由落下させて視覚的な開封インジケータを露
出させ、表示させまたは露呈させる様に構成され
ている。
云うまでもなく本考案の範囲内で種々の他の実
施態様および修正を想定することが可能である。
これ等は、例えば、キヤツプによつてバンドを保
持するための異なる構造やバンドを分離するため
の異なる態様を含む。勿論、その他の構造上の特
徴、例えば互いに嵌合するねじ山のプロフイルな
らびにピツチ、容器の閉開作用との閉蓋部材の協
働関係の性質(即ち、ねじ係合以外の協働作用)、
閉蓋部材を形成する材料、等は広範な設計実務の
範囲内で変更することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、キヤツプを容器から最初に離
脱させてこれに連結されていたバンドを分離させ
る際に、このバンドが傾斜するのを防止してバン
ドをキヤツプに対して同軸的整列関係に維持する
ので、バンドのキヤツプからの分離が確実とな
り、バンドとキヤツプとを連結する破壊可能な脆
弱部分の断面積が均一でない場合にも閉蓋部材の
破壊可能部分の完全な破断がより確実に保証され
るものとなる。
また、バンド分離後にキヤツプを容器に最初に
再係合した時、このキヤツプによりバンドが容器
首部に沿つて自由に落下してキヤツプとバンドと
の間に大きな軸方向の間隔が生じるので、バンド
がキヤツプのスカート部から分離されたのが明ら
かに目に見えるようになり、容器を開封したこと
を一層明確に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の実施態様の半分の
みを示すもので、これらの実施態様は中心線に関
しほぼ対称であり、第1図は本考案の閉蓋部材の
好ましい実施態様の断面図、第2図は第1図の閉
蓋部材を容器に係合させたところを示す断面図、
第3図は第2図に示した閉蓋部材と容器との組立
体の断面図であつて最初の離脱の際にキヤツプを
容器から部分的に緩めてバンドをキヤツプから切
り離したところを示し、第4図は第3図に示した
組立体の断面図であつて、キヤツプを最初に取り
外した後にキヤツプを容器に最初に再係合させた
ところを示すもので、キヤツプが容器と再係合位
置にあつて容器の突条からバンドを払い落とすと
ころが示してあるとともに、バンドが容器首部に
沿つて自由落下した位置が破線で示してあり、第
5図は本考案の閉蓋部材の他の実施態様の部分的
断面図であつて、容器と最初に係合したところを
示し、第6図は本考案の閉蓋部材の第2変形例の
断面図であつて、容器と最初に係合したところを
示し、第7図は第6図に示した実施態様の一部を
示し、第8図は本考案の閉蓋部材の第3変形例の
断面図であつて、容器と最初に係合したところを
示す。 10……閉蓋部材、12……キヤツプ、14…
…首部、16……容器、18……びん口部、20
……ねじ山、24……肩部、26……ライナー、
30……なじ山、32……上部端壁、34……ス
カート部、36……バンド、38……最下端部、
40……ブリツジ部材、41……上部エツジ、4
2……円筒部、43……リブ、44……突条、4
6……段部、48……円筒部、50……突起、5
2……上面、54……下面、55……円筒部、5
6……傾斜部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 閉蓋部材係合手段20とこの閉蓋部材係合手
    段20の下側の外側に突出する環状突条44と
    を備えた口の開いた円筒形の首部14を有する
    容器16に係合するようになつている開封表示
    閉蓋部材10であつて、 端壁32とこの端壁32から垂下するスカー
    ト部34とを有する円筒形のキヤツプ12であ
    つて、このキヤツプ12を容器閉蓋部材係合手
    段20に係合させる容器係合手段30を備えた
    円筒形キヤツプ12と、 スカート部34から垂下しかつ破壊可能な手
    段40によつてスカート部34に連結されまた
    内側に突出する突起50を有する環状バンド3
    6であつて、閉蓋部材10が容器16に十分に
    係合された時前記突起50が容器の突条44の
    下側に離間して配置されそれにより前記キヤツ
    プ12を容器16から最初に離脱させる時前記
    突起50と突条44との間に接触によつてその
    動きが阻止されるまで前記突起50が上方に動
    くようにして破壊可能な手段40を破壊させ前
    記バンド36をスカート部34から分離させる
    ようにし、前記バンド36がさらに前記突起5
    0の上方に内側に向く表面48を含み、この表
    面48が、前記最初の離脱中に突条44上に前
    記バンド36を抑留しまた破壊可能な手段40
    の破壊時及びその破壊の間にわたつて前記バン
    ド36が傾くのを阻止するのに十分なように容
    器突条44と締り嵌めし前記バンド36がスカ
    ート部34から完全に分離するのを保証するよ
    うになつており、スカート部34が、キヤツプ
    12を最初に容器16に再係合した時バンド3
    6に接触しこのバンド36を突条44から駆逐
    するのに十分な軸方向の長さを有し、前記バン
    ド36をスカート部34から分離したのが明ら
    かに見えるようにしている環状バンド36、 とを具備し、閉蓋部材10がさらに、この閉蓋
    部材10を容器16に最初に係合した時前記突
    起50の上方の前記内側に向く表面48が容器
    の突条44の最も外側の領域を通る平面よりも
    容器16上で実質的に高くなく、また破壊可能
    手段40が破壊された場合に前記バンド36が
    容器首部14の周りに自由に落下するのが阻止
    される程度には前記バンド36のどの部分も容
    器16と接触しないようになつている開封表示
    閉蓋部材。 2 破壊可能手段40が複数の円周方向に離間し
    て配設されたブリツジである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の閉蓋部材。
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