JPS6333209Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6333209Y2 JPS6333209Y2 JP17251481U JP17251481U JPS6333209Y2 JP S6333209 Y2 JPS6333209 Y2 JP S6333209Y2 JP 17251481 U JP17251481 U JP 17251481U JP 17251481 U JP17251481 U JP 17251481U JP S6333209 Y2 JPS6333209 Y2 JP S6333209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distal end
- protective tube
- endoscope
- light
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 30
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 17
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 17
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 12
- 238000011109 contamination Methods 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 14
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、放射能等の汚染源から内視鏡が汚
染されるのを防止する保護装置に係り、保護チユ
ーブを内視鏡挿入部に被せた際、鮮明な観察視野
を維持することのできる内視鏡用保護装置に関す
るものである。
染されるのを防止する保護装置に係り、保護チユ
ーブを内視鏡挿入部に被せた際、鮮明な観察視野
を維持することのできる内視鏡用保護装置に関す
るものである。
近年、医療用のみならず、工業用においても内
視鏡が広く用いられている。
視鏡が広く用いられている。
上記工業用内視鏡は、例えば放射能等の汚染源
により汚染された対象物(被観察物)を観察する
ときには、内視鏡挿入部に透明の保護チユーブを
被せて、内視鏡が汚染されるのを防止して使用さ
れる。
により汚染された対象物(被観察物)を観察する
ときには、内視鏡挿入部に透明の保護チユーブを
被せて、内視鏡が汚染されるのを防止して使用さ
れる。
第1図は、遮蔽容器1内の汚染域における被観
察物2を、遮蔽容器1外の観察者3が従来の保護
チユーブ4を被せた工業用内視鏡5にて観察する
様子を示す。この場合観察者3は、工業用内視鏡
5の挿入部6を第2図に示すように透明の保護チ
ユーブ4に挿入し、保護チユーブ4の手元側端部
をゴムバンド7等にて締め、挿入部6が汚染され
るのを防止した状態で、遮蔽容器1の外通孔8か
ら保護チユーブ4で覆われた挿入部6を挿入し、
光源9により供給される照明光で照らして観察し
ていた。そして使用後に内視鏡5を取り出した後
は、上記汚染された保護チユーブ4を取り除き、
次に観察する際、新しい保護チユーブ4を使用す
るようにしていた。
察物2を、遮蔽容器1外の観察者3が従来の保護
チユーブ4を被せた工業用内視鏡5にて観察する
様子を示す。この場合観察者3は、工業用内視鏡
5の挿入部6を第2図に示すように透明の保護チ
ユーブ4に挿入し、保護チユーブ4の手元側端部
をゴムバンド7等にて締め、挿入部6が汚染され
るのを防止した状態で、遮蔽容器1の外通孔8か
ら保護チユーブ4で覆われた挿入部6を挿入し、
光源9により供給される照明光で照らして観察し
ていた。そして使用後に内視鏡5を取り出した後
は、上記汚染された保護チユーブ4を取り除き、
次に観察する際、新しい保護チユーブ4を使用す
るようにしていた。
このように保護チユーブ4を取り代えて使用す
れば、内視鏡5が汚染されることはなく、洗浄す
る必要がない。
れば、内視鏡5が汚染されることはなく、洗浄す
る必要がない。
しかしながら、保護チユーブ4による保護手段
においては、保護チユーブ4を被せるため、挿入
部6先端側に配設収容された観察光学系による観
察が不鮮明になるという不都合があつた。
においては、保護チユーブ4を被せるため、挿入
部6先端側に配設収容された観察光学系による観
察が不鮮明になるという不都合があつた。
即ち、挿入部6の先端ブロツク11には、第3
図に示すように、透孔に挿通して照明光をその端
部に当接するカバーガラス12から出射するライ
トガイド13及びこのライトガイド13と隣設し
たカバーガラス14にて保護された対物レンズ1
5及びこの対物レンズ15による結像位置にその
端面が臨むように構成されたイメージガイド16
が配設されている。このイメージガイド16は、
挿入部6内を挿通され、手元側の接眼部17にて
対物レンズ15により結像された光学像を観察で
きるように構成されている。
図に示すように、透孔に挿通して照明光をその端
部に当接するカバーガラス12から出射するライ
トガイド13及びこのライトガイド13と隣設し
たカバーガラス14にて保護された対物レンズ1
5及びこの対物レンズ15による結像位置にその
端面が臨むように構成されたイメージガイド16
が配設されている。このイメージガイド16は、
挿入部6内を挿通され、手元側の接眼部17にて
対物レンズ15により結像された光学像を観察で
きるように構成されている。
上記観察光学系が保護チユーブ4で覆われる
と、該保護チユーブ4の先端面にしわが生じて観
察しにくくなるし、又ライトガイド13の端面か
ら出射された光束が、第3図の矢符にて示すよう
に保護チユーブ4内面で反射し、この光束がイメ
ージガイド16前面のカバーガラス14に達し、
フレアの原因になるという問題があつた。
と、該保護チユーブ4の先端面にしわが生じて観
察しにくくなるし、又ライトガイド13の端面か
ら出射された光束が、第3図の矢符にて示すよう
に保護チユーブ4内面で反射し、この光束がイメ
ージガイド16前面のカバーガラス14に達し、
フレアの原因になるという問題があつた。
この考案は上述した点に鑑みてなされたもの
で、先端ブロツク先端面に照明用出射窓と観察光
学系入射窓とが隣接されている内視鏡挿入部に先
端が閉塞された汚染防止用保護チユーブが被覆さ
れる内視鏡用保護装置において、前記先端ブロツ
ク先端面の少なくとも照明用出射窓と観察光学系
入射窓との間に遮光突起を形成し、且つ前記遮光
突起にて先端ブロツク先端面に位置する保護チユ
ーブが張設されるよう該保護チユーブを先端ブロ
ツク外周に固定する固定手段を設けたことによ
り、前記保護チユーブ先端面にしわが生じないよ
うにし、且つ保護チユーブ内面で反射した照明光
が観察光学系入射窓に入射しないようにしてフレ
アが生じないようにし、鮮明な観察視野を維持す
ることができるようにした内視鏡用保護装置を提
供することを目的とする。
で、先端ブロツク先端面に照明用出射窓と観察光
学系入射窓とが隣接されている内視鏡挿入部に先
端が閉塞された汚染防止用保護チユーブが被覆さ
れる内視鏡用保護装置において、前記先端ブロツ
ク先端面の少なくとも照明用出射窓と観察光学系
入射窓との間に遮光突起を形成し、且つ前記遮光
突起にて先端ブロツク先端面に位置する保護チユ
ーブが張設されるよう該保護チユーブを先端ブロ
ツク外周に固定する固定手段を設けたことによ
り、前記保護チユーブ先端面にしわが生じないよ
うにし、且つ保護チユーブ内面で反射した照明光
が観察光学系入射窓に入射しないようにしてフレ
アが生じないようにし、鮮明な観察視野を維持す
ることができるようにした内視鏡用保護装置を提
供することを目的とする。
以下図面を参照してこの考案を具体的に説明す
る。
る。
第4図はこの考案の一実施例に係る挿入部先端
の縦断面図を示している。この図において内視鏡
挿入部21の先端には先端ブロツク22が取付け
られており、この先端ブロツク22内には先端面
のカバーガラス23によつて覆われたライトカイ
ド24と、このライトガイド24を隣設したカバ
ーガラス25によつて覆われた対物レンズ26及
びこの対物レンズ26の後方の対向位置に端面を
有するイメージガイド27が配設されて構成され
た観察光学系が収納されている。
の縦断面図を示している。この図において内視鏡
挿入部21の先端には先端ブロツク22が取付け
られており、この先端ブロツク22内には先端面
のカバーガラス23によつて覆われたライトカイ
ド24と、このライトガイド24を隣設したカバ
ーガラス25によつて覆われた対物レンズ26及
びこの対物レンズ26の後方の対向位置に端面を
有するイメージガイド27が配設されて構成され
た観察光学系が収納されている。
前記先端ブロツク22先端面の観察光学系用カ
バーガラス25周囲には、このカバーガラス25
を囲繞するように環状の遮光突起28が突設され
ている。又、この先端ブロツク22の外周には環
状の嵌入溝29が形成されている。
バーガラス25周囲には、このカバーガラス25
を囲繞するように環状の遮光突起28が突設され
ている。又、この先端ブロツク22の外周には環
状の嵌入溝29が形成されている。
このような構成で、内視鏡挿入部21ないし先
端ブロツク22に先端が閉塞された透明な汚染防
止用保護チユーブ30を被覆し、前記先端ブロツ
ク22外周の嵌入溝29部位に締結バンド31を
嵌入・締結すると、保護チユーブ30は嵌入溝2
9内に引張られると共に、その先端面が先端ブロ
ツク22先端面の遮光突起28によつて突き上げ
られ張設されるようになつている。従つて、先端
ブロツク22先端面、即ち観察光学系カバーガラ
ス25及びライトガイド24のカバーガラス23
に対向した前記保護チユーブ30の先端面にしわ
が生じることがなく、鮮明な像を観察できる。
又、先端ブロツク22先端面の観察光学系カバー
ガラス25は、その周囲に環状の遮光突起28が
突設されている為、ライトガイド用カバーガラス
23から出射し前記保護チユーブ30の先端内面
で反射した照明光は前記遮光突起28によつて遮
光され、相隣設した観察光学系カバーガラス25
に入射しない。従つて、フレアの発生がないもの
である。
端ブロツク22に先端が閉塞された透明な汚染防
止用保護チユーブ30を被覆し、前記先端ブロツ
ク22外周の嵌入溝29部位に締結バンド31を
嵌入・締結すると、保護チユーブ30は嵌入溝2
9内に引張られると共に、その先端面が先端ブロ
ツク22先端面の遮光突起28によつて突き上げ
られ張設されるようになつている。従つて、先端
ブロツク22先端面、即ち観察光学系カバーガラ
ス25及びライトガイド24のカバーガラス23
に対向した前記保護チユーブ30の先端面にしわ
が生じることがなく、鮮明な像を観察できる。
又、先端ブロツク22先端面の観察光学系カバー
ガラス25は、その周囲に環状の遮光突起28が
突設されている為、ライトガイド用カバーガラス
23から出射し前記保護チユーブ30の先端内面
で反射した照明光は前記遮光突起28によつて遮
光され、相隣設した観察光学系カバーガラス25
に入射しない。従つて、フレアの発生がないもの
である。
尚、この考案において、前記先端ブロツク22
先端面の観察光学系カバーガラス25とライトガ
イドカバーガラス23との間に配設される遮蔽突
起は、実施例のように環状でなくてもよい。即
ち、前記保護チユーブ30内面で反射した照明光
を遮光でき、且つ保護チユーブ30の先端面を突
き上げて該先端面にしわができないように張設で
きればよく、従つて例えば単なる直線状、或は円
弧状等その配設形状は問わない。
先端面の観察光学系カバーガラス25とライトガ
イドカバーガラス23との間に配設される遮蔽突
起は、実施例のように環状でなくてもよい。即
ち、前記保護チユーブ30内面で反射した照明光
を遮光でき、且つ保護チユーブ30の先端面を突
き上げて該先端面にしわができないように張設で
きればよく、従つて例えば単なる直線状、或は円
弧状等その配設形状は問わない。
上述したようにこの考案によれば、内視鏡挿入
部を被覆し該挿入部を各種汚染から保護する保護
チユーブの先端面にしわが生じないようにし、且
つ前記保護チユーブ先端内面で反射した照明光が
観察光学系入射窓に入射しないようにしてなるの
で、前記保護チユーブを内視鏡挿入部に被覆して
も鮮明な観察視野を維持できる利点を有する。
部を被覆し該挿入部を各種汚染から保護する保護
チユーブの先端面にしわが生じないようにし、且
つ前記保護チユーブ先端内面で反射した照明光が
観察光学系入射窓に入射しないようにしてなるの
で、前記保護チユーブを内視鏡挿入部に被覆して
も鮮明な観察視野を維持できる利点を有する。
第1図は汚染域内の被観察物を内視鏡にて観察
している状態を示す一部切欠説明図、第2図は汚
染域にて使用される従来の保護チユーブを被覆し
た内視鏡を示す斜視図、第3図は第2図の先端部
を示す拡大縦断面図、第4図はこの考案の一実施
例を示す内視鏡挿入部先端の縦断面図である。 21……内視鏡挿入部、22……先端ブロツ
ク、23……照明用出射窓、25……観察光学系
入射窓、28……遮光突起、30……保護チユー
ブ、31……締結バンド。
している状態を示す一部切欠説明図、第2図は汚
染域にて使用される従来の保護チユーブを被覆し
た内視鏡を示す斜視図、第3図は第2図の先端部
を示す拡大縦断面図、第4図はこの考案の一実施
例を示す内視鏡挿入部先端の縦断面図である。 21……内視鏡挿入部、22……先端ブロツ
ク、23……照明用出射窓、25……観察光学系
入射窓、28……遮光突起、30……保護チユー
ブ、31……締結バンド。
Claims (1)
- 先端ブロツク先端面に照明用出射窓と観察光学
系入射窓とが隣接されている内視鏡挿入部に先端
が閉塞された汚染防止用保護チユーブが被覆され
る内視鏡用保護装置において、前記先端ブロツク
先端面の少なくとも照明用出射窓と観察光学系入
射窓との間に遮光突起を形成し、且つ前記遮光突
起にて先端ブロツク先端面に位置する保護チユー
ブが張設されるよう該保護チユーブを先端ブロツ
ク外周に固定する固定手段を設けたことを特徴と
する内視鏡用保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17251481U JPS5877317U (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | 内視鏡用保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17251481U JPS5877317U (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | 内視鏡用保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5877317U JPS5877317U (ja) | 1983-05-25 |
JPS6333209Y2 true JPS6333209Y2 (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=29964410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17251481U Granted JPS5877317U (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | 内視鏡用保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5877317U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0742402Y2 (ja) * | 1990-02-01 | 1995-10-04 | 株式会社町田製作所 | 内視鏡カバー |
JP5208693B2 (ja) * | 2008-11-18 | 2013-06-12 | オリンパス株式会社 | 内視鏡装置 |
-
1981
- 1981-11-19 JP JP17251481U patent/JPS5877317U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5877317U (ja) | 1983-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5377669A (en) | Sapphire protective covering for medical endoscope | |
US5685823A (en) | End structure of endoscope | |
US5349941A (en) | Cleanable endoscope | |
JPH0659195A (ja) | 内視鏡用光学系装置 | |
JP2832851B2 (ja) | 内視鏡用保護装置 | |
US4085742A (en) | Endoscope equipped with a film cassette | |
JP2007289355A (ja) | 内視鏡 | |
US4219013A (en) | Forward viewing endoscope with specific cover for photographic cassette opening | |
JPS6333209Y2 (ja) | ||
JP2605988B2 (ja) | 内視鏡 | |
JPH08191791A (ja) | カバー式内視鏡 | |
JPS6243521Y2 (ja) | ||
JP4083484B2 (ja) | 汚染防止型内視鏡の先端部 | |
JPH07113962A (ja) | 保護カバー付き内視鏡 | |
JPH105171A (ja) | 内視鏡用保護カバー | |
JP3345183B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JPS6069621A (ja) | 内視鏡 | |
JP2004049793A (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JPH0451928A (ja) | 内視鏡用保護装置 | |
JP3312480B2 (ja) | 内視鏡用ライトガイドコネクタ | |
JPS6095418A (ja) | 硬性内視鏡 | |
JPH0623811B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JPS58184922A (ja) | 内視鏡のカバ−ガラス取付装置 | |
JP4131008B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JPS63281115A (ja) | 内視鏡装置 |