JPS6332043Y2 - - Google Patents

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JPS6332043Y2
JPS6332043Y2 JP1982118893U JP11889382U JPS6332043Y2 JP S6332043 Y2 JPS6332043 Y2 JP S6332043Y2 JP 1982118893 U JP1982118893 U JP 1982118893U JP 11889382 U JP11889382 U JP 11889382U JP S6332043 Y2 JPS6332043 Y2 JP S6332043Y2
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JP
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frame
frames
guide rail
center
casters
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JP1982118893U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、運搬台車と誘導レールとの組合せ
構造に関し、さらに詳しくは、多数の折畳み椅子
を収納、運搬するための運搬台車と、この運搬台
車を誘導して引き入れ、その位置に駐留させるた
めの誘導レールとの組合せ構造の改良に係るもの
である。
〔従来の技術〕
従来から、例えば体育館、講堂、その他のホー
ルなどの比較的広い会場にあつて、数多くの折畳
み椅子を設営し、かつ徹去して使用する場合、こ
れらの折畳み椅子を収納、運搬するための運搬台
車と、保存に有利な場所に設置されて、この運搬
台車を誘導して駐留させるための誘導レールとを
併用する組合せ構造が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そして、従来例によるこの種の運搬台車と誘導
レールとの組合せ構造は、台車本体の下面にあつ
て、左右一対の誘導レールに係合させる多数個の
横軸ローラを設けたり、あるいはこれとは逆に多
数個の横軸ローラを設けた誘導レールに、台車本
体の下面を係合させるようにしているが、このよ
うな構造では、左右一対の誘導レールと多数個の
横軸ローラとを不可欠に必要としていてコスト高
になり、また、誘導レールへの運搬台車の係合に
は、この運搬台車を一々持ち上げたりして係合し
なければならず、誘導レールに対する運搬台車の
係合、離脱に多大の労力を必要とし、さらに、台
車本体のキヤスタが誘導レールの側面に衝接する
こともあつて、運搬台車の操行性に難点があるな
どの不都合を有するものであつた。
この考案は、従来のこのような問題点を解消す
るためになされたものであつて、その目的とする
ところは、誘導レールに対する運搬台車の係合、
離脱操作を容易に行ない得ると共に、運搬台車の
操行性が良好で、かつ簡単な構造による、この種
の運搬台車と誘導レールとの組合せ構造を提供す
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために、この考案に係る
運搬台車と誘導レールとの組合せ構造は、十分に
高くされた一組ずつの前、後枠部とこれよりも低
くされた左、右枠部とを有し、前記左、右枠部に
は、前部、後部をそれぞれ上げ枠にした各基枠、
および上枠と、これらの各基枠間を結合する各結
合枠と、これらの各結合枠を通した中間部の支持
枠、および仕切枠とを設け、前記各上げ枠には、
左右一対ずつのキヤスタを装着させると共に、前
部側の各キヤスタを垂直軸廻りに回動自在にさ
せ、前記支持枠には、前、後方向に所定間隔で垂
直軸廻りに回動するガイドホイールを、前記各キ
ヤスタの接地面よりも高い位置で装着させ、前記
前、後枠部での前、後面上部の中央には、前記ガ
イドホイールの存在位置を示す指標部を表示さ
せ、かつ前面下部の中央には連結フツク受けを設
け、後面下部の中央には操作杆によつて係合操作
される連結フツクを設けてなる運搬台車と、前記
ガイドホイールの直径寸法よりも幾分か大きい溝
幅寸法の溝をもつレール主体部の出入口側に配し
た出入口部を有する誘導レールとによつて構成し
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
すなわち、この考案の運搬台車と誘導レールと
の組合せ構造においては、運搬台車自体への多数
の折畳み椅子の収納が整然になされ、かつ台車本
体の下面に設けられたガイドホイールを誘導レー
ルに係合させるものであるために、誘導レールに
キヤスタが干渉することがなく、従つて、誘導レ
ールに対する運搬台車の係合、離脱操作を容易に
行ない得て、運搬台車の操作性が良好になり、ま
た、運搬台車の前面下部の中央に連結フツク受け
を設け、後面下部の中央に操作杆によつて係合操
作される連結フツクを設けてあるから、前後方向
に隣接して配置される前、後部複数台の各台車本
体の相互を連結できて、その複数台を同時に走行
移動させ得るのである。
〔実施例〕 以下、この考案に係る運搬台車と誘導レールと
の組合せ構造の一実施例につき、第1図ないし第
6図を参照して詳細に説明する。
第1図、および第2図はこの実施例を適用した
運搬台車の一部を切欠いて示す側面図、および平
面図、第3図は同上半截した状態を示す正面図で
あり、また、第4図は同上誘導レールへの運搬台
車の係合態様の要部を示す説明図、第5図、およ
び第6図は同上誘導レールの平面図、および側面
図である。
これらの第1図ないし第6図構成において、符
号1は多数の折畳み椅子を収納、運搬するための
運搬台車を示し、10はこの運搬台車1を引き入
れて駐留させるための誘導レールを示している。
そして、この運搬台車1は、十分は強度を有し
てかつ軽量な金属角パイプ、および金属丸パイプ
などの材料を用い、上横枠23a,24a、中間
横枠23b,24b、下横枠23c,24c、お
よび各左、右縦枠23d,24dの各部材によ
り、一組の前、後枠部2a,2bが十分に高く、
かつ一組の左、右枠部2c,2cがこれよりも
やゝ低くそれぞれに枠組みされ、例えば、その枠
組み内部に立て掛けて収納する多数の折畳み椅子
が、前後両端部側では、倒伏して前、後枠部2
a,2bから外部にはみ出すことがなく、また、
左右両側部では、左、右枠部2c,2cに拘束さ
れて倒伏することのないように、それぞれに構成
した台車本体2を有している。
しかして、前記台車本体2の底部、および上部
にあつて、前後、左右方向には、前記左、右枠部
2c,2cを構成するところの、前部、後部の左
右をそれぞれ上げ枠2eにした各基枠2d、およ
び上枠2fと、これらの各基枠2d間を結合する
各結合枠2g、および2hと、これらの各結合枠
2g,2hを通した左右中間部の支持枠2iおよ
び仕切枠2jとを設けてある。
また、前、後部での各上げ枠2eに対しては、
左右一対づゝのキヤスタ3,4を、各基枠2dの
底部よりも下方に幾分か突出するようにして垂直
方向に装着させ、前部側の各キヤスタ3について
のみ、これを枢支する竪軸3aの廻りに回動自在
にさせることで、台車本体2自体の手押し走行、
ならびに走行方向の転回操作を可能にすると共
に、全体の重心位置を可及的に低く設定させてあ
り、かつ左右中間部での支持枠2iに対しては、
前、後方向に所定間隔で数個、こゝでは4個のガ
イドホイール5を、前、後部の各キヤスタ3,4
の接地面よりも高い位置で水平方向に装着させ、
これらの各ガイドホイール5のそれぞれは、第4
図にも示すように、これを枢支する垂直軸5aの
廻りにベアリング5bを介し回動自在にさせて、
後述する誘導レール10との連繋を可能にする。
さらにまた、前記台車本体2のそれぞれ前、後
枠部2a,2bでの前、後面上部の中央には、前
記各ガイドホイール5の存在位置を示す指標部6
を表示させてあり、さらに、これらの前、後枠部
2a,2bでの前面下部の中央に連結フツク受け
7が設けられ、後面下部の中央に操作杆8によつ
て揺動係合操作される連結フツク9が設けられ、
相互に前後方向に隣接して配置される前、後部複
数台の各台車本体2間を、これらの連結フツク受
け7への連結フツク9の係脱可能な係合により連
結させて、その複数台を同時に走行移動させ得る
ようにしてある。
続いて、前記誘導レール10は、前記運搬台車
1を駐留保存するのに有利な場所に設置されてい
て、前記各ガイドホイール5の直径寸法よりも幾
分か大きい溝幅寸法の溝型鋼を用いたレール主体
部10aと、このレール主体部10aの出入口側
に配した出入口部10bと、同レール主体部10
aを取付けるための両側に配したアングル型鋼に
よる取付け金具10cとからなつている。
しかして、以上のように構成される実施例での
運搬台車1と誘導レール10との組合せにおいて
は、不使用時にあつて、それぞれに折畳んだ折畳
み椅子の多数を運搬台車1上に積載したまゝの状
態で、台車本体2に設けられている各ガイドホイ
ール5を誘導レール10上に誘導して引き入れ、
その場所に駐留させることによつて保管するが、
この時、折畳んだ各折畳み椅子は、台車本体2で
の各部材の構成によつて、同台車本体2の外側に
はみ出したりすることなしに整然と積載され、か
つ誘導レール10上への各ガイドホイール5の係
合により、運搬台車1自体が拘束されて、その位
置からずれたりせずに良好に整理された状態で保
存し得るのである。
また、使用に際して誘導レール10上から運搬
台車1を引き出しかつ引き入れる場合には、台車
本体2に設けられている前、後部の各キヤスタ
3,4の働きにより移動できるために、台車本体
2をして、例えば、これを持ち上げたり下したり
しなくて済み、かつ指標6の表示を誘導レール1
0に合せて操作させることで、各キヤスタ3,4
が誘導レール10に干渉して、操行性が損なわれ
ることがない。
さらに、先行する台車本体2の後枠部2bでの
後面下部の中央に設けられて操作杆8により係合
操作される連結フツク9を、続行する台車本体2
の前枠部2aでの前面下部の中央に設けた連結フ
ツク受け7に係合させて、これらの各台車本体2
の相互を連結でき、その複数台を同時に走行移動
させることも可能である。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案によるときは、
多数の折畳み椅子を収納、運搬するための運搬台
車と、この運搬台車を誘導して引き入れ、その位
置に駐留させるための誘導レールとの組合せ構造
において、十分に高くされた一組ずつの前、後枠
部とこれよりも低くされた左、右枠部とを設け、
左、右枠部には、前部、後部をそれぞれ上げ枠に
した各基枠、および上枠と、これらの各基枠間を
結合する各結合枠と、これらの結合枠を通した中
間部の支持枠、および仕切枠とを設けて台車本体
を構成させたから、この台車本体への多数の折畳
み椅子の収納を整然として行なうことができるの
であり、また、各上げ枠には、左右一対ずつのキ
ヤスタを装着させて、前部側の各キヤスタを垂直
軸廻りに回動自在にさせ、支持枠部には、前、後
方向に所定間隔で垂直軸廻りに回動するガイドホ
イールを、各キヤスタの接地面よりも高い位置に
装着させて、このガイドホイールを誘導レールに
係合させるようにしたから、誘導レールに対して
各キヤスタが干渉する惧れを完全に排除でき、こ
れによつて誘導レールに対する運搬台車の係合、
離脱操作を容易に行ない得て、運搬台車自体の操
行性を良好にでき、かつまた、前、後枠部での
前、後面上部の中央に、ガイドホイールの存在位
置を示す指標部を表示させてあるために、誘導レ
ールへの運搬台車の引き込みが容易であり、さら
には、構造的に運搬台車にガイドホイールを設け
て、このガイドホイールを誘導レールに係合させ
るだけのものであるので、誘導レール自体が一本
のみで済み、かつガイドホイールについても比較
的少ない個数で済ませ得るもので、この結果、装
置のコストダウンを効果的に図り得るほか、前面
と後面との下部の中央に、連結フツク受けと、操
作杆によつて揺動係合操作される連結フツクとを
設けてあるために、前後方向に隣接して配置され
る前、後部複数台の各台車本体の相互間を、これ
らの連結フツク受けへの連結フツクの係脱可能な
係合により連結できて、その複数台を同時に走行
移動させることもできるなどの実用上有益な諸効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案に係る運搬台車と誘導レー
ルとの組合せ構造の一実施例による概要構成を示
しており、第1図は運搬台車の一部を切欠いて示
す側面図、第2図は同上一部を切欠いて示す平面
図、第3図は同上半截した状態を示す正面図、第
4図は同上誘導レールへの運搬台車の係合態様の
要部を示す説明図、第5図および第6図は同上誘
導レールの平面図および側面図である。 1……運搬台車。2……台車本体、2,2a,
2b……前、後枠部、2c……左、右枠部、2d
……基枠、2e……上げ枠、2f……上枠、2
g,2h……上げ枠、2i……支持枠、2j……
仕切枠。23a,24a……上横枠、23b,2
4b……中間横枠、23c,24c……下横枠、
23d,24d……左、右縦枠。3,4……キヤ
スタ、5……ガイドホイール、6……指標、7…
…連結フツク受け、8……操作杆、9……連結フ
ツク、10……誘導レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 十分に高くされた一組ずつの前、後枠部とこれ
    よりも低くされた左、右枠部とを有し、前記左、
    右枠部には、前部、後部をそれぞれ上げ枠にした
    各基枠、および上枠と、これらの各基枠間を結合
    する各結合枠と、これらの各結合枠を通した中間
    部の支持枠、および仕切枠とを設け、前記各上げ
    枠には、左右一対ずつのキヤスタを装着させると
    共に、前部側の各キヤスタを垂直軸廻りに回動自
    在にさせ、前記支持枠には、前、後方向に所定間
    隔で垂直軸廻りに回動するガイドホイールを、前
    記各キヤスタの接地面よりも高い位置で装着さ
    せ、前記前、後枠部での前、後面上部の中央に
    は、前記ガイドホイールの存在位置を示す指標部
    を表示させ、かつ前面下部の中央には連結フツク
    受けを設け、後面下部の中央には操作杆によつて
    係合操作される連結フツクを設けてなる運搬台車
    と、前記ガイドホイールの直径寸法よりも幾分か
    大きい溝幅寸法の溝をもつレール主体部、および
    このレール主体部の出入口側に配した出入口部を
    有する誘導レールとによつて構成したことを特徴
    とする運搬台車と誘導レールとの組合せ構造。
JP11889382U 1982-08-06 1982-08-06 運搬台車と誘導レールとの組合せ構造 Granted JPS5923461U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4912607U (ja) * 1972-05-10 1974-02-02

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