JPS6331984Y2 - - Google Patents

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JPS6331984Y2
JPS6331984Y2 JP1984085662U JP8566284U JPS6331984Y2 JP S6331984 Y2 JPS6331984 Y2 JP S6331984Y2 JP 1984085662 U JP1984085662 U JP 1984085662U JP 8566284 U JP8566284 U JP 8566284U JP S6331984 Y2 JPS6331984 Y2 JP S6331984Y2
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JP
Japan
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plate
plate body
pedestal
presser
clamping tool
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JP1984085662U
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JPS61981U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、布、皮革、紙、合成樹脂板等のシ
ート材に取り付けられ、物体を挾持するために用
いられる挾持具に関するものである。
〔従来技術〕
従来、紙挾み等に使用されてきた挾持具は、ボ
ール紙等の基板に固定した台座と押え具とを蝶番
式に結合し、押え具をコイルバネ等で台座と重な
り合う方向に付勢したものが一般的であるが、押
え具付勢用のバネを必要とするため、構造が複数
で厚みが大きいものとなる傾向があつた。
これを改良するものとして、板状の台座と板状
の押え具とを、一方の側に設けた軸部と、他方の
側に設けた支承部とによつて蝶番式に回動自在に
結合し、これら台座と押え具とによつて物体を挾
持するようにした挾持具であつて、前記台座と押
え具のうち、いずれか一方の結合端部を該端部か
ら中間部に向つて設けた複数条の切目によつて複
数の並列細片に分離し、これら細片のうちの少な
くとの1片は外力を受けたとき片持梁状に撓む弾
性片となすとともに、他の細片は結合具である軸
部もしくは支承部となし、前記台座と押え具のう
ちの他方には、前記結合具と結合する反対側の結
合具を設けるとともに、前記弾性片に当接して、
該弾性片から物品を挾持する方向の反力を受ける
突出片を設けてなる挾持具が提案されている(特
願昭57−095630号(特開昭58−45097号公報))。
この挾持具は厚さが薄く、それなりの挾持力を得
ることができるものであるが、例えばポケツトベ
ルのように、動きの激しい身体に着けて使用する
ものの衣服への取付け手段として、この挾持具を
利用するには、挾持力が充分ではなかつた。
〔考案の目的〕 この考案は、上記蝶番式の挾持具を改良し、挾
持力が大きく、強度的にすぐれた挾持具を得るこ
とを目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案にかかる挾持具は、台座となる第1の板
体と、押え具となる第2の板体とをそなえ、第1
の板体の端部は、縦方向の切目によつて複数の短
冊状小片に分割し、これら小片のうち少なくとも
1枚は、その先端部を樋状に湾曲させて支承部と
なし、この支承部に隣接する他の小片は平板状の
当板部となし、前記第2の板体の端部には横方向
の切目を入れて前記支承部の樋状凹部に嵌合する
軸部を形成し、これら第1の板体と第2の板体と
をその軸部と支承部とで蝶番式に開閉自在に結合
してなる挾持具において、前記第2の板体の表面
にゴムの被覆を施し、該被覆層を設けた第2の板
体の、第1の板体と向い合う側の自由端部付近
に、閉状態において第1の板体の端部またはそれ
よりも外側に位置する突起を形成したことを特徴
としている。
〔実施例〕
第1図以下の各図は、本考案の実施例をあらわ
すもので、この挾持具1は、第1の板体である台
座2と第2の板体である押え具3を蝶番式に結合
してなる。台座2はステンレス鋼板等、弾性を有
する金属板でつくられるもので、その押え具3に
対する結合端部には4本の切目5,5,…が入れ
られ、これら切目5,5,…によつて該端部が短
冊状の2枚の当板部6,6と樋状に湾曲させた3
個の支承部7,7,8に分割されている。台座2
の固定板部2aにはリベツト用の孔9が穿設され
ている。
押え具3は、金属板等の芯材と被覆層からな
り、芯材の大部分が板体3aとなり、台座2に対
する結合端部3bがく字形に折り曲げられている
(図示例ではθ=約120度)。上記結合端部には、
両側部から横方向の切目10,10が設けられて
おり、これら両切目10,10と間隔をおいて同
一線上に中間切目11が設けられている。なお、
この中間切目11の部分には、さらに板部3a側
に食い込む切欠部11aが設けられている。これ
らの切目10,11,10よりも先端側の部分は
結合用の軸部12となつている。軸部12は、上
記切目の間隔部である2本の脚13,13によつ
て押え具3本体につながつており、その端縁12
aは1本の直線として形成されている。
押え具3の板部3aには、ゴム材による被覆層
15が設けられている。被覆層15には、高さ1
mm以下のスベリ止め用の微小凸条15aが一体に
形成されているが、この凸条15aは必ずしも必
要なものではない。被覆層は、ゴム材以外の合成
樹脂で形成してもよい。板部3aには、複数個の
丸穴17が穿設され、この丸穴17を通じて両面
の被覆層がつながつているので、密着性の高いも
のとなつている。
被覆層15の内面側、すなわち台座2と向い合
う側の自由端部には、複数(図では4個)の円柱
状の突起20,20,…が一体に設けられてい
る。この突起20は、外径、高さともに3〜5mm
とするのが好ましい。突起の形状は、第3図に示
すような円錐形の突起20′としてもよく、各柱
状その他の形状としてもよい。
上記押え具3と台座2とは、第4図に示すよう
に、押え具3の軸部12を台座2の支承部7,
7,8に嵌合させることによつて、蝶番式に開閉
自在に結合される。このようにして得られた挾持
具1は、その台座2をリベツト等の固着手段で
板、皮革、布地等に固着して使用される。
この挾持具1を用いて物体を挾持するには、台
座2に対し開いた状態にある押え具3を物体を挟
んで台座2に重ね合わせるように回動させればよ
い。押え具3の軸部12は、その厚みよりも幅の
大きな板状に形成されており、挾持具が開いた状
態にあるときは、支承部7,8内で当板部6に沿
うように保持されているが、この状態から押え具
3を閉じる方向に回動させるときは、軸部12の
幅によつて支承部7,8と当板部6とが互いに押
し拡げられるように変形させられるので、台座2
の材料の弾性によつて押え具3が閉じる方向の強
い力を受けるのである。このため、押え具3と台
座2との間で、物品が強固に挾持される。
この挾持具1は、押え具3の表面にゴム被覆が
施され、台座2と向い合う側の自由端部付近に
は、閉状態において台座2の端部またはそれより
も外側に位置する突起20が設けられているの
で、押え具3と台座2の間に挟まれたベルト等の
物体が、押え具3の自由端側から逸脱することが
効果的に防止される。この場合、押え具3の板部
は、突起20が台座2の端部またはそれが取り付
けられているシート材の表面に当接することによ
つて、台座2とほぼ平行に支持される。特に、押
え具3が台座2よりも長く形成され、第4図bの
鎖線で示すように、突起20の部分が実際に台座
2の背面2b側に入り込むように構成されている
場合は、押え具3と台座2と間に挟まれている物
体の逸脱はきわめて生じにくくなる。
また、この挾持具1では、押え具3の軸部12
の端縁が前述の如く一直線状に形成されているの
で、回動に際して台座2の当板部6に当接する長
さが長くなり、ガタツキやキシミが効果的に防止
される。
つぎに、第5図はこの挾持具1を皮革製のポケ
ツトベル用ケース30に取り付けた例をあらわ
す。このケース30は、内部に呼出し用のポケツ
トベル31を収納した状態で挾持具1によつて、
第6図に示す如く、ズボンのベルト33に取り付
けられる。この例では、台座2の裏側(背面側)
に該台座2よりも上方へ延びる当金35が接合さ
れており、台座2と当金35はケース30の外皮
30aの内側に固着され、押え具3と台座2との
結合部が、ケース30の背面部に設けたスリツト
37から外部に臨んでいる。このように、台座2
の結合部よりも上方へ延びる当金35が一体に設
けられているので、外皮30aのスリツト37か
ら台座2の端部が外方へ突出することがない。ま
た、押え具3の先端部の突起20が外皮30aに
食い込むように押し付けられるので、外皮30a
と押え具3によつて閉じられた空間40が形成さ
れ、この空間40内を通されたベルト33がそこ
からきわめて逸脱しにくくなつている。図中、4
1は開閉自在な蓋、42は蓋41を閉じた状態で
固定するチヤツク用の面フアスナーである。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案にかか
る挾持具は、厚さが薄く、挾持力が高く、強度的
にもすぐれた実用性の高いものとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは押え具の正面図、側面図お
よび部分拡大図、第2図a,bは台座の正面図お
よび側面図、第3図a,bは突起の異なる実施例
をあらわす側面図および正面図、第4図a,bは
挾持具の正面図および側面図、第5図a,bはポ
ケツトベルケースの背面図および側面図、第6図
a,bはその要部を拡大した背面図および側面断
面図である。 1……挾持具、2……台座、3……押え具、5
……切目、6……当板部、7,8……支承部、1
0,11……切目、12……軸部、15……被覆
層、20……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 台座となる第1の板体と、押え具となる第2
    の板体とをそなえ、第1の板体の端部は、縦方
    向の切目によつて複数の短冊状小片に分割し、
    これら小片のうち少なくとも1枚は、その先端
    部を樋状に湾曲させて支承部となし、この支承
    部に隣接する他の小片は平板状の当板部とな
    し、前記第2の板体の端部には横方向の切目を
    入れて前記支承部の樋状凹部に嵌合する軸部を
    形成し、これら第1の板体と第2の板体とをそ
    の軸部と支承部とで蝶番式に開閉自在に結合し
    てなる挾持具において、前記第2の板体の表面
    にゴムの被覆を施し、該被覆層を設けた第2の
    板体の、第1の板体と向い合う側の自由端部付
    近に、閉状態において第1の板体の端部または
    それよりも外側に位置する突起を形成したこと
    を特徴とする挾持具。 (2) 軸部の当板部に当接する端縁が直線状に形成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の挾持具。
JP8566284U 1984-06-08 1984-06-08 挾持具 Granted JPS61981U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8566284U JPS61981U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 挾持具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8566284U JPS61981U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 挾持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61981U JPS61981U (ja) 1986-01-07
JPS6331984Y2 true JPS6331984Y2 (ja) 1988-08-25

Family

ID=30636260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8566284U Granted JPS61981U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 挾持具

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JP (1) JPS61981U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845097A (ja) * 1982-06-03 1983-03-16 ニワ−株式会社 挾持具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845097A (ja) * 1982-06-03 1983-03-16 ニワ−株式会社 挾持具

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Publication number Publication date
JPS61981U (ja) 1986-01-07

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