JPS6228895Y2 - - Google Patents

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JPS6228895Y2
JPS6228895Y2 JP4180881U JP4180881U JPS6228895Y2 JP S6228895 Y2 JPS6228895 Y2 JP S6228895Y2 JP 4180881 U JP4180881 U JP 4180881U JP 4180881 U JP4180881 U JP 4180881U JP S6228895 Y2 JPS6228895 Y2 JP S6228895Y2
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JP
Japan
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snap
decorative
fastening
bodies
attached
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JP4180881U
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JPS57154309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は衣類に簡単に取付けることができると
ともに装飾性を兼ね備えたスナツプまたはホツク
等の止着具に関するものである。
従来、衣類の必要箇所にスナツプまたはホツク
等を取付ける場合、縫糸により縫着していたた
め、その作業が面倒であり、とくに一着の衣類で
も多数個のホツク等が取付けられることから、そ
れぞれを縫着していく作業に非常な手間を要する
ものであつた。
本考案はこれらの事情に鑑み、縫着作業を必要
とせず、接着により簡単に衣類にスナツプ等を取
付けることができるとともに、スナツプ等の本体
に装りボタンを簡単に取付け、また随意に取替え
ることができて装飾効果にもすぐれたスナツプま
たはホツク等の止着具を提供せんとするものであ
り、その構成は次の通りである。
本考案は、相対応する止着部を有する一対のス
ナツプまたはホツク等の止着具の本体と、その一
方の止着具本体に着脱可能に取付けられる飾りボ
タン等の装飾具とを具備し、一方の止着具本体の
上記止着部を有する側と反対側の面に装飾具係止
部を設け、上記装飾具に該係止部への係止用突起
を設けるとともに、上記両止着具本体のうち少な
くとも飾りボタン係止部を設けない方の止着具本
体を、片面に接着剤層を設けた貼着用シートに保
持させてなることを特徴とするスナツプまたはホ
ツク等の止着具である。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
図例では止着具としてスナツプを用いており、
第1図乃至第5図において、1は突起状止着部2
を有する雄側のスナツプ本体、3は上記突起状止
着部2に対応する凹孔もしくは透孔状の止着部4
を有する雌側のスナツプ本体で、上記両止着部
2,4は互いに係脱可能である。この両スナツプ
本体1,3のうちの一方の本体、例えば雄側のス
ナツプ本体1には、止着部2が突出する側と反対
側の面に、飾りボタン9等の装飾具を着脱可能に
取付けるための凹孔状の装飾具係止部5を開口さ
せている。
上記両スナツプ本体1,3は、それぞれ、片面
に接着剤層7,7′を設けた貼着用シート6,
6′に保持させている。該各貼着用シート6,
6′は、布もしくはこれに類する軟質シートに
て、スナツプ本体1,3より大きな所定の大きさ
に形成し、かつ、その中央部にスナツプ本体1,
3の止着部2,4に対応する貫通孔8,8′を設
けている。そして、一方の貼着用シート6には、
第1図および第2図に示すように、その貫通孔8
に雄側スナツプ本体1の突起状止着部2を挿通し
た状態で該シート6の片面に添わせて雄側スナツ
プ本体1を配置し、他方の貼着用シート6′に
は、第3図および第4図に示すように、その貫通
孔8′に雌側スナツプ本体3の止着部4を対応さ
せた状態で該シート6′の片面に添わせて雌側ス
ナツプ本体3を配置している。また、前記接着剤
層7,7′は、通常、感熱性の接着剤を用い、例
えば熱可塑性樹脂製フイルムを上記各シート6,
6′に貼着することにより形成し、この接着剤層
7,7′と貼着用シート6,6′との間にスナツプ
本体1,3を保持させている。また、必要とあれ
ば、接着剤層7,7′の表面に剥離紙(図示せ
ず)を貼着しておき、使用時に該剥離紙をはがす
ようにしてもよい。
一方、前記スナツプ本体1に着脱可能に取付け
るべき装飾具、例えば飾りボタン9は、その裏面
に針状の係止用突起10を突設し、該係止用突起
10の先端付近に、雄側スナツプ本体1の装飾具
係止部5に嵌着する膨出状等の嵌着部10aを設
けている。
しかして、このスナツプを衣類に取付ける場
合、第5図に示すように、雄側スナツプ本体1お
よび雌側スナツプ本体3をそれぞれ、貼着用シー
ト6,6′を利用して、衣類の布地20,20′の
対応箇所に接着する。すなわち、上記貼着用シー
ト6の接着剤層7を有する側を布地20に添接さ
せた状態で、貼着用シート6の外表面側からアイ
ロンやコテ等で加熱プレスすることにより、接着
剤層7を形成している感熱性接着剤にて貼着用シ
ート6が布地20に接着されてその間に雄側スナ
ツプ本体1が固定され、また、これと同様にして
雌側スナツプ本体3も布地20′に取付けられ
る。かくして、縫着作業を必要とすることなく簡
単にスナツプ本体1,3が衣類に取付けられる。
また、雄側スナツプ本体1を取付けた布地20の
表面側には、装飾性を高めるため前記飾りボタン
9を取付ける。この場合、該飾りボタン9に設け
た係止用突起10を、布地20を刺し通して雄側
スナツプ本体1の装飾具係止部5に係着させる。
かくして、飾りボタン9も簡単に取付けられ、か
つ、この取付状態から飾りボタン9を係着力に抗
して引抜くようにすれば容易に取外し可能で、使
用者が所望に応じて飾りボタン9を外形や模様の
異なるものと取替えることも任意に可能となる。
本考案品の具体的構造は上記実施例に限定され
ず、種々変形可能であり、各種変形例を次に説明
する。
スナツプ本体1,3を貼着用シート6,6′に
保持させる手段としては、上記実施例のほかに
も、図示しないが、例えばアルミ薄板等の止め板
でスナツプ本体との間に貼着用シートの貫通孔周
辺を挟みつけた状態でプレス式に上記止め板をス
ナツプ本体に結着する等により貼着用シートにス
ナツプ本体を固着し、その上で貼着用シートの片
面に接着剤を貼着または塗布するようにしてもよ
い。こうしておけば貼着用シート6,6′の貫通
孔8,8′の周辺がほつれ止めされる。また、貼
着用シート6,6′の裏面に布製等の補助シート
(図示せず)を重ねてその間にスナツプ本体1,
3を挟んだ状態で両シートを接着し、この補助シ
ートの外面に接着剤層を設けるようにしてもよ
い。
また、各貼着用シート6,6′において前記貫
通孔8,8′は設けなくてもよい。つまり、貫通
孔を設けずに貼着用シート6,6′によりスナツ
プ本体1,3の止着部2,4を覆つた状態でも、
この相対応する止着部2,4を貼着用シート越し
に係着することができる。さらに、衣類のスナツ
プ取付箇所の布地20,20′が比較的薄地であ
る場合、第6図に示すように、例えば雌側のスナ
ツプ本体3を、前記基本実施例とは逆に止着部4
を布地20′側に向く状態に貼着用シート6′に保
持させておき、これを布地20′の内面に接着し
た状態で衣類の布地20′越しに上記止着部4と
これに対応する雄側スナツプ本体1の止着部2と
を係着し得るようにしておいてもよい。
また、飾りボタン9等の装飾具を取付ける側の
スナツプ本体(図例では雄側スナツプ本体1)
は、必ずしも貼着用シートに保持させておく必要
ななく、飾りボタン9を利用して衣類の布地20
に取付けるようにすることもできる。すなわち、
第7図に示すように、装飾具係止部5を有する雄
側スナツプ本体1については貼着用シートを省略
し、衣類の布地20への取付けに際しては、上記
飾りボタン9を雄側スナツプ本体1の取付具に兼
用し、該スナツプ本体1を布地20の内面に当て
がつた状態で、外表面から飾りボタン9の係止用
突起10を布地20を通して上記装飾具係止部5
に係着する。かくすれば、スナツプ本体1と飾り
ボタン9とが布地20に対して挟着式に一括に取
付けられる。この場合も、他方のスナツプ本体3
は、基本実施例と同様に貼着用シート6を利用し
て接着により布地20′に取付けられる。
なお、図示せる実施例では、雄側スナツプ本体
1に飾りボタン9を着脱可能に取付けるようにし
ているが、逆に雌側スナツプ本体3に装飾具係止
部を設けて飾りボタン9等を着脱可能に取付けて
もよい。また、図示せる各実施例ではスナツプに
適用する構造を示したが、鉤ホツク等への適用も
可能であり、この場合も、鉤ホツク等の止着具の
本体に板状のベース部分を設ける等により止着具
本体を貼着用シートに保持させるに適当な形状と
し、かつ、一対の止着具本体の一方に装飾具係止
部を設け、また、貼着用シートの外形および貫通
孔等の形状を止着具本体に応じて適宜定めておけ
ば、前記各実施例と同様にして本考案の止着具が
得られる。
以上説明したように、本考案は、相対応する一
対のスナツプまたはホツク等の止着具本体の一方
に装飾具係止部を設け、飾りボタン等の装飾具に
該係止部への係止用突起を設けるとともに、少な
くとも装飾具係止部を設けない方の止着具本体
を、片面に接着剤層を設けた貼着用シートに保持
させてなるため、縫着作業を必要とすることなく
極めて簡単にスナツプ等の止着具を衣類の布地に
取付けることができ、その上、一方の止着具本体
を利用して飾りボタン等の装飾具を簡単に取付け
ることができ、かつ、所望に応じて飾りボタン等
を取替えることも容易に可能であり、装飾効果に
もすぐれる等、実用性に富んだ数多くの効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は雄側のス
ナツプの平面図、第2図は同断面図、第3図は雌
側のスナツプの平面図、第4図は同断面図、第5
図は使用状態における断面図、第6図は別の実施
例を示す使用状態の断面図、第7図はさらに別の
実施例を示す使用状態の断面図である。 1……雄側スナツプ本体、3……雌側スナツプ
本体、5……装飾具係止部、6,6′……貼着用
シート、7,7′……接着剤層、9……飾りボタ
ン(装飾具)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対応する止着部を有する一対のスナツプまた
    はホツク等の止着具の本体と、その一方の止着具
    本体に着脱可能に取付けられる飾りボタン等の装
    飾具とを具備し、一方の止着具本体の上記止着部
    を有する側と反対側の面に装飾具係止部を設け、
    上記装飾具に該係止部への係止用突起を設けると
    ともに、上記両止着具本体のうち少なくとも飾り
    ボタン係止部を設けない方の止着具本体を、片面
    に接着剤層を設けた貼着用シートに保持させてな
    ることを特徴とするスナツプまたはホツク等の止
    着具。
JP4180881U 1981-03-24 1981-03-24 Expired JPS6228895Y2 (ja)

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JP4180881U JPS6228895Y2 (ja) 1981-03-24 1981-03-24

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JP4180881U JPS6228895Y2 (ja) 1981-03-24 1981-03-24

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JPS57154309U JPS57154309U (ja) 1982-09-28
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