JPS6331981A - ボビンチュ−ブマガジン及びマガジンからボビンチュ−ブを引抜くための装置 - Google Patents

ボビンチュ−ブマガジン及びマガジンからボビンチュ−ブを引抜くための装置

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JPS6331981A
JPS6331981A JP62177338A JP17733887A JPS6331981A JP S6331981 A JPS6331981 A JP S6331981A JP 62177338 A JP62177338 A JP 62177338A JP 17733887 A JP17733887 A JP 17733887A JP S6331981 A JPS6331981 A JP S6331981A
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JP
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tube
magazine
gripper
bobbin
support
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JP62177338A
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ベルナー グラーバー
ギュンター ガートナー
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Maschinenfabrik Rieter AG
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Maschinenfabrik Rieter AG
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    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/001Bobbin-taking arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/06Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
    • B65H67/068Supplying or transporting empty cores
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/06Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
    • B65H67/069Removing or fixing bobbins or cores from or on the vertical peg of trays, pallets or the pegs of a belt
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はボビンチューブマガジンに関し、そして特にボ
ビンチューブ(bobbin tube)をマガジン+
magazine)又はクリール(creel)から引
抜くか抜取るための装置に関するものである。装置は又
引抜かれたチューブを次の処理装置に移送するために用
意されている。
ヤーンパッケージが、例えばロータスピニング(rot
or spinning) 81、リング紡績糸のため
の巻返し機、ジェットスピニング機、仮撚加機及びその
他機械、で巻上げられるボビンチューブの取扱いに関す
る自動化のために絶え間ない努力が払われている。
マガジン自体の構造及びマガジンに詰め込まれたボビン
チューブを引抜くために関連したボビンチューブ引抜き
システムの構造の両方に関して多くの異なった提案が提
出されている。
本出願の出願日前に公開されたこのような提案のうちの
幾つかは、図面についての記述のうちに言及される。適
切な場所で、これら先行提案は本発明装置と対比される
本出願人によって本出願と同日に“ボビンチューブ支持
体”として出願された英国特許出願(以降“係属出願”
と称する)に於ては、マガジン又はクリールにボビンチ
ューブ群を個別的に支持するための詳細な構造が提案さ
れている。
本発明の目的は、係属出願に従って形成されたマガジン
からボビンチューブを引抜くための特に適切な装置を提
供することにある。
しかしながら、本発明に従った装置は広く利用可能であ
り、そして該係属出願に係るボビンチューブマガジン又
はクリールと結合することに限定されない。
本発明の利用を可能にするために、しかしながら、チュ
ーブの端部が引抜き又は抜取り装置に入手可能な形態、
即ちアクセンシブル(access 1ble)な形態
で引抜かれるために、マガジン又はクリールがチューブ
を支持すべきことは必要である。
本発明によれば、引抜き又は抜取りの装置は、第1及び
第2の位置間で移動可能なグリッパ−(把持体)を含ん
でいる。このグリッパ−は、その第2位置に於て入手可
能な、即ち、はいり易い、アクセンシブル(acces
 s i b l e)な端位置でチュ−プの内側及び
外側表面を係止することによってチューブを把持するの
に適用される。使用に際し、グリッパ−はそういうわけ
で、その第2位置から第1位置への移動によって把持し
たチューブをマガジンから引抜くことが出来る。
本発明はまた、このような装置と個々のボビンチューブ
のための複数の支持体を有するマガジンとの結合装置を
提供する。
この結合は、グリッパ−を選択された支持体と一直線上
に揃った作業状態に導くために、グリッパ−と支持体と
の相対運動を生ずるための手段を含むことが出来る。
好適実施例では、グリッパ−と支持体との相対運動(関
係移動)を引起こす手段が、マガジン内での支持体の運
動と、マガジンに対するグリッパ−の運動の両方、加う
るにグリッパ−の第1及び第2位置間の運動、を引起こ
すための手段から成っている。
好適実施例では、装置は、グリッパ−の第2位置に予じ
め適切に置かれたボビンチューブを、グリッパ−が第1
位置から第2位置に移動して自動的に取上げるようにな
っている。
グリッパ−は又、マガジンからのボビンチューブの引抜
き完了後、第2位置から第1位置への移動の間に、把持
したボビンチューブを自動的に解放するために配列可能
である。この自動的解放は、好ましくはグリッパ−のそ
の第1位置への移動の間に部材の機械的係合のために果
される。
移送手段が引抜かれたボビンチューブを更に先の処理設
備に移すために備えられると良い。
単一のグリッパ−のみが複数の支持体を含むマガジンと
提携可能であり、そして装置は、引抜かれたボビンチュ
ーブを移送手段に、チューブが引抜かれたマガジン内の
位置にかかわらず、導くために適用可能である。
移送手段は、引抜かれたチューブを最初にそれ自体の軸
線に沿った運動によって移送するために配置可能である
。とはいえ、この手段は引抜かれたチューブの運動のこ
の態様を該チューブ軸線に対する直角方向の運動に変換
するために準備可能である。
引抜かれたチューブの運動形態を変換するための手段が
、更に先の取扱い設備からチューブに関する要求を指示
する予じめ定められた信号に応じてのみ、受納したチュ
ーブを解放することを選択的に実施可能にできる。
例として、本発明に係る装置の1実施例が添付図面を参
照して次に記述される。
〔実施例〕
(関連特許出願) 第1図に示された配置は、例えば我々の公告されたヨー
ロッパ特許出願第126,352;第126.373;
第127.017号に記述された如きローター紡績機の
ための移動サービステンダー(travelling 
5ervicetender)での使用に予定されてい
る。
これら先行ヨーロッパ特許出願の全開示は参照によって
本件明細書に編入される。しかしながら、繊維糸条加工
機械のための移動サービステンダーの他の多くの型式が
知られており、そして少くとも図示された配置の原理は
ヨーロンパ特許出願で記述されたこれらとは異なるテン
ダーに等しく適用可能であろう。
第1図に示された配置は基本的には3つのセクションか
ら成っている。即ち広く数字80で指されるボビンチュ
ーブマガジン、数字100で広く指摘されているボビン
チューブ引抜き装置、及び広く数字200で指摘され、
引抜き装置100によってマガジン80から引抜かれた
ボビンチューブを受取るために配置されたボビンチュー
ブ受取手段とから成っている。
完全に図示された配置が移動サービステンダーに向かっ
て据付けられており、上に引用した如く、テンダーの残
りが第1図に簡単に2つの垂直板16゜18によってそ
れぞれ指摘されている。
テンダー(tender)は、例えばヨーロッパ特許出
願第126373号に記述される如く、図示されてない
繊維処理機械に関して反対側に選択的に移動可能であり
、この方向は第1図に両頭矢Aによって表わされている
プレート18はテンダーの主フレームの端板で良く、こ
のプレートは移動への方向に対して直角で延びている。
マガジン80はプレート18上に例えばヒンジ装置(図
示なし)によって我々の先行ヨーロッパ特許出願第85
115051.6号、及ヒ1985年2月6日に出願さ
れた対応米国出願第06/698.628号に記述され
た如く据付は可能である。この事は必須でなく、マガジ
ン8oはテンダーから単独に支持されることが可能であ
るが、しがし方向Aにテンダーと共に移動するようにテ
ンダーに連結される。
しかしながら、記述される実施例が明確に、チューブマ
ガジンがテンダーの運動経路に関して固定位置で処置さ
れたボビンチューブマガジンに対するよりは、テンダー
と密接に関連して規定されている配置に係るものである
ことは留意されるべきである。
チューブマガジン80は、好ましくは本出願と同日に本
出願人によって、ボビンチューブサポート(Bobbi
n tube 5upports)の名で英国に出願さ
れた係属中の特許出願に従って形成される。
その係属出願(coper+ding applica
tion)の全記述は本出願中に引用によって編入され
る。
係属出願に図示された1つの実施例に従って、マガジン
80は次の記載で推定されるが、しかし単なるマガジン
構造の簡単な項目が、関連する2つの出願中に開示を与
えるために、ここに準備される。
すぐ続くマガジン構造の筒車な記述に於て、用いられて
いる参照数字は可能な限り係属出願中の同一部分を指す
のに用いられた数字と対応している。
マガジン構造80は1対のチェノを含んでおり、その1
つが部分的に第1図に於て68で指示され、第2チエン
は第2図に於て69で指示されている。
チェノ68と69とは上方及び下方スプロケットによっ
て支持され、同期的に駆動される。下方スプロケットは
第1図に図示されてないが、しかし上方スプロケットは
鎖線で線図的に描かれている。
第2図に1本が52で指示されているキャリヤバー (
carrier bar)が、各バー52がチェーン間
で水平に伸びるようにチェノ68 、69の一直線上に
揃ったリンクに確保される。
スプロケットは、バーがそれぞれDR及びURで示され
る垂直行程を有する閉運搬経路のまわりに運ばれるよう
に配置されている。駆動の正常方向は、バー52が行程
DR上を下方にそして行程UR上を上方に動くようにな
っている。この正常運転方向は必要に応じて逆方向に出
来る。
各バー52は複数のボビンチューブ支持体14Bを運ぶ
。各チューブ支持体は第1図で輪郭のみが示されている
が、しかし係属出願の第6図を引用して記述された実施
例に従って形成され、そして第1図に表わされたチュー
ブ10の如き円筒状のボビンチューブのそれぞれを収容
し支持するために適用されている。
係属出願の第5図のコピーである第2図に於て、2個の
支持体14Bの据付は部分(ボルト67を含む)がチェ
ノ68に隣接して示されている。バー52によって運ば
れる3個の他の支持体の位置は、それらのそれぞれの固
定ボルト67の中心VA77によって簡単に示されてい
る。
据付けの詳細は係属出願から知ることが出来、本文の内
容ではバー52に沿った支持体14Bの配置のみが重要
であるとはいえ、図示されている数字及び支持体の配置
は例としてのみ与えられている。
各支持体14Bは、その運搬バー52から片持ち梁形態
で延びており、そして自由端を存し、その自由端の上に
チューブ10が押されて支持体に据付けられる。第1図
に示す如く、各支持体14B上に完全に据付けられた時
、チューブ10は、支持体の1端で束縛のない又は入手
可能なくアクセンシブル)縁を差し出すために、支持体
の後方に軸方向に突出する。図示されてない駆動システ
ムが常態では、バー52を下方への行程DRの上端の取
外し位置、即ち引抜き位置RLに連続的に運ぶために、
運搬経路のまわりに移動させる。この取外し位置でチュ
ーブ10がそれぞれの運搬バー52から装置100の方
に放出する。
係属出願に記載される如く、各支持体14Bは、チュー
ブの支持体上の軸方向移動を阻止するために支持体上の
チューブに保持力を働かせるために適用されている。保
持力は少くとも、例えば協同運搬バー52が運搬経路の
下方行程から上方行程へ動くにつれて自身の重量でその
支持体から落下するのを阻止するに十分である。従って
、所定の作業期間の開始で、マガジンは完全に荷重され
(各支持体14B上のチューブ10で)、そして装置は
取外し位置RLに連続的に導かれるバー52によって自
動的に作業可能にされる。
明らかに、チューブ10のマガジン80からの取出しは
、チューブ自体の軸の長手方向での関連支持体14Bか
ら離れる運動を伴う。この事は、このような移動を阻止
するためにチューブ10に働かされる保持力が取出し手
段によって克服されねばならない事を意味する。このよ
うな手段としては多くの可能性がある。例えば西独公開
特許出願第3241032号に示された如きレバーがチ
ューブ10の内側縁、即ちキャリヤバー(carrie
r bar)52に隣接したチューブ10の縁、に作用
するために配置可能である。
しかしながら、この事は抜取りレバーが支持体14Bと
それによって支持されているチューブ10との間でマガ
ジン80内に延ばされることを意味する。代りに、支持
体14Bがそれで支持されたチューブの完全な断面でふ
さがってない所では、引込められる抜取り具要素をチュ
ーブ10の空洞を通して延ばすことが出来、チューブの
内側縁後方に係止しそしてチューブを抜取り具要素の引
込め作用によってマガジン80から引抜くことが出来る
。この事はマガジンからチューブを取除いた後に抜取り
具要素からチューブ10を分離することが必要である。
好ましい配列では、ゆえにボビンチューブ取出し装置1
00はチューブ10の外側縁、即ちキャリヤバー52か
ら遠い縁で作用する。
後に記述される実施例に於て、チューブの外側縁に隣接
したチューブ10の部分はチューブの内側及び外側周面
とそれぞれ協同作用する把持要素間で把持される。マガ
ジン80は、チューブ10の適切な縁部分が引抜き装N
100によって把持されるために、正確な位置に導かれ
るように配置されねばならぬ。この目的のために、チェ
ノ6B 、 69が取外し位置(引抜き位置)RLで正
確に位置付けされたキャリヤバー52と共に停止される
のを確実にするために、センサー25が備えられ、この
目的のための適切なセンサーが上述の先行出願に示され
ているが、しかし代りのセンサーもコンベヤー制御技術
に於ける当業者には容易にわかる。
線図的に27で示された回動可能のフラップが備えられ
、チューブ10が、これら支持体によって適切な支持及
び位置を確実にするために十分な限度に、それぞれの支
持体14B上に押圧されるのを確実にする。フラップ2
7は第1図で見られる如くその上端でピボット取付けさ
れ、そしてその正常位置で描かれている。若しチューブ
10の外端が第1図で見て反時計方向に受忍出来ない程
度までフラップ27を回動すれば、センサー29によっ
て検出され、マガジン80の作業を停止し、矯正が必要
であることを指示する警報信号を出す。
引抜き装置100は引抜き位置RLでチューブ10の外
縁の上端部分Eと協同作用するために設計されている。
若しチューブ10が上述の如くその個々の支持体14B
に正確に据付けられていれば、その時は支持体とチュー
ブとの間の協同作用は、引抜き位置RLでの縁部Eが係
属出願中に記述の如く引抜き装置との協同作用゛のため
に正確に位置決めされることを確実にする。
わずかに円筒状チューブ10が第1図に示されているが
、しかしながらマガジン80内のチューブ支持体は円錐
形又はテーパー付ボビンチューブを受入れるために変形
可能(係属出願中に記述の如く)であり、そして本願の
第6図を引用して記述されるであろう如く、変形は引抜
き装置100には変形が必要でないように出来る。
(チューブの引抜き) 図解例に於て、今のところ各支持体14Bが提携するボ
ビンチューブ10を支持していると仮定するならば、キ
ャリヤバー52が引抜き位置RLに移される度毎に、ボ
ビンチューブ10の5つの列が引抜き装置100に差し
出される。記述されている引抜き装置はチューブ10を
マガジン80から個々に、即ち1度に1個取出すために
設計されている。
装置100は、グリッパ−キャリジ(gripperc
arriage)102 (後でより詳述される)、キ
ャリジ102のマガジン80の方へ及びマガジンから離
れる直線状往復運動を案内するためのガイドレール10
4、及びキャリジ102のレール104上での前後動を
引起こすための複動のピストンシリンダーユニット10
6とを含んでいる。レール104 とユニット106と
は一端で支持体108によって支持されており、そして
支持体108はプラットホーム110上にピボット的(
111で示す)に据付けられている。
後者(プラットホーム)は広<112で示された第2直
線往復動キヤリジ上に据付けられており、そしてレール
104に対して直角に延びるレール118上を走行する
支持板114及びローラ116を含んでいる。
プラットホーム110はまたレール104とユニット1
06が貫通伸長するスロット (図示なし)を備えた支
持且つ案内部材109を支持している。このスロットの
下端はレール104 とユニット106との下方への動
きを制限しており、同時に若し支持体108が取付け1
11のまわりに反時計方向(第1図で見て)に回動すれ
ばこれら部材に上方へのピボット運動(回動運動)を許
す。
この装置の目的は後に記述される。
キャリジ112のそのレール118に沿った移動は、レ
ール104 とグリッパキャリジ102とを引抜き位置
RLでのチューブ10の選ばれたどの1つとも直線上に
揃えることが出来、しかるにキャリジ102のレー1し
104に沿った前後運動は、キャリジ102によって把
持装置が選択されたチューブ10をマガジン80からチ
ューブ軸に沿った移動によって引抜くことを可能にする
以下に続く記載は、最初にグリッパ−キャリジ(gri
pper carriage)102でなし遂げられる
チューブ引抜き運動に就いて集中し、且つキャリジ11
2がレール104を選択されたチューブ10と軸線で一
致させるためにレール108上で正確に位置決めされて
いるとまず仮定される。
後の段階で、記述は、キャリジ112の移動のコントロ
ールと、引出されるボビンチューブの受取り装置200
への移送とに移される。
第3図から第5図までに見られる如く、グリッパ−キャ
リジ(把持具運搬体)102はレール104(第1図)
の上側を走行する1対のローラ122及び該レールの下
側を走行する1つのローラ123を支持する板金本体1
20を含んでいる。
図では特に描かれていないが、レール104は断面六角
形であり、そしてローラ122.123は、第5図でロ
ール122に関して125で示される如く、レール断面
と協同し、レール軸のまわりにキャリジ102が回動し
ないようにするために、適切な溝を有している。
本体の前部(即ちマガジン80に向き合う表面)は開い
ており、そして本体は、該本体120の両側板から前方
に延びている2枚の側板126(第4図)で仕立てられ
た前方に突出したノーズ(nose) 124(第3図
)と共に形成されている。側Fi1’26はその間にピ
ボットビン128とストップピン130とを支持してい
る。ピボットビン128は各側板126に隣接配置され
た1対の把持シュー (gripping 5hoe)
132を支持している(第4図参照)。各シュー132
はストップピン130を受入れるスロット134(第3
図)を有している。
シュー132は第3図及び第4閏で・“正常”、非把持
位置で描かれており、この位置ではストップピン130
が第3図で見てスロット134の上端に係合している。
シューはねじりバネの如き図示されてない弾性手段によ
ってこれらの位置に押しつけられている。
各シューはその図示位置から時計方向に、ピボットビン
128のまわりで、第3図に見てスロット134の下端
がストップピン130に係止されるまで、個々に回動可
能である。この配置の目的は把持作用の次の記載から明
らかとなる。
シュー132は、把持されるボビンチューブ10の外側
表面に係合する′外側把持要素”を意味している。
ボビンチューブ10の内側表面に係合する“内側把持要
素”は広<136で示されている。
要素136は、本体1200両側壁間に取付けられたピ
ン142の軸のまわりに回動可能のロッカー(rock
er) 140上のラッグ(1ug) 139に固定ネ
ジ138によって固定されている。ロッカー140は本
体120の両壁間でピン142の全長に沿って張り渡し
であるが、う7グ139と要素136とは比較的に狭く
、そして、2つの把持シュー132間にわたるようにロ
ッカー140の中央位置に備えられている。平面で見た
時、第4図にラッグ139の位置によって示されている
が、しかしラッグの一部と要素136の全部が他の部分
を明瞭に示すために、その図から削除されている。
ロッカー140は本体120の各側壁に隣接配置された
1対の一体の直立アーム144を備えている(第5図)
。その上端で各アーム144はそれぞれ張力スプリング
146(第3,5図)に連結され、スプリングの他端は
本体120に例えばピン148によって(第3図)固定
されている。
張力スプリング146は、ロッカー140をピン142
のまわりに反時計方向(第3図で見て)に回動する傾向
とし、それによって要素136をノーズ124の方に引
張り、そして把持シュー132にも伝えられる。要素1
36のシュー132の方への移動は、本体120の側壁
に取付けられたそれぞれの停止片150にアーム144
が係止することで制限される。
1個のローラ152(第5図)が、アーム144間に配
置され、そしてピン軸154によってアーム上に回転自
在に取付けられている。ローラ152が適切な7バツト
メント (abutment、後で記述される)に係合
した時、ロッカー140はピン142のまわりに時計方
向(第3図で見て)に回動する。
この行動で、要素136はノーズ124及び把持シュー
132から離される。
要素136は、ロッカー140にネジ138で固定され
る取付部分156、シュー132上の把持面160と揃
えられたく第3図で見て)把持セクション158、及び
その先端の円錐チップ162とから成っている。
チップ(tip) 162と側板126の先端で形成さ
れたノーズ124の下面とはまた、要素136の把持セ
クション158とシュー132間に形成されるニップ(
nip)166を出たり入ったりするチューブ10の縁
部E(第1図)に関するガイドとして作用する。
ニップ166の寸法は、要素136の位置をそれ自体の
軸をノーズ124に近づけたり離したり横方向に調節す
ることにより、チューブ10の壁厚に適合可能である。
この目的のために、スペースワッシャ(spacing
 washer)16Bがラッグ139 と要素136
の取付部分156との間に準備され、多数のワッシャー
168が把持されるチューブの壁厚に応じて調整される
。この手段で、本装置は第6図に示される如きまくれた
“カールドオーバー(curled−over)”端を
有するチューブですら供給するために適用可能である。
第3図にはグリッパ−キャリジ102が“準備の整った
”状態で描かれており、この状態では選択されたチュー
ブ10の縁部分E(第1図)を受取るために準備が整っ
ている。
キャリジ102は、レール104に沿ってその引っ込め
られた位置(第1図に措かれた位置)からマガジン80
の引抜き位置RLの方へ動く間、この準備の整った状態
を採る。
この準備状態で、スプリング146はアーム144をそ
れらの各停止片150にもたれて引き戻し、そして図示
されてないねじりスプリングが、シュー132をピン1
28のまわりに、ストップビン130がスロット134
の上端を係止するまで回動する。これはシュー132の
把持面160が予じめ設定されたスペースワッシャー1
68の束で与えられた要素136上の把持セクション1
58に対して最も近接した状態である。
ピストン・シリンダーユニット106の伸長が続けられ
るにつれて第1図で見て右方向にキャリジ102の引続
(移動が引起こり、チューブ10の縁部Eが最初に板1
26(第4図)の先端かチップ162の上端面に係合す
る。キャリジ102の前進は縁部Eが本体120の各側
壁に固定された2個の弾性クツションブロック164(
第4.5図)に係合するまで続けられる。それはここで
言及された縁部Eがチューブ外側縁上でただ最高点のみ
でなくて、核縁上での短かい円弧(最高点を含む)であ
ることが明らかであろう。
チューブ10の外側縁がシュー132に係合すると、第
3図で見て時計方向に支持ピン128のまわりで、図示
されてないスプリングによって規定されている押付は力
に抗してシューを回動する。この運動はストップピン1
30を受入れているスロット134によって可能にされ
る。システムの幾何学体系ハ、各シュー132のこの回
動運動がその個々の把持表面160を要素136の把持
セクション158から更にわずか開き、従って二ソ11
66の寸法をわずかに増大し、チューブのニップ内への
進入を容易にするようになっている。この進入はまたそ
れぞれが要素136に沿って前方へ集束する円錐台リン
グの連続から成る把持セクション158(第3図)の形
態によって助長される。ゆえに側面図で見られる如く、
把持セクション158は、チューブのニップ内への進入
移動を容易にするが、しかしチューブのニップからの脱
出移動を阻止する一連の鋸歯状を呈している。
上述のスプリングは、シューと要素136のセクション
158間でチューブが掴まれるように、シューを引続い
てチューブ10との接触に押付ける。
チューブのニップから脱出しようとするどのような動き
も、シュー132を支持ピン128のまわりで第3図に
見て反時計方向に、即ち第3図に描かれた位置に回動を
生ずることとなる。シュー132のこの“エフセンター
(eccen ter) ”作用は、シューと要素13
6間にチューブのニップからの脱出を阻止するために適
用される把持力を増大する傾向になる。
スペースワッシャー束168の適切な調節によって、シ
ュー132と要素136間に適用される把持力は、キャ
リジ102がその引込み位置の方に戻されるにつれて、
キャリジが把持されたチューブ10をチューブの長さ軸
方向に支持体14Bから引抜くように、マガジン構造8
0によってチューブに及ぼされている保持力に打勝つた
めに十分にされている。
第6図は一定の物理的関連の説明を容易にするために重
ねられた2つの図の合成物の実際である。
次の記述から明らかになるだろう理由で、この図での見
かけ上の状態は実際には生じない。
第6図に於て、キャリジ102は該当マガジン位置にチ
ューブ10がない状態での最前進位置で示されている。
キャリジは主として輪郭で描がれており、第3図に示さ
れた細部の多くは除去されており、それ故作用のいくら
かの他の局面が強調されている。
また、第6図で、円筒チューブ10の一部がその“待機
”位置、即ちキャリジ102との接触前の位置で実線で
描かれている。
チューブ10はその外側表面が図の面に直角の仮想水平
面Hに丁度接触している“想像上の”状態で描かれてい
る。
第6図から見られる如く、この平面Hは完全に延ばされ
た(最前進)キャリジ102のニップ166のわずか上
方にあり、それ故にチューブ10の外側縁の部分Eは、
キャリジ102が図示位置に移動するにつれてノーズ(
nose) 124の前端に申し分なく係合する。
支持体108のピボット取付け111、及び支持体10
90図示されてないスロットにより規定された上方移動
に関する自由のために、ノーズ124はチューブ10の
縁部E上に上方に動くことが自由である。
チューブ端は勿論、キャリジの重量及び関連傾倒構造に
よってわずかに押付けられる。
同じキャリジ102が、円筒チューブ10と同一軸長の
点線46で示されたテーパー付又は円錐状チューブにつ
いて働くために準備されている。
この束は円錐チューブ46のためのマガジン80に於け
るチューブ支持体が、これらチューブを“想像上の”状
態で水平面Hに丁度接触するように保持する配置だから
である。若しチューブ(10又は46)が想像上の位置
に正確に置かれていなければ、支持体108はより大き
な範囲に傾き、又はチューブ端がチップ162との係合
によって押し上げられる。該システムは、好ましくはい
つでも後者の作用を可能な限り避けるために設定される
第6図に示す如く、キャリジ102が完全に伸ばされた
時、把持作用の完了後に、ロッカー140はまだスプリ
ング146(第3図)によって、アーム144が停止片
150(第3図)に接触するように引張られている。
チューブ壁厚の許容誤差に対するニップ寸法のどのよう
な必要とする適合も、上述の如き把持シュー132の偏
心の作用によって可能にされる。作用のこの段階で、ロ
ーラ152はレール104の下面に備えられた4170
内に受入れられている。ローラ152はレール104と
接触せず、ゆえにロッカー140上のスプリング146
の作用を邪魔しない。
この状態は、次に第7図を参照して述べられるキャリジ
102がその引込んだ位置に近ずくまで、維持され、そ
れ故にチューブ10又は46は、キャリジの戻り運動を
通して完全な把持効力に委ねられる。
キャリジがその完全な引込み位置(第7図、第1図)に
到達する寸前で、溝170の深さは、ローラ152がま
ず溝内の曲面172上に進行し、そのあとレール104
の下方に向いた外面に進行するように急速に浅くなって
いる。この事は、アーム144を停止片150からスプ
リング146によって付与された押圧力に抗して引き離
し、そしてロッカー140をピン142のまわりに回動
する。
内側把持要素136は、もはやどのような把持ニップも
把持要素間に存在しないように、把持シュー132(第
3図)から下方に動かされる。ロッカー140の傾動が
始まったすぐ後で、チューブ10又は46の先端下部が
キャリジ112(第1図参照)の支持板114に固着さ
れ、且つ前方に突出しているストップ174(第7図、
第8図)に衝突する。
この段′階で、把持装置は既にチューブを解放しており
、それ故に、キャリジ102が完全な引込み位置(第7
図)への戻り運動を完了するけれども、後者(チューブ
)はストップ174と係止状態で維持され、それによっ
て要素136を以前に把持していたチューブの内面から
引抜く。
以前に把持していたチューブの縁部分は、チップ162
のテーパー面を滑り落ちる。
第6図と第7図とは第3図のものに対してわずかに変形
された形状のチップを図解しているが、有する原理は両
者共同じである。
ストップ174は、チューブ10又は46がストップに
係止する前にマガジンから完全に引抜かれる事を確実に
するために、マガジン80から十分に離されている。実
際に、チューブの先端がスト・ノブ174に係合する時
、チューブは受取り板176の上方にあり、チューブが
把持装置によって落とされる時に、チューブは受取り板
上に落下する。
板176から、チューブは傾斜摺動体の形状の移送シュ
ート178に通されねばならない。シュート178は1
本のボビンチューブのみを受取るために十分な幅であり
、そして引抜き位置RLでキャリヤバー52上の中間の
支持体14Bと一直線に揃えられている。板176は、
引抜かれたチューブがシュート178と一直線に揃えら
れた時に、その引きずっている端に隣接する該チューブ
の短かい部分のみが板176によって支持されるように
、シュー178のすぐ上部に開口を備えている。該先端
は、従って第1図に点線で示される如く、開口を通って
落下し、シュート178を滑り落ちる。この事はどのよ
うなころがりも無い、且つ自身の軸方向の長さに沿った
チューブの純然たる滑り運動であるから、この移送作用
は円筒形及び円錐形チューブの両方に関して同様に可能
である。
明らかに、バー52の中間支持体14Bから引抜かれた
チューブは、キャリジ102によって落された時に、シ
ュート178にまっすぐに通過し、そのチューブの引き
ずった端部のみが受取り板176と接触する。他方、他
の支持体14Bから引出されたチューブは完全にプレー
ト176上に載っており、シュート178及び受取り板
の関連開口との一列整列に動かされるべきである。この
目的のために、ストップ174は1対の横ガイド180
(部分的に第8図に示され、又第1図に示されている)
を所有し、それ故に板176上に載っているチューブは
、引抜かれたチューブの外径(最大径)よりほんのわず
かに大である間隔D(第8図)で、スペースの開けられ
たこれら1黄ガイド間に置かれている。
引出し作業の1完了で、キャリジ112は常に仮176
の開口と一直線になった開始位置に復帰する。
若し引出し作業がバー52の中心支持体14B上のチュ
ーブに就いてなし遂げられれば、次には、その引出し作
業の完了でキャリジ112の位置での調節は必要ない。
しかしながら、若しチューブが他の支持体14Bの1つ
から引出されれば、次には、キャリジ112の中心開始
位置への復帰が、引出されたチューブの板176に沿っ
てその中の開口及びシュート178との整列位置にころ
がすことを、ガイド180にさせる。引出されたチュー
ブがこのころがり運動中ガイド180間で横方向に厳密
に制限されるから、作用は円筒形及び円錐形チューブの
両方に関して同じに出来る。
レール118に沿ったキャリジ112移動装置は第8図
に概略図示されている。レール自体はサービステンダー
の主枠に関して固定されており、そしてキャリジ112
とその駆動装置の両方に関して支持体として作用する。
適切な駆動モータ、例えばステンピングモータ182が
レール118に固定され、そしてこのモータから駆動シ
ャフト184がレールを貫通し、その自由端でスプロケ
ットかプーリー186を支えている。
同様のスプロケット又はプーリー(図示なし)が、該レ
ールにエレメント186からレールに沿って離れた位置
に回転自在に取付けられている。無端Vベルト又はチェ
ーンがこれら案内及び駆動エレメント186のまわりに
渡されており、そして適切な結合が無端エレメントとキ
ャリジ112の支持板114間に備えられている。モー
タ182は反転可能であり、そしてキャリジ112にレ
ール118に沿った直進往復をさせるために、無端エレ
メントを反対方向に駆動可能である。板114で支持さ
れた上部構造は第8図から除去されている。
テンダーの主枠は、キャリヤバー52上の支持体14B
の列に平行に列で配置された多数の標識エレメントを支
持している。列になった多数の標識エレメントはバー5
2で支持された多数の支持体14Bに符合している。こ
れはそれぞれ5つの標識エレメントM+〜M、によって
第2図に線図的に描かれており、既に前で述べられた如
く5個の支持エレメントの仮定に符合している。
また第2図に示される如く、標識エレメントM1〜M、
の間隔はバー52上の支持体14Bの間隔に符合してい
る。
便宜上、標識は個々の支持体14Bと一直線上で揃えて
略示的に示されているが、しかしこの事は必須でない。
重要なのは、キャリジ112で動くセンサーが、キャリ
ジ112がレール118に沿って動かされるにつれて、
標識の列に沿って動くことである。この事は第1図に線
図的に示されており、そこでは参照数字188がレール
118に関して固定されたテンダー(tender)の
構造部材を指し、参照文字Mが第2図での標識M、〜M
、のいずれか1つを表わし、そして参照文字Sが標識に
反応するセンサーを指している。
この場合、センサーSはプラットホーム110の下面に
固定されると仮定されている。しかしながらこの装置が
こみ入った原理の図解の便宜のために、装置の他の局面
の描写との交錯なしに単に採用されている事は理解され
るだろう。実際に部材の物理的配列は必要なスペースで
適用可能である。
第1図は又、引抜き位置RLにボビンチューブ10又は
46のどれかがあるか否かを測定する光バリヤ−(光線
放射体/受光体ユニット)の如き測定装置の1つのエレ
メント190を線図的に示している。
制御システムも更に2つのセンサー(図示なし)を含ん
でおり、第1センサーはキャリジ102の完全引込み位
置(最後位)への復帰に応答し、そして第2センサーは
キャリジ112の板176内の開口と一直線であるその
開始位置への復帰に応答する。
厳密に言えば、図示の装置に於て、開始位置がセンサー
S(第1図)によって検出される標識エレメントM、と
相応するので、後者のセンサーは必須ではない。しかし
ながら、キャリヤバー52に沿った支持体14Bの位置
は、マガジン内で貯蔵されるべき(マガジンでスペース
の利用を効果的にするため)ボビンチューブの径に依存
して変更する。けれどもシュート178と板176内の
開口とは、テンダーに関して決まった横方向位置に維持
される。
従って、シュート178と支持体14Bの位置間の関連
は不必要であり、この故にキャリジ112の開始位置と
支持体14Bとの間の関連は不必要である。
制御システムも又、第1図には特に図示されてないボビ
ンチューブホルダーに備えられたボビンセンサーに反応
するが、しかしシュート178の下方端でボビンチュー
ブ受取り装置200の一部を構成している。更にホルダ
ーを含んだこの装置の細部は第9図と第10図の記載で
規定される。この後者のセンサーからの信号はボビンチ
ューブ引抜きの1完了サイクルの開始と終了との両方を
指摘する。
完了サイクルは適切なプログラムで規定され、上述され
たセンサーに応答するマイクロプロセッサ−(図示なし
)によって制御される。
仮に、若しセンサー190が、全ボビンチューブが引抜
き位111RLに目下位置したキャリヤバー52から取
除かれれば、そこでマイクロプロセッサ−は次のバーを
引抜き位置に続けて移動するためにマガジン構造体80
の駆動を作動する。キA・リヤバーの正確な位置はセン
サー25によって指示される。チェノ68 、69の駆
動は、ボビンチューブ10又は46を支持しているキャ
リヤバー52が引抜き位置RLに運ばれた事をセンサー
190が指示するまで続く。
ボビンチューブが装置200内のボビンホルダーに存る
限り、引抜き装置100は、第1図に示された如きその
完全に引込んだ位置ではキャリジ102による不作動に
維持される。
装置200内のセンサーがボビンホルダーの空を指摘し
た時、マイクロプロセッサ−は“最初”のチューブを位
置RLでキャリヤバー52から抜取るために装置100
の作動を起こす。この“最初”のチューブはキャリヤバ
ー52上の特定の支持体14B上に置かれた制御システ
ムによって仮定され、どの支持体14Bが“最初”のも
のに選定されるかは重要でなく、便宜上第2図で見て左
手側の支持体が、この場合標識指定M1で指摘される如
く“最初”のものと仮定される。
引抜き作業の第1段階として、マイクロプロセッサ−は
、モータ182(第8図)にレール104が最初の支持
体と一直線に揃えられるまで、キャリジ112′を移動
させる。
センサーSが標識M+ とキャリジの一直線に引揃えら
れたことを指示した時、マイクロプロセンサーはキャリ
ジ102にレール104上を前方に動かすための与圧作
用をユニット106に引起こす。この運動の間、ローラ
152は、屈曲部分172(第7図)をころがり離れ、
そして把持要素136が第3図に示された“準備”状態
に復帰するように、溝170内に再び受入れられる。
マイクロプロセッサ−のソフトウェアでの適切なタイミ
ング装置によって測定され、且つキャリジ102がその
完全に伸長した位置(第6図)に移動するのに十分な予
じめ定められた時間の経A’lA、ユニフ)106(第
1図)の与圧作用はキャリジ102がその引込み位置に
戻されるように送動される。
若し最初の支持体14Bが実際にボビンチューブを運ん
でいたら、そこでそのチューブは第3図から第6図を引
用して既述された如く把持され、そしてキャリジ102
が引込められるにつれてマガジン80から引抜かれる。
若し最初の支持体14Bが実際にボビンチューブを運ん
でいなければ、そこでシステムはボビンチューブが把持
体によって取上げられたか否かこの段階で少しも“認識
”してない故に、引込み段階はでたらめに実施される。
第7図に関して記述された如く、把持体によ・って支承
されたどのチューブもキャリジ102がその引込み位置
に近づくにつれて自動的(システムの機構的要素により
決定)に解放される。
キャリジのその位置(引込み位置)への復帰は既述のセ
ンサーにより検出され、その結果マイクロプロセッサ−
がキャリジの出発位置(開始位置)への復帰(必要な場
合)を引起こし、該位置への到達も又上述のセンサーに
よって指示される。
ボビンチューブのボビンホルダーへの到達を指示する装
置200にセンサーから信号が受けられた場合、そこで
この引抜きサイクルが完了される。
若しこの信号が受信されなければ、その時はマイクロプ
ロセンサーのソフトウェアによって予じめ定められた時
間の経過が測定された後、更にまた引抜き作業が指示さ
れ、この時間はキャリジ102でキャリヤバー52上の
“第2”支持体14Bに急送される。
以前に記述した引抜き作業はそこで繰返され、そしてマ
イクロプロセンサーは再びボビンホルダーにチューブの
到達を指示するセンサーからの信号を待つ。また、チュ
ーブが最初の引抜きサイクルでマガジン80から首尾良
く引抜かれた場合には、その後火の引抜きサイクルの開
始のために、キャリジ102が“第1”の代りに“第2
”の支持体14Bに急送される。
マイクロプロセンサーのプログラミングはゆえに、予じ
め定められた順序で最後に取扱われた支持体14B上に
位置させられるキャリヤバー52上に例え1個のボビン
しか無い場合でも、キャリジ102は常に予じめ定めら
れた順序で新規に到達したキャリヤバー52の支持体1
4Bを処理するようになっている。
ボビン受取り装置200が、次に第1図、第9図及び第
10図を参照して記述される。第1図に示される如く、
この装置は3つのサブアッセンブリー、即ちボビン受取
り“ケージ”202、“トラップドアー(trap d
oor) ”構造物204、及び広<206で示された
作動機構を含んでいる。
この機構の個々の要素は、第9図及び第10図で更に詳
細に記述されている。装置は、1個のみが第1図に示さ
れているが、しかしその両方が第10図で表わされてい
る1対のラッグ(Iug)208によって第1図に示さ
れた仕切り16上に据付けられている。
ケージアッセンブリー202は、第9図で観察者に面し
ている前壁210、対応している後壁(第9図で壁21
0の後ろにかくれている)、及び前壁と後壁とを仕切り
16に近いそれらの端部で結合している端壁212(第
10図)とを含んでいる。端壁212は、それから仕切
り16の方に突出し、支持ラッグ208に回転可能であ
るシャフト216にピボット的に据付けられた1対のラ
ッグ(tug)214を支承している。第10図で見て
右手のラッグ214は下方に延びるレバー218を有し
ており、該レバーの目的は後の記載から明らかになる。
図では見えないが、ケージアッセンブリー202は、ま
た第9図及び第10図に於て断面の点線描写によって示
された頂壁を含んでいる。
しかしながら、ケージアッセンブリーには底壁がなく、
そしてまた端壁212に対向する壁もない。
ケージアッセンブリーはスライド(slide)178
の端部下方に近接している。
トラップドアアッセンブリー204は、ケージアッセン
ブリー202の頂壁上に取付けられたストランプ(帯金
)226に固定されたヒンジ据付け224から1対のレ
ッグ222でつるされたプレー) (plate)22
0から成っている。
作動レバーを形成しているアーム228が、ヒンジ据付
け224からケージアッセンブリー202の頂部を横切
って延びている。
作動機構206は、くの字状に急角度で曲がったドッグ
レグ(dog−1eg)レバー230、トラップドア作
動レバー232、及びピストン−シリンダーユニット2
34(第1図にのみ図示)から成っている。ユニット2
34のシリンダーはl端で仕切り16にサポート(支持
体)236によってピボット的に連結され、そしてユニ
ット234のピストンに固設された連結ロンドの自由端
がレバー230の1方のアーム上のピン238(第9,
10図)にピボット的に連結されている。
レバー230の他のアームは、後で記述される目的のた
めにケージアッセンブリー202のレバ−218後部に
係合する横方向突起240を有している。レバー230
及び232のそれぞれはシャフト216に、シャフトの
縦軸のまわりにそれと共に回転するために固定されてい
る。
装置200は3つの作動力発生手段を含んでおり、その
1つ(ユニット234)のみが図示されている。
これら手段の1つはシャフト216とケージアラセンフ
リー202間で作用し、且つ該アッセンブリーをシャフ
ト軸線のまわりに時計方向く第9図で見て)に回動する
ために押し付けるスパイラルスプリング(図示なし)で
規定されている。
ケージアッセンブリー202のこの回転は、レバー23
0がケージアッセンブリーのレバー218に係合する場
合に、レバー230の突起240によって制限される。
若しそのような係合がなければ、シャフト216上での
ケージアッセンブリー202の時計方向回転に対する制
限は、レバー218の下端のアバツトメント (abu
 tmen t) 242と仕切り16に固定された対
応アバツトメント244(第9図)との係止によって規
定される。ケージアッセンブリー202は、従ってアバ
ツトメント244によってシャフト216のまわりの時
計方向回動で第9図に示された水平配置から著しく進行
することから阻止される。
第2の図示されてない作動力発生手段は、仕切り (b
ulkhead)  16とユニット234によって作
用されるレバー230のアームとの間に作用する引張り
スプリングの形態である。このスプリングはシャフト2
16の軸のまわりに反時計方向(第9図に見て)レバー
230を回転する傾向がある。従って今ユニット234
の作用を無視すれば、引張りスプリングはレバー230
の突起240をケージアッセンブリー202のレバー2
18 との係合に押し付ける傾向がある。引張りスプリ
ングのレバ゛−230への作用によってアッセンブリー
202に及ぼされる回動モーメントはスパイラルスプリ
ングによってアッセンブリー202に及ぼされる対向回
動モーメントより大である。従って、第9図に示される
如く、引張りスプリングはアバツトメント242をアバ
ツトメント244から引き離す。しかしながら常態では
、引張りスプリングによって及ぼされる回動モーメント
は、それ自体ユニット234の与圧作用によって反対作
用を受け、それ故に装置200は、ケージアッセンブリ
ー202が大体水平である第9図に描かれた状態に保持
される。
突起240がレバー218と接触保持される間は、レバ
ー232は第9図に示される如くアーム228との接触
の外に保持される。
トラップドアアッセンブリー204の重量分配は、その
時はプレート220が第10図で最も良く描がれている
如く、ケージアッセンブリ−202下方位置にヒンジ据
付け224のまわりに回動されている。
ケージアッセンブリ−202とプレート220との組合
せは、そこで以前の記述で言及されたボビンチューブホ
ルダーとして作用し、チューブがプレート220上に載
っているので一端が端壁212に置かれ、ケージアッセ
ンブリー202の側壁によって横方向で制限される。
若し今ユニット234の与圧作用がユニットを伸ばすこ
とを行う意味で増大されれば、そこでレバー230が、
シャフト216の軸のまわりで時計方向(第9図に見て
)に、図示されてない引張りスプリングによって与えら
れている押圧力に抗して回動される。アバツトメント2
42がアバツトメント244(第9図)と接触状態に到
るや否や、突起240はレバー218から回動して離れ
、そしてレバー232は作動アーム228と接触状態に
到る。
トラップドア機構204はその結果、ヒンジ据付け22
4のまわりに反時計方向(第10図で見て)に回動され
、それ故にプレート220はケージアッセンブリー20
2の開放下面から回動して離れる。
ケージアッセンブリー内にあらかじめ閉じ込められたど
のチューブも、その結果、該アッセンブリー下方に配置
されたボビン受体内への落下が自由となる。この受体は
、例えば我々の公開されたヨーロッパ特許出願第126
352号の第5図に示された配置に従って形成されても
良いが、だがその代りとしてどのような代りのボビン受
は形状も使用可能である。
ユニット234の付加された与圧作用が取消された時、
システムは第9図及び第10図に描かれた状態に復帰す
る。しかしながら、ボビンホルダーと関連した以前の記
述で言及された図示されてないセンサーが、マイクロプ
ロセッサ−にボビンホルダーが空であることを次に指摘
し、そしてマイクロプロセッサ−は、それによって以前
に記述された如く、ボビンチューブ引抜きサイクルを始
める。ボビンホルダーはその結果、第9図及び第10図
に描かれた水平配置から、到来するチューブを受入れる
ためにスライド178の1つの延長部を形成する傾斜配
置に傾けられねばならない。
ボビンホルダーのボビン受入れ配置への傾倒は、ユニッ
ト234を伸長させている与圧作用を取消すことによっ
て遂げられる。既に述べたレバー230に作用している
引張りスプリングは、その結果もはや反対作用せず、そ
してこのレバーはシャフト216の軸のまわりに反時計
方向(第9図で見て)に回動する。この事は、突起24
0のレバー218との係合のために、ケージアッセンブ
リー202(及びその上に取付けられたトラップドアア
ッセンブリー 204)に沿って自動的に伝わる。
センサーが新規チューブのボビンホルダーによる受取り
を指示した時、ユニット234の以前の正常与圧作用が
、装置200を第9図及び第10図に示される状態に復
帰するために、回復される。該装置は、マイクロプロセ
ンサーが、ボビンホルダーを開き、且つ既に記述した如
くチューブをその中に解放するために、ユニット234
の伸長与圧作用の付加を再び引起こすまで、この状態に
とどまる。解放作用を引起こす信号の発生は、それが本
発明の一部ではないので、本出願中では記述されない。
このような信号を発生する装置は以前に述べたヨーロッ
パ特許出願第126352号に記述された実施例によっ
て見出される。
第9図に点線で示される如く、スライド178の傾斜角
度は処理されるべきチューブに応じて変更可能である。
図示されてない適切なストップ手段もボビンホルダーの
傾きを制限するために適当に備えることが出来る。
(改造型) 本発明は図示された実施例の細部にまで限定されるもの
でない。特に、第1図に80で示された如きマガジン構
造と用いられる制限はない。本発明は、マガジン構造が
貯蔵中のボビンチューブに保持力を及ぼす所で最も有効
ではあるが、この事は必須ではない。だから本発明は、
少(ともボビンの外端一部が引抜き装置によって把持さ
れるために引抜き位置に接近可能とならている、公開ド
イツ特許出願第3241032号の第1図に示されたタ
イプのマガジン構造にも適用可能である。
引出し装置を多数の支持体のどれか1つと合致する作用
位置に選択的に導くために、マガジンのチューブ支持体
と引抜き装置との間で関係移動が可能な装置が好ましい
とはいえ、関係移動の態様は第1図に示された態様と根
本的に相違しても良い。チューブ支持体を固定整列に配
置し、そして選択されたチューブ支持体に合致した作用
位置に引抜き装置を導くために、該整列に関して引抜き
装置を移動させる手段を備えることが出来る。
引抜き装置を固定配置とし、そしてチューブ支持体が移
動して引抜き装置と合致した作用位置に導かれるように
も出来る。チューブ支持体と引抜き装置との両方の予じ
め定められた移動を伴っている図示の装置は1つの都合
の良い折衷案である。
本発明は、単一引抜き装置の使用に限定されない。例え
ばそれぞれのチューブ支持体と協同作用するために複数
の引抜き装置にも出来る。しかしながら、チューブが単
一の引抜き装置によって十分に達成されない程の高速で
の処理が必要とされなければ、複数の引抜き装置の複雑
性が単にコスト及び制御上の問題を付加するだけである
。若し複数の引抜き装置が備えられれば、その時はそれ
らは、同時にか個々にマガジン構造体からチューブを引
抜くために配列される。とにかく、装置はチューブが第
1図のシュート178の如く、連続して移送手段に供給
されるのが好ましい。
図示された移送装置とボビン受取り装置とはまた必須で
ない。ボビンチューブ群のコンベヤ装置の個々のポケッ
トへの移送を含んでいる代りの装置が公開ドイツ特許出
願第3241032号に示されており、これも又、第1
図に示された受取り板176、シュート178、及び装
置200の代りとして使用可能である。
しかしながら、該ドイツ出願に示された装置は、一般に
重量及びスペース制限を複雑にしないそれ自体のサービ
ステンダー(service tender)上に備え
られた設備に於てよりも、機械上のサービステンダーに
ボビンチューブを引渡す固定設備の場合に於てより適切
である。
ただ単一の引抜き装置が備えられた場合には、より複雑
な制御システムが、引抜き装置と作用的に合致された支
持体上にボビンチューブが無い場合に、余計な引抜き作
業の危険を減少するために設置出来る。
例えば、引抜き位置RLに新たに導かれたバー52上の
チューブ支持体が実際にボビンチューブを支持している
ことを、マイクロプロセッサ−に指示するために、より
複雑な検出装置を備えることが出来る。しかしながら、
このシステムが、異なったボビンチューブのタイプを供
給するマガジン構造の適用に融通が利かねばならないこ
と、及びマイクロプロセッサ−のプログラム作成が相応
して調整自在であること、は留意されるべきである。こ
の付加された複雑さは通常は是認されない。
それはボビンチューブに関する“ハンチング(hunt
ing)”で引抜き装置によって遅れた時間が通常、次
のチューブを取扱うシステムが該装置から新規ボビンチ
ューブの引渡しを要求する十分前に、そのボビンチュー
ブの該装置200への引渡しを妨げないからである。
グリッパ−キャリジ102は、そのガイドレール104
に沿ったキャリジの位置に依存した機械的係合に応じて
、把持力を付与したり解放したり出来るように設計され
ている。
またこの点で、より入り組んだ制御と作業システムの適
用が可能なことは明らかである。例えば、選択的に操作
可能のグリッパ−の開口及び閉口機構が使用出来、多分
ピストン−シリンダーユニットか、tliff的に作用
される装置か、によって操作可能である。
制御システムは、キャリジがマガジン構造80に対して
適当に置かれた時、チューブ上の把持エレメントを閉じ
、チューブがマガジン構造から引抜かれた時、チューブ
を解放するために備えられている。
図示された装置は比較的簡便な利点を有するが、それで
もなお異なったボビンチューブの広い範囲に対処するた
めに適用可能である。“偏心的据付け”のグリッパ−シ
ュー (gripper 5hoe5H32は必須の特
徴でなく、把持作用が、要素(element)136
とノーズ(nose) 124間で、第3図の引張りス
プリング146の作用にのみ依存している把持力で適用
される。しかしながら、図示の装置は、チューブのニッ
プへの容易な挿入を促進し、同時に把持力が解放される
迄チューブのニップ(nip)からの脱出を強く阻止す
ることによって、チューブ縁に対する損傷の危険を減少
する。この装置は第6図に点線で示す如くチューブ10
の下方縁で巻き返ったものを受入れるためにすら適用可
能である。
引抜かれたチューブを移送手段(シュー1−178)に
動かずための装置はまた本発明で必須でない。
若しシステムが通常の形態でロール上に再び置ける円筒
チューブにのみ用いられる場合は、チューブ支持体から
引抜かれたチューブのプレート176(第1図)の中央
開口への移動は、プレートを両側から開口の方へ下方に
傾けることによって而単に達成出来る。
かわりに、把持装置と無関係に操作出来るチューブ押出
し装置が、引抜かれたチューブを移動するのにプレート
176に加えられても良い。
本発明に従ったボビンチューブ引抜き装置は、チューブ
の外側と内側どの両方に該装置を係止することによって
、把持力をボビンチューブに適用する。
それゆえに、把持エレメントのチューブ内への挿入を可
能にするために、チューブの端部が接近出来ること、即
ち入手可能(アクセソシブル)なことが必須である。し
かしながら、引抜き作用がチューブのその軸の長平方向
の運動を伴うことは必須でない。例えば、日本特許公開
第59−33865.1984年3月公開(出願第59
−127148号)は、ボビンチューブの外側表面のみ
を係止し、そしてチューブをマガジンからチューブ軸に
直角方向に移動することにより引抜くボビンチューブ把
持装置を示している。この装置の把持ヘッドは、ボビン
引抜きアーム上に1つの要素を移動可能に設けて、外側
でアームによって引締められたボビンチューブの内部に
係合させることにより、本発明に持込むために設計変更
可能である。この引抜き運動は、ボビンチューブをそれ
自体の軸線に対して直角に移動するために、まだアーム
の回動運動を伴う。
第1図に示された把持要素(把持エレメント)、シュー
132、及び把持セクション158は、実質的に剛体で
ある。この事は必須でない。
把持圧力を適用するための手段が弾性要素によって設置
出来、そして弾性は材料及び要素の形状に依存するか、
或いは把持装置の作用形態に依存する。例えば、各把持
要素は、伸ばされる時に把持圧力を付与するために、例
えばエアーの如き圧力流体で作動される弾性的に伸長可
能の部分を含むことが出来る。
これはしかしながら移動可能キャリジに適当な空気の供
給を用意することが必要となるので、構造を複雑にする
ことが明らかである。
把持装置はボビンチューブの外側表面に単一の接触域で
のみ接触するために配置しても良い。即ち、単一の外側
把持要素のみを備えることが出来る。内側及び外側の把
持要素は、その上好ましくはチューブに関して半径方向
でお互に対向して配置される。
把持装置は、またチューブ軸のまわりに間隔を置いた複
数の接触域でボビンチューブの内側表面に接触するため
に配置可能である。即ち、複数の内側把持要素を設ける
ことが可能である。
1つ又はそれ以上の外側把持要素が、複数の内側把持要
素と協同作用するために配置できる。
以上で指摘した如く、図示された実施例は、特にサービ
スされる機械に関して移動可能のサービステンダーで利
用するのに仕向けられている。この事はしかしながら必
須でない。
本発明に従った装置は固定されたボビンチューブ取扱い
システムに使用可能である。
今提案されているグリッパ−(把持体)の特徴は、その
作用が把持されるべきチューブの直径に実質上無関係な
点にある。
この目的のために、グリフバーが把持されるチューブに
接触通過する円弧を制限することが必要である。若しこ
の円弧がチューブの長手方向軸に於て約90’以上の角
度で対する場合は、グリッパ−の作用はチューブ径に依
存する。好ましくはこの円弧はチューブ軸に30°〜4
0°以上には対しない。
他方、接触の大変狭い円弧は、グリッパ−に関しチュー
ブの位置について不安定にし、チューブはグリッパ−の
口部で運ばれる。それ故好ましくは、接触の最少円弧は
10°〜20°の範囲内である。
この円弧は実際に、把持されるチューブの径に依存する
。グリッパ−口部とチューブとの接触は、言及された円
弧に連続的におおう必要はない。円弧は接触の外側限界
によって決定される。
チューブ径に支配されないことがはいり易い(入手可能
な)端部で広く各種のチューブを取扱うのに単一グリッ
パ−構造の利用を可能にする。
例えば、グリッパ−に差し出される端部でのチューブ径
に於ける差異が1:2の次数である円錐及び円筒チュー
ブの両方を同一のグリッパ−が処理出来る。
把持されるべきチューブのアクセソシブル(acces
s ib le)な、即ち入手可能な端縁部をグリ・ツ
バ−に差し出すことが必須要件ではあるが、しかしこの
縁部がチューブ端の全周のまわりでアクセッシプルであ
る必要でない。
マガジン内で可能な運搬詰め込みを最大にするために、
隣接チューブ端部はお互いに接触するか、又は隣接チュ
ーブ間の間隔はその最も接近した領域間に把持要素(g
ripping element)の挿入が不可能にな
る程狭く出来る。
複数のグリッパ−が1つのマガジンと協同して備えられ
る場合ですら、グリッパ−は、好ましくは、個々に(お
互に別々に)作業可能である。この事は把持されるチュ
ーブ端の位置選定の誤りに関係する問題を単純化する。
例えば、近づけられる、即ちアクセッシプルな端部での
チューブ径が30〜70mmの範囲にある場合に、チュ
ーブ軸の±5 inの位置上の許容誤差が許されるよう
になる。
グリッパ−は、把持位置の方に把持要素が押し寄せられ
る図示のタイプとするのが好ましい。そういうわけで把
持を達成するために制御作用、例えば与圧作用が不必要
となる。
更にその上、解放段階が、グリッパ−の復帰運動の予定
された段階(チューブがマガジンから完全に引抜かれた
後)で実施可能であり、そしてグリッパ−は、そのマガ
ジン方向への前進運動での同一点で、その準備状態を採
用出来る。
1〜3ニユートンの範囲内の保持力は、チューブが垂直
に伸びている運搬経路の下方端部あたりを通過している
時ですら、マガジン内の位置にチューブを保持するため
に通常は十分である。この力は、勿論、チューブのマガ
ジンからの引抜きに際してグリッパ−によって克服され
ねばならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るボビンチューブ抜取り装置とチ
ューブ受をり装置とを備えたボビンチューブマガジンの
部分概略側面図。 第2図は、第1図に示されたマガジンの細部を図示する
概略平面図。 第3図は、第1図の装置に用いられる把持装置の側面図
。 第4図は、より明瞭に表わすために幾つかの要素を除去
して示す第3図の装置の部分底面図。 第5図は、第3図に示された装置の一部破断拡大正面図
。 第6図は、第1図のマガジン内のチューブの端を把持す
るための位置での第3図の装置を示す側面図。 第7図は、把持装置がマガジンからチューブを引取った
後にチューブを解放するところを示す第6図と同様の図
(但し部分破断した)。 第8図は、第1図に示された装置の部分平面図。 第9図は、第1図のチューブ受取り装置の拡大側面図。 第10図は、第9図に示された部分の端面図。 10 、46・・・ボビンチューブ、 14B・・・支持体、     16・・・仕切り、2
5 、29・・・センサー、   52・・・キャリヤ
バー、68 、69・・・チェノ、 80・・・ボビンチューブマガジン、 100・・・引抜き装置、  102.112・・・キ
ャリジ、104.118・・・レール、 106・・・ピストン−シリンダーユニット、108、
109・・・支持体、 110・・・プラットホーム、 114・・・支持板、 120・・・板金本体、   122.123・・・ロ
ーラ、124・・・ノーズ、     128・・・ピ
ボットピン、130・・・ストップピン、 132・・
・把持シュー、134・・・スロット、   136・
・・内側把持要素、146・・・スプリング、 158・・・把持セクション、 160・・・把持面、    162・・・円錐チップ
、166・・・ニップ、 168・・・スペースワッシャ、 176・・・受取り板、   178・・・移送シュー
ト、180 ・・・横ガイド、 182・・・ステッピングモータ、 188・・・テンダー、 200・・・チューブ受取り装置、 202・・・ケージアッセンブリー、 208・・・支持ラッグ、 230・・・ドラブレダレバー、 232・・・トラップドア作動レバー、234・・・ピ
ストン−シリンダーユニット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ボビンチューブの端部が入手可能に支持されたマガ
    ジンからボビンチューブを引抜くための装置であって、
    該装置が第1位置と第2位置間で運動可能なグリッパー
    を含み、グリッパーは、その第2位置に於て、該チュー
    ブの該入手可能の端部の内外面に係合することによって
    マガジンからチューブを把持し、第2位置から第1位置
    への運動によって把持したチューブを引抜くために適用
    されており、且つ該グリッパーは、少くとも1つのチュ
    ーブに入り込むために適用される把持要素と、少くとも
    1つのチューブの外面に係合するために適用される把持
    要素と、チューブの該入手可能な端部の内外面でチュー
    ブに係合することによって少くとも予じめ定められた壁
    厚を有するチューブを把持するために、該両要素を把持
    関係に押し進めるための弾性手段とを含み、該弾性手段
    は、グリッパーが第2位置に接近し且つ離れる時に、該
    両要素を把持関係に押し進めるために操作出来ることを
    特徴とするマガジンからボビンチューブを引抜くための
    装置。 2、グリッパーがまた、第1位置と第2位置との間の移
    動に対する横断方向の運動のためにも適用されている特
    許請求の範囲第1項に記載の装置。 3、グリッパーが移動可能な本体上に備えられ、ガイド
    手段が本体の第1位置と第2位置との間の連動を案内す
    るために備えられ、そして手段がガイド手段を横断方向
    に動かすために備えられている特許請求の範囲第2項に
    記載の装置。 4、グリッパーが、把持したチューブをマガジンから引
    抜いた後に解放するために適用されている特許請求の範
    囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の装置。 5、解放が、第1位置への運動の間にグリッパー部材の
    機械的係合によって引起される特許請求の範囲第4項に
    記載の装置。 6、マガジンが複数のボビン支持体を含み、グリッパー
    を選択された支持体との作用整列位置に導くためにグリ
    ッパーと支持体とに相対連動を引起こす手段を含んだ特
    許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記
    載の装置。 7、支持体は、マガジンからのチューブの引抜きがチュ
    ーブのその軸に沿った方向での運動を必要とし、グリッ
    パーの第2位置から第1位置への運動が該方向の状態に
    置かれるために配置されている特許請求の範囲第6項に
    記載の装置。 8、次の取扱いのために、解放されたチューブを受取る
    ために適用される手段を備えた特許請求の範囲第4項又
    は第5項に記載の装置。 9、解放されたチューブを受取るための手段が、チュー
    ブをグリッパーから次の取扱い場所に移すための移送手
    段を含んでいる特許請求の範囲第8項に記載の装置。 10、複数のボビンチューブのための支持体と、閉経路
    のまわりに支持体を移動する手段と、該経路のまわりに
    移動する間、支持体にチューブを保持する手段とを備え
    、支持体は支持されたボビンチューブの端部が入手可能
    に保持されるように配置され、且つマガジンからボビン
    チューブを引抜くための装置によって特徴づけられ、該
    装置が第1位置と第2位置間で運動可能なグリッパーを
    含み、グリッパーがその第2位置に於て該チューブの該
    入手可能の端部の内外面に係合することによってマガジ
    ンからチューブを把持し、第2位置から第1位置への連
    動によって把持したチューブを引抜くために適用される
    マガジン。 11、複数のボビンチューブのための支持体、閉経路の
    まわりに該支持体を運動させるための手段、該閉経路に
    対して横断した他の経路上で運動可能なキヤリジ、及び
    該両経路に横断した方向での運動によってマガジンから
    チューブを引抜くために該キヤリジ上で操作できる手段
    、を備えたマガジン。
JP62177338A 1986-07-18 1987-07-17 ボビンチュ−ブマガジン及びマガジンからボビンチュ−ブを引抜くための装置 Pending JPS6331981A (ja)

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