JPS6331876Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6331876Y2 JPS6331876Y2 JP1982061165U JP6116582U JPS6331876Y2 JP S6331876 Y2 JPS6331876 Y2 JP S6331876Y2 JP 1982061165 U JP1982061165 U JP 1982061165U JP 6116582 U JP6116582 U JP 6116582U JP S6331876 Y2 JPS6331876 Y2 JP S6331876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal displacement
- amount
- tool
- converter
- machine tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 39
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 16
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工作機械における加工工具の熱変位量
を加工工具の移動指令値に補正して、熱変位によ
る加工精度の低下を防止する熱変位補正装置に関
するものである。
を加工工具の移動指令値に補正して、熱変位によ
る加工精度の低下を防止する熱変位補正装置に関
するものである。
従来の熱変位補正装置のブロツク図を第１図に
示す。１は工作機械本体を示し、工具の回転によ
り製品を加工する。２は工作機械の加工工具に取
り付けられている部分の熱変位量を検出する熱変
位検出器で、例えばマグネセンサなどが使用され
る。３は熱変位量をアナログ値からデイジタル値
に変換するため、電圧レベルを合わせる増幅器を
示し、４はＡ−Ｄ変換器である。５はＡ−Ｄ変換
器４の出力である補正データＢと加工工具の移動
指令値Ａによりモータを駆動する駆動回路で、６
は工作機械の加工工具を移動するモータを示す。
示す。１は工作機械本体を示し、工具の回転によ
り製品を加工する。２は工作機械の加工工具に取
り付けられている部分の熱変位量を検出する熱変
位検出器で、例えばマグネセンサなどが使用され
る。３は熱変位量をアナログ値からデイジタル値
に変換するため、電圧レベルを合わせる増幅器を
示し、４はＡ−Ｄ変換器である。５はＡ−Ｄ変換
器４の出力である補正データＢと加工工具の移動
指令値Ａによりモータを駆動する駆動回路で、６
は工作機械の加工工具を移動するモータを示す。
第１図に示す従来の熱変位補正装置は、加工工
具の取り付けられている部分の熱変位量を検出
し、それを電圧に変換し、その電圧に応じた量を
デイジタル数値に変換して機械の移動量に補正を
かけていたが、熱変位量を検出する部分と加工工
具の変位量の割合が異なる場合があり、高精度を
確保する補正ができなかつた。
具の取り付けられている部分の熱変位量を検出
し、それを電圧に変換し、その電圧に応じた量を
デイジタル数値に変換して機械の移動量に補正を
かけていたが、熱変位量を検出する部分と加工工
具の変位量の割合が異なる場合があり、高精度を
確保する補正ができなかつた。
本考案の目的は、加工工具部分の熱変位量と検
出部分の熱変位量の相対変位を考慮のうえ、高精
度の確保をはかつた熱変位補正装置を提供するこ
とにある。
出部分の熱変位量の相対変位を考慮のうえ、高精
度の確保をはかつた熱変位補正装置を提供するこ
とにある。
本考案の特徴は、加工工具が取り付けられてい
る部分及び加工工具の各熱変位量を予め測定し
て、その相対変位量を記憶する記憶回路を設け、
Ａ−Ｄ変換器の出力である補正データにこの記憶
回路の相対変位量を補正したのち、モータ駆動回
路に補正データ信号として印加する。
る部分及び加工工具の各熱変位量を予め測定し
て、その相対変位量を記憶する記憶回路を設け、
Ａ−Ｄ変換器の出力である補正データにこの記憶
回路の相対変位量を補正したのち、モータ駆動回
路に補正データ信号として印加する。
第２図に本考案の一実施例のブロツク図を示
す。第１図と同一の機能部分には同一の符号を付
けてある。第１図のブロツク図の構成と異なる点
は、記憶回路７をＡ−Ｄ変換器４とモータ駆動回
路５の間に接続したことである。この記憶回路７
には、加工工具の取り付けられている部分及び加
工工具の各熱変位量を予め測定し、その相対変位
量が記憶されている。この記憶回路７の出力には
Ａ−Ｄ変換器４の出力である補正データＢに記憶
回路７の相対変位量が補正されて、新しい補正デ
ータＣが得られ、この補正データＣがモータ駆動
回路５に印加され、移動指令値Ａを補正してモー
タ６を駆動する。
す。第１図と同一の機能部分には同一の符号を付
けてある。第１図のブロツク図の構成と異なる点
は、記憶回路７をＡ−Ｄ変換器４とモータ駆動回
路５の間に接続したことである。この記憶回路７
には、加工工具の取り付けられている部分及び加
工工具の各熱変位量を予め測定し、その相対変位
量が記憶されている。この記憶回路７の出力には
Ａ−Ｄ変換器４の出力である補正データＢに記憶
回路７の相対変位量が補正されて、新しい補正デ
ータＣが得られ、この補正データＣがモータ駆動
回路５に印加され、移動指令値Ａを補正してモー
タ６を駆動する。
以上述べたように、従来の熱変位補正装置は、
加工工具と熱変位検出器の熱変位による相対変位
量誤差のため、加工精度が低下する欠点があつた
が、本考案により相対変位量誤差の補正が行われ
るように改善されたので、熱変位による加工精度
の低下を防止できるようになつた。
加工工具と熱変位検出器の熱変位による相対変位
量誤差のため、加工精度が低下する欠点があつた
が、本考案により相対変位量誤差の補正が行われ
るように改善されたので、熱変位による加工精度
の低下を防止できるようになつた。
第１図は従来の熱変位補正装置のブロツク図、
第２図は本考案の一実施例のブロツク図である。 １……工作機械本体、２……熱変位検出器、４
……Ａ−Ｄ変換器、５……モータ駆動回路、６…
…モータ、７……記憶回路。
第２図は本考案の一実施例のブロツク図である。 １……工作機械本体、２……熱変位検出器、４
……Ａ−Ｄ変換器、５……モータ駆動回路、６…
…モータ、７……記憶回路。
Claims (1)
- 工作機械の加工工具の取り付けられている部分
の熱変位量を検出する熱変位検出器と、該熱変位
検出器で検出された熱変位量をアナログ値からデ
イジタル値に変換するＡ−Ｄ変換器と、該Ａ−Ｄ
変換器の出力である補正データと工作機械の加工
工具を移動するための移動指令値とを入力してモ
ータを駆動するためのモータ駆動回路と、該モー
タ駆動回路の出力により工作機械の加工工具を移
動するモータとを備えた工作機械の熱変位補正装
置において、加工工具の取り付けられている部分
の熱変位量と加工工具の熱変位量を予め測定して
両熱変位量の相対値を記憶し、且つ、前記Ａ−Ｄ
変換器から出力される補正データを前記記憶され
た両熱変位量の相対値により補正したのち、前記
モータ駆動回路に補正データ信号として印加する
記憶回路を設けたことを特徴とする熱変位補正装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116582U JPS58164644U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 熱変位補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116582U JPS58164644U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 熱変位補正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58164644U JPS58164644U (ja) | 1983-11-02 |
| JPS6331876Y2 true JPS6331876Y2 (ja) | 1988-08-25 |
Family
ID=30071377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6116582U Granted JPS58164644U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 熱変位補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58164644U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52145247A (en) * | 1976-05-28 | 1977-12-03 | Hitachi Seiki Kk | Automatic measuring apparatus for compensating thermal expansion in machining |
| JPS554536A (en) * | 1978-06-26 | 1980-01-14 | Shinku Riko Kk | Internal friction measuring apparatus |
-
1982
- 1982-04-28 JP JP6116582U patent/JPS58164644U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52145247A (en) * | 1976-05-28 | 1977-12-03 | Hitachi Seiki Kk | Automatic measuring apparatus for compensating thermal expansion in machining |
| JPS554536A (en) * | 1978-06-26 | 1980-01-14 | Shinku Riko Kk | Internal friction measuring apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58164644U (ja) | 1983-11-02 |
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