JPH0524753B2 - - Google Patents

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JPH0524753B2
JPH0524753B2 JP63097366A JP9736688A JPH0524753B2 JP H0524753 B2 JPH0524753 B2 JP H0524753B2 JP 63097366 A JP63097366 A JP 63097366A JP 9736688 A JP9736688 A JP 9736688A JP H0524753 B2 JPH0524753 B2 JP H0524753B2
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Japan
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rotational position
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Takeshi Oode
Juichi Taku
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明では光学式のロータリーエンコーダを用
いてモータの回転位置を制御する装置の位置誤差
の補正に関するものである。
[従来の技術] モータの回転位置をフイードバツク制御する装
置では、回転位置の検出手段に光学式のロータリ
ーエンコーダが多く用いられている。
光学式のロータリーエンコーダは、第10図に
示すように、円板形状のスリツトト板1に円周方
向に沿つて一定ピツチでスリツト2を形成し、ス
リツト2を挟んで光源3とフオトダイオードアレ
イ44を対向配置し、フオトダイオードアレイ4
で検出したスリツト2の通過光をもとにスリツト
板1の回転を検出するものである。エンコーダ
は、モータの制御装置に使用されているときは、
スリツト板1はモータのローラに固定されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、光学式のロータリーエンコーダでは、
スリツト板の真円度の誤差、スリツトの配列ピツ
チの誤差、フオトダイオードの配列ピツチの誤差
等があることから、スリツト板の回転位置によつ
て検出位置の誤差が変動する。スリツト板の回転
位置と、検出位置の誤差の関係の一例を第11図
に示す。
図に示すように、誤差の変動曲線は、周期の長
い大きなうねりと周期の短い小さなうねりが組合
されていて、全体としてはピーク・ツー・ピーク
で約30″の検出誤差を生じる。
周期の長いうねりは、スリツト板の真円度の誤
差によつて生じる2次誤差である。また、周期の
短いうねりはスリツトの配列ピツチ誤差やフオト
ダイオードアレイの配列ピツチ誤差によつて生じ
高次誤差である。
このようにロータリーエンコーダは様々な誤差
誤差要因を含んでいることから、ロータリーエン
コーダを用いたモータの制御装置は絶対位置精度
が悪いという問題点があつた。
本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたものであり、光学式のロータリーエンコー
ダに生じる誤差が補正され良好な絶対位置精度が
得られるモータの制御装置を実現することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 光学式のロータリーエンコーダを用いてモータ
の回転位置をフイードバツク制御するモータの制
御装置において、 前記ロータリーエンコーダのスリツト板の真円
度の誤差により、位置決めされる回転位置に生じ
る誤差を除去するための補正量がスリツト板の回
転位置と対応付けて格納された第1のメモリと、 前記スリツト板のスリツトピツチの誤差または
スリツト板の通過光を検出するフオトダイオード
アレイの配列ピツチの誤差により、位置決めされ
る回転位置に生じる誤差を除去するための補正量
がスリツト板の回転位置と対応付けて格納された
第2のメモリと、 指令位置信号が与えられると、この指令位置信
号が示すスリツト板の回転位置をもとに、前記第
1及び第2のメモリから補正量を読み出し、この
補正量を用いて前記指令位置信号を補正する補正
手段、 を具備したモータの制御装置である。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明を説明する。
第1図は本発明にかかるモータの制御装置の一
実施例の構成図である。
図で、10は制御対象となるモータ、11はモ
ータ10の回転を検出する光学式のロータリーエ
ンコーダ、12は与えられた指令位置信号とエン
コーダ11が検出した回転位置信号をもとにモー
タ10の回転位置をフイードバツク制御するドラ
イバである。
13はドライバ12に指令位置信号を与える位
置決めコントローラである。
位置決めコントローラ13で、131は処理部
としてのCPUである。処理部131は、エンコ
ーダの誤差を補正する処理や、原点復帰、エラー
検出等の処理を行う。
132及び133は指令位置信号の補正量が格
納された第1及び第2のメモリである。第1のメ
モリ132には2次誤差を除去するための補正量
が格納され、第2のメモリ133には高次誤差を
除去するための補正量が格納されている。これら
の補正量は処理部131が読み出す。
134はホストコンピユータ14及びテイーチ
ングボツクス15と処理部131の間で授受され
る情報が経由するシリアル通信インタフエイスで
ある。ホストコンピユータ14は処理部131に
指令位置信号を与えたり、補正量を求めて第1及
び第2にメモリ132及び133にロードするも
のである。また、テイーチングボツクス15は位
置決めコントローラ13に教示データを与えるも
のである。
135は処理部131の出力を演算処理するマ
イコン、136はマイコン135からの信号をも
とに指令位置に応じた数のパルスを発生するパル
ス発生部、137はドライバ12からのステータ
を受けて制御を行うステータコントローラ、13
8はドライバ12から与えられた回転検出パルス
のパルス数をカウントするカウンタ、139はシ
ーケンサ16と処理部131の間で授受するデジ
タルデータが経由するデジタルデータ入出力回路
である。
シーケンサ16は処理部131の動作手順を与
える。
このような装置の動作を説明する。
まず、補正量は次のようにしてメモリ132,
133に格納される。
すなわち、第2図に示すように、コンピユータ
17からドライバ12を介して高精度の絶対位置
測定装置(高精度のモータとエンコーダを組合せ
たもの)18に指令位置信号を与え、コンピユー
タ17はこのときの測定装置18の測定信号を受
け、この信号を基準信号とする。
測定装置18にいくつかの指令位置信号を与え
て基準信号を複数個とつておく。
次に、測定装置18を本発明にかかるモータ1
0及びエンコーダ11と交換し、基準信号をとつ
たときと同一の指令信号を与えてエンコーダ11
の検出信号を測定する。そして、この測定信号を
対応する基準信号と比較し、各ポイントの誤差を
求める。この誤差から、各ポイントの誤差を除去
するため補正量を算出する。例えば、各ポイント
で誤差が第3図のように変動している場合は、補
正量は第4図に示すようにする。
第4図の補正曲線は、第11図の誤差曲線の大
きなうねりを除去するためのもの(2次誤差補正
曲線)と小さなうねりを除去するためのもの(高
次誤差補正曲線)が作成される。
位置決めコントローラ13の第1のメモリ13
2と第2のメモリ133のROM内には回転位置
(ポイント)と補正量を対応させた絶対精度補正
テーブルがあり、この補正テーブルに補正曲線か
ら求めたデータがロムライタを用いて書き込まれ
る。この場合、第1のメモリ132には2次誤差
補正曲線から求めたデータが書込まれ、第2のメ
モリ133には高次誤差補正曲線から求めたデー
タが書込まれる。これによつて、第1のメモリ1
32と第2のメモリ133には2次誤差補正テー
ブルと高次誤差補正テーブルがそれぞれ格納され
る。
なお、補正テーブルが書き込まれるメモリとし
てはRAMを用いてもよい。この場合は、補正曲
線から求めたデータをコンピユータ17により
RAMにダウンロードする。
この補正テーブルの一例を第5図に示す。
第5図で、補正テーブルは、回転位置を20区分
し、各区分では、補正量と、この区分に該当する
指令位置信号の値の範囲を対応させている。
指令位置信号の補正は次のようにして行なわれ
る。
第6図は補正手順を示したフローチヤートであ
る。
図で、A1の部分では、指令位置信号の示す位
置がスリツト板の1回転上のどの位置にあるかを
求める。この部分で、判断Xにより指令位置信号
の示す位置が正の位置か負の位置かによつて算出
法を変えている。
次に、A2の処理により、指令位置信号で示す
位置が2次誤差補正テーブルではどの部分に該当
するかを求める。
その後、A3の処理により、指令位置信号で示
す位置の補正量を、2次誤差補正テーブルから読
み出した補正量に1次補間演算をして求める。こ
のような補間演算を図示すると第7図のようにな
る。
次に、A4の処理により指令位置信号で示す位
置がスリツトの1ピツチ内でどの位置にあるかを
求める。
その後、A5の処理により、指令位置信号で示
す位置が高次誤差補正テーブルではどの部分に該
当するかを求める。この処理で、2048は内挿値の
一例でRS/SLである。
次に、A6の処理で、指令位置信号で表わす位
置の高次誤差の補正量ΔP1を、高次誤差補正テー
ブルから読み出した補正量に1次補間演算をして
求める。
その後、A7の処理で、高次誤差の補正量ΔP12
次誤差の補正量ΔP2の和ΔPをとつて全体の補正
量とする。
指令位置信号を2次誤差の補正量ΔP2で補正す
ることによつて第11図の誤差曲線は第8図のよ
うになり、さらに高次誤差の補正量ΔP1で補正す
ることによつて誤差曲線は第9図のようになる。
このような補正は、例えば誤差補正プログラム
を有するフアームウエアによつて実現される。
処理部131は、このようにして求めた補正量
ΔPで指令位置信号を補正し、補正した信号をド
ライバ12に指令位置信号として与える。これに
よつて、ドライバ12にはエンコーダの誤差を考
慮した指令位置信号が与えられる。
なお、A3とA6の部分の補間演算は1次補間に
限らず2次補間等で行つてもよい。
[効果] 本発明によれば、指令位置信号の表わす回転位
置でエンコーダに発生する2次誤差と高次誤差を
除去するように指令位置信号を補正しているた
め、絶対位置精度が良好になる。例えば、補正を
しない第11図の誤差曲線ではピーク・ツー・ピ
ークで約30″の誤差があるが、補正をした第9図
の曲線では誤差はピーク・ツー・ピークで約6″に
減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるモータの制御装置の一
実施例の構成図、第2図〜第9図は第1図の装置
の動作説明図、第10図は光学式のロータリーエ
ンコーダの構成図、第11図は従来のモータの制
御装置の誤差曲線を示した図である。 10……モータ、11……エンコーダ、12…
…ドライバ、13……位置決めコントローラ、1
31……処理部、132……第1のメモリ、13
2……第2のメモリ、14……ホストコンピユー
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光学式のロータリーエンコーダを用いてモー
    タの回転位置をフイードバツク制御するモータの
    制御装置において、 前記ロータリーエンコーダのスリツト板の真円
    度の誤差により、位置決めされる回転位置に生じ
    る誤差を除去するための補正量がスリツト板の回
    転位置と対応付けて格納された第1のメモリと、 前記スリツト板のスリツトピツチの誤差または
    スリツト板の通過光を検出するフオトダイオード
    アレイの配列ピツチの誤差により、位置決めされ
    る回転位置に生じる誤差を除去するための補正量
    がスリツト板の回転位置と対応付けて格納された
    第2のメモリと、 指令位置信号が与えられると、この指令位置信
    号が示すスリツト板の回転位置をもとに、前記第
    1及び第2のメモリから補正量を読み出し、この
    補正量を用いて前記指令位置信号を補正する補正
    手段、 を具備したモータの制御装置。
JP63097366A 1988-04-20 1988-04-20 モータの制御装置 Granted JPH01270784A (ja)

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JP5549044B2 (ja) * 2005-07-07 2014-07-16 株式会社リコー 駆動制御装置及び画像形成装置
JP5256619B2 (ja) * 2007-02-23 2013-08-07 ブラザー工業株式会社 モータ駆動装置及び画像形成装置
CN114002997B (zh) * 2021-09-30 2023-08-08 武汉钢铁有限公司 一种控制系统及其检修方法

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