JPS63318449A - 冷凍サイクル - Google Patents

冷凍サイクル

Info

Publication number
JPS63318449A
JPS63318449A JP62154191A JP15419187A JPS63318449A JP S63318449 A JPS63318449 A JP S63318449A JP 62154191 A JP62154191 A JP 62154191A JP 15419187 A JP15419187 A JP 15419187A JP S63318449 A JPS63318449 A JP S63318449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
circuit
refrigerant
level
suction pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62154191A
Other languages
English (en)
Inventor
小杉 高生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP62154191A priority Critical patent/JPS63318449A/ja
Publication of JPS63318449A publication Critical patent/JPS63318449A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/20Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves
    • F25B41/22Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves between evaporator and compressor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、冷凍サイクルに関する。
(従来の技術) 従来の冷凍機の冷凍サイクルでは、冷媒として、例えば
R−12又はR−22が用いられていた。これらの冷媒
は、メタン系フロン冷媒であって、R−12は、ジクロ
ルジフルオルメタン[分子式二〇〇12F2]であり、
R−22は、モノクロルジフルオルメタン[分子式:C
HClF2]である。
これらの冷媒用の従来の冷凍サイクルを第3図に示す。
圧縮機lの吐出側1aは、吐出管2を介して凝縮器3の
一端に接続される。この凝縮器3の他端は、差圧弁4を
介してキャピラリチューブ5の一端に接続される。この
キャピラリチューブ5の他端は、蒸発器6の一端に接続
され、この蒸発器6の他端は、吸入管7及び逆止弁8を
順次介して前記圧縮機1の吸入側1bに接続される。さ
らに、この吸入側1bの圧力は、差圧キャピラリチュー
ブ9を介して前記差圧弁4に印加される。なお、吐出管
2及び吸入管7は、所要の冷凍能力に必要なガス冷媒を
通過させることができる内径である。
蒸発器6において熱交換してできたガス冷媒は、圧縮機
lによって吸入管7を通して吸入される。この際、逆止
弁8は、蒸発器6から圧縮機1への方向のガス冷媒の通
過を許容する。圧縮機lによって吸入されたガス冷媒は
、圧縮を受けて吐出管2に吐出される。このガス冷媒は
、凝縮器3によって液化されて差圧弁4を通過し、さら
に、キャピラリチューブ5を通る際に減圧膨張を受けて
、前記蒸発器6に供給される。したがって、この冷凍サ
イクルは、冷凍装置として機能する。なお、以上のよう
な冷凍サイクルにおいて圧縮機1の運転を停止すると、
吐出側1aのガス冷媒が吸入側1bに逆流するけれども
、逆止弁8を前記の位置に配しているため、このガス冷
媒が吸入管7を通して蒸発器6に達することはない。ま
た、上昇した吸入側lbの圧力が差圧キャピラリチュー
ブ9を介して差圧弁4に印加され、この差圧弁4が閉じ
るため、冷媒が凝縮器3からキャピラリチューブ5を通
して蒸発器6に達することもない。したがって、圧縮機
1の運転を停止している間に蒸発器6において熱交換し
て温度が上昇する冷媒の量を少なくすることができ、熱
損失の増大を防止することができる。
(発明が解決しようとする問題点) さて、前記両冷媒の他に、R−502が、共沸混合冷媒
として知られている。この冷媒は、前記R−22とR−
115(モノクロルペンタフルオルエタン[分子式:C
CIF  CF3])とを混合したものであって、重量
パーセントは、それぞれ48.8%及び51.2%であ
る。
このR−502は、凝縮圧力に対する蒸発圧力の比すな
わち圧縮比がR−12及びR−22より小さい。また、
モリエル線図かられかるように、R−12に比較して、
飽和蒸気のエンタルピと飽和液のエンタルピとの差すな
わち冷媒の単位重量あたりの冷凍効果が小さい半面、こ
れにも増して飽和蒸気の比体積が小さいために、同一の
ピストン押のけ量に対する冷凍能力が大きい。R−22
と比較しても、蒸発温度が低い場合には、同じ理由から
同一のピストン押のけ量に対する冷凍能力が大きくなる
。さらに、このR−502を用いると、R−22を用い
る場合より圧縮機吐出側の温度が格段に低くなる等の利
点がある。
ところが、前記の従来の冷凍サイクルでは、次のような
問題があったため、冷媒として前記のような利点を有す
るR−502を用いることは、実際にはできなかった。
すなわち、R−502は、R−12及びR−22に比較
して、同一温度における蒸発圧力及び凝縮圧力がともに
高い。また、圧縮機1における断熱圧縮の前後でのエン
タルピの差すなわち冷媒の単位重量あたりの圧縮仕事は
、R−12及びR−22に比較して同等又は小さいけれ
ども、これにも増して前記のように飽和蒸気の比体積が
小さいために、同一冷凍能力に対する所要動力が大きく
、圧縮機lを駆動する電動機は、大きいトルクを必要と
する。
さて、例えば冷蔵庫の場合において、外気温が例えば3
5℃以上であるときには、電源が投入されてから一定時
間は、高くなっている冷媒の蒸発温度を所定の温度まで
引下げる動作すなわちプルダウンを実行する必要がある
。ところが、蒸発温度が低くなるほど、冷媒循環量が小
さくなる一方、冷媒の単位重量あたりの圧縮仕事が増大
するから、プルダウン時の圧縮機1の所要動力は、ある
蒸発温度において最大となり、このとき、吐出管2内の
圧力が最大となる。つまり、この最大所要動力を供給す
ることができる電動機を用いなければ、この電動機を始
動させることができない。
したがって、この電動機は、所要の蒸発温度における定
常時に必要な容量を上回る大きい容量のものを用いざる
を得なかった。すなわち、R−502を従来の冷凍サイ
クルに用いる場合には、圧縮機1を駆動する電動機は、
前記のように定常時でさえ大きいトルクを必要とするた
め、例えばR−12の場合に比較して格段に大きい始動
トルクが必要であって、例えば3クラス以上大きい容量
の電動機を用いなければこの電動機を始動することがで
きず、コスト等の面において問題があった。
また、一般に、往復圧縮機ではピストン等の潤滑のため
にオイルが使用される。回転圧縮機では、潤滑ばかりで
なく、クリアランスに残留する圧縮ガスの再膨張による
容積効率の低下を防止するだめに、シリンダ内にオイル
を噴射してクリアランスをオイルで満たすようにしてい
る。これらのオイルの一部は、冷媒と溶けあって、この
冷媒の移動とともに圧縮機1の外に運び出される。しか
しながら、例えばR−12を用いる場合には、圧縮機1
から運び出されたオイルは、この冷媒とともに圧縮機1
の内部にもどり、特に問題が生じることはなかった。
ところが、R−502の場合には、R−12に比べて低
蒸発温度におけるオイルとの分離性が高いために、圧縮
機1から運び出されたオイルの一部は、蒸発器6の出口
付近においてR−502と分離してここに滞留し、圧縮
機1までもどらないことがある。これを放置しておくと
、蒸発器6の熱交換効率が悪くなるばかりでなく、圧縮
機1内の潤滑が阻害され、その容積効率が低下する。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、
冷媒としてR−502を用いるにもかかわらず、圧縮機
を駆動するための電動機を低トルクで始動するこ“とが
でき、かつ圧縮機から運び出されたオイルをこの圧縮機
内に回収することができる冷凍サイクルを提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、前記の目的を達成するために、冷媒としてR
−502を用いる冷凍サイクルであって、蒸発器6から
ガス冷媒を吸入するための圧縮機1への配管7として、
所要の冷凍能力に必要な内径の吸入管7aとキャピラリ
チューブ7Cと前二者の中間の内径を有する吸入管7b
とを並列かつ切換可能に接続したものである。
(作 用) 本発明の冷凍サイクルの定常運転時には、蒸発器6から
ガス冷媒を吸入するための圧縮機1への配管7として、
内径が大きい方の吸入管7aが選択される。このとき、
冷凍サイクルは、R−502を冷媒として所要の冷凍能
力で運転することができる。
これに対して、この冷凍サイクルを起動するときには、
前記の吸入管7aのかわりにキャピラリチューブ7cが
選択される。この場合には、キャピラリチューブ7C内
におけるガス冷媒のほぼ等エンタルピの膨張により、圧
縮機1の吸入側1bのガス冷媒の圧力と温度とは、蒸発
器6の出口よりかなり低くなる。このとき、圧縮機1の
吐出側1aと吸入側1bとの圧力との差が大きくなり、
圧縮機1における冷媒の単位重量あたりの圧縮仕事が大
きくなるが、これにも増して吸入側1bにおけるガス冷
媒の比体積が定常時に比べて大きくなり、冷媒循環量が
減少する。したがって、圧縮機lの所要動力が小さくな
り、冷媒としてR−502を用いるにもかかわらず、こ
の圧縮機lを駆動する電動機は、低トルクで始動するこ
とができる。
一方、前二者の中間の内径を有する吸入管7bを選択し
た場合には、この吸入管内のガス冷媒の流速は、内径が
大きい方の吸入管7aを選択した前記の場合に比較して
大きくなる。したがって、前記の吸入管7aを使用して
いる間に冷媒R−502によって圧縮機1から運び出さ
れ蒸発器6の出口付近において滞留したオイルは、この
冷媒とともに圧縮機1内に回収される。
(実施例) 第1図は、本発明の実施例に係る冷凍サイクルの構成図
であって、この冷凍サイクルは、冷蔵庫に用いられ、冷
媒としてR−502を使用するものである。
蒸発器6からガス冷媒を吸入するための圧縮機1への配
管7以外は、従来と同様であるので、その構成及び作用
の説明は省略する。
この配管7は、3つのラインを並列に接続したものであ
る。第1のラインは、所要の冷凍能力に必要な内径を有
する吸入管7aと電磁弁10aとを直列に接続したもの
であるbこの吸入管7aの内径は、例えば6.0mmで
ある。第2のラインは、この吸入管7aより細径の例え
ば4.76mmの他の吸入管7bと他の電磁弁tabと
を直列に接続したものである。第3のラインは、内径が
例えば1.2n+mのキャピラリチューブ7cである。
この冷凍サイクルの定常運転時には、電磁弁10aが開
かれる一方、電磁弁10bが閉じられ、ガス冷媒の吸入
のために吸入管7aが選択される。この場合には、この
冷凍サイクルは、所要の冷凍能力で運転することができ
る。
ところが、プルダウン時には、両電磁弁10a。
10bが閉じられ、キャピラリチューブ7Cが用いられ
る。この場合には、圧縮機lの吸入側1bのガス冷媒の
圧力と温度とは、蒸発器6の出口よりかなり低くなる。
このとき、圧縮機1の吸入側1bにおけるガス冷媒の比
体積が大きくなり、冷媒循環量及び冷凍能力が減少する
。したがって、圧縮機1の所要動力が小さくなり、この
圧縮機1を駆動する電動機は、低トルクで始動すること
ができる。
したがって、この電動機は、低容量のもので十分である
また、吸入管7aを使用した定常運転中に冷媒R−50
2と溶けあって圧縮機lから運び出され蒸発器6の出口
付近においてこの冷媒と分離してここに滞留したオイル
は、電磁弁10aを閉じる一方、電磁弁10bを開いて
ガス冷媒の吸入のために吸入管7bを選択することによ
り、次のようにして圧縮機1内に回収される。
すなわち、吸入管7bの内径は吸入管7aより小さいた
め、吸入管7b内のガス冷媒の流速は、通常運転時の吸
入管7a内の流速に比較して大きくなる。
したがって、蒸発器6の出口付近において滞留したオイ
ルは、この冷媒とともに圧縮機l内に回収される。しか
しながら、吸入管7bの内径が吸入管7aに比べて極端
に小さくはないので、冷凍能力の低下はわずかである。
さて、冷蔵庫において、従来から必要に応じて快速冷凍
動作が実行されている。この動作の起動時から一定時間
例えば90分内は、冷凍室すなわちF室内の温度にかか
わりなく強制的に圧縮機及びファンを駆動するのである
したがって、前記のオイル回収動作は、後に説明するよ
うに、この快速冷凍動作時に実施することが好ましい。
第2図は、本発明の実施例に係る前記冷凍サイクルの制
御回路の回路図である。
この制御回路は、F室温度検出回路20、操作回路30
、電源回復検知回路40.タイマ50、外気温検出回路
60、圧縮機駆動回路80、電磁弁駆動回路85、90
及びその他のゲート回路からなる。
F室温度検出回路20において、コンパレータ21は、
その反転入力端子が、Fセンサ22及び抵抗器23を介
して、それぞれ直流電源Vcc及びアースに接続される
。このFセンサ22は、サーミスタ等からなる温度セン
サであって、F室内に配される。
また、コンパレータ21の非反転入力端子は、抵抗器2
4.25.26を介してそれぞれ直流電源V Ca、ア
ース及び自身の出力端子に接続される。このコンパレー
タ21の出力は、インバータ27によって反転され、F
室温度検出信号28として出力される。
操作回路30において、シュミットトリガインバータ3
1の入力端子は、操作スイッチ32及び抵抗器33を介
して、それぞれアース及び直流機[Vccに接続される
。この操作スイッチ32は、手動操作自動復帰のa接点
を有するスイッチであって、快速冷凍動作を起動するた
めに設けられる。シュミットトリガインバータ31の出
力は、Dフリップフロップ34のクロック入力端子CK
に入力される。このフリップフロップの反転出力端子Q
は、自身のデータ入力端子りに接続され、その非反転出
力端子Qの出力電圧は、この操作回路30の出力すなわ
ち快速冷凍信号38として出力されるとともに、タイマ
35のリセット入力端子Hに入力される。さらに、この
タイマのクロック入力端子CKには、外部端子36から
クロックが供給され、その反転出力端子Qの出力は、A
ND回路37の第1の入力端子に入力される。このAN
D回路の出力は、前記Dフリップフロップ34のリセッ
ト入力端子Rに人力される。さらに、快速冷凍信号38
は、前記F室温度検出信号28とともにOR回路29に
入力される。
電源回復検知回路40において、ツェナダイオード41
のカソードは、抵抗器42を介して直流電源vccに接
続される。また、そのアノードは、抵抗器43を介して
アースに接続される。ツェナダイオード41のアノード
と抵抗器43との接続点は、NPNトランジスタ44の
ベースに接続される。このトランジスタのエミッタは、
アースに接続されるとともに、そのコレクタは、抵抗器
45を介して直流電源Vccに接続される。さらに、こ
のトランジスタ44のコレクタは、他のNPNトランジ
スタ46のベースに接続され、このトランジスタのエミ
ッタはアースに接続され、そのコレクタは抵抗器47を
介して直流電源Vccに接続される。さらに、このトラ
ンジスタ4Gのコレクタとアースとの間にはコンデンサ
48が接続され、このコンデンサの両端の電圧が電源回
復検知信号49として出力される。
この電源回復制御信号49は、前記操作回路3゜のAN
D回路37の第2の入力端子に入力されるとともに、タ
イマ50のリセット入力端子Rに入力される。このタイ
マのクロック入力端子CKには、外部端子51からクロ
ックが供給され、その反転出力端子qは、AND回路5
2の第1の入力端子に接続されている。
外気温検出回路60において、コンパレータ61は、そ
の反転入力端子が、外気温センサ62及び抵抗器63を
介して、それぞれ直流電源VCC及びアースに接続され
る。この外気温センサ62も、サーミスタ等からなる温
度センサであって、庫外の空気に接する位置に配される
。また、コンパレータ61の非反転入力端子は、抵抗器
84.65.68を介してそれぞれ直流電源V Q C
sアース及び自身の出力端子に接続される。このコンパ
レータ61の出力は、インバータ67によって反転され
、外気温信号68として出力される。この外気温信号6
8は、前記AND回路52の第2の入力端子に入力され
、このAND回路52によって前記タイマ50の反転出
力端子qの出力との間で論理積がとられ、プルダウン信
号53となる。
このプルダウン信号53は、インバータ70によって反
転された後、AND回路39によって、前記快速冷凍信
号38との間で論理積がとられる。さらに、71は3人
力AND回路であって、各入力端子には、前記OR回路
29の出力と、AND回路39の出力をインバータ72
によって反転した信号と、プルダウン信号53をインバ
ータ73によって反転した信号とがそれぞれ入力される
OR回路29の出力は、さらに、圧縮機駆動回路80に
おいて、抵抗器81を介してNPN トランジスタ82
のベースに入力される。このトランジスタのエミッタは
アースされ、そのコレクタはリレーのコイル83を介し
て直流電源VCCに接続される。
このコイルの両端には、ダイオード84がカソードを直
流電源Vce側に向けて接続される。コイル83を有す
るリレーの接点は、同図には図示しないが、圧縮機1と
冷気を送出するために蒸発器6の近傍に配されたファン
とを駆動することができるように接続される。
AND回路7Iの出力は、電磁弁駆動回路85に入力さ
れる。この回路は前記圧縮機駆動回路80と同様の構成
であって、コイル88を有するリレーの接点は、同図に
は図示しないが、前記電磁弁10aを開閉することがで
きるように接続される。
一方、AND回路39の出力は、他の電磁弁駆動回路9
0に入力される。この回路も前記圧縮機駆動回路80と
同様の構成であって、コイル93を有するリレーの接点
は、これも同図には図示しないが、前記電磁弁10bを
開閉することができるように接続される。
この制御回路の動作は、以下のとおりである。
まず、電源回復検知回路40について説明する。
直流型?RV ccの供給が停止している間は、コンデ
ンサ48の電荷が放電されているが、電源が投入されて
ツェナダイオード41の両端の電圧が所定の電圧以上に
なると、トランジスタ44がオンし、トランジスタ46
がオフするから、コンデンサ48の充電が開始する。と
ころが、この充電は抵抗器47とコンデンサ48とで定
まる時定数で行なわれるため、コンデンサ48の両端の
電圧すなわち電源回復信号49は、電源投入直後はLレ
ベルであって、この時定数の遅延の後にHレベルとなり
、以後Hレベルを保持する。したがって、Dフリップフ
ロップ34とタイマ50とは、電源投入から一定の短い
間だけリセットされる。
Dフリップフロップ34がこのようにしてパワーオンリ
セットされると、電源回復信号49がHレベルになって
も、このDフリップフロップの非反転出力端子Qの電圧
は、Lレベルを保持する。したがって、タイマ35は計
時がリセットされ、このタイマの反転出力端子Qの電圧
は、Hレベルを保持する。
一方、タイマ50がパワーオンリセットされると、この
タイマの反転出力端子Qの電圧がHレベルになる。そし
て、電源回復信号49が短い遅延時間の後にHレベルに
なると、このタイマ50のリセットが解除され、このタ
イマは、クロック入力端子CKから入力されるクロック
によって計時を開始する。そして、このタイマが所定の
時間例えば3時間を計時すると、その反転出力端子qか
ら出力される信号がLレベルになる。
一方、外気温検出回路60から出力される外気温信号6
8は、外気温が設定温度TR以上例えば35℃以上であ
るときにHレベルとなり、この設定温度より低いときに
Lレベルとなる。外気温センサ62の抵抗値が負の温度
特性を有するからである。
したがって、外気温が設定温度35℃以上であって外気
温信号68がHレベルである場合には、タイマ50が電
源投入から3時間を計時するまでは、AND回路52の
出力すなわちプルダウン信号53は、Hレベルを保持す
る。このとき、F室温度検出信号28及び快速冷凍信号
38の電圧レベルにかかわりなく、AND回路39の出
力及びAND回路71の出力は、ともにLレベルになる
。AND回路71の出力がLレベルになると電磁弁駆動
回路85のトランジスタ87がオフするため、コイル8
8は通電されず、電磁弁10aは閉じられる。同様に、
AND回路39の出力もLレベルであるから他の電磁弁
駆動回路90のコイル93も通電されず、電磁弁tob
も閉じられている。すなわち、プルダウン信号53がH
レベルを保持している間は、両電磁弁10a 、 fo
bが閉じられている。
さて、F室温度検出回路20は、前記外気温検出回路6
0と同様の動作によって、F室内の温度が設定温度TF
以上例えば−20℃以上であるときにHレベルとなり、
この設定温度より低いときにLレベルとなるF室温度検
出信号28を出力する。
したがって、外気温が設定温度35℃以上である場合に
は、大抵の場合、冷媒の温度が高くなっておりF室内の
温度が一20℃以上になっているため、F室温度検出信
号28は、Hレベルである。
HレベルのF室温度検出信号28が出力されると、OR
回路29を介して圧縮機駆動回路80EHレベルの信号
が入力される。このとき、トランジスタ82がオンして
コイル83が通電され、圧縮機lとファンとが駆動され
る。したがって、前記のように両電磁弁10a 、 1
0bが閉じられているため、キャピラリチューブ7cを
通してガス冷媒が吸入されてプルダウンが開始し、高く
なっている冷媒の蒸発温度が所定の温度例えば−40℃
まで引下げられる。F室内の温度が設定温度−20℃よ
り低くなるとLレベルのF室温度検出信号28が出力さ
れるから、圧縮機1とファンとの駆動が停止される。
そして、タイマ50が電源投入から3時間を計時すると
、プルダウン信号53がLレベルになり、以上のプルダ
ウン動作が完了する。
このプルダウン動作の完了後は、操作スイッチ32がオ
ン操作されないかぎり、次のような通常動作を実行する
すなわち、この場合には、プルダウン信号53及び快速
冷凍信号38がともにLレベルであるから、F室温度検
出信号28の電圧レベルにかかわりなく、AND回路3
9の出力がHレベルになり、電磁弁10bは、閉じたま
まである。この場合において、F室内の温度が設定温度
−20℃以上になれば、HレベルのF室温度検出信号2
8が出力されるから、OR回路29の出力がHレベルに
なり、圧縮機1とファンとが駆動されるが、この場合に
は、AND回路71の出力がHレベルになり、電磁弁1
0aか開かれ、ガス冷媒は、吸入管7bを通して吸入さ
れる。
そして、F室内の温度が設定温度−20℃より低くなれ
ば、LレベルのF室温度検出信号28が出力され、圧縮
機lとファンとの駆動が停止される。
通常動作中は、以上のようにして、F室内の温度が設定
温度に保持される。
さて、プルダウン動作の完了後は、次のようにして快速
冷凍動作を実行することができる。
すなわち、操作スイッチ32をオン操作すると、シュミ
ットトリガインバータ31によってチャタリングが除去
された立ち上がり信号がDフリップフロップ34のクロ
ック入力端子CKに人力され、このフリップフロップが
セットされる。このとき、快速冷凍信号38がHレベル
になるから、OR回路29を介して、F室温度検出信号
28の電圧レベルにかかわりなく、圧縮機lとファンと
が強制的に駆動され、快速冷凍動作が開始する。
この快速冷凍動作中は、プルダウン信号53がLレベル
でありかつ快速冷凍信号38がHレベルであるから、F
室温度検出信号28の電圧レベルにかかわりなく、AN
D回路39の出力がHレベルになり、AND回路71の
出力がLレベルになる。したがって、電磁弁10aが閉
じ、他の電磁弁10bが開き、吸入管7bを通してガス
冷媒が吸入され、オイルが圧縮機1に回収される。
一方、快速冷凍信号38がHレベルになり快速冷凍動作
が開始すると同時に、タイマ35は、リセットが解除さ
れ、クロック入力端子CKから入力されるクロックによ
って計時を開始する。そして、このタイマ35が所定の
時間例えば90分を計時したときには、Dフリップフロ
ップ34がリセットされ、快速冷凍信号38がLレベル
にもどり、タイマ35が再びリセットされるとともに、
以上の快速冷凍動作が終了する。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明においては、冷媒として
R−502を用いる一方、蒸発器からガス冷媒を吸入す
るための圧縮機への配管として、所要の冷凍能力に必要
な内径の吸入管とキャピラリチューブと前二者の中間の
内径を有する吸入管とを並列かつ切換可能に接続してい
るため、定常運転時には、内径が大きい方の吸入管を選
択することによって、この冷凍サイクルを所要の冷凍能
力で運転することができるとともに、起動時には、前記
キャピラリチューブを選択することによって、冷媒循環
量を減少させ、圧縮機を駆動する電動機の始動トルクを
低減することができる。さらに、内径が小さい方の吸入
管を選択することによって、内径が大きい方の前記吸入
管が選択されている間に圧縮機から運び出されたオイル
をこの圧縮機内に回収することができる。
したがって、本発明によれば、冷媒としてR−502を
用いるにもかかわらず、圧縮機を駆動するための電動機
を低トルクで始動することができ、かつ圧縮機から運び
出されたオイルをこの圧縮機内に回収することができる
冷凍サイクルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る冷凍サイクルの構成図
、第2図は、前回の冷凍サイクルの制御回路の回路図、
第3図は、従来の冷凍サイクルの構成図である。 符号の説明 l・・・圧縮機、2・・・吐出管、3・・・凝縮器、4
・・・差圧弁、5・・・キャピラリチューブ、6・・・
蒸発器、7.7a、 7b・・・吸入管、7C・・・キ
ャピラリチューブ、8・・・逆止弁、9・・・差圧キャ
ピラリチューブ、lOa 、 lOb・・・電磁弁、2
0・・・F室温度検出回路、28・・・F室温度検出信
号、30・・・操作回路、38・・・快速冷凍信号、4
0・・・電源回復検知回路、50・・・タイマ、53・
・・プルダウン信号、60・・・外気温検出回路、80
・・・圧縮機駆動回路、85゜90・・・電磁弁駆動回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.冷媒としてR−502を用いる冷凍サイクルであっ
    て、蒸発器からガス冷媒を吸入するための圧縮機への配
    管として、所要の冷凍能力に必要な内径の吸入管とキャ
    ピラリチューブと前二者の中間の内径を有する吸入管と
    を並列かつ切換可能に接続したことを特徴とする冷凍サ
    イクル。
JP62154191A 1987-06-20 1987-06-20 冷凍サイクル Pending JPS63318449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62154191A JPS63318449A (ja) 1987-06-20 1987-06-20 冷凍サイクル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62154191A JPS63318449A (ja) 1987-06-20 1987-06-20 冷凍サイクル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63318449A true JPS63318449A (ja) 1988-12-27

Family

ID=15578824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62154191A Pending JPS63318449A (ja) 1987-06-20 1987-06-20 冷凍サイクル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63318449A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012066608A1 (ja) * 2010-11-19 2012-05-24 三菱電機株式会社 空気調和機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012066608A1 (ja) * 2010-11-19 2012-05-24 三菱電機株式会社 空気調和機
CN103221759A (zh) * 2010-11-19 2013-07-24 三菱电机株式会社 空调机
AU2010364150B2 (en) * 2010-11-19 2014-09-11 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioner
JP5602243B2 (ja) * 2010-11-19 2014-10-08 三菱電機株式会社 空気調和機
US9303906B2 (en) 2010-11-19 2016-04-05 Mitsubishi Electric Corporation Air-conditioning apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3598809B2 (ja) 冷凍サイクル装置
EP1726892B1 (en) Refrigerant cycle apparatus
JP3321191B2 (ja) 冷蔵庫
GB2145209A (en) Heat pump
CN110762914A (zh) 控制压缩机加热带的方法
US4722196A (en) Device for controlling refrigeration cycle capacity
US3763659A (en) Refrigeration process, apparatus and method
JPS63318449A (ja) 冷凍サイクル
JPH10325624A (ja) 冷凍サイクル装置
JPH07139857A (ja) 空気調和機
JPH0333992B2 (ja)
JPH094933A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP3326835B2 (ja) 冷凍サイクル
JPS5835982Y2 (ja) 冷凍サイクルの運転装置
JP3633897B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JPH05322331A (ja) 空気調和装置
JPS63127055A (ja) 冷凍装置
JPH0221741Y2 (ja)
JPH02149790A (ja) ロータリ圧縮機の保護装置
JP2007154854A (ja) 誘導性負荷のpwm駆動方式
JPS59217459A (ja) 空気調和機
JPS59217463A (ja) 空気調和機の冷凍サイクル
JPH05240556A (ja) 冷蔵庫
JPS59217461A (ja) 空気調和機の冷凍サイクル
JPS63127064A (ja) ヒ−トポンプ式空気調和機