JP2007154854A - 誘導性負荷のpwm駆動方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】 誘導性負荷への通電初期時にオーバーシュート電流が生じ難く、かつそれを低コストで実現可能なPWM駆動方式を提供する。
【解決手段】 駆動電流の平均値が予め定められた目標電流値Iに維持されるよう、駆動対象となる誘導性負荷Lを、該目標電流値Iに対応した基本デューティ比ηにより該誘導性負荷Lの電源側に直列接続されたスイッチングトランジスタTrによりPWM駆動制御する誘導性負荷Lの制御方式において、PWM制御のデューティ比ηを、基本デューティ比ηよりも小さく設定された立ち上がり制御時間tを設けたことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、誘導性負荷の駆動電流を制御するためのPWM駆動方式であり、特に車両用空調制御装置の可変容量圧縮機の容量を可変する電磁弁を駆動するソレノイドへの通電電流を制御するためのPWM駆動方式に関する。
従来の車両用空調装置に用いられる可変容量圧縮機には、冷媒の吐出容量を電磁弁の制御によって可変するものがある。電磁弁は、ソレノイドの駆動電流の平均値が予め定められた目標電流値に維持されるように、ソレノイドの電源側に直列接続されたスイッチングトランジスタによってPWM駆動制御されており、この場合、PWM制御のデューティ比を、最初から目標電流値に対応した基本デューティ比に設定して誘導性負荷の駆動を立ち上げて、電磁弁の開閉を行なっている。
ところが、PWM制御のデューティ比を、最初から目標電流値に対応した基本デューティ比に設定して誘導性負荷の駆動を立ち上げる場合、温度条件によっては通電初期に比較的大きなオーバーシュート電流が流れるため、スイッチングトランジスタには比較的電流容量の大きいものを用いる必要があり、コスト高となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、誘導性負荷への通電初期時にオーバーシュート電流が生じ難く、かつそれを低コストで実現可能なPWM駆動方式を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の誘導性負荷のPWM駆動方式は、駆動電流の平均値が予め定められた目標電流値に維持されるよう、駆動対象となる誘導性負荷を、該目標電流値に対応した基本デューティ比により該誘導性負荷の電源側に直列接続されたスイッチングトランジスタによりPWM駆動制御する誘導性負荷の制御方式において、PWM制御のデューティ比を最初から基本デューティ比に設定して誘導性負荷の駆動を立ち上げた場合に見込まれる目標電流値に対する通電初期のオーバーシュート電流が縮小されるよう、基本デューティ比よりも小さく設定された立ち上がり制御時間を設けたことを特徴とする。
上記駆動方式によれば、誘導性負荷への通電初期に生じるオーバーシュート電流を縮小することができるため、従来よりも電流容量の小さいスイッチングトランジスタを使用することができ、コストを抑えることができる。
また、立ち上がり制御期間において、デューティ比を基本デューティ比まで漸増させることができるし、デューティ比を基本デューティ比まで直線的に増加させることもできる。これにより、誘導性負荷への通電初期に生じるオーバーシュート電流を発生させることなく目標電流値に到達させることができるため、より電流容量の小さいスイッチングトランジスタを使用することができ、コストを抑えることができる。
また、本発明の誘導性負荷のPWM駆動方式における誘導性負荷は、車両用空調装置の可変容量コンプレッサに設けられた、冷媒吐出容量の切り替えバルブを駆動するソレノイドとすることができる。冷媒吐出容量の切り替えバルブは、高圧の冷媒ガスによって付勢されており、これに抗する力でバルブを駆動させるバルブ駆動電流として比較的大きな電流が必要とされる。従来は、この大電流のバルブ駆動電流によって生じるオーバーシュート電流を考慮する必要が有るため、極めて電流容量の大きいスイッチングトランジスタを選択する必要があったが、本発明の誘導性負荷のPWM駆動方式によれば、オーバーシュート電流が低減または排除されるため、従来よりも小さい電流容量のスイッチングトランジスタを選択することができ、コストを抑えることができる。
以下、本発明の誘導性負荷のPWM駆動方式を、車両用空調装置の冷凍サイクルにおける可変容量圧縮器(可変容量コンプレッサ)の冷媒吐出容量の切り替え制御に採用した場合の一実施例を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の誘導性負荷のPWM駆動方式を採用した、車両用空調装置の冷凍サイクルの模式図である。図1に示す冷凍サイクルは、車両用空調装置に設けられる周知の冷凍サイクルと同様の構成をなしており、ガス状の冷媒を吸入・圧縮して高温・高圧ガスとして送り出す可変容量圧縮器1と、送り出された冷媒(高温・高圧ガス)を車外空気(クーリングファンによって取り入れる)によって冷却し、凝縮の潜熱を奪って液化する凝縮器(コンデンサ)2と、液化された冷媒をガスと液とに分離して液冷媒のみを送り出す受液器(レシーバ)3と、送り出された液冷媒を膨張させ、低温・低圧の霧状冷媒とする膨張弁(エキスパンションバルブ)4と、その低温・低圧の霧状冷媒によって車室内の空気から潜熱を奪って車室内空気を冷却するとともに、このとき気化された冷媒を可変容量圧縮器1に送り出す蒸発器(エバポレータ)5とで構成されている。
図2は、本実施例における可変容量圧縮器1(スワッシュ式)の断面図であり、周知のものある。可変容量圧縮器1は、シリンダボア30aが形成されるシリンダブロック30と、シリンダブロック30の一方の端面に取り付けられたフロントハウジング20と、シリンダブロック30の他方の端面に取り付けられたリヤハウジング40とを備えて構成される。また、図に示す可変容量圧縮器1のフロント側(図の左側)端部には、図示されないプーリおよびマグネットクラッチが設けられており、外部の駆動源(例えばエンジン)からの動力を回転シャフト11に伝達するよう構成されている。
回転シャフト11には斜板12が一体回転するように固定されており、斜板17によって回転シャフト11の回転はシリンダブロック30内に複数あるピストン13の往復運動に変換され、ピストン13は回転シャフト11の軸線方向に沿って往復動作する。
また、フロントハウジング20とリヤハウジング40との双方には、高圧ガス帯Aと、低圧ガス帯Bと、シリンダボア30aと連通する吸入室48と、吐出室49と、シリンダボア30a側から一定以上の圧力を受けることで吐出孔42aを連通させる高圧吐出弁42と、高圧ガス帯Aからの高圧ガス冷媒の逆流を防ぐ逆止弁41と、が設けられており、フロント側とリヤ側との双方から逆止弁41を介して圧縮された高圧ガス冷媒が高圧ガス帯Aに送り出され、さらにそれが凝縮器(コンデンサ)2に送り出される。また、フロントハウジング20とリヤハウジング40との双方には、上記構造に加えて、本実施例の可変容量圧縮器1の冷媒吐出容量の切り替えを行なう可変容量機構が設けられている。本実施例では、可変容量機構としてソレノイド部(冷媒吐出容量の切り替えバルブ)43と、プランジャ46とが設けられる。プランジャ46には、バルブプレート47側に高圧吐出弁42が一体に設けられており、スプリング44によってバルブプレート47とは逆側に付勢されている。
図3の(a)及び(b)は、本実施例における可変容量圧縮器1の100%容量運転時及び50%容量運転時の状態を示す図である。図3の(a)に示す100%容量運転時においては、フロント側とリヤ側との双方から高圧ガス冷媒が凝縮器(コンデンサ)2に送り出される。この場合、可変容量機構を構成するフロント側及びリヤ側に設けられたソレノイド部43のソレノイド(ソレノイドコイル:本発明の誘導性負荷)43aには通電がなされず、バルブ43bは、高圧ガス帯Aと連通する高圧バイパス通路A1内の高圧ガス冷媒によって低圧ガス通路B1側に押し付けられ、低圧ガス通路B1を塞ぐ。これにより、プランジャ46の背面側に高圧ガス冷媒が導かれ、プランジャ46はスプリング44による付勢力に打ち勝って高圧吐出弁42をバルブプレート47に押し付けて、各ピストン13が圧縮作動し、逆止弁41が図の上方に押し付ける。このようにして、図3の(a)に示す100%容量運転時においては、高圧ガス冷媒が、フロント側とリヤ側との双方から、各吐出孔42a、吐出室49、及びリヤ側の高圧ガス帯Aを介して凝縮器(コンデンサ)2に送り出される。
図3の(b)に示す50%容量運転時においては、フロント側のみから高圧ガス冷媒が凝縮器(コンデンサ)2に送り出される。この場合、可変容量機構を構成するリヤ側に設けられたソレノイド部43のソレノイド(ソレノイドコイル)43aに通電がなされ、バルブ43bが吸引されて低圧ガス通路B1側を開き、高圧バイパス通路A1側を閉じる。プランジャ46は、その背面側が高圧ガス冷媒によって押圧されなくなるため、スプリング44による付勢力によってバルブプレート47側に移動し、高圧吐出弁42をバルブプレート47から引き離す。このとき、リヤ側の各吐出孔42aは常に開放状態とされるので、リヤ側の各ピストン13は圧縮作動しない。このため、逆止弁41はフロント側との圧力差で下降し、リヤ側の吐出通路(リヤ側の高圧ガス帯A)が閉じられ、高圧ガス冷媒が低圧側に逆流することを防止する。他方、フロント側のソレノイドコイルには通電がなされず、上記の図3の(a)と同様にして各ピストン13が圧縮作動を行なう。このようにして、図3の(b)に示す50%容量運転時においては、高圧ガス冷媒は、フロント側からのみ送り出される。
図4は、本実施例における可変容量圧縮器1の冷媒吐出容量切り替え制御を行なう電流制御装置の電気的構成を示すブロック図である。図に示す電流制御装置300は、エアコンECU100と、そのエアコンECU100にソレノイド駆動回路10を介して接続される可変容量圧縮器1と、エアコンECU100と接続されるボデーECU200と、を主として構成される。
エアコンECU100は、その要部が、CPU101、ワークメモリ102aを有するRAM102、周知のエアコン制御プログラムを含む各種プログラムを記憶するROM103、入出力部(図ではI/Oと表示)105、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ(図では外部メモリと表示)106、及び通信インターフェース(図ではIFと表示)107が内部バス14にて接続されて構成される。このエアコンECU100は、シリアル通信バス50によりボデー系ECU200等の他のECUと通信インターフェースを介して接続している。ボデー系ECU200には、蒸発器(エバポレータ)5通過後のインレットエア温度を検出するエバポレータ温度センサ201、及びエンジン冷却水温を検出する水温センサ202等の各種センサ群が接続されており、それらが検出する車両の基本動作情報をエアコンECU側が取得することを可能としている。また、エアコンECU100の入出力部105には、車両用空調装置の各種エアコン操作を実行するための操作部120と、可変容量圧縮器1の可変容量機構であるソレノイド部43を駆動するためのソレノイド駆動回路10とが接続されている。
ソレノイド駆動回路10は、エアコンECU100にて決定されるデューティ比に基づいて入力パルスの生成を行ない、生成された入力パルスを可変容量圧縮器1のソレノイド部43に設けられたスイッチングトランジスタTrに対して入力するものである。図5は、可変容量機構の切り替えを行なう容量切り替え手段をなすソレノイド部43の駆動する回路を示す図であり、電源Vbに対し、スイッチングトランジスタTrとソレノイド部43のソレノイドコイルL(図3の符号13a)がこの順で直列接続されている。本実施例の電源Vbは鉛蓄電池からなる車載バッテリーである。
また、エアコンECU100のROM103には、可変容量圧縮器1における冷媒吐出容量の可変容量機構を切り替えるための空調モード切替プログラム103aが格納されている。以下、該空調モード切替プログラム103aの流れを、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、S1においてエンジンが始動すると、S2において、フロント側とリヤ側との双方のソレノイドコイルLに対して通電が行なわれ、フロント側とリヤ側との双方のピストン13を圧縮作動がされない状態(可変容量圧縮器1の冷媒吐出容量を0%とする0%容量運転状態)とする。その上で、S3において、車両に設けられたエアコン操作部120の主電源がONとされていた場合にS4に進み、S4では、エアコン操作部120に設けられたエコノミ制御スイッチがONとされているかを判定する。ONであった場合はS6に進み、OFFであった場合にはS5に進む。S5では、冷房熱負荷状態を判定する。具体的には、本実施例の冷凍サイクルにインレットエアを冷却するあるか否かの判定を、エバポレータ温度センサ201が検出する、蒸発器(エバポレータ)5通過後のインレットエア温度に基づいてCPU101が判定を行なう。本実施例では、インレットエア温度が予め定められた下限温度(例えば3℃)以上であった場合にS8に進み、下限温度以下であった場合にはS6に進む。S6では、エンジン冷却系が高温状態にあるか否かを判定する。具体的には、水温センサ202が検出するエンジン冷却水の温度が予め定められた下限温度以下であった場合にS6進み、下限温度以上であった場合にはS7に進む。S7では、フロント側とリヤ側との双方のソレノイドコイルLに通電を行なわず、双方のピストン13を圧縮作動させ、可変容量圧縮器1の冷媒吐出容量を100%とする100%容量運転状態(通常制御モード)としてS7に進む。また、S8に進んだ場合には、リヤ側のソレノイドコイルLのみ通電を行ない、フロント側のピストン13のみを圧縮作動させて、可変容量圧縮器1の冷媒吐出容量を50%とする50%容量運転状態(エコノミ制御モード)としてS9に進む。S9では、エアコン操作部120の主電源がOFFされたか否かを判定し、OFFされていない場合にはS4に戻って上記のS4〜S8を繰り返し、OFFされていた場合には本プログラム103aを終了する。
本実施例は、上記プログラム103aの実行において、S2及びS8において、ソレノイドコイルLへの通電がなされる。図5のソレノイドコイルL(図3の符号13a)は、車両のバッテリー電源Vから受電する駆動電流の平均値が予め定められた目標電流値Iに維持されるよう、その目標電流値Iに対応した基本デューティ比ηにより、該ソレノイドコイルLの電源V側に直列接続されたスイッチングトランジスタTrによってPWM駆動制御されるように構成される。そして、ソレノイドコイルLを駆動するPWM制御のデューティ比ηは、最初から上記した基本デューティ比ηに設定してソレノイドコイルLの駆動を立ち上げると通電初期においてオーバーシュート電流の発生が見込まれるため、そのオーバーシューと電流が縮小されるようにされている。
図7は、本実施例において、ソレノイドコイルLへの通電を行なうためにソレノイド駆動回路10がスイッチングトランジスタTrに出力する制御パルス信号のデューティ比を示している。ここでは、予め定められた立ち上がり制御時間tがT−Tと定められており、その立ち上がり制御時間t内においてソレノイドコイルLの通電電流Iを目標電流値Iとするように、デューティ比ηが図7の直線aに示すようにリニアに変化させる。そして、立ち上がり制御時間t経過後には、デューティ比ηがソレノイドコイルLの通電電流Iを目標電流値Iに維持する基本デューティ比ηに固定する。これにより、ソレノイドコイルLへの通電電流Iは、立ち上がり制御時間t内においてオーバーシュートを生じることなく、図8の直線bに示すようにリニアに変化して、立ち上がり制御時間t経過後には目標電流値Iに維持される。従来は、ソレノイドコイルLへの通電に際して、デューティ比ηが直ちに基本デューティ比ηに設定されるため、ソレノイドコイルLへの通電電流Iは、図8のb´に示すように、立ち上がり制御時間t内においてオーバーシュートを生じていた。なお、デューティ比ηは、時間tに対して本来断続的に変化するパラーメータであるが、図7においてはその断続的変化を補完した連続関数として表したものである(図9も同様)。
なお、本発明は、駆動電流の平均値が予め定められた目標電流値に維持されるよう、駆動対象となる誘導性負荷を、該目標電流値に対応した基本デューティ比により該誘導性負荷の電源側に直列接続されたスイッチングトランジスタによりPWM駆動制御する誘導性負荷の制御方式において、PWM制御のデューティ比を基本デューティ比よりも小さく設定された立ち上がり制御時間を設けたことを特徴とするものであり、その立ち上がり制御時間内におけるPWM制御のデューティ比は、少なくとも、最初から基本デューティ比に設定して誘導性負荷の駆動を立ち上げた場合に見込まれる目標電流値に対する通電初期のオーバーシュート電流が縮小されるようなデューティ比であれば特に限定はされない。
以上、本発明の実施例を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、図9に示すように、デューティ比が曲線a2や曲線a2のように曲線的に変化するように制御させてもよいし、a3のように階段状に変化するように制御することもできる。また、本発明は、上記の可変容量圧縮器の圧縮方式のものに限定されるものではなく、他の方式においても、冷媒吐出容量の切り替えバルブを駆動するソレノイドを有するものであれば適用可能である。
本発明の誘導性負荷のPWM駆動方式を採用した、車両用空調装置の冷凍サイクルの模式図。 図1の可変容量圧縮器の断面図。 図1の可変容量圧縮器の容量運転状態を説明する図。 図1の可変容量圧縮器の冷媒吐出容量切り替え制御を行なう電流制御装置の電気的構成を示すブロック図。 図2のソレノイド部43を含んで構成される回路図。 空調モード切替プログラムの流れを示すフローチャート。 制御パルス信号のデューティ比の変化を示す図。 図7の制御パルス信号に基づく駆動電流の平均値の変化を示す図。 図7とは異なる、制御パルス信号のデューティ比の変化を示す図。
符号の説明
1 可変容量圧縮器
10 ソレノイド駆動回路
100 エアコンECU
101 CPU
102 RAM
103 ROM
103a 空調モード切替プログラム
105 入出力部
106 外部メモリ
120 エアコン操作部
200 ボデーECU
201 エバポレータ温度センサ
202 水温センサ
η 基本デューティ比
立ち上がり制御時間
目標電流値

Claims (4)

  1. 駆動電流の平均値が予め定められた目標電流値に維持されるよう、駆動対象となる誘導性負荷を、該目標電流値に対応した基本デューティ比により該誘導性負荷の電源側に直列接続されたスイッチングトランジスタによりPWM駆動制御する誘導性負荷の制御方式において、前記PWM制御のデューティ比を最初から前記基本デューティ比に設定して前記誘導性負荷の駆動を立ち上げた場合に見込まれる前記目標電流値に対する通電初期のオーバーシュート電流が縮小されるよう、前記基本デューティ比よりも小さく設定された立ち上がり制御時間を設けたことを特徴とする誘導性負荷のPWM駆動方式。
  2. 前記立ち上がり制御期間において前記デューティ比を前記基本デューティ比まで漸増させる請求項1記載の誘導性負荷のPWM駆動方式。
  3. 前記立ち上がり制御期間において前記デューティ比を前記基本デューティ比まで直線的に増加させる請求項1記載の誘導性負荷のPWM駆動方式。
  4. 前記誘導性負荷が車両用空調装置の可変容量コンプレッサーに設けられた、冷媒吐出容量の切り替えバルブを駆動するソレノイドである請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の誘導性負荷のPWM駆動方式。
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CN110594477A (zh) * 2019-09-29 2019-12-20 南京航启电液控制设备有限公司 一种用于压电型高速开关阀的软着陆pwm控制方法及系统

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