JPS63318106A - 回路素子の製造方法 - Google Patents

回路素子の製造方法

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JPS63318106A
JPS63318106A JP62153637A JP15363787A JPS63318106A JP S63318106 A JPS63318106 A JP S63318106A JP 62153637 A JP62153637 A JP 62153637A JP 15363787 A JP15363787 A JP 15363787A JP S63318106 A JPS63318106 A JP S63318106A
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JP
Japan
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silane coupling
substrate
carbon
coupling agent
resistor
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JP62153637A
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Koji Tani
広次 谷
Toru Kasatsugu
笠次 徹
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアルミナ等の無機質絶縁基板上にカーボン抵抗
体を設けた可変抵抗基板等の回路素子の製造方法に関す
る。
従来技術とその問題点 従来、カーボン系粉末を導電成分とするカーボン抵抗ペ
ーストは、絶縁基板上にスクリーン印刷し、これを焼付
けることにより抵抗体として形成されていた。
しかしながら、このような製造方法では、カーボン抵抗
体と基板とは単に物理的な作用で密着しているため、密
着性が悪く、カーボン抵抗体が剥離してしまうという問
題点を有していた。特に、小型の可変抵抗器にあっては
回転寿命特性の劣化が著しい。
発明の構成 そこで、本発明に係る回路素子の製造一方法は、カーボ
ンペーストの塗布、焼付けの前工程として無機質絶縁基
板の表面をシランカップリング剤で処理することを特徴
とする。
本発明に用いられるシランカップリング剤としては、例
えば、7−ゲリシドキシブロビルトリメトキシシラン、
β−(3,4、エポキシシクロへキシル)エチルトリメ
トキシシラン、N−β(アミノエテル)1−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)7−
アミツプロピルメブ・ルジメトキシシラン、7−メノし
カプトプルピルトリメトキシシラン等がある。これらの
シランカップリング剤は、その分子中に2個以上の異な
った反応基を有する有機けい素単清体であり、反応基の
うち一つのガラス、金属、けい砂などの無機質と化学結
合する反応基、例えば、メトキシ基、エトキシ基、シラ
ノール基であり、いま一つの反応基は種々の合成樹脂を
構成する有機質材料と化学結合する反応基、例えば、ビ
ニール基、エポキシ基、メタアクリル基、アミノ基、メ
ルカプト基などからなるものである。
シランカップリング剤は、通常、例えば、メタノール、
エタノール、イソプロピルアルコール。
トルエン、アセトンなどの希釈溶媒にて希釈され、0.
5〜10%の溶液状態で用いられる。
また、カーボンペーストは、導電成分としてのカーボン
系粉末、例えば、カーボンブラック、黒鉛以外に、充填
剤としてフィラーが含有させられる。無機質フィラーと
しては、シリカ、アルミナ。
ガラス、タルク、粘土、水酸化アルミニウム、アスへス
ト、二酸化チタン、亜鉛華などが用いられる。なお、無
機質フィラーのほか充填剤としてフッ素糸樹脂などの有
機質フィラーを含有菌せても良い。これらの電導成分と
フィラーとは結合剤樹脂にて結合させられる。結合剤樹
脂としては、エポキシ、フェノール、ウレタン、メラニ
ン、EPDM、SBRなどが用いられる。
さらに、無機質絶縁基板の材質としては、アルミナ、ガ
ラス、ジルコニア、フォルステライトなどが用いられる
作用 かかる本発明においては、無機質絶縁基板、の表面がシ
ランカップリング剤にて処理されることにより、基板の
無機質と抵抗体を構成する無機質フィラー、結合樹脂と
がそれぞれシランカップリング剤の反応基と化学結合き
れ、物理的な結合と相俟って強固に結合されることとな
る。
実施例 本実施例においては、無機質絶縁基板として、AlzO
sを焼結したものを用いた。この基板の表面を処理する
シランカップリング剤としては、7−ゲリシドキシブロ
ビルトリメトキシシランをエタノールにて0.5wt%
に希釈したものを用い、前記基板をこの溶液に浸漬した
後、110℃の温度で60分間熱処理を施した。
カーボン抵抗ペーストとしては、黒鉛7.20wt%、
カーボンブラック4.30wt%、無機質フィラー10
、70賀t%、有機質フィラー6、70wt%、エポキ
シ樹脂41.70wt%、フェノール樹脂24.73w
t%、キシレン樹脂4.59wt%、イミダゾール0.
08wt%の組成からなるものに、溶剤としてテルピネ
オール。
ベンジルアルコールを適量加え、混合、混練を1時間行
なったものを使用した。
このカーボン抵抗ペーストを前記シランカップリング剤
で処理されたアルミナ基板上にスクリーン印刷し、20
0〜280℃の温度で10〜30分間熱処理することに
より厚膜抵抗体とした。
このようにして得られた厚膜抵抗体の緒特性についての
実験結果を以下の第1表に示す。なお、第1表では比較
のためシランカップリング剤での処理を行なわない実験
結果も併記する。
[以下余 白コ 第1表 ※なお、アルミナ基板の上に厚膜抵抗体を形成したもの
で可変抵抗器を構成し、厚膜抵抗体の上に摺動子を回転
きせたときの抵抗値の変化率である。
以上の第1表から明らかなように、シラン力・ノブリン
グ処理を施した場合には、剥離テープテストや回転寿命
テストでも剥離を生じることなく、しかも各特性は要求
されるスペック内に収まった。
シランカップリング剤での処理濃度としては、0゜1〜
10wt%の範囲で、特に0.5wt%で良好な密着性
改良効果が得られた。処理濃度が10wt%を越えると
、Agペーストからなる電極上への半田付は劣化が生じ
た。
また、前述したシランカップリング剤の反応機構から明
らかなように、シランカップリング剤とA1*Oi基板
との化学反応は加熱によって形成される。7−ゲリシド
キシブロピルトリメトキシシランからなるシランカップ
リング剤0.5wt%のエタノール溶液中番εA1gO
n基板を浸漬した後の最適熱処理条件は、110°Cの
温度で60分間加熱することであった。また、シランカ
ップリング剤と抵抗体との化学反応も加熱によって形成
されることから、シラン処理後のA1.C)a基板上に
カーボン抵抗ペーストを印刷後焼付けることとなる。こ
の焼付は条件は、200〜280℃の温度で10〜30
分間加熱することにより良好な密着改良効果が得られた
λ里五衆玉 本発明によれば、無機質絶縁基板の表面を予めシランカ
ップリング剤で処理すること番こより、シランカップリ
ング剤の反応基の作用にてカーボン抵抗体と基板との密
着性が格段に向上し、カーボン抵抗体の剥離が解消され
、この基板を特に可変抵抗器に用いた場合の回転寿命特
性を大きく向上させることかでさる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カーボン系粉末を導電成分とするカーボンペース
    トを無機質絶縁基板上に塗布して焼付ける前工程として
    、無機質絶縁基板の表面をシランカップリング剤で処理
    することを特徴とする回路素子の製造方法。
JP62153637A 1987-06-19 1987-06-19 回路素子の製造方法 Expired - Lifetime JP2560729B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62153637A JP2560729B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 回路素子の製造方法
US07/209,290 US4877565A (en) 1987-06-19 1988-06-20 Method of manufacturing circuit component such as stator for variable resistor

Applications Claiming Priority (1)

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JP62153637A JP2560729B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 回路素子の製造方法

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JPS63318106A true JPS63318106A (ja) 1988-12-27
JP2560729B2 JP2560729B2 (ja) 1996-12-04

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212454A (en) * 1975-07-21 1977-01-31 Victor Company Of Japan Insulation treatment for electronic parts
JPS5651804A (en) * 1979-10-04 1981-05-09 Tokyo Cosmos Electric Carbon resistor for slide resistor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212454A (en) * 1975-07-21 1977-01-31 Victor Company Of Japan Insulation treatment for electronic parts
JPS5651804A (en) * 1979-10-04 1981-05-09 Tokyo Cosmos Electric Carbon resistor for slide resistor

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JP2560729B2 (ja) 1996-12-04

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