JPS63318043A - カラ−ブラウン管の色ずれ調整方法及び調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカラーブラウン管の色ずれ調整において、予
め求めた熟練作業者の経験的知識や、カラーブラウン管
の特性などを利用する調整方法及び調整装置に関するも
のであり、調整装置においてはとくに、ダイナミックコ
ンバーゼンス調整装置に関するものである。

〔従来の技術〕

一般ＶＣ１カラーブラウン管ｃ以下、ＣＲＴと略称する
）は赤、緑、青（以下、Ｒ，Ｇ、Ｂとする）の３本の電
子銃から出る電子ビームが管面のそれぞれの蛍光体を発
光するようにつくられるが、部品のばらつきなどの要因
により調整なしで組立てることは不可能である。このた
め、調整素子などを付加して電子ビームが管面のそれぞ
れの蛍光体を発光するよう調整を行っている。このよう
な調整としては、３本の電子ビームが管面のそれぞれの
蛍光体を正確に発光するようにするための純度調整と同
時に出た３本の電子ビームが管面の同じ点を発光するよ
うＫするコンバーゼンス調整がある。特に、コンバーゼ
ンス調整には画面の中央の３色の位置ずれ量、すなわち
、ミスコンバーゼンス量Ｃ以下、ミスコン量とする）′
ｆｒ調整するスタティックコンバーセンス調整と画面の
周辺のミスコンｆｌ’に調整するダイナミックコンバー
ゼンス調整がある。

従来、この種の調整のうち色ずれの要因と調整素子の効
果や調整手段が明確にされている純度の一部やスタティ
ックコンバーゼンス調整はすでに自動化されているもの
がある。

このスタティックコンバーゼンス調整作業を自動化した
例としては第６図に示すような装置が提案されている。

この第６図は特開昭６０−３０１５５号公報に示された
装置の実例であり、図においてＣＲＴ　＋９１のネック
部にスタティックコンバーゼンスの調整素子即ちリング
マグネットｕυ（ＯＦ−ＡＳＳＹ）が配置されており、
またＣＲＴ＋９１には映像信号を供給すべき映像信号発
生５１７）が接続されている。

（＠は光電変換素子であり、レンズＩ８０により結像さ
れた画面上の光点像に応じた起電力を生じさせるもので
ある。演算回路６４け光電変換素子（晴より得られた信
号よりミスコン量を演算するものである。得られたミス
コン量は制御回路Ｉｌｌ全通して演算回路ａｌ、ａｌに
与えられ、スタティックコンバーゼンス調整素子ａ漫の
駆動部が求められ、各駆動部ａ４６４］　、署、嶺、１
６場が駆動される。

従来の自動調整装置はスタティックコンバーゼンスが中
心であり、ダイナミックコンバーゼンスの調整に関して
は、画面周辺部のミスコン量調整であるためシャーシの
影響等、外部磁界の影響を受けやすく、定量化が困難で
あるため、自動化がされていなかった。従って、ダイナ
ミックコンバーゼンス調整は、全てを熟練した作業者Ｖ
Ｃ頓っており、作業者が周辺部のミスコン量を見て感覚
的に判断し、調整素子Ｃ偏向ヨーク）を動かし、かつま
だ残るミスコン量の補正のため、マグネット片を偏向ヨ
ークに貼り付ける作業により、Ｒ，Ｇ及びＢの３本のビ
ームを１点に集中させていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のカラーブラウン管の色ずれ調整方法及び調整装置
に以上のようになされていたので、このような作業者に
よる調整方法では、高精度な調整が不可能であるととも
に多くの労力と時間全必要としていた。またこの調整は
、ＣＲＴ管画面画面点を注視する作業のため、作業者の
反骨が著しく、調整の個人差もかなりあった。

本発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、カラーブラウン管の純度・コンバーゼンスの全
ての調整作業が経験的知識分有す熟練作業者でなくとも
できる調整方法を捉供することを目的とする。

甘た本発明の別の発明においては、特に経験的知識を有
する熟練作業者でなくとも自動的にダイナミックコンバ
ーゼンス調整ができる調整装置？提供することを目的と
する。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明に係るカラーブラウン管の色ずれ調整方法は、カ
ラーブラウン管の画面上の測定点に対し、電子銃よりビ
ームを照射して３原色の発光点を個別に形成する第１ス
テップ、上記各発光点の位置全検出して上記各発光点の
位置ずれ量分測定する第２ステップ、所定の色ずれ量に
対してあらかじめ検証された調整方法を記憶する知識デ
ータを参照して、上記第２ステップで測定された色ずれ
量から調整方法を決定する第３ステップ、及び第３ステ
ップで決定された調整方法を実行する第４ステップを施
すものである。

筐た、本発明の別の発明に係るダイナミックコンバーゼ
ンス調整装置はカラーブラウン管の画面上の測定点に対
し、電子銃よりビームを照射して、３原色の発光点を個
別に形成する映像信号発生手段、上記各発光点の位置を
検出して上記各発光点の位置ずれ量を示すミスコンバー
ゼンス量を測定するミスコンバーゼンス量測定手段、上
記ミスコンバーゼンス量を補正するために、所定のミス
コンバーゼンス量に対シてあらかじめ検証された偏向ヨ
ークの移動畦及び磁性体の配設方法を記憶する知識デー
タ記憶手段、この知識データ記憶手段に記憶された知識
データを参照して、測定されたミスコンパーゼン定され
た判定結果にもとずいて、上記偏向ヨークの移動及び上
記磁性体の配役を実行する実行手段を備えるものである
。

〔作用〕

本発明におけるカラーブラウン管の調整方法ハ、予め純
度・コンバーゼンスの色ずれに関する熟練作業者の経験
的知識などから色ずれ量と調整方法の関係を求めておき
、この関係から現状の色ずハの調整方法を求める。

また本発明におけるダイナミックコンバーゼンス調整装
置はミスコン量を補正するために、予め検証された偏向
ヨークの移動歇及び磁性体の配役方法全記憶させておき
、この知識データを参照して、測定されたミスコン量か
ら調整方法を決定し、実行する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例ケ図について説明する。第１図
は、本発明の一実施例によるダイナミックコンバーゼン
ス調整装置を示すブロック構成図である。この実施例は
第１図から明らかなように、ＣＲＴ（９１ｆ／ｉｍはダ
イナミックコンバーゼンスの調整素子１０１　（偏向ヨ
ーク）と前述のスタティックコンバーゼンスの調整と、
それに前もって行なわれる純度調整とに用いられる多極
のリングマグネットであるＯＦ　−ＡＳＳＹ　（ｌυが
取り付けられている。このＣＲＴ　＋９）には、このＣ
ＲＴ　（９１の画面上に１個の光点を発生するような映
像信号を供給する映像信号発生器（７）が接続される。

このＣＲＴ　ｉ９１の画面側には、前記光点に対向する
チンピカメラ（３）（後述する）が設けられる。そして
、テレビカメラ（３）からの出力は、ミスコン量測定手
段（２）に与えられる。ミスコン量測定手段（２）ハ、
テレビカメラ１３）からの出力に基づいて前記画面上の
各色の発光点の光点からの位置すれと検出するためのも
のであり、その出力は１．！ｉＩ制御回路Ｉｌ＋に与え
られる。

前記制御回路（１）は、予め定められた画面上の測定点
にテレビカメラ（３）を移動させるために、駆動系制画
器（４１全通してテレビカメラ（３）の位置を制御する
・捷た前記、ｖｌｌ＠回路］１）に、予め定められた画
面上の測定点に光点を発生させる位置情報及び色切換信
号を信号発生器（７）に与える。

また前記ＩＩＩ御回路＋１１は、調整方法判定手段（６
）（後述する）により決定された調整方法に関する情報
の出力に基づき、調整素子（ｌＯ）を駆動系制御器１４
１を通して制御し、またマグネット片貼付に関する情報
は表示手段ｆ８１　Ｋ与える。

駆動系制御器＋４１　ｉｊ、制御回路Ｉ１１から与えら
れるテレビカメラ１３）及び調整素子（ｌＯ）の制御情
報に基づきテレビカメラ１３）及び、調整素子（ｌＯ）
の移動を行う。

調整方法判定手段１５１　ｉ’ｔ、ミスコン量測定手段
（２）により求められた各色の発光点の光点からの位置
のずれ量（色ずれ量）を制御回路Ｉｌ＋より与えられ、
その色ずれ量を補正するだめに、その調整方法即ち調整
手段と調整鯖を知識データ記憶手段に記憶される知識デ
ータ（後述する）を基に類推、決定し、その結果全制御
回路１１１に与える。

信号発生器（７）は、制御回路ＩＩ＋から与えられる光
点の水平位置信号、垂直位置信号及び色切換信号に応じ
た位置に光点ができるように、映像信号を発生してＣＲ
Ｔ　（９１へ加える。

表示手段（８）は、調整素子（ｌＯ）の移動によっても
まだ生じるミスコン量を補正するために、調整素子（１
０１に貼り付けるマグネット片の位置及び方向を作業者
に表示・指示するだめのもので、それらの情報は制御回
路Ｉｌ＋から与えられる。

テレビカメラ１３）は、第６図における光電変換素子叫
と同様の働きケするもので、ＣＲＴ　（９１画［１１＋
上に発光する発光点を受光し映像信号に変換するもので
ある。このテレビカメラ（３）の視野の直交軸はＣＲＴ
　＋９１の走査線の直交軸ＶＣ対応させておく。

知識データは、従来熟練作業者がダイナミックコンバー
ゼンス調整作業において感覚的に判断していたことを、
数値データ的に捷とめたものであり、その構成要素の一
例會第５図に示す。

第５図に、測定点におけるミスコン量（第３図における
ｏｃｖ、ａｃｖ）と調整手段及びその調整鈑（調整素子
部！！ＩＩ量、マグネット片貼り付は位置情報）が、−
組となったデータであること金示す。

次ＶＣ上記実施例の動作を第２図〜第５図を参照しなが
ら説明する。第２図は本発明の一実施に係る制御回路ｔ
ｘｔの制御動作を示すフローチャート図、第３図は本発
明の一実施例に係るミスコン量測定手段のミスコン量測
定方法を説明する説明図、及び第４図はＣＲＴ　（９１
管面上のミスコン量測定点の一例を示す説明図である。

先ず制御回路…からＣＲＴ　＋９１へ光点−ないしビー
ムの色をＲにするように色切換信号を信号発生器（７）
へ与えて、また測定点（ト）に光点を発光させる水平位
置信号及び垂直位置信号も信号発生器（７１へ与える。

ＣＲＴ　（９１画曲上で光点が発光するとテレビカメラ
１３）の視野範囲ＶＣ発光点が入るように駆動系制御器
・４１によりテレビカメラ（３）の位置を制御し、検出
された発光点ｃ（１）の水平、垂直の位置をＲＸ、Ｒ７
として記憶する。同様の操作をＧ、Ｂについても行ない
、それぞれの発光点（２）Ｑの位置ｉＧｘ％Ｇｙ、　Ｂ
ｘ、　Ｂｙとして記憶する。

Ｒ，Ｇ、Ｒ３色の発光点ｃ３ｎ　ｃｉａ　ｃａの位置測
定が終るとミスコン量（ｏｃｖ、ｃｃｖ）Ｈベクトルと
して次のようＫｉする。

００Ｖ＝　（Ｂｘ　−Ｒｘ、　Ｂｙ　−ＲｙＲｘ＋Ｂｘ ００　Ｖ　＝　（−−Ｇｘ　、　勾−一賭一。ｙ）これ
が、測定点−のミスコン量となる。同様の操作を予め定
められた測定点全て（７）〜−について行なう。以上が
ミスコン量測定のステップ伐９である。

次にミスコン量測定ステップ圓により得られたミスコン
量より、ステップ＠で調整素子（ｌＯ）の移動による調
整が必要かどうかの判定を行なう。

この判定においては、従来より作業者が行なっているよ
うに、ＣＲＴ　（９１画面全体ケ均等に評価するのでな
く、画面の周辺部の各中央部、すなわち第４図の例にお
ける測定点（４υ、−１に）、（ロ）に重み全おいた評
（ｉｎ行う。

この判定において調整素子＋１０１　Ｋよる調整が必要
となれば、知識データを参照して調整素子（ｌＯ）の移
動数、移動方向を決定し、それを駆動できる駆動構機（
例えばパルスモータ）によって調整素子１１０１　’？
移動させる（ステップ２３）。この後再びミスコン量測
定ステップｔ２＋４によりミスコン量を測定し、調整素
子（１０）による調整が必要でないと判定される１で、
この動作を繰り返す。

次にステップ（財）で調整素子（１０）によっても補正
できないミスコン量がマグネット片を調整素子（１０）
に貼り付けることで可能かどうかを、知識データを参照
し判定する。マグネット片貼り付けによりミスコン量が
補正できると判定されない時は、再び知識データを参照
し、マグネット片を貼り付けることで補正が可能になる
であろうと類推されるところに、調整素子（ＩＯ）を移
動させ（ステップ、２Ｓ　）　、　　ミスコン量測定ス
テップ・蛍により再びミスコン量を測定する０この処理
をミスコン量がマグネット片貼り付けることで補正でき
ると判定されるまで繰り返し、補正ＯＴ能と判定されれ
ば、そのマグネット片の貼り付ける位置情報を表示する
Ｃステップｔ２７１１゜これら一連の操作を行なうこと
により、ＣＲＴ（９１画面上の各測定点でＲ，Ｇ％Ｂが
重なることなり、これら各色が同一位置で発光すること
になり、ダイナミックコンバーゼンスの調整が完了した
ことになる。

なお、上記実施例では制御回路Ｉｌｌには位ｍを記憶す
るための記憶装置が必要であることや演算・比較が必要
であることから、マイクロコンピュータの利用が考えら
れるが、ミニコンヒュータ等の外部機器に制御回路Ｉｌ
＋の機能を持たせることもｏ［である。また、動作順序
として先にＲとＢのミスコン量を調整することを繰返し
た後、ＲとＧ（又はＢとＧ）のミスコン量全調整するこ
とも可能である。さらに、テレビカメラ（３）と調整素
子（１０）の駆動機構としては１．（ｌレスモータだけ
でなく光電変換素子等の検出器とＤＣモータの組合せも
０Ｔ能である。甘た、上記実施例ではマグネット片貼り
付は位置情報を知識データより求め、作業者に対する指
示音行うだけになっているが、そのマグネット片貼り付
は作業の結果を検査・表示・修正指示？行うことも容易
に実現できる。さらに、作業者が行うこととしているマ
グネット貼り付は作業を自動化することも、駆動機＠全
導入することで容易に実現できる。

捷だ、上記実施例におけるマグネットの貼り付けによる
調整方法は磁性体を配設するようにしてもよく、周辺部
の磁界を外部より′変化させる調整手段で矛、ればよい
。

また、上記実施例では、ＣＲＴ　（９＋画面上に発光さ
せる光点の色を信号発生器（７）により切換えることと
したが、テレビカメラ（３）乞カラーテレビカメラとし
、常に白色の光点を発光させ、ＲｌＧ及びＢの信号を同
時に計測し各色毎に分離することもｏＴ能である。

甘た、上記実施例ではダイナミックコンバーゼンス調整
について説明したが、スタティックコンバーゼンスや色
純度の調整についても同様の方法を適用することができ
、例えば色純度調整の場合は、知識データとして記憶さ
れる調整方法として、所定の色ずれ量に対するリングマ
グネットの回動及び偏向ヨークの移動の鎗が記憶される
。また、スタティックコンバーゼンス調整の場合にはリ
ングマグネットの回動量が記憶される。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、カラーブラウン管の画面
上の測定点に対し、電子銃よりビーム全照射して３原色
の発光点を個別に形成する第１ステップ、上記各発光点
の位置全検出して上記各発光点の位置ずれ量を示す色ず
れ量を測定する第２ステップ、所定の色ずれ量に対して
あらかじめ検証された調整方法を記憶する知識データを
参照して、上記第２ステップで測定された色ずれ量から
調整方法を決定する第３ステップ、及び第３ステップで
決定された調整方法を実行する第４ステップ？施すよう
にしたので、熟練作業者でなくとも短時間に精度の高い
色ずれ調整ができ、性能の均一化と生産性の向上に役立
つ効果がある。

づた、本発明の別の発明によればダイナミックコンバー
ゼンス調整装置として、カラーブララン管の画面上の測
定点に対し、電子銃よりビームを照射して、３原色の発
光点を個別に形成する映像信号発生手段、上記各発光点
の位置を検出して上記各発光点の位置ずれ量を示すミス
コンバーゼンス量を測定するミスコンバーゼンス量測定
手段、上記ミスコンバーゼンスｊｌ補正するために、所
定のミスコンバーゼンス量に対してあらかじめ検証され
た偏向ヨークの移動量及び磁性体の配設方法を記憶する
知識データ記憶手段、この知識データ記憶手段に記憶さ
れた知識データを参照して、測定されたミスコンバーゼ
ンス量から上記偏向ヨークの移ａｔ及び上記磁性体の配
設方法を決定する調整方法判定手段、並びに上記調整方
法判定手段で判定された判定結果にもとずいて、上記偏
向ヨークの移動及び上記磁性体の配設を実行する実行手
段を備えるようにしたので、カラーブラウン管の製造工
程、組立工程等の自動化にすぐれた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるダイナミックコンバー
ゼンス調整装置を示すブロック構成図、第２図は本発明
の一実施例に係る制御回路の動作を示すフローチャート
図、第３図は本発明の一実施例に係るミスコン量測定手
段のミスコン量測定方法全説明する説明図、第４図はＣ
ＲＴ管面上のミスコン量測定点の一例を示す説明図、第
５図はこの発明の一実施例に係る知識データの一部を示
す説明図、及び第６図は従来のコンバーゼンス調整装置
ケ示すブロック構成図である。 図において１１１１ｄ制御回路、（２）はミスコン量測
定手段、１３）けテレビカメラ、（４）は駆動系制御器
、＋６）は調整方法判定手段、（６）ハ知識データ記憶
手段、１７＋は信号発生器、（８）は表示手段、（９）
はカラーブラウン管、（ｌＯ）は偏向ヨーク、（１１）
（ｄリングマグネット、−は光点、６υ〜（至）は発光
点、（ト）〜（財）は測定点である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分會示す。 第１図 ／ｌ：ソ／デマフ′オント 第２図 第３図 Ｒ 第４図 ａｏ：Ｌ九 ３）〜３３：発り、！。 ４０−４８：　ン刻二ｔ、ｆｆ　、

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）カラーブラウン管の画面上の測定点に対し、電子
   銃よりビームを照射して３原色の発光点を個別に形成す
   る第１ステップ、上記各発光点の位置を検出して上記各
   発光点の位置ずれ量を示す色ずれ量を測定する第２ステ
   ップ、所定の色ずれ量に対してあらかじめ検証された調
   整方法を記憶する知識データを参照して、上記第２ステ
   ップで測定された色ずれ量から調整方法を決定する第３
   ステップ、及び第３ステップで決定された調整方法を実
   行する第４ステップを施すカラーブラウン管の色ずれ調
   整方法。
2. （２）色ずれ調整は純度調整を含み、その調整方法はリ
   ングマグネットの回動及び偏向ヨークの移動である特許
   請求の範囲第１項記載のカラーブラウン管の色ずれ調整
   方法。
3. （３）色ずれ調整スタティックコンバーゼンス調整を含
   みその調整方法はリングマグネットの回動である特許請
   求の範囲第１項又は第２項記載のカラーブラウン管の色
   ずれ調整方法。
4. （４）色ずれ調整はダイナミックコンバーゼンス調整を
   含み、その調整方法は偏向ヨークの移動及び磁性体の配
   設である特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか
   に記載のカラーブラウン管の色ずれ調整方法。
5. （５）第４ステップは調整機構駆動装置により自動化さ
   れている特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか
   に記載のカラーブラウン管の色ずれ調整方法。
6. （６）カラーブラウン管の画面上の測定点に対し、電子
   銃よりビームを照射して、３原色の発光点を個別に形成
   する映像信号発生手段、上記発光点の位置を検出して上
   記各発光点の位置ずれ量を示すミスコンバーゼンス量を
   測定するミスコンバーゼンス量測定手段、上記ミスコン
   バーゼンス量に対してあらかじめ検証された偏向ヨーク
   の移動量及び磁性体の配設方法を記憶する知識データ記
   憶手段、この知識データ記憶手段に記憶された知識デー
   タを参照して、測定されたミスコンバーゼンス量から上
   記偏向ヨークの移動量及び上記磁性体の配設方法を決定
   する調整方法判定手段、並びに上記調整方法判定手段で
   判定された判定結果にもとずいて、上記偏向ヨークの移
   動及び上記磁性体の配設を実行する実行手段を備えたダ
   イナミックコンバーゼンス調整装置。