JPS6331770Y2 - - Google Patents

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JPS6331770Y2
JPS6331770Y2 JP3336383U JP3336383U JPS6331770Y2 JP S6331770 Y2 JPS6331770 Y2 JP S6331770Y2 JP 3336383 U JP3336383 U JP 3336383U JP 3336383 U JP3336383 U JP 3336383U JP S6331770 Y2 JPS6331770 Y2 JP S6331770Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
reel
sleeve
coil
segment
steel strip
Prior art date
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Expired
Application number
JP3336383U
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English (en)
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JPS59140017U (ja
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Priority to JP3336383U priority Critical patent/JPS59140017U/ja
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Publication of JPS6331770Y2 publication Critical patent/JPS6331770Y2/ja
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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は薄板鋼帯をコイル状に巻取り、あるい
は巻戻すリール設備において、鋼帯へのリールマ
ーク発生を防止するためにリールと鋼帯との間に
介装されるリールスリーブの改良に関する。
一般に、ブリキ鋼板などの薄板鋼帯はリール設
備にて巻取りや巻戻しが行われている。例えば各
種プロセスラインの上流端側にはペイオフリール
が設けられてコイルとされた鋼帯を巻戻してライ
ンに供給し、一方下流端側にはテンシヨンリール
を設けて巻戻された鋼帯をコイルに巻取るように
している。
ところで、前記鋼帯をリールに直接巻付ける
と、コイルにリールマークが発生してしまう。リ
ールマークはリールセグメントの隅部がコイル内
径部に傷を付けることにより発生するので、これ
を防止することが要求されている。このため、従
来ではリールとコイル内径部との間にゴムあるい
は合成樹脂などの材質からなるスリーブを介在さ
せているところである。すなわち、第1図に示す
如く、リールシヤフト10とリールセグメント1
2とからなるリール14の外周にリールセグメン
ト12を被うように円筒状のスリーブ16を装着
している。そしてこのスリーブ16にコイル18
の内径部を挿入するようにしている。
しかしながら、リール14はコイル18の挿
入、抜取り、および挿入後の保持、巻取り作業性
の観点から径方向に拡縮可能とされているのに対
し、スリーブ16はコイル14内径に合致する定
寸法に形成されている。このために、従来のスリ
ーブ16はリール14の縮径時におけるコイル1
8の挿入、抜取り作業性が極めて悪く、特にコイ
ル18の抜取り時にスリーブ16が一緒に抜け出
てしまう欠点がある。それ故、作業員がスリーブ
16を押えてコイル18の挿入作業をなし、また
抜け出たスリーブ16をコイル18から外して再
びリール14に装着しなければならない煩雑性が
あつた。しかも、これらの作業は機械の中に入つ
ての作業となり、足場も悪く、安全上も問題があ
つたものである。
本考案は、上記従来の問題点に着目し、コイル
の挿入、抜取り作業を能率的になすおことのでき
るリールスリーブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係るリー
ルスリーブは、テンシヨンリールやペイオフリー
ルなどのリール設備におけるリールと、当該リー
ルにより巻取りあるいは巻戻される鋼帯との間に
介装されるリールスリーブにおいて、当該リール
スリーブをコイル幅より長尺に形成し、その両端
にスリツトを形成してリール先端および基部の小
径部でコーン状に形成して構成した。斯かる構成
により、リールスリーブはリールに対して固定状
態にあり、リールが径方向に収縮しても外れるお
それがなくなる。したがつて、コイルの挿入、抜
取り作業時のリールスリーブ脱落がなくなり、作
業を簡易かつ能率的に行うことができる。
以下に本考案に係るリールスリーブの実施例を
図面を参照して詳細に説明する。
第2図は本実施例に係るリールスリーブ20を
取付けたペイオフリール設備の全体側面断面図で
ある。この図に示されるリール設備は、従来と同
様にリールシヤフト22とリールセグメント24
とからなるリール26を有し、このリール26を
芯としてコイル28を装着するようにしている。
そして、リール26の外周すなわちリールセグメ
ント24の外周においてこれを被うようにリール
スリーブ20を取付け、当該スリーブ20を介し
てコイル28を装着するものとしている。
当該実施例に係るリールスリーブ20は第2〜
4図に示されるようにリールセグメント24の外
周に装着し得るように円筒形状に形成されている
が、その長さはコイル28の幅より長尺に形成さ
れ、リールセグメント24の全体を被うような長
さとされている。また、斯かるリールスリーブ2
0の両端部には円周方向に沿い適宜間隔をおいて
複数のV字状のスリツト30が形成され、リール
26の小径部に適合させるようにしている。すな
わち、リールセグメント24の先端部はコイル2
8の挿入容易性の観点から外径を漸減させたテー
パ部とされ、また、リール26の径拡縮機能上か
らリールシヤフト22はセグメン24より小径と
されている。斯かる両小径部にリールスリーブ2
0の両端を密着結合可能とすべく前記スリツト3
0を設けたものである。更に、リール26の先端
テーパ部に対応するリールスリーブ20の先端部
であつて、スリツト30により形成された舌片3
2には複数の透孔34が穿説されている。
なお、前記リールスリーブ20はゴム、合成樹
脂などの弾性材質で形成され、その内径寸法がリ
ール26の径拡開時の外径寸法に合致するように
設定されている。
このようなリールスリーブ20はリール26に
固定されるものであるが、これは第4図に示すよ
うに伸縮ロープ36と締付バンド38によつて行
う。すなわち、リール26のスリーブ20を装着
し、リールセグメント24の先端テーパ部に舌片
32を対応させる。舌片32には透孔34が設け
られているので、ゴム質などの伸縮ロープ36は
当該透孔34に通し、セグメント24に形成した
孔40を通して締付け状態で結合し、コーン状と
なして固定する。他方、リール26の基端側にお
いてはリールシヤフト22にスリーブ20の基端
側の舌片42が対応するので、各舌片42をその
外周面に密着させてコーン状となし円環状の締付
バンド38によつて固定する。
このようにリールスリーブ20をリール26に
固定して取付け、コイル28の挿入、抜取り作業
を行う場合は次のようになる。まず、リール26
にコイル28を挿入する場合は、第5図に示す如
く、コイル28をコイルカー44などによつてリ
ールセンタとコイルセンタとを一致させ、リール
26側に移動する。このときリール26は縮径状
態にある。コイル28の挿入開始によつてリール
スリーブ20とコイル28の内径部とが接触する
が、スリーブ20の先端部はテーパ面に密着固定
されているため、、コイル28の内径部とスリー
ブ20とが摩擦接触してもスリーブ20がリール
26の取付け位置からずれることがない。一方、
リール26からコイル28を抜取る場合は、コイ
ル28をコイルカー44にて支持し、リール26
を縮径させる。この状態では第6図の如くなり、
その後にコイルカー44を移動させてコイル28
をリール26から抜出すものである。このとき、
コイル内径部とスリーブ20の外径部とが摩擦接
触状態となるが、スリーブ20は締付バンド38
によつてリールシヤフト22に固定されているの
で、リール26から抜け出ることはない。
第7図は他の実施例を示し、リールスリーブ2
0の両端のスリツト30をひも46にて結合して
絞り、リール26と独立に両端をコーン状に形成
したものである。
このようなことから、本実施例に係るリールス
リーブを用いることにより、コイル28の挿入、
抜取りの際にスリーブ20がずれたり抜け出たり
することが防止され、作業能率の向上と安全性を
確保できる。
なお、上記実施例ではリールスリーブ20の固
定を伸縮ロープ36や締付バンド38に依つてい
るが、リール26の構造に応じた適宜の固定方法
を採用することができる。
以上の如く、本考案に係るリールスリーブによ
ればコイルの挿入、抜き取り作業に支承をきたす
ことがなくなるというすぐれた効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリールスリーブを取付けたリー
ル設備の断面図、第2図は本実施例に係るリール
スリーブを取付けたリール設備の断面図、第3図
は同リールスリーブの側面図、第4図は同リール
スリーブの固定状態を示す要部断面図、第5図は
コイル挿入時の作用説明図、第6図はコイル抜き
取り時の作用説明図、第7図は他の実施例を示す
リールスリーブの側面図である。 20……リールスリーブ、26……リール、2
8……コイル、30……スリツト、34……透
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テンシヨンリールやペイオフリールなどのリー
    ル設備におけるリールと当該リールにより巻取り
    あるいは巻戻される薄板鋼帯との間に介装される
    リールスリーブにおいて、当該リールスリーブを
    コイル幅より長尺に形成し、その両端にスリツト
    を形成してリールの先端および基部の小径部でコ
    ーン状に形成したことを特徴とするリールスリー
    ブ。
JP3336383U 1983-03-08 1983-03-08 リ−ルスリ−ブ Granted JPS59140017U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3336383U JPS59140017U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 リ−ルスリ−ブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3336383U JPS59140017U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 リ−ルスリ−ブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59140017U JPS59140017U (ja) 1984-09-19
JPS6331770Y2 true JPS6331770Y2 (ja) 1988-08-24

Family

ID=30164159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3336383U Granted JPS59140017U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 リ−ルスリ−ブ

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JP (1) JPS59140017U (ja)

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JPS59140017U (ja) 1984-09-19

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