JPS63317369A - 情報ファイルシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ等のハードコピー装置を備えた情報
ファイルシステムに関する。

〔従来技術〕

情報の多量化に伴い、光ディスク等の大容量記憶媒体に
情報を記憶する情報ファイルシステムが開発されている
が、このような情報ファイルシステムでは、情報の記録
・読出をページ単位で管理し、また一連の情報が複数ペ
ージにわたる場合は、各ページにページ番号を付与して
ページ単位で管理するとともに、一連の情報を１フアイ
ルという単位で管理している。従って、情報の各ページ
は、ページサイズ、解像度、さらに各ファイルは、ファ
イル構成ページ数等の属性と共に記憶され、また記憶情
報のハードコピーを得る場合は、これらの属性に基づき
ページ単位にてハードコピーを得る。また、複数ページ
からなる１フアイルの情報は、ページ番号の若い順に読
出され、読出された順にハードコピーが得られる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、プリンタ等のハードコピー装置における排紙
方法には、印字面を上向きに排紙するフェイス・アップ
、印字面を下向きに排紙するフェイス・ダウンの２種類
があるが、フエイ゛ス・ダウンでは、１フアイルの複数
ページを出力した際に、ハードコピー上層からページ番
号順に順行した排紙状態となるが、フェイス・アップで
は、ページ番号順に出力されるハードコピーが上積みさ
れ、ページ番号順に逆行した排紙状態になるという問題
点があった。

さらに、複数ページにわたる１フアイルの情報のハード
コピーを複数部得る場合には、フェイス・アンプ、フェ
イス・ダウンいずれの方法であっても、各ページ毎に所
要部数が出力され、出力後にオペレータが各ページ１部
ずつを並べ換えて１フアイルにまとめ、これを所要部数
回繰り返さなければならず、作業が煩雑であるという問
題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のであって、複数ページからなるファイル情報の複数部
ハードコピーを、所要部数各組が１ページずつ組合され
た１ファイル単位に仕分して排紙し、また排紙方法に拘
らず、ページ番号順に順行した並びのハードコピーが得
られる情報ファイルシステムの提供を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、情報を記録してある記録媒体から情報を読出
し、読出した情報を印写装置の仕様にて定まる排紙方法
により印写装置から所要部数印写・排紙する情報ファイ
ルシステムにおいて、印写装置の排紙方法を判別する排
紙方法判別手段と、排紙方法判別手段が判別した排紙方
法に応じて記録媒体からの情報読出順序を決定する読出
順序決定手段と、読出順序決定手段が決定した順序に即
して情報を読出す情報読出手段と、情報読出手段が読出
した情報を読出順に印写・排紙する印写・排紙手段とを
備え、これら排紙方法判別、読出順序決定、情報読出、
印写・排紙の一連の処理を所要部数印写復する構成とす
ることを特徴とする。

〔作用〕

本発明は、排紙方法判別手段が印写装置の排紙方法を判
別し、判別した排紙方法に応じて、読出順序決定手段が
記録媒体からの情報読出順序を決定し、決定した順序に
即して情報読出手段が情報を読出し、読出した順に、印
写・排紙手段が情報を印写・排紙し、さらにこれら一連
の処理を所要部数回度復し、所要部数の印写情報を得る
。

〔実施例〕

以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき詳述する
。第１図は本発明に係る情報ファイルシステムの構成を
示すブロック図であって、図中１はスキャナである。ス
キャナ１は、情報を走査してこの信号をページメモリ制
御部２へ出力し、ページメモリ制御部２は与えられるデ
ータ信号をページメモリ３へ出力して一時的に記憶させ
る。キーボード７から入力される検索データ、処理命令
等の信号は主制御部８へ出力され、主制御部８は、命令
信号に応じて検索データの信号をフロッピーディスク等
からなる外部メモリ１２へ出力する一方、外部メモリ１
２から検索データ信号を読出し、また命令信号に従い、
周辺部相互の信号授受を制御する。

ページメモリ制御部２は、主制御部８から与えられる信
号に従い、ページメモリ３に記憶させたデータ信号を、
表示メモリ制御部４．符号・復号化回路９又はブリンク
１４へ出力する。表示メモリ制御部４は、与えられたデ
ータ信号を表示メモリ５を介し、ＣＩ？Ｔ　６へ出力し
て表示する。

符号・復号化回路９は、与えられたデータ信号を圧縮符
号化し、光デイスク制御部１０を介し、光ディスク１１
へ出力してデータ信号が記録され、また記録データ信号
は光デイスク制御部ＩＯを介して光ディスク１１から読
出され、符号・復号化回路９がこれを伸長復号化し、ペ
ージメモリ制御部２へ出力する。また、キーボード７か
ら入力されるノ＼−ドコピー出力の命令信号及び排紙方
法を決定する出力方法種別スイッチ１３から検出される
プリンタ１４のフェイス・アップ、フェイス・ダウン等
の排紙方法の信号を主制御部８がページメモリ制御部２
へ出力すると、主制御部８が、光ディスク１１から読出
しページメモリ３に記憶させたデータ信号をページメモ
リ制御部２がプリンタ１４へ出力し、検出した排紙方法
に応じてハードコピーを出力する。

次に、この情報ファイルシステムの作用につき説明する
。スキャナ１から情報をページ単位で読取り、ページメ
モリ制御部２へ送出して一旦ページメモリ３に記憶し、
ページメモリ制御部２がこの情報を表示メモリ制御部４
へ送出すると、これを表示メモリ５に記憶してＣＲＴ　
６に表示し、またキーボード７から与えられる情報登録
の命令により主制御部８がページメモリ制御部２に登録
を指示して、ページメモリ３に記憶した情報を符号・復
号化回路９へ出力し、符号・復号化回路９はこれを圧縮
符号化して光デイスク制御部１０へ送出し、光デイスク
制御部１０がこの圧縮符号化された情報を光ディスク１
１に登録する一方、キーボード７から情報登録命令と共
に入力されるキーワード、ファイル名等、登録情報に関
連する検索データを、前記光ディスク１１における情報
の登録位置に対応付け、さらに情＠読取に伴ってファイ
ル毎に付与されるファイル構成ページ数、各ページのペ
ージサイズ、解像度等の属性データ及び各ページの記憶
位置を特定するデータにより構成されるファイル管理デ
ータと共に、フロッピーディスク等からなる外部メモリ
１２に記憶しておく。

なお、各情報処理は、情報１ペ一ジ分を１単位として扱
うが、検索データ及びファイル管理データは、複数ペー
ジからなるファイルデータにあっては、ファイル単位で
与える。

また、ハードコピー出力の際は、まずハードコピーを得
るべき情報を検索する。即ち、キーボード７からキーワ
ード等の検索データが入力されると、主制御部８が外部
メモ重用２から、情報登録時に記憶した検索データを読
出して入力検索データと比較し、一致する候補情報のリ
ストをＣＲＴ　６に表示する。

次に、表示された候補の中から、オペレータが印写対象
情報を選択し、キーボード７等からハードコピー出力命
令を与えると、主制御部８が、出力方法種別スイッチ１
３を検出して、プリンタ１４の出力方法、フェイス・ア
ップ又はフェイス・ダウンを判別し、印写対象情報が１
ページずつの単独情報の場合は、その検索データに対応
付けて外部メモリ１２に記憶してある光ディスク１１の
登録位置から該当情報を読出し、読出した情報を符号・
復号化回路９によって伸長復号化し、一旦ページメモリ
３に記憶した後、ヰ食出した出力方法に従い、プリンタ
１４からハードコピーを出力する。

さらに、印写対象情報が複数ページからなるファイル情
報の場合におけるハードコピー出力手順を、フェイス・
アップ、フェイス・ダウン出力夫々について１ファイル
１部出力、複数ファイル１部出力、１ファイル複数部出
力、複数ファイル複数部出力に分けて説明する。

即ち、フェイス・アップによる１ファイル１部出力の場
合、ファイル管理データに基づき、ファイルを構成する
最終ページの記憶位置を算出して特定し、特定した記憶
位置に基づき、光ディスク１１から最終ページの情報を
読出してハードコピーを出力し、以降ページ数を１ペー
ジずつ減じてその記憶位置を特定し、同様にしてファイ
ルを構成する全ページのハードコピーを得る。従って、
最終ページが最下層となって、上層からページ番号順に
順行した排紙状態のハードコピーが得られる。

また、フェイス・アップによる複数ファイル１部出力の
場合、コピ一対象の複数ファイル各ファイルにおいて、
前記ｌファイル１部出力を実行する。なお、ファイル間
の出力順は、オペレータの選択順序に対して正逆いずれ
の方向にも出力可能である。

また、フェイス・アップによる１フアイル複数部出力の
場合は、前記１フアイル１部出力の如く、各ページ１部
出力を１フアイル分実行し、これを所要部数回繰り返す
。従って所要部数各組が１ページずつ、上層からページ
番号順に順行して各組に仕分された排紙状態のハードコ
ピーが得られる。

また、フェイス・アンプによる複数ファイル複数部出力
の場合、各ファイルにおいて、前記１フアイル複数部出
力を繰り返すが、ファイル間の出力順は、オペレータの
選択順序に対して、正逆いずれの方向にも出力可能であ
る。

次に、フェイス・ダウンによる出力の場合は、各ページ
の出力順序が、フェイス・アンプの場合とは逆に、ファ
イルを構成する最初のページから開始し、以降はページ
数を１ページずつ加算していく点以外はフェイス・アッ
プと同様の処理を行い、各ファイルが上層からページ番
号順に順行して積層され、しかも複数部の場合は所要部
数各組が１ページずつ積層された１フアイル単位に仕分
された排紙状態のハードコピーが得られる。

なお、本実施例では、検索データ及びファイル管理デー
タを別途設けた外部メモリに記憶する構成としたが、こ
れに限らず、両データを情報登録した光ディスクの所定
領域に記憶する構成としても同様の効果が得られる。

〔効果〕

本発明は、ハードコピー出力装置の排紙方法に拘らず、
例えば１フアイルの如（関連する一連情報のハードコピ
ーの排紙状態が、ページ番号順に順行するため、ハード
コピーを並べ換える煩雑さがなく、さらに、関連する複
数ページからなる一連情報の複数部ハードコピーが複数
部各組１ページずつ一連に組合わせて仕分された排紙状
態で得られるため、ハードコピーを１部ずつ組合わせ直
して仕分する煩雑さが解消するという優れた効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る情報ファイルシステムの構成を示
すブロック図である。 ２・・・ページメモリ制御部　３・・・ページメモリ７
・・・キーボード　８・・・主制御部　１１・・・光デ
ィスク１２・・・外部メモリ　１３・・・出力方法種別
スイッチ１４・・・プリンタ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、情報を記録してある記録媒体から情報を読出し、読
   出した情報を印写装置の仕様にて定まる排紙方法により
   印写装置から所要部数印写・排紙する情報ファイルシス
   テムにおいて、印写装置の排紙方法を判別する排紙方法
   判 別手段と、 排紙方法判別手段が判別した排紙方法に応 じて記録媒体からの情報読出順序を決定する読出順序決
   定手段と、 読出順序決定手段が決定した順序に即して 情報を読出す情報読出手段と、 情報読出手段が読出した情報を読出順に印 写・排紙する印写・排紙手段とを備え、 これら排紙方法判別、読出順序決定、情報 読出、印写・排紙の一連の処理を所要部数回反復する構
   成とすることを特徴とする情報ファイルシステム。 ２、情報をページ単位で順次記録してある記録媒体から
   ページ単位で情報を読出し、読出した情報を印写装置か
   らフェイス・アップ方法により、所要部数ページ単位で
   印写・排紙する情報ファイルシステムにおいて、 情報読出順序を記録情報のページ順に逆行 すべく定める読出順序決定手段と、 読出順序決定手段が決定した順序に即して 情報を読出す情報読出手段と、 情報読出手段が読出した情報を読出順に印 写・排紙する印写・排紙手段とを備え、 これら読出順序決定、情報読出、印写・排 紙の一連の処理を所要部数回反復する構成とすることを
   特徴とする情報ファイルシステム。