JPS6331665A - 液体収納容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １０発明の背景 （１）技術分野 本発明は薬液等の液体を収納する液体収納容器に関する
ものである。

（２）先行技術及びその問題点 従来、薬液等の液体を収納する容器の多くはＥＶＡ（エ
チレン酢酸ビニル共重合体）や軟質Ｐ■Ｃ（ポリ塩化ビ
ニル）からなっている。この可撓性容器を使用するにあ
たって、可撓性容器が複数ある場合においては、それら
の管理は非常に大変なものであった。例えば、可撓性容
器の性質上、立たせることが困難であるため、それらは
通常（Ｂ＋した状態で保管していた。当然、それらは乱
雑になり、場所を多く取ることになる。

また、手術時などの薬液等の注入時に於いても可撓性容
器を片手で固定して、薬液等を注入しなければならず、
手間がかかるという問題があった。

＋１　、発明の目的 本発明は上述した従来技術に鑑みなされたものであり、
その目的は可撓性容器を立たせて使用できる様にして、
管理を簡単にすると共に手術時などの薬液等の注入の際
に手間が省ける液体収納容器を提供することにある。

＋１１　、発明の構成 上記目的を達成するために本発明は以下の様な構成から
なる。

すなわち、液体を収納する可撓性の液体収納体と、該液
体収納体を略直立状態に保持するスタンドからなる液体
収納容器であって、該スタンドは注入される液体より膨
張する前記液体収納体の両側部を圧着する２枚の側板を
備え、該側板の少なくとも一方に前記液体収納体の膨張
を許容する規制解除部を備える。

また、規制解除部は切欠部であることが望ましい。

更には、規制解除部は隆起部からなっても良い。

ＩＶ　、発明の詳細な説明及び作用 以下、添付図面に従って本発明に係る一実施例を詳細に
説明する。

尚、本実施例では洗浄用の液体を収納する可撓性容器に
応用した場合を想定して説明することにする。

第１図は本実施例の液体収納容器の外観斜視図である。

図中、１は可撓性の液体収納体であって、ＥＶＡや軟質
ＰｖＣからなり、口部１ａを備えている。２は液体収納
体１を立たせて保持し、ＰＰ（ポリプロピレン）からな
るスタンドであり、側板２ａ、２ｂとを備えている。尚
、側板２ａ、２ｂは底板２ｄを介して一体となっている
。

また、この側板２ａには液体を注入した液体収納体１の
膨張の規制を解除する切欠部２ｃを備えている。また、
液体収納体１とスタンド２とは切り離し可能であるが、
通常、液体収納体１内に薬液等の溶液が注入されている
場合には液体の圧力により液体収納体１が横方向に膨張
することになり、スタンド２の側板２ａ、２ｂに圧着さ
れて保持されることになる。また、側板２ａの切欠部２
Ｃにより膨張の規制が解除され、切欠部２ｃから容器本
体１が膨張するのでスタンド２から容器が容易には外れ
る心配はない。そのため、側板２ａ、２ｂ同士の間隔は
、フリーな状態にある液体収納体１に薬液等の液体を注
入して膨張した状態の厚みよりも狭くなっていることが
必要である。

更に、液体収納体１はスタンド２の側板２ａ。

２ｂで圧着保持され、且つ切欠部２ｃにより保持される
ものであるから、使用時に液体収納体１がスタンド２が
外れることがなくなり、取扱いが便利になるが、多少の
力を入れれば容易に外すことも可能である。また、洗浄
用では内部に注入された薬液等の液体と空気とを置換す
るので液体収納体１は縮むことはない。

第２図（ａ）はスタンド２の側板２ｂ方向（後面）から
見た図であり、第２図（ｂ）は第２図（ａ）のスタンド
２を横方向から見た図である。

この図からも解る様に側板２ａ、２ｂの高さは同じでな
くとも構わない。また、本実施例では更に液体収納体１
を安定して固定するために側板２ａ、２ｂの両端部近傍
から底板２ｄにかけて突出部２ｅを設けである。

また、本実施例においては、液体収納体１の膨張を許容
する部分を切欠部としたが、第３図（ａ）、（ｂ）に示
す様に側板に隆起部２ｆを設けることにより、同様の効
果を得ることもできる。

以上の様な構成からなる本実施例の液体収納容器におい
ては、以下に示す様な効果を得ることが可能となる。

薬液等の溶液を混注するときには、液体収納体１を立た
せたまま使用することが可能であり手間が省ける。

また、立たせた状態で保管することができ、内部の薬液
等の液体が口部１ａから溢れることがなくなり、また小
分けの際にその都度立たせるることができるため、準備
のためのスペースをとらずに済む様になる。

尚、本実施例において、スタンド２はＰＰ（ポリプロピ
レン）からなると説明したが、溶液収納体１よりも硬質
のものであることが好ましく他の適宜な材料を用いるこ
とができ、これは本発明を限定するものではない。

また、本実施例では洗浄用の溶液を収納する液体収納容
器について説明したが、これも本発明を限定するもので
はなく、例えば静注用伯液バッグにも応用することか可
能である。

更にスタンド２の側板２ａ、２ｂの間隔を可変可能とす
ることにより、様々な大きさの液体収納体に対処するこ
とができる様にもなる。

更にまた、本実施例では液体収納体１の膨張の規制を解
除する切欠部を側板２ａのみに設けたが、側板２ｂにも
切欠部を設けるために、側板２ａと同様の高さにしても
構わない。

■　発明の具体的な効果 以上説明した様に本発明によれば、液体収納体を直立さ
せたまま確実に保持することが可能となり、薬液等の液
体の混注がスムーズに行なうことが可能となる。

また、液体収納体を立たせた状態で保管することができ
、内部の薬液等の液体が口部１ａから溢れることがなく
なる。

また小分けの際にその都度立たせるることができるため
、準備のためのスペースをとらずに済むことから作業の
効率が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の液体収納容器の外観斜視図、 第２図（ａ）、（ｂ）はスタンドを示す図、第３図（ａ
）、（ｂ）は他の液体収納容器を示す図である。 図中、１・・・液体収納体、１ａ・・・口部、２・・・
スタンド、２ａ、２ｂ・・・側板、２ｃ・・・切欠部、
２ｄ・・・底板、２ｆ・・・隆起部である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）液体を収納する可撓性の液体収納体と、該液体収
   納体を略直立状態に保持するスタンドからなる液体収納
   容器であつて、該スタンドは注入される液体より膨張す
   る前記液体収納体の両側部を圧着する２枚の側板を備え
   、該側板の少なくとも一方に前記液体収納体の膨張を許
   容する規制解除部を備えることを特徴とする液体収納容
   器。
2. （２）規制解除部は切欠部であることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の液体収納容器。
3. （３）規制解除部は隆起部からなることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の液体収納容器。