JP2001170184A - 薬液塗布容器 - Google Patents
薬液塗布容器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構造の液充填機により薬液注入が可能で
あり、塗布部材が本体に対して側方に傾斜し容易に薬液
を身体に塗布することができる薬液塗布容器を提供す
る。 【解決手段】薬液を収容するボトル12と、薬液を少量
づつ取り出す塗布部材18と、ボトル12の側面32,
34の一部を覆い側面32,34上で摺動可能に進退自
在に設けられた持ち手部材42を備える。持ち手部材4
2がボトル12から突出した際に、この持ち手部材42
の突出方向は、塗布部材18の塗布表面に対して所定角
度斜めに位置する。
あり、塗布部材が本体に対して側方に傾斜し容易に薬液
を身体に塗布することができる薬液塗布容器を提供す
る。 【解決手段】薬液を収容するボトル12と、薬液を少量
づつ取り出す塗布部材18と、ボトル12の側面32,
34の一部を覆い側面32,34上で摺動可能に進退自
在に設けられた持ち手部材42を備える。持ち手部材4
2がボトル12から突出した際に、この持ち手部材42
の突出方向は、塗布部材18の塗布表面に対して所定角
度斜めに位置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薬液を塗布する
塗布部材を身体に当接させ、塗布部材の表面から出る薬
液を身体に直接塗布することができる薬液塗布容器に関
する。
塗布部材を身体に当接させ、塗布部材の表面から出る薬
液を身体に直接塗布することができる薬液塗布容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、身体の炎症等を抑える薬液を直接
身体に塗布するものとして、薬液を収容したボトルに筒
状の注ぎ口が設けられ、この注ぎ口に薬液が少量づつ染
み出てくる塗布部材が取り付けられている薬液塗布容器
があった。この塗布部材は、薬液が出る細孔を複数有し
たものや、薬液が少量づつ表面に出てくる平坦部を有し
たものである。
身体に塗布するものとして、薬液を収容したボトルに筒
状の注ぎ口が設けられ、この注ぎ口に薬液が少量づつ染
み出てくる塗布部材が取り付けられている薬液塗布容器
があった。この塗布部材は、薬液が出る細孔を複数有し
たものや、薬液が少量づつ表面に出てくる平坦部を有し
たものである。
【0003】この薬液塗布容器の使用方法は、薬液塗布
容器を傾け塗布部材の裏側に薬液を浸し、薬液塗布容器
の側面を押圧して塗布部材表面に薬液を少量浸出させ、
塗布部材を直接身体に当接させながら動かし、身体に薬
液を塗布するものである。このような薬液塗布容器は、
身体に塗布部材が密着させやすいようにボトルの注ぎ口
近傍が側方に折り曲げられた、くの字型に形成されてい
るものもあった。
容器を傾け塗布部材の裏側に薬液を浸し、薬液塗布容器
の側面を押圧して塗布部材表面に薬液を少量浸出させ、
塗布部材を直接身体に当接させながら動かし、身体に薬
液を塗布するものである。このような薬液塗布容器は、
身体に塗布部材が密着させやすいようにボトルの注ぎ口
近傍が側方に折り曲げられた、くの字型に形成されてい
るものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、製造工程でボトルに薬液を充填する際に、薬液充填
機を用いて自動的に充填するものであるが、ボトルがく
の字型に折り曲げられたものは一般に用いられている直
立ボトル用の液充填機が使用できないものであった。従
って、この屈曲したボトルへの薬液充填は、ボトルの注
ぎ口が上方を向くようにボトルの底面を斜めにした状態
で保持する保持装置、または、ボトルの底面を水平に保
持する場合は傾いたボトルの注ぎ口に合わせて斜めに薬
液を注入する装置等の専用の液充填機が必要であった。
合、製造工程でボトルに薬液を充填する際に、薬液充填
機を用いて自動的に充填するものであるが、ボトルがく
の字型に折り曲げられたものは一般に用いられている直
立ボトル用の液充填機が使用できないものであった。従
って、この屈曲したボトルへの薬液充填は、ボトルの注
ぎ口が上方を向くようにボトルの底面を斜めにした状態
で保持する保持装置、または、ボトルの底面を水平に保
持する場合は傾いたボトルの注ぎ口に合わせて斜めに薬
液を注入する装置等の専用の液充填機が必要であった。
【0005】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、簡単な構造の液充填機により薬液
注入が可能であり、塗布部材が本体に対して側方に傾斜
し容易に薬液を身体に塗布することができる薬液塗布容
器を提供することを目的とする。
みてなされたもので、簡単な構造の液充填機により薬液
注入が可能であり、塗布部材が本体に対して側方に傾斜
し容易に薬液を身体に塗布することができる薬液塗布容
器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の薬液塗布容器
は、薬液を収容するボトルと、上記薬液を少量づつ取り
出す塗布部材と、上記ボトルの側面の一部を覆い上記側
面上で摺動可能に進退自在に設けられた持ち手部材を備
える。そして、上記持ち手部材が上記ボトルから突出し
た際に、この持ち手部材の突出方向は、上記塗布部材の
塗布表面に対して所定角度斜めに位置する薬液塗布容器
である。
は、薬液を収容するボトルと、上記薬液を少量づつ取り
出す塗布部材と、上記ボトルの側面の一部を覆い上記側
面上で摺動可能に進退自在に設けられた持ち手部材を備
える。そして、上記持ち手部材が上記ボトルから突出し
た際に、この持ち手部材の突出方向は、上記塗布部材の
塗布表面に対して所定角度斜めに位置する薬液塗布容器
である。
【0007】また、上記ボトルは直立可能に設けられ、
上記ボトルの上端部に上記塗布部材が設けられた開口部
が形成され、この開口部の開口面は上記ボトルが直立し
た状態で水平に位置するものである。さらに、上記ボト
ルの側面には、対向する一対の平面が設けられ、上記持
ち手部材は、上記ボトル側面の一対の平面に各々対面し
て摺動する一対の摺動板を備えたコ字状の部材からなる
ものである。
上記ボトルの上端部に上記塗布部材が設けられた開口部
が形成され、この開口部の開口面は上記ボトルが直立し
た状態で水平に位置するものである。さらに、上記ボト
ルの側面には、対向する一対の平面が設けられ、上記持
ち手部材は、上記ボトル側面の一対の平面に各々対面し
て摺動する一対の摺動板を備えたコ字状の部材からなる
ものである。
【0008】この発明の薬液塗布容器は、薬液を注口か
ら注入するときは、持ち手部材を収容し、ボトルを自立
させて垂直方向から注入することができる。そして薬液
を身体に塗布するときは、持ち手部材をボトルから突出
させて握り、塗布部材が身体に容易に当接するようにボ
トルを傾けて薬液を塗布することができる。
ら注入するときは、持ち手部材を収容し、ボトルを自立
させて垂直方向から注入することができる。そして薬液
を身体に塗布するときは、持ち手部材をボトルから突出
させて握り、塗布部材が身体に容易に当接するようにボ
トルを傾けて薬液を塗布することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一
実施形態を示すもので、この実施形態の薬液塗布容器1
0は、薬液を収容するボトル12を有し、ボトル12は
熱可塑性樹脂製で射出ブロー成形等により作られてい
る。ボトル12の上面部24には、雄ネジ14が形成さ
れた筒状の注ぎ口16が一体に形成され、注ぎ口16の
端部には塗布部材18を保持したリング状の取付部材2
0が取り付けられている。注ぎ口16の開口部の開口面
は、ボトル12が直立した状態で水平に位置する。
て図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一
実施形態を示すもので、この実施形態の薬液塗布容器1
0は、薬液を収容するボトル12を有し、ボトル12は
熱可塑性樹脂製で射出ブロー成形等により作られてい
る。ボトル12の上面部24には、雄ネジ14が形成さ
れた筒状の注ぎ口16が一体に形成され、注ぎ口16の
端部には塗布部材18を保持したリング状の取付部材2
0が取り付けられている。注ぎ口16の開口部の開口面
は、ボトル12が直立した状態で水平に位置する。
【0010】塗布部材18は、注ぎ口16の開口部をほ
ぼ覆う大きさで表面はほぼ平坦で、複数の細孔22が形
成された多孔質のスポンジ状のゴム等からなっている。
なお、この塗布部材は、薬液が少量づつ染み出てくるも
のであれば良く、一または複数の小孔から表面に薬液が
出てきて塗布可能なものであれば良い。
ぼ覆う大きさで表面はほぼ平坦で、複数の細孔22が形
成された多孔質のスポンジ状のゴム等からなっている。
なお、この塗布部材は、薬液が少量づつ染み出てくるも
のであれば良く、一または複数の小孔から表面に薬液が
出てきて塗布可能なものであれば良い。
【0011】また、ボトル12には上面24に対して平
行な底面26が形成されている。そして、ボトル12
は、上面24に対してほぼ直角で互いに平行な一対の平
面である側面32、34と、側面32、34の間に位置
し外側に膨らむ曲面である側面28,30が設けられて
いる。
行な底面26が形成されている。そして、ボトル12
は、上面24に対してほぼ直角で互いに平行な一対の平
面である側面32、34と、側面32、34の間に位置
し外側に膨らむ曲面である側面28,30が設けられて
いる。
【0012】側面32には、後述する持ち手部材42が
摺動可能に嵌合される溝部36が形成されている。溝部
36は、図2において左上から右下に傾斜して設けら
れ、側面32の、側面28と隣接する端縁部32aの図
面上下端部に開口されている。そして溝部36の底部で
端縁部32a近傍には、図示しない段部が形成されてい
る。側面34にも溝部36と同形の溝部が形成され、ま
た図示しない段部が設けられている。側面28には、側
面32,34の各溝部36の開口部の間に、後述する持
ち手部材42の連結部46を収納する凹部40が形成さ
れている。
摺動可能に嵌合される溝部36が形成されている。溝部
36は、図2において左上から右下に傾斜して設けら
れ、側面32の、側面28と隣接する端縁部32aの図
面上下端部に開口されている。そして溝部36の底部で
端縁部32a近傍には、図示しない段部が形成されてい
る。側面34にも溝部36と同形の溝部が形成され、ま
た図示しない段部が設けられている。側面28には、側
面32,34の各溝部36の開口部の間に、後述する持
ち手部材42の連結部46を収納する凹部40が形成さ
れている。
【0013】ボトル12の溝部36、凹部40には、コ
の字形の持ち手部材42が設けられている。持ち手部材
42は、各溝部36に摺動可能に嵌合される一対の互い
に平行な細板状の摺動部材44と、摺動部材44の端部
同士を連結し凹部40に嵌合される連結部46により形
成されている。摺動部材44の、互いに対向する面に
は、摺動部材44の長手方向に対して平行に位置する側
縁部に、溝部36の底部に摺動可能に当接する立上部4
8が形成され、立上部48の連結部46近傍に、なだら
かな凸部と凹部が連続する係合部50が形成されてい
る。また、連結部46から離れた端部付近、つまり摺動
部材44の先端付近にも、係合部50のような係合部が
設けられている。また、持ち手部材42の連結部46の
厚みは溝部40の深さと同じか、より薄型に形成されて
いる。この実施形態では、持ち手部材42は、ボトル1
2を立てた状態の垂直方向に対して、60°の角度を有
している。
の字形の持ち手部材42が設けられている。持ち手部材
42は、各溝部36に摺動可能に嵌合される一対の互い
に平行な細板状の摺動部材44と、摺動部材44の端部
同士を連結し凹部40に嵌合される連結部46により形
成されている。摺動部材44の、互いに対向する面に
は、摺動部材44の長手方向に対して平行に位置する側
縁部に、溝部36の底部に摺動可能に当接する立上部4
8が形成され、立上部48の連結部46近傍に、なだら
かな凸部と凹部が連続する係合部50が形成されてい
る。また、連結部46から離れた端部付近、つまり摺動
部材44の先端付近にも、係合部50のような係合部が
設けられている。また、持ち手部材42の連結部46の
厚みは溝部40の深さと同じか、より薄型に形成されて
いる。この実施形態では、持ち手部材42は、ボトル1
2を立てた状態の垂直方向に対して、60°の角度を有
している。
【0014】次にこの実施形態の薬液塗布容器10の組
立方法について説明する。まず、ブロー成形されたボト
ル12の注ぎ口16に、直立型の液充填機により薬液を
充填する。そして塗布部材18が取り付けられた取付部
材20を図示しない係合手段により注ぎ口16の開口部
に係合する。そして、ボトル12の外側に持ち手部材4
2を取り付ける。この後、注ぎ口16の雄ネジ14に図
示しないキャップを取り付ける。ここで、持ち手部材4
2は薬液を充填する前に予め取り付けられていてもよ
い。
立方法について説明する。まず、ブロー成形されたボト
ル12の注ぎ口16に、直立型の液充填機により薬液を
充填する。そして塗布部材18が取り付けられた取付部
材20を図示しない係合手段により注ぎ口16の開口部
に係合する。そして、ボトル12の外側に持ち手部材4
2を取り付ける。この後、注ぎ口16の雄ネジ14に図
示しないキャップを取り付ける。ここで、持ち手部材4
2は薬液を充填する前に予め取り付けられていてもよ
い。
【0015】次にこの実施形態の薬液塗布容器10の使
用方法について説明する。薬液を身体に塗布するとき
は、持ち手部材42をボトル12から引き抜く方向に引
っ張り、突出させる。そして、持ち手部材42の摺動部
材44の先端に形成された図示しない係合部が、溝部3
6,38の段部に係合され、抜け落ちを防止するととも
に持ち手部材42が不用意に引っ込んでしまうことを防
ぐ。そして、持ち手部材42を握り、薬液塗布容器10
のボトル12を傾け、収容している薬液を塗布部材18
の裏面に浸し、ボトル12の側面32,34を互いに近
づくように押圧して薬液を塗布部材18の細孔22から
少量出し、塗布部材18を直接身体に当接させながら摺
動し、薬液を身体に塗布する。塗布後は、持ち手部材4
2を押し込めて溝部36,38,40に収納する。この
とき、持ち手部材42の摺動部材44の係合部50が、
溝部36,38の段部に係合され、不用意に突出するこ
とを防ぐ。
用方法について説明する。薬液を身体に塗布するとき
は、持ち手部材42をボトル12から引き抜く方向に引
っ張り、突出させる。そして、持ち手部材42の摺動部
材44の先端に形成された図示しない係合部が、溝部3
6,38の段部に係合され、抜け落ちを防止するととも
に持ち手部材42が不用意に引っ込んでしまうことを防
ぐ。そして、持ち手部材42を握り、薬液塗布容器10
のボトル12を傾け、収容している薬液を塗布部材18
の裏面に浸し、ボトル12の側面32,34を互いに近
づくように押圧して薬液を塗布部材18の細孔22から
少量出し、塗布部材18を直接身体に当接させながら摺
動し、薬液を身体に塗布する。塗布後は、持ち手部材4
2を押し込めて溝部36,38,40に収納する。この
とき、持ち手部材42の摺動部材44の係合部50が、
溝部36,38の段部に係合され、不用意に突出するこ
とを防ぐ。
【0016】この実施形態の薬液塗布容器10によれ
ば、ボトル12が直立型であるため、簡単な構造の直立
ボルト液体充填機により薬液を充填することが可能であ
る。そして、ボトル12に持ち手部材42を、ボトル1
2の垂直方向に対して60°の所定角度で取り付けるこ
とにより、使用状態において薬液塗布容器10がくの字
となり、身体に塗布部材18を密着させることが容易と
なる。
ば、ボトル12が直立型であるため、簡単な構造の直立
ボルト液体充填機により薬液を充填することが可能であ
る。そして、ボトル12に持ち手部材42を、ボトル1
2の垂直方向に対して60°の所定角度で取り付けるこ
とにより、使用状態において薬液塗布容器10がくの字
となり、身体に塗布部材18を密着させることが容易と
なる。
【0017】次にこの発明の第二実施形態について図4
に基づいて説明する。ここで、上述の実施の形態と同様
の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施
形態の薬液塗布容器48は、持ち手部材42の摺動部材
44を長く形成するため、ボトル12の、側面32,3
4の水平方向長さが長く形成されている。そして、側面
28は、上側半分がボトル12の中心に向かって切除さ
れている。また、持ち手部材42の摺動部材44には、
三角波状の滑止部50が形成され、指の滑りを防止す
る。
に基づいて説明する。ここで、上述の実施の形態と同様
の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施
形態の薬液塗布容器48は、持ち手部材42の摺動部材
44を長く形成するため、ボトル12の、側面32,3
4の水平方向長さが長く形成されている。そして、側面
28は、上側半分がボトル12の中心に向かって切除さ
れている。また、持ち手部材42の摺動部材44には、
三角波状の滑止部50が形成され、指の滑りを防止す
る。
【0018】この実施形態の薬液塗布容器48によれ
ば、ボトル12の水平方向を長く形成し、長い摺動部材
44を収納することができる。そして摺動部材44を長
く設けることにより、持ち手部材44が握りやすくな
り、容易に体に薬液を塗布することができる。そして、
ボトル12は、側面28の上半分が陥没されて容積を少
なくしているため、薬液の内容量を増やさずに水平方向
長さを長く形成することができる。
ば、ボトル12の水平方向を長く形成し、長い摺動部材
44を収納することができる。そして摺動部材44を長
く設けることにより、持ち手部材44が握りやすくな
り、容易に体に薬液を塗布することができる。そして、
ボトル12は、側面28の上半分が陥没されて容積を少
なくしているため、薬液の内容量を増やさずに水平方向
長さを長く形成することができる。
【0019】なお、この発明の薬液塗布容器は、上記実
施形態に限定されるものではなく、ボトルや持ち手部材
等各部材の形状は自由に変更可能である。持ち手部材の
ボトルに対する傾斜角度は、垂直方向に対して60°の
傾斜が使用上好ましいが、45°から90°の範囲で適
宜設定可能であり、55°から65°の範囲が、身体へ
の塗布の容易さからより好ましい。また、持ち手部材は
ボトル側面を摺動する事により突没自在であるが、これ
以外に軸部材で取り付けられこの軸部材を中心に回転し
て突没するもの等でもよい。
施形態に限定されるものではなく、ボトルや持ち手部材
等各部材の形状は自由に変更可能である。持ち手部材の
ボトルに対する傾斜角度は、垂直方向に対して60°の
傾斜が使用上好ましいが、45°から90°の範囲で適
宜設定可能であり、55°から65°の範囲が、身体へ
の塗布の容易さからより好ましい。また、持ち手部材は
ボトル側面を摺動する事により突没自在であるが、これ
以外に軸部材で取り付けられこの軸部材を中心に回転し
て突没するもの等でもよい。
【0020】また、持ち手部は、ボトルに退避させた状
態でわずかに突出していても良く、これにより、さらに
持ち手部を長くすることができる。さらに、持ち手部の
引き出し用のくぼみをボトルに形成しても良い。これに
より、さらに持ち手部の引き出しが容易となる。
態でわずかに突出していても良く、これにより、さらに
持ち手部を長くすることができる。さらに、持ち手部の
引き出し用のくぼみをボトルに形成しても良い。これに
より、さらに持ち手部の引き出しが容易となる。
【0021】
【発明の効果】この発明の薬液塗布装置は、注ぎ口が上
方に向かって開口された状態で自立するため、簡単な構
造の液充填機により、垂直方向から薬液を充填すること
ができる。また薬液塗布時には、塗布部材の面に対して
斜めに設けられている持ち手部材を握って身体の各部位
に薬液を容易に塗布することができる。
方に向かって開口された状態で自立するため、簡単な構
造の液充填機により、垂直方向から薬液を充填すること
ができる。また薬液塗布時には、塗布部材の面に対して
斜めに設けられている持ち手部材を握って身体の各部位
に薬液を容易に塗布することができる。
【図1】この発明の第一実施形態の薬液塗布容器の斜視
図である。
図である。
【図2】この実施形態の薬液塗布容器の正面図である。
【図3】この実施形態の薬液塗布容器の持ち手部材を突
出させた状態を示す薬液塗布容器の正面図である。
出させた状態を示す薬液塗布容器の正面図である。
【図4】この発明の第二実施形態の薬液塗布容器の斜視
図である。
図である。
【符号の説明】 10 薬液塗布容器 12 ボトル 14 雄ネジ 16 注ぎ口 18 塗布部材 20 取付部材 28 ,30,32,34 側面 36 溝部 42 持ち手部材 44 摺動部材 46 連結部 48 立上部 50 係合部
Claims (3)
- 【請求項1】 薬液を収容するボトルと、上記薬液を
少量づつ取り出す塗布部材と、上記ボトルの側面の一部
を覆い上記側面上で摺動可能に進退自在に設けられた持
ち手部材を備え、上記持ち手部材が上記ボトルから突出
した際にこの持ち手部材の突出方向は、上記塗布部材の
塗布表面に対して所定角度斜めに位置することを特徴と
する薬液塗布容器。 - 【請求項2】 上記ボトルは直立可能に設けられ、上
記ボトルの上端部に上記塗布部材が設けられた開口部が
形成され、この開口部の開口面は上記ボトルが直立した
状態で水平に位置することを特徴とする請求項1記載の
薬液塗布容器。 - 【請求項3】 上記ボトルの側面には対向する一対の
平面が形成され、上記持ち手部材は、上記ボトル側面の
一対の平面に各々対面して摺動可能に形成されたコ字状
の部材からなることを特徴とする請求項1または2記載
の薬液塗布容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36265899A JP2001170184A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 薬液塗布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36265899A JP2001170184A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 薬液塗布容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001170184A true JP2001170184A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18477426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36265899A Pending JP2001170184A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 薬液塗布容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001170184A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018027817A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-22 | 秀実 丸山 | 塗布容器 |
JP7473958B2 (ja) | 2020-07-02 | 2024-04-24 | 阪神化成工業株式会社 | 包装用容器 |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36265899A patent/JP2001170184A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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