JPS63316336A - 電子線ディスク - Google Patents

電子線ディスク

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Publication number
JPS63316336A
JPS63316336A JP15159787A JP15159787A JPS63316336A JP S63316336 A JPS63316336 A JP S63316336A JP 15159787 A JP15159787 A JP 15159787A JP 15159787 A JP15159787 A JP 15159787A JP S63316336 A JPS63316336 A JP S63316336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron ray
recording
layer
electron beam
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP15159787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Goto
康之 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP15159787A priority Critical patent/JPS63316336A/ja
Publication of JPS63316336A publication Critical patent/JPS63316336A/ja
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電子線ディスクへの情報記録を高速化する方法として、
ディスク基板上に金属ハライドを記録層として設け、電
子線照射した際に発生する電流の有無により情報を再生
する電子線ディスク。
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子線記録装置に使用する電子線ディスクに係
り、特に高速記録が可能な電子線ディスクに関する。
大容量の情報記録を行うファイルメモリとして、磁気デ
ィスクや光ディスクがある。
こ−で、記録密度について比較すると、1ビツトの情報
記録に要する面積として磁気ディスクの場合に数10〜
数100μmNの面積を要するのに較べ、光ディスクは
約1μm2で済むため高密度記録が可能となる。
一方、光の代わりに電子線を用いる場合は、電子レンズ
によりビーム径を0.1 μ−以下にまで集束できるの
でlピッ)の面積が一段と少なくて済み、従って高密度
記録カミ可能となる。
〔従来の技術〕
発明者は電子線記録装置およびこれに使用する記録媒体
について数件の出願を行っている。
例えば記録装置については特願昭61−100105(
昭和61年4月30日出願)、記録媒体に就いては特願
昭61 288057  (昭和61年12月2日)な
ど。
発明者が提案している記録装置の特徴はディスク基板上
に形成されている記録媒体に集束した電子線を情報に応
じて照射し、光メモリと同様に六開けを行い、穴のを無
により情報を記録するものである。
すなわち、集束した電子線の照射により、被照射部の記
録媒体が局部的に蒸発することにより基板面が現れ、こ
れにより二次電子発生効率に差を生ずるか、或いは局部
的に溶融して変形し、分厚いリム(Rim)を生じたり
、或いは相変化や偏析を生ずることにより二次発生効率
に差を生ずることを利用して情報の検出を行うものであ
る。
こ\で、発明者は初め基板の必要条件として融点が高(
1表面を平滑に研磨でき、また二次電子発生効率がこの
上に膜形成される記録媒体よりも少ない材料を選び、ま
た記録媒体として融点が低く、且つ二次電子発生効率大
きな材料を選定して研究を行った。
こ\で、例えば基板としてはシリコン(Si)が適当で
あり(融点が1412℃、二次電子発生効率0.73)
、また記録媒体としてはセレン(Se) (融点が22
1℃、二次電子発生効率1.75) 、テルル(Te)
〔融点が450℃、二次電子発生効率1.35) 、ア
ンチモン〔融点が631℃、二次電子発生効率1.83
)などがある。
然し、これらの非金属膜は電子線を照射して穴開けする
には感度が悪く実用的でなく、改良が必要なことが判っ
た。
すなわち、上記の材料からなる記録層に加速電圧5QK
eV程度の電子線を照射して六開けを行うにはLoom
s〜1msの時間が必要であるが、実用的には1μs以
下にまで縮める必要がある。
そこで、発明者は研究の結果、記録媒体としてアルカリ
ハライドを使用することにより感度の問題を解決した。
こ−で、アルカリハライドとして弗化リチウム(LiF
)、塩化ナトリウム(NaC1)などを挙げることがで
きる。
本発明は情報の記録方法を変えた電子線ディスクの構成
に関するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
電子線ディスク装置における情報の記録方法として情報
の記録位置と非記録位置との二次電子発生効率の差を利
用する方法と電流を検出する方法とが知られている。
然し、従来は専ら前者を利用する方法で研究が進められ
てきた。
こ\で、前者の情報記録法として記録媒体への穴開けに
よる基板との二次電子発生効率との違い。
光照射位置に相転移や偏析や厚さの差が現れることによ
る非照射位置との二次電子発生効率の違いなどを用いる
方法が提唱されているが、穴開けにより、基板を露出す
る方法が二次電子発生効率の差が最も大きいので、この
方法が使用されており、基板材料としてシリコン(Si
)などが用いられている。゛ 然し、この方法による場合はディスク基板および記録媒
体として二次電子発生効率の差の大きな材料を組み合わ
せて使用する必要があり、材料の選択に制限がある。
そこで、発明者はか−る制限のない電流検出法を用いて
高感度の情報検出が可能な記録媒体を研究した。
この場合の問題は電子ビー°ム照射位置を如何に速く高
導電状態にすることができるかにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題はディスク基板上に形成した記録媒体に情報
に応じて電子線を照射し、この記録媒体を物理的或いは
化学的に変化せしめて情報の記録を行う記録装置におい
て、ディスク基板上に記録層が金属ハライドの絶縁層よ
りなり、電子線照射位置が該ハライドの分解により現れ
た金属層からなる電子線ディスクの使用により達成する
ことができる。
〔作用〕 第1図は本発明の原理を示す電子線ディスクの断面図で
あって、ディスク基板1の上に真空蒸着などの方法で形
成した導電層2があり、その上に記録層3を設けて形成
される。
この記録層3は金属ハライドの数10nm〜数10On
II+厚の膜からできており、電子線の照射により分解
してハライド原子は蒸発し、穴4の部分には残った金属
層IOが存在することになる。
こ\で、電子線は電子線記録装置の電子ビーム集束系に
より径約10 nmにまで集束されているのでトラック
上の電子線照射位置(スポット)に設けられている穴4
の径は約10 nm程度と小さい。
たって電流に変わり、検流計5により、その大きさを検
出することにより行われている。
実際には第2図に示すように電子ビーム集束系により集
束された電子線6が偏向器7により偏向され、モータ8
によって回転する電子線ディスク9を照射することによ
り記録と再生が行われているが、再生は記録時に較べて
逼かに少ない電流密度の電子線をトランクに沿って記録
層を照射し、記録層に設けである穴の位置で電流に変わ
り、モータ8を通ってアースに逃げる信号電流を検流計
5で検出している。
表 こ\で、金属ハライドとしては電子線の照射により金属
に分解する材料であればどのようなものでもよいが、そ
の中でも弗化アルミ(Alh)は形成された穴4がビー
ム形状によく対応しており、再生時の信号品質が優れて
いる。
前頁の表はこの発明の目的に適した材料名とその昇華乃
至分解温度を示している。
〔実施例〕
表面を研磨した直径3インチのSil板をディスク基板
lとして用い、この上にCuを200nmの厚さに蒸着
して導電層2を形成した後、この上にスパッタ法を用い
て50na+の厚さにAIIP、を膜形成して記録層3
を作った。
か\る電子線ディスクに50 KeVの電子線を直径8
nmに集光し、2 X10’A/ cm”の照射電流値
で情報の記録を行ったが、電子顕微鏡観察の結果、円形
の穴が観察され、元素分析の結果、AIt層の存在が確
認された。
一方、情報の再生は50 KeVの電子線を照射電流値
I X10’A/ cm”の条件で行ったが、C/N(
Carrier−1evel/No1se−1evel
)は約40dBと優れた値を示した。
〔発明の効果〕
情報の検出を電流を用いて行う本発明の実施により二次
電子発生効率の差を利用する従来の方法よりも、低エネ
ルギーで情報の記録・再生を行うことができ、またC/
Nも高い値を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す電子線ディスクの断面図、 第2図は電子線ディスクへの電子線照射を示す断面図、 である。 図において、 lはディスク基板、    2は導電層、3は記録層、
       4は穴、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ディスク基板上に形成した記録層に情報に応じて電子線
    を照射し、該記録層の照射部を物理的或いは化学的に変
    化せしめて情報の記録を行う記録装置において、前記デ
    ィスク基板上の記録層が金属ハライドの絶縁層よりなり
    、電子線照射位置が該ハライドの分解により現れる金属
    層からなることを特徴とする電子線ディスク。
JP15159787A 1987-06-18 1987-06-18 電子線ディスク Pending JPS63316336A (ja)

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JP15159787A JPS63316336A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 電子線ディスク

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JP15159787A JPS63316336A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 電子線ディスク

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Publication Number Publication Date
JPS63316336A true JPS63316336A (ja) 1988-12-23

Family

ID=15522003

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15159787A Pending JPS63316336A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 電子線ディスク

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1308946A2 (en) * 2001-10-30 2003-05-07 Hewlett-Packard Company Data storage device

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EP1308946A3 (en) * 2001-10-30 2004-10-13 Hewlett-Packard Company Data storage device
US7102983B2 (en) 2001-10-30 2006-09-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Current divider-based storage medium

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