JPS63316259A - 商品自動貸出返却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は利用客自身の操作によシ商品の貸出及び返却等
を自動的に行う商品自動貸出返却装置に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

今日、我々が利用する工業製品つまシ商品の中には、購
入までの意欲には発展しないが、借９ることによって所
望の目的と期間に対するだけの利用利益を受けて、それ
に見合う対価を支払い、利用後その商品を返却するとい
った所謂レンタル指向の消費が急速に普及しつつある。

このようなレンタル用の商品としては、レコードや衣類
、更には自動車等のように大小様々なものがあるが、例
えば近年では一般家庭へのビデオデツキ装置の普及に伴
って映画や音楽等を録画あるいは録音したビデ１カセツ
トの需要の拡大が著しい。

これらビデオカセット等の商品を対価と引換えにつまシ
一定の料金の支払いのもとに利用客に貸出す従来の商品
貸出業務の形態としては、人手による方法が一般的であ
ったが、最近ではその業務の迅速化、及び市場の拡大等
を目的として、予じめ利用客に発行したカードの情報に
基づいて、利用客自身の操作により利用料金の納入処理
や延滞料金の徴収処理をも含めて商品の貸出処理、返却
商品の収納処理、及び現在貸出中の商品の予約の受付処
理等を自動的に行うことが可能な商品自動貸出返却装置
が提案されておシ、この商品自動貸出返却装置は前記の
各処理を実行するため、前記カードに対する情報の読取
及び書込みを行うカードリーダライタ、貸出すべき商品
群を収納した商品収納棚、該商品収納棚と商品取出口ま
たは商品返却口あるいは商品取出返却口との間で商品の
授受及び搬送を行う商品取出返却機構、利用客により投
入された現金の計数及び収納と釣銭の放出機能を持つ現
金処理機構、利用客に情報入力操作させるための複数種
のキーから成る入力操作部、情報表示や操作誘導表示等
を行うための操作誘導表示部、商品情報や利用客情報等
を格納する情報格納手段、及びこれらを制御する制御手
段等の各部及び機構等によシ構成されるものとなってい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上述した従来の商品自動貸出返却装置で
は、装置の稼動開始から終了までの間に電源機構から各
部及び各機構等に対して常時電力を供給するようにして
いるため、以下の問題を有している。

すなわち、前述したように商品自動貸出返却装置はカー
ドリーダライタや商品収納棚、商品取出機構、現金処理
機構、入力操作部、操作誘導表示部等の多くの機構等に
より構成されるため、これらすべての機構等に常時電力
を供給することは消費電力の増加を招くことになる。

また、例えば操作誘導表示部をＣＲＴとした場合、アイ
ドル状態において特定部位で常時案内表示を行うとその
特定部位が所謂やきつくという劣化を生じることになり
、寿命の低下を招くことになる。

これは操作誘導表示部に限らず、他の機構部についても
同様である。

本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので
、常時電力を供給することに起因する消費電力の増加、
及び各機構部の寿命の低下を減少させることができる商
品自動貸出返却装置を実現することを目的とするもので
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

上述した目的を達成するため、本発明は電源機構をＯＮ
にしたとき、少なくとも制御手段及びカードリーダライ
タに電力が供給されるように、これらを電源機構に接続
すると共に、他の各部及び各機構等を前記制御手段によ
り制御さｎるスイッチ部を介して電源機構に接続したも
のである。

〔作用〕

上述した構成による本発明は、装置稼動時において電源
機構をＯＮにすると、まず制御手段及びカードリーグに
電源機構から電力が供給され、アイドル状態つまシ利用
客待ちの状態となる。

この状態で利用客によシ予じめ発行された装置専用のカ
ードがカード挿入口からカードが挿入されると、そのカ
ードの情報をカードリーダライタが読取シ、その読取っ
た情報に基づいて制御手段が前記カードを有効と判断し
た場合、続いて行われる料金納入、商品の貸出、返却、
あるいは予約等の取扱い内容に応じて、各部あるいは各
機構に選択的に電力が供給されるように、または取扱い
内容に拘わらず各部及び各機構に一斉に電力が供給され
るよう主制御部がスイッチ部を制御する。

従って、これによｎば従来に比べて消費電力を減少させ
ることができると共に、常時電力を供給することによる
各部及び各機構等における特定部位の劣化を抑制して、
その長寿命化を計ることができる。

〔実施例〕

以下図面を参照して実施例を説明する。

第１図は本発明による商品自動貸出返却装置の一実施例
を示す機能ブロック図で、図において１は主制御部であ
、り、この主制御部１は以下に述べる２〜１５の各部及
び各機構等から送らｎてくる情報等に基づいて、とｎら
各機構部の動作等を適宜に制御する機能を有している。

２は装置の制御プログラムを格納したリードオンリメモ
リ（以下ＲＯＭ）、３は後述する入力操作部やカードリ
ーダライタ等からの情報を一時記憶させるランダムアク
セスメモリ（［下ＲＡＭ）、４は現在日及び現在時刻等
を必要に応じて出力するカレンダ、５は装置の電源が事
故等により切断された場合に必要な情報を確保しておく
ためにバッテリによシバツクアップされたランダムアク
セスメモリ（以下ＢＢＲＡＭ　）で、とのＢＢＲＡＭ５
のバッテリは前記カレンダ４のバックアップも兼ねてい
る。

６は後述する商品収納棚における商品収納位置や収納状
況等の商品情報及び後述するカード情報等の利用客に関
する情報を記憶させた記憶媒体つまりフロッピーディス
クから情報を読出したシ、新たに情報を書込んだシする
ためのフロッピーディスクドライブで、このＦＤＤ　６
または前記ＢＢＲＡＭ５の一方または両方に商品の予約
情報を記憶するエリアが設定されている。

Ｔはビデオカセット等の商品群を収納した商品収納棚、
８はこの商品収納棚７と装置正面の接客部に設けられた
図示しない商品取出返却口との間で商品の授受及び搬送
を行うための商品取出返却機構、９はこの両者を制御す
る商品制御部であシ、ここで前記商品取出返却機構には
商品に予じめ付与されているバーコード等の識別コード
を読取るための読取手段が具備されている。

尚、前記商品取出返却口は利用客へ商品を貸出す際、商
品収納棚７から商品取出返却機構８によシ取出した商品
の放出と返却の際利用客による返却商品の投入を行うた
めの場所で、取出口と返却口とを別々に設けることも考
えられる。

１０は利用客によシ投入さｎる現金を処理するための現
金処理機構で、投入現金の計数、収納、及び釣銭放出の
機能を有している。

１１は商品の貸出しや返却等に際してその取扱い内容の
明細をレシートに印字する印字機構、１２は商品の貸出
しや返却等に際して利用客に操作すべき部位を示す操作
位置表示器で、この操作位置表示器１２は前記商品取出
返却口と共に接客部に設けられている図示しない紙幣入
金口、硬貨入金口、硬貨放出口、カード挿入排出口等に
対応して配置されるフリッカランプ等によシ構成されて
いる。

１３は商品の貸出しや返却等を行うために必要な情報を
利用客に入力させるための入力操作部で、ファンクショ
ンキー、テンキー等の各種の入力用のキーにより構成さ
れるものである。

１４は装置操作を利用客に誘導表示したり商品に関する
情報等を表示するための操作誘導表示部（以下ＣＲＴ）
、１５はカードからの情報の読取シ及びカードへの情報
の書込みを行うためのカードリーダライタ（以下カード
Ｒ／Ｗ）、１６は前記ＣＲＴ　１４による誘導に対応す
る文言と音声によυ出力する音声発生機構である。

１７は電源機構で、前記１〜１６の機構部のうち、主制
御部１、ＲＯＭ　２、ＲＡＭ　３、カレンダ４、ＢＢＲ
ＡＭ５及びカードＲ／Ｗ１５はこの電源機構１７に直接
接続されていて、これらは電源機構１７をＯＮにすると
直ちに電力が供給されるようになっているが、ＦＤＤ６
、商品制御部９、現金処理機構１０、印字機構１１、操
作位置表示器１２、入力操作部１３、ＣＲＴ１４、及び
音声発生機構１６は前記主制御部１によって制御される
複数のスイッチから成るスイッチ部１８を介して電源機
構１７に接続されておシ、従ってこれらは電源機構１７
がＯＮ状態にあって、対応するスイッチがＯＮとなった
とき電力が供給されるようになっている。

尚、商品収納棚７及び商品取出返却機構８への電力の供
給は商品制御部を介して行われる。

第２図は装置運用者側から予じめ利用客に発行さ扛る商
品自動貸出返却装置専用カード（以下会員カード）に書
込まれるカード情報フォーマットを示す図である。

この会員カードとしては磁気カードやＩＣカード等、磁
気的あるいは電気的に情報を書込んだシ、消去したシす
ることが可能なものが用いられ、図示したように発行店
番、会員番号、属性（生年月日や年令等）、及び会員氏
名等の会員情報と、有効期限と、装置番号、貸出商品番
号（予約商品番号も含む）、及び返却期限等の貸出／予
約情報と、延滞回数、貸出品数、及び誤返却数等の貸出
履歴情報とが、それぞれ項目別の情報として書込まれる
ようになっている。

次に上述した構成の作用について説明する。

まず、装置稼動時において電源機構１７をＯＮにすると
、主制御部１、ＲＯＭ　２、ＲＡＭ　３、カレンダ４、
ＢＢＲＡＭ５、及びカードＲ／Ｗ１５に電力が供給され
、装置は稼動して利用客待ちのアイドル状態となるが、
このアイドル状態においてスイッチ部１８の各スイッチ
は主制御部１によ、９　ＯＦＦに保たれ、従って前記以
外の機構部への電力の供給は行わ扛ず、非通電状態が保
持さｎる。

次に、利用客が会員カードを図示しないカード挿入返却
口に挿入すると、挿入された会員カードはカードＲ／Ｗ
１５の読取部へ搬送さ扛、該読取部によシ会員カードの
フォーマット及びそれに書込まｎた情報が読取られて主
制御部１に転送される。

ここで、主制御部１は前記のフォーマットから会員カー
ドの有効性を判断し、有効でない場合つまシ挿入された
カードが正規の会員カードでなく他のカードである場合
、そのカードを前記カード挿入返却口へ搬送させ、利用
客へ返却する。

一方、有効性のある会員カードの場合、主制御部１はス
イッチ部１８の入力操作部１３、ＣＲＴ１４、及び音声
発生機構１６に対応するスイッチをＯＮに切替え、これ
により入力操作部１３、ＣＲＴ１４、及び音声発生機構
１６に電力を供給させてこれらの機能を有効な状態にす
ると共に、ＲＯＭ２の制御プログラムに基づいて利用客
に対し、取扱いの内容を選択させるための表示を行わせ
る。

この場合の表示は、ＣＲＴ　１４の両側に配置されてい
る入力操作部１３のファンクションキーに対応して、会
費、貸出、返却、予約等の文字と、希望する取扱いを前
記ファンクションキーの押下により入力するよう促す旨
の文言によシ行わｎ、更にその旨の音声が音声発生機構
よシ出力される。

こｎにより会費が選択さｎた場合、会費つまり利用料金
の納入処理に必要な現金処理機構１０、レシート発行の
ための印字機構１１、及び操作位置表示器１２に対応す
るスイッチ部１８のスイッチが主制御部１によりＯＮに
切替えられ、その後、会費の納入処理が実行される。

一方、貸出が選択された場合はＦＤＤ６、商品制御部９
、及び操作位置表示器１２に対応するスイッチ部１日の
スイッチが主制御部１によりＯＮに切替えられ、また返
却が選択さｎた場合は延滞料金を徴収することがあるの
で前記ＦＤＤ６、商品制御部９及び操作位置表示器１２
に加えて現金処理機構１０及び印字機構１１に対応する
スイッチ部１８のスイッチが主制御部１によｐＯＮに切
替えられ）その後商品の貸出あるいは返却の処理が各々
実行される。

更に、予約が選択された場合は、情報処理のみで予約の
受付けが可能であるので、前記ＦＤＤ　５に対応するス
イッチ部１８のスイッチが主制御部１によＩ）ＯＮに切
替えらｎ、その後予約の処理が実行される。

尚、前記会費の納入、商品の貸出と返却、予約の処理の
詳ＭＩは本発明とは直接関係がないので省略するが、１
回の処理毎にスイッチ部１８のスイッチは主制御部１に
よりＯＦＦに戻され、次の利用客の取扱い内容によりあ
らためて選択的にＯＮに切替えられる。

また、上述した実施例において、同一の利用客に対して
複数の処理を連続して行う場合、例えば会費の納入の後
、商品の貸出しを行う場合、その進行に応じてスイッチ
部１８のスイッチを選択的に切替えるように制御できる
ことは熱論である。

更に、上述したように処理に応じて個々にスイッチを切
替えるのではなく、会員カードの有効性が確認されたと
き、つまシ主制御部１によシ挿入されたカードが有効で
あると判断さｎたとき、ＦＤＤ６、商品制御部９、現金
処理機構１０、印字機構１１、操作位置表示器１２、入
力操作部１３、ＣＲＴ１４、及び音声発生機構１６に一
斉に電力が供給されるようにすることも可能であり、こ
のようにすることによってスイッチ部１８のスイッチ数
ヲ少なくすることもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は装置の稼動時に電源機構を
ＯＮにしたとき、最低限必要な制御手段とカードリーダ
ライタとに電力が供給されるようにし、他の各部及び各
機構等は利用客の会員カードの有効性が前記制御手段に
よシ確認された後スイッチ部を介して、選択的あるいは
一斉に電力を供給するように構成している。

そのため、従来のように常時各部及び各機構等に電力を
供給することがないので、消費電力を減少させることが
でき、しかも常時電力を供給することによる各部及び各
機構等の特定部位の劣化を抑制してその長寿命化を計る
ことができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による商品自動貸出返却装置の一実施例
を示す機能ブロック図、第２図は第１図の装置に使用さ
れる会員カードの情報フォーマット例を示す説明図であ
る。 １：主制御部　２　：ＲＯＭ　　３　：ＲＡＭ　　４　
：カレンダ　５　：　ＢＢＲＡＭ　　ｓ　：　ＦＤＤ　
　７　：商品収納棚８：商品取出返却機構　１０：現金
処理機構１１：印字機構　１３：入力操作部　１４　：
　ＣＲＴ１５：カードＲ／Ｗｉ７：電源機構　１８：ス
イッチ部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、利用客による貸出し時の商品の取出し、返却時の商
   品の投入を行うための商品取出口、商品返却口または商
   品取出返却口と、 複数の収納室から成る商品収納棚と、 該商品収納棚と前記商品取出口、商品返却口または商品
   取出返却口との間で商品の授受及び搬送を行う商品取出
   返却機構と、 利用客により投入された現金を計数し、釣銭を放出する
   現金処理機構と、 利用客の操作により情報を入力させる各種のキーから成
   る入力操作部と、 商品の貸出し、返却、予約に必要な情報、及び利用客に
   対する操作誘導の表示を行う操作誘導表示部と、 利用客が挿入するカードに情報の書込み、読出しを行う
   カードリーダライタと、 商品の貸出し、返却、予約に必要な商品及び利用客等に
   関する情報を格納する情報格納手段と、 これらを制御する制御手段とを備え、 この制御手段を含めて前記各部及び各機構等に電力を供
   給する電源機構とを備え、 予じめ利用客に発行したカードの情報をカードリーダで
   読取り、読取つた情報から制御手段がカードの有効性を
   確認した後、利用客自身の操作により装置への利用料金
   の納入、商品の貸出、貸出した商品の返却、及び商品の
   予約等の処理を行う商品自動貸出返却装置において、前
   記電源機構をＯＮにしたとき、少なくとも制御手段及び
   カードリーダライタに電力が供給されるように接続する
   と共に、 他の各部及び各機構等はスイッチ部を介して電源機構に
   接続して、 前記カードの有効性が確認された後、各部及び各機構に
   処理の進行に従つて、あるいは一斉に電力が供給される
   ように前記スイッチ部を制御手段により制御するように
   したことを特徴とする商品自動貸出返却装置。