JPS63315562A - サーミスタ磁器組成物 - Google Patents
サーミスタ磁器組成物Info
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- JPS63315562A JPS63315562A JP62151908A JP15190887A JPS63315562A JP S63315562 A JPS63315562 A JP S63315562A JP 62151908 A JP62151908 A JP 62151908A JP 15190887 A JP15190887 A JP 15190887A JP S63315562 A JPS63315562 A JP S63315562A
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Landscapes
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、サーミスタ磁器組成物に関するものである〇
従来の技術
Mn、 Co、 Cu f主成分とする酸化物系、い
わゆるスピネル系サーミスタは一40〜150’Cの温
度検出用、あるいは突入電流防止用素子として。
わゆるスピネル系サーミスタは一40〜150’Cの温
度検出用、あるいは突入電流防止用素子として。
液温計、スイッチング電源保護用等近年多くの機器に用
いられるようになってきている。
いられるようになってきている。
従来、このMn−Go−Cu系サーミスタは、各々の元
素比率を変えることによシ比抵抗及びサーミスタ定数(
B定数ン全広範囲にコントロールすることができ1回路
とのマツチング?と9やすいため、広く用いられている
組成である。
素比率を変えることによシ比抵抗及びサーミスタ定数(
B定数ン全広範囲にコントロールすることができ1回路
とのマツチング?と9やすいため、広く用いられている
組成である。
発明が解決しようとする問題点
しかし、このサーミスタは製造上の欠点もあシ。
完成工程時の特性変動(抵抗値、B定数)が大きいため
、実際の製造工程では焼結後に200〜300℃で3〜
7日程度のエージング処理を必要としていたが、これで
も充分ではなかった。また、完成品の経時変化も大きく
、高精度のサーミスタを製造することが困翔であった。
、実際の製造工程では焼結後に200〜300℃で3〜
7日程度のエージング処理を必要としていたが、これで
も充分ではなかった。また、完成品の経時変化も大きく
、高精度のサーミスタを製造することが困翔であった。
この原因は明確ではないが、焼成時における元素成分の
飛散、陽イオン分布の安定性、焼結反応性等が複雑に絡
みあって起因しているものと考えられる。
飛散、陽イオン分布の安定性、焼結反応性等が複雑に絡
みあって起因しているものと考えられる。
本発明はこのような問題点を解決するもので。
Mn、Go及びCuの酸化物固溶体を主成分とするサー
ミスタ磁器の抵抗値及びB定数のバラツキ(変動係数)
を小さくシ、また抵抗値経時変化の小さい安定なサーミ
スタ磁器組成物全提供することを目的とするものである
0 問題点を解決するための手段 この問題点を解決するためて本発明は、サーミスタ磁器
組成物を以下のようにしたものである。
ミスタ磁器の抵抗値及びB定数のバラツキ(変動係数)
を小さくシ、また抵抗値経時変化の小さい安定なサーミ
スタ磁器組成物全提供することを目的とするものである
0 問題点を解決するための手段 この問題点を解決するためて本発明は、サーミスタ磁器
組成物を以下のようにしたものである。
(1) Mn、 co及びCu の酸化物固溶体を主
成分とし、副成分としてBi酸化物を加える0(2)上
記構成中、主成分にさらに元素成分としてLi、 B、
Mg、Al、 Si、 Ti、 V、 Or、 Zn
(7)内の1種もしくは2種以上を添加する。
成分とし、副成分としてBi酸化物を加える0(2)上
記構成中、主成分にさらに元素成分としてLi、 B、
Mg、Al、 Si、 Ti、 V、 Or、 Zn
(7)内の1種もしくは2種以上を添加する。
作用
上記0)によシ抵抗値及びB定数のバラツキは小さくな
り、また抵抗値経時変化も著しく小さくなる。また上記
(2)によシさらに経時変化を小さく抑えることができ
、高精度なサーミスタ磁器を提供することができる。以
下、バラツキは変動係数実施例 以下2本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
り、また抵抗値経時変化も著しく小さくなる。また上記
(2)によシさらに経時変化を小さく抑えることができ
、高精度なサーミスタ磁器を提供することができる。以
下、バラツキは変動係数実施例 以下2本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
まず、市販の酸化マンガン、酸化コバルト、酸化鋼、酸
化ビスマス等を用い、下記の第1表に示す組成となるよ
うに所定型配合し、ボールミルによって20時時間式混
合した。これを150〜260℃で乾燥させた後、70
0〜800’Cで2時間仮焼し、この瓦焼物をボールミ
ルによって20時時間式粉砕した後、乾燥させた。この
仮焼粉末に10%濃度のp、v、ム(ポリビニルアルコ
ール)溶液を10%加え混合し、造粒を行った。
化ビスマス等を用い、下記の第1表に示す組成となるよ
うに所定型配合し、ボールミルによって20時時間式混
合した。これを150〜260℃で乾燥させた後、70
0〜800’Cで2時間仮焼し、この瓦焼物をボールミ
ルによって20時時間式粉砕した後、乾燥させた。この
仮焼粉末に10%濃度のp、v、ム(ポリビニルアルコ
ール)溶液を10%加え混合し、造粒を行った。
そして、この造粒粉を直径10MM、厚さ1.5騎のデ
ィスク状に加圧成形し、1000〜1200’Cの温度
で2時間焼成した後、銀電極を設けた。
ィスク状に加圧成形し、1000〜1200’Cの温度
で2時間焼成した後、銀電極を設けた。
〜
このようにして得られた各々のディスク状サーミスタ素
子を室温に1日放置した後、25℃及び50℃のオイル
パス中で比抵抗値を測定し、この温度間のB定数を算出
した。その結果を下記の第2表に示した0また。これら
の変動係数も同時に記載した。さらに、各サーミスタ素
子11esO’c・空気中に1000時間放置し、抵抗
値変化率Rt:を時間後の抵抗値)を求めた結果を図に
示す。
子を室温に1日放置した後、25℃及び50℃のオイル
パス中で比抵抗値を測定し、この温度間のB定数を算出
した。その結果を下記の第2表に示した0また。これら
の変動係数も同時に記載した。さらに、各サーミスタ素
子11esO’c・空気中に1000時間放置し、抵抗
値変化率Rt:を時間後の抵抗値)を求めた結果を図に
示す。
本発明によるブーミスタとの比較のために、従来の組成
物で構成されたサーミスタ素子と同一方法で作製し、抵
抗値、B定数とそれらの変動係数。
物で構成されたサーミスタ素子と同一方法で作製し、抵
抗値、B定数とそれらの変動係数。
及び抵抗値変化率を同様だ測定し併記した。
(以下金 白)
く第1表〉
(*:従来例)
く第2表〉
ここで、主成分に添加するLi、 Mg、 B、ムe。
等については、特定の元素の1種もしくは2種の組合せ
についてのみしか記載されていないが、本発明者らはL
i、 B、 Mg、Al、 Si、 Ti、 V 、
Or。
についてのみしか記載されていないが、本発明者らはL
i、 B、 Mg、Al、 Si、 Ti、 V 、
Or。
Zn元素の内の1種もしくは2種以上を所定量添加する
ことによシ、上記のWJ2表に示す特性と同様な効果が
得られることを確認した。
ことによシ、上記のWJ2表に示す特性と同様な効果が
得られることを確認した。
発明の効果
以上の結果から明らかなように1本発明によるサーミス
タは抵抗値、B定数のバラツキが小さく製造上安定して
おり、抵抗値経時変化も小さいことから、昨今のサーミ
スタに対する電気特性の高精度化という要1に対して多
大な貢献ができるものである。
タは抵抗値、B定数のバラツキが小さく製造上安定して
おり、抵抗値経時変化も小さいことから、昨今のサーミ
スタに対する電気特性の高精度化という要1に対して多
大な貢献ができるものである。
なお1本発明において、Bi酸化物が0.1rno1%
未満では電気特性の変動係数及び経時変化への効果が見
られず、また1omo5%を超えた場合には逆に変動係
数が大きくなるために本発明の請求範囲外とした0また
。特許請求の範囲の第2項に示したLi、Mg等の添加
元素量において、0.1原子%未満ではB1酸化物と同
様に効果が見られず、一方1o原子%を超えた場合には
電気特性の変動係数が犬きくなったため1本発明の請求
範囲外とした。
未満では電気特性の変動係数及び経時変化への効果が見
られず、また1omo5%を超えた場合には逆に変動係
数が大きくなるために本発明の請求範囲外とした0また
。特許請求の範囲の第2項に示したLi、Mg等の添加
元素量において、0.1原子%未満ではB1酸化物と同
様に効果が見られず、一方1o原子%を超えた場合には
電気特性の変動係数が犬きくなったため1本発明の請求
範囲外とした。
図は本発明の一実施例によるサーミスタ素子及び従来例
のブーミスタ素子の160℃・空気中放置ておける抵抗
値経時変化率を示す図である0代理人の氏名 弁理士
中 尾 敏 男 ほか1名0 25
0 5007501αυ−)(2畔 ルク
(hr〕
のブーミスタ素子の160℃・空気中放置ておける抵抗
値経時変化率を示す図である0代理人の氏名 弁理士
中 尾 敏 男 ほか1名0 25
0 5007501αυ−)(2畔 ルク
(hr〕
Claims (2)
- (1)金属元素としてMn、Co及びCuを主成分とし
、副成分としてBi元素を0.1〜10mol%加えた
ことを特徴とするサーミスタ磁器組成物。 - (2)金属元素としてMn、Co及びCuを主体とし、
これにLi、B、Mg、Al、Si、Ti、V、Cr、
Zn元素の内の1種もしくは2種以上を0.1〜10原
子%含有し、かつこれら主成分に対して副成分としてB
i元素を0.1〜10mol%加えたことを特徴とする
サーミスタ磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62151908A JPS63315562A (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | サーミスタ磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62151908A JPS63315562A (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | サーミスタ磁器組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63315562A true JPS63315562A (ja) | 1988-12-23 |
Family
ID=15528821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62151908A Pending JPS63315562A (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | サーミスタ磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63315562A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04233702A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-21 | Mitsubishi Materials Corp | 酸化物半導体組成物 |
CN1099683C (zh) * | 1998-08-28 | 2003-01-22 | 中国科学院新疆物理研究所 | 风速测量用热敏电阻 |
JP2013183109A (ja) * | 2012-03-03 | 2013-09-12 | Murata Mfg Co Ltd | Ntcサーミスタ用半導体磁器組成物 |
-
1987
- 1987-06-18 JP JP62151908A patent/JPS63315562A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04233702A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-21 | Mitsubishi Materials Corp | 酸化物半導体組成物 |
CN1099683C (zh) * | 1998-08-28 | 2003-01-22 | 中国科学院新疆物理研究所 | 风速测量用热敏电阻 |
JP2013183109A (ja) * | 2012-03-03 | 2013-09-12 | Murata Mfg Co Ltd | Ntcサーミスタ用半導体磁器組成物 |
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