JPS63313991A - 標準成分カラー映像信号の処理方法 - Google Patents

標準成分カラー映像信号の処理方法

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JPS63313991A
JPS63313991A JP63037303A JP3730388A JPS63313991A JP S63313991 A JPS63313991 A JP S63313991A JP 63037303 A JP63037303 A JP 63037303A JP 3730388 A JP3730388 A JP 3730388A JP S63313991 A JPS63313991 A JP S63313991A
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luminance signal
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filter
luminance
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/646Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters

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  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野 コ この発明は、直角変調されたカラーTV映像信号の処理
方法及び処理装置に関するものである。
さらに詳細には、閾値を介してクロスカラー及びクロス
ルミナンスを減衰するカラーTV映像信号の処理方法及
び処理装置に関するものである。
[従来の技術 ] PAL及びNTSC直角変調方式カラーTVシステムは
、クロマ及び輝度情報が同じ周波数スペクトラムを共有
する(第1図)。
従来よりTV信号の伝送方式としてPAL方式及びNT
SC方式が採用されているが、この種の技術分野におい
て、その伝送方式の主要な構成がPAL方式のシステム
においてもNTSC方式同様な効果をもって適用され得
ることは周知の事実であるために、以下、説明の開路の
ためにNTSC方式に関して記述する。
第2図は、NTSC方式の典型的なエンコーダを示すブ
ロック図である。撮像管によって取り出された原色信号
R(赤)、G(緑)、B(青)は、その各々に対応する
マトリックス回路に入力されて、輝度信号(Y)及び二
つのクロマ信号成分(■、Q)が出力される。一般的に
この輝度信号の帯域幅は4.2MHz、T信号成分の帯
域幅は1゜3 Mtl y、 、 Q信号成分の帯域幅
は0.6MHzに制限されている。次に、この■及びQ
信号成分は、搬送抑圧振幅変調法によって3.5795
45MトI7.の直角位相された搬送波に各々のせられ
る。
この搬送波周波数は、カラーTV映像信号において隣接
する2つの走査線及び連続するフレーム毎に位相が18
0°ずれるように設定されている。
次に、直角変調された搬送波は輝度信号と合成されて複
合信号となり4.2MHzの低域フィル夕を通過する。
さらに、同期パルス信号及び帰線消去信号が挿入され、
ペデスタル調整等がおこなわれてNTSC方式信号とな
る。
搬送波付近のカラー映像信号の周波数スペクトラムは、
第3図に示すようになっており、周波数インターリ−ピ
ングと称されている。一般的なテレビ画面のスペクトル
線は、輝度信号に関してはfh(水平走査周波数)間隔
で分布しており、一方、クロマ信号成分に関しては2 
n + 1 / 2 f h(nは整数)間隔でスペク
トラムが分布している。
この分布は、垂直画像成分のスペクトラム分布状態を的
確に表示したものであり、受像器の再生回路においてく
し型フィルタを使用することによりクロマ信号及び輝度
信号に再度分離される。
しかしながら、この周波数インターリ−ピングは画面の
垂直遷移にのみ適するものであり、対角線または水平に
遷移する場合はクロマ信号及び輝度信号のスペクトラム
のオーバーラツプの悪影響が明らかに画面に現れてしま
う。また、このような遷移においては、受像機内での輝
度信号成分とクロマ信号成分の分離は困難なものとなり
、全く不可能となる場合もある。
したがって、輝度信号成分とクロマ信号成分の十分なる
分離が不可能となり、受像機内のデコーダにおいては輝
度信号成分の一部が符号化されず、色情報として符号化
されてしまうことになる。この結果、対角線方向への輝
度信号の遷移に伴って紅色が流れる、いわゆる、クロス
カラーが生じることとなる。一方、クロマ信号成分に関
しても同様にある一定の成分がクロマ信号として分離さ
れず輝度信号として符号化されてしまう。3.58M1
lzの色副搬送波周波数のドツトの1または2本のライ
ンは、<シ型フィルタを設けたデコーダによる水平クロ
マ遷移の輝度信号伝送路に知覚可能に現れる。また、輝
度信号系に3.58MHzのトラップを有するデコーダ
を設けると、周波数応答の低下が生じ、垂直クロマ信号
遷移により垂直ドツトパターン等が発生する。したがっ
て、NTSC方式(またはPAL方式)直角変調器にお
いては、輝度信号成分及びクロマ信号成分を加算する前
において、くし型フィルタを使用してその周波数成分を
処理する方法が一般的に採用されている。第4図に示す
ようにクロマ信号搬送波周波数付近における周波数のみ
が、輝度信号系において”Y”型くし型処理され、一方
、クロマ信号の全スペクトラムはクロマ信号系において
は事実上”C”型くし型処理される。この第4図に示す
構成によれば、通常NTSC(またはPAL)方式にお
いて問題となるクロスカラー及びクロスルミナンスを効
果的に低減できることが判明しており、このくし型フィ
ルタは第5図の5aから5dに示すような周波数スペク
トラム分布を形成する。
[発明が解決しようとする課題 ] カラーTV映像信号伝送経路内で、くし型フィルタによ
り輝度信号成分を処理する場合には、3ライン程度にわ
たり高周波数が平均化されることになる。また、クロマ
信号搬送波帯域内に輝度信号周波数が存在する場合にも
、3ラインにわたり平均化される。相互に隣接するライ
ンの情報が垂直方向において配列されると、その平均化
された情報は各ラインの情報に相当するようになる。水
平方向の遷移に関しては、平均化は行われず問題は生じ
ないが、たとえば、45°の角度、すなわち、ゼロまた
は90°以外の一定角度で遷移が行われると、輝度信号
遷移が一垂直方向に整列しなくなり、くシ型フィルタに
より平均化がなされるとその長手方向にわたって不鮮明
になりスミャ等が生じて問題となる。
し4XL、ながら、NTSC方式においては、45°方
向の知覚的な遷移は水平方向及び垂直方向に対して約4
0%程度短くなるため、その分画像状態の低下は少ない
ものとなる。つまり、画面上の垂直方向(90°方向)
に沿った遷移に要する時間より約45°の対角線方向に
沿った黒から白への遷移に要する時間のほうが約F「倍
だけ短いためである。したがって、制御機構を設けるこ
となく輝度信号くし型フィルタを設けても、標準的帯域
幅における映像において知覚的な画質の低下を伴なわな
い斜め解像度の劣化が生じることもある。
近年、特に、コンピュータグラフィックス等への適用に
おいては、4.2MHzより十分に広い帯域幅を有した
NTSC方式の採用が一般的になってきた。放送局、映
画スタジオ及び多重テープ録画等の高解像度を要する環
境においては、解像度の劣化は重要な問題であり、可能
な限り低下を抑えなければならない。
上述したように、輝度信号くし型フィルタは、クロスカ
ラーを低減するものであるが、斜め方向、垂直方向及び
直角方向の解像度の低下をもたらしてしまう。一方、く
し型フィルタを介して輝度信号成分のスペクトラムの処
理を要するまでもない知覚不能な程度のクロスカラーが
生じる画面においては、その映像信号処理系にくし型フ
ィルタを設けない制御機構が望まれるが、未だ未解決の
問題がある。そこで、本制御機構は、<シ型フィルタを
要しない画像状態においては、解像度の低下をもたらさ
ない構成を可能とするものである。
従来、閾値制御機構を有するくし型フィルタ機構をデコ
ーダに採用した先行技術が幾つか提案されているが、こ
の発明が解決する課題、特に、クロマ信号を加算する前
にエンコーダの輝度信号系において使用される輝度信号
くし型フィルタは、今日において未だ実用化に至ってい
ない。この発明の出願人に付与された米国特許第4.2
40゜105号においては、この種の技術に関するカラ
ーデコーダ装置が開示されており、くし型フィルタによ
って処理された輝度信号のゲート制御論理回路の閾値制
御に関するものである。
したがって、この発明は、直角変調カラーTV映像信号
伝送系において、画像解像度の不必要な低下をもたらす
ことなくクロスカラー及びクロスルミナンスの発生を防
止することを目的とし、特に、クロスカラー及びクロス
ルミナンス発生時にその状態に応じてくし型フィルタリ
ングを行い、輝度信号及びクロマ信号を相互に異なるス
ペクトラム周波数帯域に制限してクロスカラー及びクロ
スルミナンスを減衰するすることを目的とする。
また、この発明は、カラーエンコーダにおいて輝度信号
周波数成分及びクロマ信号周波数成分のスペクトラムの
オーバーラツプを減衰することによりデコーダにおいて
Y/C分離を効果的に行うことを目的とする。
さらに、この発明は、輝度信号伝送経路に適応的にくし
型フィルタ機構を設けて、画像解像度の劣化を来すこと
なくクロスカラーを効果的に減少させる直角変調カラー
TV映像信号の処理方法及び処理装置を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段及び作用 コ上記目的を達
成するために、この発明によれば、色副搬送波周波数付
近における直角変調されたカラー映像信号の輝度信号伝
送経路内に知覚可能な斜め解像度を改良しクロスカラー
を減衰させるくし型フィルタを設けた映像信号処理装置
が提供される。この処理装置は、入力輝度信号中におけ
る色副搬送波帯域近傍の成分のみをくし型処理するくし
型フィルタと、このフィルタからの出力を上記入力輝度
信号と合成する合成手段と、くし型フィルタの出力を合
成手段に供給するか否かを閾値に応じて制御する制御手
段とから構成される。
この閾値は、輝度信号斜め遷移レベル、クロマ信号レベ
ル及び色搬送波近傍スペクトラムにおける輝度信号レベ
ル変動のうち少な(ともいずれか一つの機能に従って決
定することが望ましく、さらに、合成手段の出力はクロ
マ信号と加算されてカラー映像信号を得、クロマ信号は
くし型処理されたものであることが好ましい。
また、色副搬送波帯域近傍の直角変調された搬送色信号
の輝度信号成分を処理するくし型フィルタにおいて、入
力側と出力側を有して、この入出力間に輝度信号成分を
遅延させる遅延回路と減算回路とを備える第1の経路と
、クロマ信号型くし型フィルタと、閾値以下において経
路内信号を抑制する減算回路に接続された閾値回路手段
と、この閾値回路手段によって制御される搬送色信号帯
域近傍の周波数スペクトラムを通す帯域フィルタとを有
する第2の経路とから構成するカラー映像信号処理装置
とすることも可能である。
さらにこの発明によれば、カラー映像システムの輝度信
号くし型フィルタの動作制御方法において、色搬送波帯
域の周波数スペクトラムにインク−リーブされた直角変
調色搬送波映像信号における輝度信号成分の少なくとも
一部の成分をクロマ型くし型フィルタを通して処理を行
い、この輝度信号成分を前記色搬送波帯域の周波数スペ
クトラム帯域に帯域フィルタを介して制限し、<シ型フ
ィルタ及び帯域フィルタを通過した輝度信号成分を送出
し、この輝度信号成分を閾値以下においては抑制するこ
とによりフィルタ未処理の輝度信号成分を送出し、閾値
以上においてはフィルタを通したフィルタ処理後の輝度
信号成分を送出するために遅延整合されたフィルタ処理
以前の輝度信号成分から閾値に応じて帯域フィルタ及び
くし型フィルタとを通した輝度信号成分を減算するカラ
ー映像信号処理方法が得られる。
上記閾値は、輝度信号斜め遷移レベル、クロマ信号レベ
ル及び色搬送波近傍スペクトラムにおける輝度信号レベ
ル変動のうち少なくともいずれか一つの機能に従って決
定することが望ましく、さらには、二つのカラーマトリ
ックス信号の各二乗の和の平方根、このマトリックス信
号の絶対値のいずれか大きい方の値又はこのマトリック
ス信号の絶対値の和のいずれか一つをクロマレベルとし
て閾値を決定することが好ましい。
また、搬送波抑圧振幅変調法により搬送波の直角位相に
増幅変調された色成分と輝度信号成分とを有するカラー
映像信号において、直角変調された色成分をくし型フィ
ルタを通してクロマ信号を送出し、色副搬送波周波数帯
域を通す帯域フィルタとこの周波数帯域を除去する帯域
消去フィルタとを介して輝度信号を送出し、輝度信号の
遷移レベル、クロマレベル及び2.5MHzから4,5
MHz範囲内の輝度信号レベル変動に基づいて閾値制御
信号を算出し、閾値以上において閾値制御信号が発信さ
れた場合には帯域フィルタを通した輝度信号をくし型フ
ィルタリングし、くし型フィルタリングされた輝度信号
と帯域消去フィルタを通過した信号を同位相にて加算し
てくし型フィルタリングされた全帯域幅の輝度信号を得
、くし型フィルタを通過したクロマ信号成分と全帯域幅
の輝度信号成分とを同位相にて加算して複合信号を得る
カラー映像信号処理方法が提供される。
したがって、画像内にクロスカラー等が発生すると、そ
の状態に応じて輝度信号伝送経路においてくし型フィル
タが作動して輝度信号成分を効果的に処理することによ
り、クロスカラーの発生状態が低レベルの場合には、画
像解像度の低下を伴うことなくクロスカラーやクロスル
ミナンス等を減少させることが可能となる。
[実施例] 以下、添付図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。
一般的なNTSC方式エンコーダを第2図に示す。この
図に示すエンコーダ10は従来における典型的な構成で
あり、カラーTVカメラ等に関連する技術分野に属する
ものである。撮像管(図示せず)から取り出された、原
色信号赤(R)、緑(G)(輝度チャンネルに直接使用
されることもある)及び青(B)の走査画像成分は各々
R,G及びBライン上のエンコーダ10に入力される。
これらR,G、B成分は輝度信号(Y)用マトリックス
回路12、!信号用マトリックス回路I4及・びQ信号
マトリックス回路16にそれぞれ供給される。ここで、
Yマトリックス回路12においては輝度信号が算出され
る。
!信号は6dI3.カットオフ値1.3MI−IZの低
域フィルタI8を通り、Q信号は6dI3.カットオフ
値0.6MHzの低域フィルタ20を通る。
この低域フィルタ18及び20は、■信号及びQ信号の
周波数帯域を制限するものである。その後I及びQ信号
は直角変調器22に人力されて、搬送波抑圧振幅変調法
により位相が90°ちがう直角位相の色副搬送波にそれ
ぞれこの二つの色差信号がのせられる。さらに、カラー
パースト信号も直角変調器22において挿入される。
マトリックス回路12からの輝度信号は、水平同期及び
直角同期信号、あるいは帰線消去、ペデスタル等の同期
信号を挿入する加算器24において、変調器22よりの
直角変調搬送色信号と合成され、その後、NTSC方式
における4、2 Ml−1z、6dBのフィルタ26で
低域変換される。
第3図は、第4図エンコーダ30より出力された複合映
像信号の色副搬送波周波数付近における輝度信号成分及
び搬送色信号成分のスペクトラムのオーバーラツプを示
している。
また、第4図に示すエンコーダ3oは、このスペクトラ
ムのオーバーラツプを十分に減衰可能とするものであり
、輝度信号系及び搬送色信号系の二つの伝送経路を有し
た構成となっている。また、Y、I及びQの信号成分は
すでにその各マトリックス回路によって符号化された状
態にある。なお、マトリックス回路は第2図のエンコー
ダIOと同等なものとしてもよい。輝度信号(Y)に関
しては、帯域消去フィルタ32及び帯域フィルタ34の
二つの相補フィルタ(同周波数範囲を除去するフィルタ
と通過させるフィルタ)を通る。NTSC方式において
は、フィルタ32は2.3MHzから4.2MHzの周
波数帯域の成分を減衰し、フィルタ34は同周波数帯域
外の成分を減衰する構成とされている。
したがって、直角変調された色副搬送波の周波数帯域に
相当する周波数のみが輝度信号用くし型フィルタ36に
供給される(全輝度信号を分離する)。このくし型フィ
ルタによる周波数分離は、通常、NTSC及びPAL方
式に関連するクロスカラー及びクロスルミナンスを十分
に除去することを目的とするものである。しかしながら
、上述したようにクロスカラーを十分に低減することは
可能であるが、肉眼で知覚可能な斜め解像度の低下を抑
えるには困難がある。輝度信号の高周波数がライン間で
完全に揃っていない時で、かつ、3以上の走査線にわた
って平均化された時に、その結果として信号の情報レベ
ルは必然的に低下し、よって、高周波輝度信号くし型フ
ィルタリングが行われると斜め解像度は低周波数応答の
低下をもたらすこととなる。したがって、くシ型フィル
タリングを施すことにより映像がソフトになってしまう
第4図及び第5図に示すように、輝度信号用くし型フィ
ルタ36を設けるとライン遅延の相関的要素としてのス
ペクトラムのオーバーラツプが減衰される。このフィル
タリングによるライン遅延を整数回繰り返す毎にスペク
トラムのオーパーラ−tブが第5図に示すように低減さ
れる。
フィルタ32によって輝度信号の搬送波周波数に相当す
る帯域が除去された成分と、くし型フィルタ34により
効果的にフィルタリングされた搬送波帯域の周波数成分
は、第1の加算器回路38で多重化されて輝度信号成分
を形成し出力される。
■信号及びQ信号成分は、従来型のエンコーダ10に使
用する直角変調器22の変調方法と同様な方法にて直角
変調器40により直角変調される。
その後、この直角変調器40から出力された色副搬送波
は、くし型フィルタ42を通る。このフィルタは、色副
搬送波の周波数付近における輝度信号成分を処理するく
し型フィルタ36と同様のものである。よって、くし型
フィルタリングされた色副搬送波は、第1の加算器38
よりの輝度信号と第2加算器内において合成されて、ス
ペクトラムのオーバーラツプの少ないカラーTV映像信
号となる。
第2図と第4図におけるエンコーダの実質的な相異は、
第4図エンコーダ30に設けたクロマ信号用くし型フィ
ルタ42と輝度信号用くし型フィルタ36であり、クロ
マ信号に混入しやすい輝度信号スペクトラム成分と輝度
信号に混入しやすいクロマ信号スペクトラム成分とを除
去するものである。
次に、第4図に示すエンコーダlOに関する問題点につ
いて説明する。
第1は、輝度信号の斜め解像度の低下である。
輝度信号くし型フィルタ36は、数ラインにわたって平
均化するので、2.3MH7,にわたる輝度信号情報の
応答劣化が画面上45゛方向で遷移応答に現れる。しか
し、トラップデコーダ(輝度信号系上に高周波数が存在
しない状態)を用いた場合は、応答劣化は起こらず、従
来のエンコーダと同様なくし型フィルタを用いたデコー
ダの使用によっては応答劣化を低く抑えることはできる
が、全くなくすことは困難である。
第2はクロマ信号垂直解像度である。クロマ信号遷移は
、二辺上のラインにわたって不鮮明になる。しかし、こ
のような不鮮明さは!解像度と一致するに過ぎず、受動
2 I(< L型フィルタデコーダを使用すれば、不鮮
明さが生じてもほとんど影響のないものとなる。
フィルタ36及びフィルタ42に使用するくし型フィル
タの構成の複雑さに応じて、スペクトラムのオーバーラ
ツプは増加又は減衰する。構造的に簡単な2H型フイル
タを使用すると、スペクトラムのオーバーラツプは第5
図、5aに示すように相当な量になる。その結果、一定
量のクロスカラーやクロスルミナンスが最終画像に取り
残されることになる。これは、第2図に示す従来のエン
コーダを使用した場合はど不鮮明にはならないが、肉眼
で知覚可能な程度にはなるようである。
この欠点を解決するために、<シ型フィルタは第5図、
5bに示すような方形波でゑペクトラムのオーバーラツ
プを低減し、さらには、5cに示すように山と谷の形状
が非対称となる方形波によりオーバーラツプを全くなく
すことも可能である。
第5図、5cに示すような出力を示す場合は、オーバー
ラツプは全く生じなくなるが、さらに遅延(131−1
まで)させることが必要となる。しかしながら、デジタ
ル領域内でくし型フィルタを使用すれば、複数ラインの
遅延は容易に達成することが可能であり、注目すべきこ
とである。
エンコーダ及び他の信号系のデコーダにおいて2次元く
し型フィルタを使用すると、水平、垂直及び斜め遷移に
よっである程度の解像度の低下は免れないが、実質的に
はクロスカラー及びクロスルミナンスの生じない画面と
なる。
2フレーム及び2ラインを遅延させた2次元くし型フィ
ルタの周波数応答を5図、5dに示す。
A点は固定対象物の位置に相当し、入力信号は分離され
ずに出力され、Bl及び82点は動く対象物の位置に相
当し、そのスペクトラムは211型くし型フィルタによ
るスペクトラム範囲内に収まるようになる。
輝度信号系内にくし型フィルタを設ける構成によりクロ
スカラーを除去する際に生じ易い解像度の低下は、肉眼
で確認不能な程度まで押さえることが可能である。この
解像度の低下防止は、可変閾値制御をこの発明の本質的
な原理に係る輝度信号用くし型フィルタプロセッサに適
用することによって達成される。この場合には、輝度信
号斜め遷移が低レベルの場合にはくし型フィルタによる
分離を抑制し、高レベルの場合にはくし型フィルタを作
動させるような可変閾値信号による制御が必要となる。
第10図に示すように、クロマ信号が低レベルの時に高
レベルをクロマ信号が高レベルの時に低レベルの値にな
るようにクロマ信号レベルに応じて閾値信号を変化させ
ると、クロスカラーが肉眼で確認可能な程度に顕著な場
合に高レベルのクロマ信号において輝度信号用くし型フ
ィルタが作動する。最後に、閾値信号を所定の期間にわ
たり平均化した2 M Hy、から4 M )[zの輝
度信号に応じて変動させると、さらに輝度信号用くし型
フィルタの高精度な制御が可能となる。
輝度信号用くし型フィルタに対する可変的な閾値の制御
のほかに、クロスカラーが生じる色副信号搬送波帯域幅
の付近における周波数を輝度信号用くし型フィルタを用
いて処理する場合は、第4図に示す構成をわずかに変え
た程度のくし型フィルタでも十分可能である。
第6図における輝度信号用くし型フィルタ5゜は、52
より輝度信号が入力される構成となっている。この輝度
信号は、色副搬送波帯域付近における輝度信号の高周波
を通ず帯域フィルタ56とクロマ信号用くし型フィルタ
58とが直列に配置されたライン54を通る。回路60
は、52より人力し遅延整合(ディレーマッヂ)回路を
通過した信号からライン54を介してくし型フィルタを
通過した輝度信号をその位相関係を維持しながら減算す
る。その結果、減算回路64より出力される信号はくし
型フィルレタリングされた輝度信号となる。
このくし型フィルタ50を第7図1こおいてさらに詳細
に説明する。ここで、2 Hクロマ信号用くし型フィル
タ58は、図示するような構成で1ラインを遅延させる
66及び6−8の二つの遅延回路を有しており、増幅?
(70は52より人力された輝度信号を遅延回路の通過
前において係数−1/4の増幅を行い、増幅器72は!
ライン遅延後の輝度信号を係数−ト1/2増幅を行い、
増幅器74は2ライン遅延後の輝度信号を係数−1/4
増幅を行う。これら増幅器70.72及び74からの出
力信号は、特有な位相関係でさらに加算回路76内にお
いて加算され、帯域フィルタ56を通過後ライン54を
介して出力される。
次に、第8図において、この発明に係る輝度信号用くし
型フィルタ50′を制御する可変閾値回路78を示す。
この回路50′は、ライン54上にクロマ信号用くし型
フィルタ58及び帯域フィルタ56と直列に配置された
閾値回路を除けば、第6図に示す輝度信号用くし型フィ
ルタと同一のものである。この回路に設けられた遅延整
合回路62′は輝度信号に所定の遅延をおこなった後、
主輝度信号伝送経路に出力する。
第9図に示すように、閾値変数以下の場合は色副搬送波
帯域付近における輝度信号用くし型フィルタは作動せず
、閾値具−ヒにおいて作動する。閾値回路78は、ライ
ン80を介して入力される閾値信号によって制御される
。この閾値信号は、画面に生じたクロスカラーが低レベ
ルの場合には輝度信号くし型フィルタのスイッチを切り
、高レベルのクロスカラーが発生した場合にはそのスイ
ッチを入れる働きをする。
閾値制御信号が、I)輝度信号遷移レベル、2)クロマ
レベル、3)クロマ型<シ型フィルタを通過後の輝度信
号高周波平均に応じてライン80に出力されると、くし
型フィルタ50′は、画面上で知覚される程度のクロス
カラーが生じた場合に限り、斜め解像度を低下させるこ
となくクロスカラーを除去するようになる。
第11図において、閾値回路とクロマ信号レベルに応じ
て閾値制御信号を発する回路を示す。回路50′内にお
いて、くし型フィルタ58及び帯域フィルタ56通過後
の輝度信号はライン54を介して回路78に入力され、
その後直ちに減算器に直接接続されたライン80と可変
リミッタ86に接続されたライン84に分割される。ク
ロマ可変閾値制御信号、すなわち、コントロールCは、
ライン80′を介して可変リミッタ86に入力される。
クロマ可変閾値制御信号誘導回路88は、■信号成分入
力90とQ信号成分人力96を存し、この■信号は遷移
方向に影響を受けることなくダブル整流器92に入力さ
れて、■信号の絶対値が算出される。同様に、Q信号は
ダブル整流器98に人力されてその絶対値が算出される
(PAL方式におけるU及びVマトリックス成分は、N
TSC方式のI及びQ信号成分に相当するものである)
その後、これらI及びQ信号の絶対値は1−Q合成回路
94にて加算される。
回路94はI及びQの2乗の合計の平方根を理想値とし
てコントロールCを算出するか、あるいは、■及びQの
絶対値のいずれか大きい方またはその双方の絶対値を合
計した値としてコントロールCを算出する。
したがって、可変リミッタ86は、クロマ帯域内の輝度
信号成分がある一定値(第9図においてはクロマ帯域内
のYINのTに相当する値)に達するまではライン84
を介して入力される信号をそのままのレベル、すなわち
、ライン80を通る信号と同等なレベル、で出力するこ
とにより減算器82からの出力をゼロにする。その結果
、第8図における64からの出力は、遅延整合回路62
′を通った信号そのものとなる。つまり、クロスカラー
の発生が低レベルの場合は、くし型処理は行なわれない
ことになる。また、このある一定値を越えた場合は、コ
ントロールCに応じてその後可変リミッタ86からの出
力信号(お一定値レベルを維持するようになり、減算器
82においてライン80からの信号が減算されて60へ
出力される。
したがって、この場合は、くし型処理された輝度信号成
分は一定値レベルを差し引かれて第8図における64よ
り出力されることになり、画面上でのクロスカラーの発
生が知覚される時に限りくし型フィルタが作動すること
になる。
第12図は、クロマレベル及びクロスカラーの原因とな
る平均くし型輝度信号に相関する可変閾値制御信号によ
る輝度信号用くし型フィルタの閾値制御を示す。ここで
、回路50″は第8図に示す構成要素に加えて、整流型
積分回路102を配置した構成となっており、帯域フィ
ルタ及びくし型フィルタ通過後の輝度信号からクロスカ
ラー制御信号を得てライン!04を介して出力する。そ
の結果、この制御信号はライン80を介して閾値回路7
8に人力される。
この発明に係る装置及び方法に関して、その概要を上述
し、直角変調方式カラーブレビ信号に可変閾値制御くし
型フィルタによる処理を行うことによって、クロスカラ
ー及びクロスルミナンスを低下させる手段を図面にて例
示したが、この発明はこれらに限定されるものではない
[発明の効果 ] この発明の特有の効果としては、輝度信号伝送経路を二
分して、一方にくし型フィルタ機構と閾値制御回路を設
け、他方に遅延回路と減算器とを設ける構成としている
ためクロスカラーを効果的に減衰させることができる。
また、クロスカラー発生時にその状態に応じて輝度信号
m f?レベル、クロマレベル及び所定期間にわたり平
均化された輝度信号レベル変動のいずれかに基づいて可
変閾値を算出して輝度信号を制御するため従来技術にお
いて問題とされていた解像度の低下をもたらすことがな
い。さらに、くし型フィルタによる処理を施すことによ
り、周波数スペクトラムのオーバーラツプが減衰して受
像機内におけるY/C分離を容易にしかも確実に行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、NTSC方式における直角変調カラ−1゛v
映像信号の周波数スペクトラムを示すグラフである。 第2図は、−NTSC方式におけるカラーTV映像信号
を符号化する従来のエンコーダを示すブロック図である
。 第3図は、NTSC方式における直角変調カラーTV映
像信号の搬送波周波数付近におけるスペクトラム分布を
示すグラフである。 第4図は、スペクトラムのオーバーラツプに起因するク
ロスカラー及びクロスルミナンスを減衰するNTSC方
式におけるエンコーダを示すブロック図である。 第5図、5a、5b、5c及び5dは、くし型フィルタ
の周波数応答を示すグラフであり、5aから5cは、く
し型フィルタを通す回数を増加した場合のスペクトラム
のオーバーラツプの減衰を示している。 第6図は、第4図に示すエンコーダにおいて取りうる輝
度信号用くし型フィルタを示す。 第7図は、第6図に示すくし型フィルタの詳細図である
。 第8図は、閾値制御回路を設けた輝度信号用くし型フィ
ルタを示すブロック図である。 第9図は、第8図に示す閾値制御回路の作動に関する閾
値制御信号を示すグラフである。 第10図は、クロマ信号増幅レベルに応じた閾値の好適
レベル変動を示すグラフである。 第11図は、可変閾値制御信号発生回路を示すブロック
図である。 第12図は、所定期間にわたり測定されたクロクカラー
レベル変動の平均及びクロマレベルに応じて輝度信号用
くし型フィルタを制御する閾値制御に係る他の好適実施
例を示すブロック図である。 くし型未処理YY処理範囲 第9図 閾値出力

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力輝度信号中における色副搬送波帯域近傍の成
    分のみをくし型処理するくし型フィルタと、該フィルタ
    出力を前記入力輝度信号と合成する合成手段と、前記く
    し型フィルタの出力を該合成手段に供給するか否かを閾
    値に応じて制御する制御手段とから成ることを特徴とす
    るカラー映像信号処理装置。
  2. (2)前記閾値は、輝度信号斜め遷移レベル、クロマ信
    号レベル及び色搬送波近傍スペクトラムにおける輝度信
    号レベル変動のうち少なくともいずれか一つの機能に従
    って決定することを特徴とする請求項第1記載のカラー
    映像信号処理装置。
  3. (3)前記合成手段の出力はクロマ信号と加算されてカ
    ラー映像信号を得ることを特徴とする請求項第1記載の
    カラー映像信号処理装置。
  4. (4)前記クロマ信号はくし型処理されたものであるこ
    とを特徴とする請求項第3記載のカラー映像信号処理装
    置。
  5. (5)色副搬送波帯域近傍の直角変調された搬送色信号
    の輝度信号成分を処理するくし型フィルタにおいて、入
    力側と出力側を有して該入出力間に輝度信号成分を遅延
    させる遅延回路と減算回路とを備える第1の経路と、ク
    ロマ信号型くし型フィルタと、閾値以下において経路内
    信号を抑制する前記減算回路に接続された閾値回路手段
    と、該閾値回路手段によって制御される搬送色信号帯域
    近傍の周波数スペクトラムを通す帯域フィルタとを有す
    る第2の経路とからなることを特徴とするカラー映像信
    号処理装置。
  6. (6)前記閾値は、輝度信号斜め遷移レベル、クロマ信
    号レベル及び色搬送波近傍スペクトラムにおける輝度信
    号レベル変動のうち少なくともいずれか一つの機能に従
    って決定することを特徴とする請求項第5記載のカラー
    映像信号処理装置。
  7. (7)カラー映像システムの輝度信号くし型フィルタの
    動作制御方法において、色搬送波帯域の周波数スペクト
    ラムにインターリーブされた直角変調色搬送波映像信号
    における輝度信号成分の少なくとも一部の成分をクロマ
    型くし型フィルタを通して処理を行い、該輝度信号成分
    を前記色搬送波帯域の周波数スペクトラム帯域に帯域フ
    ィルタを介して制限し、前記くし型フィルタ及び前記帯
    域フィルタを通過した輝度信号成分を送出し、該輝度信
    号成分を閾値以下においては抑制することによりフィル
    タ未処理の輝度信号成分を送出し、該閾値以上において
    はフィルタを通したフィルタ処理後の輝度信号成分を送
    出するために遅延整合されたフィルタ処理以前の輝度信
    号成分から前記閾値に応じて前記帯域フィルタ及びくし
    型フィルタとを通した輝度信号成分を減算することを特
    徴とするカラー映像信号処理方法。
  8. (8)前記閾値は、輝度信号斜め遷移レベル、クロマ信
    号レベル及び色搬送波近傍スペクトラムにおける輝度信
    号レベル変動のうち少なくともいずれか一つの機能に従
    って決定することを特徴とする請求項第7記載のカラー
    映像信号処理方法。
  9. (9)二つのカラーマトリックス信号の各二乗の和の平
    方根、該マトリックス信号の絶対値のいずれか大きい方
    の値又は該マトリックス信号の絶対値の和のいずれか一
    つをクロマレベルとして前記閾値を決定することを特徴
    とする請求項第8記載のカラー映像信号処理方法。
  10. (10)搬送波抑圧振幅変調法により搬送波の直角位相
    に増幅変調された色成分と輝度信号成分とを有するカラ
    ー映像信号において、直角変調された色成分をくし型フ
    ィルタを通してクロマ信号を送出し、色副搬送波周波数
    帯域を通す帯域フィルタと該周波数帯域を除去する帯域
    消去フィルタとを介して輝度信号を送出し、輝度信号の
    遷移レベル、クロマレベル及び2.5MHzから4.5
    MHz範囲内の輝度信号レベル変動に基づいて閾値制御
    信号を算出し、閾値以上において閾値制御信号が発信さ
    れた場合には前記帯域フィルタを通した輝度信号をくし
    型フィルタリングし、くし型フィルタリングされた輝度
    信号と前記帯域消去フィルタを通過した信号を同位相に
    て加算してくし型フィルタリングされた全帯域幅の輝度
    信号を得、前記くし型フィルタを通過したクロマ信号成
    分と前記全帯域幅の輝度信号成分とを同位相にて加算し
    て複合信号を得ることを特徴とするカラー映像信号処理
    方法。
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