JPH06225331A - くし形フィルタ - Google Patents

くし形フィルタ

Info

Publication number
JPH06225331A
JPH06225331A JP5285894A JP28589493A JPH06225331A JP H06225331 A JPH06225331 A JP H06225331A JP 5285894 A JP5285894 A JP 5285894A JP 28589493 A JP28589493 A JP 28589493A JP H06225331 A JPH06225331 A JP H06225331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
filter
filtered
luminance
chroma
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5285894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2794156B2 (ja
Inventor
Jon A Fairhurst
ジョン・エイ・フェアハースト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Grass Valley Group Inc
Original Assignee
Grass Valley Group Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Grass Valley Group Inc filed Critical Grass Valley Group Inc
Publication of JPH06225331A publication Critical patent/JPH06225331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2794156B2 publication Critical patent/JP2794156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/77Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
    • H04N9/78Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成のくし形フィルタで、クロス・ル
ミナンス及びクロス・カラーを防止する。 【構成】 垂直ロウパス・フィルタ92が入力信号を垂
直次元にてロウパスろ波し、水平バンドパス・フィルタ
94がフィルタ92の出力信号を水平次元にてろ波す
る。減算器96が遅延した入力信号からフィルタ94の
出力信号を減算し、水平バンドパス・フィルタ106が
減算器96の出力信号をろ波して出力信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ・エンコーダ及
びデコーダ、特に、信号をエンコード及びデコードする
際に用いるくし形フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC複合ビデオ信号は、ルミナンス
(ルマ)成分及びクロミナンス(クロマ)成分から構成
されている。クロマ成分は、周波数が約3.58MHz
の副搬送波の位相及び振幅を変調して形成される。副搬
送波の位相がラインからラインに一定に維持されれば、
所定ラインの副搬送波が次ぎのラインの副搬送波に対し
て180度の位相のずれとなるように、副搬送波の周波
数を選択する。よって、ビデオ信号の水平副搬送波周波
数は3.58MHzとみなせるが、垂直次元の副搬送波
周波数はその信号の水平ライン期間の2倍、即ち、約
7.87KHzに対応する。PAL信号では、垂直副搬
送波周波数は、その信号の水平ライン期間の4倍に対応
する。
【0003】ビデオ信号のエンコード及びデコード処理
には、フィルタを用いる。図17は、従来技術によるカ
ラー・テレビジョン信号用1次元ビデオ・エンコード/
デコード・システムのブロック図である。入力端子10
のルミナンス信号Yを遅延回路10に供給した後、変調
器及び組合せ器14に供給する。この変調器及び組合せ
器14は、入力端子16及び18の2つのクロマ成分I
及びQを、夫々ロウパス・フィルタ20及び22を介し
て受ける。遅延回路12は、フィルタ20及び22の遅
延を補償する。この変調器及び組合せ器14は、端子2
4の同期信号、バースト信号及びブランキング信号も受
け、端子26にエンコードした出力信号を発生する。
【0004】端子26のエンコードした信号を(例え
ば、受信機にて)デコードするには、このエンコードし
た信号をバンドパス・フィルタ(BPF)28に供給
し、その出力信号を復調器及び分離器30に供給して、
端子32及び34に出力クロマ信号I’及びQ’を発生
する。端子26のエンコードした信号は、遅延回路36
(バンドパス・フィルタ28の遅延を補償する)にも供
給する。減算器38にて、遅延回路36の出力信号をバ
ンドパス・フィルタ28の出力信号と組合わせて、ルミ
ナンス信号を発生する。このルミナンス信号は、遅延回
路40(復調器及び分離器30の遅延を補償する)介し
て、端子42で出力ルミナンス信号Y’となる。単一次
元ノッチ及びバンドパスのフィルタ動作(ろ波)に基づ
くこの従来方法は、クロス・カラーやクロス・ルミナン
スという欠点がある。
【0005】図18は、くし形フィルタを用いた従来の
改良されたエンコード装置のブロック図である。入力端
子10を介してルミナンス信号Yをルミナンスくし形フ
ィルタ44に供給する。このくし形フィルタ44は、ろ
波されたルミナンス信号を発生する。一方、クロマ成分
I、Qは、変調器を有するクロマくし形フィルタ46の
入力端子16及び18に夫々供給する。クロマくし形フ
ィルタ46は、組合わされ、ろ波された信号を発生す
る。2つの出力(ろ波されたルミナンス及び組合わさ
れ、ろ波されたクロマ)を組合せ器48(同期、バース
ト及びブランキング信号24も受ける)に供給し、エン
コードした信号を端子50に発生する。ルミナンスくし
形フィルタ44は、ルミナンス入力を受ける垂直バンド
パス・フィルタ(V BPF)52と、この垂直バンド
パス・フィルタ52の出力を受ける水平バンドパス・フ
ィルタ(H BPF)54とを具えている。減算器58
は、水平バンドパス・フィルタ54の出力を、遅延した
入力ルミナンス信号(遅延回路10により、フィルタ5
2及びフィルタ54の固有の遅延を補償するために遅延
される)から減算して、ろ波したルミナンス出力を発生
する。クロマくし形フィルタ/変調器46は、Iクロマ
成分をろ波する水平ロウパス・フィルタ(H LPF)
60と、Qクロマ成分をろ波する水平ロウパス・フィル
タ62とを具えており、これらフィルタ60及び62の
出力を変調器及び組合せ器64に供給する。変調器/組
合せ器64の変調した出力は、垂直バンドパス・フィル
タ(V BPF)66を介して組合せ器48に供給す
る。
【0006】図19は、図18によるエンコード装置に
関連して用いる従来の対応するデコード装置のブロック
図である。エンコードした信号50をクロマくし形フィ
ルタ68(直列接続された垂直バンドパス・フィルタ7
0及び水平バンドパス・フィルタ72を具える)に供給
する。このくし形フィルタ68は、ろ波されたクロマ出
力を発生する。クロマくし形フィルタ68の出力信号を
復調器及び分離器74に供給し、端子32及び34にク
ロマ出力成分I’、Q’を発生する。このクロマくし形
フィルタ68の出力は、減算器76の減数である。減算
器76は、(遅延回路78で遅延された)エンコードし
た信号を被減数として受け、ルミナンス成分を発生す
る。このルミナンス成分は、遅延回路80で遅延され
て、出力端子42にルミナンス信号Y’として供給され
る。遅延回路78は、クロマくし形フィルタ68での固
有の遅延を補償する。同様に、遅延回路80は、復調器
及び分離器74の遅延を補償する。
【0007】図18及び図19によるくし形フィルタ装
置は、図20に示す如く、2次元で、ルミナンス及びク
ロマ成分を分離する。これら信号は、垂直及び水平周波
数成分の両方を含んでいる。なお、水平周波数成分は、
ビデオ・イメージの水平走査ラインに沿った信号の周波
数を表し、垂直周波数成分は、別の垂直ラインからの対
応するサンプルに対するある垂直ラインからのサンプル
の周波数を表す。図20の水平軸が水平周波数を表し、
軸の中央が0周波数となり、この0周波数値のいずれか
の側に水平副搬送波が現れる。垂直軸が垂直周波数を表
し、この垂直軸の中央が0周波数となり、この0軸のい
ずれかの側に垂直副搬送波周波数が現れる。ルミナンス
中央84からいずれかの方向に沿った移動が、周波数の
正の増分を表す。この図20は、4象限を示して、いず
れかが正又は負(+I、+Q、−I、−Q)のときのク
ロマ成分I、Qに対するフィルタ応答を表す。
【0008】領域82内の周波数の信号は、クロマ信号
として解釈し(各領域82は、クロマ中心出力は100
の付近をほぼ中心とする)、フィルタ68を通過してク
ロマ出力となる(また、ルミナンス出力から抑圧され
る)。領域82の外にある信号は、ルミナンス信号と解
釈され、クロマ出力から抑圧される(また、ルミナンス
出力に含まれる)。クロマ部分82は、垂直及び水平バ
ンドパス・フィルタの負の3デシベル点を表す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術により、単一
のくし形フィルタを用いる際にいくつかの問題が生じ
る。まず、図20の矢印86で示す一般領域(2つのク
ロマ水平副搬送波周波数の近くで、それに伴ったライン
における垂直方向での中央の領域)において、クロマに
は高い垂直周波数が存在するが、クロマくし形フィルタ
68の応答のため、クロマはこれら領域を占めない。ま
た、これら信号は、ルミナンスと解釈され、クロス・ル
ミナンスの影響が生じる。単一のくし形フィルタ方法に
対する別の欠点は、基準点88で、領域82の最も内側
の隅に近い部分で、高周波の斜めのルミナンス分解能が
損なわれることである。これにより、クロス・カラーの
影響が生じる。
【0010】従来の他の試みは、斜めに鋭いフィルタを
用いるが、かかるフィルタは、非常に複雑であり、分離
不能である。しかし、もし2次元ろ波アスペクトの分離
可能なフィルタならば、一方の次元におけるろ波と別々
に第2の次元でろ波を行え、ろ波動作の複雑さが軽減す
る。例えば、Mタップ×Nタップの分離できるデジタル
・フィルタは、MプラスN個の乗算器が必要である。し
かし、このフィルタが分離不能であれば、MのN倍の乗
算器が必要であり、コストが大幅に上昇する。
【0011】したがって、本発明の目的は、クロス・ル
ミナンス及びクロス・カラーを防止でき、且つ構成が簡
単なくし形フィルタの提供にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エンコ
ードした入力信号を逆双曲線くし形フィルタによりデコ
ードする際に、エンコードした信号を先ず垂直方向にろ
波し、この垂直にろ波した信号(垂直ろ波信号)を水平
にろ波し、エンコードした入力信号を遅延したもの(遅
延入力信号)から2度ろ波した信号を減算する。その結
果の減算した信号を更に水平方向にろ波して、第1出力
信号を発生する。オプションの(選択的に利用する)第
2垂直フィルタを、第2水平ろ波の前に用いてもよい。
【0013】(第2水平フィルタが発生した)第1出力
信号を、エンコードした入力信号の遅延したものから減
算して、このエンコードした入力信号から第2出力信号
を抽出して、この第2出力信号を発生する。
【0014】信号をエンコードするのに、逆双曲線くし
形フィルタを用いることができる。この場合、入力信号
成分は、夫々の逆双曲線くし形フィルタにより先ずろ波
して、ろ波した成分信号を発生する。次に、これら信号
を組合せ器に供給して、エンコードした出力信号を発生
する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明による逆双曲線くし形フィル
タのブロック図である。逆双曲線くし形フィルタを用い
るデコーダは、エンコードした信号90を受ける。な
お、このエンコードした信号は、ビデオ信号でもよい。
エンコードした信号を垂直ロウパス・フィルタ(LP
F)92に供給し、その出力を水平バンドパス・フィル
タ(BPF)94に入力する。また、エンコードした信
号90を遅延回路(遅延段)98にも供給し、その出力
は減算器96の被減数である。一方、水平フィルタ94
の出力を減算器96の減数入力とする。減算器96の出
力信号をオプションの垂直バンドパス・フィルタ104
に供給し、その出力を水平バンドパス・フィルタ106
に入力する。水平フィルタ106の出力は、クロマ成分
信号110であり、この信号を減算器108の減数入力
として供給する。第2遅延回路111は、第1遅延回路
98の出力を受け、遅延回路111の出力を減算器10
8の被減数とする。減算器108の出力は、ルミナンス
信号112である。
【0016】フィルタ92は、好適には、垂直マルチタ
ップのデジタル・ロウパス・フィルタであり、その垂直
周波数応答を図2にグラフで表す。このフィルタは、バ
ンドストップ(帯域阻止)フィルタとして働き、その応
答が垂直副搬送波周波数の付近で対称となる。
【0017】垂直副搬送波付近以外の周波数はフィルタ
を通過するが、このフィルタは垂直副搬送波周波数付近
が中心となるストップバンド(阻止帯域)である。図3
は、垂直及び水平周波数領域の両方でのフィルタ92の
応答を示す。なお、垂直副搬送波周波数(VSC)周辺
で中心となる垂直周波数成分を除去する(阻止帯域は参
照符号101で示す)。図3のグラフにおいて、垂直周
波数をY軸に沿って描き、水平周波数をX軸により示
す。なお、0周波数点から任意の方向への移動は、正副
搬送波移動を示す。4象限は、正又は負(+I、+Q、
−I、−Q)のときのクロマ成分I、Qの応答を示す。
阻止帯域101内のこれら以外の総ての領域は、パスバ
ンド(通過帯域)内である。
【0018】フィルタ92が、エンコードした信号に対
して垂直ロウパスろ波を行うと、このろ波した信号をフ
ィルタ94が水平方向にろ波する。このフィルタ94
は、図4での応答グラフが表すように、クロマ水平副搬
送波周波数の2分の1を中心とした通過帯域を有する。
フィルタ94の通過帯域は、クロマ副搬送波周波数の付
近で対称であり、このクロマ副搬送波周波数の4倍でサ
ンプルするシステムに最も簡単に実現できる。なお、フ
ィルタ94の総ての他のタップは0に等しい。2次元で
のフィルタ94の独立した応答を図5に示す。なお、0
付近を中心とする周波数と、水平副搬送波周波数(HS
C)付近を中心とする周波数とは、阻止帯域103の中
である。低周波数(即ち、0)が阻止帯域内に入ること
は、逆双曲線くし形フィルタの動作にとって必要ではな
いが、実施化が低コストになる。図6は、フィルタ94
の信号出力を表す。なお、図6で、フィルタ92及び9
4の組合わせた効果が判り、阻止帯域101及び103
が図示のようになる。
【0019】フィルタ94からの水平にろ波した出力を
減数として減算器96に供給する。エンコードした信号
90の遅延したものを被減数として減算器96に供給す
る。遅延段98は、フィルタ92及び94の遅延を補償
する。この減算器96は、遅延されたエンコードした信
号から、そのエンコードした信号を垂直及び水平にろ波
した信号を減算した信号を発生する。減算器96の出力
端に現れる信号の周波数内容を図7に示す。なお、領域
99は、阻止された周波数を表し、その他の領域は、通
過する周波数を表す。
【0020】オプションの垂直バンドパス・フィルタ1
04は、(NTSCの場合)垂直サンプル周波数の2分
の1である垂直副搬送波の付近が中心の帯域通過を行
う。この垂直周波数応答を図8に示す。好適には、フィ
ルタ104は多くのタップ(9個以上)を具えており、
従来技術が用いる種類の垂直くし形フィルタよりも応答
が広い。フィルタ104の2次元応答を図9に示す。な
お、阻止帯域105は、0垂直周波数付近を中心として
水平方向に広がった領域である。フィルタ104の出力
信号を図10に示す。なお、領域107は、フィルタ1
04の出力までのフィルタ段(フィルタ92、94、1
04及び減算器96)の阻止帯域内である。他の総ての
領域は通過帯域である。
【0021】フィルタ104の信号出力を受ける水平バ
ンドパス・フィルタ106の通過帯域は、図11に示す
ように、水平副搬送波周波数の付近を中心にする。2次
元でのフィルタ106の独立した応答を図12に示す。
この図12において、通過帯域は水平副搬送波周波数付
近を中心とし、阻止帯域は総ての他の領域109であ
る。フィルタ106は、例えば、好適には、NTSC又
はPALクロマ帯域幅規格に両立するように設計した従
来のクロマ・バンドパス・フィルタで構成してもよい。
NTSCの場合、切り替可能なフィルタを用いて、異な
る形の通過帯域で、I及びQクロマ・サンプルをろ波し
てもよい。
【0022】図13は、逆双曲線くし形フィルタの組合
せ段の周波数応答を示し、領域114がろ波装置全体の
クロマ通過帯域内であり、他の総ての領域がクロマ阻止
帯域内であり、クロマ出力110までは通過しない。ク
ロマ成分信号は減数として減算器108にも供給され、
一方、遅延回路98の遅延出力(遅延段111でも遅延
されるので、エンコードされた信号90が2回遅延され
たことになる)が被減数としてこの減算器108に供給
される。減算器108は、入力信号からクロマ成分を除
去して、出力ルミナンス信号112を発生する。遅延段
111は、フィルタ104及びフィルタ106の固有の
遅延を補償する。クロマ110及びルミナンス112を
フィルタの出力として発生する。
【0023】図13は、逆双曲線くし形フィルタの組合
わせた段のルミナンス応答を示す。4つのクロマ領域1
14(形状はほぼ双曲線である)内の周波数は、このフ
ィルタのルミナンス部分の阻止帯域内となり、ルミナン
ス出力112には現れない。ルミナンスの垂直及び水平
ラインの分解能を逆双曲線くし形フィルタにより軸1−
1及び2−2に沿って維持する。また、このフィルタ
は、図20に示す如き従来のフィルタの応答に対して、
軸3−3及び4−4に沿った対角線ルミナンス分解能
と、軸5−5に沿った垂直クロマ分解能の両方を改善
し、クロス・カラー及びクロス・ルミナンスの可能性を
減らす。
【0024】図14は、フィルタ92及び104を実現
した図1の逆双曲線くし形フィルタ装置の詳細なブロッ
ク図である。フィルタ92は、ディジィ・チェイン(da
isychain )形式に接続されたライン遅延回路118−
122と、入力信号及びライン遅延回路の出力を受ける
縮尺及び合計ブロック116とを具えている。ブロック
116は、選択可能なフィルタ係数に基づいて各入力を
縮尺する。種々のライン遅延回路118、120、12
2からの遅延を用いて、減算器96に供給する遅延回路
98に対する遅延の一部を行うことが判る。垂直フィル
タ104は、フィルタ92に類似しており、多数のディ
ジィ・チェインのライン遅延回路126、128、13
0及び132を有する奇数オーダ有限インパルス応答フ
ィルタを用いている。これら遅延回路の各々は、縮尺及
び合計ブロック124に独立の入力を供給する。
【0025】エンコードされたビデオ信号をデコードす
ることに関連して逆双曲線くし形フィルタについて説明
したが、このフィルタは、コンポーネント信号をエンコ
ードするのにも使用できる。図15は、エンコードに逆
双曲線くし形フィルタを用いた場合のブロック図であ
る。第1逆双曲線くし形フィルタ134は、入力端10
のルミナンス信号を受け、ろ波されたルミナンス出力1
12を発生して、組合せ器136に供給する。入力端1
6及び18のI及びQクロマ成分を組合せ器及び変調器
138に供給し、組合せクロマ出力を発生する。このク
ロマ出力を第2逆双曲線くし形フィルタ140に供給し
て、ろ波されたクロマ出力110を発生し、組合せ器1
36に入力する。組合せ器136は、同期信号、バース
ト信号及びブランキング信号も受け、エンコードした出
力信号90’を発生する。
【0026】よって、例えば、ビデオ信号において、ル
ミナンス信号を第1逆双曲線くし形フィルタを通過さ
せ、このフィルタのルミナンス出力を用いて、エンコー
ドする一方、このフィルタのクロマ出力を無視する。ク
ロマ信号を組合せ、変調し、第2逆双曲線くし形フィル
タの入力端に供給する。また、この第2フィルタのクロ
マ出力のみを用いる。ろ波したクロマ及びルミナンスを
同期、バースト及びブランキング情報と組合わせて、エ
ンコードした信号を発生する。この方法によるエンコー
ドは、クロマ・スペクトラムに入るルミナンス成分を大
幅に除去し、エンコードにおいて、デコード回路が誤っ
てクロマとして解釈してしまうルミナンス信号が少しし
か残らない。同様に、ルミナンス・スペクトラムに入る
クロマ信号を除去するので、デコードがクロマ信号を誤
ってルミナンスと解釈してしまう見込がなくなる。
【0027】図16は、図15のエンコードのより詳細
なブロック図であり、特に第1及び第2逆双曲線くし形
フィルタ134、140を詳細に示している。第1フィ
ルタ134は、入力ルミナンス信号10を受ける。ま
た、この第1フィルタ134は、入力信号を受け、ろ波
した入力を水平バンドパス・フィルタ94’に供給する
第1垂直ロウパス・フィルタ92’を含んでいる。フィ
ルタ94’の出力を減算器96’に減数として供給する
一方、(遅延回路98’で遅延した)入力ルミナンス信
号を被減数として減算器96’に供給する。その結果の
出力信号を水平バンドパス・フィルタ106’でろ波
し、このフィルタ106’からの信号を減数として減算
器108’に供給する。(遅延回路98’及び遅延回路
111’で)2回遅延した入力信号を、被減数として減
算器108’に供給する。その結果の減算出力は、ろ波
されたルミナンスであり、組合せ器136に供給され
る。
【0028】フィルタ140は、垂直ロウパス・フィル
タ92”を含んでいる。このフィルタ92”は、入力ク
ロマ信号を受け、ろ波した入力を水平バンドパス・フィ
ルタ94”に供給する。水平フィルタ94”の出力は、
減算器96”への減数であり、(遅延回路98”で)遅
延された入力信号が減算器96”の被減数となる。結果
としての減算器出力信号は、オプションの垂直バンドパ
ス・フィルタ104”の入力となる。この垂直フィルタ
104”からのろ波された出力を水平バンドパス・フィ
ルタ106”に入力として供給する。その結果の出力
は、クロマ110’であり、組合せ器136に供給され
る。よって、フィルタ134は、ルミナンス用のみの逆
双曲線くし形フィルタであり、フィルタ140は、クロ
マ用のみの逆双曲線くし形フィルタであることが理解で
きよう。
【0029】上述の実施例では、NTSCビデオ信号に
よる本発明の逆双曲線くし形フィルタを用いたが、本発
明は、他の信号も有利にろ波できる。例えば、総ての信
号ライン遅延回路を2ライン期間の遅延回路と置換し
て、本発明をPAL信号にも適用できる。
【0030】また、本発明は、将来の進歩したテレビジ
ョン・システムのように、方形変調器により2次元信号
を組合せた後、これら信号を分離する任意のシステムに
用いることもできる。
【0031】逆双曲線くし形フィルタは、3次元エンコ
ード及びデコード・システムに用いることもできる。こ
の場合、ビデオ信号に動きがわずかしか検出されない
か、全く検出されない(即ち、ビデオ信号が表すピクチ
ャにおいて、フレームからフレームに変化がない)と、
フレームからフレームの分離を達成するか、又はフィー
ルドからフィールドのろ波する(即ち、前若しくは次の
フレーム若しくはフィールドに関連した1つのフレーム
若しくはフィールドをろ波する)。しかし、動きが検出
されると、逆双曲線くし形フィルタ、又は逆双曲線くし
形フィルタ及び3次元フィールドの組合せを用いる。
【0032】本発明は、上述の特定実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱することなく種々の
変形及び変更が可能である。
【0033】
【発明の効果】上述の如く、本発明のくし形フィルタに
よれば、簡単な構成で、クロス・ルミナンス及びクロス
・カラーを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逆双曲線くし形フィルタの好適な一実
施例のブロック図である。
【図2】図1に用いるフィルタ92の垂直次元周波数応
答のグラフ図である。
【図3】2次元におけるフィルタ92の周波数応答のグ
ラフ図である。
【図4】図1に用いるフィルタ94の水平次元応答のグ
ラフ図である。
【図5】2次元におけるフィルタ94の応答を示すグラ
フ図である。
【図6】図1に用いるフィルタ94の出力を示すグラフ
図である。
【図7】図1に用いる減算器96カラーの出力信号のグ
ラフ図である。
【図8】図1に用いるフィルタ104の垂直次元周波数
応答のグラフ図である。
【図9】図1に用いるフィルタ104の2次元応答を示
すグラフ図である。
【図10】フィルタ104の出力を示すグラフ図であ
る。
【図11】図1に用いるフィルタ106の水平周波数応
答のグラフ図である。
【図12】フィルタ106の2次元応答を示すグラフ図
である。
【図13】本発明の逆双曲線くし形フィルタの組合せ応
答を示すグラフ図である。
【図14】本発明の逆双曲線くし形フィルタのより詳細
なブロック図である。
【図15】エンコーダに本発明の逆双曲線くし形フィル
タを用いた場合のブロック図である。
【図16】図15に示す如くエンコーダに本発明の逆双
曲線くし形フィルタを用いた場合のより詳細なブロック
図である。
【図17】1次元フィルタを用いた従来のビデオ信号エ
ンコード/デコード・システムのブロック図である。
【図18】従来のくし形フィルタを用いたビデオ・エン
コード回路のブロック図である。
【図19】従来のくし形フィルタを用いたビデオ・デコ
ード回路のブロック図である。
【図20】従来のくし形フィルタのエンコード/で個の
応答を示す周波数応答図である。
【符号の説明】
92 垂直ロウパス・フィルタ 94 水平バンドパス・フィルタ 96 減算器 98 遅延回路 104 垂直バンドパス・フィルタ 106 水平バンドパス・フィルタ 108 減算器 111 遅延回路

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元入力信号をろ波するフィルタであ
    って、 上記入力信号を受け、2次元の一方にて上記入力信号を
    ロウパスろ波する第1フィルタ段と、 該第1フィルタ段の出力信号を受け、上記2次元の他方
    にて上記第1フィルタ段の出力信号をろ波する第2フィ
    ルタ段と、 該第2フィルタ段の出力信号を第1入力信号として受
    け、遅延した上記入力信号を第2入力信号として受ける
    第1減算器と、 該第1減算器の出力信号を受け、上記他方の次元で上記
    第1減算器の出力信号をろ波し、ろ波した第1出力信号
    を発生する第3フィルタ段とを具えたフィルタ。
  2. 【請求項2】 上記ろ波した第1出力信号及び上記遅延
    した入力信号を受け、ろ波した第2出力信号を発生する
    第2減算器を更に具えたことを特徴とする請求項1のフ
    ィルタ。
  3. 【請求項3】 上記第1減算器及び上記第3フィルタ段
    の間に配置され、上記一方の次元で上記第1減算器の出
    力信号をろ波し、上記第1減算器のろ波した出力信号を
    上記第3フィルタ段に供給する第4フィルタ段を更に具
    えたことを特徴とする請求項1のフィルタ。
  4. 【請求項4】 上記第4フィルタ段は、上記一方の次元
    にて通過帯域の中心が副搬送波周波数であることを特徴
    とする請求項3のフィルタ。
  5. 【請求項5】 上記第1フィルタ段の周波数応答は、上
    記一方の次元にて副搬送波周波数未満の信号を通過させ
    ることを特徴とする請求項1のフィルタ。
  6. 【請求項6】 上記第2フィルタ段は、上記他方の次元
    にて副搬送波周波数の2分の1を中心とする通過帯域の
    通過帯域フィルタを有することを特徴とする請求項1の
    フィルタ。
  7. 【請求項7】 上記第3フィルタ段は、上記他方の次元
    にて副搬送波周波数を中心とする通過帯域の通過帯域フ
    ィルタを有することを特徴とする請求項1のフィルタ。
  8. 【請求項8】 2次元入力信号をろ波する方法であっ
    て、 2次元の一方にて上記入力信号をロウパスろ波して、第
    1ろ波信号を発生し、 上記2次元の他方にて上記第1ろ波信号をろ波して、第
    2ろ波信号を発生し、 遅延した上記入力信号から上記第2ろ波信号を減算し
    て、第3ろ波信号を発生し、 上記他方の次元で上記第3ろ波信号をろ波して第1出力
    信号を発生することを特徴とするろ波方法。
  9. 【請求項9】 上記2次元入力信号は、カラー・バース
    トを含む複合ビデオ信号であり、 上記入力信号をロウパスろ波するステップは、上記一方
    の次元にて副搬送波周波数未満の信号を通過させる周波
    数応答のフィルタによりろ波を行い、 上記第1ろ波信号をろ波するステップは、上記他方の次
    元にて副搬送波周波数の2分の1が中心となる通過帯域
    のバンドパス・フィルタによりろ波を行い、 上記第3ろ波信号をろ波するステップは、上記他方の次
    元にて副搬送波周波数が中心となる通過帯域のバンドパ
    ス・フィルタによりろ波を行うことを特徴とする請求項
    8の方法。
  10. 【請求項10】 上記2次元入力信号は複合ビデオ信号
    であり、上記第1出力信号は上記複合ビデオ信号のクロ
    マ成分であることを特徴とする請求項8の方法。
  11. 【請求項11】 更に、上記他方の次元にて上記第3ろ
    波信号をろ波する前に上記一方の次元にて上記第3ろ波
    信号をろ波することを特徴とする請求項8の方法。
  12. 【請求項12】 上記2次元入力信号は、カラー・バー
    ストを有する複合ビデオ信号であり、 上記入力信号をロウパスろ波するステップは、上記一方
    の次元にて副搬送波周波数未満の信号を通過させる周波
    数応答のフィルタによりろ波を行い、 上記第1ろ波信号をろ波するステップは、上記他方の次
    元にて副搬送波周波数の2分の1が中心となる通過帯域
    のバンドパス・フィルタによりろ波を行い、 上記一方の次元にて上記第3ろ波信号をろ波するステッ
    プは、上記一方の次元にて副搬送波周波数が中心となる
    通過帯域のバンドパス・フィルタによりろ波を行ない、 上記他方の次元にて上記第3ろ波信号をろ波するステッ
    プは、上記他方の次元にて副搬送波周波数が中心となる
    通過帯域のバンドパス・フィルタによりろ波を行なうこ
    とを特徴とする請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 更に、遅延した上記入力信号から上記
    第1出力信号を減算して、第2出力信号を発生すること
    を特徴とする請求項8の方法。
  14. 【請求項14】 上記2次元入力信号は複合ビデオ信号
    であり、 上記第1出力信号は上記複合ビデオ信号のクロマ成分で
    あり、上記第2出力信号は上記複合ビデオ信号のルミナ
    ンス成分であることを特徴とする請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 成分を有する入力ビデオ信号を、選択
    した副搬送波周波数にてろ波するくし形フィルタであっ
    て、 上記入力信号を受け、阻止帯域が上記ビデオ信号のほぼ
    垂直副搬送波周波数である垂直ロウパス・フィルタと、 該垂直ロウパス・フィルタの出力信号を受け、通過帯域
    が上記水平副搬送波周波数の2分の1をほぼ中心とする
    第1水平バンドパス・フィルタと、 該水平バンドパス・フィルタの出力信号及び遅延した上
    記入力ビデオ信号を受ける第1減算器と、 該第1減算器の出力信号を受け、通過帯域の中心がほぼ
    上記垂直副搬送波周波数である垂直バンドパス・フィル
    タと、 該垂直バンドパス・フィルタの出力信号を受け、通過帯
    域の中心がほぼ上記水平副搬送波周波数である第2水平
    バンドパス・フィルタと、 上記第1ろ波出力信号及び上記遅延した入力ビデオ信号
    を受け、第2ろ波出力信号を発生する第2減算器とを具
    えたくし形フィルタ。
  16. 【請求項16】 入力ルミナンス信号及び入力クロマ信
    号をエンコードして、複合ビデオ信号を発生する装置で
    あって、 上記入力ルミナンス信号を受け、逆双曲線周波数応答を
    有し、副搬送波周波数でエネルギーがほとんどないろ波
    ルミナンス信号を発生する第1くし形フィルタと、 上記入力クロマ信号を受け、副搬送波周波数にほぼ総て
    のエネルギーがあるろ波ルミナンスクロマ信号を発生す
    る第2くし形フィルタと、 上記ろ波ルミナンス信号及び上記ろ波クロマ信号を組合
    わせて、複合ビデオ信号を発生する組合せ器とを具えた
    装置。
  17. 【請求項17】 上記第1くし形フィルタは、 上記ルミナンス信号を受け、第1次元にて上記ルミナン
    ス信号をロウパスろ波して第1ルミナンス成分を発生す
    る第1フィルタと、 上記第1ルミナンス成分を受け、第2次元にて上記第1
    ルミナンス成分をろ波して第2ルミナンス成分を発生す
    る第2フィルタ段と、 上記第2ルミナンス成分及び遅延した上記入力ルミナン
    ス信号を受け、上記遅延入力ルミナンス信号から上記第
    2ルミナンス成分を減算して第3ルミナンス成分を発生
    する第1減算器と、 上記第3ルミナンス成分を受け、上記第2次元にて上記
    第3ルミナンス成分をろ波し、第4ルミナンス成分を発
    生する第3フィルタ段と、 上記第4ルミナンス成分及び遅延した上記入力ルミナン
    ス信号を受け、上記遅延ルミナンス信号から上記第4ル
    ミナンス成分を減算して上記ろ波ルミナンス信号を発生
    する第2減算器とを具えたことを特徴とする請求項16
    の装置。
  18. 【請求項18】 上記第3ルミナンス成分を受け上記第
    3ルミナンス成分を上記第1次元にてろ波し、上記ろ波
    第3ルミナンス成分を上記第3フィルタに供給する第4
    フィルタと更に具えることを特徴とする請求項17の装
    置。
  19. 【請求項19】 上記第2くし形フィルタは、 上記クロマ信号を受け、第1次元にて上記クロマ信号を
    ロウパスろ波して第1クロマ成分を発生する第1フィル
    タと、 上記第1クロマ成分を受け、第2次元にて上記第1クロ
    マ成分をろ波して第2クロマ成分を発生する第2フィル
    タ段と、 上記第2クロマ成分及び遅延した上記入力クロマ信号を
    受け、上記遅延入力クロマ信号から上記第2クロマ成分
    を減算して第3クロマ成分を発生する第1減算器と、 上記第3クロマ成分を受け、上記第2次元にて上記第3
    クロマ成分をろ波し、上記ろ波クロマ信号を発生する第
    3フィルタ段とを具えたことを特徴とする請求項16の
    装置。
  20. 【請求項20】 上記第3クロマ成分を入力として受
    け、出力信号を上記第3フィルタに供給して、上記第3
    クロマ成分が上記第3フィルタに供給される前に上記第
    1次元にて上記第3クロマ成分をろ波する第4フィルタ
    と更に具えることを特徴とする請求項19の装置。
  21. 【請求項21】 入力ルミナンス信号及び入力クロマ信
    号をエンコードして、複合ビデオ信号を発生する方法で
    あって、 副搬送波周波数でエネルギーがほとんどないろ波ルミナ
    ンス出力信号を発生する周波数応答のくし形フィルタに
    より上記入力ルミナンス信号をろ波し、 副搬送波周波数にエネルギーのほぼ総てがあるろ波クロ
    マ出力信号を発生する逆双曲線周波数応答のくし形フィ
    ルタにより上記入力クロマ信号をろ波し、 上記ろ波したルミナンス信号及びクロマ信号を組合せ、
    複合ビデオ信号を発生することを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 上記入力ルミナンス信号をろ波するス
    テップは、 第1次元にて上記ルミナンス信号をロウパスろ波して、
    第1ろ波ルミナンス信号を発生し、 第2次元にて上記第1ろ波ルミナンス信号をろ波して、
    第2ろ波ルミナンス波信号を発生し、 遅延した上記入力ルミナンス信号から上記第2ろ波ルミ
    ナンス信号を減算して、第3ろ波ルミナンス信号を発生
    し、 上記第2次元にて上記第3ろ波ルミナンス信号をろ波し
    て第4ろ波ルミナンス信号を発生し、 遅延した上記入力ルミナンス信号から上記第4ろ波ルミ
    ナンス信号を減算して、上記ろ波ルミナンス出力信号を
    発生するすることを特徴とする請求項21の方法。
  23. 【請求項23】 更に、上記第2次元で上記第3ろ波ル
    ミナンス信号をろ波する前に、上記第1次元で上記第3
    ろ波ルミナンス信号をろ波することを特徴とする請求項
    22の方法。
  24. 【請求項24】 上記入力クロマ信号をろ波するステッ
    プは、 第1次元にて上記クロマ信号をろ波して、第1ろ波クロ
    マ信号を発生し、 第2次元にて上記第1ろ波クロマ信号をろ波して、第2
    ろクロマ波信号を発生し、 遅延した上記入力クロマ信号から上記第2ろ波クロマ信
    号を減算して、第3ろ波クロマ信号を発生し、 上記第2次元にて上記第3ろ波クロマ信号をろ波して、
    上記ろ波クロマ出力信号を発生することを特徴とする請
    求項21の方法。
  25. 【請求項25】 更に、上記第2次元で上記第3ろ波ク
    ロマ信号をろ波する前に、上記第1次元にて上記第3ろ
    波クロマ信号をろ波することを特徴とする請求項21の
    方法。
JP5285894A 1992-10-26 1993-10-20 くし形フィルタ Expired - Lifetime JP2794156B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/966,635 1992-10-26
US07/966,635 US5270803A (en) 1992-10-26 1992-10-26 Inverse hyperbolic comb filter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06225331A true JPH06225331A (ja) 1994-08-12
JP2794156B2 JP2794156B2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=25511676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5285894A Expired - Lifetime JP2794156B2 (ja) 1992-10-26 1993-10-20 くし形フィルタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5270803A (ja)
JP (1) JP2794156B2 (ja)
DE (1) DE4336499A1 (ja)
GB (1) GB2271904B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8910498B2 (en) 2011-10-25 2014-12-16 6251374 Canada Inc. Lockout cabinet

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62175092A (ja) * 1985-10-07 1987-07-31 フアロ−ジヤ ラボラトリ−ズ,インコ−ポレイテツド 多次元コムフイルタ装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6441392A (en) * 1987-08-07 1989-02-13 Hitachi Ltd Three-dimensional yc separation picture equipment
JPH0716253B2 (ja) * 1987-12-18 1995-02-22 日本ビクター株式会社 適応型輝度信号色信号分離装置
US4847682A (en) * 1987-12-18 1989-07-11 North American Philips Corporation Adaptive comb filter for artifact-free decoding
JPH0342989A (ja) * 1989-07-10 1991-02-25 Mitsubishi Electric Corp 輝度信号・色信号分離フイルタ
JPH0342990A (ja) * 1989-07-10 1991-02-25 Mitsubishi Electric Corp 輝度信号・色信号分離フイルタ
CA2015587C (en) * 1990-04-27 1996-12-03 Chon Tam Le Dinh Separable diamond shaped multidimensional filters for composite video endocing/decoding applications
EP0454591A3 (en) * 1990-04-27 1993-04-07 Centre De Recherche Industrielle Du Quebec Separable diamond shaped multidimensional filters for composite video encoding/decoding applications

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62175092A (ja) * 1985-10-07 1987-07-31 フアロ−ジヤ ラボラトリ−ズ,インコ−ポレイテツド 多次元コムフイルタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
GB2271904A (en) 1994-04-27
JP2794156B2 (ja) 1998-09-03
GB9319313D0 (en) 1993-11-03
DE4336499A1 (de) 1994-04-28
GB2271904B (en) 1996-06-12
US5270803A (en) 1993-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4731660A (en) Processing methods using adaptive threshold for removal of chroma/luminance cross-talk in quadrature-modulated subcarrier color television systems
KR100388579B1 (ko) 공통지연소자를갖는휘도/색차를분리시키기위한방법및장치
KR100188832B1 (ko) 텔레비젼 신호에 보조정보를 전송하는 장치
US4051516A (en) Digital processing of PAL color television signals in the form of a Y signal and a composite U+V/U-V signal
EP0436549B1 (en) System for combining and separating components of a video signal
EP0549174B1 (en) Adaptive chrominance filtering control
CA1189957A (en) Television signal filtering system
EP0240209B1 (en) Encoding and decoding component digital video signals
US4829367A (en) Apparatus and method for encoding and decoding a NTSC color video signal
GB2253321A (en) Chrominance filtering system
JPS58129892A (ja) 輝度・色信号分離回路
KR0126472B1 (ko) 색도 및 휘도 비디오 신호 분리용 적응성 콤필터 및 신호 분리 방법
US6424384B1 (en) Method and apparatus for improved signal filtering
JP2794156B2 (ja) くし形フィルタ
EP0218241A2 (en) Bi-dimensional comb filter
JP3407556B2 (ja) 映像符号化変換装置
GB2044577A (en) Method of and apparatus for coding and decoding PAL colour television signals
JPH02108390A (ja) Palカラーテレビ信号の輝度信号・色信号分離回路
KR0158665B1 (ko) 확장된 복합 텔레비젼 시스템
GB2113037A (en) Method of and apparatus for coding and decoding PAL colour television signals
EP0015134B1 (en) Method of and apparatus for coding and decoding pal colour television signals
RU2054820C1 (ru) Цифровое устройство разделения сигналов яркости и цветности в декодерах систем pal и ntsc
JPS62181587A (ja) 直角変調されたカラ−テレビジヨン画像信号を処理する方法及び装置
JPH03196791A (ja) 動き適応型輝度信号色信号分離装置
JPH08336154A (ja) ディジタルカラーエンコーダ