JPS63313594A - シチジンジリン酸コリンの製造方法 - Google Patents

シチジンジリン酸コリンの製造方法

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JPS63313594A
JPS63313594A JP14715087A JP14715087A JPS63313594A JP S63313594 A JPS63313594 A JP S63313594A JP 14715087 A JP14715087 A JP 14715087A JP 14715087 A JP14715087 A JP 14715087A JP S63313594 A JPS63313594 A JP S63313594A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、シチジンシリン酸コリン(以後、“CDP−
コリン”と略称する。)の製造方法に関する。より詳し
くは、本発明は、コリンホスフェートシチジルトランス
フェラーゼ(CholinephosphateCyt
idyl transferase)の遺伝子を含む組
換え体DNAで形質転換されたサツカロミセス・セレビ
シー(Saccharomyces cerevisi
ae)の株(以後、これを“CPCTクローン”と略称
する。)を用いた、高収率で、経済的に有利にCDP−
コリンを製造する方法に関する。
〔従来技術の説明〕
CDP−コリン(シチジンシリン酸コリン)は、生体内
におけるレシチン合成の前駆物質としてリン脂質の合成
に関与する重要な物質であり、医薬として、頭部外傷や
脳手術に伴う意識障害の回復剤や脂質代謝の異常や障害
の予防及び治療などに有用な物質として知られているも
のである。
そして、CDP−コリンの取扱いが比較的容易で且つ入
手が容易な酵母を使用しての製造については、下達する
微生物学的手法による製造方法が知られている。
+11  サツカロミセス属の酵母の国体又はその処理
物をシチジン−5′−モノリン酸(以後、“CMP”と
略称する。)とコリン又はホスフォリルコリンを含有す
る反応液中に加えて、CDP−コリンを反応液中に生成
蓄積させる方法(特公昭48−40757)、 (2)  ロドトルラ・ムシラギノサに属する酵母の生
菌体又は乾燥菌体を用いて、CMPとホスフォリルコリ
ンを基質とし、CDP−コリンを反応液中に生成蓄積さ
せる方法(特公昭48−2359)、及び、 (3)サツカロミセス・セレビシ−のCPCTクローン
からコリンホスフェート シチジルトランスフェラーゼ
を精製し、この酵素によってシチジン−5′ −トリリ
ン#(以後、”CTPと略称する。)とホスフォリルコ
リンからCDP−コリンを生成する方法(脂質生化学研
究第26巻、第220−223頁)。
しかし、上記(11の方法は、CDP−コリンの生成率
が低く、CMPに対し50%以下のモル収率であって、
その上副生物が多いことから、製品のコストを高くして
しまうことの他、工程にも問題を伴うものである。
次に上記(2)の方法については、対CMPモル収率8
5〜95%でCDP−コリンが生成されると記載されて
はいるものの、実験室規模でのものに他ならなく、工業
的規模ではかかる収率は到底達成されるものではない、
そして該方法によってCDP−コリンを得たところで、
いずれにしろその製品コストはかなり高いものになって
しまう。
上記(3)の方法については、使用する基質のCTPが
不安定で取り扱い上問題のものであることの他、高価で
あることから、工程操作に格別の配慮が必要とされ、こ
の方法によってもやはりCDP−コリンの製品コストは
かなり高いものになってしまう。
一方、CDP−コリンは、上述したように医薬品として
有用なものであることから、その安価な提供が社会的要
求としである。
〔発明の目的〕
本発明の主たる目的は、安価な原料を使用して、高収率
でCDP−コリンを生産し、その製品コストの低減を可
能にし、上記社会的要求に応じることのできるCDP−
コリンの製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、CMPとコリン又はホスフォリル
コリンを基質に使用しても上述の従来法における副生物
生成等の問題がなく、工業的規模において定常的に高収
率で目的物質たるCDP−コリンを与え且つ工程管理の
容易な、コリンホスフェート シチジルトランスフェラ
ーゼの活性を高めたCPCTクローンを使用するCDP
−コリンの製造法を提供することにある。
〔発明の構成・効果〕
本発明は、本発明者らが、CDP−コリン(シチジンシ
リン酸コリン)の従来の製造方法における前述の問題点
を解決して上記本発明の目的を達成すべく鋭意研究を重
ねた結果、上述する知見を得、該知見に基づいて更なる
研究を続は完成するに至ったものである。
即ち本発明者らは、後述するようにして、CPCTクロ
ーン(即ち、コリンホスフェート シチジルトランスフ
ェラーゼの遺伝子を含む組換え体DNAで形質転換され
たサツカロミセス・セレビシー)を調整し、該CPCT
クローンを所定の培地で培養して得た生菌体を解糖系の
エネルギーを利用し、CMP (シチジン−5′−モノ
リン酸とコリンの組合せ及びCMPとホスフォリルコリ
ンの組合せのそれぞれと反応せしめたところ、いずれの
場合にあっても従来の方法において見られる副生物の生
成がほとんどなくしてCDP−コリンが極めて高い収率
で常時安定して得られることがわかった。
また、前記CPCTクローンは、その培養液、培養して
得た菌体の摩砕物、抽出物、そして溶媒処理物のいずれ
であっても、生菌体を使用する場合と同様に副生物の生
成がほとんどなくしてCDP−コリンが極めて高い収率
で常時安定して得られることがわかった。
然るに本発明は、CPCTクローンの培養液、菌体もし
くはその処理物を用いてCMPとコリンまたはホスフォ
リルコリンを反応基質として反応液中にCDP−コリン
を生成蓄積せしめ、それを採取することからなるCDP
−コリンの製造方法に関するものである。
本発明のCDP−コリンの製造方法にあって使用するC
PCTクローンは、脂質生化学研究第26第220−2
23頁(1984年)に記載された方法により取得でき
るものである。すなわち、+11  サツカロミセス・
セレビシーX2180−IB(米国カリフォルニア大学
イーストゼネティソクストックセンター(Yeast 
Genetic 5tockCen ter)より入手
できる)よりクライヤー(Cryer)らの方法(メソ
フズ・イン・セルバイオロジー(Methods in
 Ce1l Biology) 12 @、39−44
゜1975)に従って全DNAを抽出する。このDNA
に制限酵素5auBAIを作用させて、平均約10キロ
ベース(以後′″kb″と略称する。)程度の断片にな
るまで切断する。この反応液をカラムで分画し、5〜1
5kbの長さのDNA断片を集める。
一方、ベクターYEp13(アメリカン・タイプ・カル
チャー・コレクシラン(AmericanTyp@Cu
1ture Co11ection )よりATCCl
’h37115の寄託番号の下で容易に入手できる。〕
を制限酵素BamHIで開裂させ、これにT4リガーゼ
の作用により上記DNA断片を結合させて組換え体DN
Aを作製する。
組換え体DNAでエシェリヒア・コリに12株(なお、
通常の形質転換に用いるに12株ならばいずれでもよい
、)を形質転換し、アンピシリン耐性を示すコロニーを
取得する。得られたコロニーをすべて混合して培養し、
その菌体よりウィルキー(Wilkie)らの方法にニ
ークレイツク・アシズ・リサーチ(Nucleic A
c1dsResearch)第7@、第859−877
頁(1979) )に従ってプラスミドDNAを調整す
る。(これを、1サフカロミセス・セルビシーの遺伝子
ライブラリー”と称する。) (2)す7カロミセス・セレビシーD319−8A株は
ホスファチジルセリン合成能を欠損している上に、37
℃ではコリンホスフェート シチジルトランスフェラー
ゼ活性が欠損するため生育できなくなる変異株である。
なお、この株は工業技術院微生物工業技術研究所に徽工
研菌寄第9217号として寄託されていて、容易に入手
することのできるものである。
該サツカロミセス・セレビシ−0319−8A株を、ペ
ックス(Beggs)の方法(ネイチャー(Natur
e)第275巻第104−109頁(197B) )に
従って、サツカロミセス・セルビシーの遺伝子ライブラ
リーで形質転換し、37℃で培養を行い、生育してくる
コロニーをCPCTクローンとして取得する。
(3)かくして取得したCPCTクローンの一株を培養
し、得られる菌体よりディベニッシ工(Devenis
h)らの方法〔ジーン(Gene)第18巻第277−
288頁(1982))に従ってプラスミドDNAを調
製する。このプラスミドDNAでエシェリヒア・コリに
12を形質転換し、アンピシリン耐性を示すコロニーを
取得する。
か(して得られるコロニーを培養し、これよりプラスミ
ドDNAを抽出精製し、種々の制限酵素による切断を行
って解析する。
この結果、組換え体DNAの制限酵素地図を第1図のよ
うに特定し、このDNAをpcclと命名した。
こうして得られた組換え体DNApCC1で再びD31
9−8A株を形質転換すれば、容易にCPCTクローン
を得ることができる。
また、PCCIで形質転換する株は、上記のD319−
8A株に限定されるものではなく、形質転換体を検出す
るための遺伝的形質、すなわちロイシン要求性をそなえ
ていればいずれのサツカロミセス・セレビシーでもよい
、すなわち、例えば、サツカロミセス・セレビシ−(A
TCClk38626)を上記と全(同様の方法に従っ
てpcclで形質転換し、ロイシン要求性の消失したコ
ロニーを分離することによりCPCTクローンを取得す
ることができる。
本発明の方法にあって、CPCTクローンの培養は、グ
ルコース、稠密などの炭素源、硫酸アンモニウム、尿素
などの窒素源、リン酸塩、硫酸マグネシウムなどの無機
塩、ビタミン類、微量金属塩等を適宜選択してなる通常
の酵母用培地を使用して行うことができる。培養は振と
う、通気攪拌等の培養方法により行うことができる。培
養条件は培地の温度を20〜40℃とし、pH値を3〜
8の範囲にして行う0反応に用いる菌体は、菌体それ自
体、または培養液、あるいは菌体摩砕物、菌体抽出物、
溶媒処理物などいずれであってもよい。
本発明の方法におけるCPCTクローンを使用してのC
DP−コリンを生成せしめる反応は、CMPとコリンま
たはホスフォリルコリンを反応基質とし、糖及び無機塩
類を使用し、反応液のpH値を好ましくは、4.5〜9
.0、より好ましくは5.5〜7.5に!IIIL、反
応温度を好ましくは5〜50℃、より好ましくは25〜
35℃にして行われる。
反応液中のCPCTクローンの上述の菌体量は、乾燥菌
体として約0.1〜約50%の範囲とすることができる
が、5〜25%の範囲が望ましい。
なお、本発明の方法において使用するCPCTクローン
は、上述の菌体、菌体処理物等を例えばカラギーナン、
アルギン酸カルシウム等を用いる固定化法に従って固定
化して使用することができる。
使用する糖としては、グルコース、フラクトース、マル
トース、シュクロース等の糖類物質が使用できる。そし
てそうしたtUa物質は、好ましくは、0.O1〜5モ
ル濃度、より好ましくは0.15〜0.7モル濃度で反
応液中に存在せしめる。
反応基質にはCMPとコリンの組合せ、またはCMPと
ホスフォリルコリンの組合せを使用する。
CMPとコリンの組合せの場合、CMPの濃度を好まし
くは0.01−1.0モル濃度、より好ましくは0.0
1〜0.2モル濃度に、又コリンは好ましくは0.O1
〜3.0モル濃度、より好ましくは0.03〜0.6モ
ル濃度にする。
また、CMPとホスフォリルコリンの組合せの場合、C
MPの濃度を好ましくはo、oi〜1.0モル濃度、よ
り好ましくは0.O1〜0.2モル濃度に、また、ホス
フォリルコリンは、好ましくは0.01〜1.0モル濃
度、より好ましくは0.02〜0.4モル濃度にする。
また、コリンとホスフォリルコリンをまぜ合わせて使用
してもよ(、その場合上記のCMP濃度に対して、コリ
ンとホスフォリルコリンの混合物を、好ましくはo、 
o o i〜3.0モル濃度、より好ましくは0.03
〜0.6モル濃度にする。
また、使用する無機塩類としてはリン酸塩、塩化マグネ
シウム等が使用でき、リン酸塩は好ましくは0.01〜
1.0モル濃度、より好ましくは0.05〜0.5モル
濃度に、塩化マグネシウムは好ましくは0.001〜0
.5モル濃度、より好ましくは0.01〜0.1モル濃
度にする。
反応液中に生成したCDP−コリンの分離、精製は、公
知のイオン交換樹脂法、活性炭吸着法、溶媒抽出沈澱法
等を任意に選択し、組合せるなどして行うことができる
以上説明の本発明の方法によると、後述の実施例の結果
からしても明らかなように、常時安定してCMPに対し
90%以上のモル収率でCDP−コリンが得られる。そ
して後述の参考例や比較例に示される、もとのサツカロ
ミセス・モルビシーによる反応の収率と比較すると、本
発明の効果はきわめて顕著なものであることが理解され
る。
また、本発明は、使用するCPCTクローンの菌体の活
性が高いため、反応を短時間で完了させる利点をもち、
さらにCTPやホスフォリルコリンが反応液中に蓄積す
ることなく CDP−コリンに極めて効率的に変換され
るので、従来法の下で、ホスファターゼやデアミネース
活性によって生じるシチジンやシトシン、ウリジン、ウ
ラシル等がほとんど生成されない。
(実施例〕 以下、実施例を挙げて本発明の方法を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるもの
ではない。
入車史上 サツカロミセス・モルビシー(徽工研菌寄第9217号
)を組換え体DNApCC1で形質転換して得られたC
PCTクローンをw密3.9%、グルコース7%、尿素
0.5%、硫酸アンモニウム0.25%、リン酸1カリ
ウム0.5%、硫酸マグネシウム0.09%からなる境
地で、20時間通気攪拌しながら培養して得られた乾燥
菌体20g相当の生菌体に蒸留水23m1とトルエンl
 Qmlを加え、攪拌したものと、CMP2.4g、グ
ルコース15g、ホスフォリルコリン1.6g、塩化マ
グネシウム0.38gを0.15モル濃度リン酸緩衝液
(pH7,5)に溶かして24 Qmlとし、30℃で
5時間反応させたところ、反応液中にCDP−コリンが
3.35g生成した。
これは、対CMPモル収率92.3%である。また、こ
の時シチジン、シトシン、ウリジン、ウラシルなどの副
生成物は、1%以上の生成はみとめられなかった。
〔参考例〕
す、カロミセス・モルビシ−(徽工研菌寄第9217号
)を実施例1と同じ条件で培養し、同じ反応条件で20
0時間反応せたところ、CMPに対し、0.4%のモル
収率でCDP−コリンが生成した。
また、この時副生成物としてシチジン6.8%、ウリジ
ン13.1%、ウラシル40.3%が生成した。
叉1史l サツカロミセス・モルビシ−(A T CC38626
)を組換え体りCCIで、上記に説明した方法で形質転
損し、CPCTクローンを得た。
このCPCTクローンを、実施例1と同じ条件で培養し
、反応を行ったところ、反応液中にCDP−コリンが3
.3g生成した。これは対CMPモル収率90.8%で
ある。
また、この時シチジン、シトシン、ウリジン、ウラシル
などの副生成物は、1%以上の生成は認められなかった
(比較例〕 サツカロミセス・モルビシ−(A T CC38626
)を、実施例2と同じ条件で培養し、同じ反応条件で2
00時間反応行ったところ、CMPに対し、21.6%
のモル収率でCDP−コリンが生成した。
また、この時副生成物としてシチジン4.0%、ウリジ
ン6、1%、ウラシル20.6%が生成した。
大泉史主 実施例1において、CMPを7.2g、ホスフォリルコ
リンを4.8g用いる他は、実施例1と同様にして12
時間反応を行ったところ、反応液中にCDP−コリンが
9.81g生成した。これは対CMPモル収率90.2
%である。
叉旌舅生 実施例1において、CMPを0.88、グルコースの代
わりにフラクトースを15g、ホスフォリルコリンを0
.6g用いる他は、実施例1と同様に実施したところ、
反応液中にCDP−コリンが1.1g生成した。これは
対CMPモル収率90.8%である。
【図面の簡単な説明】
第1図は組換え体DNApCC1の制限酵素開裂地図を
示す。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コリンホスフェート シチジルトランスフェラー
    ゼの遺伝子を含む組換え体DNAで形質転換されたサッ
    カロミセス・セレビシーの培養液、菌体もしくはその処
    理物を用いて、シチジン−5′−モノリン酸とコリンま
    たは/及びホスフォリルコリンを反応基質として反応液
    中にシチジンジリン酸コリンを生成蓄積させ、それを採
    取することを特徴とするシチジンジリン酸コリンの製造
    方法。
  2. (2)前記反応液に糖類物質を存在せしめる特許請求の
    範囲第1項に記載のシチジンジリン酸コリンの製造方法
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