JPS6331130Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6331130Y2 JPS6331130Y2 JP1983008891U JP889183U JPS6331130Y2 JP S6331130 Y2 JPS6331130 Y2 JP S6331130Y2 JP 1983008891 U JP1983008891 U JP 1983008891U JP 889183 U JP889183 U JP 889183U JP S6331130 Y2 JPS6331130 Y2 JP S6331130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- casing
- boss portion
- boss
- shift fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、シフトロツドのステイツク防止を考
慮した変速操作装置の改良に関する。
慮した変速操作装置の改良に関する。
(従来の技術)
第1図に示す如く、変速操作装置には、一端が
ケーシング1の内壁部2で支持され、他端がケー
シング1のボス部3で貫通支持されるシフトロツ
ド4と、該シフトロツド4にボス部5が貫通支持
される第2のシフトフオーク6とが設けられ、操
作部材7が第2のシフトフオーク6の上記ボス部
5より周方向外方に設けられたゲート部8に係合
して第2のシフトフオーク6をシフト操作し、操
作部材7がシフトロツド4のフオーク9に係合し
てシフトロツド4をセレクト操作するようになつ
ている(特開昭55−91419号参照)。なお、6′は、
シフトフオーク6が3−4速用とした場合には5
速用の第1のシフトフオークである。
ケーシング1の内壁部2で支持され、他端がケー
シング1のボス部3で貫通支持されるシフトロツ
ド4と、該シフトロツド4にボス部5が貫通支持
される第2のシフトフオーク6とが設けられ、操
作部材7が第2のシフトフオーク6の上記ボス部
5より周方向外方に設けられたゲート部8に係合
して第2のシフトフオーク6をシフト操作し、操
作部材7がシフトロツド4のフオーク9に係合し
てシフトロツド4をセレクト操作するようになつ
ている(特開昭55−91419号参照)。なお、6′は、
シフトフオーク6が3−4速用とした場合には5
速用の第1のシフトフオークである。
(考案が解決しようとする課題)
ところで、操作部材7による第2のシフトフオ
ーク6のシフト操作時、ゲート部8の操作力F2
により第2シフトフオーク6の摺動部10に反力
F1が作用し、この結果、ボス部5に生じる反力
f1,f2が軸長l1が短いために大きくなり、シフト
ロツド4に作用してステイツク(喰いつき)を起
こすので、走行中のシフト操作がスムースにいか
ず、シフトフイーリングが悪くなるという問題が
あつた。
ーク6のシフト操作時、ゲート部8の操作力F2
により第2シフトフオーク6の摺動部10に反力
F1が作用し、この結果、ボス部5に生じる反力
f1,f2が軸長l1が短いために大きくなり、シフト
ロツド4に作用してステイツク(喰いつき)を起
こすので、走行中のシフト操作がスムースにいか
ず、シフトフイーリングが悪くなるという問題が
あつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、シフトフオークのボス部の軸長とケーシ
ングのボス部への嵌合構造に工夫を加えて、シフ
トロツドのステイツク防止を合理的に図ろうとす
るものである。
もので、シフトフオークのボス部の軸長とケーシ
ングのボス部への嵌合構造に工夫を加えて、シフ
トロツドのステイツク防止を合理的に図ろうとす
るものである。
(課題の解決するための手段)
このため本考案は、一端がケーシングの内壁部
で支持され、他端がケーシングのボス部で貫通支
持されるシフトロツドと、該シフトロツドにボス
部が固定された第1シフトフオークと、ボス部が
摺動自在に支持された第2シフトフオークと、該
第2シフトフオークの上記ボス部より周方向外方
に設けられたゲート部及びシフトロツドのフオー
ク部をセレクト、シフト操作する操作部材とを備
えた変速操作装置において、上記第2シフトフオ
ークのボス部を延長して上記ケーシングのボス部
に嵌合し、上記シフトロツドの他端を該第2シフ
トフオークのボス部を介してケーシングのボス部
で支持するようにしたことを特徴とするものであ
る。
で支持され、他端がケーシングのボス部で貫通支
持されるシフトロツドと、該シフトロツドにボス
部が固定された第1シフトフオークと、ボス部が
摺動自在に支持された第2シフトフオークと、該
第2シフトフオークの上記ボス部より周方向外方
に設けられたゲート部及びシフトロツドのフオー
ク部をセレクト、シフト操作する操作部材とを備
えた変速操作装置において、上記第2シフトフオ
ークのボス部を延長して上記ケーシングのボス部
に嵌合し、上記シフトロツドの他端を該第2シフ
トフオークのボス部を介してケーシングのボス部
で支持するようにしたことを特徴とするものであ
る。
(実施例)
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。なお、第1図の従来例と同一構成、
作用の箇所は同一番号を付して説明は省略する。
に説明する。なお、第1図の従来例と同一構成、
作用の箇所は同一番号を付して説明は省略する。
第2図に示すように、第2のシフトフオーク6
のボス部15を軸長l2に延長(l2≒2l1)すると共
に、該ボス部15をケーシング1のボス部13に
嵌合して、シフトロツド4を第2のシフトフオー
ク6のボス部15を介してケーシング1のボス部
13で支持するのである。
のボス部15を軸長l2に延長(l2≒2l1)すると共
に、該ボス部15をケーシング1のボス部13に
嵌合して、シフトロツド4を第2のシフトフオー
ク6のボス部15を介してケーシング1のボス部
13で支持するのである。
つまり、シフトロツド4の一端はケーシング1
で直接支持し、シフトロツド4の他端は第2のシ
フトフオーク6のボス部15を介してケーシング
1で間接(貫通)支持するのである。
で直接支持し、シフトロツド4の他端は第2のシ
フトフオーク6のボス部15を介してケーシング
1で間接(貫通)支持するのである。
上記のような構成であると、f1,2∝(F1L1−
F2L2)/l2の関係があるから、第2のシフトフオ
ーク6のボス部15の軸長l2が従来の軸長l1の約
2倍に長いので、ステイツクが起こりにくくな
る。
F2L2)/l2の関係があるから、第2のシフトフオ
ーク6のボス部15の軸長l2が従来の軸長l1の約
2倍に長いので、ステイツクが起こりにくくな
る。
同時に、第2のシフトフオーク6のボス部15
はケーシング1のボス部13に嵌合させているか
ら、一方の圧力f1をケーシング1のボス部13で
受けることができるので、さらにステイツクが起
こりにくくなる。
はケーシング1のボス部13に嵌合させているか
ら、一方の圧力f1をケーシング1のボス部13で
受けることができるので、さらにステイツクが起
こりにくくなる。
なお、ケーシング1のボス部13に嵌合しない
側の第2のシフトフオーク6のボス部15の端部
にベアリング11を介装してもよい。
側の第2のシフトフオーク6のボス部15の端部
にベアリング11を介装してもよい。
(考案の作用・効果)
以上のように本考案は、シフトフオークのボス
部の軸長を長くして、ケーシングのボス部へ嵌合
したものであるから、シフトロツドのステイツク
が防止され、シフトフイーリングが良好になる。
部の軸長を長くして、ケーシングのボス部へ嵌合
したものであるから、シフトロツドのステイツク
が防止され、シフトフイーリングが良好になる。
第1図は従来の変速操作装置の断面図、第2図
は本考案に係る変速操作装置の断面図である。 1……ケーシング、2……内壁部、4……シフ
トロツド、6……第2のシフトフオーク、13,
15……ボス部、l2……軸長。
は本考案に係る変速操作装置の断面図である。 1……ケーシング、2……内壁部、4……シフ
トロツド、6……第2のシフトフオーク、13,
15……ボス部、l2……軸長。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端がケーシングの内壁部で支持され、他端が
ケーシングのボス部で貫通支持されるシフトロツ
ドと、該シフトロツドにボス部が固定された第1
シフトフオークと、ボス部が摺動自在に支持され
た第2シフトフオークと、該第2シフトフオーク
の上記ボス部より周方向外方に設けられたゲート
部及びシフトロツドのフオーク部をセレクト、シ
フト操作する操作部材とを備えた変速操作装置に
おいて、 上記第2シフトフオークのボス部を延長して上
記ケーシングのボス部に嵌合し、上記シフトロツ
ドの他端を該第2シフトフオークのボス部を介し
てケーシングのボス部で支持するようにしたこと
を特徴とする変速操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP889183U JPS59118020U (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | 変速操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP889183U JPS59118020U (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | 変速操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59118020U JPS59118020U (ja) | 1984-08-09 |
JPS6331130Y2 true JPS6331130Y2 (ja) | 1988-08-19 |
Family
ID=30140374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP889183U Granted JPS59118020U (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | 変速操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59118020U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5352173U (ja) * | 1977-06-23 | 1978-05-04 |
-
1983
- 1983-01-24 JP JP889183U patent/JPS59118020U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5352173U (ja) * | 1977-06-23 | 1978-05-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59118020U (ja) | 1984-08-09 |
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