JPS63311006A - ボイラ給水ポンプの軸封水装置 - Google Patents

ボイラ給水ポンプの軸封水装置

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JPS63311006A
JPS63311006A JP14311787A JP14311787A JPS63311006A JP S63311006 A JPS63311006 A JP S63311006A JP 14311787 A JP14311787 A JP 14311787A JP 14311787 A JP14311787 A JP 14311787A JP S63311006 A JPS63311006 A JP S63311006A
Authority
JP
Japan
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water
pump
shaft
condensate
bfp
Prior art date
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Pending
Application number
JP14311787A
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English (en)
Inventor
中村 泰昭
田村 裕平
山野辺 巧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蒸気原動所のボイラ給水ポンプに係り、特に
、省エネルギに好適なボイラ給水ポンプの軸封水装置に
関する。
〔従来の技術〕
本発明に最も近い公知例として、特開昭50−1558
02号公報が挙げられる。
公開公報も、プラント停止中の省力化を目的としたもの
であり、復水器内の復水をボイラ給水ポンプ(以下BF
P)の軸封水に供給する専用の軸封水ポンプを設置し、
プラント停止中に復水ポンプを停止し、低軸動力の軸封
水ポンプを運転することにより省力化を図ることができ
る。
しかし、軸封水ポンプ、及び、付属配管・弁等の追設が
必要であり設備費が大となり、また、配置上の確保も必
要である。
次に、従来多く採用されている代表的な例を第4図に示
す。
第4図で、通常運転に於いて、復水は、復水器1より復
水ポンプ2.復水ブースタポンプ4及び低圧ヒータ5を
経て脱気器6に導入される。
さらに、脱気器6よりBFP8を経てボイラに送水する
。この場合、BFPの軸封水は、復水ブースタポンプ4
の吐出より分岐されるBFP軸封水系統9より調節弁1
2を経て運転中(又は、待機中)のBFP8に導入され
る。
一方、プラントを停止し、復水器の真空破壊をする場合
には、BFP軸封水も不要となるが、BFPタービンの
ターニングは、一般に、プラント停止後約1日程度は必
要であり、この間BFP軸封水も運転継続する必要があ
る。
この結果、タービン停止後もBFP軸封水確保のために
、次の方法でプラントを運転継続する必要がある。
(1)低圧クリーンアップ循環運転 復水を復水器1より復水ポンプ2.復水ブースタボンプ
4及び低圧ヒータ5を経て脱気器6に導入し、脱気器6
より低圧クリーンアップ系統13を経て復水器1に導入
する、いわゆる、低圧クリーンアップ循環運転を実施す
る。
(2)復水再循環運転 復水を復水器1より復水ポンプ2.復水ブースタポンプ
4を経て、復水再循環系統14より復水器1に導入する
。いわゆる、復水再循環運転を実施する。
上記(1)又は(2)の循環運転を継続し、BFPの軸
封水は、通常運転時と同様に、復水ブースタポンプ吐出
より分岐されるBFP軸封水系統9より調整弁12を経
て停止中のBFP8に導入される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、特に最近プラント短時間停止時にも復
水器真空破壊するという発電所の省エネルギに対するニ
ーズより、下記の点が問題であり解決すべき課題とされ
ていた。
(1)プラント停止時、BFP軸封水確保のため、復水
系ポンプ(復水ポンプ、復水ブースタボンプ)を運転す
る必要があり、必要以上に多大の軸動力を要していた。
(2)上記(1)の対応として、低軸動力のBFP軸封
水ポンプを専用にもつプラントもあるが、設備費が大と
なり、配置スペース確保の必要があった。
本発明の目的は、プラント停止時のBFP軸封水を確保
する場合に軸動力の省力化、及び、単独BFP軸封水ポ
ンプの追設を防止することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、補給水系統に設けた補給水ポンプ等既設の
低軸動力ポンプの吐出より分岐するBFP軸動カバツク
アップ系統を設置し、プラント停止時に於いて、復水ポ
ンプ、復水ブースタポンプを停止し、BFP軸動カバツ
クアンプ系統よりBFPの軸封水を供給することにより
達成される。
〔作用〕
プラント通常運転時、BFPの軸封水は、復水系統(復
水ブースタポンプ吐出)より供給されるが、プラント停
止時には、補給水系統の低軸動力ポンプ吐出からの供給
に切替える。
これによって、高軸動力を要する復水系ポンプ(復水ポ
ンプ、復水ブースタポンプ)を停止することにより、プ
ラント停止時、大巾なポンプ軸動力の低減が図れる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図及び第3図に
より説明する。
第1図は、本発明によるシステム構成例を示す。
従来の第4図と異なる点は、補給水タンク15より復水
器1へ接続した補給水系統16に於いて、補給水ポンプ
17の吐出より分岐し、止弁22゜逆止弁23を介し、
復水系統25からのBFP軸封水系統9に接続するBF
P軸封水バックアップ系統21を設置する。ここで、逆
止弁23の設置の目的は、通常、運転時のBFP軸封水
系統9からの逆流防止を目的とする。
第2図は、プラント通常運転からプラントを停止し、B
FP軸封水系統を用い、プラント再起動待機に到るまで
の各系統運転状態の一実施例を示す。(図中斜線部は、
各系統の運転時期、弁の開条件を示す。) (1)プラント通常運転 プラント通常運転時は、復水器1よりの復水は、復水系
統25により復水ポンプ2.復水ブースタポンプ4を介
し、脱気器6に送水され、脱気器6からの給水は、給水
系統26によりBFP8を介し、ボイラへと送水される
。従って、プラント通常運転において、BFPの軸封水
は、復水ブースタポンプ4の吐出よりBFP軸封水系統
9によりBFP軸封水調節弁12を介し、BFP8に供
給される。
この時、BFP軸封水系統9よりBFP軸封水バックア
ップ系統21への逆流は、逆止弁23により防止される
ため、止弁22は、開状態にある。
(2)プラント停止 プラント停止時、ボイラへの送水の必要性は、ないため
、BFP8は停止させるがBFPの軸封水確保のため、
復水ポンプ2.復水ブースタポンプ4は、継続運転され
、復水系統25より脱気器6を介し、低圧クリンアツプ
系統13より復水器1に循環させる。
この時、BFPの軸封水は、プラント通常運転時と同様
、BFP軸封水系統9によりBFP軸封水調節弁12を
介し、BFP8に供給される。従来は、復水器真空破壊
後もこの運用により、BFPの軸封水を確保していた。
(3)復水器真空破壊 一般に、プラント停止期間が短時間であれば、プラント
再起動に備え、復水器真空は、保持される。また、プラ
ント停止期間が長時間の場合、復水器真空は破壊し、復
水器真空ポンプ等の動力低減を図る。
従来は、復水器真空破壊後も上記(2)の運用によりR
FPの軸封水を確保していたが、復水ポンプ2.復水ブ
ースタポンプ4の運転により、かなり動力を要していた
(4)BFP軸封水源の切替え 上記(2)の運用で、BFP軸封水の水源は、復水系統
25より供給しているが、動力の低減を図るため、下記
の操作により補給水系統16からの切替えを実施する。
l)補給水ポンプ起動 BFP軸封水源を補給水系統16より供給するため、補
給水ポンプを起動する。この時、BFP軸封水源は、復
水系統25と補給水系統16の両方より供給されること
になるが、実際には、補給水ポンプ吐出圧力より、復水
ブースタポンプ吐出圧力の方が高いため、復水系統25
より供給されている。
ii)復水ポンプ、復水ブースタポンプ停止上記(4)
 i )の状態で、復水ポンプ、復水ブースタポンプ停
止により、BFP軸封水源は、完全に、補給水ポンプ1
7の吐出から、BFP軸封水バックアップ系a21、B
FP軸封水調節弁12を介し、BFP8に供給される。
上記、(4)のBFP軸封水源の切替えにより、プラン
ト停止時のBFP軸封水源を補給水系統21より供給す
ることができる。
次に第3図で本発明によるポンプ軸動力の低減効果につ
き、600MW級プラントを例に説明する。
第3図で、横軸はポンプ吐出量(%:ポンプ仕様点を1
00%とする。)、縦軸は、ポンプ軸動力(KW)を示
す。また、各ポンプの軸動力は、復水ポンプ軸動力曲線
■、復水ブースタポンプ軸動力曲線■、及び■と■の合
成軸動力(復水ポンプ+復水ブースタポンプ)を合成軸
動力曲線■に示し、さらに、本発明に係る補給水ポンプ
軸動力曲線を■に示す。
従来技術は、第4図に示したが、プラント停止時、低圧
クリーンアップ循環運転を実施した場合、低圧クリーン
アップ循環量約75%(1/4MCR)に於ける復水系
ポンプの軸動力は、合成軸動力曲線■上の0点となる。
また、同様に復水再循環運転を実施した場合、循環量は
、約25%であり、この時の復水系ポンプの軸動力は、
合成軸動力曲線■上のF点となる。
一方、本発明による補給水ポンプ吐出よりBFP軸封水
を供給した場合、BFP軸封水必要流量は、RFP三台
で約15T/H程度であり、補給水ポンプ吐出量は、約
5%となる。この時の補給水ポンプ軸動力は、補給水ポ
ンプ軸動力曲線■上のG点となる。
上記により、本発明によるポンプ軸動力の低減が可能と
なる。
また、専用のBFP軸封水ポンプを設置する場合に対し
て、設備費が、低減可能となる。
第5図に本発明の第1の応用例を示す。
第1図と異なる点は、補給水系統16に設置した補給水
ポンプ17とは別に、他系統への送水を目的とする、軸
冷補給水ポンプ及び脱塩再生水ポンプ等が設置される場
合が多く、これらの補給水系統に設置したポンプの吐出
より分岐するBFP軸封水バックアップ系統25より止
弁26.逆止弁27を介し、復水系統より分岐するBF
P軸封水系統9に接続することによりプラント停止時の
ポンプ軸動力の低減を図ることを特徴とする。
第6図に本発明の第二の応用例を示す。
第1図と異なる点は、復水ポンプ2の吐出より分岐する
BFP軸射水バックアップ系統25より、止弁26.逆
止弁27を介し、BFP軸封水系統9に接続することに
よりプラント停止時のポンプ軸動力の低減を図ることに
ある。
本実施例によれば、従来のプラント停止時、専用のBF
P軸封水ポンプを設置する方式に対し、既設の補給水系
ポンプを併用することにより、ポンプ設備費等の節減効
果がある。プラント停止時、主系統ポンプ(復水ポンプ
、復水ブースタポンプ)の停止状態により、蒸気原動所
運転員の負担軽減及びプラントの信頼性向上が図れる。
〔発明の効果〕
本発明によれば従来のプラント停止時、復水系ポンプ運
転による方式に対し、600MW級火カプラントにおけ
る検討例では、−回のプラント停止当り、ポンプの軸動
力が約95〜96%低減さく12) れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の系統図、第2図は、本発
明による運用の一実施例を示す図、第3図は、ポンプ吐
出量とポンプ軸動力の関係を示す図、第4図は、従来の
系統図、第5図は、本発明の他の実施例の系統図、第6
図は、本発明のさらに他の実施例の系統図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蒸気原動所の蒸気発生器に供給する給水ポンプと補
    給水タンクを含む復水器への補給水系統と純水タンクか
    ら前記給水タンクへ純水を供給する純水系統を設備した
    蒸気タービンプラントにおいて、 前記給水系統に設置された補給水ポンプの吐出管より前
    記給水ポンプへ連接する管路を設け、前記給水ポンプの
    軸封水を供給することを特徴とするボイラ給水ポンプの
    軸封水装置。 2、前記補給水タンク又は前記純水タンクより取水し、
    プラント内の消費個所へ送水するポンプの吐出管から分
    岐管を介して前記給水ポンプへ前記軸封水を供給するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のボイラ給水
    ポンプの軸封水装置。 3、特許請求の範囲第1項または第2項において、蒸気
    原動所のタービン停止時のみ前記給水ポンプへ前記軸封
    水を供給することを特徴とするボイラ給水ポンプの軸封
    水装置。
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