JPS63310688A - し尿処理施設のし尿投入室の臭気除去方法 - Google Patents

し尿処理施設のし尿投入室の臭気除去方法

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JPS63310688A
JPS63310688A JP62143990A JP14399087A JPS63310688A JP S63310688 A JPS63310688 A JP S63310688A JP 62143990 A JP62143990 A JP 62143990A JP 14399087 A JP14399087 A JP 14399087A JP S63310688 A JPS63310688 A JP S63310688A
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ventilation
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岩下 敬吾
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CHIKUMA EISEI SHISETSU KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、し尿処理施設のし尿投入室の改善された臭気
除去方法に関し、とくに非開放型のし尿投入室の室内区
域において、し尿等の臭気発生廃棄物を収容した複数の
バキューム車輌から該廃棄物をし尿等投入口へ移送する
に際し、該室内区域に発生する臭気分、該車輌の合計台
数の変動により変化する臭気発生量の変動に追随した自
動的に制御された換気量で、省力的に且つ低減された運
転コストで除去し、該室内区域の臭気濃度を所望の規定
値以下に安定して維持することのできる臭気除去方法に
関する。
更に詳しくは、本発明は、実質的に閉ざされたし尿投入
室の室内区域において、し尿等の臭気発生廃棄物を収容
した複数のバキューム車輌から該廃棄物をし尿等投入口
へ移送するに際し、(1)該室内区域に設けられた該車
輌の移送作業位置に該車輌が到達したことを、各移送作
業位置に設けられた車輌検知器によって検知すること、
(2)該車輌検知器からの車輌検知信号を車輌台数演算
装置に入力して、該移送作業位置に位置した該車輌の合
計台数を演算し、その演算された車輌台数信号を換気量
設定装置に入力して、該車輌の合計台数に応じた換気量
設定信号を出力させ、これを排気及び吸気風量調節装置
に入力すること、(3)換気量設定信号の該排気及び吸
気風量調節装置への入力により、該車輌の合計台数に応
じて調節された風量で該室内区域の排気及び吸気装置を
作動させること、 の(1)〜(3)の組合せ条件下に上記し尿等投入口へ
の移送作業を行ない、且つ、 (イ)上記車輌検知信号は該車輌が移送作業位置に到達
した時よりも少し遅延して上記(2)の車輌台数演算装
置に入力させ、そして (口〉上記換気量設定信号は該車輌が移送作業位置から
離脱して車輌台数信号が減じた時よりも少し遅延した時
まで持続するように調節されることを特徴とするし尿処
理施設のし尿投入室の臭気除去方法に関する。
なお、本発明において、[実質的に閉ざされた室内区域
」とは、室内区域で発生した臭気を除去するために、該
室内区域の臭気含有空気を強制的に該室内区域外へ排気
する必要のある非開放型のし尿投入室の室内区域をいう
従来、し尿処理施設のし尿投入室の臭気除去方、法は大
別して次の(a)及び(b)の2つの方法によって行な
われていた。
(a)該室内区域に収容し得る該車輌の最大台数が移送
作業を行なった時の臭気濃度を予め測定し、予想される
最も多量の臭気が発生した時の該室内区域の臭気濃度を
所望の規定値以下に保つために必要な換気量を算出し、
その算出された換気量と等しくあるいは若干それ以上に
該室内区域の排気装置の排気風量を設定する。
上記のように調節された排気装置を設定された一定の排
気風量で連続運転することにより、該車輌の最大台数が
移送作業を行なった時の該室内区域の臭気濃度を所望の
規定値以下に保つために必要なあるいは若干それ以上の
換気量で臭気除去を行なう。
この時、換気効率の改善を図り、 (a−1)外気を吸引するための吸気装置を併用してい
る施設もあり、又 (a−2)排気装置から臭気吸引口を開口した臭気吸引
ダクト及び/又は、吸気装置から外気供給口を開口した
外気供給ダクトを該室内区域の換気効率を考慮した適当
な位置に配している施設もある。
(baa)と同様に最大の排気風量を設定した排気装置
に排気風量調節装置を取付け、手動操作によって排気風
量を増減し、移送作業を行なう該車輌の合計台数に応じ
た換気量で臭気除去を行なう。
上記排気風量調節装置としては、 (b −1)排気装置を複数設け、運転台数を増減する
ことにより排気風景を調節する排気風量調節装置 (b−2)臭気吸引口及び/又は臭気吸引ダクト及び/
又は排気装置の臭気排気口にダンパー等の開閉装置を設
け、その測度の変化によって排気風量を調節する排気風
量調節装置 (b−3)回転機を用いた排気装置の場合、回転機の回
転数を増減させることによって排気風量を調節する排気
風量調節装置 等がある。
又、この時、吸気装置の併用及びダクトの設置について
は前述の(a−1)、(a−2>と同様である。
一般に、実質的に閉ざされたし尿投入室の室内区域で発
生する臭気量は該車輌の合計台数に比例し、合計台数が
最大の時最も多く最少の時最も少ない。従って該室内区
域の臭気濃度を所望の規定値以下に保つために必要な換
気量は、該車輌の合計台数が最大のとき同様に最大とな
り、最少の時同様に最少となる。
従来の(a)の方法では、該車輌の合計台数が最大の時
に発生する最も多量の臭気量を基準として、この時の該
室内区域の臭気濃度を所望の規定値以下に保つために必
要な換気量と等しくあるいは若干それ以上に排気装置の
排気風量を予め設定し、この予め設定した排気風量で排
気装置を連続運転する。このため、換気量は過剰の傾向
となり必要以上の運転コストを要する結果となる。
又、従来の(b)の方法では、排気風i調節装置を操作
することにより換気量を調節することができるので、該
車輌の合計台数に応じて、又は、該室内区域の臭気濃度
に応じて換気量を調節し臭気除去の運転コストを低減す
ることができる。しかし、常に適正な換気量に調節する
には過大な人的労力を要する結果となり、更に、換気量
の調節が掻作員個々の判断によって行なわれるため、常
に適正な換気量に調節することは極めて困難である。
又、(b)の方法において、タイマーを用いて排気風量
調節装置を制御し換気量を周期的に自動調節する方法も
あるが、実際には、昼間の移送作業が行なわれている時
間帯の発生臭気除去のための換気量と、夜間の移送作業
が行なわれない時間帯の該室内区域の残留臭気除去のた
めの換気量の切替えに用いられる程度で、車輌の合計台
数に応じた臭気発生量の変動に見合う調節を行なうこと
はできない。
本発明者らは、上述の如き従来法の欠陥及び不利益を克
服して、作業環境改善及び臭気公害回避のいずれの面か
らも満足すべきし尿処理施設のし尿投入室の臭気除去方
法を開発すべく研究を行なってきた。
その結果、前記本発明方法要件(1)〜(3)の組合せ
条件下に、し尿等の臭気発生廃棄物を収容した複数のバ
キューム車輌からのし尿投入日への移送作業を行ない、
且つ、前記本発明方法要件(イ)及び(ロ)の遅延調節
条件を充足せしめることによって、実質的に閉ざされた
し尿投入室の室内区域における臭気除去を、該車輌の合
計台数の変動により変化する臭気発生量の変動に機敏に
追随させて、省力的に且つ低減された運転コストをもっ
て行なうことができ、斯して、装置及び挽作上、安価且
つ容易な手段で、工業的にきわめて有利に且つ効率よく
、該臭気除去操作を完全自動制御することが可能である
ことを発見した。
従って、本発明の目的は、し尿処理施設のし尿投入室の
顕著に優れた臭気除去方法を提供するにある。
以下、添付の図面を用いて、本発明方法の数態様につい
て更に詳しく説明する。
第1図は本発明臭気除去方法のシステム・フローの一態
様を説明するための説明図であり、1系統の臭気除去装
置によるシステム例である。
第1図の例においては、実買的に閏ざされたし尿投入室
の室内区域1に臭気吸引口11を複数ケ所開口した臭気
吸引ダクト12を配し、該ダクト12を排気装置9に接
続し、且つ該排気装置9を運転することにより、該室内
区域1の各所から臭気含有空気を該ダクト12に吸引し
該室内区域1の外へ排気している。又は、同時に、該室
内区域1の室外との境界に吸気装置10を設け、且つ該
吸気装置10を運転することにより、外気の該室内区域
1への供給を行ない換気効率を改善している。この際、
吸気風量の設定は常に排気風量よりも若干少なくなるよ
うに調節するのがよい。これは該室内区域1内の臭気含
有空気が該排気装置9によって排気される以外に該室内
区域1外へ漏出することを防ぐのに役立つためである。
第1図のシステム例においては、排気装置には交流電圧
電源仕様の回転機を用いた送風機を使用し、吸気装置に
は交流電圧電源仕様の回転機を用いた換気扇を使用して
いる。又、吸気装置として排気装置と同様に送風機を使
用することもでき、この時、吸気装置より該室内区域1
に外気供給口を開口した外気供給ダクト(図示していな
い)を配し換気効率を改善することもできる。
該臭気吸引口11の位置は室内区域1の換気効率を考慮
して設計するのがよく、臭気吸引ダクト12のダクト径
及びダクト経路は排気重量及び排気効率を考慮して適当
に選択設計することができる。又、外気供給ダクトを設
ける場合も、同様の考慮に基すき設計することが好まし
い。
室内区域1には複数のし原簿投入0窒2が設けてあり、
図の例ではそれら投入口2への廃棄物の移送に適した位
置に複数の移送作業位置3が設けである。
該移送作業位置3には該車輌が該移送作業位置3に到達
したことを検知する車輌検知器4が設けられている。
該車輌検知器4としては、超音波の反射を利用した超音
波のセンサ一方式の検知器、光の反射を利用した光セン
サ一方式の検知器、金属探知用コイルを用いた金属探知
方式の検知器等が利用できる。
車輌検知器4に超音波センサ一方式又は光センサ一方式
の検知器を使用した場合、その検知方式の特性から、移
送作業位置3の上方から車輌を検知する方法が好ましい
、従って、該車輌検知器4は該移送作業位置3の上方の
適当ケ所、例えば移送作業位W3の上方においてバキュ
ーム車輌の位置を検知するのに通した高さに取付けるこ
とができる。又、該車輌検知器4の検知距離は該車輌の
高さに応じて適当に設定でき、例えば検知位置が床上1
.5m〜2m程度の高さとなるように調節できる。
又、該車輌検知器4に金属探知方式の検知器を使用する
こともでき、その例としては金属探知用のコイルを検知
位置の床下に埋設する方式のものが一般的である。
本発明において、車輌検知器4は、例えばタイマーを内
臓し、該車輌検知器4が移送作業位置3に車輌が到達し
たことを検知してから少し遅延して車輌検知信号を出力
するように調節されている。
すなわち、車輌が該移送作業位置3に到達した時よりも
少し遅延した時間、例えば、5秒〜10秒程度、該車輌
が継続して該移送作業位置3に位置する場合に、はじめ
て車輌検知信号が出力されるように該車輌検知器4が調
節されている。
本発明方法においては、上記要件(イ)の遅延調節要件
を充足せしめることによって、該車輌が該移送作業位置
3に到達し、し尿等投入口へのし尿等の移送に適した位
置に完全に停止するまでは作業位置の修正を可能とし、
又、車輌の到達していない他の移送作業位置3に設けら
れた車輌検知器4の下を通行する作業員、ドライバー、
更には通過車輌などを移送作業のために位置した車輌と
誤って、車輌検知信号を出力することを防止できる。
上述の要件(イ)の遅延調節条件を充足させることによ
って、本発明の意図するひとつである安定した全自動制
御臭気除去を実現し、システムの信頼性を向上すること
ができる。
この様に各々の車輌検知器4から出力された複数の車輌
検知信号は、車輌台数演算装置5に入力され車輌台数信
号に演算変換される。
該車輌台数演算装置5の車輌演算方法としては、(i)
入力される個々の車輌台数検知信号の起こり得る全ての
組合せを判別することにより、それに対応する該車輌合
計台数を演算する方法、<ii)個々の車輌台数検知信
号が入力された時点で車輌台数加算パルスを発生させ、
入力が断たれた時点で車輌台数減算パルスを発生させる
。これら車輌台数加算及び減算パルスによって該車輌の
合計台数を加減算して該車輌の合計台数を演算する方法 等を採用することができるが、(i)の入力の組合せに
よる演算方法による方が確実性から見てより好ましい。
該車輌台数演算装置5は、CPUを用いた小型演算装置
、例えばシーケンサ−を利用でき、又、CPUを用いず
補助継電器によって構成することも可能であるが、信頼
性及び小型化が可能であるという面から見てCPUを用
いた小型演算装置の利用がより好ましい。
次に、車輌台数信号は換気量設定装置6に入力され換気
量設定信号に変換される。
システムに用いる排気及び吸気風量調節装置7.8が連
続した入力(例えば電圧又は電流)の変化によって、風
量を連続して変化調節できるものであれば、換気量設定
信号は該車輌の合計台数に比例した電圧又は電流の信号
として出力させることができる。従って、換気量を該車
輌の1台毎の増減に追随して変化させるように制御でき
る。さらに、実際の実施態様としては、所望の台数段階
に設定した車輌合計台数に応じて調節された風量とする
こともでき、例えば「高レベル」、「中レベル」、「低
レベル」というような3段階程度の換気量の制御とする
ことができる。
換気量設定装置6は、例えばタイマーを内蔵し、換気量
設定信号は車輌が移送作業位置3から離脱し車輌台数信
号が減じた時より少し遅延した時まで持続するように調
節されている。従って該換気量設定装置6は該車輌離脱
後の上記遅延された時間中、該車輌離脱前の車輌の合計
台数に応じた換気量設定信号を出力する。これは、該車
輌の該移送作業位置3からの離脱によって、室内区域1
で発生する臭気量は減するが、該室内区域1の臭気濃度
は、ある一定時間、車輌離脱前の条件下の換気量の臭気
除去を行なうことで所望の規定値以下に保つことが可能
となるからである。
この遅延時間の設定は本発明の実施に際し必ず満たさな
ければならない条件である。遅延時間の設定は、臭気濃
度が所望の規定値以下となるように、必要ならば、予め
実験的に容易に設定することができ、し尿投入室容量、
排気及び吸気量、その他の条件によっても適当に選択変
更されるが、例えば約30分〜約60分程度の時間を例
示できる。
この様に、出力された換気量設定信号は排気風量調節装
置7及び吸気風量調節装置8に入力される。斯して、該
排気装置9及び該吸気装置10を該車輌の合計台数に応
じて調節された排気及び吸気風量で運転させることがで
きる。
第1図の例のように排気及び吸気装置に交流電圧電源仕
様の回転機を用いる場合、風量調節装置7.8として例
えばインバータを使用し、回転機の電源周波数の変化に
より回転機の回転数を変化させ、排気及び吸気風量を調
節することができる。
インバータは、連続して変化する入力(例えば電圧又は
電流)によって、電源周波数を連続的に変化させる仕様
であるが、例えば排気及び吸気風量を、前述した一態様
におけるように、3段階制御とする場合、インバータに
速度設定器を付加するのがよい。速度設定器とは、例え
ば「高レベル」、「中レベル」、「低レベル」、という
ように3段階で出力された換気量設定信号を、その信号
に応じた排気及び吸気風量を得るために必要な、排気及
び吸気装置の回転機の電源周波数をインバータに出力さ
せるための固有の電圧又は電流の周波数設定信号に変換
する装置である。
速度設定器を使用することにより、段階的に出力された
換気量設定信号を容易にインバータの周波数設定信号に
変換でき、又、各換気量設定信号に対応するインバータ
出力周波数の調節変更も簡単にできる。
又、他の風量調節装置7.8として、例えば(i)排気
又は吸気装置を複数設け、それらの運転台数を増減する
ことにより排気又は吸気量を調節する排気又は吸気風i
調節装置、 (ii)排気装置については、臭気吸引口及び、/又は
臭気吸引ダクト及び/又は臭気排気口、吸気装置につい
ては、外気供給口及び/又は外気供給ダクト及び/又は
外気吸引口に、ダンパー等の開閉装置を設け、その開度
の変化によって換気量を調節する排気又は吸気風量調節
装置、 等を例示することができる。
第2図も本発明臭気除去方法のシステム・フローの他の
一態様を説明するための説明図であり、第1図のシステ
ム例にもう1系統の臭気除去装置を加え、更に臭気除去
効率を高めている。
第2図においては、第1図のシステム例と全く同様に構
成した臭気除去装置に、更に別系統の高濃度臭気除去装
置を追加し併用している。
この例では、室内区域1の車輌の移送作業時に排出され
る比較的濃度の高い臭気を、効率良く吸引するのに適し
た位置に、例えば該移送作業位置3の上方に、適当な数
、例えば該移送作業位置3と同様な数の高濃度臭気吸引
口13を開口した高濃度臭気吸引ダクト14を配し、該
ダクト14を排気装置8に接続し、比較的濃度の高い臭
気を局所的に吸引し、該室内区域1外に排気している。
該高濃度臭気吸引口13には、該吸引口13開閉用の吸
引口開閉ダンパー15を設け、車輌検知信号によって開
閉させることができる。該吸引口開閉ダンパー15に入
力される車輌検知信号は、第1図のシステム例について
述べたと同様にタイマーによって例えば遅延されて出力
された信号が好ましい。これにより、該車輌が該作業値
i3に到達し完全に停止するまでは作業位置の修正を可
能とし、更に他の物体を検知した誤信号による該吸引口
開閉タンバー15の作動を防止することができる。
上記高濃度臭気除去装置の併用により、該車輌の移送作
業時に排出される臭気のかなりの部分を効率的に排気で
きるので、該室内区域1に発生する臭気量は第1図のシ
ステム例に比べ、非常に少ないものとなり、該室内区域
1の臭気濃度を所望の規定値以下に維持するために必要
な換気量も少なくなる。従って、排気及び吸気風量は高
濃度臭気除去に必要な風量を合わせても、第1図のシス
テム例に比べ低い設定で同様の効果が得られ、更に運転
コストの低減を図ることができる。
本発明によれば、本発明方法要件(1)〜(3)の組合
せ条件下に、要件(イ)及び(口〉の遅延調節条件を充
足せしめることにより、該車輌の合計台数の変動により
変化する臭気発生量の変動に追随した自動的に制御され
た換気量で、省力的に且つ低減された運転コストで、し
尿処理施設のし深扱入室の室内区域の臭気を、その濃度
が所望の規定値以下に安定して維持されるように除去す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明臭気除去方法のシステム・フローの
数層様を説明するための説明図であり、第1図は1系統
の臭気除去装置によるシステム例を、又、第2図は2系
統の臭気除去装置を併用した本発明臭気除去方法のシス
テム例を示す説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 実質的に閉ざされたし尿投入室の室内区域において、し
    尿等の臭気発生廃棄物を収容した複数のバキューム車輌
    から該廃棄物をし尿等投入口へ移送するに際し、 (1)該室内区域に設けられた該車輌の移送作業位置に
    該車輌が到達したことを、各移送作業位置に設けられた
    車輌検知器によって検知すること、(2)該車輌検知器
    からの車輌検知信号を車輌台数演算装置に入力して、該
    移送作業位置に位置した該車輌の合計台数を演算し、そ
    の演算された車輌台数信号を換気量設定装置に入力して
    、該車輌の合計台数に応じた換気量設定信号を出力させ
    、これを排気及び吸気風量調節装置に入力すること、(
    3)換気量設定信号の該排気及び吸気風量調節装置への
    入力により、該車輌の合計台数に応じて調節された風量
    で該室内区域の排気及び吸気装置を作動させること、 の(1)〜(3)の組合せ条件下に上記し尿等投入口へ
    の移送作業を行ない、且つ、 (イ)上記車輌検知信号は該車輌が移送作業位置に到達
    した時よりも少し遅延して上記(2)の車輌台数演算装
    置に入力させ、そして (ロ)上記換気量設定信号は該車輌が移送作業位置から
    離脱して車輌台数信号が減じた時よりも少し遅延した時
    まで持続するように調節されることを特徴とするし尿処
    理施設のし尿投入室の臭気除去方法。
JP62143990A 1987-06-11 1987-06-11 し尿処理施設のし尿投入室の臭気除去方法 Granted JPS63310688A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014013107A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Asahikogyosha Co Ltd 臭気最適制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014013107A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Asahikogyosha Co Ltd 臭気最適制御システム

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