JP2000257940A - 空気清浄機 - Google Patents
空気清浄機Info
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- JP2000257940A JP2000257940A JP11056490A JP5649099A JP2000257940A JP 2000257940 A JP2000257940 A JP 2000257940A JP 11056490 A JP11056490 A JP 11056490A JP 5649099 A JP5649099 A JP 5649099A JP 2000257940 A JP2000257940 A JP 2000257940A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 埃検出部の消費電力を低減させ、風量および
経時変化による埃検出部の感度誤差を少なくし、埃検出
部のメンテナンス性を向上した空気清浄機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 埃検出部5は、粉塵を検知する光学系の
受光素子8とマイクロコンピュータ6と光量検知素子1
6と記憶装置17を備え、マイクロコンピュータ6は、
送風装置2の運転状態に応じて埃検出部5内の対流発生
部10の電力を制御し、また光量検知素子16および記
憶装置17の出力値により埃検出部5の感度を補正し、
清掃時期を報知できる空気清浄機が得られる。
経時変化による埃検出部の感度誤差を少なくし、埃検出
部のメンテナンス性を向上した空気清浄機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 埃検出部5は、粉塵を検知する光学系の
受光素子8とマイクロコンピュータ6と光量検知素子1
6と記憶装置17を備え、マイクロコンピュータ6は、
送風装置2の運転状態に応じて埃検出部5内の対流発生
部10の電力を制御し、また光量検知素子16および記
憶装置17の出力値により埃検出部5の感度を補正し、
清掃時期を報知できる空気清浄機が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学系の埃検出部
を搭載して送風量を制御し、室内の空気を浄化する空気
清浄機に関する。
を搭載して送風量を制御し、室内の空気を浄化する空気
清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、使用者により快適な環境を与える
ために、埃検出部を備えた空気清浄機が使用されてい
る。
ために、埃検出部を備えた空気清浄機が使用されてい
る。
【0003】従来この種の空気清浄機は、実開平4−1
37725号公報に記載されたものが知られている。
37725号公報に記載されたものが知られている。
【0004】以下、その空気清浄機について図8〜図1
0を参照しながら説明する。
0を参照しながら説明する。
【0005】図に示すように空気清浄機本体101は、
前面に吸込口101aを設け、内部に弱、標準、強と3
段階に風量を可変できる送風装置102と、吸込口10
1aと送風装置2の間に集塵用フィルタ103を設け、
運転を制御するための制御部104を有している。本体
101の側面に室内の空気の汚れを検出する光学系の埃
検出部105を設け、暗室構造の埃検出部105は赤外
線を受発光する発光素子107および受光素子108
と、赤外線を集光する集光レンズ109と、空気の対流
を発生するためのヒータ110を内蔵し、受光素子10
8で受光した赤外線信号を積分、増幅し、粉塵濃度をア
ナログ電圧に変換する演算回路111から構成される。
制御部104のマイクロコンピュータ106は、受光素
子108の検出信号により送風装置102の風量を制御
するものである。また本体101の前面に手動運転、自
動運転を切換える操作部112を設けている。
前面に吸込口101aを設け、内部に弱、標準、強と3
段階に風量を可変できる送風装置102と、吸込口10
1aと送風装置2の間に集塵用フィルタ103を設け、
運転を制御するための制御部104を有している。本体
101の側面に室内の空気の汚れを検出する光学系の埃
検出部105を設け、暗室構造の埃検出部105は赤外
線を受発光する発光素子107および受光素子108
と、赤外線を集光する集光レンズ109と、空気の対流
を発生するためのヒータ110を内蔵し、受光素子10
8で受光した赤外線信号を積分、増幅し、粉塵濃度をア
ナログ電圧に変換する演算回路111から構成される。
制御部104のマイクロコンピュータ106は、受光素
子108の検出信号により送風装置102の風量を制御
するものである。また本体101の前面に手動運転、自
動運転を切換える操作部112を設けている。
【0006】上記構成において、まず操作部112によ
り自動運転が選択されると、マイクロコンピュータ10
6は受光素子108の演算回路111から出力されるア
ナログ電圧を読み込む。埃検出部105内部では対流発
生部110によって上昇気流が生じており、流入口11
3より室内空気を取り込み、流出口114から放出され
ている。このとき集光レンズ109で設定された検知範
囲内aに浮遊粉塵が存在すれば赤外線が反射されて受光
素子108に入力され、演算回路111を通すことによ
り個数濃度に応じたアナログ電圧値がマイクロコンピュ
ータ106に入力される。そこでマイクロコンピュータ
106は演算回路111の出力電圧値を複数の基準電圧
値K1、K2、K3と比較し、例えば出力電圧値が最小
の基準値K1より大きければ送風装置102を弱運転
し、粉塵等をフィルタ103により集塵する。また同様
に出力電圧値を基準電圧値K2またはK3と比較するこ
とにより送風装置102を標準または強運転として、粉
塵量に応じて適切な風量で送風装置102を駆動し、空
気を浄化するものである。
り自動運転が選択されると、マイクロコンピュータ10
6は受光素子108の演算回路111から出力されるア
ナログ電圧を読み込む。埃検出部105内部では対流発
生部110によって上昇気流が生じており、流入口11
3より室内空気を取り込み、流出口114から放出され
ている。このとき集光レンズ109で設定された検知範
囲内aに浮遊粉塵が存在すれば赤外線が反射されて受光
素子108に入力され、演算回路111を通すことによ
り個数濃度に応じたアナログ電圧値がマイクロコンピュ
ータ106に入力される。そこでマイクロコンピュータ
106は演算回路111の出力電圧値を複数の基準電圧
値K1、K2、K3と比較し、例えば出力電圧値が最小
の基準値K1より大きければ送風装置102を弱運転
し、粉塵等をフィルタ103により集塵する。また同様
に出力電圧値を基準電圧値K2またはK3と比較するこ
とにより送風装置102を標準または強運転として、粉
塵量に応じて適切な風量で送風装置102を駆動し、空
気を浄化するものである。
【0007】このように、受光素子108で検知された
埃数量を演算して基準値と比較することにより、空気清
浄機の送風量を調整することができるものであった。
埃数量を演算して基準値と比較することにより、空気清
浄機の送風量を調整することができるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように埃検出部内のヒータへの電源供給を常時通電する
方法では、消費電力が増大するという課題があり、でき
るだけ消費電力を少なくすることが要求されている。
ように埃検出部内のヒータへの電源供給を常時通電する
方法では、消費電力が増大するという課題があり、でき
るだけ消費電力を少なくすることが要求されている。
【0009】また、送風装置の風量変化に応じて埃検出
部内の対流速度も変化するため、検出する埃濃度値が変
化してしまうという課題があり、埃検出部の対流速度を
安定することが要求されている。
部内の対流速度も変化するため、検出する埃濃度値が変
化してしまうという課題があり、埃検出部の対流速度を
安定することが要求されている。
【0010】また、埃検出部内においては、室内の汚れ
た空気が通過するとき集光レンズに煙草のヤニなどの汚
れが付着し、また経時変化により発光素子の発光量が減
衰するため、埃検出部の感度が低下してしまう課題があ
り、集光レンズの汚れや発光素子の経年変化があっても
感度を維持できることが要求されている。
た空気が通過するとき集光レンズに煙草のヤニなどの汚
れが付着し、また経時変化により発光素子の発光量が減
衰するため、埃検出部の感度が低下してしまう課題があ
り、集光レンズの汚れや発光素子の経年変化があっても
感度を維持できることが要求されている。
【0011】また、集光レンズに汚れが付着するため
に、使用者に定期的なレンズの清掃を促しているが、そ
の清掃作業が使用者に任され、清掃されずに放置されて
埃検出部が正常に機能しない場合は、空気清浄機の適正
な運転ができないという課題があり、空気清浄機が適正
運転できるように、集光レンズの清掃が確実にできるこ
とが要求されている。
に、使用者に定期的なレンズの清掃を促しているが、そ
の清掃作業が使用者に任され、清掃されずに放置されて
埃検出部が正常に機能しない場合は、空気清浄機の適正
な運転ができないという課題があり、空気清浄機が適正
運転できるように、集光レンズの清掃が確実にできるこ
とが要求されている。
【0012】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、送風装置運転時の消費電力を低減し、送風装置
の風量が変化しても埃検出部内の対流速度を安定化する
ことができ、光学レンズの汚れおよび発光素子の経年変
化に係らず埃検出部の感度を一定に保ち、埃検出部が正
常に機能するように集光レンズを確実に清掃できる空気
清浄機を提供することを目的としている。
であり、送風装置運転時の消費電力を低減し、送風装置
の風量が変化しても埃検出部内の対流速度を安定化する
ことができ、光学レンズの汚れおよび発光素子の経年変
化に係らず埃検出部の感度を一定に保ち、埃検出部が正
常に機能するように集光レンズを確実に清掃できる空気
清浄機を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄機は上
記目的を達成するために、空気清浄機本体に設けた吸込
口と、この吸込口と連通して設けた集塵手段および送風
装置と、前記本体に設けた埃検出部と、この埃検出部に
内蔵される発光素子および受光素子と、前記埃検出部内
の空気を流通させる対流発生部と、この対流発生部への
通電を制御するスイッチ素子と、前記埃検出部の受光素
子の信号を受けて前記送風装置の運転を制御するマイク
ロコンピュータを有し、このマイクロコンピュータは前
記送風装置の駆動時に、前記スイッチ素子を制御して前
記対流発生部の通電を遮断してなるものである。
記目的を達成するために、空気清浄機本体に設けた吸込
口と、この吸込口と連通して設けた集塵手段および送風
装置と、前記本体に設けた埃検出部と、この埃検出部に
内蔵される発光素子および受光素子と、前記埃検出部内
の空気を流通させる対流発生部と、この対流発生部への
通電を制御するスイッチ素子と、前記埃検出部の受光素
子の信号を受けて前記送風装置の運転を制御するマイク
ロコンピュータを有し、このマイクロコンピュータは前
記送風装置の駆動時に、前記スイッチ素子を制御して前
記対流発生部の通電を遮断してなるものである。
【0014】本発明によれば、送風装置運転時の消費電
力を低減することができる空気清浄機が得られる。
力を低減することができる空気清浄機が得られる。
【0015】また、他の手段は、送風量を可変できる送
風装置と、対流発生部への通電量を制御できるスイッチ
素子を有し、マイクロコンピュータは前記送風装置の送
風量の増加に応じて、前記スイッチ素子を制御して前記
対流発生部への通電量を減少してなるものである。
風装置と、対流発生部への通電量を制御できるスイッチ
素子を有し、マイクロコンピュータは前記送風装置の送
風量の増加に応じて、前記スイッチ素子を制御して前記
対流発生部への通電量を減少してなるものである。
【0016】そして本発明によれば、送風装置の送風装
置の風量が変化しても埃検出部内の対流速度を安定化す
ることができる空気清浄機が得られる。
置の風量が変化しても埃検出部内の対流速度を安定化す
ることができる空気清浄機が得られる。
【0017】また、他の手段は、空気清浄機本体に設け
た埃検出部と、この埃検出部に内蔵される発光素子およ
び受光素子と、前記発光素子に直面して設けた光量検知
素子と、前記発光素子の通電積算時間を記憶する記憶部
と、前記受光素子の信号を受けて送風装置の運転を制御
するマイクロコンピュータを有し、このマイクロコンピ
ュータは前記光量検知素子で受ける光量値と、前記記憶
部の積算時間から計算で求めた光量値とを比較し、その
光量値を用いて前記受光素子の出力値を補正してなるも
のである。
た埃検出部と、この埃検出部に内蔵される発光素子およ
び受光素子と、前記発光素子に直面して設けた光量検知
素子と、前記発光素子の通電積算時間を記憶する記憶部
と、前記受光素子の信号を受けて送風装置の運転を制御
するマイクロコンピュータを有し、このマイクロコンピ
ュータは前記光量検知素子で受ける光量値と、前記記憶
部の積算時間から計算で求めた光量値とを比較し、その
光量値を用いて前記受光素子の出力値を補正してなるも
のである。
【0018】そして本発明によれば、光学レンズの汚れ
および発光素子の経年変化に係らず埃検出部の感度を一
定に保つことができる空気清浄機が得られる。
および発光素子の経年変化に係らず埃検出部の感度を一
定に保つことができる空気清浄機が得られる。
【0019】また、他の手段は、埃検出部の清掃時期を
報知する報知手段を備え、マイクロコンピュータは光量
検知素子で受ける光量値が記憶部の積算時間から計算で
求めたしきい値より小なるとき、前記報知手段を駆動し
てなるものである。
報知する報知手段を備え、マイクロコンピュータは光量
検知素子で受ける光量値が記憶部の積算時間から計算で
求めたしきい値より小なるとき、前記報知手段を駆動し
てなるものである。
【0020】そして本発明によれば、埃検出部が正常に
動作できるように、集光レンズを確実に清掃できる空気
清浄機が得られる。
動作できるように、集光レンズを確実に清掃できる空気
清浄機が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、空気清浄機本体に設け
た吸込口と、この吸込口と連通して設けた集塵手段およ
び送風装置と、前記本体に設けた埃検出部と、この埃検
出部に内蔵される発光素子および受光素子と、前記埃検
出部内の空気を流通させる対流発生部と、この対流発生
部への通電を制御するスイッチ素子と、前記埃検出部の
受光素子の信号を受けて前記送風装置の運転を制御する
マイクロコンピュータを有し、このマイクロコンピュー
タは前記送風装置の駆動時に、前記スイッチ素子を制御
して前記対流発生部の通電を遮断してなるものであり、
送風装置を運転すると本体の吸込口へ室内空気が吸引さ
れるが、この影響で埃検出部の流入口より室内空気が入
り内部に対流を生じるため、マイクロコンピュータが対
流発生部への電源を遮断することにより、電力を節減で
きるという作用を有する。
た吸込口と、この吸込口と連通して設けた集塵手段およ
び送風装置と、前記本体に設けた埃検出部と、この埃検
出部に内蔵される発光素子および受光素子と、前記埃検
出部内の空気を流通させる対流発生部と、この対流発生
部への通電を制御するスイッチ素子と、前記埃検出部の
受光素子の信号を受けて前記送風装置の運転を制御する
マイクロコンピュータを有し、このマイクロコンピュー
タは前記送風装置の駆動時に、前記スイッチ素子を制御
して前記対流発生部の通電を遮断してなるものであり、
送風装置を運転すると本体の吸込口へ室内空気が吸引さ
れるが、この影響で埃検出部の流入口より室内空気が入
り内部に対流を生じるため、マイクロコンピュータが対
流発生部への電源を遮断することにより、電力を節減で
きるという作用を有する。
【0022】また、送風量を可変できる送風装置と、対
流発生部への通電量を制御できるスイッチ素子を有し、
マイクロコンピュータは前記送風装置の送風量の増加に
応じて、前記スイッチ素子を制御して前記対流発生部へ
の通電量を減少してなるものであり、マイクロコンピュ
ータは送風装置の送風量に応じて対流発生部への電力量
を調整することにより、埃検出部内の対流速度をほぼ一
定に保ち、検出精度を保つことができるという作用を有
する。
流発生部への通電量を制御できるスイッチ素子を有し、
マイクロコンピュータは前記送風装置の送風量の増加に
応じて、前記スイッチ素子を制御して前記対流発生部へ
の通電量を減少してなるものであり、マイクロコンピュ
ータは送風装置の送風量に応じて対流発生部への電力量
を調整することにより、埃検出部内の対流速度をほぼ一
定に保ち、検出精度を保つことができるという作用を有
する。
【0023】また、空気清浄機本体に設けた埃検出部
と、この埃検出部に内蔵される発光素子および受光素子
と、前記発光素子に直面して設けた光量検知素子と、前
記発光素子の通電積算時間を記憶する記憶部と、前記受
光素子の信号を受けて送風装置の運転を制御するマイク
ロコンピュータを有し、このマイクロコンピュータは前
記光量検知素子で受ける光量値と、前記記憶部の積算時
間から計算で求めた光量値とを比較し、その光量値を用
いて前記受光素子の出力値を補正してなるものであり、
マイクロコンピュータは発光素子の経時変化による劣化
を補正し、さらに集光レンズの汚れによる感度低下を補
正することにより、感度を維持することができるという
作用を有するものである。
と、この埃検出部に内蔵される発光素子および受光素子
と、前記発光素子に直面して設けた光量検知素子と、前
記発光素子の通電積算時間を記憶する記憶部と、前記受
光素子の信号を受けて送風装置の運転を制御するマイク
ロコンピュータを有し、このマイクロコンピュータは前
記光量検知素子で受ける光量値と、前記記憶部の積算時
間から計算で求めた光量値とを比較し、その光量値を用
いて前記受光素子の出力値を補正してなるものであり、
マイクロコンピュータは発光素子の経時変化による劣化
を補正し、さらに集光レンズの汚れによる感度低下を補
正することにより、感度を維持することができるという
作用を有するものである。
【0024】また、他の手段は、埃検出部の清掃時期を
報知する報知手段を備え、マイクロコンピュータは光量
検知素子で受ける光量値が記憶部の積算時間から計算で
求めたしきい値より小なるとき、前記報知手段を駆動し
てなるものであり、マイクロコンピュータは光量検知部
からの信号がしきい値を超えた場合、清掃時期と判断し
て使用者に報知できるという作用を有する。
報知する報知手段を備え、マイクロコンピュータは光量
検知素子で受ける光量値が記憶部の積算時間から計算で
求めたしきい値より小なるとき、前記報知手段を駆動し
てなるものであり、マイクロコンピュータは光量検知部
からの信号がしきい値を超えた場合、清掃時期と判断し
て使用者に報知できるという作用を有する。
【0025】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0026】
【実施例】(実施例1)図1〜図3に示すように空気清
浄機本体1は前面に吸込口1aを設け、内部に弱、標
準、強と3段階に風量を可変できる送風装置2と、汚染
空気を浄化するための集塵用フィルタ3と、送風装置2
を運転制御する制御部4を有している。本体1の側面に
室内の空気の汚れを検出する光学系の埃検出部5を設
け、暗室構造の埃検出部5は赤外線を受発光する発光素
子7および受光素子8と、赤外線を集光する集光レンズ
9と、空気の対流を発生するためのヒータ10を内蔵
し、さらに受光素子8で受光した赤外線信号を積分して
増幅し、粉塵濃度をアナログ電圧に変換する演算回路1
1により構成される。制御部4のマイクロコンピュータ
6は、前記埃検出部5の演算回路11からの出力信号に
より送風装置2の風量を制御するものである。また、ヒ
ータ10への電源を入切するためのスイッチ素子12が
マイクロコンピュータ6と接続されている。なお、本体
1の前面に手動運転、自動運転を切換える操作部13を
設けている。
浄機本体1は前面に吸込口1aを設け、内部に弱、標
準、強と3段階に風量を可変できる送風装置2と、汚染
空気を浄化するための集塵用フィルタ3と、送風装置2
を運転制御する制御部4を有している。本体1の側面に
室内の空気の汚れを検出する光学系の埃検出部5を設
け、暗室構造の埃検出部5は赤外線を受発光する発光素
子7および受光素子8と、赤外線を集光する集光レンズ
9と、空気の対流を発生するためのヒータ10を内蔵
し、さらに受光素子8で受光した赤外線信号を積分して
増幅し、粉塵濃度をアナログ電圧に変換する演算回路1
1により構成される。制御部4のマイクロコンピュータ
6は、前記埃検出部5の演算回路11からの出力信号に
より送風装置2の風量を制御するものである。また、ヒ
ータ10への電源を入切するためのスイッチ素子12が
マイクロコンピュータ6と接続されている。なお、本体
1の前面に手動運転、自動運転を切換える操作部13を
設けている。
【0027】上記構成において、まず操作部13により
自動運転が選択されるとマイクロコンピュータ6はスイ
ッチ素子12を通電し、埃検出部5の演算回路11から
出力されるアナログ電圧を読み込む。埃検出部5内部で
は、ヒータ10によって上昇気流が生じており、流入口
14から室内空気を取り込み、流出口15により放出さ
れている。この時、集光レンズ9で設定された検知範囲
内aに浮遊粉塵が存在すれば赤外線が反射されて受光素
子8に入力され、演算回路11を通すことにより個数濃
度に応じたアナログ電圧値がマイクロコンピュータ6に
入力される。
自動運転が選択されるとマイクロコンピュータ6はスイ
ッチ素子12を通電し、埃検出部5の演算回路11から
出力されるアナログ電圧を読み込む。埃検出部5内部で
は、ヒータ10によって上昇気流が生じており、流入口
14から室内空気を取り込み、流出口15により放出さ
れている。この時、集光レンズ9で設定された検知範囲
内aに浮遊粉塵が存在すれば赤外線が反射されて受光素
子8に入力され、演算回路11を通すことにより個数濃
度に応じたアナログ電圧値がマイクロコンピュータ6に
入力される。
【0028】そこでマイクロコンピュータ6は埃検出部
5からの出力電圧値を基準電圧値E1と比較し、出力電
圧が基準値E1より大きければ送風装置2を弱運転し、
粉塵等をフィルタ3により集塵する。また同様に出力電
圧値を基準電圧値E2またはE3と比較することにより
送風装置2を標準または強運転として、粉塵量に応じて
適切な風量で送風装置2を駆動し、空気を浄化するもの
である。
5からの出力電圧値を基準電圧値E1と比較し、出力電
圧が基準値E1より大きければ送風装置2を弱運転し、
粉塵等をフィルタ3により集塵する。また同様に出力電
圧値を基準電圧値E2またはE3と比較することにより
送風装置2を標準または強運転として、粉塵量に応じて
適切な風量で送風装置2を駆動し、空気を浄化するもの
である。
【0029】このとき送風装置2の駆動により本体1の
吸込口1aより空気が強制的に吸引されるため、埃検出
部5内においてヒータ10を通電しないときでも流入口
14から空気が流入して流出口15に向かって対流が生
じることになる。したがって送風装置2の駆動により生
じる対流の大きさが埃検出部5内のヒータ10による対
流と同等または大なる場合は、マイクロコンピュータ6
は送風装置2の運転とともにスイッチ素子12をOFF
し、埃検出部5内のヒータ10の電源を遮断して送風装
置2により生じた対流で粉塵濃度を計測することができ
る。
吸込口1aより空気が強制的に吸引されるため、埃検出
部5内においてヒータ10を通電しないときでも流入口
14から空気が流入して流出口15に向かって対流が生
じることになる。したがって送風装置2の駆動により生
じる対流の大きさが埃検出部5内のヒータ10による対
流と同等または大なる場合は、マイクロコンピュータ6
は送風装置2の運転とともにスイッチ素子12をOFF
し、埃検出部5内のヒータ10の電源を遮断して送風装
置2により生じた対流で粉塵濃度を計測することができ
る。
【0030】このようにマイクロコンピュータ6は送風
装置2の駆動時に、スイッチ素子12をOFFして埃検
出部5内のヒータ10への電源を遮断することにより、
送風装置2運転中の消費電力を低減することができるも
のである。
装置2の駆動時に、スイッチ素子12をOFFして埃検
出部5内のヒータ10への電源を遮断することにより、
送風装置2運転中の消費電力を低減することができるも
のである。
【0031】(実施例2)以下、本発明について図1〜
図4を参照しながら説明する。なお、実施例1に記載し
たものと同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明
は省略する。
図4を参照しながら説明する。なお、実施例1に記載し
たものと同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明
は省略する。
【0032】図4に示すように、ヒータ10の通電状態
で、送風装置2の風量を待機状態・弱・標準・強に切り
換えると、埃検出部5内の対流速度が右上がりに上昇す
ることになる。このとき、埃検出部5内を流れる対流速
度VはV=α×M+V0と簡易的に表すことができる。
ここでMは送風装置2の回転数、V0は待機状態でのヒ
ータ10による対流速度、αは係数である。そこで、マ
イクロコンピュータ6は送風装置2の風量が増加すると
きに、スイッチ素子12を制御して、ヒータ10の通電
量を減少するようにしている。例えば、送風装置2が回
転数M1で弱運転の場合、図4に示すようにヒータ10
の通電量を待機状態と同一にしていると、埃検出部5内
の対流速度VはV=αM1+V0となり、αM1だけ増
加する。マイクロコンピュータ6は、ヒータ10のスイ
ッチ素子12を制御して、ヒータ10の通電量をあらか
じめ設定した値に下げることにより、送風装置2で生ず
る対流速度の増加分αM1を減少した対流速度(V0−
αM1)を得ることができる。
で、送風装置2の風量を待機状態・弱・標準・強に切り
換えると、埃検出部5内の対流速度が右上がりに上昇す
ることになる。このとき、埃検出部5内を流れる対流速
度VはV=α×M+V0と簡易的に表すことができる。
ここでMは送風装置2の回転数、V0は待機状態でのヒ
ータ10による対流速度、αは係数である。そこで、マ
イクロコンピュータ6は送風装置2の風量が増加すると
きに、スイッチ素子12を制御して、ヒータ10の通電
量を減少するようにしている。例えば、送風装置2が回
転数M1で弱運転の場合、図4に示すようにヒータ10
の通電量を待機状態と同一にしていると、埃検出部5内
の対流速度VはV=αM1+V0となり、αM1だけ増
加する。マイクロコンピュータ6は、ヒータ10のスイ
ッチ素子12を制御して、ヒータ10の通電量をあらか
じめ設定した値に下げることにより、送風装置2で生ず
る対流速度の増加分αM1を減少した対流速度(V0−
αM1)を得ることができる。
【0033】同様にして、送風装置2が標準運転、強運
転の場合も、ヒータ10のスイッチ素子12を制御し
て、送風装置2による対流速度の増加分αM2、αM3
を減少した対流速度を得ることができる。すなわちマイ
クロコンピュータ6は送風装置2の運転に応じてヒータ
10への電力量を減少して、対流速度VをV0とほぼ等
しくなるようにすることができる。
転の場合も、ヒータ10のスイッチ素子12を制御し
て、送風装置2による対流速度の増加分αM2、αM3
を減少した対流速度を得ることができる。すなわちマイ
クロコンピュータ6は送風装置2の運転に応じてヒータ
10への電力量を減少して、対流速度VをV0とほぼ等
しくなるようにすることができる。
【0034】このように運転状態に関わらず埃検出部5
内の対流速度Vを一定に保つことにより受光素子8の出
力、すなわち埃検出部5の感度をほぼ一定に保つことが
でき、空気清浄機を安定に運転することができる。
内の対流速度Vを一定に保つことにより受光素子8の出
力、すなわち埃検出部5の感度をほぼ一定に保つことが
でき、空気清浄機を安定に運転することができる。
【0035】(実施例3)以下、本発明について図1〜
図3、図5および図6を参照しながら説明する。埃検知
部5は発光素子7と対面する位置に光量検知素子16を
設け、発光素子7の発光量を検出している。また、制御
部4には発光素子7の通電時間を積算して記憶する記憶
部17が設けられている。
図3、図5および図6を参照しながら説明する。埃検知
部5は発光素子7と対面する位置に光量検知素子16を
設け、発光素子7の発光量を検出している。また、制御
部4には発光素子7の通電時間を積算して記憶する記憶
部17が設けられている。
【0036】上記構成において、発光素子7の発光量Q
tの経時変化は図5に示すようにQt=−α×t+Qt
s(Qts=初期の発光量値、α=係数、t=経過時
間)と簡易的に表現できる。また、発光素子7は初期発
光量の半減値が寿命と言われている。
tの経時変化は図5に示すようにQt=−α×t+Qt
s(Qts=初期の発光量値、α=係数、t=経過時
間)と簡易的に表現できる。また、発光素子7は初期発
光量の半減値が寿命と言われている。
【0037】以下、図6に示すフローチャートに従って
動作を説明する。まず、ステップ11でマイクロコンピ
ュータ6は受光素子7から得られる粉塵信号を読み込
み、粉塵が存在しない状態か判断する。粉塵が存在しな
いと判断したときは、ステップ12で、その時の発光量
Qを光量検知素子16により計測する。ステップ13
で、記憶部17による発光素子7の積算時間tを読み込
む。ステップ14で、積算時間tが寿命時間tjまで到
達していれば発光素子7の交換が必要となる。ステップ
15で、照射時間tが寿命時間tj未満であれば、上式
による経時変化の発光量Qtを算出する。
動作を説明する。まず、ステップ11でマイクロコンピ
ュータ6は受光素子7から得られる粉塵信号を読み込
み、粉塵が存在しない状態か判断する。粉塵が存在しな
いと判断したときは、ステップ12で、その時の発光量
Qを光量検知素子16により計測する。ステップ13
で、記憶部17による発光素子7の積算時間tを読み込
む。ステップ14で、積算時間tが寿命時間tjまで到
達していれば発光素子7の交換が必要となる。ステップ
15で、照射時間tが寿命時間tj未満であれば、上式
による経時変化の発光量Qtを算出する。
【0038】ここで、埃検出部5内の集光レンズ9表面
に空気中の汚れが付着している場合は、計算値である発
光量Qtに対して実測の発光量Qが減少することにな
る。例えば、受光素子7の演算回路11からの電圧値を
E、積算時間t1での計算値である発光量をQt1、光
量検知素子16により計測した発光量をQ1とすると、
ステップ16で光量差ΔQ=Qt1−Q1を求め、ステ
ップ17で、マイクロコンピュータ6は受光素子7の演
算回路11からの電圧値Eに、光量差ΔQ×β(β=変
換係数)より求めたΔEを加算して補正電圧値Ehを算
出する。ステップ18で、この補正電圧値Ehと、基準
電圧値E1、E2、E3とを比較することにより、送風
装置2を弱、標準または強運転として粉塵量に応じて適
切な風量で送風装置2を駆動することができる。
に空気中の汚れが付着している場合は、計算値である発
光量Qtに対して実測の発光量Qが減少することにな
る。例えば、受光素子7の演算回路11からの電圧値を
E、積算時間t1での計算値である発光量をQt1、光
量検知素子16により計測した発光量をQ1とすると、
ステップ16で光量差ΔQ=Qt1−Q1を求め、ステ
ップ17で、マイクロコンピュータ6は受光素子7の演
算回路11からの電圧値Eに、光量差ΔQ×β(β=変
換係数)より求めたΔEを加算して補正電圧値Ehを算
出する。ステップ18で、この補正電圧値Ehと、基準
電圧値E1、E2、E3とを比較することにより、送風
装置2を弱、標準または強運転として粉塵量に応じて適
切な風量で送風装置2を駆動することができる。
【0039】このようにマイクロコンピュータ5は記憶
部17の累積通電時間tと、光量検知素子16で実測し
た発光量Qから埃検出部5の感度を補正することができ
る。
部17の累積通電時間tと、光量検知素子16で実測し
た発光量Qから埃検出部5の感度を補正することができ
る。
【0040】なお、本実施例においては、埃検出部5内
に対流発生部としてヒータ10を用いたが、ヒータ10
のない構成の場合でも適用することができる。
に対流発生部としてヒータ10を用いたが、ヒータ10
のない構成の場合でも適用することができる。
【0041】(実施例4)以下、本発明について図1〜
図3、図5および図7を参照しながら説明する。なお実
施例3に記載したものと同一構成のものは同一番号を付
して詳しい説明は省略する。図に示すように空気清浄機
本体1は、埃検出部5の清掃を促すための報知手段18
を備えている。集光レンズ9の表面に過大な汚れが付着
した場合、光量検知部16に入力される赤外線が減少
し、埃検出部5の感度が劣化して正常な運転制御ができ
ないときに、マイクロコンピュータ6は報知手段18を
駆動して使用者に知らせるようになっている。
図3、図5および図7を参照しながら説明する。なお実
施例3に記載したものと同一構成のものは同一番号を付
して詳しい説明は省略する。図に示すように空気清浄機
本体1は、埃検出部5の清掃を促すための報知手段18
を備えている。集光レンズ9の表面に過大な汚れが付着
した場合、光量検知部16に入力される赤外線が減少
し、埃検出部5の感度が劣化して正常な運転制御ができ
ないときに、マイクロコンピュータ6は報知手段18を
駆動して使用者に知らせるようになっている。
【0042】上記構成において、図7に示すフローチャ
ートに従って動作を説明する。まず、ステップ21で、
マイクロコンピュータ6は受光素子7から得られる粉塵
信号を読み込み、粉塵が存在しない状態か判断する。ス
テップ22で、その時の発光量Qを光量検知素子16に
より計測する。ステップ23で、記憶部17による発光
素子7の積算時間tを読み込む。ステップ24で、積算
時間tが寿命時間tjまで到達していれば発光素子7の
交換が必要となる。ステップ25で、積算時間tが寿命
時間tj未満であれば、上式による経時変化の発光量Q
tを算出する。ステップ26で、計算した発光量Qtに
対して、実測の発光量Qが20%以上減衰していれば集
光レンズ9の清掃時期と判断し、報知手段18としての
ランプ(図示せず)を点灯し、使用者に清掃を促す。ス
テップ27で、清掃が終了後にリセットスイッチ(図示
せず)を入力すると、粉塵が存在しない状態において再
び汚れ判定を行なう。すなわち計算で求めたしきい値よ
り低下していないことを確認することにより、清掃が正
しく行われたかどうか判断することができる。
ートに従って動作を説明する。まず、ステップ21で、
マイクロコンピュータ6は受光素子7から得られる粉塵
信号を読み込み、粉塵が存在しない状態か判断する。ス
テップ22で、その時の発光量Qを光量検知素子16に
より計測する。ステップ23で、記憶部17による発光
素子7の積算時間tを読み込む。ステップ24で、積算
時間tが寿命時間tjまで到達していれば発光素子7の
交換が必要となる。ステップ25で、積算時間tが寿命
時間tj未満であれば、上式による経時変化の発光量Q
tを算出する。ステップ26で、計算した発光量Qtに
対して、実測の発光量Qが20%以上減衰していれば集
光レンズ9の清掃時期と判断し、報知手段18としての
ランプ(図示せず)を点灯し、使用者に清掃を促す。ス
テップ27で、清掃が終了後にリセットスイッチ(図示
せず)を入力すると、粉塵が存在しない状態において再
び汚れ判定を行なう。すなわち計算で求めたしきい値よ
り低下していないことを確認することにより、清掃が正
しく行われたかどうか判断することができる。
【0043】このように光量検知素子16により計測し
た光量値Qに対し、積算時間tより計算で求めた発光量
のしきい値と比較することにより、集光レンズ8の汚れ
を適切な時期に検出し、使用者に報知して清掃を促すこ
とができる。また清掃後の運転開始時に、清掃が確実に
行われたかどうか自動的に判定することができる。
た光量値Qに対し、積算時間tより計算で求めた発光量
のしきい値と比較することにより、集光レンズ8の汚れ
を適切な時期に検出し、使用者に報知して清掃を促すこ
とができる。また清掃後の運転開始時に、清掃が確実に
行われたかどうか自動的に判定することができる。
【0044】なお、本実施例においては、しきい値を計
算値Qtの20%減衰としたが、汚れ度合いに対する減
少量に応じてしきい値を適宣変更してもよい。
算値Qtの20%減衰としたが、汚れ度合いに対する減
少量に応じてしきい値を適宣変更してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、送風装置の駆動時に埃検出部内の対流発生
部への電源供給を遮断することにより、送風装置の運転
時に省電力化を実現することができる効果のある空気清
浄機を提供できる。
明によれば、送風装置の駆動時に埃検出部内の対流発生
部への電源供給を遮断することにより、送風装置の運転
時に省電力化を実現することができる効果のある空気清
浄機を提供できる。
【0046】また、送風装置を運転時に、送風量の違い
に応じて対流発生部への電力量を調整することにより埃
検出部内の対流速度を一定に保ち、埃検出感度を安定化
できる効果のある空気清浄機を提供できる。
に応じて対流発生部への電力量を調整することにより埃
検出部内の対流速度を一定に保ち、埃検出感度を安定化
できる効果のある空気清浄機を提供できる。
【0047】また、発光素子に面した光量検知素子で計
測した光量値と発光素子の積算運転時間より計算した光
量値との光量差を用いて、受光素子の感度を適正に補正
できる空気清浄機を提供できる。
測した光量値と発光素子の積算運転時間より計算した光
量値との光量差を用いて、受光素子の感度を適正に補正
できる空気清浄機を提供できる。
【0048】また、光量検知素子からの光量値と、記憶
部の積算時間より算出された光量のしきい値と比較し
て、しきい値より小なるときは、マイクロコンピュータ
が報知手段を駆動して、埃検出部の清掃時期を知らせる
ことができる効果のある空気清浄機を提供できる。
部の積算時間より算出された光量のしきい値と比較し
て、しきい値より小なるときは、マイクロコンピュータ
が報知手段を駆動して、埃検出部の清掃時期を知らせる
ことができる効果のある空気清浄機を提供できる。
【図1】本発明の実施例1〜4の空気清浄機のブロック
回路図
回路図
【図2】同埃検出部の断面図
【図3】同空気清浄機の一部破断の外観図
【図4】同実施例2の対流速度特性図
【図5】同実施例3および実施例4の光量特性図
【図6】同実施例3のフローチャート
【図7】同実施例4のフローチャート
【図8】従来の空気清浄機の回路ブロック図
【図9】同埃検出部の断面図
【図10】同空気清浄機の一部破断の外観図
【符号の説明】 1 本体 1a 吸込口 2 送風装置 3 集塵用フィルタ(集塵手段) 5 埃検出部 6 マイクロコンピュータ 7 発光素子 8 受光素子 10 ヒータ(対流発生部) 12 スイッチ素子 16 光量検知素子 17 記憶部 18 報知手段
Claims (4)
- 【請求項1】 空気清浄機本体に設けた吸込口と、この
吸込口と連通して設けた集塵手段および送風装置と、前
記本体に設けた埃検出部と、この埃検出部に内蔵される
発光素子および受光素子と、前記埃検出部内の空気を流
通させる対流発生部と、この対流発生部への通電を制御
するスイッチ素子と、前記埃検出部の受光素子の信号を
受けて前記送風装置の運転を制御するマイクロコンピュ
ータを有し、このマイクロコンピュータは前記送風装置
の駆動時に、前記スイッチ素子を制御して前記対流発生
部の通電を遮断してなる空気清浄機。 - 【請求項2】 送風量を可変できる送風装置と、対流発
生部への通電量を制御できるスイッチ素子を有し、マイ
クロコンピュータは前記送風装置の送風量の増加に応じ
て、前記スイッチ素子を制御して前記対流発生部への通
電量を減少してなる請求項1記載の空気清浄機。 - 【請求項3】 空気清浄機本体に設けた埃検出部と、こ
の埃検出部に内蔵される発光素子および受光素子と、前
記発光素子に直面して設けた光量検知素子と、前記発光
素子の通電積算時間を記憶する記憶部と、前記受光素子
の信号を受けて送風装置の運転を制御するマイクロコン
ピュータを有し、このマイクロコンピュータは前記光量
検知素子で受ける光量値と、前記記憶部の積算時間から
計算で求めた光量値とを比較し、その光量値を用いて前
記受光素子の出力値を補正してなる空気清浄機。 - 【請求項4】 埃検出部の清掃時期を報知する報知手段
を備え、マイクロコンピュータは光量検知素子で受ける
光量値が記憶部の積算時間から計算で求めたしきい値よ
り小なるとき、前記報知手段を駆動してなる請求項3記
載の空気清浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11056490A JP2000257940A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11056490A JP2000257940A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 空気清浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000257940A true JP2000257940A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13028546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11056490A Pending JP2000257940A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 空気清浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000257940A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104897187A (zh) * | 2015-04-27 | 2015-09-09 | 王玉娇 | 一种净化效能检测方法、系统及服务器、净化器、检测器 |
JP2017166935A (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | オムロン株式会社 | 粒子センサ、及びそれを備えた電子機器 |
JP2018528384A (ja) * | 2015-10-30 | 2018-09-27 | 広東美的環境電器制造有限公司 | 空気処理装置 |
CN109373510A (zh) * | 2018-10-16 | 2019-02-22 | 杭州奇麟正维环境技术有限公司 | 空气净化设备控制方法、装置、计算机设备及可读存储介质 |
-
1999
- 1999-03-04 JP JP11056490A patent/JP2000257940A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104897187A (zh) * | 2015-04-27 | 2015-09-09 | 王玉娇 | 一种净化效能检测方法、系统及服务器、净化器、检测器 |
JP2018528384A (ja) * | 2015-10-30 | 2018-09-27 | 広東美的環境電器制造有限公司 | 空気処理装置 |
JP2017166935A (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | オムロン株式会社 | 粒子センサ、及びそれを備えた電子機器 |
CN107192646A (zh) * | 2016-03-15 | 2017-09-22 | 欧姆龙株式会社 | 颗粒传感器、以及具备该颗粒传感器的电子设备 |
CN109373510A (zh) * | 2018-10-16 | 2019-02-22 | 杭州奇麟正维环境技术有限公司 | 空气净化设备控制方法、装置、计算机设备及可读存储介质 |
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