JPS63310346A - パワ−ステアリング用電動機 - Google Patents

パワ−ステアリング用電動機

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Publication number
JPS63310346A
JPS63310346A JP62143126A JP14312687A JPS63310346A JP S63310346 A JPS63310346 A JP S63310346A JP 62143126 A JP62143126 A JP 62143126A JP 14312687 A JP14312687 A JP 14312687A JP S63310346 A JPS63310346 A JP S63310346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
frequency
thickness
magnetic
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62143126A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Murakami
村上 忠雄
Seiji Yamashita
誠二 山下
Shigeki Saito
斎藤 茂樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62143126A priority Critical patent/JPS63310346A/ja
Publication of JPS63310346A publication Critical patent/JPS63310346A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動機パワーステアリング装置に使用される
電動機に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、電動式パワーステアリング装置は、ステアリン
グハンドルの操舵時にステアリングシャフトに生じるね
じれI・ルクをトルクセンサで検出し、その検出値に対
応して電動機の出力を減速機を介して出力させ、この出
力を運転者の操舵力を補助するアシスト力として利用す
るものである(電動式パワーステアリング装置の従来例
としては例えば特開昭60−234069号公報に開示
されたものがある)。この種パワーステアリング装置に
使用される電動機は、次のような改善すべき点があった
〔発明が解決しようとする問題点〕
通常、パワーステアリング装置に使用される電動機は、
自動車のステアリング転舵速度の最大値が720 de
g/ s  であり、このステアリングに対して電動機
の増速比が一般に応答性の面から20以下が選定される
ことから、電動機回転数が40rps以下に設定される
。ところで、一般に電動機は「電動力応用工学」(昭和
47年電気学会発行)の第280頁から第285頁にお
いて論じられているように、同期的な基本波磁束が鉄心
の種々の部分に作用して電磁気的に振動が発生する。こ
の基本波磁束に基づく振動周波数は、電動機の電機子ス
ロット数と電動機回転数との積(Nスロット×N回転数
)で求められ、パワーステアリング装置の電動機の場合
には、電機子のスロット数が20〜35スロツトに選定
され、且つ回転数が前述の如(40rps以下に設定さ
れるために基本波磁束による振動周波数は800〜14
00 Hzとなり、電動機のヨークの円環振動数がこの
範囲にあると基本波磁束による磁気的加振刃に共振して
磁気音を発生する。この磁気音は、自動車のハンドル部
に伝わり、且つ自動車と異質な音であるため、運転者が
不快となり自動車を運転するのに支障になり易い。
このような磁気音を低減するため、従来は電動機の磁極
のチャンファ(磁極先端の角取り)及び空隙を大きくし
たり、磁極又は電機子歯をスキュー(斜めにすること)
して対処しているが、いずれも前述した如き基本波磁束
による磁気音を根本的に取り除くことは技術的に困難で
あり、より一層効果的な磁気音防止策が望まれていた。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、電動機に発生する基本波磁束による
磁気音を根本的に取り除き、パワーステアリング装置か
ら生じる振動音の大幅な低減化ひいては運転性の向上化
を図り得るパワーステアリング用電動機を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、パワーステアリング装置に使用される電動
機において、電動機のヨークの円環振動数が電動機の基
本波磁束に基づき発生する磁気振動の振動数より大きく
なるように、ヨークの厚さを設定することで達成される
〔作用〕
ヨークの円環振動数を基本波磁束に基づく磁気的振動の
振動数より大きくすることにより、磁気的振動がヨーク
の円環振動数と共振しなくなるために磁気音が有効に低
減される。
そして、ヨークの円環振動数を上記磁気的振動数より大
きくするためには次式で示すようにヨークの厚さを増す
か長さを長くすることにより達成される。
すなわち、ヨークの円環振動周波数f、は次式%式% n;円環振動次数、R;円環(ヨーク)の平均半径(c
+al t E :ヨーク材の弾性係数(kg/ cm
”) を工;断面2次モーメント=Q t’/12. 
Q ;ヨークの長さくcm) z t ;ヨークの厚さ
く”) t g :重力加速度Ccwa/ s ”) 
、γG平均局長単位長さ当りの重量=tQρ、ρ;ヨー
ク材の比重(g/cm”)  である。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図に基づき説明する。
第1図は本発明の適用対象となるパワーステアリング用
電動機の半裁断面図である。
図中、1は電動機のヨーク、2は界磁巻数、3は界磁巻
線2を巻装する磁極(ステータコア)、4は磁極3をヨ
ーク内周に固定するための磁極止めねじ、5は電機子、
6は整流子、7は刷子、8は反整流子側のブラケット、
9は整流子側のブラケットである。
しかして、この種のパワーステアリング装置用の電動機
は、図示されないステアリングの操舵時のステアリング
トルク信号に基づき、磁極3が界磁巻線2により励磁さ
れ、同時に刷子7より整流子6を通じて電機子Sに通電
されると電機子5が回転し、この回転力が減速機構を介
して減速増大されて、ステアリングをアシスト(助勢)
する。
ところで、この種の電動機は〔発明が解決しようとする
問題点〕でも述べたように、電動機自身に基本波磁束に
基づく振動が生じ、その振動周波数は800〜1400
kHzとなる。従って、電動機のヨーク1の円環振動数
がこの範囲にあると、ヨークlが基本波磁束による磁気
的加振力に共振して磁気音が発生する。このような共振
の生じる円環振動数は前述したように(1)式で表わす
ことができる。ここで、電動機のヨークlの仕様を次の
ように設定した場合に、共振するヨークの厚さtを(1
)式から求めてみる。なお、以下に列挙するn、R,E
・・・・・・等の各意味は、(1)式で定義したものと
同義である。
n=2(磁極数4の場合n = P / 2 = 4 
/ 2となる。) n=4.75 (c@) (パワーステアリングの場合
およそn=4〜7 (c+m)である)E = 2 、
 I X 108(kg/c+m”) (鋼板の弾性係
数)n=17.05 (c−)(パワーステアリングの
場合およそQ = 13〜23 (cmlである)g=
980 Cam/s”) t p = 7.85 (g
/amり(鋼板) 以上の仕様の下で、電動機の基本波磁束800〜140
0Hzの加振力に共振するヨーク1の厚さtの下限値と
上限値を求めると、ヨーク1の円環振動数fyr=80
0Hzとなるヨーク1の厚さtlは、t1=0.286
cmとなり、円環振動数fyz=1400Hzとなるヨ
ーク1の厚さt2は、L2=0.500cmとなる。第
2図は、このヨーク1の厚さもと円環振動数fとの関係
を表わす特性図で、特性線10に示すように、ヨークの
円環振動周波数f、は、ヨークの厚さtに比例して増加
する関係にあり、磁気音を避けるにはt〉し2の関係に
なればよい。 例えば、パワーステアリング電動機とし
てステアリングに対して電動機の増速比20以下で電動
機のスロット数20〜35スロツトを選定した場合には
、電動機の基本波磁束に基づく振動数が、「発明が解決
しようとする問題点〕でも述べたように転舵速度720
deg/sに対して800−1400Hzになるからモ
ータのヨーク1をt=5+ui以上に選定すれば磁気音
の発生を防止することができる。
このようなヨークの厚みにするには、製造段階でヨーク
を初めからこのような厚みの仕様に成形する他に、既存
のヨークでは厚さが足りない場合、例えばt=5mmが
要求されるのに対して、既存のヨークの厚さが4mmに
設計製作されている時には、1a++++の厚みのバン
ドを設けることにより磁気音を減少させることができる
0以上のようにヨークの厚さを4鳳■に設計したものを
磁気音の関係から511Illにする場合には重量、形
状が若干大きくなるがヨークの励fiAT (アンペア
ターン)が減少するノテ、出力の増加となり実施しやす
い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、電動機に発生する基本波
磁束による磁気音を根本的に取り除き、パワーステアリ
ング装置に生じる振動音の大幅な低減化ひいては運転性
の向上化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用対象となるパワーステアリング電
動機の具体例を示す半裁断面図、第2図は上記電動機の
ヨークの厚さと円環振動数の関係を表わす特性線図であ
る。 1・・・ヨーク、2・・・界磁巻線、3・・・磁極、5
・・・電機第 1 目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ヨーク、界磁極及び電機子を備え、パワーステアリ
    ング装置の駆動源として操舵機構に組込まれる電動機に
    おいて、前記ヨークの円環振動数が前記電動機の基本波
    磁束に基づき発生する磁気振動の振動数より大きくなる
    ように、ヨークの厚さを設定してなることを特徴とする
    パワーステアリング用電動機。
JP62143126A 1987-06-10 1987-06-10 パワ−ステアリング用電動機 Pending JPS63310346A (ja)

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JP62143126A JPS63310346A (ja) 1987-06-10 1987-06-10 パワ−ステアリング用電動機

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JP62143126A JPS63310346A (ja) 1987-06-10 1987-06-10 パワ−ステアリング用電動機

Publications (1)

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JPS63310346A true JPS63310346A (ja) 1988-12-19

Family

ID=15331522

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62143126A Pending JPS63310346A (ja) 1987-06-10 1987-06-10 パワ−ステアリング用電動機

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JP (1) JPS63310346A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100531A (ja) * 1998-06-29 2012-05-24 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置用モータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012100531A (ja) * 1998-06-29 2012-05-24 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置用モータ

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