JPS63309302A - 調質圧延方法 - Google Patents
調質圧延方法Info
- Publication number
- JPS63309302A JPS63309302A JP14160987A JP14160987A JPS63309302A JP S63309302 A JPS63309302 A JP S63309302A JP 14160987 A JP14160987 A JP 14160987A JP 14160987 A JP14160987 A JP 14160987A JP S63309302 A JPS63309302 A JP S63309302A
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- tapered
- steel plate
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 19
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 14
- 239000010960 cold rolled steel Substances 0.000 description 9
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は焼なまし後の鋼板例えば冷延鋼板を調質圧延
する方法に関する。
する方法に関する。
(従来の技術)
強度および板形状の向上、ならびにストレッチャースト
レインの防止のために、冷延鋼板は焼なまし後に調質圧
延が行われている。
レインの防止のために、冷延鋼板は焼なまし後に調質圧
延が行われている。
調質圧延は上記のような目的であるために圧下率は0.
5〜2tと低い。また、作業ロールとしてフラットロー
ルあるいは僅かに凸クラウンが付けられたロールが用い
られている。
5〜2tと低い。また、作業ロールとしてフラットロー
ルあるいは僅かに凸クラウンが付けられたロールが用い
られている。
(発明が解決しようとする問題点)
従来の調質圧延では、大きな耳しわが発生するという問
題があった。これは調質圧延が行われる冷延鋼板には僅
かではあるがエッヂドロップが残っており、このような
鋼板をフラットロールあるいは凸クラウンロールで圧延
することによる。
題があった。これは調質圧延が行われる冷延鋼板には僅
かではあるがエッヂドロップが残っており、このような
鋼板をフラットロールあるいは凸クラウンロールで圧延
することによる。
すなわち、これらロールで鋼板を圧延すると、第3図に
示すようにエツジドロップ部Eは作業ロール9に接触し
ないために圧下されない。したがって、作業ロール9に
より圧下される中央部分Cは板長平方向に延びるが、エ
ツジドロップ部Eは延びないために板長平方向に引張応
力が生じる。この引張応力か降伏応力を超えるほど高く
なると、エツジドロップ部Eに降伏点伸びによる耳しわ
が発生する。
示すようにエツジドロップ部Eは作業ロール9に接触し
ないために圧下されない。したがって、作業ロール9に
より圧下される中央部分Cは板長平方向に延びるが、エ
ツジドロップ部Eは延びないために板長平方向に引張応
力が生じる。この引張応力か降伏応力を超えるほど高く
なると、エツジドロップ部Eに降伏点伸びによる耳しわ
が発生する。
第4図は耳しわeの発生状況を模式的に示しており、耳
しわeの大きさは10〜20 mmに達する。
しわeの大きさは10〜20 mmに達する。
耳しわeの部分は、調質圧延に続いてサイドトリマーに
より切断除去し、スクラップとしている。
より切断除去し、スクラップとしている。
したかって、大きな耳しわeの発生は歩留りの低下を招
いていた。
いていた。
そこで、この発明は耳しわの発生を抑え、これより歩留
り向上を図ることができる調質圧延方法を提供しようと
するものである。
り向上を図ることができる調質圧延方法を提供しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段)
第1の発明の調質圧延方法は、第1図に示すようにロー
ル平行部2の両端にロール径がロール端に向かうに従っ
て大きくなるテーパー部3が設けられた作業ロール1の
対を用いる。そして、テーパー部3か鋼板Sのエツジド
ロップ部Eを圧下するようにしてロール平行部2ととも
に鋼板Sを圧下する。
ル平行部2の両端にロール径がロール端に向かうに従っ
て大きくなるテーパー部3が設けられた作業ロール1の
対を用いる。そして、テーパー部3か鋼板Sのエツジド
ロップ部Eを圧下するようにしてロール平行部2ととも
に鋼板Sを圧下する。
ロール平行部2は従来と同様に凸クラウンを付けてもよ
い。テーパー部3の位置は鋼板Sの幅およびエツジドロ
ップEの大きさに、またテーパーの大きさは圧下率およ
びエツジドロップEの大きさにより決められる。たとえ
ば、テーパーの開始位置4は鋼板Sの側端から10〜5
0mm程度であり、テーパーの傾きは1150〜I/2
00程度である。また、ロール端部5の直径はロール平
行部2の直径よりも3〜5を大きくなっている。なお、
テーパーが曲線的に変化するようにして、テーパー部3
のロール周面が凸面あるいは凹面となるようにしてもよ
い。
い。テーパー部3の位置は鋼板Sの幅およびエツジドロ
ップEの大きさに、またテーパーの大きさは圧下率およ
びエツジドロップEの大きさにより決められる。たとえ
ば、テーパーの開始位置4は鋼板Sの側端から10〜5
0mm程度であり、テーパーの傾きは1150〜I/2
00程度である。また、ロール端部5の直径はロール平
行部2の直径よりも3〜5を大きくなっている。なお、
テーパーが曲線的に変化するようにして、テーパー部3
のロール周面が凸面あるいは凹面となるようにしてもよ
い。
第2の発明の調質圧延方法は、第2図に示すようにロー
ル平行部7の一端にロール径がロール端に向かうに従っ
て大きくなるテーパー部8が設けられた作業ロール6の
対を用い、一方の作業ロール6のテーパー部8がワーク
サイドに、また他方の作業ロール6のテーパー部8がド
ライブサイドに位置するように作業ロール対を配置する
。そして、そわそれのテーパー部8か鋼板Sのエツジド
ロップ部Eを圧下するように作業ロール6をロール軸方
向に変位させてロール位置を調整し、ロール平行部6お
よびテーパー部8で鋼板Sを圧下する。
ル平行部7の一端にロール径がロール端に向かうに従っ
て大きくなるテーパー部8が設けられた作業ロール6の
対を用い、一方の作業ロール6のテーパー部8がワーク
サイドに、また他方の作業ロール6のテーパー部8がド
ライブサイドに位置するように作業ロール対を配置する
。そして、そわそれのテーパー部8か鋼板Sのエツジド
ロップ部Eを圧下するように作業ロール6をロール軸方
向に変位させてロール位置を調整し、ロール平行部6お
よびテーパー部8で鋼板Sを圧下する。
テーパー部8の大きさは、第1の発明と同様にして決め
る。また、作業ロール6をロール軸方向に変位させるに
は、従来の油圧シリンダーなどからなるロールシフト装
置を用いることができる。
る。また、作業ロール6をロール軸方向に変位させるに
は、従来の油圧シリンダーなどからなるロールシフト装
置を用いることができる。
(作用)
第1および第2の発明において、テーパー部3.8では
ロールキャップGかロール端に向かうに従って狭くなる
ので、ロール平行部2,7で鋼板中央部Cを圧下すると
同時に、テーパー部3゜8でエツジドロップ部Eを圧下
することができる。したかって、エツジドロップ部Eも
板中央部Cとともに板長平方向に延びるので、エツジド
ロップ部Eは過大な引張応力は生゛ぜず、大きな耳しわ
は発生しない。
ロールキャップGかロール端に向かうに従って狭くなる
ので、ロール平行部2,7で鋼板中央部Cを圧下すると
同時に、テーパー部3゜8でエツジドロップ部Eを圧下
することができる。したかって、エツジドロップ部Eも
板中央部Cとともに板長平方向に延びるので、エツジド
ロップ部Eは過大な引張応力は生゛ぜず、大きな耳しわ
は発生しない。
また、第2の発明では、作業ロール6をロール軸方向に
変位させることにより、テーパー部8を所要の位置にも
って来ることができる。したかって、板幅が変ってエツ
ジドロップ部Eの位置か移動したとても、常にテーパー
部8でエツジドロップ部Eを圧下することができる。
変位させることにより、テーパー部8を所要の位置にも
って来ることができる。したかって、板幅が変ってエツ
ジドロップ部Eの位置か移動したとても、常にテーパー
部8でエツジドロップ部Eを圧下することができる。
(実施例)
冷延鋼板を2重式調質圧延機により次の条件により圧延
した。
した。
冷延鋼板
材質; 5pcc
寸法; 0.8 x 1219
エツジドロップ;20μ
作業ロール (第2図に示すもの)
テーパーの傾き: 1/lo。
伸び率;1.ot
上記調11圧延を行った冷延鋼板の耳しわの大きさは2
mmであった。こねに対し、第3図に示す従来の作業ロ
ールで調質圧延を行フた冷延鋼板の耳しわの大きさは1
0mmであった。
mmであった。こねに対し、第3図に示す従来の作業ロ
ールで調質圧延を行フた冷延鋼板の耳しわの大きさは1
0mmであった。
(発明の効果)
この発明によれば、調質圧延による耳しわを皆無にある
いは実用上差支えない程度に減らすことができるので、
冷延鋼板の製造歩留りを大きく向上することができる。
いは実用上差支えない程度に減らすことができるので、
冷延鋼板の製造歩留りを大きく向上することができる。
また、作業ロールの片側にテーパー部を設け、作業ロー
ルの位置を調整することにより、−組の作業ロールを用
いて多種類の板幅の鋼板を耳しわの発生を抑えながら圧
延することができる。
ルの位置を調整することにより、−組の作業ロールを用
いて多種類の板幅の鋼板を耳しわの発生を抑えながら圧
延することができる。
第1図および第2図はそれぞれこの発明の方法により鋼
板を調質圧延している状態を模式的に示す正面図である
。第3図は従来の方法により鋼板を調質圧延している状
態を模式的に示す正面図である。第4図は従来の方法で
調質圧延した鋼板に発生した耳しわの状況を示す模式図
である。 1.6・・・作業ロール、2.7−・・ロール平行部、
3.8・・・テーパー部、C−・・鋼板中央部、E・・
・エツジドロップ部、G・・・ロールギャップ、S・・
・冷延鋼板、e・・・耳しわ。
板を調質圧延している状態を模式的に示す正面図である
。第3図は従来の方法により鋼板を調質圧延している状
態を模式的に示す正面図である。第4図は従来の方法で
調質圧延した鋼板に発生した耳しわの状況を示す模式図
である。 1.6・・・作業ロール、2.7−・・ロール平行部、
3.8・・・テーパー部、C−・・鋼板中央部、E・・
・エツジドロップ部、G・・・ロールギャップ、S・・
・冷延鋼板、e・・・耳しわ。
Claims (2)
- (1)ロール平行部の両端にロール径がロール端に向か
うに従って大きくなるテーパー部が設けられた作業ロー
ル対を用い、前記テーパー部が鋼板のエッジドロップ部
を圧下するようにしてロール平行部とともに鋼板を圧下
することを特徴とする調質圧延方法。 - (2)ロール平行部の一端にロール径がロール端に向か
うに従って大きくなるテーパー部が設けられた作業ロー
ル対を用い、一方の作業ロールのテーパー部がワークサ
イドに、また他方の作業ロールのテーパー部がドライブ
サイドに位置するように作業ロール対を配置し、それぞ
れのテーパー部が鋼板のエッジドロップ部を圧下するよ
うに作業ロールをロール軸方向に変位させてロール位置
を調整し、ロール平行部およびテーパー部で鋼板を圧下
することを特徴とする調質圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14160987A JPS63309302A (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 調質圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14160987A JPS63309302A (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 調質圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63309302A true JPS63309302A (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=15295997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14160987A Pending JPS63309302A (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 調質圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63309302A (ja) |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP14160987A patent/JPS63309302A/ja active Pending
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