JPS63115622A - 広幅断面材のロ−ル成形法 - Google Patents
広幅断面材のロ−ル成形法Info
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- JPS63115622A JPS63115622A JP25989886A JP25989886A JPS63115622A JP S63115622 A JPS63115622 A JP S63115622A JP 25989886 A JP25989886 A JP 25989886A JP 25989886 A JP25989886 A JP 25989886A JP S63115622 A JPS63115622 A JP S63115622A
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、屋根や外壁などの建材として使用される広幅
断面材をロール成形する場合に、ポケットウェーブ(以
下ベコと称す)の発生を防止するロール成形法に関する
。
断面材をロール成形する場合に、ポケットウェーブ(以
下ベコと称す)の発生を防止するロール成形法に関する
。
このようなロール成形で加工される建材としては、カラ
ー鉄板が最も多く使われていて、建材のロール成形技術
に関しても鉄板を対象とした研究が多くなされており、
成形技術の確立および材質改善がはかられている。
ー鉄板が最も多く使われていて、建材のロール成形技術
に関しても鉄板を対象とした研究が多くなされており、
成形技術の確立および材質改善がはかられている。
ところで、広幅断面材におけるベコの発生原因としては
、折曲げ部が長手方向に縮むために、平坦部に圧縮の内
部応力が生じてベコが現れてくることが考えられている
。このようなベコを防止するための材質面からの改善策
として、カラー鉄板では、降伏伸びの大きい材料を用い
る方策がとられる。降伏伸びの大きい材料を成形した場
合は、折曲げ部に変形が集中し、平坦部まで変形が及ば
ないためにベコは発生し難くなる。このような材質改善
により、カラー鉄板ではベコの問題は大幅に改善された
。
、折曲げ部が長手方向に縮むために、平坦部に圧縮の内
部応力が生じてベコが現れてくることが考えられている
。このようなベコを防止するための材質面からの改善策
として、カラー鉄板では、降伏伸びの大きい材料を用い
る方策がとられる。降伏伸びの大きい材料を成形した場
合は、折曲げ部に変形が集中し、平坦部まで変形が及ば
ないためにベコは発生し難くなる。このような材質改善
により、カラー鉄板ではベコの問題は大幅に改善された
。
しかし、近年ステンレス鋼が多く使用されるようになり
、また最近に至ってはチタンの建材が実用化され、注目
を集めている。
、また最近に至ってはチタンの建材が実用化され、注目
を集めている。
これら、ステンレス鋼、チタンの場合もカラー鉄板と同
様な方法と装置でロール成形が行われているが、これら
の材料はカラー鉄板のような降伏伸びは示さないために
、材質面からの方策でベコの発生を防止することはでき
ない。
様な方法と装置でロール成形が行われているが、これら
の材料はカラー鉄板のような降伏伸びは示さないために
、材質面からの方策でベコの発生を防止することはでき
ない。
そこで、ベコを目立ち難くするために、一部平項部にエ
ンボス加工やリプ加工を施す方法がとられているが、こ
れでは所望の形状を確保することができず、また、成形
工程も数多(なりコスト高のものとなる。
ンボス加工やリプ加工を施す方法がとられているが、こ
れでは所望の形状を確保することができず、また、成形
工程も数多(なりコスト高のものとなる。
これに対し、成形技術上のベコ改善策としては、成形ロ
ール段数を増加して1段当たりの成形量を少なくする方
法がある。しかし、この方法は成形機のコストアンプに
つながるばかりか、屋根施工などでは現地成形を行うこ
とが多く、成形機の重量増加は作業性の面でも大きな問
題となる。
ール段数を増加して1段当たりの成形量を少なくする方
法がある。しかし、この方法は成形機のコストアンプに
つながるばかりか、屋根施工などでは現地成形を行うこ
とが多く、成形機の重量増加は作業性の面でも大きな問
題となる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、ステンレ
ス鋼やチタン、あるいは銅、アルミのような降伏伸びを
示さず、ベコの発生し易い材料を成形するのに成形機の
スタンド数を大幅に増加することなく、ベコの発生を確
実に防止できる広幅断面材のロール成形法を提供するこ
とにある。
ス鋼やチタン、あるいは銅、アルミのような降伏伸びを
示さず、ベコの発生し易い材料を成形するのに成形機の
スタンド数を大幅に増加することなく、ベコの発生を確
実に防止できる広幅断面材のロール成形法を提供するこ
とにある。
本発明は前記目的を達成するため、部分的に平坦部を有
する成形部材をロール成形する場合に、成形初期の段階
において、平坦部を除く曲げ成形領域にスタンド間に設
けた補助ロールを押しつけてバスラインに変位を持たせ
て、長手方向の引張り応力あるいは引張り予歪を与えな
がら成形することを要旨とするものである。
する成形部材をロール成形する場合に、成形初期の段階
において、平坦部を除く曲げ成形領域にスタンド間に設
けた補助ロールを押しつけてバスラインに変位を持たせ
て、長手方向の引張り応力あるいは引張り予歪を与えな
がら成形することを要旨とするものである。
本発明によれば、補助ロールを素材に押しつけることに
より、特に折曲げ部近傍に集中的に長手方向引張り応力
あるいは引張り予歪を負荷させた。
より、特に折曲げ部近傍に集中的に長手方向引張り応力
あるいは引張り予歪を負荷させた。
ベコ発生のメカニズムとして、成形時に折曲げ部が長手
方向に縮んで、平坦部に圧縮の内部応力が負荷される現
象が考えられるので、このように素材の長平方向に引張
り応力を加えながら折曲げ成形を行うか、折曲げ成形領
域のみに予め長手方向の引張り予歪を与えておけば、ベ
コの原因となる折曲げ部の長手方向縮みを軽減できる。
方向に縮んで、平坦部に圧縮の内部応力が負荷される現
象が考えられるので、このように素材の長平方向に引張
り応力を加えながら折曲げ成形を行うか、折曲げ成形領
域のみに予め長手方向の引張り予歪を与えておけば、ベ
コの原因となる折曲げ部の長手方向縮みを軽減できる。
なお、本発明は成形ロールの周速を変化させてスタンド
間の素材に引張応力を負荷する方法のように素材とロー
ル間の相対速度差による摩擦のために素材にロール疵が
発生するおそれもない。
間の素材に引張応力を負荷する方法のように素材とロー
ル間の相対速度差による摩擦のために素材にロール疵が
発生するおそれもない。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例で示す正面図、第2図は同上平
面図で、図中3はステンレス鋼、チタン、銅、アルミニ
ウム等の素材を示し、この素材3を用いて第3図、第4
図に示すような瓦棒屋根溝板の成形品をロール成形する
場合である。
面図で、図中3はステンレス鋼、チタン、銅、アルミニ
ウム等の素材を示し、この素材3を用いて第3図、第4
図に示すような瓦棒屋根溝板の成形品をロール成形する
場合である。
かかる広幅断面材をロール成形するには、その成形過程
は第5図にロールフラワーを示すように#1〜#6まで
の数段階の成形過程を経ることになるが(#1.#2は
リップ成形用、#3〜#6はフランジ成形用)、成形機
の#10−ルスタンド1の前にもう1段予備のロールス
タンド1′を設け、これらに全幅に渡って平坦なロール
1aを取付けた。
は第5図にロールフラワーを示すように#1〜#6まで
の数段階の成形過程を経ることになるが(#1.#2は
リップ成形用、#3〜#6はフランジ成形用)、成形機
の#10−ルスタンド1の前にもう1段予備のロールス
タンド1′を設け、これらに全幅に渡って平坦なロール
1aを取付けた。
さらに、前記ロールスタンド1′、1間に引張り補助ロ
ール2を設けた。該補助ロール2の位置は、前記第3図
、第4図に示す成形品のフランジ幅及びリップ幅に合わ
せて、平坦部を除く曲げ成形領域に押しつけ可能に選定
し、本実施例では該補助ロール2の幅は素材3のエツジ
から50mm内側まで押さえられる程度とする。
ール2を設けた。該補助ロール2の位置は、前記第3図
、第4図に示す成形品のフランジ幅及びリップ幅に合わ
せて、平坦部を除く曲げ成形領域に押しつけ可能に選定
し、本実施例では該補助ロール2の幅は素材3のエツジ
から50mm内側まで押さえられる程度とする。
また、補助ロール2の押しつけによる変位量aはロール
スタンド1′、1間の距離をlとした場合、 0.007≦a / l≦0.05 であることが望ましい。
スタンド1′、1間の距離をlとした場合、 0.007≦a / l≦0.05 であることが望ましい。
このようにして素材3をロール成形すれば、補助ロール
2の押しつけにより平坦部を除く曲げ成形領域に長手方
向の引張り応力あるいは引張り予歪が与えられてベコの
発生は防止される。
2の押しつけにより平坦部を除く曲げ成形領域に長手方
向の引張り応力あるいは引張り予歪が与えられてベコの
発生は防止される。
なお、前記補助ロール2によるバスライン変位量aにつ
いていえば、a / j2 < 0.007では引張り
応力が小さ過ぎて効果はなく、all>0.05ではバ
スラインの変位量が大き過ぎて、素材がスムーズに流れ
ないおそれがある。
いていえば、a / j2 < 0.007では引張り
応力が小さ過ぎて効果はなく、all>0.05ではバ
スラインの変位量が大き過ぎて、素材がスムーズに流れ
ないおそれがある。
本発明の効果を確認するために板厚0.4nuaの純チ
タン板(JIS )146001種)を供試材としてロ
ール成形試験を実施した。成形品の形状は第3図、第4
図に示すような瓦棒屋根の溝板である。
タン板(JIS )146001種)を供試材としてロ
ール成形試験を実施した。成形品の形状は第3図、第4
図に示すような瓦棒屋根の溝板である。
成形機を市販のカラー鉄板瓦棒屋根材成形用のものを使
用して、通常の方法でチタン板を成形した場合、溝板の
平坦部に激しいベコが発生した。
用して、通常の方法でチタン板を成形した場合、溝板の
平坦部に激しいベコが発生した。
一方、第1図、第2図に示すような成形機を用いて本発
明を実施したところ、ベコの発生は一切見られなかった
。
明を実施したところ、ベコの発生は一切見られなかった
。
以上述べたように、本発明の広幅断面材のロール成形法
は、ベコの発生し易い材料のロール成形でも、成形機の
スタンド数を大幅に増加させることなくベコの発生が効
果的に防止できるものである。
は、ベコの発生し易い材料のロール成形でも、成形機の
スタンド数を大幅に増加させることなくベコの発生が効
果的に防止できるものである。
そして、中延びを有する材料で発生して(る中央部ベコ
やキャンバ−を有する材料で片側に発生してくるベコ(
キャンバ−材を成形して真直ぐにすると、片側の折曲げ
部近傍にベコが発生する)など、素材の形状が悪いこと
に起因して発生してくるベコ防止に対しても有効であり
、さらに成形品が左右対称でなく、片側にベコが発生し
てくる場合も補助ロールの押しつけ量調整によって防止
可能なものとなる。
やキャンバ−を有する材料で片側に発生してくるベコ(
キャンバ−材を成形して真直ぐにすると、片側の折曲げ
部近傍にベコが発生する)など、素材の形状が悪いこと
に起因して発生してくるベコ防止に対しても有効であり
、さらに成形品が左右対称でなく、片側にベコが発生し
てくる場合も補助ロールの押しつけ量調整によって防止
可能なものとなる。
第1図は本発明の広幅断面材のロール成形法の実施例を
示す正面図、第2図は同上平面図、第3図は成形品の一
例を示す側面図、第4図は同上平面図、第5図は同上ロ
ールフラワーを示す図である。
示す正面図、第2図は同上平面図、第3図は成形品の一
例を示す側面図、第4図は同上平面図、第5図は同上ロ
ールフラワーを示す図である。
Claims (2)
- (1)部分的に平坦部を有する成形部材をロール成形す
る場合に、成形初期の段階において、平坦部を除く曲げ
成形領域にスタンド間に設けた補助ロールを押しつけて
バスラインに変位を持たせて、長手方向の引張り応力あ
るいは引張り予歪を与えながら成形することを特徴とす
る広幅断面材のロール成形法。 - (2)補助ロールの押しつけによるバスライン変位量a
は、スタンド間距離lに対し0.007≦a/l≦0.
05である特許請求の範囲第1項記載の広幅断面材のロ
ール成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25989886A JPS63115622A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 広幅断面材のロ−ル成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25989886A JPS63115622A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 広幅断面材のロ−ル成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115622A true JPS63115622A (ja) | 1988-05-20 |
JPH0335012B2 JPH0335012B2 (ja) | 1991-05-24 |
Family
ID=17340467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25989886A Granted JPS63115622A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 広幅断面材のロ−ル成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63115622A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0357515A (ja) * | 1989-07-27 | 1991-03-12 | Amino:Kk | 薄板の成形方法及び装置 |
JP2002239629A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-27 | Nisshin Steel Co Ltd | 金属製サイディングの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5370066A (en) * | 1976-12-04 | 1978-06-22 | Nippon Steel Corp | Roller forming method of tubular substance |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP25989886A patent/JPS63115622A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5370066A (en) * | 1976-12-04 | 1978-06-22 | Nippon Steel Corp | Roller forming method of tubular substance |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0357515A (ja) * | 1989-07-27 | 1991-03-12 | Amino:Kk | 薄板の成形方法及び装置 |
JP2002239629A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-27 | Nisshin Steel Co Ltd | 金属製サイディングの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0335012B2 (ja) | 1991-05-24 |
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