JPS6330892Y2 - - Google Patents

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JPS6330892Y2
JPS6330892Y2 JP1980003780U JP378080U JPS6330892Y2 JP S6330892 Y2 JPS6330892 Y2 JP S6330892Y2 JP 1980003780 U JP1980003780 U JP 1980003780U JP 378080 U JP378080 U JP 378080U JP S6330892 Y2 JPS6330892 Y2 JP S6330892Y2
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hopper
cooking
heating
switch
motor
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JP1980003780U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ヒータの発熱作用に基づくオーブ
ン加熱機能を有し、且つパンの発酵加熱調理など
に使用するホツパを備えた高周波加熱装置に関す
る。
従来、この種の高周波加熱装置たとえば電子レ
ンジにあつては、加熱室内にホツパを装着すると
ともに、このホツパに被調理食品たとえばパンの
生地を収容し、その生地をホツパでこねながらヒ
ータの弱出力で加熱することにより、パンの発酵
調理を行なえるようにしている。
ところで、このようなパンの発酵調理は、その
調理の途中でパンの生地に対して粉、水、卵など
を加えたり、さらにはガス抜きなどを行なうた
め、何度か調理を中断し、その都度調理スイツチ
を操作しなければならず、非常に面倒であつた。
しかも、この調理スイツチの操作に伴い、種々の
操作スイツチの設定状態を誤つて変更してしまう
ことがあり、この場合には所望の調理が不可能と
なつてしまう。
この考案は上記のような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、たとえばパン
の発酵加熱動作に使用されるホツパを加熱室内に
装着するだけでその発酵加熱動作を自動的に設定
することができ、また発酵加熱動作を中断するご
とにスイツチを操作する必要がなく、便利でしか
も信頼性の向上を計ることができる高周波加熱装
置を提供するものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第1図および第2図において、1は高周波加熱
装置たとえば電子レンジの本体で、この本体1の
前面にはドア2が開閉自在に枢支されるととも
に、操作パネル3が設けられている。そして、上
記ドア2に対応する本体1内には加熱室つまり調
理室4が配設されている。この調理室4の天井面
には導波管5の一端が連通され、この導波管5の
他端には高周波発生装置たとえばマグネトロン6
のアンテナ61が導入されている。
さらに、調理室4の上方部には上ヒータ(出力
800W)7が配設されるとともに、この上ヒータ
7の内側には上ヒータ(出力400W)8が配設さ
れている。また、調理室4の下方部には下ヒータ
(出力400W)9が配設されている。そして、さら
に、調理室4の底面裏側にはモータ10が設けら
れ、このモータ10に連結機構11を介して連結
された回転軸12が調理室4の底面を貫通して調
理室4内に導入されている。
しかして、調理室4内には、被加熱物つまり被
調理食品をこねるためのホツパ20が適宜装着で
きるようになつている。このホツパ20は、たと
えば植木鉢状に形成されており、その下方部周縁
には調理室4の底面における装着用孔に挿入され
る固定用片201が形成されている。また、ホツ
パ20の底面中央は円形状に開口され、この開口
周縁には調理室4の底面における回転軸用貫通孔
に挿入される固定用片202が形成されている。
そして、ホツパ20の内底部には羽21が設けら
れ、この羽21の回転受部211はホツパ20の
底面開口を通して前記回転軸12に係合するよう
になつている。この場合、上記回転受部211
上記固定用片202の内周面との間にはシール材
22が設けられており、これにより羽21が回転
可能に支持されるとともに、ホツパ20内の被調
理食品が外部に出ないようになつている。
さらに、上記固定用片201の所定箇所には固
定用爪203が形成されており、ホツパ20を調
理室4の底面に挿入して所定角度回動すると、上
記爪203が調理室4の底面裏側に引つかかり、
ホツパ20が調理室4に確実に装着できるように
なつている。そして、ホツパ20が調理室4に確
実に装着されると、上記爪203が調理室4の底
面裏側に設けられているマイクロスイツチ25の
アクチエータに当接し、そのマイクロスイツチ2
5がオンするようになつている。なお、ホツパ2
0の開口は、蓋体204で閉塞できるようになつ
ている。
一方、上記操作パネル3には、高周波によるレ
ンジ調理とヒータの発熱作用によるオーブン調理
とを切換えるための切換スイツチ31、オーブン
調理時の調理室内温度を設定するための温度調節
器32、上記ホツパ20が調理室4内に確実に装
着されているか否かを表示するためのパイロツト
ランプ33、調理時間を設定するためのタイマ3
4、調理を開始するための調理スイツチ35、電
源スイツチ36が上方部から下方部にかけて順次
設けられている。この場合、上記温度調節器32
に対応する操作パネル3内には、たとえばカムと
マイクロスイツチによる接点機構が配設されてお
り、その温度調節器32の設定状態に応じて前記
各ヒータ7,8,9が適宜選定される。また、温
度調節器32の最低目盛は発酵調理に対応し、最
高目盛はグリル調理に対応するようになつてい
る。
第3図は制御回路である。
交流電源40には、電源スイツチ41、後述す
るリレー51の常開接点51a1,51a2、前記切
換スイツチ31の一方の接点(レンジ側接点)を
介してトランス42の1次巻線421が接続され
ている。このトランス42の2次巻線422には
コンデンサCとダイオードDとからなる整流回路
を介して前記マグネトロン6のアノードとカソー
ドとの間が接続され、そのアノードは接地されて
いる。さらに、トランス42の2次巻線423
はマグネトロン6のヒータが接続されている。
また、電源40には、電源スイツチ41、後述
するリレー51の常開接点51a1,51a2、切換
スイツチ31の他方の接点(オーブン側接点)、
前記マイクロスイツチ25に応動する第1接点
(切換接点)Aの常閉側、温度制御手段たとえば
サーモスイツチ43、およびスイツチ45を直列
に介して上ヒータ7が接続されている。そして、
スイツチ45と上ヒータ7の直列回路に対し、ス
イツチ46の一方の接点を介して下ヒータ9が並
列に接続されるとともに、スイツチ46の他方の
接点を介して上ヒータ8が並列に接続されてい
る。さらに、電源40に対し、電源スイツチ4
1、常開接点51a1,51a2、切換スイツチ31
の他方の接点(オーブン側接点)、第1接点Aの
常開側、および発酵加熱用の温度制御手段である
ところのサーモスイツチ44を直列に介して上ヒ
ータ8が接続されている。
ここで、サーモスイツチ43,44は、調理室
4内の温度に応動するものであり、このうちサー
モスイツチ43は温度調節器32の温度設定位置
に応じて動作点が可変できるようになつており、
サーモスイツチ44は動作点が38℃に固定されて
発酵調理に適応するようになつている。また、上
記スイツチ45,46は、温度調節器32の操作
に応動するもので、その温度調節器32の温度設
定位置が通常のオーブン調理に対応していれば上
ヒータ7および下ヒータ9を選定し、温度設定位
置がグリル調理に対応していれば上ヒータ7,8
を選定し、温度設定位置が発酵調理に対応してい
れば上ヒータ8を選定するようになつている。
また、電源40には、上記電源スイツチ41、
ドアスイツチ50、タイマスイツチ341を介し
て前記タイマ34が接続されている。そして、こ
のタイマ34には、前記調理スイツチ35を介し
てリレー51が接続され、このリレー51の常開
接点51a3は上記調理スイツチ35に並列に接続
されている。上記リレー51にはマイクロスイツ
チ25に応動する第2接点(常開接点)Bを介し
て前記パイロツトランプ33が並列に接続され、
このランプ33には前記モータ10が並列に接続
されている。つまり、リレー51は、上記マグネ
トロン6、ヒータ7,8,9、ランプ33、およ
びモータ10に対する電源投入制御を行なうよう
になつている。そして、さらに、上記調理スイツ
チ35には、マイクロスイツチ25に応動する第
3接点(常開接点)Cが並列に接続されている。
次に、上記のような構成において動作を説明す
る。
まず、電源イツチ36をオンするとともに、切
換スイツチ31を「オーブン」に設定し、ホツパ
20にパンの生地を収容してそのホツパ20を調
理室4内に装着する。こうして、ホツパ20が調
理室4内に確実に装着されると、マイクロスイツ
チ25がオンし、これにより接点A,B,Cがそ
れぞれオンする。つまり、接点Aがオンすること
により、温度調節器32の操作位置にかかわらず
サーモスイツチ44および上ヒータ8が選定さ
れ、そのサーモスイツチ44および上ヒータ8に
対する通電路が予め形成される。さらに、接点B
がオンするとことにより、パイロツトランプ33
およびモータ10に対する通電路が予め形成され
る。また、接点Cがオンすることにより、調理ス
イツチ35に対する短絡路が予め形成される。
しかして、調理に必要な時間をタイマ34で設
定するとともに、ドア2を閉成すると、タイマ3
4、リレー51、およびモータ10が動作すると
ともに、パイロツトランプ33が点灯する。そし
て、リレー51の動作に基づく接点51a1,51
a2の閉成によつて上ヒータ8が動作する。また、
モータ10の動作によつてホツパ20内の羽21
が回転する。つまり、ホツパ20内のパンの生地
は、羽21の回転によつてこねられ、さらに上ヒ
ータ8の弱出力によつて加熱される。このとき、
調理室4内の温度は、サーモスイツチ44の動作
によつて略38℃に維持される。こうして、パンの
発酵調理が実施される。
ところで、このようなパンの発酵調理に際して
は、その調理の途中でパンの生地に対して粉、
水、卵などを加えたり、さらにはガス抜きなどを
行なうため、何度が調理を中断する必要がある。
しかして、ドア2を開放すると、タイマ34、リ
レー51、モータ10、および上ヒータ8の動作
が全て停止し、調理が中断する。そして、パンの
生地に手を加えてドア2を閉成すると、タイマ3
4、リレー51、モータ10、および上ヒータ8
が動作し、調理の再開となる。こうして、タイマ
34で予め設定された時間が経過すると、タイマ
スイツチ341がオフし、調理が終了する。
したがつて、パンの発酵調理を行なうに際して
は、そのパンの生地を収容したホツパ20を調理
室4内に装着するだけで温度調節器32の操作が
不要となり、しかも調理の中断・再開つまり調理
のオン・オフ制御をドア2の開閉操作のみで行な
うことができ、忙しい調理者にとつて非常に便利
である。さらに、調理を再開するにあたつては操
作パネル3に触れる必要が全くないので、タイマ
34の動作状態を誤つて変更してしまうことがな
い。また、ホツパ20が調理室4内に確実に装着
されていなければモータ10が動作しないので、
回転軸12の回転によるホツパ20の損傷を防ぐ
ことができる。しかも、ホツパ20が調理室4内
に確実に装着されていなければパイロツトランプ
33が点灯しないので、調理者はその旨を容易に
判断することができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可
能なことは勿論である。
以上述べたようにこの考案によれば、上記した
構成により、加熱室内にホツパが装着されると発
酵加熱用のヒータおよび発酵加熱用の温度制御手
段を選定するとともに、この選定されたヒータお
よび温度制御手段に基づく発酵加熱動作を加熱室
におけるドアの開閉操作によつてオン・オフ制御
するようにしたので、たとえばパンの発酵加熱動
作に使用されるホツパを加熱室内に装着するだけ
でその発酵加熱動作を自動的に設定することがで
き、また発酵加熱動作を中断するごとにスイツチ
を操作する必要がなく、便利でしかも信頼性の向
上を計ることができる高周波加熱装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は全体的な構成図、第2図は内部機構を概略的
に示す図、第3図は制御回路の構成図である。 4……加熱室(調理室)、6……高周波発生装
置(マグネトロン)、7,8……上ヒータ、9…
…下ヒータ、10……モータ、20……ホツパ、
25……マイクロスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱室と、この加熱室内に高周波を供給する高
    周波発生装置と、前記加熱室内に設けられた複数
    個のヒータと、前記加熱室内に着脱自在なホツパ
    と、このホツパを駆動するモータと、前記加熱室
    のドアの開閉に応動するドアスイツチと、このド
    アスイツチおよび調理スイツチを介して電源に接
    続され前記高周波発生装置、各ヒータ、およびモ
    ータに対する電源投入制御を行なうリレーと、前
    記ホツパの装着時に作動し電源投入状態において
    前記各ヒータのうち発酵加熱用のヒータに対する
    通電路を形成する第1接点と、この通電路を前記
    加熱室内の温度に応じて開閉する発酵加熱用の温
    度制御手段と、前記ホツパの装着時に作動し電源
    投入状態において前記モータに対する通電路を形
    成する第2接点と、前記ホツパの装着時に作動し
    前記調理スイツチに対する短絡路を形成する第3
    接点とを具備したことを特徴とする高周波加熱装
    置。
JP1980003780U 1980-01-17 1980-01-17 Expired JPS6330892Y2 (ja)

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JP1980003780U JPS6330892Y2 (ja) 1980-01-17 1980-01-17

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JP1980003780U JPS6330892Y2 (ja) 1980-01-17 1980-01-17

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JPS56105707U JPS56105707U (ja) 1981-08-18
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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0443177Y2 (ja) * 1987-12-29 1992-10-13
JPH0737044Y2 (ja) * 1988-06-15 1995-08-23 シャープ株式会社 加熱装置
JPH0625614B2 (ja) * 1988-06-15 1994-04-06 シャープ株式会社 高周波加熱装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524984U (ja) * 1975-06-26 1977-01-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS524984U (ja) * 1975-06-26 1977-01-13

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JPS56105707U (ja) 1981-08-18

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