JPS63308018A - 樹脂組成物及びコ−ティング剤 - Google Patents

樹脂組成物及びコ−ティング剤

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JPS63308018A
JPS63308018A JP62142183A JP14218387A JPS63308018A JP S63308018 A JPS63308018 A JP S63308018A JP 62142183 A JP62142183 A JP 62142183A JP 14218387 A JP14218387 A JP 14218387A JP S63308018 A JPS63308018 A JP S63308018A
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meth
polyol
acrylate
polyurethane
resin composition
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Kazunori Sasahara
笹原 数則
Minoru Yokoshima
実 横島
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Nippon Kayaku Co Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂組成物及び光伝送用の光学ガラスファイ
バ用コーティング剤に関する。
(従来の技術) 光ファイバは情報伝送性能が大であり外部の干渉を比較
的に受けないので、最近数年間特に通信分野において用
途が著しく増加している。
光ファイバは1通信分野で使用されるため一般にガラス
製である。然しガラスファイバは元来もろく、水蒸気に
より化学的におかされるので容易に破壊され、取扱いが
困離である。従って従来より。
光学ガラスファイバは1表面に樹脂被覆が施されている
。この様な樹脂被覆材料としては、従来エポキシ樹脂、
ウレタン樹脂等が用いられているが、硬化に長時間を要
するので生産性に劣るほか、柔軟性に欠けるので、側圧
により伝送特性が損なわれる欠点がある。最近上記欠点
を改良する目的でウレタンアクリレートを含む紫外線硬
化性組成物がさかんに検討され、光学ガラスファイバ用
紫外線硬化性組成物およびかかる被膜を形成する方法が
1例えば特開昭58−223658および特開昭59−
170454明細書に提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) 現在使用されている紫外線硬化性組成物は、ポリウレタ
ンアクリレートを使用している。インシアネート成分と
しては、イソホロンジインシアネートやトリレンジイン
シアネートなどが使用されているため、被覆材料に要求
されるより軟質である事に対しては、十分に満足されず
、やや硬質であり問題となっている。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題を解決するため、本発明者らは、鋭意研究の
結果、インシアネート成分として、  2,4゜4−ト
リメチルへキサメチレンジイソシアネート及び/又は2
,2.4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート
を使用したポリウレタン(メタ)アクリレート混合物を
使用することによって、硬化速度が速く、得られた樹脂
被膜が極めて柔軟な。
光量送用の光学ガラスファイバを被覆するのに適した樹
脂組成物を提供することに成功し本発明を完成した。す
なわち1本発明は。
(1)  分子量500以上のポリカーボネートポリオ
ール、ポリエーテルポリオール、水添ポリブタジェンポ
リオール、ポリエステルポリオールからなる群より選ば
れるポリオールとL 4r 4− トリメチルへキサメ
チレンジイソシアネート及び/又は2.2.4−トリメ
チルヘキサメチレンジイソシアネートとヒドロキシ(メ
タ)アクリレート化合物の反応生成物であるポリウレタ
ン(メタ)アクリレート混合物(A)、モノエチレン性
不飽和モノマー(B)及び任意成分として光重合開始剤
(C)を含むことを特徴とする樹脂組成物、及び (2)  前記ポリウレタン(メタ)アクリレート混合
物(A)、モノエチレン性不飽和モノマー(B) 及び
光重合開始剤(C)を含むことを特徴とする光学ガラス
ファイバ用コーティング剤、に関するものである。
本発明で使用するポリウレタン(メタ)アクリレート混
合物(A)は、分子量500以上のポリカーボネートポ
リオール、ポリエーテルポリオール。
水添ポリブタジェンポリオール、ポリエステルポリオー
ルからなる群よシ選ばれるポリオールと2.4.4−ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアネート及び/又は2
,2,4− )リメチルへキサメチレンジインシアネー
トとヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物を反応する
ことによって製造することができる。
使用するポリカーボネートポリオールは、例えば、1,
6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ベンタン
ジオール、ネオペンチルグリコール。
1.4−ブタンジオール、1,8−オクタンジオール。
1.4−ビス−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、
2−メチルプロパンジオール、ジプロピレングリコール
、シフチレングリコール、ビスフェノールAのエチレン
オキサイド2〜6モル付加反応物等又は、上記のジオー
ル化合物とシェフ酸、フロン酸、コハク酸、アジピン酸
、アゼライン酸。
ヘキサヒドロフタル酸等のジカルボン酸の反応生成物又
は上記のジオール化合物とe−カプロラクトン又ハβ−
メチル−δ−バレロラクトン付加反応生成物であるポリ
エステルジオール等をジオール成分とするポリカーボネ
ートポリオール及びこの様なポリカーボネートポリオー
ルのエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド又は
ε−カプロラクトン又はβ−メチル−δ−バレロラクト
ンの付加反応生成物であるポリカーボネートポリオール
等が挙げられる。この様なポリカーボネートポリオール
は、市場より容易に入手することがでキル。例えば、デ
スモフエン2020K(注文バイエル(株)製、平均分
子量2000)%DN−980(日本ポリウレタン(株
)製、平均分子量2000)。
DN−981(日本ポリウレタン0株)製、平均分子量
4000)、DN−982(日本ポリウレタン(株)製
、平均分子量2000)、DN−985(日本ポリ92
270株)製、平均分子量1000)等が挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては1例えば、エチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド
、テトラヒドロフラン等のM合性モノマーを、エチレン
グリコール。
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール等のジ
オール化合物を開始剤として重合させる事によって得ら
れるポリエーテルポリオール等が挙げられる。この様な
ポリエーテルポリオールは市場より容易に入手する事が
でなる。例えば、サンニツクスpp−tooo(三洋化
成(株)製、ポリプロピレングリコール、 分子量10
’00 )、サンニックスPP−2000(三洋化成C
株)製、ポリプロピレングリコール、分子量2000)
、PTG−500F(保止ケ谷化学工業(株)製、ポリ
テトラメチレングリコール、分子量2000)、PPT
G−2000(保止ケ谷化学工業(株)製。
テトラヒドロフランとプロピレンオキサイドのランダム
重合物1分子量2ooo)等が挙げられる。
水添ポリブタジェンポリオールとしては1分子末端に水
酸基を有する1、4−ブタジェンあるいは。
1.2−ブタジェンの重合物のポリブタジェンポリオー
ルの分子中の不飽和二重結合を水素化したものを挙げる
事ができる。例えば、N工5SO−FB、Gニー100
0.Gニー2000.Gニー3000(日本1違(株)
製、水添ポリブタジェングリコール)等が挙げられる。
ポリエステルポリオールとしては、ジオール化合物1例
えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
エチレンクリコール、シフロピレングリコール、1,5
−ベンタンジオール、3−メチル−1,5−ベンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コール等とe−カプロラクトン又はβ−メチル−δ−バ
レロラクトンの付加反応物又は上記ジオール化合物と2
塩基酸1例えば、コハク酸。
アジピン酸、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸。
テトラヒドロフタル酸等との反応生成物又は、上記ジオ
ール化合物と上記2塩基酸とe−カプロラクトン又はβ
−メチル−δ−バレロラクトンの3成分の反応生成物等
を挙げる事ができる。特に好ましいポリオールとしては
、ジオール化合物とβ−メチル−δ−バレロラクトンの
付加反応物のポリエステルジオール及びポリカーボネー
トジオールが挙げられ5本発明において、ポリオールと
して、ジオール化合物とβ−メチル−δ−バレロラクト
ンの付加反応物のポリエステルジオール及びポリカーボ
ネートジオールを用いて得たポリウレタン(メタ)アク
リレート混合物を例えば、光学ガラスファイバ用コーテ
ィング剤の成分に用いた場合、得られる被膜(硬化物)
が極めて軟質で。
耐水性の優れた被膜が得られる。
前記ポリオールと2.4.4− )リメチルへキサメチ
レンジイソシアネート及び/又は2,2.4− )リメ
チルへキサメチレンジイソシアネートをウレタン化する
反応において1反応源度は50〜100tl:が好まし
く、特に50〜80℃が好ましい。ポリオールの水酸基
1化学当量に対して2,4.4− ) !Jメチルへキ
サメチレンジイソシアネート及び/又は2,2.4− 
)リメチルへキサメチレンジインシアネートのインシア
ネート基1,2〜2化学当量用いるのが好ましい。又、
ヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物の例としては、
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、e−カプロラクトン−β
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート付加物(ダイ
セル化学工業(株)製、プラクセルFA−1,プラクセ
ルFM−1,プラクセルF−2等)等である。
(メタ)アクリレート化反応においては、前記ウレタン
化反応で得られる末端インシアネート基を有する化合物
に対して、インシアネート基、1化学当量あたりヒドロ
キシ(メタ)アクリレート化合物の水酸基1・0〜1・
5化学当量用いるのが好ましい。この反応は、インシア
ネート基と水酸基との反応を促進させるために、第5級
アミン、ジグチルスズジラウレート、ジオクチルスズジ
ラウレート等の公知の触媒の存在下において行うことが
できる。又、反応中のラジカル重合だよるゲル化を防ぐ
為に反応前に50〜200 ppmのハイドロキノン、
ハイドロキノンモノメチルエーテル、メチルハイドロキ
ノン、p−ベンゾキノン、フェノチアジン等の重合禁止
剤を添加しておくことが好ましい。反応温度は、60〜
90℃が好ましい。
また、ポリウレタン(メタ)アクリレート混合物を、 
 2,4.4− )リメチルへキサメチレンジインシア
ネート及び/又は2,2.4−トリメチルへキサメチレ
ンジイソシアネートとヒドロキシ(メタ)アクリレート
化合物を反応させ次いでポリオールと反応させることK
よって製造する場合、  2,4.4−トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート及び/又は2,2.4− 
)リメチルへキサメチレンジインシアネート1モルに対
して、ヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物を約1モ
ル使用するのが好ましい。2,4.4−トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート及び/又は2,2.4−ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアネートとヒドロキシ
(メタ)アクリレート化合物の反応は、前記(メタ)ア
クリレート化反応と同様にして行うことができる。
IL 4+ 4  )リメチルへキサメチレンジイノシ
アネート及ヒ/又は2,2.4−1−リメチルへキサメ
チレンジインシアネートとヒドロキシ(メタ)アクリレ
ート化合物との反応により得られる生成物に。
ポリオールを反応させる場合、ポリオールの水酸基1化
学当量に該生成物のインシアネート基約1化学当量を用
いるのが好ましい。又、ポリオールと該生成物の反応は
、30〜100℃で行なうのが好ましく、4?に50〜
80℃で行うのが好ましい。
本発明の樹脂組成物及びコーティング剤C以下いずれも
組成物という)において、ポリウレタン(メタ)アクリ
レート混合物は組成物中20〜70重量−の範囲で使用
するのが好ましく、特に30〜60重量−の範囲で使用
するのが好ましい。
本発明の組成物において、(A)成分としてはポリウレ
タンメタクリレート混合物よりポリウレタンアクリレー
ト混合物の方が好ましい。
本発明では、モノエチレン性不飽和モノマー(B)を使
用するが、使用し得るモノエチレン性不飽和モノマーと
しては1種々のモノアクリレートまたはメタクリレート
が使用で自るが、そのホモポリマーのガラス転移温度の
できるだけ低いものを使用するのが好ましく、具体例と
してフェニルオキシ(又はアルキルフェニルオキシ)ポ
リエトキシ(メタ)アクリレ′−ト、フェニルオキシ(
又はアルキルフェニルオキシ)ポリプロポキシ(メタ)
アクリレート、フェニルオキシ(又はアルキルフェニル
オキシ)エトキシ(メタ)アクリレート。
フェニルオキシ(又はアルキルフェニルオキシ)プロポ
キシ(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリルア
ルコールのポリエトキシ(メタ)アクリレート、テトラ
ヒドロフルフリルアルコールのe−カプロラクトン付加
物の(メタ)アクリレート(日本化薬(株)製、KAY
ARAD  TC−+ 10f3 ; KAYARAD
 TC−120等)。
e−カプロラクトン−β−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート付加物(ダイセル化学工業4株)製、プラク
セルFA−j、プラクセルFM−1等)。
カルピトールアクリレート、特願昭59−151179
に記載されているフェノール誘導体のポリエトキシ又は
ポリプロポキシ化合物のε−カプロラクトン付加物の(
メタ)アクリレート等が挙げられる。
モノエチレン性不飽和モノマーのうち、特に好ましいも
のとしては、テトラヒドロフルフリルアルコールのe−
カプロラクトン付加物の(メタ)アクリレート(日本化
薬C株)製、にAYARADTC−110S、KAYA
RAD  TC−120等)及び特願昭59−1511
79に記載されているフェノール誘導体のポリエトキシ
又はポリプロポキシ化合物の8−カプロラクトン付加物
の(メタ)アクリレート等が挙げられる。
モノエチレン性不飽和モノマー(B)の使用量は、組成
物中50〜80重量%であるのが好ましく特に40〜7
0重量%であるのが好ましい。
本発明に使用される光重合開始剤(C)としては公知の
どのような光重合開始剤であっても良いが配合後の貯蔵
安定性の良い事が要求される。
この様な光重合開始剤としては1例えば、ベンゾインエ
チルエーテル、ペンゾインイソプチルエーチル、ペンゾ
インイソグロビルエーテルなどのベンゾインアルキルエ
ーテル系、2.2−ジェトキシアセトフェノン、4′−
フェノキシ−2,2−ジクロロアセトフェノンなどのア
セトフェノン系、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオ
フェノン、4′−インプロビル−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロピオフェノン。4′−ドデシル−2−ヒドロ
キシ−2−メチルプロピオフェノンなどのプロピオフェ
ノン系、ヘンシルジメチルケタール、1−ヒドロキシシ
クロへキシルフェニルケトン及び2−エチルアントラキ
ノン、2−クロルアントラキノンなどのアントラキノン
系、その他、チオキサントン系光重合開始剤などがあげ
られる。特に好ましいものとしては、1−ヒドロキシシ
クロへキシルフェニルケトン、ベンジルジメチルケター
ル等があげられる。これら光重合開始剤(C)は、一種
でも。
二種以上任意の割合で混合使用してもかまわない。
その使用量は1通常、樹脂組成物の0〜10重量%が好
ましく、又、コーティング剤の0.1〜10重量%が特
に1〜5重量%が好ましい。
本発明の組成物は、更に必要に応じて、エポキシアクリ
レート、ポリエステルアクリレート、あるいは重合性モ
ノマー、例えば、ポリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート等を加えて用いることができる。また、所望に
より、変性用樹脂や各種添加剤を加えてもよく、変性用
樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリブタ
ジェン、ポリエーテル、ポリアミドイミド、シリコーン
樹脂、フェノール樹脂等を挙げることができる。変性用
樹脂の使用量は、コーティング剤中0〜10重量−の範
囲とするのが好ましく、特に0〜5重量%用いるのが好
ましい。又、上記添加剤としては1重合禁止剤(例えば
、メトキノン。
メチルハイドロキノン等)、シランカップリング剤(例
えば、東しシリコン(株)11%5R−6050等)等
を挙げることができる。重合禁止剤は、樹脂組成物中0
〜1重量%の範囲で、シランカップリング剤は、樹脂組
成物中0〜3重量−の範囲で用いるのが好ましい。
本発明の光学ガラスファイバ用コーティング剤を用いて
光学ガラスファイバを被覆する場合コーティング法とし
てはダイスコーティング法が適当である。光学ガラスフ
ァイバの線引き速度は1〜sm/秒と非常に速く行うこ
とができる。
光学ガラスファイバを被覆する場合1本発明のコーティ
ング剤による被膜の厚さは特に限定されないが、通常2
0〜500μ程度が好ましい。
本発明のコーティング剤は紫外線照射により容易に硬化
する。本発明のコーティング剤の紫外線照射による硬化
は常法により行うことができる。
例えば低圧又は高圧水銀灯、キセノン灯等を用い紫外線
を照射すればよい。
(実施例) 以下1本発明を実施例により具体的に説明する。
なお、実施例中の部は1重量部である。
〔ポリウレタン(メタ)アクリレート混合物の製造例〕
製造例1 攪拌機、温度調節装置、温度計、凝縮器を備えた2を反
応器にポリカーボネートジオール(日本ポリウレタンC
株)製、ニラポランN−982,平均分子量200G)
1501.4部、  2,4.4− トリメチルへキサ
メチレンジイノシアネート及び2,2゜4−トリメチル
ヘキサメチレンジイソシアネートの混合物2453.1
部を仕込んだ。この混合物の反応温度は75〜80℃に
保ちながら反応を行なった。1・79%の遊離インシア
ネート基により示される反応の完了まで該反応を継続し
た。次いで攪拌しながら、e−カプロラクトン−β−と
ドロキシエチルアクリレート付加物(ダイセル化学工業
C株)製、プラクセルI’A−2)261.88部、メ
トキノン1.0部、プラクリン酸ジーn−ブチルスズ0
.40部を仕込み、75〜80℃で反応を行った。得ら
れた反応生成物は、淡黄色で、粘度(80’C)690
Fであった。
製造例2 製造例1と同一の反応器にポリ(β−メチル−δ−バレ
ロラクトン)ジオール((株)クラレ製。
PMVL−2000,平均分子量2000.zチレンゲ
リコールにβ−メチル−δ−バレロラクトンを付加反応
させたもの。)1504.8!S部。
2.4.4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト及び2,2.4−1リメチルへキサメチレンジイソシ
アネートの混合物252.56部を仕込み、製造例1と
同一条件で1.78%の遊離インシアネート基により示
される反応の完了まで該反応を継続した。次いで、8−
カプロラクトン−β−ヒドロキシエチルアクリレート付
加物(ダイセル化学工業(株)製、プラクセルFA−2
) 260.82部。
メトキノン1.0部を仕込み、75〜80℃で反応を行
った。得られた反応生成物は、淡黄色で粘度(80℃)
180Pであった。
製造例3 製造例1と同一の反応器にポリプロピレングリコール(
分子量約2000)768.51部、ボリア 29.6
8部、2,4.4− トリメチルへキサメチレンジイン
シアネート及び2t2+4−トリメチルヘキサメチレン
ジインシアネートの混合物235・18部を仕込み製造
例1と同一条件で1.81%の遊離インシアネート基に
より示される反応の完了まで該反応を継続した。次いで
、e−カプロラクトン−β−ヒドロキシエチルアクリレ
ート付加物(ダイセル化学工業(株)製、プラクセルF
A−2)264.65部、メトキノン1.0部、プラク
リン酸ジーn−ブチルスズ0+4部を仕込み、75〜8
0℃で反応を行った。得られた反応生成物は、淡黄色で
、粘度(80℃)49Pであった。
製造例4 製造例1と同一の反応器に、水添ポリブタジェンジオー
ル(日本曹達(株)I!1.N工5So−PB。
Gニー1000.OH価63)1200部、 2,4.
4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート及び2
,2.4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート
の混合物378部を仕込み、製造例1と同一条件で5.
1部%の遊離インシアネート基により示される反応の完
了まで該反応を継続した。次いで、ε−カプロラクトン
−β−ヒドロキシエチルアクリレート付加物(ダイセル
化学工業0株)製。
プラクセルFA−2)424.58部、メトキノン1.
0部を仕込み、75〜80℃で反応を行った。
得られた反応生成物は、淡黄色で、粘度(80℃)70
0Pであった。
比較製造例1 製造例1と同一の反応器に製造例1の中で。
2、4.4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト及び2,2.4− )リメチルへキサメチレンジイン
シアネートの混合物233.1部をインホロンジインシ
アネート245.45部尾変えた以外は、製造例1と同
一にして反応を行った。得られた反応生成物は、淡黄色
で、粘度(80℃)776Fであった。
比較製造例2 製造例1と同一の反応器に、製造例2の中で。
2、a、4−)リメチルへキサメチレンジイノシアネ−
l’ 及(j 21L4−トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネートの混合物252.56部をインホロンジ
インシアネート244・48部に変えた以外は。
製造例2と同一にして1反応を行った。得られた反応生
成物は、淡黄色で、粘度(80℃)44Pであった。
〔樹脂組成物の実施例〕
実施例1 製造例1で得たポリウレタンアクリレート混合物ao部
、ノニルフェノールにエチレンオキサイドを4モル付加
した物のε−カプロラクトン2モル付加物のモノアクリ
レート60部、及び1−ヒドロキシシクロへキシルフェ
ニルケトン(チバ・ガイギー(株)製、イルガキュアー
184.光重合開始剤)3部、メチルハイドロキノン0
.01部を混合し、樹脂組成物(コーティング剤)Aを
調製した。硬化物の特性を第1表に示す。
実施例2 製造例2で得だポリウレタンアクリレート混合物40 
部、ノニルフェノールにエチレンオキサイドを4モル付
加した物のε−カプロラクトン2モル付加物のモノアク
リレート60部及び1−ヒドロキシシクロへキフルフェ
ニルケトン5部、メチル・ハイドロキノン0.01部を
混合し、樹脂組成物(コーティング剤)Bを調製した。
硬化物の特性を第1表に示す。
実施例5 製造例3で得たポリウレタンアクリレート混合物60部
、テトラヒドロフルフリルアルコールのe−カブロラク
トン付加物のアクリル酸エステル(日本化薬C株)製、
KAYARAD  TC−11O8) ” 部及U +
−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン3部、メチ
ルハイドロキノン0601部を混合し、樹脂組成物(コ
ーティング剤)Cを調製した。硬化物の特性を第1表に
示す。
実施例4 製造例4で得たポリウレタンアクリレート混合物40 
部、テトラヒドロフルフリルアルコールのε−力7’ 
07クトン付加物のアクリル酸ニス?A/(日本化薬(
株)製、 KAMARAD  TC−1108)60部
及[1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン5部
、メチル・ハイドロキノン○、o1部を混合し、樹脂組
成物(コーティング剤)Dを調製した。硬化物の特性を
第1表に示す。
比較例1 比較製造例1で得たポリウレタンアクリレートa合物4
0部、ノニルフェノールにエチレンオキサイドを4モル
付加した物のε−カプロラクトン2モル付加物のモノア
クリレート60部及び1−ヒドロキシシクロへキシルフ
ェニルケトン5部。
メチル・ハイドロキノン0.01部を混合シ、樹脂組成
物Eを調製した。硬化物の特性を第1表に示す。
比較例2 比較製造例2で得たポリウレタンアクリレート混合物4
0m、ノニルフェノールにエチレンオキサイドを4モル
付加した物のε−カプロラクト72モル付加物のモノア
クリレート60部、及び1−ヒドロキシシクロへキシル
フェニルケトン3部。
メチル・ハイドロキノン0.01部を混合し、樹脂組成
物Fを調製した。硬化物の特性を第1表に示す。
第  1  表 上記第1表において、 〔ショア硬度A〕の測定+ A、 B、 C,D、 K
及びFの組成物は、高圧水銀ランプ(ランプ出力2 K
W )を平行に配した光源下8−の位置で照射して(コ
ンベアスピード30 m / min )厚さ250 
pmのシートを作製し、これを用いて測定した。測定法
はJ工5−Z2246の方法に準じて行った。
〔ガラス転移点〕の測定: 試験片は、上記のショア硬
度Aの測定に使用したものと同一の条件で作製した。こ
れを用いて粘弾性スペクトロメーター(老木製作所(株
)製)を用いて測定した。
〔ヤング率、 KP/cm  )の測定: 試験片は、
上記のショア硬度Aの測定に使用したものと同一の条件
で作製した。これを用いて温度を変化させて。
ヤング率の測定を行った。
〔吸水率〕の測定= 試験片は、上記のショア硬度Aの
測定に使用したものと同一の条件で作製した。これを用
いて、純水中に20℃/24時間浸漬して、試験の前・
後の重量を測定し、吸水による重量の増加をチで表わし
た。
実施例5 光学ガラスファイバ用母材を約2000℃に加熱し、5
m/秒の速度で外径125ミクロンの光学ガラスファイ
バに紡糸した。連続する次の工程で、ダイスコーティン
グ法により、該光学ガラスファイバに実施例に示した樹
脂組成物A、Dそれぞれを塗布したのち、2部w  の
高圧水銀灯により紫外線を照射して硬化させた。得られ
た被覆光学ガラスファイバは、樹脂組成物A−Dのいず
れを塗布した場合も、−60℃まで伝送損失の変化は認
められなかった。
(発明の効果) 本発明の樹脂組成物及びコーティング剤は、硬化速度が
速く、得られた樹脂被膜が極めて柔軟で。
ガラス転移点が低く、吸水率が小さく、高温から低温の
広い温度範囲にわたって膜物性の変化が少なく、光伝送
用の光学ガラスファイバを被覆するのに適する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子量500以上のポリカーボネートポリオール
    、ポリエーテルポリオール、水添ポリブタジエンポリオ
    ール、ポリエステルポリオールからなる群より選ばれる
    ポリオールと2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジ
    イソシアネート及び/又は2,2,4−トリメチルヘキ
    サメチレンジイソシアネートとヒドロキシ(メタ)アク
    リレート化合物の反応生成物であるポリウレタン(メタ
    )アクリレート混合物(A)、モノエチレン性不飽和モ
    ノマー(B)及び任意成分として光重合開始剤(C)を
    含むことを特徴とする樹脂組成物。
  2. (2)分子量500以上のポリカーボネートポリオール
    、ポリエステルポリオール、水添ポリブタジエンポリオ
    ール、ポリエステルポリオールからなる群より選ばれる
    ポリオールと、2,4,4−トリメチルヘキサメチレン
    ジイソシアネート及び/又は2,2,4−トリメチルヘ
    キサメチレンジイソシアネートとヒドロキシ(メタ)ア
    クリレート化合物の反応生成物であるポリウレタン(メ
    タ)アクリレート混合物(A)、モノエチレン性不飽和
    モノマー(B)及び光重合開始剤(C)を含むことを特
    徴とする光学ガラスファイバ用コーティング剤。
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