JPS633067A - 粉体塗料組成物 - Google Patents

粉体塗料組成物

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JPS633067A
JPS633067A JP14880086A JP14880086A JPS633067A JP S633067 A JPS633067 A JP S633067A JP 14880086 A JP14880086 A JP 14880086A JP 14880086 A JP14880086 A JP 14880086A JP S633067 A JPS633067 A JP S633067A
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JP
Japan
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epoxy resin
acid dihydrazide
powder coating
dibasic acid
coating composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP14880086A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Hanamori
花森 俊博
Hideki Tajima
秀樹 田島
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Somar Corp
Original Assignee
Somar Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電気部品、電子部品の絶縁被覆、保護被覆を目
的とした、エポキシ樹脂系粉体塗料組成物に関する。
(背景技術と従来技術) 電気部品、電子部品の絶縁被覆、保護被覆を目的として
使用される粉体塗料としてエポキシ樹脂系の粉体塗料が
従来よく知られている。
エポキシ樹脂系粉体塗料を使用する絶縁用途のうち最も
過こくな条件で使用されるものの1つに、スターター、
オルタネータ−、ワイパー等の自動車電装品モーターの
絶縁がある。これらのモーター絶縁は過こくな条件での
自動車の長時間走行を保障するために、絶縁材料に求め
られる耐久性は非常に高いものとなる。
従って、上記のような用途に使用されるエポキシ樹脂系
の粉体塗料としては、耐熱性、耐冷熱ショック性、耐湿
性、耐衝撃性などの優れるものでなければならない。
従来、これらの要求を満すために、フェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂などの耐熱性エポキシ樹脂や四塩基酸二無水物のよう
な耐熱性硬化剤を使用したり、衝撃を緩和するために可
とう性行与剤を添加することが行われているが、前者は
耐熱性は満足されるものの、耐冷熱ショック性、耐衝撃
性が低下し、後者は耐冷熱ショック性、耐衝撃性は満足
されるものの、耐熱性、耐湿性が低下するという不利が
ある。
(発明の目的と構成) 本発明は、電気部品、電子部品の絶縁被覆、保耐衝撃性
に優れた粉体塗料組成物を提供することを目的とする。
本発明は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び又はビ
スフェノールF型エポキシ樹脂を全エポキシ樹脂に対し
70〜100重量%、フェノールノボラック型エポキシ
樹脂及び又はクレゾールノボラック型エポキシ樹脂を全
エポキシ樹脂に対し0〜30重量%含む常温で固型のエ
ポキシ樹脂(A)と、二塩基酸ジヒドラジドm (B)
と、ジシアンジアミド、メラミン、ベンゾグアナミン、
ジフェニルグアニジン、ジメチルヒダントインの群から
選ばれる化合物(C)の1種又は2種以上と、繊維状又
は鱗片状の充てん剤(D)と、硬化促進剤(E)とを含
有する粉体塗料組成物である。
本発明において使用されるエポキシ樹脂(A)を構成す
るビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF
型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂
、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂はそれぞれ従来
公知であり、これら各エポキシ樹脂は常温で液状であっ
ても固形であってもよいが、エポキシ樹脂(A)全体と
しては常温で固型でなければならない。
本発明において使用される二塩基酸ジヒドラジドIf(
B)は、ヒドラジンと二塩基酸から合成されるエポキシ
樹脂用硬化剤であって、蓚酸ジヒドラジド、マロン酸ジ
ヒドラジド、コハク酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒド
ラジド、セバチン酸ジヒドラジド、ジグリコール酸ジヒ
ドラジド、酒石酸ジヒドラジド、リンゴ酸ジヒドラジド
、イソフタル酸ジヒドラジド等である。
好ましくはアジピン酸ジヒドラジド、セバチン酸ジヒド
ラジド、イソフタル酸ジヒドラジドである。
本発明において二塩基酸ジヒドラジド類は1種又は2種
が含有される。含有量は硬化剤として有効量であれば特
に限定されないが、好ましくは全エポキシ樹脂のエポキ
シ基/当世に対して二塩基酸ジヒドラジドの末端活性水
素0.3〜1.5当量の範囲であって、好ましくは全エ
ポキシ樹脂に対し7〜10重量部である。
本発明に用いられるジシアンジアミド、メラミン、ベン
ゾグアナミン、ジフェニルグアニジン、ジメチルヒダン
トインの群から選ばれる化合物は、二塩基酸ジヒドラジ
ド類と同じく、エポキシ樹脂の硬化剤であって、1種又
は2種以上が含有される。含有量は有効量であれば任意
の割合でよ(、特に限定されるものではないが、好まし
くは全エポキシ樹脂100重量部に対して1〜20重量
部である。前記の中で最も好ましい化合物はジシアンジ
アミドである。
本発明に用いられる繊維状又は鱗片状の充てん剤(D)
は、従来公知のものであってよく、たとイカ粉である。
本発明において、繊維状又は鱗片状の充てん剤の含有量
は特に限定されるものではないが、好ましくは全エポキ
シ樹脂(A)100重量部に対し5〜100重量部の範
囲である。5重量部未満では塗料の硬化膜の耐衝撃性が
劣り、100重量部超では塗装性が悪くなる。
本発明に用いられる硬化促進剤(E)は、二塩基酸ヒド
ラジド類(B)とジシアンジアミド、メラミン、ベンゾ
グアナミン、ジフェニルグアニジン、ジメチルヒダント
インの群から選ばれる化合物CC)の両方に作用して、
エポキシ樹脂の硬化を促進する作用を有する。硬化促進
剤(E)としては、目的とする硬化が得られ、硬化塗膜
の特性に悪影響のないものであれば特に制限されるもの
ではな(、例えば第三級アミン類、DBU(L8−ジア
ザビシクロ(5,4,O)ウンデセン−7〕及びその塩
、イミダゾール化合物、第四級アンモニウム塩、3.4
−ジクロロフェニル−1,1−ジメチル尿素、トリフェ
ニルホスフィン等である。これらの中で最も好ましいも
のはトリフェニルホスフィンである。
本発明において、硬化促進剤(E)の添加量は、特に限
定されるものではな(、通常全エポキシ樹脂(A)10
0重量部に対し、0.1〜5重量部の範囲である。
本発明の組成物においては、必要に応じて他の充てん剤
や他の添加剤を適量配合することができる。他の充てん
剤としては従来公知のものであってよく、例えばシリカ
、タルク、炭酸カルシウム、アルミナ、水和アルミナ等
の粉末が用いられる。
他の添加剤としては着色剤、v1燃剤、揺変性付与剤、
フロー調整剤等が用いられる。
本発明の粉体塗料組成物は、成分を加熱下に混合し、常
温まで急冷したのち、通常の粉砕手段により粉砕して得
られる。この粉体塗料による塗装は流動浸漬法、静電ス
プレー法、静電流動浸漬法、ホットスプレー法に代表さ
れる従来公知の粉体塗装法によって行うことができる。
(実施例及び比較例) 下記表に示す各実施例及び各比較例において、塗料の組
成材料を加熱ブレンド(加熱温度100〜120℃)し
、急冷して樹脂組成物の塊を得、次にこれを粉砕して8
0メツシユのふるいを通過した粉体を収集することによ
り粉体塗料を作製した。
試験用被塗物は自動車オルタネータ−用モーターのステ
ーターコアー(けい素鋼板積層、外径128謬■、内径
95mm、積厚26fl)を用い、塗装は流動浸漬法に
より塗膜厚約0.3 mmで行った。
塗料の硬化は熱風循環式電気加熱炉内で、180℃、6
0分の加熱により行った。この試験片に関し、下記に説
明するデュポン式衝撃強度試験と加熱・冷却・湿度サイ
クル試験を行った。
デュポン式衝撃強度試験:デュポン式衝?強度試験機を
用い、ヘッド1/4インチ、荷重1 kgにて測定した
加熱・冷却・湿度サイクル試験:下記の加熱・冷却・湿
度サイクルを1サイクルとしてこれをくり返し、塗膜に
クラック、ハクリの生じるまでのサイクル数で示した。
200℃/7時間−−40℃/1時間=80℃、80%
RH/15時間−常温/1時間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び又はビスフ
    ェノールF型エポキシ樹脂を全エポキシ樹脂に対し70
    〜100重量%、フェノールノボラック型エポキシ樹脂
    及び又はクレゾールノボラック型エポキシ樹脂を全エポ
    キシ樹脂に対し0〜30重量%含む常温で固型のエポキ
    シ樹脂(A)と、二塩基酸ジヒドラジド類(B)と、ジ
    シアンジアミド、メラミン、ベンゾグアナミン、ジフェ
    ニルグアニジン、ジメチルヒダントインの群から選ばれ
    る化合物(C)の1種又は2種以上と、繊維状又は鱗片
    状の充てん剤(D)と、硬化促進剤(E)とを含有する
    粉体塗料組成物。
  2. (2)二塩基酸ジヒドラジド(B)がイソフタル酸ジヒ
    ドラジドである特許請求範囲第(1)項に記載の粉体塗
    料組成物。
  3. (3)二塩基酸ジヒドラジド(B)がアジピン酸ジヒド
    ラジドである特許請求の範囲第(1)項に記載の粉体塗
    料組成物。
  4. (4)二塩基酸ジヒドラジド(B)がセバチン酸ジヒド
    ラジドである特許請求の範囲第(1)項に記載の粉体塗
    料組成物。
  5. (5)繊維状又は鱗片状の充てん剤(D)が無機質のも
    の特に鱗片状マイカ粉である特許請求の範囲第(1)項
    に記載の粉体塗料組成物。
  6. (6)硬化促進剤(E)がトリフェニルホスフィンであ
    る特許請求の範囲第(1)項に記載の粉体塗料組成物。
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