JPS63306150A - プリンタ用紙の連続給紙機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、プリンタ装置における給紙機構に関し、特に
長時間の連続した印字作業において用紙の給紙を行うプ
リンタ用紙の連続給紙機構に関する。

［従来の技術］ 従来、プリンタで印字中に用紙切れが生じた場合、その
たびごとに印字動作を停止し、その後人の手によって新
しい用紙の装填を行っていた。また、連続的な印字の実
現のためには、複数のプリンタを用、０し用紙切れ時に
、他のプリンタへ制御を切り換えるしか方法がなかった
。

［解決すべき問題点］ 上述した従来の給紙機構では、プリンタで印字中に用紙
切れが生じた場合、プリンタの印字作業を長時間（数分
程度）停止させ、その後に人の手により新しい用紙の装
填が行われていたため、時間の無駄が生じまた用紙の始
端部と終端部に無印字部分が出るという欠点があった。

また、連続的な印字動作の実現のために複数のプリンタ
を用意し用紙切れのたびに他のプリンタへ制御を移す方
法では、高価なプリンタを複数用意せねばならず、かつ
多くの接地スペースを必要とし不経済であるという欠点
があった。

本発明の目的は、上述の欠点を除去し、印字作業の効率
化を図るようにしたプリンタ用紙の連続給紙機構を提供
することにある。

［問題点の解決手段］ ト記従来の問題点を解決する本発明のプリンタ用紙の連
続給紙機構は、プリンタ用紙の始端または終端を検出す
る用紙位置検出部を有すると共に、印字部側へプリンタ
用紙を送り出すトラクタフィーダを複数備え、一の上記
トラクタフィーダにより給紙される上記プリンタ用紙が
用紙切れすると、他の上記トラクタフィーダによりプリ
ンタ用紙を追加して給紙し、先のプリンタ用紙の終端と
追加したプリンタ用紙の始端を上記用紙位置検出部で位
置合せするように構成してなる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。

第１図は本発明の一実施例の側面図−である。

１は用紙に文字を印字する印字ヘッド、２は用紙位置セ
ンサであり、印字中における用紙切れの検知及び用紙の
位置決めを行うものである。３゜４．５，６．７は用紙
ガイドであり、正確かつ円滑な用紙送りを実現するため
のものである。

トラクタフィーダ２０、トラクタフィーダ２１、トラク
タフィーダ２２は用紙送りの機構である。これらのトラ
クタフィーダ２０，２１゜２２の軸９．１１．１２は位
置は変らず回転するのみであるが、＠８．１０．１３は
それぞれ軸９．１１．１２を支点として矢印ａ、ｂ、矢
印ｃ、ｄ、矢印ｅ、ｆの方向へ移動する。ａ、ｃ。

ｅの方向に移動じた場合、用紙ガイド３，４゜５．６．
７上の用紙の左右端のスプロケット孔とトラクタフィー
ダ２０，２１．２２のベルト上のスプロケットがかみ合
い、トラクタフィーダ２０〜２１により用紙の送りが可
能になる。ｂ。

ｄ、ｆ方向に移動した場合、トラクタフィーダ２０．２
１．２２のベルトＬのスプロケットと用紙は非接触状態
となり、用紙はトラクタフィーダ２０．２１．２２から
自由になる。ただし、トラクタフィーダ２２においては
、用紙位置Ａ付近でのみ用紙がトラクタフィーダ２２か
ら自由になる。

１４．１５は用紙切れセンサであり、トラクタフィーダ
２０．２１に用紙切れが発生した場合の検知を行うため
のものである。

次に、印字用紙の流れを順に追いながら、それぞれの装
置の詳細を説明する。初めに、用紙の始端をトラクタフ
ィーダ２０に装填する。トラクタフィーダ２０は、用紙
が装填されていない場合は矢印ａの方向へ移動しており
、用紙の装填は用紙ガイド５の溝から出ているトラクタ
フィーダ２０のスプロケットに重ねてかみ合せることに
より行う。用紙ガイド４は、用紙をベルトのスプロケッ
トに合せた後に装着し、用紙がトラクタフィーダ２０か
ら外れないようにするものである。

トラクタフィーダ２０．２１の詳細を第２図に示す。第
２図には用紙が示されていないが、実際には用紙は用紙
ガイド４，５の間に装填される。

このとき、追加分の用紙をトラクタフィーダ２１に、ト
ラクタフィーダ２０と同一の方法で装填しても良い。ま
た追加用紙のトラクタフィーダ２１への装填は、印字中
においても可能である。

次に、トラクタフィーダ２０によって、用紙が用紙ガイ
ド３，４，５．６によって案内されながらプリンタ内部
の印字ヘッド１側へ送り込まれる。用紙始端部が用紙位
置センサ２によって検知されると、用紙送りは一旦停止
され、用紙始端か用紙位置Ａに合せられる。この位置は
、用紙左右端のスプロケット孔とトラクタフィーダ２２
のスプロゲットがかみ合う位置である。この位置合せの
段階までは、トラクタフィーダ２１の軸１３は、矢印ｆ
の方向に移動し用紙とは接触していない。用紙か用紙位
置Ａに合った後に、トラクタフィーダ２１のｉ柚１３が
矢印ｅ方向へ移動し、用紙左右端のスプロケット孔にト
ラクタフィーダ２１のスプロケットがかみ合うことにな
る。

次に、トラクタフィーダ２０の軸８は、矢印す方向に移
動し、用紙がトラクタフィーダ２０から自由になる。こ
のとき用紙はトラクタフィーダ２２によって送られ軸１
２を軸とするドラムに巻かれ印字ヘッド１により通常の
印字動作を行う。

次に、トラクタフィーダ２０上に用紙が無くなった場合
、用紙切れセンサ１４により用紙切れか検知される。そ
してトラクタフィーダ２０の軸８は、矢印す方向へ移動
し、ベルト上のスプロケットを再び、用紙ガイド５の溝
から自由にする。印字動作中に、用紙終端が用紙位置セ
ンサ２によって検知されたとき、印字動作は一旦停止す
る。このときの用紙終端は、用紙位置−Ａに位置してい
る。印字作業が停止した後、トラクタフィーダ２２の軸
１３は矢印ｆ方向へ移動し、次の用紙をセットするため
の準備として、ベルト上のスプロケットが用紙ガイド６
上に出ないようにしておく。

つついてトラクタフィーダ２１に装填されている用紙す
はトラクタフィーダ２０にセットされた用紙ａがプリン
タ内部に送り込まれた方法と同様にして送られる。そし
て用紙終端が用紙位置センサ２によって検知されると、
トラクタフィーダ２１の送りが一旦停止され、追加分の
用紙すの始端が用紙位置Ａに合わされる。このとき、初
めに給紙された用紙ａの終端と、今回送り込まれた用紙
すの始端は一致している。このときの用紙位置センサの
状態は第３図の様になっている。

次に、トラクタフィーダ２１の軸１０が矢印ｄ方向に移
動し、送り込まれた用紙すはトラクタフィーダ２１から
自由になる。このとき２枚の用紙の送りは、トラクタフ
ィーダ２２のみによって行われ、この後印字動作を再開
する。印字動作中はトラクタフィーダ２０に用紙がセッ
ト可能な状態であり、用紙をセットした場合トラクタフ
ィーダ２１の用紙切れが発生したときに、これまでの動
作と同様にトラクタフィーダ２０の用紙がプリンタ内部
に追加給紙されることになる。このようにしてトラクタ
フィーダ２０、トラクタフィーダ２１により用紙が交互
に給紙される。

［発明の効果］ 以上、説明したように本発明は、プリンタ用紙の始端ま
たは終端を検出する用紙位置検出部を有すると共に、印
字部側へプリンタ用紙を送り出すトラクタフィーダを複
数備え、一の上記トラクタフィーダにより給紙される上
記プリンタ用紙が用紙切れすると、他の上記トラクタフ
ィーダによりプリンタ用紙を追加して給紙し、先のプリ
ンタ用紙の終端と追加したプリンタ用紙の始端を上記用
紙位置検出部で位置合せする構成とすることにより、プ
リンタ装置における用紙の連続給紙が可能となり、用紙
切れ時の印字停止時間の短縮及び用紙装填時の手間の軽
減が図れると共に、用紙始端部と終端部の無印字部分が
なくなり、単一のプリンタ装置による連続給紙、連続印
字の実現による高い経済性が達成される効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の側面図、第２図は第１図の
一実施例の部分斜視図、第３図は第１図の一実施例の部
分斜視図である。 １：印字ヘッド　　２：用紙位置センサ３．４，５，６
，７：用紙ガイド ８〜１３：軸 １４．１５：用紙切れセンサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリンタ用紙の始端または終端を検出する用紙位置検出
   部を有すると共に、印字部側へプリンタ用紙を送り出す
   トラクタフィーダを複数備え、一の上記トラクタフィー
   ダにより給紙される上記プリンタ用紙が用紙切れすると
   、他の上記トラクタフィーダによりプリンタ用紙を追加
   して給紙し、先のプリンタ用紙の終端と追加したプリン
   タ用紙の始端を上記用紙位置検出部で位置合せすること
   を特徴とするプリンタ用紙の連続給紙機構。