JPS63305854A - ホッチキス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は１列あるいはそれ以上の列のホッチキス針を生
体の組織の層を相互に接合すべく付与する外科用ホッチ
キスに関する。

（背景技術） 本特願がその継続する一部である、１９８４年８月９日
に出願され、現在では米国特許第４．６７１．４４５号
となっている米国特願では、付与すべきホッチキス針が
支持されているヘッド組立体と、該ヘッド組立体からホ
ッチキス針を付与すべく手動で作動しうる作動組立体と
の間可撓性のスパイン構造体を有し、生体の組織の層を
相互に接合するに用いるホッチキスを記載している。前
記可撓性のスパイン構造体により、前記ヘッド組立体と
作動組立体とを相互に対して種々の位置に方向づ番ノる
ことによりある種の手術においてホッチキス組立体を使
用しゃずくする。

（発明の開示） 本発明は、手動の作動組立体に対する種々の方向でホッ
チキス針担持ヘッド組立体を位置できるようにする可撓
性のスパイン構造体を有する他に、手術での使用中ホッ
チキスの種々の部分を操作する上で有用であるが作動組
立体に対するヘッド組立体の選定した方向においてスパ
イン構造体を強化しうるようにもできる、前述のタイプ
のホッチキスを提供する。

本発明によれば、所定パターンで複数のホッチキス針を
保持する釦保持部材を含むヘッド組立体と、前記のホッ
チキス針保持部材に保持されたホッチキス針と係合して
該針を折り曲げて閉鎖するための形成面を有するアンビ
ル部材と、および接合すべき組織をその間に、閉鎖位置
に向かって位置づけホッチキス針を組織を通して打ち込
みホッチキス針を折り曲げて閉鎖するよう、少なくとも
一装置位置から相対運動するようホッチキス針保持部材
とアンビル部材とを装着している手段とを含むホッチキ
スが提供される。また前記ホッチキスには複数の剛性の
スパインセグメントが含まれており、該セグメントの各
々は凹形端面と、反対側の凸形面と、および前記端面の
間の貫通孔とを有している。前記スパインセグメントは
貫通孔を整合させ、隣接するスパインセグメントの凹形
面と凸形面とを係合させて、端と端を合わせて配置され
、第１の端から、前記部材の１個をヘッド組立体に当接
させる第２の端まで延びるスパイン構造体を形成する。

貫通通路を有する可撓性の強化組立体はスパイン構造体
のスパインセグメントの整合した孔を貫通して延び、前
記強化組立体は第２の端部がスパイン構造体が当接する
部材に取り付けられ、第１の端部がスパイン構造体の第
１の端部に隣接している。そして可撓性ケーブル組立体
が前記強化組立体の通路を貫通して延びている。前記ケ
ーブル組立体の第２の端部はスパイン構造体が当接して
いない部材に取り付けられ、第１の端部はスパイン構造
体の第１の端部に隣接している。またホッチキスには作
動組立体が含まれており、該組立体はスパイン構造体の
第１の端部に当接するフレームと、スパイン構造体を撓
ませてスパインセグメントと、したがってヘッド組立体
を作動組立体に対する望ましい方向に向けるに十分なた
るみを強化組立体で提供する解放位置から、スパイン構
造体の第２の端部と当接する部材と、フレームとの間で
スパインセグメントを圧縮することによりスパイン構造
体を強化するためにフレームに対する強化組立体の第１
の端部にテンションが加えられる係合位置まで運動する
よう、強化組立体の第１の端部と係合し、かつフレーム
に取り付けられた手動のテンション供給手段と、および
ホッチキス劃保持部材とアンビル部材とをそれら隔置位
置に位置させる開放位置から前記部材をそれらの閉鎖位
置まで運動させるよう閉鎖位置まで運動すべくケーブル
組立体の第１の端部と係合し、かつフレームに取り付け
られた手段を含む前記手動のテンシ」ン供給手段を作動
させる手段とを含む。

前記ヘッド組立体は、スパイン構造体、強化組立体およ
びケーブル組立体と共に、−回使用するだけの使い捨て
小組立体として作られ、一方手動の作動組立体は再使用
可能で、かつ前記の使い捨て小組立体と解放可能に係合
するようにされていることが好ましい。

本発明を数葉の図を通して同じ部材は同じ参照番号で言
及する添付図面を参照して以下詳細に説明する。

（実施例） 図面を参照すれば、手動の作動組立体１１と、ホッチキ
ス小組立体１２とを含む、本発明によるホッチキス１０
が示されている。

全体的にホッチキス小組立体１２は、所定のパターンで
複数のホッチキス針１４を保持するようにされたホッチ
キス針保持組立体即ち部材１３（第２図）を含むヘッド
組立体１７と、ホッチキス針保持組立体１３に保持され
たホッチキス針１４と係合して該針１４を折り曲げて閉
じるようにされた形成面１６を有するアンビル組立体即
ち部材１５と、前記組立体１３と１５との間で接合すべ
き組織（例えば切断された人間の腸の隣接する端部）を
位置させうる種々の隔置位置（第１図、第２図および第
４図から第８図まで）から閉鎖位置（第９図）まで相対
運動し、ホッチキス針１４を組織を通して打ち込み折り
曲げ閉じるようにホッチキス針保持組立体１３とアンビ
ル組立体１５とを取り付けるべく、ホッチキス針保持組
立体１３の孔を通して軸線方向に手動可能に取り付けら
れたロッド１８の形態の手段とを含む。

ホッチキス小組立体１２はさらに、複数の剛性のスパイ
ンセグメント２０を含み、該スパインセグメント２０の
各々は凹形の端面２１（第２図）と、反対側の凸形端面
２２と、前記端面２１および２２の間の切頭円錐形の貫
通孔２３とを有する。

前記スパインセグメント２０は、切頭円錐形部材２５に
よって形成された凸形の端面が隣接するスパインセグメ
ント２０の凹形の端面２１と係合する第１の端部からホ
ッチキス針保持組立体１３の基部材２７と当接する第２
の端部まで延びるスパイン構造体２４を形成すべく、隣
接するスパインセグメント２ｏの孔２３を整合させ、か
つ凹形面２１と凸形面２２とを当接させて、端対端の関
係で配置される。ホッチキス小組立体１２はさらに、複
数の隔置され剛性の円筒形支持部材３０で支持された織
製のワイヤスリーブ２９と、開口を備えた端部取付具３
１．３２と、ホッチキス小組立体１２の製作の間強化組
立体２８の有効長さを調整、８＝ するものであって、これも開口を有することによって、
可撓性の強化組立体２８が貫通した通路を有するように
する、前記端部取付具３２とねじ係合可能の端部材３８
とを含む可撓性の強化組立体２８とを含む。前記強化組
立体２８はスパイン構造体２４のスパインセグメント２
０の整合した開口２３を貫通して延び、第２の端部が前
記取付具３１のねじ３３により基部材２７に取り付けら
れた取付具３１により形成され、かつ第１の端部はスパ
イン構造体２４のスパインセグメント２０を相互に圧縮
してスパイン構造体２４を剛性にすべくスパイン構造体
２４に対してテンションが加えられるようにした該スパ
イン構造体２４の第１の端部２５に隣接した端部におい
て環状カラー３４を有する端部材３８により形成されて
いる。可撓性のケーブル組立体３６が強化組立体２８の
通路を貫通して延びる。ケーブル組立体３６は織製のワ
イヤケーブル３７を含み、ホッチキス小組立体１２の製
作の間ケーブル組立体３６の有効長さを調整すべくＯラ
ド１８とねじ係合Ｊる第２の端部においてケーブル３７
に周定された剛性のねじを切った端部分３５と、および
ホッチキス針保持組立体１３とアンビル組立体１５とを
種々の隔置位置を介して閉鎖位置まで運動させるべくス
パイン構造体２４に対して引張られるケーブル３７のス
パイン構造体２４の第１の端部２５に隣接した第１の端
部に取り付けられた円筒形突起３９とを有する。

ホッチキス針保持組立体１３（第２図）はスパイン構造
体２４の隣接するスパインセグメント２０の凸形面２２
が係合し、かつ端取付貝３１のねじ３３が係合し、さら
にケーブル組立体３６を取り付けるアンビル組立体１５
に含むロッド１８の端部の担持面４０を提供する凹形面
を有する基部材２７を含む。またホッチキス針保持組立
体１３には、２部分からなる透明プラスチックのハウジ
ング４２が含まれており、前記の部分は該部分が組み立
てられると他方の部分にある開口と自動的に係合する一
方の部分にあるフック（図示せず）により相互に保持さ
れる。前記ハウジング４２は、前記ロッド１８の外面に
摺動可能に取り付けられた円筒形の内壁４３と、端面４
５を貫通して開放している内外の同心状の列の通路４６
を備え、基部材２７とは反対側の環状の端面４５を有す
る端壁とを有し、前記通路４６には、前記端面４５と対
向した脚部分の端部で中央部分の端部から突出した全体
的に平行の隔置した脚部分を有する複数の全体的にＵ字
形のホッチキス針１４が位置している。前記ハウジング
４２は中央に全体的に円筒形の空洞を有し、該空洞に支
持ワッシャ４８とブツシャ部材５０のベースリングとが
位置しており、前記支持ワッシャ４８は端壁４４に隣接
して、接合されている組織の中央にきれいに開口を切り
開く端切断刃を有する円筒形ナイフ４９の一部にあるフ
ランジが支持されている面を有し、前記ベースリングか
らはホッチキス針の中央部分を支持する端部分を通路４
６で有する複数の突起５１が突出している。前記ハウジ
ング４２は突起５１とアンビル組立体１５との間にある
組織内に埋没しつるようにホッチキス針が露出するよう
、端壁４４が突起５１に沿って運動するに十分な距離だ
け支持ワッシャ４８と、ナイフ４９とブツシャ部材５０
とに対して運動しつる。ブツシャ部材５０とは反対の支
持ワッシャ４８の側は、アンビル組立体がケーブル組立
体３６により基部材２７に向かって運動させられる際前
記ワッシャと、ナイフ４９および突起５１が基部材２７
を通過しえないように、スパイン構造体２４とは反対の
基部材２７の端部に隣接して位置し、かつそのように形
成されている。厚い組織がハウジング４２の端面とアン
ビル組立体１５との間に位置され、かつアンビル組立体
１５の運動によりハウジング４２に向かって圧縮される
と、ハウジング４２はハウジングと、基部材２７の周り
で摺動可能に取り付けられたカラー５３との間で、相対
的に軽度の、間隔調整ばね４７の弾圧力に対抗して、カ
ラー５３に係合したビン５７を受け入れるハウジング４
２のスロット（第１１図）の長さに等しい短い距離だけ
運動しうる。前記ビン５７の内端は基部材２７のガイド
スロットに摺動可能に受け入れられている。その後アン
ビル組立体１５とハウジング４２との間での組織の圧縮
ににリハウジング４２がさらに運動するには、カラー５
３と基部材２７との間で相対的に強力な予備負荷ばね５
５に対抗して、（ハウジング４２のスロットの端部にビ
ン５７が係合しているため）カラー５３とハウジング４
２とが運動することを要する。基部材２７に向からハウ
ジング４２の運動により、ハウジング４２の端部と基部
材２７のリップ５６との間を係合させ、このため、ホッ
チキス針１４が依然として通路４６内にある位置におい
ては基部材２７に対するハウジング４２のそれ以上の運
動に対して著しく抵抗させる。ハウジング４２とリップ
５６との間の前記の抵抗は、カラー５３に固定された駆
動ピン５７の半径方向内方に突出した端部が、アンビル
組立体１５がクープル組立体３６により基部材２７に向
かって引張されるにつれてロッド１８のスロットの端壁
５８（第２図）と係合する際克服され、（そのとき、そ
の間で組織が圧縮される所定の間隔が端面４５とアンビ
ル組立体１５との間に存在しており、この間隔は本明細
書ではホッチキス針保持組立体１３とアンビル組立体と
の間の所定の隔置位置と称する）、その後ハウジング４
２は、ロッド１８の端壁とカラー５３の駆動ビン５７と
が係合し、かつカラー５３のピン５７とハウジング４２
とが係合することによりアンビル組立体１５と共に戻さ
れることによってハウジング４２の端部は基部材２７の
リップ５６上を圧送され（該リップ５６はハウジング４
２と強く整合している）、そして、ハウジング４２の内
面の周りにあるくほみ６４がリップ５６に隣接する位置
まで運動し、一方明瞭な可聴はまり音を発生させる。次
いでアンビル組立体１５とハウジング４２との間の組織
は突起５１上のホッチキス針１４の端部へ運動し、（ホ
ッチキス針１４は基部材２７の端部により支持され、そ
のためハウジング４２と共に運動しない）、かつホッチ
キス針１４は、ホッチキス針保持組立体１３とアンビル
組立体１５とが、ナイフ４９が接合された組織の中央部
分を切除する閉鎖位置に到来するにつれてアンビル組立
体１５の形成面と接触することにより折り曲げられ閉鎖
される。

ホッチキス小組立体１２と共に使用する作動組立体１１
はフレーム６０を含み、該フレームはスパインＩ構造体
２４の切頭円錐形部材２５の先端面５９と当接するよう
にされた、突出した環状の当接部分６１（第４図）と、
作動組立体１１に対する種々の回転位置においてホッチ
キス小組立体１２を方向づけるよう切頭円錐形部材２５
の端部における内方に突出した歯６３（第２図）を有す
るリングの中での種々の歯と係合するようにされた外側
の歯６２を有しており、このため作動組立体１１とホッ
チキス小組立体１２とを組み立てやすくし、作動組立体
からヘッド組立体１７へ使用者がトルクを加えるように
でき、このためヘッド組立体１７の挿入あるいは取り出
しをしやすくし、かつ作動組立体１１とホッチキス針の
パターンとの間で各種の方向性を提供するよう例えば直
線パターンのように種々のパターンでホッチキス針を供
給できる本特願に示す種々のタイプのホツチキス小組立
体に対して有用とする。

また作動組立体１１には強化組立体２８の第１の端部に
おいて環状カラー３４を解放可能に係合させるようにし
た、手動のテンション付与手段が含まれている。手動の
テンション付与手段は、スパインセグメント２０を、し
たがってヘッド組立体１７を作動組立体１１に対する希
望方向に方向づけるようスパイン構造体２４を撓ませる
に十分なたるみが強化組立体２８に提供されている解放
位置から、ホッチキス針保持組立体１３の基部材２７と
フレーム６０との間でスパインセグメント２０を圧縮す
ることによってスパイン構造体２４を強化するようフレ
ーム６０に対する強化組立体２８の第１の端部にテンシ
ョンが加えられる係合位置まで運動するようフレーム６
０に取り付けられている。ケーブル組立体３６の第１の
端部においで円筒形の突起３９と解放可能に係合するよ
うにされた手段を含む手動のヘッド組立体１７を作動さ
せる手段が、ホッチキス針保持組立体１３およびアンビ
ル組立体１５をそれらの種々の隔置位置に位置させる秤
々の解放位置からホッチキス針保持組立体１３とアンビ
ル組立体１５とをそれらのｌＷＩ鎖位置まで運動させる
閉鎖位置まで運動するようフレーム６０に取り付けられ
ている。

強化組立体２８の第１の端部において環状のカラー３４
と解放可能に係合する、手動のテンションを付与する手
段は、ピストン６６（第３図、第４図および第１０図）
と、強化組立体２８の通路をピストン６６の軸心と整合
させて環状カラー３４を受け入れるようにされた側方開
放の受入れ部６７を形成する壁とを含む。前記受入れ部
を形成する壁は、環状カラー３４が前記の受入れ部にあ
るときはピストン６６の軸線り向で環状カラー３４の運
動を閉止Ｊる。フレーム６０は、スパイン構造体２４と
当接するよう該フレーム６０の環状部分４１を目通して
開放したソケットを有し、該ソケットは、ピストン６６
の壁がフレーム６０から突出した受入れ部６７を形成し
て前記受入れ部６７へ近接しつるようにする解放位置（
第４図）から、フレーム６０と係合したスナップリング
６９とピストン６６との間のばね６８によりビス］−ン
６６が弾圧されて、ピストン６６の壁がソケット内で受
入れ部６７を形成することによって環状カラー３４が前
記受入れ部６７に保持されるようにする各種の係合位置
（第３図および第５図から第９図まで）までソケット内
で軸線方向に運動するようピストン６６を受け入れる。

強化組立体２８の第１の端部で環状カラー３４と係合し
、かつスパインセグメント２０と、したがってヘッド組
立体１７とを作動組立体１１に対する希望方向に向ける
ようスパイン構造体２４を撓ませるに十分なたるみが強
化組立体２８において提供される解放位置から、ホッチ
キス針保持組立体１３の、スパイン構造体２４の第２の
端部と当接する基部材２７と、フレーム６０との間でス
パインセグメント２０を圧縮することによってスパイン
構造体２４を強化するためにフレーム６０に対する強化
組立体２８の第１の端部においてテンションを環状カラ
ー３４に付与する係合位置まで運動するようフレーム６
０に取り付けられた、手動のテンション付与手段はピス
トン６６と、２対の！・グル部材７０および７１とを含
む。８対のトグル部材７０と７１とは第１の端部がピン
７２により相互に枢着されており、反対側の第２の端部
はピン７３においてトグル部材７０の第２の端部が枢着
され、トグル部材７１の第２の端部はピン７４において
ピストン６６に枢着されている。

前記対のｉ〜グル部材７０と７１とはトグルジヨイント
リンク機構を提供し、該リンク機構は、トグル部材７０
．ｔ５よび７１の枢着した第１と第２の端部が整合せず
ピストンをその解放位置と係合位置との間で運動させる
各種の解放位置（第４図と第５図）と、トグル部材７０
および７１の枢着した第１と第２の端部が全体的に整合
してピストン６６を強制的に、環状カラー３４を介して
強化組立体２８にテンションが付与されるテンション位
置まで運動させる係合位置（第６図から第９図）の間で
運動するよう取り付けられている。解放部材７６はピン
７７の周りで枢動ずべくフレーム６０に取り付【ノられ
ている。一対の作動リンク７８の第１の端部はピン７２
においてトグル部材７０および７１に枢着され、第２の
端部は作動リンク７８のスロットと係合するピン７７か
ら隔置したピン７９において解放部材に枢動可能かつ摺
動可能に取り付けられている。解放部材７６は、該解放
部材７６が作動リンク７８を介して、トグル部材７０の
突出した第１の端部と係合した作動リンク７８の縁部に
ある停止隆起８１により画成される係合位置にｉ−グル
部材７０と７１とを位置させる係合位置と、係合位置か
らトグル部材７０および７１の中心を通る解放位置であ
って、該解放位置までトグル部材７０と７１とが作動リ
ンク７８を介して解放部材７６によりそれぞれの係合位
置から押し出される種々の解放位置との間をピン７７の
周りで枢動可能である。ピン７９と係合する作動リンク
７８のスロットの壁はカム作用を提供し、そのためトグ
ル部材７０と７１とをそれらの係合位置まで運動させる
ことにより解放部材７６の要する移動量は大きくなるが
力は少なくてすむという機械的利点を提供する。手動の
作動レバー８２が、通常位置（第５図、第７図および第
８図）と、作動位置（第６図と第９図）との間でビン７
７の周りで枢動するようフレーム６０に取り付けられて
いる。解放部材７６が原位置の解放位置にあると作動レ
バー８２がその作動位置まで運動するときのみ作動レバ
ー８２と解放部材７６の間で係合するＪ：うされた接触
面８３の形態の手段が、作動レバー８２がその通常位置
から作動位置まで運動すると解放部材７６をその係合位
置まで運動させ、作動レバー８２がその作動位置から通
常位置まで運動すると解放部材７６をその係合位置に保
持し、かつ作動レバー８２がその通常位置にあるとその
係合位置と解放位置との間で解放部材７６を自由運動さ
せるよう設けられている。

ケーブル組立体３６の第１の端部で円筒形突起３９と解
放可能に係合するようにされ、かつホッチキス針保持組
立体１３とアンビル組立体１５とをそれらの隔置位置に
位置させる開放位置から、ホッチキス針保持組立体１３
とアンビル組立体１５とをそれらのＩＩＩ鎖位置まで運
動するようフレームロ０に取り付けられた手段を含む手
動のヘッド組立体１７を作動する手段は、細長い担持部
材８６と、ケーブルの先端８８を後方の壁においてコツ
プ状の受入れ部材８５に受け入れて、かつ作動ケーブル
３６をその軸線と整合させて円筒形突起３９を受入れ、
かつ円筒形突起３９がくぼみ８７にあると前記担持部材
８６の軸線方向で円筒形突起３９の運動を用止する側方
に開放のくぼみ８７を形成している壁とを含む。ピスト
ン６６とフレーム６０の一部を含む手段は担持部材８６
を受け入れるようにされた通路を形成しており、前記通
路はスパイン構造体２４と当接するようにされたフレー
ム６０の環状部分６１を貫通して開放している。前記担
持部材８６は、くぼみ８７を形成する担持部材８６の壁
が前記通路から突出し、前記担持部材８６のくぼみ８７
へ近接できるようにする解放位置（第４図）から前記く
ぼみ８７を形成する担持部材８６の壁が前ン通路を形成
する手段の内側に入ることによって円筒形の突起３９が
前記くぼみ８７に保持される各種の係合位置（第５図か
ら第９図）まで前記通路内で軸線方向に運動するよう取
り付けられている。前記担持部材８６の係合位置は、組
織をその間で位置させる種々の隔置位置においてホッチ
キス多１保持組立体１３およびアンビル組立体１５を位
置づける種々の開放位置と、ホッチキス針保持組立体１
３およびアンビル組立体１５とを所定の隔置位置におい
て位置づける準備位置と、ホッチキス針保持組立体１３
とアンビル組立体１５とをそれらの閉鎖位置で位置づけ
る最終位置とを含む。担持部材８６をその解放位置と係
合位置とにおいて位置づける手動の手段は、軸心と、ぞ
の軸心に沿った周囲のねじ９０とを有するアンカ部材８
９を含む。前記アンカ部材８９は、前記くぼみ８７と対
向する担持部材８６の端部において担持部材８６と軸線
り向に整合した軌道に沿って軸線方向に自由摺動運動す
るようフレーム６０に取り付けられている。前記担持部
材８６とアンカ部材８９との間で係合する相対運動を制
限する手段は、くぼみ８７と対向する担持部材８６の端
部とねじ係合した、ねじ付き端　３３一 部９３と、担持部材８６を貫通した中央孔９５の小径部
分で摺動可能の中央胴部９４と、前記孔９５の大径部分
で長手方向に運動可能の細長い、スロット付きの頭部９
７とを有するねじ９２（第３図）により提供され、ｎｒ
ｉ記担持部材８６とアンカ部材８９とが相互に当接する
ときねじの頭９７と孔９５の小径部分との間の距離によ
り画成される、担持部材８６の準備位置と最終位置との
間の距離に概ね等しい距離だけ担持部材９６とアンカ部
材８９との間の相対的な軸線方向運動を制限する。

フレーム６０の対応した形状の開口において摺動可能の
アンカ部材８９の、平坦な両方の側部９９の形態の手段
がフレーム６０に対するアンカ部材８９の回転を６１止
するよう設けられている。軸心と、アンカ部材８９のね
じ９０と係合した内側ねじ１０３により前記軸心の周り
で部分的に形成された貫通孔とを有する調整ノブ１０２
が、その間に円筒形の担持面１０５と、フレーム６０に
固定され調整ノブ１０２の周りの溝へ突出したビン１０
６とを含む手段により、フレーム６０に対して調整ノブ
１０２が軸線方向運動することなく、その軸心の周りで
手動で回転するようフレーム６０に取り付番プられてい
る。前記調整ノブ１０２は、前記の運動制限手段即ちね
じ９２が準備位置と最終位置との間で担持部材８６を運
動させる第１の位置から、第２の位置まで運動させるこ
とにより担持部材８６をその開放位置と解放位置とへ運
動させるよう手動で回転可能であり、フレーム６０に取
り付けられている手動の加圧手段は、前記アンカ部材８
９が第１の位置にあると担持部材８６を準備位置で係合
し、かつ準備位置から最終位置まで担持部材８６を運動
させホッチキス針保持組立体１３とアンビル組立体１５
とをそれらの閉鎖位置まで運動させる。

アンカ部材８９が第１の位置にあるとき担持部材８６を
準備位置で係合し、かつ担持部材８６を準備位置から最
終位置まで運動させホッチキス針保持組立体１３とアン
ビル組立体１５とをそれらの閉鎖位置まで運動させるよ
うにし、フレーム６０に取り付けられた手動の加圧手段
は、フレーム６０上の下面１１０に沿って転ぶようにさ
れたホイル１０９を外端で回転可能に取り付けている担
持部材８６上の一対の対向した外方突出のボス１０８と
、作動レバー８２と、作動レバー８２がその周りで枢動
するピン７７から隔置した作動レバー８２のピン１１３
に第１の端部を枢着させ、かつ２つの端部分１１５がボ
ス１０８と係合するようにさせた二叉ヨーク１１２と、
前記ボス１０８から隔置した非ホッチキス接合位置（第
４図から第７図）と、前記ボス１０８と整合し、作動レ
バー８２が通常位置から作動位置まで運動すると準備位
置（第８図）から最終位置（第９図）まで担持部材８６
を運動させるホッチキス接合位＠（第８図と第９図）の
間で手動で運動しうる第２の端部分１１５を案内する手
段とを含む。前記の案内手段は、フレーム６０の溝１２
１に摺動可能に取り付けられ、ヨーク１１２の端部分１
１５の内側に沿って長手方向スロット１２３に摺動可能
に係合した、２本の外方突出ピン１２２（第３図）を有
する手動のスライド１２０を含み、該スライド１２０を
手動で運動させることにより前述のホッチキス接合位置
と非接合位置との間で案内する手段を運動させる。ロッ
ド１１６と、該ロッド１１６の第１の端部分を軸線に摺
動するよう受け入れるヨーク１１２のチャンネル１１７
であって、前記ロッド１１６のばね１１８とは反対側の
端部をスライド１２０の隣接面に対して押圧させて前記
ロッドをブーヤンネル１１７から弾圧するばね１１８を
収容したチャンネル１１７の形態でスライド１２０を非
接合位置まで弾圧する手段が設けられている。また、第
２の端部材１５の接合位置への運動は外方にばね弾圧さ
れた停止プランジャ１２６により促進される。前記停止
プランジャ１２６はその通常の外方位置において作動レ
バー８２の通常位置を規定するが、端部分１１５がボス
１０８上へ運動している間レバー８２がその通常位置を
通過できるよう内方に押圧することができる。

前記作動組立体１１は、担持部材８６がその係合位置か
ら、ボス１０８に含まれるホイル１０９（第５図）と係
合するようにされたトグル部材７１の第２の端部のカム
面１２４により提供される解放位置まで運動する間その
係合位置から解放位置までトグル部材７０と７１とを運
動させる手段をさらに含む。前記の係合により、調整ノ
ブ１０２の回転により担持部材８６がその解放位置まで
運動するにつれてピストン６６に担持部材８６が当接す
るとピストン６６をその解放位置まで運動させるようト
グル部材７０と７１とが必ず解放位置にあるようにする
。

作動組立体１１は、作動中の問題でありうる担持部材８
６と調整ノブ１０２とのそれらの解放位置への偶発的な
運動を抑制するよう調整ノブ１０２を作動させることに
より担持部材８６がその係合位置から解放位置まで運動
するのを阻止するための手動で解放可能の手段をさらに
含む。これらの手段は、カムが安全用１３０と接する通
常位置の間でアンカ部材８９に対して横方向に運動する
ようフレーム６０に取り付けられた安全用１３０と、前
記安全用の運動方向に対して直角の方向に運動するよう
フレーム４０に取り付けられた安全ピン１３２とを含み
、前記アンカ部材８９が担持部材８６をその最後の係合
位置から解放位置まで押し出す位置と概ね同じ位置で安
全ピンをその端部をアンカ部材８９の通路に位置させた
閉塞位置に安全ピン１３２を位置さゼ、通常位置と閉塞
位置とに対して安全用１３０と安全ピン１３２とは安全
ピン１３２の周りのばね１３４により弾圧される。安全
用１３０と安全ピン１３２とのカム面は、調整ノブ１０
２を作動させることにより安全用１３０が手で押し下げ
られアンカ部材８９を解放位置まで運動させると、安全
ピン１３２をその閉塞位置から、アンカ部材８９用の通
路から後退した解放位置まで運動させる。

金属製の二部弁からなる密閉体１３６（第１図、第３図
および第１０図）は通常作動組立体１１の機構を囲み、
フレーム６０の開口１３８を通過するつまみねじ１３７
により適所に保持され、調整ノブ１０２と作動レバー８
２の近傍で作動組立体１１用の円筒形のハンドル１３９
を提供する。

（作動） ホッチキス１０を使用するには（作動組立体１１のピス
トン６６と担持部材８６とが最初はそれらの解放位置に
あり、スライド１２０が第４図に示す非接合位置にある
ものと想定する）、使用者はまず、強化組立体２８から
のカラー３４と、ホッチキス小組立体１２からの突起３
９とをピストン６６の受入れ部６７と、担持部材８６の
くぼみ８７にそれぞれ係合させてホッチキス小組立体１
２を作動組立体１１に取り付ける。次いで使用者はノブ
１０２を回転させて、ねじ係合によりアンカ部材８９を
運動させることにより、その間のねじ９２により担持部
材８６をフレーム６０内の担持部材８６の係合位置まで
運動させ（第５図から第９図）その係合位置において突
起３９はくぼみ８７に保持されている。担持部材８６の
前記の運動により、ばね６８の作用を受【ノてピストン
６６をフレーム６０内のその係合位置まで運動させ、該
係合位置においてカラー３４は受入れ部６７に保持され
ている。また前記の運動により、スパインＳ造林２４の
切頭円錐形部材２５の端面５９をフレームの環状の当接
部分６１に対して位置させ、フレーム６０の１６２が切
頭円錐形部材２５の歯６３と係合して作ｖＪ組立体１１
とホッチキス小組立体１２との間の回転関係を設定する
。そうすればホッチキスは使用できる状態となる。使用
者はスパイン構造体２４を可撓性としうるし、一方便用
者が実行している特定の仕事あるいは手術に対してヘッ
ド組立体と作動組立体１１との聞で希望する方向を設定
でき、かつ希望に応じて作動レバー８２をその外側の通
常位置からその内方の作動位＠（第６図）まで運動させ
ることによりスパイン構造体２４を剛性にもしつる。面
８３において解放部材７６と接触することを介して作動
レバー８２を運動させることにより解放部材７６をその
解放位置から係合位置まで枢動させ、そのため取付け７
８を介してトグル部材７０と７１とをそれらの解放位置
から係合位置まで運動させピストン６６を運動させるこ
とにより強化組立体２８にテンションを加え、ホッチキ
ス針保持組立体１３の基部剤２７とフレーム６０との間
でスパインセグ−４１＝ メント２０を圧縮させて、スパイン構造体２４を剛性に
する。次いで使用者が再びスパイン構造体２４を可撓性
としたい場合、解放部材７６をその解放位置（第５図）
まで押せばよく、該解放位置まで解放部材は作動レバー
８２とは独立して運動することによって、取付けリンク
７８を介してトグル部材７０と７１とはそれらの解放位
置まで運動し、強化組立体２８からテンションが除去さ
れる。使用者はまたノブ１０２を回転させて、その間で
接合すべき組織を位置さゼやすくするために種々の開放
位置に沿って担持部材８６を運動させて、ホッチキス針
保持組立体１３の端面とアンヒル組立体１５との間の間
隔を調整できる。組織が正しく位置されると、使用者は
ノブ１０２を回転させてアンカ部材８９をその第１の位
置（第７図から第９図）まで完全に運動させ、そのため
アンカ部材８９と担持部材８６との間の相対運動を制限
するねじ９２によって、担持部材８６をその準備位置に
位置させ、そのためホッチキス針保持組立体１３とアン
ヒル組立体１５とを所定の隔＠位置に位置させる。次い
で使用者は、スライド１２０を非接合位置（第４図から
第７図）から接合位置（第７図から第９図）まで運動さ
せることにより組織にホッチキス剣を周外することがで
き、ロッド１１６を介してヨーク１１２の端部分１１５
をボス１０８の近傍に方向づける。続いて、使用者は作
動レバー８２をフレーム６０に向かって、通常位置から
作動位置（第９図）まで運動させることによりヨーク１
１２はボス１０８を駆動して担持部材８６をその最終位
置まで運動させ、そのためケーブル組立体３６を介して
ホッチキス針保持組立体１３とアンビル組立体１５とを
それらの閉鎖位置に向かって運動さゼ、その間の組織内
でホッチキス針１４を閉じる。そのとき、基部材２７の
リップ５６がくぼみ６４へ入るにつれて可聴音を発生さ
せ、使用者に対してホッチキス１１接合が完了した旨信
号を出す。次いで使用者は作動レバーをその通常位置ま
で戻し、スライド１２０を非接合位ｄまで戻し、かつノ
ブ１０２を回転させて担持部材８６を開放位置まで運動
させることによりアンビル組立体１５をホッチキス針保
持組立体１３からＩｌ！することにより、ヘッド組立体
１７は接合された組織から外すことができる。ノブ１０
２をさらに回転させることによりホッチキス小組立体１
２を作動組立体１１から外し担持部材８６をその解放位
置（第４図）まで運動さぜることができ、これは安全釦
１３０を押し下げることを要し、その結果ボス１０８が
、トグル部材７０゜７１が係合位置にあるとすればトグ
ル部材のカム面１２４と接触し、トグル部材を解放位置
まで運動させ、かつ担持部材８６がピストン６６と当接
し、ビス１〜ンをばね６８の弾圧力に対抗して担持部材
８６との解放位置まで運動させる。次いで、使用ずみの
ホッチキス小組立体１２を取り外せばよい。

本発明を一実施例を参照して説明してきた。しかしなが
ら、当該技術分野の専門家には本発明の範囲から逸脱す
ることなく、説明した実施例において多数の変更が可能
なことが明らかである。このように、本発明の範囲は本
特願に記載の構造体に限定されるべきでなく、特許請求
の範囲の言顛で記述の構造体とそれらの均等物とによっ
てのみ限定されるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるホッチキスの側面図、第２図は第
１図に示すホッチキスに含まれるホッチキス小組立体の
拡大し破断した断側面図、第３図は第１図に示すホッチ
キスに含まれる作動組立体の拡大した断側面図、 第４図から第９図までは、ホッチキスの使用中の諸部材
の相対位置を示すべく密閉体を外して示す第１図のホッ
チキスの側面図、 第１０図は第１図の線１０、０に：［ね沿って視た拡大
断面図で細部を示すため一部破断した断面図、および 第１１図は第２図に対して直角に視た、第１図に示すボ
ッチ」ニスに含まれるヘッド組立体の部分断面図である
。 図において １０・・・ホッチキス　　１１・・・作動組立体１２・
・・ホッチキス小組立体 １３・・・ホッチキス針小組立体 １４・・・ホッチキス針 １５・・・アンビル　　　１６・・・形成面１７・・・
ヘッド組立体 ２０・・・スパインセグメント ２１・・・凹形端面　　　２２・・・凸形端面２３・・
・開口　　　　　２４・・・スパイン構造体２５・・・
切頭円錐形部材 ２６・・・第２の端部　　２８・・・強化組立体２９・
・・ワイヤスリーブ ３１．３２・・・端部取付具 ３４・・・カラー　　　　３６・・・ケーブル組立体３
９・・・突起 ６０・・・フレーム　　　６６・・・ピストン７０．７
１・・・トグル部材 ７６・・・解放部材　　　７７・・・枢軸７８・・・作
動リンク　　８２・・・作動レバー８６・・・担持部材
　　　８９・・・アンカ部材９０・・・ねじ　　　　　
９２・・・運動制限手段１０２・・・調整ノブ　　１０
８・・・ボス１１２・・・ヨーク　　　１１５・・・端
部。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のホッチキス針（１４）を所定のパターンで
   保持するホッチキス針保持部材（１３）と、前記のホッ
   チキス針保持部材（１３）に保持されたホッチキス針（
   １４）と係合し該針（１４）を折り曲げて閉じるように
   した形成面（１６）を有するアンビル部材（１５）と、 前記ホッチキス針保持部材（１３）と前記アンビル部材
   （１５）とを、それら部材（１３、１５）の間で接合す
   べき組織を位置づけやすくする少なくとも１つの隔置位
   置から閉鎖位置に向かって相対運動させるよう取り付け
   前記組織を通してホッチキス針（１４）を打ち込み該組
   織を通して打ち込まれたホッチキス針（１４）を折り曲
   げ閉じる手段と、 それぞれ凹形の端面（２１）と、反対側の凸形端面（２
   ２）と、前記端面（２１、２２）の間の貫通孔（２３）
   とを有する複数の剛性のスパインセグメント（２０）で
   あって、前記孔（２３）を整合させ、隣接するスパイン
   セグメントの前記凹形面（２１）と凸形面（２２）とを
   係合させて端と端を合わせて配置され、第１の端部（２
   ５）から前記部材（１３、１５）一方と当接する第２の
   端部（２６）まで延びているスパイン構造体（２４）を
   形成しているスパインセグメントと、貫通通路を有し、
   前記スパイン構造体（２４）のスパインセグメント（２
   ０）の整合した孔（２３）を貫通して延び、第２の端部
   （３１）が前記スパイン構造体（２４）の当接する部材
   （１３、１５）に取り付けられ、第１の端部（３８）が
   前記スパイン構造体（２４）の第１の端部と隣接し、か
   つ前記スパイン構造体（２４）に対してテンションがか
   けられて前記スパイン構造体（２４）の前記スパインセ
   グメント（２０）を圧縮して前記スパイン構造体（２４
   ）を剛性とする可撓性の強化組立体（２８）および 前記強化組立体（２８）の通路を貫通して延び、第２の
   端部が前記スパイン構造体（２４）が当接しない部材（
   １３、１５）に取り付けられ、第１の端部（３９）が前
   記スパイン構造体（２４）の第１の端部（２５）に隣接
   し前記スパイン構造体（２４）に対して引張られ前記部
   材（１３、１５）を前記閉鎖位置まで運動させるように
   されている可撓性のケーブル組立体（３６）とを含む ホッチキス小組立体。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載の小組立体において
   、前記の強化組立体（２８）が織製ワイヤのチューブ状
   スリーブ（２９）と該スリーブ（２９）内の隔置された
   剛性のチューブ状支持部材（３０）とを含むホッチキス
   小組立体。
3. （３）所定パターンで複数のホッチキス針を保持するよ
   うにされたホッチキス針保持部材（１２）と、前記ホッ
   チキス針保持部材（１３）に保持されたホッチキス針（
   １４）と係合して、該針を折り曲げて閉じるようにされ
   た形成面（１６）を有するアンビル部材（１５）と、 前記ホッチキス針保持部材（１３）と前記アンビル部材
   （１５）とをそれら部材の間で接合すべき組織を位置づ
   けやすくする少なくとも１つの隔置位置から閉鎖位置ま
   で相対運動し、組織を通してホッチキス針（１４）を打
   ち込み、組織を通して打ち込まれたホッチキス針（１４
   ）を折り曲げ閉鎖するよう前記部材を取り付ける手段と
   、複数の剛性のスパインセグメント（２０）であって、
   それぞれのスパインセグメント（２０）が凹形の端面（
   ２１）と、反対側の凸形の端面（２２）と、前記端面（
   ２１、２２）の間の貫通孔（２３）とを有し、前記スパ
   インセグメント（２０）が前記孔（２３）を整合させ、
   かつ隣接するスパインセグメント（２０）の前記凹形面
   と凸形面とを係合させて、端と端を合わせて配置され、
   第１の端部（２５）から前記部材（１３、１５）の一方
   と当接する第２の端部（２６）まで延びるスパイン構造
   体（２４）を形成するスパインセグメントと、 貫通した通路を有し、かつ前記スパイン構造体（２４）
   のスパインセグメント（２０）の整合した孔（２３）を
   貫通して延びており、第２の端部（３１）が前記スパイ
   ン構造体（２４）と当接する部材（１３、１５）に取り
   付けられ、かつ第１の端部（３８）が前記スパイン構造
   体（２４）の第１の端部に隣接している可撓性の強化組
   立体（２８）と、 前記強化組立体（２８）の通路を貫通して延び、第２の
   端部が、前記スパイン構造体（２４）と当接しない部材
   （１３、１５）に取り付けられ、第１の端部（３９）が
   前記スパイン構造体（２４）の第１の端部（２５）に隣
   接している可撓性のケーブル組立体（３６）と、 前記スパイン構造体（２４）の第１の端部（２５）と当
   接したフレーム（６０）と、 前記強化組立体（２８）の第１の端部と係合し、かつ前
   記作動組立体に対する希望方向に前記スパインセグメン
   ト（２０）と、したがって前記アンビル部材（１５）並
   びにホッチキス針保持部材（１２）とを方向づけるよう
   前記スパイン構造体（２４）を撓ませるに十分なたるみ
   が前記強化組立体（２８）において提供される解放位置
   から、前記フレーム（６０）に対する前記強化組立体の
   第１の端部（３８）にテンションが加えられ前記スパイ
   ン構造体（２４）の第２の端部（２６）と当接する部材
   （１３、１５）と前記フレーム（６０）との間で前記ス
   パインセグメント（２０）を圧縮して前記スパイン構造
   体（２４）を剛性にする係合位置まで運動するよう前記
   フレーム（６０）に取り付けられた手動のテンション付
   与手段と、および 前記ケーブル組立体（３６）の第１の端部（３９）と係
   合し、かつ前記部材（１３、１５）をそれらの隔置位置
   に位置させる開放位置から前記部材（１３、１５）をそ
   れらの閉鎖位置まで運動させる閉鎖位置まで運動するよ
   う前記フレーム（６０）に取り付けられた前記手動の部
   材を作動させる手段とを含む ホッチキス。
4. （４）特許請求の範囲第３項に記載のホッチキスにおい
   て、前記の強化組立体（２８）が織製ワイヤのチューブ
   状スリーブ（２９）と、該スリーブ（２９）内の隔置し
   剛性のチューブ状支持部材（３０）とを含むホッチキス
   。
5. （５）特許請求の範囲第３項に記載のホッチキスにおい
   て、前記の強化組立体（２８）の第１の端部（３４）と
   係合する前記の手動のテンション付与手段は前記強化組
   立体（２８）と係合し、軸心を有するピストン（６６）
   を含み、前記フレーム（６０）はソケット内で軸線方向
   に運動するよう前記ピストン（６６）を受入れるソケッ
   トを有しし、かつ少なくとも一対のトグル部材（７０、
   ７１）を含み、該トグル部材は第１の端部が中心軸にお
   いて枢着され、反対側の第２の端部は前記トグル部材の
   一方（７０）の第２の端部が前記フレーム（６０）に枢
   着され、他方のトグル部材（７１）の第２の端部が前記
   ピストン（６６）に枢着されており、前記トグル部材（
   ７０）は、その枢着した第１と第２の端部が整合状態か
   ら外れる種種の解放位置の間と、前記トグル部材（７０
   ）の枢着した第１と第２の端部が全体的に整合して前記
   ピストン（６６）を前記強化組立体（２８）にテンショ
   ンが加えられるテンション位置まで押圧する係合位置ま
   で運動するよう取り付けられており、かつ枢軸（７７）
   の周りで枢動するよう前記フレーム（６０）に取り付け
   られた解放部材（７６）と、作動リンク（７８）とを含
   み、前記作動リンクの第１の端部は前記中心軸において
   前記トグル部材（７０、７１）に枢着され、第２の端部
   は前記枢軸（７７）から隔置した位置において前記解放
   部材（７６）に枢着されており、前記解放部材（７６）
   は、前記トグル部材（７０、７１）をその係合位置に位
   置させている係合位置と、前記解放部材（７６）が解放
   位置において前記トグル部材（７０、７１）と共に手動
   で押し出しうる解放位置の間で運動するよう前記フレー
   ム（６０）に取り付けられており、さらに通常位置と作
   動位置との間で枢動するよう前記フレーム（６０）に取
   り付けた手動の作動レバー（８２）と、前記作動レバー
   （８２）と前記解放部材（７６）との間で係合するよう
   にされ、前記解放部材を前記作動レバー（８２）が前記
   の通常位置から前記の作動位置まで運動すると運動させ
   て、前記作動部材（８２）が前記作動位置から前記通常
   位置まで運動すると前記解放部材（７６）を前記係合位
   置に保持し、かつ前記作動レバー（８２）が前記通常位
   置にあると前記係合位置と解放位置との間で前記解放部
   材（７６）を自由に運動させる手段とを含むホッチキス
   。
6. （６）特許請求の範囲第５項に記載のホッチキスにおい
   て、前記手動の部材（１３、１５）を作動させる手段は
   、軸心を有し、かつ前記スパイン構造体（２４）と当接
   するようにされた前記フレーム（６０）の部分を通して
   開放し担持部材（８６）を受け入れるようにされた通路
   を形成する、前記ピストン（６６）を含む手段を有し、
   前記ケーブル組立体（３６）の第１の端部と係合する担
   持部材（８６）を含み、前記担持部材（８６）は前記組
   織をその間で位置させる各種の隔置位置、即ち前記ホッ
   チキス針保持部材とアンビル部材（１３、１５）とを所
   定の隔置位置で位置させる準備位置と前記閉鎖位置に、
   前記部材（１３、１５）を位置させる最終位置とに前記
   部材を位置づける複数の位置まで前記通路内で軸線方向
   に運動するよう取り付けられており、前記担持部材（８
   ６）を前記の開放した準備位置と最終位置とにおいて位
   置づける手段であって、軸心とその軸心の周りにねじを
   切っているアンカ部材（８９）を含む手動の手段をさら
   に含み、前記担持部材は前記ケーブル組立体（３６）と
   は反対の前記担持部材（８６）の端部において前記担持
   部材（８６）と軸線方向に整合した軌道に沿って軸線方
   向運動するよう前記フレーム（６０）に取り付けられて
   おり、前記担持部材（８６）と前記アンカ部材（８９）
   と係合し、前記担持部材（８６）の前記の準備位置と最
   終位置との間の距離と概ね等しい距離にわたって前記担
   持部材（８６）と前記アンカ部材（８９）との間の相対
   軸線方向運動を制限する相対運動制限手段（９２）をさ
   らに含み、かつ前記フレーム（６０）に対する前記アン
   カ部材（８９）の回転運動を阻止する手段と、軸心を有
   し、その軸心の周りの孔が前記アンカ部材（８９）のね
   じ（９０）と係合する内側ねじ（１１３）により画成さ
   れている調整ノブ（１０２）と、前記軸心の周りで回転
   するようにするが、一方前記フレーム（６０）に対する
   前記調整ノブ（１１２）の軸線方向運動を阻止するよう
   前記フレーム（６０）に前記調整ノブ（１０２）を取り
   付ける手段とを含み、前記調整ノブ（１０２）は、前記
   担持部材（８６）を前記準備位置と最終位置との間で前
   記相対運動制限手段が運動させる第１の位置から前記担
   持部材（８６）を開放位置まで運動させる第２の位置ま
   で前記アンカ部材（８９）を運動させるべく手動で回転
   可能であり、さらに前記アンカ部材（８９）が前記第１
   の位置にあると前記準備位置において前記担持部材 i８６）と係合し、かつ前記担持部材（８６）を前記準
   備位置から前記最終位置まで運動させて前記部材（１３
   、１５）を前記閉鎖位置まで運動させるよう前記フレー
   ム（６０）に取り付けられた手動の加圧手段であって、
   前記担持部材（８６）における一対の反対方向外方に突
   出したボス（１０８）と、前記作動レバー（８２）と、
   第１の端部分が前記枢軸から隔置した軸心の周りで前記
   作動レバー（８２）に枢着され、第２の端部分（１１５
   ）が前記ボス（１０８）と係合するようにされたヨーク
   （１１２）と、前記ボス（１０８）から隔置した非接合
   位置と前記ボス（１０８）と整合した接合位置との間で
   手動で運動可能の第２の端部分（１１５）を案内し、前
   記作動レバー（８２）が前記の通常位置から作動位置ま
   で運動すると前記担持部材を前記の準備位置から前記最
   終位置まで運動させる手段とを含む手動の加圧手段を含
   むホッチキス。
7. （７）特許請求の範囲第３項に記載のホッチキスにおい
   て、前記部材（１３、１５）が、それらが閉鎖位置まで
   運動すると可聴信号を発生させる手段を含むホッチキス
   。