JPS63305535A - 集積回路パッケージ - Google Patents

集積回路パッケージ

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JPS63305535A
JPS63305535A JP14117987A JP14117987A JPS63305535A JP S63305535 A JPS63305535 A JP S63305535A JP 14117987 A JP14117987 A JP 14117987A JP 14117987 A JP14117987 A JP 14117987A JP S63305535 A JPS63305535 A JP S63305535A
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JP
Japan
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glass
signal
wiring pattern
superconductor
integrated circuit
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JP14117987A
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English (en)
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Tomoji Goto
後藤 智司
Akira Otsuka
昭 大塚
Shuji Yatsu
矢津 修示
Tetsuji Jodai
哲司 上代
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は10GHz以上の信号を取り扱うマイクロ波通
信用等の集積回路パッケージに関するものである。
従来の技術 近年、通信のディジタル化及び大容量化が進んできてお
り、衛星通信等のマイクロ波通信の重要性も増してきて
いる。
マイクロ波等の高周波信号を処理する集積回路のパッケ
ージにおいては、集積回路の高機能化により回路規模が
増大しつつある。一方、パッケージ大型化のために、信
号線長さは増大し、それによる損失の増加が問題となっ
ている。
上記した問題を解決するために、配線パターンを超伝導
物質で形成するという試みがなされているが、基板表面
粗さの影響で思うように損失が下がらないという問題が
あった。  − 発明が解決しようとする問題点 高周波における信号線路における損失は大きく分けて導
体損失と誘電体損失の2つである。
導体損失は信号線導体の電気伝導度が有限であるために
起る損失で、その他に基板粗さの影響を受ける。
全体の損失は通常の多層アルミナ技術を用いて0.1m
mの線幅で信号線を形成した場合10GHzで約1.6
87cmである。これを超伝導体を用いることにより約
0.008dB / cmまで下がることが期待されて
いるが、実際には表面粗さの影響により0.08dB/
cm程度までしか下がっていない。
従って、本発明の目的は上記した問題を解決し、損失が
十分小さい集積回路パッケージを提供することにある。
問題点を解決するた必の手段 本発明に従うと、信号線配線パターンに超伝導物質を用
いた集積回路パッケージにおいて、該信号線配線パター
ンが、軟化点が超伝導物質の焼成一温度より高い温度を
持つガラスの上に形成されていることを特徴とする集積
回路パッケージが提供される。上記信号線配線パターン
が形成されているガラスの厚さは、1μm乃至10μm
であることが好ましく、また、超伝導物質としては、例
えば、Y −Ba−Cu−○系の物質を用いることがで
きる。
作用 高周波信号の中心導体と接地導体の間の電磁界の分布は
TEM波で考えると第2図のようになる。
信号が高周波になる程電磁界は導体内部に侵入しにくく
なり、見かけ上の電気抵抗は増す。この原因は導体が有
限の電気伝導度しか持たないためである。即ち、周波数
が高いほど、導体の見かけ上の厚みは薄くなり、抵抗値
は上昇する。
一方、超伝導体は、見かけ上の厚みが薄くても抵抗はO
であるが、電気伝導度が■であるという理由と、磁束が
超電導体表面から極僅かの距離(Londonの侵入距
離)のみ侵入するだけで内部には存在しないという理由
から基板と超電導体の接している面である基板表面の状
態の影響を大きく受ける。特に、基板表面が粗い場合、
その上に形成された超電導体の表面も粗くなり、超電導
体内に浸入する磁束の密度が局所的に高くなり、悪影響
を与える。
一般に、集積回路パッケージ用基板としては、焼結等で
作製したAl2O3が使用されるが、該Al2O3基板
は、焼結体であるためにポーラスであり、表面が粗い。
他のプロセスによればポーラスでないAl2O3を得る
ことは可能ではあるが、コストが大幅に上昇する。また
、A1□03に代わる別のポーラスでない材料を基板と
して用いる場合も同様である。従って、従来の超電導体
で配線パターンを形成した集積回路パッケージは、上記
の問題から免れなかった。
本発明に従うと、超電導体の信号線配線パターンを平滑
なガラス上に形成したため、基板表面の粗さの影響を受
けることはない。膜厚を1〜10μmと規定したのは1
μm未満であれば平滑化の効果がないこと、10μmを
超えると誘電特性に悪影響を与えるからである。
また、一般に酸化物超伝導体は、焼成等の熱処理により
形成されるため、本発明で用いるガラスは配線パターン
に使用する酸化物超電導体の熱処理温度より、軟化点が
高い必要がある。例えば、Y−Ba−Cu−0系の酸化
物超電導体は、900℃〜950℃の大気中で焼成する
ため、軟化点が950℃以上のガラスを用いる必要があ
る。
さらに、通常厚膜抵抗及び厚膜コンデンサは、850℃
程度の大気中で焼成し、作製するので配線パターンを形
成した後、抵抗およびコンデンサをその上に作製するこ
とが可能である。
実施例 以下に本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、
以下は単なる実施例であり、本発明の技術的範囲は以下
の実施例によって制限されないことはもちろんである。
本発明の効果を確認するために第1図のようなリードレ
スチップキャリア(LCC)  を作成した。
キャビティ寸法は2mm角の正方形とし、外形を22m
m角の正方形とした。信号線の長さを10+++mにし
、キャビティ付近では0.5n++nピツチ、外形付近
では5mmピッチとした。
工程としては厚み0.1++onのAl2O3を焼成し
、その上に信号線と同じバクーンで軟化点960℃のガ
ラスペーストをスクリーン印刷し、焼成した。
その上に超伝導物質Y−Ba−Cu−0をスクリーン印
刷し焼成し、キャビティ付近の信号線間に酸化ルテニウ
ム抵抗体を印刷焼成した。この抵抗の電極の一端は信号
線と接続し、もう一端はスルーホールにより表面の接地
導体と接続した。また1組の信号線だけキャビティ付近
で線幅0.1+nmのガラス上超伝導体で接続した。
このパッケージにおいて終端抵抗のついているもので反
射を、接続された1組で損失を測定した。
また、ガラスのないものも比較のために作成した。
結果を第1表に示す。
本発明のガラス上に形成された超電導体の配線パターン
を持つ集積回路パッケージは、Al2O3基板上に直接
配線パターンを形成した従来の集積回路パッケージと比
較して、反射はほとんど変わらないが、損失は最高17
5以下になる。
以上により、本発明の主要な特徴であるガラス上に配線
パターンを形成することによって低損失化がはかれるこ
とが確S忍された。
発明の詳細 な説明したように本発明の集積回路パッケージは、超電
導体を単に使用しただけでなく、超電導体の特性を十分
に活用している。これは、本発明の特徴であるガラスの
上に形成された超電導体配線パターンによって実現され
ている。
本発明は、大型の集積回路例えばマイクロ波集積回路用
低損失パッケージとして有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、本発明の集積回路パッケージの上面図であ
り、 第1図すは、第1図aのB−Bにおける断面図であり、 第1図Cは、第1図aのA−Aにおける断面図であり、 第2図は、高周波信号の中心導体と接地導体の間の電界
および磁界の分布を表す概念図である。 (主な参照番号) ■・・超伝導体、      2・・キャピテイ、3・
・Al2O3、4・・ガラス、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)信号線配線パターンに超伝導物質を用いた集積回
    路パッケージにおいて、該信号線配線パターンが、軟化
    点が超伝導物質の焼成温度より高い温度を持つガラスの
    上に形成されていることを特徴とする集積回路パッケー
    ジ。
  2. (2)上記信号線配線パターンが形成されているガラス
    の厚さが、1μm乃至10μmであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の集積回路パッケージ。
  3. (3)超伝導物質としてY−Ba−Cu−O系の物質を
    用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項に記載の集積回路パッケージ。
JP14117987A 1987-06-05 1987-06-05 集積回路パッケージ Expired - Lifetime JPH0734456B2 (ja)

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JPS63305535A true JPS63305535A (ja) 1988-12-13
JPH0734456B2 JPH0734456B2 (ja) 1995-04-12

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