JPS63305402A - プラント監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラント制御装置に関し、特に、ＲＡＭなど
の記憶装置に書かれた「イフ・・・・・・ゼン・・・・
・・（ｉｆ・・・ｔｈｅｎ・・・）」型のルール群・階
層構造化されたプラント状態量の初期値データやプラン
トの構造データなどをもとにＲＯＭなどの記憶装置に収
納された推論処理プログラムを実行することにより、問
題解決の推論を行い、手続処理やヒユーリスティックを
もとにした制御動作を行う機能を備えたプラント監視制
御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は例えば特開昭５９−１６３６０５に示された従
来の設備群制御方式のシステム構成図であり、図におい
て、１は制御の対象となるプロセス、２は計算機などに
より構成される推論実行機構、３はルール群やデータを
納めたファイル、４はＣＲＴなどの表示装置、５はキー
ボードなどの人力装置、６は推論処理実行プログラムを
おさめたファイルである。ここで、計算機などにより構
成される推論実行機構２内において、７は推論処理演算
装置であり、８は推論実行に適した形式に変換されたル
ール群やデータを収納するための記憶装置である。

次に動作について説明する。まず推論実行機構２は、キ
ーボード等の入力装置５からの指令入力に従って推論処
理演算装置７に推論処理実行プログラムを納めたファイ
ル８の推論処理実行プログラム読み込み、またはルール
群データのファイル３のファイル内に納められた第３図
にしめすようなｒｉｆ・・・ｔｈｅｎ　」形式のルール
群及び初期値データを推論処理に適したアドレスや内部
コードなどの形に変換して推論実行機構２内の記憶装置
１に収納した後、推論処理を開始する。

推論処理開始後、推論実行機構２はプロセス１のデータ
を「ｉｆ・・・ｔｈｅｎ・・・」形式のルール群にあて
はめて推論処理を実行し、プロセスの操作量もしくは操
作手順を決定し、プロセス１に対して操作量指令信号を
お（る。また、推論結果やプロセスデータは、ＣＲＴな
どの表示装置４に表示する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の設備群制御方式に基くプラント監視制御装置は以
上のように構成されているので、ルール実行型推論装置
において、可読性を良くするためには自然言語にそった
形でルール群やデータを記述する必要があった、そのた
め、推論処理の高速化の手段としてファイルに納められ
たルール群や初期値データを推論処理に適したアドレス
や内部コードなどの形に変換して処理を行う必要がある
。

よって、従来のルール実行型推論機構を備えた装置にお
いては、その変換処理を推論処理装置内部で行っていた
ため、推論処理実行プログラムの容量が太き（なる等の
問題点があった。

また、ルール群や初期値データを収納するためのファイ
ルを必要とするため、装置の小型化が困難である等の問
題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、小型のルール実行型のプラント監視制御装置
を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るプラント監視制御装置は、推論処理実行
プログラムをＲＯＭなどの記憶装置内に、推論処理に適
したアドレスや内部コードなどの形で予め変換して収納
し、かつ推論のためのルール群および初期値データをＲ
ＡＭなどの記憶装置に収納しておくことにより、安価で
小型のルール実行型のプラント監視制御装置を実現した
ものである。

〔作用〕

この発明に係るルール実行型のプラント監視制御装置は
、推論処理実行プログラムをＲＯＭなどの記憶装置に、
推論処理に適したアドレスや内部コードなどの形に予め
変換しである推論のためのルール群および初期値データ
をＲＡＭなどの記憶装置に収納しておくことにより、ル
ール実行型のプラント監視制御を行う。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する０図中
、第２図と同一の部分は同一の符号をもって図示した第
１図において、１は制御対象のプロセス、８はマイクロ
プロセッサなどの演算装置、１０は推論処理実行プログ
ラムを収納したＲＯＭなどにより構成される（第１の）
記憶装置、１１は前もって推論処理に適したアドレスや
内部コードなどの形に変換されたｒｉｆ・・・ｔｈｅｎ
　」形式の制御ルール群及び初期値データを収納したＲ
ＯＭなどにより構成される（第２の）記憶装置、１２は
プロセスｌのプロセスデータを記憶装置１１に収納した
り、記憶袋Ｗｌｌに収納したルールの推論結果をプロセ
ス１に出力するための入出力装置である。

次に、動作について説明する。まず、はじめに、ＲＯＭ
などにより構成される（第１の）記憶装置１０には、あ
らかじめ推論処理実行プログラムが収納されており、Ｒ
ＡＭなどにより構成される（第２の）記憶装置１１には
推論処理に通したアドレスや内部コードなどの形に変換
されたｒｉｆ・・・ｔｈｅｎ　Ｊ形式のルール群及び初
期値データが収納されている。

そこで、この発明に係るプラント監視制御装置において
は、「ｉｆ・・・ｔｈｅｎ　Ｊ形式のルール群及び初期
値データをファイルなどの装置から入力し、変換する必
要がなく、装置の起動とともに推論が実行される。

すなわち、演算装置９は、記憶装置１０の推論処理実行
プログラムを実行し、入出力装置１２を通じて記憶装置
１１に入力されたプロセス１のデータを記憶装置１０に
収納されているルール群に当てはめ操作量や操作手順を
もとめる推論をおこなう。この推論結果は記憶装置１１
に収納され、入出力装置１２を通じてプロセス１に指令
信号として出力される。

また、ルール群及び初期値データを修正する場合には、
ミニコンピユータなどの計算機をもちいてルール群及び
初期値データを推論処理に適したアドレスや内部コード
などの形に変換し、記憶装置１１と同様なＲＡＭなどに
より構成される記憶装置１０に収納しておき、該記憶装
置１１と交換することを行う。

なお上記実施例において、１０は推論処理実行プログラ
ムを収納したＲＯＭなどにより構成される記憶装置、１
１は推論処理に適したアドレスや内部コードなどの形に
変換されたｒｉｆ・・・ｔｈｅｎ　Ｊ形式のルール群及
び初期値データを収納したＲＯＭなどにより構成される
記憶装置をそれぞれ別の専用ハードウェアを用いて構成
したが、１つのハードウェアから成る記憶装置を用いて
構成してもよい。

また、上記実施例では、ルール実行型のプラント監視制
御装置の単体で制御を行う場合について説明したが、Ｐ
ＩＤ制御装置などと併用したり、ＰＩＤＩＱ？ＩＩ装置
などのバックアップにもちいても上記実施例と同様の効
果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、推論処理プログラム
をＲＯＭなどの記憶装置内に推論処理に適したアドレス
や内部コードの形で予め変換しておかれた推論のための
ルール群及び初期値データをＲＡＭなどの記憶装置に収
納するようにしたので、安価で小型のルール実行型のプ
ラント監視制御装置を実現できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるプラント監視制御装
置のブロック図、第２図は従来の設備群制御方式のプラ
ント監視制御装置のブロック図、第３図は第２図の制御
ルールの説明図である。 図において、１はプロセス、９は演算装置、１０゜１１
は（第１及び第２の）記憶装置、１２は入出力装置であ
る。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第２　図 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）制御対象のプロセスからデータを取り込み予め格
   納されている推論処理実行プログラムに照して制御ルー
   ル群及び該取込みデータの推論を行い前記推論の結果を
   該プロセスに出力して監視制御を行うプラント監視制御
   装置において、前記プロセスとプラント監視装置との間
   でデータの入出力を行う入出力装置と、前記入出力装置
   を介して取込んだデータを推論処理に適したアドレス、
   内部コードの形に変換したイフ……ゼン……（ｉｆ…ｔ
   ｈｅｎ…）形式の制御ルール群及び初期データを収納す
   る第１の記憶装置と、前記第１の記憶装置のデータを推
   論する推論処理実行プログラムを収納した第２の記憶装
   置と、前記第１及び第２の記憶装置等を制御する演算処
   理装置とを備えたことを特徴とするプラント監視制御装
   置。
2. （２）前記第１の記憶装置をＲＡＭで構成し、前記第２
   の記憶装置をＲＯＭで構成したことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載のプラント監視制御装置。