JPS63303716A - 射出成形機の背圧制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電動Ｒ駆動による射出成形機の計量工程におけ
る背圧制御方法に関する。

〈従来技術〉 従来の電動ｍ駆動による射出成形機の背より検出し、電
動機の回転運動を直線運動に替えるためのボールネジや
歯車列等の駆動系を後退させる牽擦や慣性による後退力
を検出する方法或いは電動機の電流値を検出し、その値
が設定値と同一になるよう閉ループによりトルク制御す
る方法が採られていた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 従来の背圧制御方法はスクリュ前方に貯蓄された溶融樹
脂の反力に抗する力（背圧力）と前記牽擦や慣性による
後退力を一緒に制御していた。従って、電動機の電流の
みを検出して制御する方法は、背圧力の制御でなく、前
記後退力も一緒に交ったものであった。

また、樹脂センサによる背圧力の制御センサおよび検出
回路が複雑であり、高価であるばかりでなく、センサが
溶融樹脂に触れるため、センサ周辺に樹脂が滞留するの
で、多品種、小量生産の多い成形機において、樹脂替え
１色替えの効率が悪く、生産効率を著しく低下させた。

さらにロードセルや歪ゲージによる方法も、コスト的に
高価であり、取付用のスペース等も大きく実用的でなか
っな。

本発明は前述のような欠点を取除き、安価でしかも容易
な方法により背圧を制御する方法を提供することを目的
とする。

〈問題点を解決するための手段〉 前述の目的を達成するなめ本発明においては、電動機の
回転運動を直線運動に変換して射出プランジャを前進さ
せ、射出動作を行う射出成形機の背圧制御方法において
。

計量工程時の電動機に射出プランジャを後退させる方向
に回転させ、射出プランジャ前方に計量された溶融樹脂
に押されて後退する射出プランジャをフローティング状
態にすることを特徴とする射出成形機の背圧制御方法と
した。

く作用〉 前述のような方法であるので、計量工程時に射出プラン
ジャがフローティング状態になり、摩擦や慣性による後
退力の交らない背圧力だけの制御が電動機のトルク制御
によりコントロールが出来る。

〈実施例〉 次に第１図により本発明の詳細な説明 する。１０は射出装置でバレル１１の内径にスクリュー
２が回転自在にかつ所定区間だけ軸方向に進退自在に挿
入されている。１３はスフリユ１２の回転駆動鄭の電動
機で、プーリぺ １４、１５およびベルト１６を介して１プライン軸１７
を回転させ、同スプライン軸１７とスプライン１８を介
して連結する軸受１９および軸受１９とキー２０で連結
されたスクリュー（を回転させるようになっている。２
１はブラケットで前記スクリュ１２およびスプライン軸
１７を支承するものである。前記ブラケット２１は電動
機２２に取付られなボールネジ２３が正逆転すると、ス
クリュの軸方向に進退するようになっておりスクリュ１
２の射出動作および計量動作を行うようになっている。

〈発明の効果〉 以上説明したような構成となっているので、計量時にス
クリュ１２の前方に貯蓄される溶融９１脂の圧力により
後退する（図中右進する）スクリュ１２に対し、電動機
２２を逆転させスクリュ１２を積極的に後退させるため
、スクリュ１２はフローティング状態になり、摩擦や慣
性の交らないスクリュ背圧だけを電動機２２の電流値に
より制御出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す図。 １２・・・スクリュ、１３・・・電動機（スクリ１回転
用）、１７・・・スプライン軸、１９・・・軸受。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電動機の回転運動を直線運動に変換して射 出プランジャを前進させ、射出動作を行う射出成形機の
   背圧制御方法において、計量工程時の電動機に射出プラ
   ンジャを後退させる方向に回転させ、射出プランジャ前
   方に計量された溶融樹脂に押されて後退する射出プラン
   ジャをフローティング状態にすることを特徴とする射出
   成型機の背圧制御方法。