JPH0239787Y2 - - Google Patents

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JPH0239787Y2
JPH0239787Y2 JP1869085U JP1869085U JPH0239787Y2 JP H0239787 Y2 JPH0239787 Y2 JP H0239787Y2 JP 1869085 U JP1869085 U JP 1869085U JP 1869085 U JP1869085 U JP 1869085U JP H0239787 Y2 JPH0239787 Y2 JP H0239787Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は合成樹脂の射出成形機に関し、電動機
を駆動源として運転され、異常発生と同時に異常
を検知、警報する電動射出成形機に関する。
〔従来の技術〕
従来一般に使用されている油圧式射出成形機は
射出工程時の異常すなわち何らかの原因による射
出不能状態や、ノズルからの樹脂洩れによる射出
速度制御不能状態などを検知するために油圧力を
検知したり、射出の設定時間と実際の計時値との
差が一定の許容範囲外に変動した場合に異常と判
断して警報装置によりオペレーターに報知してい
たが、このためにオペレーターの処置に時間がか
かり、この間射出成形機の駆動源は動作している
ので、成形不良となつたり、はなはだしくは機器
破損の原因となることもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上述のような問題点すなわち異常発生
の場合、直ちに警報を発するとともに装置の動作
を停止させる射出成形機を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は電動機を駆動源とする射出成形機で、
混練スクリユーの位置設定器と速度設定器を設
け、実際の速度値を設定値と比較し、差が許容範
囲外のときは直ちに警報を発するとともに電動機
を停止させるものである。
〔作用〕 上述のように異常発生と同時に装置の動作停止
が容易に行えるので、成形不良を最少におさえる
ことが出来るばかりでなく、機器の破損も防止す
ることが出来る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例の電動射出成形機の
駆動部分の構造例で、まずその動作を説明する。
同図は射出完了状態を示してあり、次の可塑化工
程から説明する。パルス発生器44及び電磁ブレ
ーキ45を設けた可塑化用モータMp43を回転
させると、可塑化軸33、滑りキー32、駆動歯
車35及びこの駆動歯車35の両側に固着された
一対のつば34により、中空軸26にキー28で
固定された従動歯車27を介して中空軸26が回
転する。この中空軸26には先端の小径部26−
a内でスプライン等で連結されている混練スクリ
ユー22が加熱シリンダ21内で回転し、ホツパ
穴20から投入された樹脂ペレツトをヒータ熱と
混練スクリユー22の機械エネルギーにより溶融
混練しながらスクリユー前方(図の左方)へ移送
し、加熱シリンダ21内の前部に溶融樹脂が計量
され滞留する。混練スクリユー22はこの樹脂圧
により後方(図の右方)に押され、回転しながら
後退する。このようにして所定ストロークSだけ
可塑化が完了すると、前サイクルでの成形品を型
開きして取り出した後型締して射出工程に入る。
射出動作は可塑化用モータ43の電磁ブレーキ4
5を作動させて可塑化軸33や駆動歯車35等を
停止させることにより、中空軸26及び混練スク
リユー22の回転を停止しておく。次にパルス発
生器42を設けた射出用モータMl41を回転さ
せることにより、スラストベアリング38、ラジ
アルベアリング39及びスライドボールベアリン
グ29によつて回転自在に支承されているボール
ネジ37を回転させると、これに係合し、かつ中
空軸の大径部26−bで一体に固定されたボール
ナツト36が前進(図の左方へ移動)する。この
とき混練スクリユー22は中空軸26とともに前
述のように電磁ブレーキ45で回転は防止されて
いるので、直進動作のみすなわち射出動作とな
る。尚、図中23はブツシユ、24はフレーム、
25はブラケツト、30,31はベアリングであ
る。
次に本考案の異常検知装置について説明する。
第2図は本考案装置のブロツク図である。射出ス
トロークSは通常計量ストローク設定器1、第1
切換点設定器2、第2切換点設定器3、以下必要
数の切換点設定器(図示は省略)及び保圧切換点
設定器4の複数の設定器で構成される位置設定器
5により分割制御される。さらにこの位置設定器
5により分割制御された各区分のストロークを移
動する各射出速度は第1速度設定器6、第2速度
設定器7、以下必要数の速度設定器(図示は省
略)、最終速度設定器8及び保圧速度設定器9で
構成される射出速度設定器10により射出速度が
分割制御される。
上述によつて設定された射出パターンにしたが
い、設定値は制御装置11を経てドライバアンプ
12に送られ、射出用モータ41の変速制御を行
う。このとき、射出速度設定器10の各設定器6
〜9の設定値は比較器13にも送られている。一
方射出用モータ41に付属しているパルス発生器
42は実際の回転状況のパルス信号を発生し、こ
のパルス信号を演算器14が実際の速度値に変換
し、前記比較器13に入力する。この比較器13
は前記の各速度設定器の設定値と上記の実際の速
度値とを比較し、許容変動幅以上に変動した時に
直ちに制御装置11に入力して射出用モータ41
を停止させるとともに、警報装置15を動作させ
る。この警報装置15は報知器16と表示器17
とよりなるもので、報知器16はブザー等の発音
器であり、表示器17はLED等により射出工程
の停止位置を示すものである。
〔考案の効果〕
上述のように本考案の装置は異常が発生すると
射出工程中でも直ちに射出を停止するので、不良
成形による損失を最少におさえるとともに、どの
過程で異常が発生したかが表示されるので、オペ
レーターの異常修復を容易にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電動射出成形機の
駆動部分の構成図、第2図は本考案装置の異常検
知装置のブロツク図である。 1……計量ストローク設定器、2……第1切換
点設定器、3……第2切換点設定器、4……保圧
切換点設定器、5……位置設定器、6……第1速
度設定器、7……第2速度設定器、8……最終速
度設定器、9……保圧速度設定器、10……射出
速度設定器、11……制御装置、13……比較
器、14……演算器、15……警報装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動射出成形機において、樹脂を混練後の射出
    時に混練スクリユーの射出ストロークを分割する
    位置設定器と、混練スクリユーの前記分割された
    各ストローク内の前進速度を設定する射出速度設
    定器と、前記位置設定器及び射出速度設定器の出
    力によりパルス発生器付き射出用モータの速度制
    御をするドライバアンプを制御する制御装置と、
    前記射出用モータ付属のパルス発生器のパルス出
    力を速度値に変換する演算器と、この演算器の出
    力と前記射出速度設定器の設定値とを比較する比
    較器と、この比較器の出力により作動する警報装
    置とからなり、前記位置設定器には計量ストロー
    ク設定器と複数の切換点設定器及び保圧切換点設
    定器とを具備し、前記射出速度設定器には複数の
    速度設定器と最終速度設定器及び保圧速度設定器
    とを具備し、前記制御装置は前記位置設定器及び
    射出速度設定器の設定値の外に前記比較器の出力
    も入力することを特徴とする電動射出成形機の異
    常検知装置。
JP1869085U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0239787Y2 (ja)

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JP1869085U JPH0239787Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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JPS61135616U JPS61135616U (ja) 1986-08-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078530B2 (ja) * 1989-05-31 1995-02-01 理化工業株式会社 押出成形ラインのアナログ信号制御装置

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Publication number Publication date
JPS61135616U (ja) 1986-08-23

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