JPS63302857A

JPS63302857A - 消臭剤

Info

Publication number: JPS63302857A
Application number: JP63116779A
Authority: JP
Inventors: ホルガ　マイヤー
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-05-14
Filing date: 1988-05-13
Publication date: 1988-12-09
Also published as: PT87464A; AU1600488A; ATE78394T1; DE3716129C1; CA1326635C; ZA883294B; DE3872935D1; AU614961B2; DK167345B1; US4883651A; FI882266A; NO882041L; EP0290981B1; FI882266A0; EP0290981A1; PT87464B; NO882041D0; DK260688A; DK260688D0; BR8802350A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は消臭剤に関し、更に詳しくは室内空気改善剤ｔ
たはボディ消臭剤との関連において使用に適した消臭剤
に関する。

驚くへきことには、コツエア・アラピネンシス（Ｃｏｆ
ｆｅａ　ａｒａｂｉｎｅｎｓｉｓ　）および／またはテ
ィア・シネンシス（Ｔｈｅａ　５ｉｎｅｎｓｉｓ　）に
は消臭特性があり、且つこの消臭特性は、タデ属（ｋｎ
ｏｔｇｒａｓｓ　）植物の抽出物を併用した場合は勿論
のこと、イラクサ属（ｕｒｔｉｃａ　）植物の抽出物を
併用してもかなり増強されること見いだした。

西ドイツ−特許出願公開第１６１７５）８号公報には、
茶の水性抽出物または油性抽出物からなる水性成分また
は油性成分によるスキン・トリートメント用のビューテ
ィ・ケア製品が開示されている。しかしながら、そのビ
ューティ・ケア製品またはその中に含まれている茶の抽
出物になんらｐｌの消臭特性があることについては全く
言及されていない。

従って、本発明の目的は、天然の原料より得られる活性
成分からなり、従来の消臭剤の処方に基いた、すぐれた
消臭特性を有する消臭剤を提供することである。

本発明の４９一つの目的は、天然の原料から得られる活
性成分との相乗作用によって、更に改善された消臭特性
を有する消臭剤を提供することである。

これらの諸目的およびその他の諸目的は、本発明の説明
を進めて行くにつれて明らかＫなるはずである。

本発明は、コツエア・アラピネンシスの抽出物を含有す
ることを特徴とする消臭剤金目指すものである。本発明
の消臭剤は、ティア・シネンシスの抽出物を含有しても
よめ。

好ましい実施態様としては、本発明の消臭剤は、イラク
サ属植物および／ｌたは（タデ科）タデ属植物の抽出物
を更に含有する。

本発明において用いられる抽出物の製造は、本発明に従
って用いられる植物または植物の部材を従来の抽出プロ
セスを用いて抽出することにより行なわれる。たとえば
、マセレーション（ｍ１ｃｅ　−ｒａｔｉｏｎ　）、ポ
ルテックス抽出（ｖｏｒｔｅｘ　ｅｘｔｒａｃｔｉｏｎ
）、向流抽出、パーコレーション（ｐｅｒｃｏｌａｔｉ
ｏｎ　）、リパーコレーシｗ　ｙ　（ｒｅｐａｒｃｏｌ
ａｔｉｏｎ　）、エバコレーショｙ　（ｅｖａｃｏｌａ
ｔｉｏｎ　、減圧下における抽出）および振出法（これ
らは当業者にはよく知られていて、原則としてすべて使
用することができる。）のような適切な従来の抽出プロ
セスに関しては、操作が簡単であるという理由から、た
とえば、ハガース・ハンドブーツ・デル・ファルマツオ
イテイツシエン・プラタン、＋ｃ　［（ｌ（ａｇｅｒｓ
　Ｈａｎｄｂｕｃｈｄｅｒ　Ｐｈａｒｍａｚｅｕｔｉａ
ｃｈｅｎ　Ｐｒａｘｉｓ　）第１４版、第７巻、シュプ
リンガア（ａｐｒｉｎｇｅｔ　）出版社、ベルリン−ハ
イチルベルグーニューヨーク、１９７１年〕Ｋ記載され
ている。この抽出を行なう溶媒は、有機溶媒、水（好ま
しくは８０℃以上の温度の熱湯、特に好ましくは９５℃
以上の熱＃）または有機溶媒と水との混液、特に好まし
くは、どちらかというと水を多量に含有する低分子量の
アルコール類全使用することができる。これらの混液を
用いる抽出は、通常はほぼ室温で行なう。本発明の目的
には、エタノール−水（６０：４０　）混液が特に適し
ている。

コツエア・アラピネン７スを抽出するには、原料のコー
ヒー豆（焙煎してないコーヒー豆）を砕いて粗粒フィル
ター・コーヒに相尚する程度の粗さのサイズの粒子にす
る。

ティア・シネンシスを抽出するには、相応に乾燥した茶
の葉または乾燥してない茶の葉１ミルまたはチョッピン
グ・マシンを用いて破砕して粗粉罠する。

イラクサ属植物（イラクサ）およびタデ属植物（たとえ
ば、ホウレンソウやダイオウ）を同じようにして抽出す
る。イラクサとダイオウの場合は、抽出するのに全草を
使用することができる。

この抽出は、（それが経済的に受けいれられるものなら
ば、）所望の程度に抽出するまで行なうことができるが
、通常は成分が残存しなくなるまで抽出を行なう。こう
することにより、その抽出物は固体成分の含有量が約５
〜５重量％となる。

通常は、このようにして得た抽出物を水でうすめて固体
成分の含有量全１．５重量％と低くすると、次の処理を
するのに都合がよい。このようにして得たうすい抽出物
を透澄にしてから、これ全注意深く真空濃縮する。この
際、好ましい抽出溶媒（エタノール−水混液）中に含ま
れているエタノールは溜去される。その結果、そのエタ
ノールを次の抽出プロセスに使用することができる。次
にエタノールがなくなった濃縮抽出物に十分量のプロピ
レングリコールを加えると固体成分の含有量は再び約１
．５重量％となる。この溶媒は、好ましくは約４０重量
係のプロピレングリコールド約６０重量％の水とからな
る。この抽出物を、案内空気改善剤、ボディ消臭剤また
はその他の消臭剤の処方に必要な一成分として使用する
。

前記の、消臭剤の処方に使用する抽出物の製造は、その
企図する用途のいかんによって当業者がもつといろいろ
な方法に変えて行なうことができるのは百うまでもない
。しかしながら、この程度のことは当業者には問題とな
ることではないので、説明するまでもないことと考える
。

本発明に用いる抽出物は、利用する植物のタイプによる
典型的な成分だけではなく、植物性粘物質類、タンニン
酸類および植物酸類を含有する。

ひとつの説に結びつけるのを望む訳ではないが、嗅覚成
分の結合は、まず、消臭剤の従来の基本的製造に用いる
ところの、通常は非常に吸湿性がある媒体内への吸収か
ら始まる。続いて、恐らくはデンプンやタンニン酸のよ
うな諸成分との格子状結合が生じ、ま良化学的結合も生
じる。ボディ消臭剤として使用す場合は、その他の植物
諸成分の付加的効果が作用するようになる。それは、恐
らくは植物ステロール類が本質的に有する分泌抑制作用
および抗酸化作用の前作用であると思われる。

これ罠より、発散する悪臭物質（アボクリン腺による作
用）の量が減少し、その酸化分解も減少する。焙煎して
ないコーヒー豆から抽出したクロロゲン酸にも重要な意
義が恐らくはあり得るものと思われる。というのは、ク
ロロゲン酸は制菌的に作用し、それ故に体臭の主要原因
となる嗅覚成分の細菌による分解を予防するからである
。

この確かな現実、すなわちこの天然の抗菌性物質の吸収
力が強いことが消臭効果を長期間持続させる。これは純
粋な物質について示現することは疑いの余地がないとこ
ろであるが、本発明に従って製造した場合には、他の諸
成分が存在することにより、全般的にはるかによい作用
効果が得られる。

本発明に利用できる抽出物の二種またはそれ以上を含有
する消臭剤が顕著な相乗作用による消臭作用を示現する
こと、すなわちこの消臭作用は個個の成分の消臭作用を
はるかに凌駕することを、驚くべきことには、新たに見
いだした。このようにして、本発明のきわめて好ましい
実施態様に従って、コツエア・アラピネンシスの抽出物
を、イラクサ属罹物〔イラクサ（ｕｒｔｉｃａ　ｄｉｏ
ｉｃａ　）、ホッパイラクサ（ｕｒｔｉｃａ　ｍａｊｏ
ｒ　）　）および／またはホウレンソウやダイオウのよ
うなタデ属植物の抽出物と併用する。

更にこれにティア・シネンシスの抽出物音訓えることも
できる。（前記参照）諸抽出物および本発明に従って利用される抽出物の併用
は、従来の消臭剤の処方における成分として役立つ。そ
の量は企図する用途と期待する効果のいかんによって定
まる。

通常はα５〜２０重量俤、好ましくは１〜１０重量−の
本発明の抽出物を、従来の消臭剤の処方に加える。

従来の消臭剤の処方は当業者にはよく知られているとこ
ろである。たとえば、カールハインツ・シュレーダア（
Ｋａｒｌｈｅｉｎｚ　５ｃｈｒａｄｅｒ　）著、グＡ／
７ドラーゲン・ラント・レツエツプトレン・デル・コス
メテイｆｙ　（Ｇｒｕｎｄｌａｇｅｎ　ｕｎｄ　Ｒｅｚ
ｅｐｔｕｒｅｎ　ｄｅｒＫｏｓｍｅｔｉｋａ　）、（１
９７９年、ドクター・アー・ホイスイツヒ（Ｄｒ、　Ａ
、　Ｈｅｕｔｈｉｇ　）出版社、ハイデルプルグ〕およ
びグー・アー・ツバツク（Ｇ、　Ａ。

Ｎｏｗａｋ　）著、ディ・コスメテイシエン・プレパラ
−ト（Ｄ：ｅ　ｋｏｓｍｅｔｉｓｃｈｅｎ　ＰｒＭｐａ
ｒａｔａ　）、第２版、１９７５年、（７エルラーグ・
ピュア・ケミツシエン・インダストリイエ・バー・ツイ
オロコフスキイ（Ｖｅｒｌａｇ　ｆｕｒ　ｃｈｅｍ、　
Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅ　Ｈ，Ｚｉｏｌｋｏｗｓｋｙ）社、
アウスブルグ〕を参照されたい。

以下、実施例および試験例を挙げて本発明を具体的に説
明する。

実施例１５００ｔの薬物（砕いた、焙煎してないコーヒー豆）を
アルコール−水混液を用いて、成分がなくなるまで抽出
した。そのうすい抽出物を退没にしてから、これを注意
深く真空濃縮した。次いでこれにプロピレングリコール
を加えた。その結果、うすい抽出物はその固体成分の含
有量が約１．５重量−となり、そのプロピレングリコー
ルの含有量が約４０重量％となった。この抽出物は緑青
色、退没な液体であり、プロピレングリコールにはほと
んど退没のまま溶解した。

このようにして得た抽出物に水を加えて５チの抽出物溶
液を調製した後、これを用いて種々の試験を行なった。

実施した試験は下記の通りである。

１、　両手およびその他の体の部分に下記のものを塗り
つけた。

ａ）　　ロマドアス・チーズとリンバーガー・チーズｂ）タマネギＣ）二ン二りｄ）パイプからとった煙草の燃えかす本発明の活性物質の溶液をスプレーしたところ、これら
のにおいは直ちに消失した。

２　汗の分解物のにおいがするスポーツ・シューズとソ
ックスに本活性物質の溶液をスプレーしたところ、この
においは直ちに消失した。

五　糞便のにおいを消すために便所の中に本活性物質の
溶液をスプレーし九ところ、このにおいは直ちに消失し
た。

４、包装してないチーズ（アラペンツエル・チーズ、リ
ンバーガー・チーズおよびゴルゴンツオラ・チーズ）の
塊を冷蔵庫の中にいれ、チーズと並べて本活性物質の溶
液をしみこませた不織布全室いた。

この冷蔵庫は無臭状態を維持した。

次の実施例に、本発明によって開示された抽出物を含有
する二・三の典型的な調製品（重量多表示）を示す。

実施例２室内空気改善剤の処方抽出物　　　　　　　　　　　　　　５重ｆｉ％トリエ
チレングリコール　　　　　　５重ｆｉ１１．２−プロ
ピレングリコール　　　　　　　　　ｓｙｘ号ｓイソプ
ロパツール　　　　　　　　　５Ｍ量量水水　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　４重判：％１０
０重ｆ１％この抽出物は固体成分の含有量が約１．５重量％であり
、混合溶媒は４０重量％のプロピレングリコールと６０
重量％の水からなる。噴射ガスは、たとえばクロロフル
オロ炭化水素類〔商品名　フリゲンス°（Ｆｒｉｇｅｎ
＠）　〕、二酸化炭素などのような、従来の噴射ガスに
よって構成することができる。

実施例３スプレー・タイプの室内空気改善剤の処方抽出物　　　
　　　　　　　　２〜１０重貴襲トリエチレングリコー
ル　　　　　　３重量慢ジプロピレングリコール　　　
　　　３重量慢実施例４０−ル・オン・タイプの消臭剤の処方ポリグリコール４００３重量係抽出物　　　　　　　　　　　　　　２重量噂エタノー
ル　　　　　　　　　　　　５０重量％水　　　　　　
　　　　　　　　　　１５重量嘩実施例５スプレー・タイプの消臭剤の処方抽出物　　　　　　　　　　　　　　　１重量優水　　
　　　　　　　　　　　　　　　４重量慢エタノール　
　　　　　　　　　　２５重量慢実施例５〜５において
使用した抽出物と噴射ガスに関しては、実施例２の説明
を参照されたい。

Claims

【特許請求の範囲】１）コフエア・アラビネンシス（Ｃｏｆｆｅａ　ａｒａ
ｂｉｎｅｎｓｉｓ）の抽出物を含有することを特徴とす
る消臭剤２）更にテイア・シネンシス（Ｔｈｅａ　ｓｉｎｅｎｓ
ｉｓ）の抽出物を含有することを特徴とする請求項１に
記載の消臭剤３）更にイラクサ属（ｕｒｔｉｃａ）植物および／また
は（タデ科）タデ属（ｋｎｏｔｇｒａｓｓ）植物の抽出
物を含有することを特徴とする請求項１または２に記載
の消臭剤４）タデ属植物の抽出物がホウレンソウまたはダイオウ
の抽出物であることを特徴とする請求項３に記載の消臭
剤５）室内空気改善剤またはボディ消臭剤として処方され
たことを特徴とする請求項１に記載の消臭剤