JPS6330270B2 - - Google Patents
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- JPS6330270B2 JPS6330270B2 JP57187063A JP18706382A JPS6330270B2 JP S6330270 B2 JPS6330270 B2 JP S6330270B2 JP 57187063 A JP57187063 A JP 57187063A JP 18706382 A JP18706382 A JP 18706382A JP S6330270 B2 JPS6330270 B2 JP S6330270B2
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Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は交通量、電力負荷等の需要を推定す
る装置の改良に関するものである。
る装置の改良に関するものである。
[従来の技術]
建物内のエレベータの交通量、発電所の電力負
荷等(以下単に需要という)は、一日について細
かく見れば不規則な変動をしていても、数日間に
わたつて見ると同じ時間帯では同じような様相を
呈している。例えば、事務所建物においては、朝
の出勤時間帯には短時間に事務所階へ行く乗客が
1階に集中し、昼食時間帯の前半には事務所階か
ら食堂階へ行く乗客が多く、同じく後半には食堂
階から事務所階へ行く乗客が多い。また、夕方の
退勤時間帯には、事務所階から1階へ行く乗客で
占められる。上記以外の昼間の時間帯では上り方
向及び下り方向の交通量はほぼ等しく、夜間には
全体的に交通量は非常に少なくなる。
荷等(以下単に需要という)は、一日について細
かく見れば不規則な変動をしていても、数日間に
わたつて見ると同じ時間帯では同じような様相を
呈している。例えば、事務所建物においては、朝
の出勤時間帯には短時間に事務所階へ行く乗客が
1階に集中し、昼食時間帯の前半には事務所階か
ら食堂階へ行く乗客が多く、同じく後半には食堂
階から事務所階へ行く乗客が多い。また、夕方の
退勤時間帯には、事務所階から1階へ行く乗客で
占められる。上記以外の昼間の時間帯では上り方
向及び下り方向の交通量はほぼ等しく、夜間には
全体的に交通量は非常に少なくなる。
このように変化する建物内の交通を、限られた
かご台数で処理するために、エレベータは群管理
運転されるのが普通である。そして、乗場呼びが
発録されると、各かごに上記乗場呼びを仮りに割
り当て、すべての乗場呼びの待時間、満員の可能
性等を予測し、かごの中から上記乗場呼びに応答
するに最適なかごを選択するようにしている。こ
のような予測計算をするには、建物個有の交通デ
ータが必要である。例えば、満員の可能性を予測
するためには、途中階での乗降人数に関するデー
タが必要となる。このような時々刻々変化する交
通データを、その都度記憶させるためには膨大な
記憶容量を必要とするため、実用的でなくなる。
そこで、通常1日の運転時間を複数個の時間帯に
分割し、各時間帯ごとの平均交通量を記憶するこ
とにより、記憶容量が少なくて済むようにしてい
る。しかし、建物が完成して間もない内は、その
後の建物内人員の構成の変化に応じて、交通デー
タも変化する可能性が大きいので、需要を精度高
く予測することができる良い交通データを得るこ
とは困難である。そこで、建物内の交通状態を検
出して逐次交通データを改善して行くことが考え
られている。
かご台数で処理するために、エレベータは群管理
運転されるのが普通である。そして、乗場呼びが
発録されると、各かごに上記乗場呼びを仮りに割
り当て、すべての乗場呼びの待時間、満員の可能
性等を予測し、かごの中から上記乗場呼びに応答
するに最適なかごを選択するようにしている。こ
のような予測計算をするには、建物個有の交通デ
ータが必要である。例えば、満員の可能性を予測
するためには、途中階での乗降人数に関するデー
タが必要となる。このような時々刻々変化する交
通データを、その都度記憶させるためには膨大な
記憶容量を必要とするため、実用的でなくなる。
そこで、通常1日の運転時間を複数個の時間帯に
分割し、各時間帯ごとの平均交通量を記憶するこ
とにより、記憶容量が少なくて済むようにしてい
る。しかし、建物が完成して間もない内は、その
後の建物内人員の構成の変化に応じて、交通デー
タも変化する可能性が大きいので、需要を精度高
く予測することができる良い交通データを得るこ
とは困難である。そこで、建物内の交通状態を検
出して逐次交通データを改善して行くことが考え
られている。
すなわち、1日の運転時間をK個の時間帯(以
下区間という)に分割し、区間k−1と区間kと
に分割する時刻(以下境界という)をtk(k=2、
3………K)で表す。t1及びtk+1はそれぞれエレ
ベータの運転開始時刻及び終了時刻である。ま
た、第l日目における区間kの平均交通量Pk(l)
を下記式とする。
下区間という)に分割し、区間k−1と区間kと
に分割する時刻(以下境界という)をtk(k=2、
3………K)で表す。t1及びtk+1はそれぞれエレ
ベータの運転開始時刻及び終了時刻である。ま
た、第l日目における区間kの平均交通量Pk(l)
を下記式とする。
ここに、Xu k(l)は第l日目の区間kにおける各
階床での上り方向の乗車人数を要素とするF−1
次元(Fは階床数を表す)の列ベクトルである。
同様に、Xd k(l)、Yu k(l)、Yd k(l)は、それぞれ下り方
向の乗車人数、上り方向の降車人数及び下り方向
の降車人数を表す列ベクトルである。この平均交
通量(以下平均需要という)Pk(l)は、かご停止
時における荷重の変化、工業用テレビジヨン、超
音波等を使用した人数検出装置によつて計測され
るものである。
階床での上り方向の乗車人数を要素とするF−1
次元(Fは階床数を表す)の列ベクトルである。
同様に、Xd k(l)、Yu k(l)、Yd k(l)は、それぞれ下り方
向の乗車人数、上り方向の降車人数及び下り方向
の降車人数を表す列ベクトルである。この平均交
通量(以下平均需要という)Pk(l)は、かご停止
時における荷重の変化、工業用テレビジヨン、超
音波等を使用した人数検出装置によつて計測され
るものである。
まず、境界tkが固定の場合に、各時間帯の平均
需要Pk(l)の代表値を逐次修正することを考える。
需要Pk(l)の代表値を逐次修正することを考える。
毎日得られる平均需要の列{Pk(1)、Pk(2)……
…}は、ある代表値Pkの付近にばらついている
と考えられる。この代表値Pkの値は未知である
ので、何らかの手段で推定する必要がある。この
場合、代表値Pk自体も変化する可能性があるの
で、下記の式及び式に示す線形荷重平均を取
り、最新に測定された平均需要Pk(l)を他の平均
需要Pk(1)、Pk(2)………Pk(l−1)よりも重視す
ることにより予測される。
…}は、ある代表値Pkの付近にばらついている
と考えられる。この代表値Pkの値は未知である
ので、何らかの手段で推定する必要がある。この
場合、代表値Pk自体も変化する可能性があるの
で、下記の式及び式に示す線形荷重平均を取
り、最新に測定された平均需要Pk(l)を他の平均
需要Pk(1)、Pk(2)………Pk(l−1)よりも重視す
ることにより予測される。
Pk^(l)=(1−a)lPk(O)+l
〓i=1
λiPk(i) ……
λi=a(1−a)l-i ……
ここに、Pk^(l)は第l日までに測定された平均
需要Pk(1)………Pk(l)から予測された代表値、Pk
(O)は初期値であり、あらかじめ適当な値を設
定するものである。λiは第i日目に測定された平
均需要Pk(i)の重みであり、パラメータaによつ
て変化する。すなわち、パラメータaの値を大き
くすると、最新に測定された平均需要Pk(l)を他
の平均需要Pk(1)………Pk(l−1)よりも重視し
た推定となり、予測された代表値Pk^(l)は、代表
値Pkの変化に速く追従することになる。しかし、
パラメータaの値があまり大きいと、日々のデー
タの偶発性に影響されて変化が激しくなる虞れが
ある。ところで、式及び式は次のように書き
換えられる。
需要Pk(1)………Pk(l)から予測された代表値、Pk
(O)は初期値であり、あらかじめ適当な値を設
定するものである。λiは第i日目に測定された平
均需要Pk(i)の重みであり、パラメータaによつ
て変化する。すなわち、パラメータaの値を大き
くすると、最新に測定された平均需要Pk(l)を他
の平均需要Pk(1)………Pk(l−1)よりも重視し
た推定となり、予測された代表値Pk^(l)は、代表
値Pkの変化に速く追従することになる。しかし、
パラメータaの値があまり大きいと、日々のデー
タの偶発性に影響されて変化が激しくなる虞れが
ある。ところで、式及び式は次のように書き
換えられる。
Pk^(l)=(1−a)Pk^(l−1)+aPk(l) ……
Pk^(O)=Pk(O) ……
上記式によれば、過去の平均需要の観測値
Pk(i)(i=1、2、………、l−1)を記憶し
ておかなくても、式の荷重平均を算出できる利
点がある。
Pk(i)(i=1、2、………、l−1)を記憶し
ておかなくても、式の荷重平均を算出できる利
点がある。
しかしながら、周期的に変動する需要であつて
も、長期間にわたつて見ると、需要の代表値Pk
は同一ではなく、大きく変化する場合も考えられ
る。例えば、建物内のエレベータにおける交通量
について見ると、建物が竣工した当初は居住者は
比較的少ないので、交通量も少ない。日が経るに
従つて少しずつ交通量は増加して行くが、交通量
が安定するまでにはある程度の期間を要すること
になる。また、賃貸建物の場合には、建物の竣工
後相当の期間が経過した後でも、居住者ががらり
と変わることがあり、この場合にも需要の代表値
Pkは変化することになる。
も、長期間にわたつて見ると、需要の代表値Pk
は同一ではなく、大きく変化する場合も考えられ
る。例えば、建物内のエレベータにおける交通量
について見ると、建物が竣工した当初は居住者は
比較的少ないので、交通量も少ない。日が経るに
従つて少しずつ交通量は増加して行くが、交通量
が安定するまでにはある程度の期間を要すること
になる。また、賃貸建物の場合には、建物の竣工
後相当の期間が経過した後でも、居住者ががらり
と変わることがあり、この場合にも需要の代表値
Pkは変化することになる。
このように、需要の代表値Pkそのものが、大
きく変化したときでも、日々のデータの偶発性に
影響されることを避けて小さく設定されたパラメ
ータaを使用して、需要の代表値Pkの予測され
た代表値Pk^(l)を演算していると、代表値Pkの変
化に速く追従することができず、実際の需要との
ずれが大きくなる。そのため、待時間とか、満員
の可能性とかの予測計算が狂つて、エレベータが
意図したように群管理されないことになる。逆
に、代表値Pkに速く追従できるようにパラメー
タaを大きく設定しておくと、今度は代表値Pk
が安定している期間において、日々のデータの偶
発性に影響されて、予測された代表値Pk^(l)の変
化が激しくなる。
きく変化したときでも、日々のデータの偶発性に
影響されることを避けて小さく設定されたパラメ
ータaを使用して、需要の代表値Pkの予測され
た代表値Pk^(l)を演算していると、代表値Pkの変
化に速く追従することができず、実際の需要との
ずれが大きくなる。そのため、待時間とか、満員
の可能性とかの予測計算が狂つて、エレベータが
意図したように群管理されないことになる。逆
に、代表値Pkに速く追従できるようにパラメー
タaを大きく設定しておくと、今度は代表値Pk
が安定している期間において、日々のデータの偶
発性に影響されて、予測された代表値Pk^(l)の変
化が激しくなる。
[発明が解決しようとする問題点]
上記のような従来の需要推定装置では、需要の
測定値の内、古い測定値よりも新しい測定値の方
を大きく重み付けして加算し、これによつて需要
の推定値を求めるようにしている。しかし新しい
測定値の重み付けを大きくすると、需要の変化へ
の追従性は良くなるが、日々のデータの偶発性に
影響されて推定値の変動が激しくなり、逆に上記
重み付けを小さくすると、推定値の安定性は良く
なるが、需要の変化への追従性が悪くなり、いず
れも需要を精度高く推定することはできないとい
う問題点がある。
測定値の内、古い測定値よりも新しい測定値の方
を大きく重み付けして加算し、これによつて需要
の推定値を求めるようにしている。しかし新しい
測定値の重み付けを大きくすると、需要の変化へ
の追従性は良くなるが、日々のデータの偶発性に
影響されて推定値の変動が激しくなり、逆に上記
重み付けを小さくすると、推定値の安定性は良く
なるが、需要の変化への追従性が悪くなり、いず
れも需要を精度高く推定することはできないとい
う問題点がある。
この発明は上記問題点を解決するためになされ
たもので、需要の変化への追従性が必要とされる
期間でも、推定値の安定性が必要とされる期間で
も、需要推定の精度を向上することができるよう
にした需要推定装置を提供することを目的とす
る。
たもので、需要の変化への追従性が必要とされる
期間でも、推定値の安定性が必要とされる期間で
も、需要推定の精度を向上することができるよう
にした需要推定装置を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段]
この発明に係る需要推定装置は、各周期に対応
して重み係数を設定し、かつ周期の経過程度に応
じて重み係数の値を変化させる重み係数設定手段
を設けたものである。
して重み係数を設定し、かつ周期の経過程度に応
じて重み係数の値を変化させる重み係数設定手段
を設けたものである。
[作用]
この発明においては、周期の経過程度に応じて
重み係数の値を変化させるようにしたため、需要
の変化への追従性が必要とされる期間は、新しい
測定値への重み付けは大きく設定でき、需要の推
定値の安定性が必要とされる期間は、重み付けは
小さく設定できる。
重み係数の値を変化させるようにしたため、需要
の変化への追従性が必要とされる期間は、新しい
測定値への重み付けは大きく設定でき、需要の推
定値の安定性が必要とされる期間は、重み付けは
小さく設定できる。
[実施例]
以下、第1図〜第10図によりこの発明の一実
施例を説明する。
施例を説明する。
第1図及び第2図中、LDUは所定の時刻に上
り方向へ移動する人数を測定して全階床を通じて
合計し、更にこの合計値を単位時間DT(5分に
設定)ごとに累積することにより得られる上り方
向需要曲線、LDDは同じく下り方向に対応する
下り方向需要曲線、T1は区間の開始時刻であ
る境界、T2は区間と区間との境界、T3は
区間と区間の境界、T4は区間の終了時刻
である境界、PU1,PD1はそれぞれ区間にお
ける上り方向需要LDU及び下り方向需要LDDを
累積して得られた値をそれぞれ式のXu k(l)及び
Xd k(l)に代入し、更にYu k(l)=0及びYd k(l)=0とし
たときの平均交通量Pk(l)に相当する平均上り方
向需要及び平均下り方向需要、PU2,PD2は同
じく区間における平均上り方向需要及び平均下
り方向需要、PU3,PD3は同じく区間におけ
る平均上り方向需要及び平均下り方向需要であ
る。
り方向へ移動する人数を測定して全階床を通じて
合計し、更にこの合計値を単位時間DT(5分に
設定)ごとに累積することにより得られる上り方
向需要曲線、LDDは同じく下り方向に対応する
下り方向需要曲線、T1は区間の開始時刻であ
る境界、T2は区間と区間との境界、T3は
区間と区間の境界、T4は区間の終了時刻
である境界、PU1,PD1はそれぞれ区間にお
ける上り方向需要LDU及び下り方向需要LDDを
累積して得られた値をそれぞれ式のXu k(l)及び
Xd k(l)に代入し、更にYu k(l)=0及びYd k(l)=0とし
たときの平均交通量Pk(l)に相当する平均上り方
向需要及び平均下り方向需要、PU2,PD2は同
じく区間における平均上り方向需要及び平均下
り方向需要、PU3,PD3は同じく区間におけ
る平均上り方向需要及び平均下り方向需要であ
る。
第3図中、1は単位時間DTが経過するごとに
時刻信号1aを発する時計、2は係員管理盤に設
けられ位置によつて0〜3の値に相当する信号2
aを発する重み係数指定用のスイツチ、3はマイ
クロコンピユータ等の電子計算機で構成された制
御装置、3Aは入力を取り込むための変換器を構
成する入力回路、3Bは中央処理装置(以下
CPUという)、3Cは演算結果等のデータを記憶
する読書き可能メモリ(以下RAMという)、3
Dはプログラム及び一定値のデータを記憶する読
出し専用メモリ(以下ROMという)、3Eは
CPU3Bからの信号を外部へ出力するための変
換器を構成する出力回路、4は制御装置3からの
信号により3台のかご5A〜5Cを群管理する群
管理装置、6A〜6Cはそれぞれかご5A〜5C
に設けられ乗客数に比例した信号を発する周知の
人数検出器、7A〜7Cは戸が開いているときの
入力信号の最小値を記憶し、これを戸が閉じたと
きの入力信号の値から減算してそれぞれかご6A
〜6Cへの乗込人数を演算する乗込人数演算装置
(例えば特開昭51−97155号公報に記載のもの)、
8Aは上り運転中に上り方向乗込人数信号8Aa
を、下り運転中は下り方向乗込人数信号8Abを
発する切換装置、8B,8Cは同じくそれぞれ上
り方向乗込人数信号8Ba,8Ca及び下り方向乗
込人数信号8Bb,8Cbを発する切換装置、9
A,9Bは入力A〜Cを加算しかつ入力Dの単位
時間DT累積し、この累積値をそれぞれ上り方向
乗込人数信号9Aa及び下り方向乗込人数信号9
Baとして出力する上り人数加算装置及び下り人
数加算装置である。
時刻信号1aを発する時計、2は係員管理盤に設
けられ位置によつて0〜3の値に相当する信号2
aを発する重み係数指定用のスイツチ、3はマイ
クロコンピユータ等の電子計算機で構成された制
御装置、3Aは入力を取り込むための変換器を構
成する入力回路、3Bは中央処理装置(以下
CPUという)、3Cは演算結果等のデータを記憶
する読書き可能メモリ(以下RAMという)、3
Dはプログラム及び一定値のデータを記憶する読
出し専用メモリ(以下ROMという)、3Eは
CPU3Bからの信号を外部へ出力するための変
換器を構成する出力回路、4は制御装置3からの
信号により3台のかご5A〜5Cを群管理する群
管理装置、6A〜6Cはそれぞれかご5A〜5C
に設けられ乗客数に比例した信号を発する周知の
人数検出器、7A〜7Cは戸が開いているときの
入力信号の最小値を記憶し、これを戸が閉じたと
きの入力信号の値から減算してそれぞれかご6A
〜6Cへの乗込人数を演算する乗込人数演算装置
(例えば特開昭51−97155号公報に記載のもの)、
8Aは上り運転中に上り方向乗込人数信号8Aa
を、下り運転中は下り方向乗込人数信号8Abを
発する切換装置、8B,8Cは同じくそれぞれ上
り方向乗込人数信号8Ba,8Ca及び下り方向乗
込人数信号8Bb,8Cbを発する切換装置、9
A,9Bは入力A〜Cを加算しかつ入力Dの単位
時間DT累積し、この累積値をそれぞれ上り方向
乗込人数信号9Aa及び下り方向乗込人数信号9
Baとして出力する上り人数加算装置及び下り人
数加算装置である。
第4図及び第5図中、TIMEは時刻信号1aか
ら得られた時刻、SWTはスイツチ信号2aから
得られたスイツチデータ、LDUは上り方向乗込
信号9Aaに相当する上り方向需要、LDDは下り
方向乗込信号9Baに相当する下り方向需要、SA
は式におけるパラメータaに相当する重み付け
パラメータ、CNTは需要測定を行つた累積回数、
Jは区間〜区間を示す変数として使用される
カウンタ、PU1〜PU3はそれぞれ区間〜区間
における平均上り方向需要、PD1〜PD3は同
じく平均下り方向需要、PUL1〜PUL3はそれ
ぞれ平均上り方向需要PU1〜PU3を式に代入
することによつて得られる代表値Pk^(l)に相当す
る予測平均上り方向需要、PDL1〜PDL3は同
じく予測平均下り方向需要、N1,N2,
NMAXはそれぞれ30、60、及び120(回)と設定
された一定値、A1〜A3はそれぞれ1/3、1/6、
1/9と設定された一定値、T1〜T4はそれぞれ
85(=7時05分)、99(=8時15分)、108(=9時00
分)及び122(=10時10分)と設定された境界、
PU1〜PU3はそれぞれ65、130及び109(人/5分)
と設定された予測平均上り方向需要PUL1〜
PUL3の初期値、PD1〜PD3はそれぞれ5、7
及び20(人/5分)と設定された予測平均下り方
向需要PDL1〜PDL3の初期値である。
ら得られた時刻、SWTはスイツチ信号2aから
得られたスイツチデータ、LDUは上り方向乗込
信号9Aaに相当する上り方向需要、LDDは下り
方向乗込信号9Baに相当する下り方向需要、SA
は式におけるパラメータaに相当する重み付け
パラメータ、CNTは需要測定を行つた累積回数、
Jは区間〜区間を示す変数として使用される
カウンタ、PU1〜PU3はそれぞれ区間〜区間
における平均上り方向需要、PD1〜PD3は同
じく平均下り方向需要、PUL1〜PUL3はそれ
ぞれ平均上り方向需要PU1〜PU3を式に代入
することによつて得られる代表値Pk^(l)に相当す
る予測平均上り方向需要、PDL1〜PDL3は同
じく予測平均下り方向需要、N1,N2,
NMAXはそれぞれ30、60、及び120(回)と設定
された一定値、A1〜A3はそれぞれ1/3、1/6、
1/9と設定された一定値、T1〜T4はそれぞれ
85(=7時05分)、99(=8時15分)、108(=9時00
分)及び122(=10時10分)と設定された境界、
PU1〜PU3はそれぞれ65、130及び109(人/5分)
と設定された予測平均上り方向需要PUL1〜
PUL3の初期値、PD1〜PD3はそれぞれ5、7
及び20(人/5分)と設定された予測平均下り方
向需要PDL1〜PDL3の初期値である。
第6図〜第10図中、11は各データの初期値
を設定するための初期値設定プログラム、12は
入力回路3Aから信号を取り込んでRAM3Cに
設定する入力プログラム、13は重み係数を変更
修正して設定する重み係数設定プログラム、14
は区間〜区間において測定された平均上り方
向需要PU1〜PU3を演算する上り需要演算プロ
グラム、15は同じく平均下り方向需要PD1〜
PD3を演算する下り需要演算プログラム、16
は各区間〜区間における予測平均上り方向需
要PUL1〜PUL3及び予測平均下り方向需要
PDL1〜PDL3を演算する平均需要推定プログ
ラム、17は予測平均上り方向需要PUL1〜
PUL3及び予測平均下り方向需要PDL1〜PDL
3を出力回路3Eから出力する出力プログラム、
21,22は初期値設定プログラム11の動作手
順、31〜41は重み係数設定プログラム13の
動作手順、51〜58は上り需要演算プログラム
14の動作手順、61〜65は平均需要推定プロ
グラム16の動作手順である。
を設定するための初期値設定プログラム、12は
入力回路3Aから信号を取り込んでRAM3Cに
設定する入力プログラム、13は重み係数を変更
修正して設定する重み係数設定プログラム、14
は区間〜区間において測定された平均上り方
向需要PU1〜PU3を演算する上り需要演算プロ
グラム、15は同じく平均下り方向需要PD1〜
PD3を演算する下り需要演算プログラム、16
は各区間〜区間における予測平均上り方向需
要PUL1〜PUL3及び予測平均下り方向需要
PDL1〜PDL3を演算する平均需要推定プログ
ラム、17は予測平均上り方向需要PUL1〜
PUL3及び予測平均下り方向需要PDL1〜PDL
3を出力回路3Eから出力する出力プログラム、
21,22は初期値設定プログラム11の動作手
順、31〜41は重み係数設定プログラム13の
動作手順、51〜58は上り需要演算プログラム
14の動作手順、61〜65は平均需要推定プロ
グラム16の動作手順である。
次に、この実施例の動作を説明する。
人数検出器6A〜6Cは、それぞれかご5A〜
5Cの乗客数に比例する信号を出力し、乗込人数
演算装置7A〜7Cで、かご5A〜5Cに乗り込
んだ人数が演算される。これらの人数は切換装置
8A〜8Cで上り方向と下り方向に区分され、そ
れぞれ上り人数加算装置9A及び下り人数加算装
置9Bで加算され、上り方向乗込人数信号9Aa
及び下り方向乗込人数信号9Baが出力され、入
力回路3Aへ送られる。また、時計1からは、零
時から5分ごとに値1を計数したときの計数値が
時刻信号1aとして出力され、入力回路3Aへ送
られる。
5Cの乗客数に比例する信号を出力し、乗込人数
演算装置7A〜7Cで、かご5A〜5Cに乗り込
んだ人数が演算される。これらの人数は切換装置
8A〜8Cで上り方向と下り方向に区分され、そ
れぞれ上り人数加算装置9A及び下り人数加算装
置9Bで加算され、上り方向乗込人数信号9Aa
及び下り方向乗込人数信号9Baが出力され、入
力回路3Aへ送られる。また、時計1からは、零
時から5分ごとに値1を計数したときの計数値が
時刻信号1aとして出力され、入力回路3Aへ送
られる。
一方、最初に制御装置3が電源に接続される
と、初期設定プログラム11が作動する。すなわ
ち、手順21で予測平均上り方向需要PUL1〜
PUL3にそれぞれ初期値PU1〜PU3が設定され、
予測平均下り方向需要PDL1〜PDL3にそれぞ
れ初期値PD1〜PD3が設定される。続いて、手順
22で累積回数CNTに初期値零が設定されると、
入力プログラム12に移る。
と、初期設定プログラム11が作動する。すなわ
ち、手順21で予測平均上り方向需要PUL1〜
PUL3にそれぞれ初期値PU1〜PU3が設定され、
予測平均下り方向需要PDL1〜PDL3にそれぞ
れ初期値PD1〜PD3が設定される。続いて、手順
22で累積回数CNTに初期値零が設定されると、
入力プログラム12に移る。
入力プログラム12は、入力回路3Aから入力
信号をRAM3Cに取り込む周知のプログラム
で、例えば、時刻が8時なら、入力回路3Aから
値96を読み取つて、RAM3Cの時刻TIMEを96
と設定するものである。同様に、スイツチ信号2
aが取り込まれてスイツチデータSWTとして設
定され、上り方向乗込人数信号9Aaが取り込ま
れて上り方向需要LDUとして、また下り方向乗
込人数信号9Baが取り込まれて下り方向需要
LDDとして設定される。
信号をRAM3Cに取り込む周知のプログラム
で、例えば、時刻が8時なら、入力回路3Aから
値96を読み取つて、RAM3Cの時刻TIMEを96
と設定するものである。同様に、スイツチ信号2
aが取り込まれてスイツチデータSWTとして設
定され、上り方向乗込人数信号9Aaが取り込ま
れて上り方向需要LDUとして、また下り方向乗
込人数信号9Baが取り込まれて下り方向需要
LDDとして設定される。
次に、重み係数設定プログラム13が作動す
る。手順31では、平均需要の演算を行う最初の
時間帯に入つたかどうかを判断し、時刻TIMEが
境界T1と等しいときは、手順32へ進み、ここ
で需要の測定を行つた累積回数CNTを1回だけ
増加する。手順33で累積回数CNTが上限値
NMAX(=120回)以上になつたかどうかを判断
し、以上であれば手順34へ進み、ここで累積回
数CNTを零にリセツトする。次に、手順35で
重み係数指定用スイツチ2の指定が何であるかを
判断する。スイツチデータSWTが零のときは、
上記スイツチ2による指定が無効であることを示
していて、この場合は手順36〜40によつて累
積回数CNTに応じた重み係数SAが設定される。
すなわち、手順36で累積回数CNT<一定値N
1(=30回)のときは、手順37で重み係数SA
は一定値A1(=1/3)に設定される。手順36,
38で一定値N1(=30日)≦累積回数CNT<一
定値N2(=60回)と判断されると、手順39で
重み係数SAは一定値A2(=1/6)に設定され
る。また、一定値N2≦累積回数CNT(<上限値
NMAX)のときは、手順40で重み係数SAは一
定値A3(=1/9)に設定される。もし、スイツ
チデータSWTが1〜3の値を取るときは、上記
スイツチ2による指定が優先することを表すと共
に、手順41でスイツチデータSWTの値に応じ
た一定値A(SWT)が、重み係数SAとして設定
される。手順31で時刻TIMEが境界T1と等し
くないときは、上述の手順32〜41は実行され
ず、重み係数SAは修正されない。
る。手順31では、平均需要の演算を行う最初の
時間帯に入つたかどうかを判断し、時刻TIMEが
境界T1と等しいときは、手順32へ進み、ここ
で需要の測定を行つた累積回数CNTを1回だけ
増加する。手順33で累積回数CNTが上限値
NMAX(=120回)以上になつたかどうかを判断
し、以上であれば手順34へ進み、ここで累積回
数CNTを零にリセツトする。次に、手順35で
重み係数指定用スイツチ2の指定が何であるかを
判断する。スイツチデータSWTが零のときは、
上記スイツチ2による指定が無効であることを示
していて、この場合は手順36〜40によつて累
積回数CNTに応じた重み係数SAが設定される。
すなわち、手順36で累積回数CNT<一定値N
1(=30回)のときは、手順37で重み係数SA
は一定値A1(=1/3)に設定される。手順36,
38で一定値N1(=30日)≦累積回数CNT<一
定値N2(=60回)と判断されると、手順39で
重み係数SAは一定値A2(=1/6)に設定され
る。また、一定値N2≦累積回数CNT(<上限値
NMAX)のときは、手順40で重み係数SAは一
定値A3(=1/9)に設定される。もし、スイツ
チデータSWTが1〜3の値を取るときは、上記
スイツチ2による指定が優先することを表すと共
に、手順41でスイツチデータSWTの値に応じ
た一定値A(SWT)が、重み係数SAとして設定
される。手順31で時刻TIMEが境界T1と等し
くないときは、上述の手順32〜41は実行され
ず、重み係数SAは修正されない。
このようにして、重み係数設定プログラム13
では、毎日平均需要の演算を行う前に、需要測定
を行つた累積回数CNTを累加すると共に、スイ
ツチ2による指定や累積回数CNTに応じて、重
み係数を設定する。また、累積回数CNTが上限
値NMAXを越えると、累積回数CNTを零に再設
定する。
では、毎日平均需要の演算を行う前に、需要測定
を行つた累積回数CNTを累加すると共に、スイ
ツチ2による指定や累積回数CNTに応じて、重
み係数を設定する。また、累積回数CNTが上限
値NMAXを越えると、累積回数CNTを零に再設
定する。
次に、上り需要演算プログラム14が作動す
る。
る。
手順51で平均需要の演算を行う時間帯に入つ
たかどうかを判断し、時刻TIMEが境界T1より
も小さいときは手順52へ進み、ここで平均需要
の演算のための初期値設定として、平均上り方向
需要PU1〜PU3をすべて零に設定する。手順5
1で時刻TIMEが境界T1以上になると手順53
へ進み、ここで時刻TIMEが境界T2よりも小さ
ければ手順54へ進んで、区間の平均上り方向
需要PU1は、新たに測定された上り方向需要
LDUにより、単位時間DT当たりの上り方向需要
LDU/(T2−T1)だけ増加するように修正され
る。時刻TIMEがT2≦TIME<T3のときは、手
順53→手順55→手順56と進み、ここで区間
の平均上り方向需要PU2は、手順54と同様
にして修正される。更に、時刻TIMEがT3≦
TIME<T4であれば、手順55→手順57→手
順58と進み、ここで区間の平均上り方向需要
PU3が手順54と同様にして修正される。
たかどうかを判断し、時刻TIMEが境界T1より
も小さいときは手順52へ進み、ここで平均需要
の演算のための初期値設定として、平均上り方向
需要PU1〜PU3をすべて零に設定する。手順5
1で時刻TIMEが境界T1以上になると手順53
へ進み、ここで時刻TIMEが境界T2よりも小さ
ければ手順54へ進んで、区間の平均上り方向
需要PU1は、新たに測定された上り方向需要
LDUにより、単位時間DT当たりの上り方向需要
LDU/(T2−T1)だけ増加するように修正され
る。時刻TIMEがT2≦TIME<T3のときは、手
順53→手順55→手順56と進み、ここで区間
の平均上り方向需要PU2は、手順54と同様
にして修正される。更に、時刻TIMEがT3≦
TIME<T4であれば、手順55→手順57→手
順58と進み、ここで区間の平均上り方向需要
PU3が手順54と同様にして修正される。
このようにして、上り需要演算プログラム14
では、区間〜区間の平均上り方向需要PU1
〜PU3が逐次修正される。
では、区間〜区間の平均上り方向需要PU1
〜PU3が逐次修正される。
次に、下り需要演算プログラム15が作動する
が、これは上り需要演算プログラム14と同様に
して、区間〜区間の平均下り方向需要PD1
〜PD3を逐次修正するものであるので、説明は
省略する。
が、これは上り需要演算プログラム14と同様に
して、区間〜区間の平均下り方向需要PD1
〜PD3を逐次修正するものであるので、説明は
省略する。
次に、平均需要推定プログラム16が作動す
る。
る。
時刻TIMEが区間の終了時刻である境界T4
に一致したときだけ、以下の手順62〜65が実
行される。すなわち、手順62でカウンタJを1
に初期設定する。手順63で前日までに演算され
た予測平均上り方向需要PUL(J)を(1−SA)倍
した値と、当日測定されたばかりの平均上り方向
需要PU(J)をSA倍した値とを加算して、新たに予
測平均上り方向需要PUL(J)を設定する。同様に
して予測平均下り方向需要PDL(J)も再設定され
る。手順64でカウンタJの値を判断し、それが
3に達していなければ、手順65でカウンタJに
1を加え、手順63に戻つて手順63→手順64
→手順65の演算が繰り返される。そして、区間
まで演算されると、カウンタJは3となり、手
順64から出口へ進む。
に一致したときだけ、以下の手順62〜65が実
行される。すなわち、手順62でカウンタJを1
に初期設定する。手順63で前日までに演算され
た予測平均上り方向需要PUL(J)を(1−SA)倍
した値と、当日測定されたばかりの平均上り方向
需要PU(J)をSA倍した値とを加算して、新たに予
測平均上り方向需要PUL(J)を設定する。同様に
して予測平均下り方向需要PDL(J)も再設定され
る。手順64でカウンタJの値を判断し、それが
3に達していなければ、手順65でカウンタJに
1を加え、手順63に戻つて手順63→手順64
→手順65の演算が繰り返される。そして、区間
まで演算されると、カウンタJは3となり、手
順64から出口へ進む。
このようにして、平均需要推定プログラム16
では、各区間〜区間における予測平均上り方
向需要PUL1〜PUL3及び予測平均下り方向需
要PDL1〜PDL3を毎日補正する演算が行われ
る。
では、各区間〜区間における予測平均上り方
向需要PUL1〜PUL3及び予測平均下り方向需
要PDL1〜PDL3を毎日補正する演算が行われ
る。
次に、出力プログラム17が動作し、平均需要
プログラム16で演算された各区間〜区間に
おける予測平均上り方向需要PUL1〜PUL3及
び予測平均下り方向需要PDL1〜PDL3が、出
力回路3Eから出力される。
プログラム16で演算された各区間〜区間に
おける予測平均上り方向需要PUL1〜PUL3及
び予測平均下り方向需要PDL1〜PDL3が、出
力回路3Eから出力される。
実施例では、建物竣工当初では重み係数SAを
大きく設定し、需要測定の累積回数CNTが増加
すると共に次第に重み係数SAを小さく設定する
ようにしたので、建物竣工当初では需要の代表値
Pkの変化に速く追従した需要の予測が可能とな
る。また、需要の代表値Pkが安定したところに
は、日々のデータの偶発性に影響されないような
需要予測が可能になる。
大きく設定し、需要測定の累積回数CNTが増加
すると共に次第に重み係数SAを小さく設定する
ようにしたので、建物竣工当初では需要の代表値
Pkの変化に速く追従した需要の予測が可能とな
る。また、需要の代表値Pkが安定したところに
は、日々のデータの偶発性に影響されないような
需要予測が可能になる。
また、累積回数CNTが上限値を越えると、累
積回数CNTをいつたん零に再設定するようにし
たので、需要の代表値Pkの変化が比較的短期間
で生じる建物では、代表値Pkの変化に対して、
自動的にかつ比較的追従性の良い需要予測が可能
となる。また、明らかに需要が変化したことが分
かつた場合、早急に需要の予測値をそれに追従さ
せるのが望ましいが、このような場合、重み係数
指定用スイツチ2を操作し、係員の判断で重み係
数SAを修正できるようにしたので、いつそう精
度の高い需要予測を迅速に行うことが可能とな
る。
積回数CNTをいつたん零に再設定するようにし
たので、需要の代表値Pkの変化が比較的短期間
で生じる建物では、代表値Pkの変化に対して、
自動的にかつ比較的追従性の良い需要予測が可能
となる。また、明らかに需要が変化したことが分
かつた場合、早急に需要の予測値をそれに追従さ
せるのが望ましいが、このような場合、重み係数
指定用スイツチ2を操作し、係員の判断で重み係
数SAを修正できるようにしたので、いつそう精
度の高い需要予測を迅速に行うことが可能とな
る。
更に、実施例では、重み係数SAを大きな値に
変更したとき(すなわち需要の代表値Pkが大き
く変化したとき)でも新しい需要の予測値は、そ
れまでの予測値から逐次修正して行くようにして
いる。このような場合、重み係数SAを大きな値
に変更した直後の1回目の需要予測においてだ
け、重み係数が1になるように設定しておけば、
上記1回目の需要予測の測定値Pk^(l)が、そのま
ま需要の予測値Pk^(l)となるため、いつそう追従
性が良くなることは明らかである。
変更したとき(すなわち需要の代表値Pkが大き
く変化したとき)でも新しい需要の予測値は、そ
れまでの予測値から逐次修正して行くようにして
いる。このような場合、重み係数SAを大きな値
に変更した直後の1回目の需要予測においてだ
け、重み係数が1になるように設定しておけば、
上記1回目の需要予測の測定値Pk^(l)が、そのま
ま需要の予測値Pk^(l)となるため、いつそう追従
性が良くなることは明らかである。
実施例では、累積回数CNTやスイツチデータ
SWTによる重み係数SAの設定値を3種類にした
が、これに限るものではない。その建物に適合す
る種類設定すればよい。
SWTによる重み係数SAの設定値を3種類にした
が、これに限るものではない。その建物に適合す
る種類設定すればよい。
また、重み係数SAは、各区間で同一のものを
使用するようにしたが、各区間ごとに重み係数
SAを異ならせて設定してもよい。このようにす
れば、各区間ごとに精度の良い需要予測が可能と
なる。
使用するようにしたが、各区間ごとに重み係数
SAを異ならせて設定してもよい。このようにす
れば、各区間ごとに精度の良い需要予測が可能と
なる。
更に、需要測定の度に、それまでの測定結果と
今回測定した結果とを比較し、その結果需要の代
表値Pkの変化の徴候を検出したときには、例え
ば累積回数CNTを零にリセツトして、追従性の
良い需要予測を行うようにすることも可能であ
る。
今回測定した結果とを比較し、その結果需要の代
表値Pkの変化の徴候を検出したときには、例え
ば累積回数CNTを零にリセツトして、追従性の
良い需要予測を行うようにすることも可能であ
る。
また、4以上の区間において需要を予測する場
合や、階床ごと(方向別)に需要を予測する場合
にも適用し得ることは明白である。
合や、階床ごと(方向別)に需要を予測する場合
にも適用し得ることは明白である。
なお、エレベータの交通量を推定する場合に限
らず、電力需要、水量需要等各種の需要の推定に
も適用し得る。
らず、電力需要、水量需要等各種の需要の推定に
も適用し得る。
[発明の効果]
以上説明したとおりこの発明では、各区間にお
ける需要をそれぞれ重み付けして使用し、周期の
経過程度に応じて重み係数の値を変化させるよう
にしたので、需要の変化への追従性が必要とされ
る期間でも、推定値の安定性が必要とされる期間
でも、需要を精度高く推定することができる効果
がある。
ける需要をそれぞれ重み付けして使用し、周期の
経過程度に応じて重み係数の値を変化させるよう
にしたので、需要の変化への追従性が必要とされ
る期間でも、推定値の安定性が必要とされる期間
でも、需要を精度高く推定することができる効果
がある。
第1図はこの発明による需要推定装置をエレベ
ータに適用した一実施例を示す上り方向需要曲線
図、第2図は同じく下り方向需要曲線図、第3図
は同じくブロツク回路図、第4図は第3図の
RAMの内容を示す図、第5図は第3図のROM
の内容を示す図、第6図にプログラムの全体概略
図、第7図は第6図の初期値設定プログラムの動
作の流れ図、第8図は同じく重み係数設定プログ
ラムの動作の流れ図、第9図は同じく上り需要演
算プログラムの動作の流れ図、第10図は同じく
平均需要推定プログラムの動作の流れ図である。 1……時計、2……重み係数指定用スイツチ、
3……制御装置、3B……CPU、3C……
RAM、3D……ROM、4……群管理装置、5
A〜5C……エレベータのかご、6A〜6C……
人数検出器、7A〜7C……乗込人数演算装置、
8A〜8C……切換装置、9A……上り人数加算
装置、9B……下り人数加算装置、13……重み
係数設定手段(重み係数設定プログラム)、14,
15……需要測定手段(上り及び下り需要演算プ
ログラム)、16……需要推定手段(平均需要推
定プログラム)、なお、図中同一符号は同一部分
を示す。
ータに適用した一実施例を示す上り方向需要曲線
図、第2図は同じく下り方向需要曲線図、第3図
は同じくブロツク回路図、第4図は第3図の
RAMの内容を示す図、第5図は第3図のROM
の内容を示す図、第6図にプログラムの全体概略
図、第7図は第6図の初期値設定プログラムの動
作の流れ図、第8図は同じく重み係数設定プログ
ラムの動作の流れ図、第9図は同じく上り需要演
算プログラムの動作の流れ図、第10図は同じく
平均需要推定プログラムの動作の流れ図である。 1……時計、2……重み係数指定用スイツチ、
3……制御装置、3B……CPU、3C……
RAM、3D……ROM、4……群管理装置、5
A〜5C……エレベータのかご、6A〜6C……
人数検出器、7A〜7C……乗込人数演算装置、
8A〜8C……切換装置、9A……上り人数加算
装置、9B……下り人数加算装置、13……重み
係数設定手段(重み係数設定プログラム)、14,
15……需要測定手段(上り及び下り需要演算プ
ログラム)、16……需要推定手段(平均需要推
定プログラム)、なお、図中同一符号は同一部分
を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ほぼ周期的に変動する需要の1周期を所定個
数の区間に分割し、上記区間における需要を上記
周期の繰り返しごとにそれぞれ測定する需要測定
手段と、 上記需要測定手段によつて測定された需要を各
周期に対して設定された重み係数に基づいて重み
付け平均し上記各区間における需要の推定値をそ
れぞれ演算する需要推定手段とを備えてなる需要
推定装置において、 需要の測定回数が増加するに伴つて上記重み係
数の値を次第に小さく設定するとともに、需要の
測定回数が規定回数に達すると上記重み係数を所
定値に再設定し、以後再び測定回数の増加に伴つ
て上記重み係数の値を次第に小さく設定する重み
係数設定手段を備えたことを特徴とする需要推定
装置。 2 上記重み係数は同一周期内の各区間毎にそれ
ぞれ異なる値に設定されていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の需要推定装置。 3 ほぼ周期的に変動する需要の1周期を所定個
数の区間に分割し、上記区間における需要を上記
周期の繰り返しごとにそれぞれ測定する需要測定
手段と、 上記需要測定手段によつて測定された需要を各
周期に対して設定された重み係数に基づいて重み
付け平均し上記各区間における需要の推定値をそ
れぞれ演算する需要推定手段とを備えてなる需要
推定装置において、 需要の測定回数が増加するに伴つて上記重み係
数の値を次第に小さく設定するとともに、新しい
周期の測定値が得られるとこれをそれまでの推定
値と比較しこの比較結果により需要変化の徴候が
検出されると上記重み係数を所定値に再設定し、
以後再び測定回数の増加に伴つて上記重み係数の
値を次第に小さく設定する重み係数設定手段を備
えたことを特徴とする需要推定装置。 4 上記重み係数は同一周期内の各区間毎にそれ
ぞれ異なる値に設定されていることを特徴とする
特許請求の範囲第3項記載の需要推定装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57187063A JPS5978080A (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | 需要推定装置 |
US06/544,234 US4612624A (en) | 1982-10-25 | 1983-10-21 | Demand estimation apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57187063A JPS5978080A (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | 需要推定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978080A JPS5978080A (ja) | 1984-05-04 |
JPS6330270B2 true JPS6330270B2 (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=16199498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57187063A Granted JPS5978080A (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | 需要推定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978080A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009050064A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Hitachi Ltd | 配電系統状態推定装置 |
-
1982
- 1982-10-25 JP JP57187063A patent/JPS5978080A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5978080A (ja) | 1984-05-04 |
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