JPS633026Y2 - - Google Patents

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JPS633026Y2
JPS633026Y2 JP1981123750U JP12375081U JPS633026Y2 JP S633026 Y2 JPS633026 Y2 JP S633026Y2 JP 1981123750 U JP1981123750 U JP 1981123750U JP 12375081 U JP12375081 U JP 12375081U JP S633026 Y2 JPS633026 Y2 JP S633026Y2
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JP
Japan
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arm
rotating shaft
present
actuator
rotary actuator
Prior art date
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JP1981123750U
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English (en)
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JPS5830968U (ja
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Publication of JPS633026Y2 publication Critical patent/JPS633026Y2/ja
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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、光学式、静電容量式、圧電式あるい
は磁気的デイスクプレーヤにおいて、デイスクか
ら信号を読み出すピツクアツプをトラツキング方
向あるいはラジアル方向に駆動する回動型アクチ
ユエータに関する。
従来の回動式アクチユエータについて説明する
と、第1図に示すのは光学式デイスク読取装置の
アクチユエータの例である。
回転軸1に回動自在に支承されたアーム2と該
アーム2に固定された光学系3とフオーカスアク
チユエータ4と駆動装置5とから成り立つてい
る。
駆動装置5は、コイル6と磁気回路7とから成
り、コイル6にトラツキング制御電流を印加する
ことにより、光軸をデイスク上のトラツクに追従
させる。
ここでトラツキングエラー検出方法及びトラツ
キングサーボ回路については、公知であり本考案
の要部ではないので省略する。
第2図は、従来の回動式アクチユエータの力の
作動状態を示すベクトル図である。
いま、アーム2を時計方向に回動させるように
コイルに電流を流すと、A点に発生する力はFa
である。アーム2を回転させる方向と、その直角
方向に力Faを分解するとFbとFcとなる。
同様にB点に発生する力Fdを直角方向に分解
するとFfとFeとなる。ここでFcとFfに注目すれ
ば、この2つのベクトルを合成するとF2方向の
ベクトルとなり、アーム2を水平移動させる力と
なる。
この時、アーム2と回転軸1の軸受けにガタが
あると、アーム2は回転ではなく水平移動となつ
てしまう。また、ガタが小さい場合には、回転軸
を撓わませる力となり、この結果、回動式のアク
チユエータでは高い周波数まで応答させることは
困難であつた。
更に、軸のガタを少くする為に例えば実開昭56
−16874のように軸受に2方向のラジアル荷重を
与えるような工夫がなされていた。本考案は、こ
のような複雑な軸受の構造を簡略化し、かつ高周
波域まで使用可能な回動式アクチユエータを提供
することを目的とする。
次に図面に従つて本考案を説明すると、本考案
に係る回動型アクチユエータは第3図に示すよう
に、回転軸1に回転自在に支承されたアーム2と
アーム2に内設された光学系3とフオーカスアク
チユエータ4とアーム2の両端に回転軸1に対し
て対向するように設けられた駆動装置5とから構
成されている。
駆動装置5は、コイル6と磁気回路7とから成
り、枠型をした磁気回路7とコイル6とがわずか
な間隙を有して対峙している。
また、アーム2の両端に取付けられた駆動装置
5,5′は、略等しい構造のもので、回転軸1か
らの距離は等しく構成される。
以上のような本考案の回動型アクチユエータ
は、駆動装置5,5′が略等しく構成されており、
かつ第4図に示すように回転軸1からのアーム2
の長さl,l′が等しいので、発生するトルクF2
F2′が等しいとともに、回転軸1のまわりの偶力
となるために、軸とアーム2との間にガタが存在
しても、第2図の従来技術で説明したような、ア
ーム2の平行移動が生じない。
従つて、高精度のアクチユエータとすることが
できる。また、左右対称の偶力となるために、回
転軸1が撓わんだりすることがない。
この結果、アクチユエータを高い周波数まで、
高精度で共振を生じることなく応答させることが
できる。
第2の実施例として、第5図に示すように回動
式アクチユエータのアーム2の長さl1,l2を非対
称とするとともに、コイルに発生する力をFA
FBとするも、FA・l1=FB・l2と回転モーメントが
等しくなるように、コイルの取付位置、磁気回路
の磁束密度、コイルの有効長を設定する。
このように構成した場合、アームの長さl1,l2
が異つても、発生する隅力は等しくなる。
従つて、アーム2の回転軸1にガタが存在して
も、アーム2が平行移動したり、回転軸1が撓わ
んだりすることがない。また、l1側のアーム2を
短くすることができるので、再生装置をコンパク
トにすることができる。
第6図は、本考案の第3の実施例を示すもので
ある。アーム2の略中央に回転軸1を設け、アー
ム2の両端に等しい駆動装置5を取付け、該駆動
装置5の枠型磁気回路7は、水平方向に延設され
ている。
以上の構成とした場合には、前述の効果の他に
アクチユエータの垂直方向の寸法を大巾に縮小す
ることができる。また、アーム2にも回転軸1に
もねじれが生じることがなく、高周波数まで応答
することができる。
第7図は、本考案の第4の実施例を示すもので
枠型の磁気回路7とコイル5を積みかさねるよう
に対峙させ、アーム2の上に光学系3を載置し、
更にフオーカスアクチユエータ4を固着する。
以上のように構成した場合は、情報読取装置を
水平方向にコンパクトにすることができ、高周波
域まで共振を生じることがない。
第8図は、本考案の第5の実施例を示すもので
ある。
駆動装置5の取付位置をアーム2の回転中心に
対して点対称の位置に取付けたものである。
このような構成とした場合は、磁気回路の位置
を内側にすることができ、装置をコンパクトにす
ることができる。また、アーム2を挟んで上下方
向に力のバランスがとれ、不要の隅力が働かない
ので、アクチユエータを高周波域まで共振を生ず
ることなく使用することができる。
第9図は、本考案の第6の実施例を示すもので
アーム2′とアーム8を十字型にするとともに、
アーム2′の両端に駆動装置5,5を取付け、こ
れを直交するアーム8に光学系3とフオーカスア
クチユエータ4を載置する。
以上のように構成した場合は、光学系3と磁気
回路が離れているので、光学系3のまわりに充分
なスペースをとることができ、デイスクを回転さ
せるスピンドルモータを近づけて配置でき、コン
パクトデイスクプレーヤに適している。
また、本考案の他の実施例として、第5図に示
す第2の実施例のFA・l1=FB・l2の関係を第3、
第4、第5、第6の実施例について適用するもの
であつてもよい。
このように、本考案の回動型アクチユエータに
よれば、左右対称の偶力となつて、アームを回動
させるので、アームを平行移動させる力が働かず
回転軸と軸受との間のガタを無視することができ
る。また、第10図に示すように、中間で共振の
ピークが現われず、アクチユエータを高い周波数
域まで精度よく応答させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の回動型アクチユエータを示す
斜視図、第2図は、その力の作用状態を示すベク
トル図、第3図は、本考案の第一実施例を示す斜
視図、第4図は、その力の作用状態を示すベクト
ル図、第5図は、本考案の第2の実施例を示す平
面図、第6図は、本考案の第3の実施例を示す斜
視図、第7図は、本考案の第4の実施例を示す斜
視図、第8図は、本考案の第5の実施例を示す斜
視図、第9図は、本考案の第6の実施例を示す斜
視図、第10図は、本考案と従来のアクチユエー
タとの比較を示す図表である。 1……回転軸、2,2′,8……アーム、3…
…光学系、4……フオーカスアクチユエータ、5
……駆動装置、6,6′……コイル、7,7′……
磁気回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスクに記録された信号を再生するピツクア
    ツプを、回転軸を中心として該デイスクのトラツ
    キング方向又はラジアル方向に駆動する回動型ア
    クチユエータにおいて、コイルと磁気回路とから
    なる駆動手段を少くとも2組備え、それぞれの駆
    動手段により発生する該回転軸を中心とする回転
    モーメントが相等しくなるように構成したことを
    特徴とする回動型アクチユエータ。
JP12375081U 1981-08-20 1981-08-20 回動型アクチユエ−タ Granted JPS5830968U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12375081U JPS5830968U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 回動型アクチユエ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12375081U JPS5830968U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 回動型アクチユエ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS5830968U JPS5830968U (ja) 1983-02-28
JPS633026Y2 true JPS633026Y2 (ja) 1988-01-25

Family

ID=29917640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12375081U Granted JPS5830968U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 回動型アクチユエ−タ

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5830968U (ja) 1983-02-28

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