JPH058482B2 - - Google Patents

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JPH058482B2
JPH058482B2 JP24166983A JP24166983A JPH058482B2 JP H058482 B2 JPH058482 B2 JP H058482B2 JP 24166983 A JP24166983 A JP 24166983A JP 24166983 A JP24166983 A JP 24166983A JP H058482 B2 JPH058482 B2 JP H058482B2
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JP
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track
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JPS60133502A (ja
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Akira Yokoyama
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH058482B2 publication Critical patent/JPH058482B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/488Disposition of heads
    • G11B5/4886Disposition of heads relative to rotating disc

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は磁気デイスク装置に係り、特にデータ
トラツクに書込まれた情報を用いてトラツク位置
を検出する磁気デイスク装置に関する。
〈従来技術〉 従来、磁気デイスク装置のヘツドの位置決め
は、ヘツドを所定の機械的位置に位置づける方式
から、デイスク面に記録された位置情報を読出し
てヘツドをこれに追従させるトラツクフオロイン
グ方式へと発展して来た。この方式の1つはサー
ボ面サーボ方式といわれるものでトラツク位置を
検出するための専用のサーボデイスクとサーボヘ
ツドを使用するものである。この方式は磁気デイ
スクの回転の各瞬間のトラツク位置情報が得られ
高精度で高速を要する磁気デイスク装置に適する
が、前記の如く専用のサーボデイスクとサーボヘ
ツドを必要とし、更にデータデイスクのトラツク
位置とサーボデイスクのトラツク位置との位置関
係、データヘツドとサーボヘツドの位置関係にず
れが生ずるとトラツク位置を正しく検出できない
欠点がある。第2の方式はデータ面サーボ方式と
称されるもので、磁気デイスクのデータ面をスピ
ンドルモータの回転軸を中心としてデータ情報領
域と扇形状のサーボ情報領域とに分割し、サーボ
情報領域のサーボデータをヘツドで検出して所定
のトラツクにアクセスする方式である。この方式
はサーボ面サーボ方式の欠点は解消するが、磁気
デイスクの回転中の一部の時間しかトラツク位置
情報が得られないために磁気デイスクの回転振れ
によるトラツク位置変動を検出できず、またシー
ク動作中はトラツク位置を検知するための別の手
段を要する欠点を有する。更にヘツドがデータの
書込み読出しと共用のため回路の故障等により、
誤つてサーボ情報領域の情報を消去・書換えして
サーボ情報を損つてしまう欠点がある。
以上のサーボ面サーボ方式、データ面サーボ方
式は各々欠点を有しており、これ等の欠点を除去
するにはデータトラツクに書込まれたデータ自体
を位置情報として利用することが考えられる。
第1図はデータデイスク面のデータ自体を位置
情報として用いる従来の実施例の要部を示す説明
図である。第2図は第1図の実施例で用いられる
ヘツドの構成を示す説明図である。第1図では、
1つのデータトラツクTを2つの半トラツクTa
Tbに分け、各半トラツクTa,Tbの磁化反転(デ
ータ)の領域を磁気デイスクの走行方向xに対し
て一定の角度(アジマス)θをもつて形成してあ
る。ただし、アジマスθは走行方向xに対して半
トラツクTaとTbとで互いに正負に異なる角度で
ある。データトラツクTの各半トラツクTa,Tb
にはデータ書込時に瞬間的にも全く同一のデータ
(磁化反転)が書込まれている。データを読出す
ヘツドは第2図に示す様にコアCaとCbとで一対
を成し、コアCaとCbの空隙Ga,Gbのなす角度は
磁気デイスクの走行方向xに対して各々半トラツ
クTa,Tbのアジマスθと同一のアジマスである。
トラツクT上のデータにより空隙Ga,Gbに発生
した磁束の変化はそれぞれコイルSCa,SCbで出
力信号Sa,Sbとして検出される。コアCa、コイ
ルSCaおよびコアCb、コイルSCb等でバイアジマ
スヘツドを構成している。以上のバイアジマスヘ
ツドが第1図に示す様にトラツクの走行方向xに
対して垂直方向yに移動し、シーク動作を行な
う。
第1図1,aはバイアジマスヘツドの空隙Ga
Gbの位置がトラツクTに全く一致している状態
を示す。この場合は各空隙Ga,Gbで検出される
磁束の位相が全く一致しているのでバイアジマス
ヘツドの各出力信号Sa,Sbの位相は第1図1,b
に示すように同一となる。第1図2,aはバイア
ジマスヘツドの空隙Ga,Gbが半トラツクTb側に
ずれている場合を示し、空隙Gb側が最初に最大
磁束になり次に空隙Ga側の磁束が最大になる。
従つて、バイアジマスヘツドの出力信号Sa,Sb
波形は第1図2,bの様になり正の位相差が生ず
る。第1図3,aはバイアジマスヘツドの空隙
Ga,Gbが半トラツクTa側にずれている場合を示
し、空隙Ga側が最初に最大磁束になり次に空隙
Gb側の磁束が最大になる。従つて、バイアジマ
スヘツドの出力信号Sa,Sbの波形は第1図3,b
の様になり負の位相差を生ずる。
以上、第1図1〜3に示した様にバイアジマス
ヘツドとトラツクとの位置関係を出力信号Sa,Sb
の位相差により検出することができる。このトラ
ツク位置検出方式を以下、“位置差バイアジマス
方式”と称する。
この従来の位相差バイアジマス方式を用いた磁
気デイスク装置はバイアジマスヘツドの出力信号
Sa,Sb自体からデータを読出し、これ等の位置差
から位置情報を得ることができるが、2個の半ト
ラツクに同じ情報を記録しなければならず、しか
も、既に記録されているデータを読み出して位置
情報を得るときは良いが、データを書き込む時に
どのようにしてトラツク位置を検出するかに関し
ては問題がある。
〈発明の目的〉 本発明は、前記の従来技術に鑑み、すべてのト
ラツクに異なるデータを記録しておき、このトラ
ツクの情報自体からトラツクの位置を知ると共に
トラツクに書込み動作をさせることのできる磁気
デイスク装置を得ることを目的とする。
〈本発明の構成〉 この目的を達成する本発明の構成は、磁気デイ
スク装置に係り、デイスク面上の互いに隣り合う
データトラツクに異なるアジマスでデータを記録
しておき、先の各アジマスと同一のアジマスを有
するバイアジマスヘツドを少なくとも2組備えて
複合ヘツドとし、これらの複合ヘツドのうち一方
の複合ヘツドの出力に対して他方の複合ヘツドの
出力が90度の位相差を持つて出力されるように配
置され、先の複合ヘツドの一方の組で先のデータ
を読み出して先のデータトラツクの位置を検出し
他方の組でデータの書き込みを行なうことを特徴
とするものである。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例について図面に基づき詳
細に説明する。
第3図は本発明の実施例のトラツク位置検出の
原理を示す原理図である。簡単のため、トラツク
はT0,T1,T2およびT3の4トラツクとし、各ト
ラツクは交互に異なるアジマスθA,θBで形成さ
れ、各トラツクの所定のヘツドの位置でヘツドに
より各データから検出される出力レベルは一定と
する。アジマスθAのトラツクではこれと同一のア
ジマスを持つヘツドAでデータを読出し、アジマ
スθBのトラツクではこれと同一のアジマスを持つ
ヘツドBでデータを読出す。バイアジマスヘツド
BH1,BH2は各々ヘツドA,Bを組合せたもの
で、BH1は各ヘツドA,Bをトラツクと直角に
各アジマスθA,θBに沿つて配列し、BH2は各ヘツ
ドA,BをアジマスθA,θBでトラツク方向に配列
してある。いまバイアジマスヘツドBHIを第3図
aの各トラツクT0,T1の中心位置からバイアジ
マスヘツドBH1の移動方向yに沿つて徐々にず
らしていくとAヘツドの出力は第3図bの如く、
Bヘツドの出力は第3図cの如く、各ヘツドの出
力振幅はトラツクの中心位置で最大でこの位置か
らずれるに従つてほぼ比例して低下し、各ヘツド
が対応するアジマスのトラツクと重なり合わなく
なる位置でゼロとなる。従つて、ヘツドAとBの
各出力の差をとると第3図dに示すように2つの
トラツクの中間位置でゼロとなり、このゼロをク
ロスする点を検出することによりトラツク位置を
知ることができる。この関係はバイアジマスヘツ
ドBH2のヘツド配列でも同じである。この様に
して位置検出が出来るのは、各トラツクを交互に
異なるアジマスθA,θBとしたから可能なのであ
り、隣接するトラツクのアジマスが全て同じであ
る一般の磁気デイスク装置ではこの様な形でトラ
ツクの位置を検出することはできない。
ところで、実際のトラツクのデータはトラツク
ごとに異なつているのでヘツドA,Bの出力レベ
ルは一定でない可能性がある。以上にこの点につ
いて説明する。
第4図は第3図におけるトラツクのデータ密度
とトラツク上の所定のヘツド位置におけるヘツド
出力との関係を示す特性図であり、第5図は第3
図におけるトラツクのデータ密度とヘツド出力の
波形を示す波形図である。第4図の領域に示す
ようにトラツクのデータ密度、つまり磁化反転の
密度が低いときは隣接する磁化の影響を受けない
のでヘツドで検出される出力の振幅は一定値をと
る。データの密度が高くなつてくると隣接する磁
化の影響が相互に干渉し合い出力の振幅は減少す
る。その減少の度合は第4図の領域に示す様に
データ密度が10倍増すごとに20(db)づつ振幅が
低下するほぼ1次遅れの特性を示す。第5図1,
bはデータ密度が低いときのトラツクのデータ
(第5図1,a)に対応したヘツド出力波形を示
し、第4図の領域に対応してその振幅はほぼ一
定値を有している。第5図2,bはデータ密度が
高いときのトラツクのデータ(第5図2,a)に
対応したヘツド出力波形を示し、第4図の領域
に対応してデータの粗密に応じてその振幅が異な
つている。従つて、この場合には第3図dに示す
様にヘツドAとBの差出力をとつても正しいトラ
ツク位置を検出することができない。しかし、こ
の場合は第5図2,cに示す様にヘツド出力波形
を微分すると、ヘツド出力波形のゼロ点をクロス
する部分の傾斜の絶対値は各ゼロ点でほぼ一定で
あるので、ヘツド出力の微分波形の振幅がほぼ一
定となり、ヘツドA,Bの出力の微分値の差をと
ることによりトラツクの位置を検出することがで
きる。従つて、各トラツクのデータがトラツクご
とに異なつていても第3図の原理に基づいて各ト
ラツクの位置を検出することができる。
なお、第3図の原理図からわかる様に本原理に
よるとアジマスθA,θBはバイアジマスヘツド
BH1,BH2の移動方向yといずれか一方は平行
であつても良いが、第1図に示す従来技術ではい
ずれのアジマスθもヘツド移動方向yと平行でな
い様に定めなければならない。また、各ヘツド
A,Bの出力差または出力微分差の演算は一つの
ヘツド位置に対して多くのデータの時間的な平均
をとつた形で信号処理される。更に、信号処理に
際してはヘツドA,Bの出力差または出力微分差
の各値はピークホールドする形で処理されるが、
この場合に同じデータ(同じ磁化反転状態)が続
くときと続かないときとで同じヘツド位置にもか
かわらずホールド値が異なることが考えられる
が、実際にはデータの記録方式として例えば
MFM(モデフアイFM)方式を採用するとすれば
磁化反転間隔はビツト長を1とすると1,1.5,
2の3種類しかないのでこの範囲でピークホール
ドすれば足り問題は生じない。
第6図は本発明の実施例の要部を説明する説明
図である。第6図aにおいては第3図におけるバ
イアジマスヘツドBH2と同じ構成を持つバイア
ジマスヘツドBH3,BH4を半トラツクずらして
1体に組合せて複合ヘツドCH1とし、この複合ヘ
ツドCH1をトラツクの方向とは垂直なy方向に駆
動させる場合を示す。バイアジマスヘツドBH3
をトラツクT0とT1との間に置き複合ヘツドCH1
をy方向に駆動したときのバイアジマスヘツド
BH3の中心線の位置に対する各ヘツドの出力は
第3図の場合と同様に考えて第6図b〜eに示す
ごとくなる。この場合にバイアジマスヘツド
BH3およびBH4の各ヘツドA,Bの出力差をと
ると第6f,gの如くなり各トラツクに対応した
ゼロクロス点が生じるのでこれを利用してトラツ
ク位置を検出することができる。
第6図aの位置ではバイアジマスヘツドBH3
で位置検出を行ないつつバイアジマスヘツド
BH4によりトラツクT0にデータの書込/読出を
行なうことができる。複合ヘツドCH1を図示の位
置より半トラツクずらせばバイアジマスヘツド
BH4で位置検出を行ないバイアジマスヘツド
BH3でデータの書込/読出を行なうことができ、
バイアジマスヘツドBH3とBH4とは相互にその
機能を交替することができる。
第7図は第6図のヘツドA,Bの位置関係を一
般化した場合の説明図である。ヘツドA,Bは第
6図に示す様に相互に近接している必要はなく一
般的には2n(n:整数)トラツクT離れていても
良く、これ等のヘツドA,Bでバイアジマスヘツ
ドBHoを構成している。バイアジマスヘツド
BHoのヘツドA又はBの位置とBH4との相対位
置関係は一般的には(2n−0.5)トラツクTの関
係にあれば良い。これ等を1体的に構成したもの
が複合ヘツドCHoとなる。
第8図は本発明の実施例の要部の構成を示す一
部断面図である。第8図の例は第7図においてヘ
ツドA,Bを同一トラツク上に配列し、かつバイ
アジマスヘツドBHoとBH4の間隔をヘツド移動
方向にLだけとつたときの構成を示してある。
DSはバイアジマストラツクを有する磁気デイス
クである。バイアジマスヘツドBH4,BHoは一
定の距離Lをおいて支持体SBで固定され、複合
ヘツドCHoを構成している。複合ヘツドCHoはヘ
ツドポジシヨナHPRにより矢印yの方向に移動
される。バイアジマスヘツドBH4とBHo間の距
離Lは磁気デスクDSの熱膨脹によるトラツク間
隔の変化と同一の変化をする様に支持体SBの材
質等に考慮を払うのが望ましい。
第9図は複合ヘツドを備えた磁気デイスク装置
の構成を示すブロツク図である。SCTはバイア
ジマスヘツドBH4とBHoとを選択するヘツド選
択回路であり、アドレスデコーダADRの指定に
より選択される。アドレスデコーダADRはホス
トシステムHSMからのアドレス指令ADに基づ
き、これを解読する。R/Wは読出書込回路であ
り、読出回路ROCと書込回路WRC等より構成さ
れている。読出書込回路R/Wはホストシステム
HSMとデータDAの送受を行なう。HPCはヘツ
ド位置制御回路であり、トラツク位置検出回路
TPC、増幅回路AMP、アクチユエータACRなど
から構成されている。アクチユエータACRによ
りヘツドポジシヨナHPRを移動させ、複合ヘツ
ドCHoを所定のトラツクにアクセスさせる。第9
図のヘツド選択回路SCTのスイツチの位置の場
合は、バイアジマスヘツドBH4によりこれに対
向するトラツクにデータを書込み、同時にバイア
ジマスヘツドBHoによりトラツク位置情報を検
出する場合を示している。ヘツド選択回路SCT
のスイツチはアドレスデコーダADRの指定によ
り、バイアジマスヘツドBH4,BHoを読出書込
回路R/Wと位置制御回路HPCとに互いに排他
的に切換える。
第10図は本発明の他の実施例の要部を説明す
る説明図である。この実施例では1組のバイアジ
マスヘツドBH5およびBH6を各々同一のアジマ
スθA,θBで構成して複合ヘツドCH2としたもので
ある。第10図aは複合ヘツドCH2とトラツク
T0,T1〜T3の位置関係を示す。ヘツドA1,A2
共にアジマスθAを有し、ヘツドB1,B2は共にア
ジマスθBを有しており各々1トラツクずらして配
置してある。第10図の場合にも第3図の原理を
適用すると各ヘツドの出力は第10図b〜eの如
くなる。ヘツドA1とA2、ヘツドB1とB2はいずれ
か一方がトラツクのアジマスと逆になるので、そ
の出力は互いに逆になる。従つて、ヘツドA1
A2の出力差、ヘツドB1とB2の出力差は第10図
f,gの如くなり、ゼロ点をクロスする位置でト
ラツク位置を検出することができる。なお、各ヘ
ツドの位置は第10図に示した場合のみだけでは
なく、ヘツドA1とA2の間隔は(2n−1)トラツ
ク離れて(n:整数)いても良く、またヘツド
B1はヘツドA1とヘツドの移動方向yに(2n+
0.5)トラツク離れて構成されても良い。
第11図は本発明の更に他の実施例の要部を説
明する説明図である。本実施例は第6図における
バイアジマスヘツドBH4のヘツドBを1トラツ
クずらしてバイアジマスヘツドBH7とし、バイ
アジマスヘツドBH3と組合せて複合ヘツドCH3
した例を示す。第11図aはトラツクと複合ヘツ
ドCH3との位置関係を示す。バイアジマスヘツド
BH3の出力(第11図b,c)は第6図のb,
cの波形と全く同じであり、この出力差(第11
図f)によりトラツクの位置を検出できる。バイ
アジマスヘツドBH7はトラツクの位置を検出で
きないが、その各ヘツドA,Bの出力(第11図
d,e)により図示の位置でそれぞれトラツク
T0,T1の各情報を同時に読出し、書込みができ
る。図示の位置から1トラツクずれた位置に来る
様な複合ヘツドCH3の位置決めは、バイアジマス
ヘツドBH7のヘツドのアジマスとトラツクのア
ジマスがヘツドA,Bとも逆になるので、無意味
となる。この特殊な構成は、例えばステツプモー
タによる位置決め系において1ステツプを2トラ
ツクに用いる場合に利用し得る。即ち、トラツク
密度を上げたいがステツプモータの機械的分解能
に限度がある様な場合に有効である。
第12図は本発明の要部である複合ヘツド部分
の他の実施例を示す一部断面図である。第8図の
実施例では同一デイスク面にバイアジマスヘツド
BH4,BHoを設けたが、本実施例では1枚の磁
気デイスクDSの上下両面にバイアジマスヘツド
BH4,BHoを配置したものである。バイアジマ
スヘツドBH4とBHoは磁気デイスクDSの面に対
して上下全く対称に配置されている必要はなく、
どの様にずれていても原理上は支障ない。
なお、バイアジマスヘツドは同一アームに設け
る場合だけでなく、異なるアームに取付けて複合
ヘツドを構成しても良い。
以上の各実施例において、アジマスはθAとθB
2種類について説明したが、これに限る必要はな
く3種類以上としても良い。例えば3種類にする
とヘツドは6個となる。
各実施例は媒体交換形、媒体固定形のいずれの
磁気デイスク装置にも適用でき、更に水平磁化方
式だけでなく垂直磁化方式にも適用することがで
きる。
なお、各実施例において本磁気デイスク装置が
システムに組込まれて初めて使用される際には各
データトラツクにはデータが記録されていないの
でトラツク位置の検出ができずデータの書込みが
できないが、これについては装置の製作工程で、
別途、ヘツド位置決め手段例えばサーボライタ類
似の設備により、各トラツクに例えばオール
“0”、“1”の様なデータを書込んでおけば良い。
なお、通常の装置の製作工程では記録機能の確認
のため全トラツクにデータを書込むことが行なわ
れているので前記のデータの書込は何等不利とは
ならない。
更に、各実施例によれば1つのデイスク面に対
して最低2個のヘツドを必要とするが、装置の外
形、容量等への影響はヘツドの数にはさほど寄与
せず、デイスク面数、枚数の寄与の方が大きいの
で、装置全体から見た場合追加されるヘツドのコ
スト以外に特に不利な点はなく、またこのヘツド
のコストも薄膜ヘツドが普及し、リソグラフイ技
術により同時に多数のヘツドが製造されるように
なると殆んど問題にならなくなる。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明した様に本発
明によれば、データトラツク上のデータ自体をト
ラツク位置検出に用いながらデータの書込みをす
ることができるので、従来の如くトラツク位置検
出専用のサーボ情報を書込むデイスク面上の領域
やこのための専用ヘツドを必要としない。更に、
本発明によれば、従来技術における位相差バイア
ジマス方式の如く1トラツクを半分に分けて全く
同じデータを各半トラツクに書込む無駄を除去で
き、半トラツク幅のヘツドを用いることによりデ
ータを記録するトラツクの数は2倍となり記憶容
量は2倍になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例の要部を示す説明図、第
2図は第1図の実施例で用いられるヘツドの構成
を示す説明図、第3図は本発明の実施例のトラツ
ク位置検出の原理を示す原理図、第4図は第3図
におけるトラツクのデータ密度とヘツド出力との
関係を示す特性図、第5図は第3図におけるトラ
ツクのデータ密度とヘツド出力の波形を示す波形
図、第6図は本発明の実施例の要部を説明する説
明図、第7図は第6図のヘツドA,Bの位置関係
を一般化した場合の説明図、第8図は本発明の実
施例の要部の構成を示す一部断面図、第9図は本
発明の全体構成を示すブロツク図、第10図は本
発明の他の実施例の要部を説明する説明図、第1
1図は本発明の更に他の実施例の要部を説明する
説明図、第12図は本発明の要部である複合ヘツ
ド部分の他の実施例を示す一部断面図である。 A,B……ヘツド、BH1,BH2〜BH7,BHo
……バイアジマスヘツド、CH1〜CH3,CHo……
複合ヘツド、DS……磁気デイスク、θA,θB……
アジマス、T0〜T3……トラツク、x……デイス
クの走行方向、y……ヘツドの移動方向、ADR
……アドレスレコーダ、R/W……読出書込回
路、HPC……ヘツド位置制御回路、SCT……ヘ
ツド選択回路、HSM……ホストシステム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 デイスク面上の互いに隣り合うデータトラツ
    クに異なるアジマスでデータを記録しておき、前
    記各アジマスと同一のアジマスを有するバイアジ
    マスヘツドを少なくとも2組備えて複合ヘツドと
    し、これらの複合ヘツドのうち一方の複合ヘツド
    の出力に対して他方の複合ヘツドの出力が90度の
    位相差を持つて出力されるように配置され、前記
    複合ヘツドの一方の組で前記データを読み出して
    前記データトラツクの位置を検出し他方の組でデ
    ータの書き込みを行なうことを特徴とした磁気デ
    イスク装置。
JP24166983A 1983-12-21 1983-12-21 磁気デイスク装置 Granted JPS60133502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24166983A JPS60133502A (ja) 1983-12-21 1983-12-21 磁気デイスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24166983A JPS60133502A (ja) 1983-12-21 1983-12-21 磁気デイスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60133502A JPS60133502A (ja) 1985-07-16
JPH058482B2 true JPH058482B2 (ja) 1993-02-02

Family

ID=17077751

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24166983A Granted JPS60133502A (ja) 1983-12-21 1983-12-21 磁気デイスク装置

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JP (1) JPS60133502A (ja)

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Publication number Publication date
JPS60133502A (ja) 1985-07-16

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